JP7041449B1 - マットレスと排便尿処理装置を一体とした介護用トイレによる介助方法 - Google Patents

Abstract

【課題】乳幼児の育児から寝たきり状態の要介護者や入院術後の医療現場で排便尿のときや、排便尿後の廃棄便の処理に日夜に亘り介助や介護の労働環境が厳しく大変な事情を改革する技術開発が課題であった。【解決手段】本願発明のマットレスと排便尿処理装置を一体とした介護用トイレによる介助方法により、悪臭伴う介護の労働環境が解消される。【選択図】なし

Description

本発明は、マットレスと排便尿処理装置を一体とした介護用トイレによる介助方法に関する技術分野である。

本発明はマットレスと排便尿処理装置を一体とした介護用トイレによる介助方法で、赤ちゃん（乳幼児）の育児から車椅子など歩行困難者等要介護者がベッド上で寝た自然の状態で排便を容易に処理する方法に関するイノベーションである。

特願２０１７－５３９２３

本発明のマットレスと排便尿処理装置を一体に組合せた介護用トイレによる介助方法により課題を解決するものである。

本発明は、このような状況を鑑みて案出されたマットレスと排便尿処理装置を一体に組合せた介護用トイレによる介助方法に関する。

請求項1の記載において、排便尿を処理する排便尿処理装置（以下「排便装置」）をマットレス内に組込み一体に構成した排便装置を寝たきりの介護用トイレとして用いるに当たり、
排便装置の機能をなすＵ字型排便槽の内部底面に大便を砕く回転盤と、排便水を処分する排出口とを備え側面に大小便かを感知する便臭センサや尿臭センサとを施した排便槽を組込んだ排便装置において、用便初動時の便量に拘わらず排便尿臭の感知により自動的に小水量を流出させその状態で、
排便が小便の際は中水量の放出で排出させ、又、大便の際は自動温水洗浄器により
「おしりとビデ」を洗浄させた後、自動的に大水量の放出により排便槽から排便を放出させ、
その廃棄便を排出口介して排水処理タンクに収め処分するシステムとした手段と、
又、寝た状態の人体腹（へそ）下の表面に恥陰部を隠す陰部遮蔽板を施した「排尿飛散遮蔽帯」を腹下腹部の左右側面に載せ装着させて用いる排便装置には
排便尿を処分する排水処理タンクとマットレス外部に設けた洗浄用給水タンクとから成る介護用トイレとして使う介助システムとしたことを特徴とした、マットレスと排便尿処理装置を一体とした介護用トイレによる介助方法に関する。

本発明のマットレスと排便尿処理装置を一体に組合せた介護用トイレによる介助方法は、排便装置の付いたマットレスに仰向けに寝た際にトイレ装置の部分にお尻が付く様にしたマットレスにし、赤ちゃんのオムツ替えや歩行困難者の要介護者と入院術後の「陰部尿道に管を挿入し排尿させる行為が不要」とした医療現場において、昼夜において介助者は陰部のみに弓状の「排便尿誘導帯」を腹下部に載せ、排便尿を処理する排水処理タンクとマットレス外部に設ける洗浄用給水タンクとにより介助できる極めて簡単な方法としたことで、安心・安全で労力を大幅に省ける排便装置としたことで介護現場の効率良い介護に期待できる。

排便尿を処理する排便尿処理装置（「排便装置」という）をマットレス内に組込み一体に構成した排便装置を寝たきりの介護用トイレとして用いるに当たり、排便装置の機能をするＵ字型排便槽の内部底面に大便を砕く回転盤と、排便水を処分する排出口と、側面に大小便かを感知する便臭センサや尿臭センサとを施した排便槽を組込んだ排便装置とは、用便初動や兆候時の微量により排便尿臭を感知し自動的に小水量（０、０５リットル程）を流出させ、その状態で排便が小便の時には中水量程（０、５リットル程）の水流を放出させその水力で小便を排出させる、又、大便の際は少量の排尿も伴うことから自動温水洗浄器で「おしりとビデ」を自動的に洗浄させた後、２秒～３秒程後に自動的に大水量（５～７リットル程）の放出により排便槽から排便を放出させ、その廃棄便をマットレス外部に設けた排出口に接続させ取付けた排水タンクか袋に収め処分するシステムとした手段と、また寝ながら手でリモコンを操作し小便や大便の排便を排出させることもできる。
又、寝た状態の人体腹（へそ）下表面に恥陰部を隠す陰部遮蔽板を施した弓状の「排尿飛散遮蔽帯（排尿の飛散を防ぐバンド帯の役目）」を腹下部に載せ、腹部側面に軽く付ける様に装着させて用いる排便装置を介護用トイレとして用いるもので、排便尿を処分する排水処理タンク（１５リットル程の容量）とマットレス外部に設けた洗浄用給水タンク（１８リットル入程とし水圧望むには１ｍ程の高さの台か吊るとよい）から成る介護用トイレとして使う介助システムとしたことを特徴とした、マットレスと排便尿処理装置を一体とした介護用トイレによる介助方法であり、本願発明の排便装置は、特願２０１７－５３９２３のマットレス内収納のオムツ着脱式トイレ装置をベースにしたもので専用の穴開け「シーツと敷きパッド」を使用し、従来のマットレス内に洗浄水タンクとを一体にした構造を、本願の発明は、洗浄水タンクをマットレスから切り離してマットレス外部の洗浄用給水タンクとした事で、洗浄後の処理水は排出口を介して排水タンク（袋）に収め処理するシンプルなシステムとした構造にした排便装置である。

