JP7035365B2 - エレベータ制御システム、モータ制御装置、及びエレベータ制御方法 - Google Patents

エレベータ制御システム、モータ制御装置、及びエレベータ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、エレベータ制御システム、モータ制御装置、及びエレベータ制御方法に関する。
乗りかごを昇降させる同期モータと、同期モータに駆動電力を供給するインバータと、同期モータを制動するブレーキとを有するエレベータが知られている。エレベータでは、乗りかごを昇降させる際のブレーキ解放時に乗りかごの位置変動(いわゆる、ロールバック)が発生する。ロールバックを抑制するために、乗りかごの荷重を検出するロードセンサの検出値を用いて、乗りかごの荷重に対応するトルクを発生させる制御を行う方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平06-321441号公報
しかしながら、ロードセンサを用いないエレベータ(いわゆる、ロードセンサレス型のエレベータ)の場合、ブレーキ解放時に必要とするトルクをロードセンサによって予め把握することができないため、ロールバックを抑制することが難しい。
そこで、本発明は、ロードセンサを用いない場合でも、ブレーキ解放時のロールバックを抑制可能とするエレベータ制御システム、モータ制御装置、及びエレベータ制御方法を提供することを目的とする。
第1の態様に係るエレベータ制御システムは、エレベータの乗りかごを昇降させる同期モータをベクトル制御によって制御するシステムである。前記エレベータ制御システムは、前記同期モータのブレーキを解放するブレーキ解放指令を出力するブレーキ制御部と、前記ブレーキが解放される前に、前記同期モータの回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御又は前記同期モータの磁極位置を保持するゼロサーボ制御を開始する制御開始部と、前記ブレーキが解放される前に、前記同期モータにd軸電流を流し始めるd軸電流制御部とを有する。
第2の態様に係るモータ制御装置は、エレベータの乗りかごを昇降させる同期モータをベクトル制御によって制御する装置である。前記モータ制御装置は、前記同期モータのブレーキが解放される前に、前記同期モータの回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御又は前記同期モータの磁極位置を保持するゼロサーボ制御を開始する制御開始部と、前記ブレーキが解放される前に、前記同期モータにd軸電流を流し始めるd軸電流制御部とを有する。
第3の態様に係るエレベータ制御方法は、エレベータの乗りかごを昇降させる同期モータをベクトル制御によって制御する方法である。前記エレベータ制御方法は、前記同期モータのブレーキを解放するブレーキ解放指令を出力し、前記ブレーキが解放される前に、前記同期モータの回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御又は前記同期モータの磁極位置を保持するゼロサーボ制御を開始し、前記ブレーキが解放される前に、前記同期モータにd軸電流を流し始める。
一態様によれば、ロードセンサを用いない場合でも、ブレーキ解放時のロールバックを抑制可能とするエレベータ制御システム、モータ制御装置、及びエレベータ制御方法を提供することができる。
実施形態に係るエレベータのシステム構成を示すブロック図である。 実施形態に係るエレベータ制御方法を示すフロー図である。 実施形態に係るエレベータ制御システムの動作例を示すタイムチャートである。 実施形態の変更例1に係るd軸電流の制御方法を示す図である。 実施形態の変更例1に係るd軸電流の制御方法を示す図である。 実施形態の変更例2に係るエレベータのシステム構成を示すブロック図である。 その他の実施形態に係るエレベータのシステム構成を示すブロック図である。
実施形態について図面を参照しながら説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
(エレベータのシステム構成)
図1は、実施形態に係るエレベータ1のシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように、エレベータ1は、同期モータ10と、電流センサ11と、ブレーキ12と、エンコーダ13と、乗りかご14と、カウンタウェイト15と、ワイヤーロープ16と、巻上機17と、上位コントローラ100と、インバータ200とを有する。
同期モータ10は、巻上機17を駆動することによって乗りかご14を昇降させる。同期モータ10は、IPM(Interior Permanent Magnet)モータであってもよい。実施形態において、同期モータ10は、ギアを介さずに巻上機17を駆動するギアレス型の同期モータである。同期モータ10は、軸方向(回転軸方向)に細長い形状を有するペンシル型の同期モータである。ペンシル型の同期モータは、設置された状態において高さ方向の設置スペースを削減することができる。本実施形態の同期モータ10は、一般に高層ビル向けエレベータの巻上げ用として供される薄型大口径のモータ(直径が大きく偏平型のモータ)に比し、低慣性かつ低トルク(すなわち、高応答)の特性を有する。なお、ペンシル型モータは、一般に高層ビル用エレベータの巻上げ用として供される薄型大口径のモータ(直径が大きく偏平型のモータ)に比し、軸方向(回転軸方向)に細長い形状を有する。