排便槽の一般用サイズとして横幅１８センチメートル程、縦幅１５センチメートル程の、やや楕円形状で深さ１５センチメートル程とし、排便槽をセットするマットレスの厚さを１７センチメートル程とし、下部と上部の外側に洗浄水の口孔を各々５箇所程に設け、小水量と中水量の洗浄水は上部口孔から放出させ、大水量の洗浄水は下部口孔から排出口に向けて放出させる、マットレス内に組み合わせ排便槽はベットでの背上げ装置にも支障なく対応できる、介護用トイレとして使う介助システムとしたことを特徴とした、マットレスと排便尿処理装置を一体とした介護用トイレによる介助方法であり、特願２０２１－１８９８４０の日常的に電気機器（排便装置）を使用している際や、災害時の停電でも一定の時間に亘り蓄電された電気を使えるシステムとしたことを特徴とする、電気機器と全固体電池を組合せた蓄電型電気機器による電気の利用方法とを一体にして使用することもできる。

回転盤は排便時の大便を排出処理するに当たり硬便や軟便を問わず、粉便状に解いてから排出するのに用いるもので、皿型状の平盤に羽根を付け十文字型にやや高く（５ｍｍ程）した形状の羽根を設け、排便時に排便槽の側面や底面に付着し粘り付かない様に大便を処理するため、用便初動や兆候時の微量により排便尿臭を感知し自動的に小水量を流出させ、その状態で排便が小便の時には中水量程の水流を放出させその水力で小便を排出させる、又は、大便の際は少量の排尿も伴うことから自動温水洗浄器で「おしりとビデ」を自動的に洗浄させた後、２秒～3秒程後に自動的に大水量の放出により排便槽から排便を放出させ、その廃棄便をマットレス外部に設けた排出口に接続させ取付けた排水タンクか袋に収め処分するシステムとした介護用トイレである。

寝たきり状態で介護用トイレを活用すると予想される人は、２０２０年度のデータによると、要介護・要支援認定者（約６６６万人）と入院して手術する患者（約１６８万人）と車椅子、身体障害者（約３５６万人）と、入院し治療に専念する癌患者（約９０万人）と新生児（約８０万人）がいることから、介助する多くの人々に役立って頂きたい介護用トイレにより、介助要員の仕事（食事、入浴、排便尿処理）での内、一番面倒な排便尿処理が軽減され、強いては労働時間つまり勤務時間の改善と軽減化により従業員の省力化にも期待できる。

本発明のマットレスと排便尿処理装置を一体とした介護用トイレによる介助方法は、乳幼児の育成から車椅子等歩行困難者の要介護者と入院術後の医療現場等での介護分野における産業上の利用が可能である。

Claims (1)

1. 排便尿を処理する排便尿処理装置（以下「排便装置」）をマットレス内に組込み一体に構成した排便装置を寝たきりの介護用トイレとして用いるに当たり、
   排便装置の機能をなすＵ字型排便槽の内部底面に大便を砕く回転盤と、排便水を処分する排出口とを備え側面に大小便かを感知する便臭センサや尿臭センサとを施した排便槽を組込んだ排便装置において、
   用便初動時の便量に拘わらず排便尿臭の感知により自動的に小水量を流出させその状態で、
   排便が小便の際は中水量の放出で排出させ、又、大便の際は自動温水洗浄器により
   「おしりとビデ」を洗浄させた後、自動的に大水量の放出により排便槽から排便を放出させ、
   その廃棄便を排出口介して排水処理タンクに収め処分するシステムとした手段と、
   又、寝た状態の人体腹（へそ）下の表面に恥陰部を隠す陰部遮蔽板を施した「排尿飛散遮蔽帯」を腹下腹部の左右側面に載せ装着させて用いる排便装置には
   排便尿を処分する排水処理タンクとマットレス外部に設けた洗浄用給水タンクとから成る介護用トイレとして使う介助システムとしたことを特徴とした、マットレスと排便尿処理装置を一体とした介護用トイレによる介助方法。