電流センサ11は、同期モータ10の相電流を検出し、検出値をインバータ200に出力する。
ブレーキ12は、同期モータ10を制動する。ブレーキ12は、乗りかご14を昇降させる際にブレーキ解放指令に基づいて解放されることによって同期モータ10の制動を解除する。実施形態において、ブレーキ解放指令は、上位コントローラ100から出力される。ブレーキ12は、ブレーキ解放指令を受信してから所定の遅延時間後に解放される。
エンコーダ13は、同期モータ10の回転軸に取り付けられる。エンコーダ13は、同期モータ10の回転速度及び磁極位置の少なくともいずれかを検出し、検出値をインバータ200に出力する。
乗りかご14及びカウンタウェイト15は、巻上機17に掛け渡されたワイヤーロープ16に繋がれている。実施形態に係るエレベータ1は、乗りかご14の荷重を検出するロードセンサを備えていないロードセンサレス型のエレベータである。
上位コントローラ100は、ブレーキ12及びインバータ200を制御する。上位コントローラ100は、PLC(Programmable Logic Controller)であってもよい。
インバータ200は、同期モータ10に駆動電力を供給する。インバータ200は、モータ制御装置に相当する。ここで、モータ制御装置はインバータに限らず、マトリクスコンバータ等の電力変換装置であってもよい。モータ制御装置は、電力変換装置と読み替えることができる。モータ制御装置(電力変換装置)は、半導体スイッチのスイッチングにより、周波数、電流、電圧等の電力の変換を行う装置である。
実施形態において、インバータ200は、ベクトル制御を用いて同期モータ10を制御する。ベクトル制御では、インバータ200から同期モータ10に流す電流(一時電流)の成分として、磁束成分に相当するd軸電流と、トルク(回転力)成分に相当するq軸電流とを独立に制御する。インバータ200は、エンコーダ13によって検出される磁極位置と、電流センサ11によって検出される相電流とに基づいて、d軸電流及びq軸電流のそれぞれを独立に制御する。なお、d軸とは同期モータ10の回転子永久磁石による磁束軸と平行な軸であり、q軸とは同期モータ10の回転子永久磁石による磁束軸に直交する軸である。
実施形態において、上位コントローラ100及びインバータ200は、エレベータ制御システム2を構成する。但し、上位コントローラ100の機能の少なくとも一部がインバータ200に組み込まれていてもよい。
このようなエレベータ1において、乗りかご14を昇降させる際のブレーキ解放時に、乗りかご14の位置変動であるロールバックが発生し得る。また、ロードセンサレス型のエレベータ1において、ブレーキ12が解放されると、大きなトルクを発生させるために、ベクトル制御によって同期モータ10にq軸電流が急激に流れることになる。その結果、ブレーキ12の解放時に同期モータ10に突発的な電流が流れることによって、ロールバックが発生したり、同期モータ10から音(電磁音)が発生したりする問題がある。同期モータ10が発生させる音は、巻上機17及びワイヤーロープ16を介して乗りかご14内に伝搬し得る。
次に、上位コントローラ100の構成について説明する。上位コントローラ100は、インバータ起動部101と、ブレーキ制御部102とを有する。
インバータ起動部101は、乗りかご14を昇降させる際に、インバータ200を起動させるためにインバータ起動指令をインバータ200に出力する。インバータ200は、インバータ起動指令の受信に応じて起動する。
ブレーキ制御部102は、インバータ起動部101がインバータ起動指令を出力した後に、ブレーキ解放指令をブレーキ12及びインバータ200に出力する。但し、ブレーキ制御部102は、インバータ200に設けられてもよい。ブレーキ制御部102がインバータ200に設けられる場合、インバータ200からブレーキ12に対してブレーキ解放指令を出力してもよい。
次に、インバータ200の構成について説明する。インバータ200は、制御開始部201と、速度制御部202と、減算部203と、q軸電流制御部204と、d軸電流制御部205と、座標変換部206と、電流調節部207と、座標変換部208と、電流変換部209とを有する。
制御開始部201は、ブレーキ12が解放される前に、同期モータ10の回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御を開始する。具体的には、開始制御部201は、速度指令の値としてゼロを設定するよう速度制御部202を制御する。開始制御部201は、インバータ200の起動後であって、ブレーキ解放指令を受信する前に、ゼロ速度制御を開始してもよい。また、開始制御部201は、d軸電流を流し始めるようd軸電流制御部205を制御する。
速度制御部202は、同期モータ10の回転速度を指定する速度指令を出力する。速度制御部202は、制御開始部201の制御下で、同期モータ10の回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御を開始する。速度制御部202は、ブレーキ12が解放された後に、ゼロ速度制御を終了するとともに、同期モータ10の回転速度を上昇させる速度上昇制御を開始する。
減算部203は、速度制御部202が出力する速度指令と、エンコーダ13が出力する回転速度検出値との偏差を算出し、算出した偏差をq軸電流制御部204に出力する。
q軸電流制御部204は、同期モータ10に流すq軸電流を制御する。q軸電流制御部204は、速度制御部202が出力する速度指令と、エンコーダ13が出力する回転速度検出値との偏差をゼロにするように、回転二軸座標(d-q軸)上のトルク成分に相当するq軸電流指令(Iq指令)を算出し、Iq指令を電流調整部207に出力する。
d軸電流制御部205は、同期モータ10に流すd軸電流を制御する。d軸電流制御部205は、開始制御部201の制御下で、ブレーキ12が解放される前に、同期モータ10にd軸電流を流し始める。具体的には、d軸電流制御部205は、回転二軸座標(d-q軸)上の磁束成分に相当するd軸電流指令(Id指令)を電流調整部207に出力する。d軸電流制御部205は、d軸電流を流し始めてからブレーキ12が解放されるまでの所定期間に渡って、同期モータ10に流すd軸電流を連続的に増加させる。ここで、「所定期間」とは、d軸電流を流し始めてからブレーキ開放までの全期間に限らず、d軸電流を流し始めてからブレーキ開放までの一部期間であってもよい。また、「連続的に増加」とは、徐々に増加させることであってもよいし、ミクロ的にみてデジタル的に(段階的に)増加させることであってもよい。
座標変換部206は、電流センサ11が検出した相電流(例えば、U相電流及びV相電流)と、エンコーダ13が検出した磁極位置とに基づいて、相電流の検出値をd軸電流(Id)及びq軸電流(Iq)の値に変換する。このような座標変換(ベクトル演算)の方法は当業者に広く知られているため、座標変換の詳細な説明については省略する。
電流調節部207は、d軸電流制御部205が出力するd軸電流指令(Id指令)の値と、座標変換部206が出力するd軸電流値(Id)との偏差を算出し、この偏差をゼロにするようにd軸電圧指令(Vd指令)を算出し、d軸電圧指令(Vd指令)を座標変換部208に出力する。また、電流調節部207は、q軸電流制御部204が出力するq軸電流指令(Iq指令)の値と、座標変換部206が出力するq軸電流値(Iq)との偏差を算出し、この偏差をゼロにするようにq軸電圧指令(Vq指令)を算出し、q軸電圧指令(Vq指令)を座標変換部208に出力する。
座標変換部208は、電流調整部207が出力するd軸電圧指令(Vd指令)及びq軸電圧指令(Vq指令)と、エンコーダ13が検出した磁極位置とに基づいて、d軸電圧指令(Vd指令)及びq軸電圧指令(Vq指令)を静止座標系の電圧指令(Vu指令、Vv指令、及びVw指令)に変換し、電圧指令(Vu指令、Vv指令、及びVw指令)を電力変換部209に出力する。
電流変換部209は、座標変換部206が出力する電圧指令(Vu指令、Vv指令、及びVw指令)に基づいて、図示を省略する電源からの電力を3相交流(モータ駆動電力)に変換し、駆動電力を同期モータ10に供給する。
(エレベータ制御方法)
図2は、実施形態に係るエレベータ制御方法を示すフロー図である。
図2に示すように、ステップS1において、インバータ起動部101は、インバータ200を起動する。
ステップS2において、速度制御部202(開始制御部201)は、同期モータ10の回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御を開始する。ゼロ速度制御は、同期モータ10の磁極位置を初期位置(ゼロ位置)に維持するよう制御するゼロサーボ制御に比べて、後続の速度制御(速度上昇制御)を実施する際に、位置制御から速度制御に切り替える必要が無い。
ステップS3において、d軸電流制御部205は、同期モータ10にd軸電流を流し始める。d軸電流制御部205は、d軸電流を目標値まで連続的に増加させる。同期モータ10にd軸電流を流し始めることによって、同期モータ10の回転軸を保持させる保持力を発揮させることができる。さらに、ブレーキ12の解放時にq軸電流が同期モータ10に流れても、ブレーキ12の解放時の電流の変動量を小さくすることができる。
ステップS4において、ブレーキ制御部102は、ブレーキ解放指令を出力する。
ステップS5において、d軸電流制御部205は、d軸電流を目標値に到達させる(すなわち、d軸電流の立ち上げを完了する)。具体的には、d軸電流制御部205は、ブレーキ12が解放された時点においてd軸電流がq軸電流よりも多くなるようにd軸電流を目標値まで増加させる。ブレーキ12が解放されるよりも前にd軸電流を目標値まで増加させることによって、ブレーキ解放時にq軸電流が同期モータ10に流れてもブレーキ解放時の電流の変動量を小さくすることができる。
ステップS6において、ブレーキ12は、ブレーキ解放指令を受信してから所定の遅延時間後に解放される。
ステップS7において、速度制御部202は、ゼロ速度制御から、同期モータ10の回転速度を上昇させる速度上昇制御に切り替える。その結果、乗りかご14の昇降が行われる。
ステップS8において、d軸電流制御部205は、同期モータ10に流すd軸電流を連続的に減少させる。「連続的に減少」とは、徐々に減少させることであってもよいし、ミクロ的にみてデジタル的に(段階的に)減少させることであってもよい。
(動作例)
図3は、実施形態に係るエレベータ制御システムの動作例を示すタイムチャートである。
時刻t1:図3(a)に示すように、インバータ起動部101は、インバータ起動指令をインバータ200に出力する。また、図3(d)に示すように、速度制御部202(開始制御部201)は、ゼロ速度制御を開始する。さらに、図3(e)に示すように、d軸電流制御部205は、同期モータ10にd軸電流を流し始める。d軸電流制御部205は、d軸電流を目標値まで連続的に増加させる。一例として、d軸電流の目標値は、同期モータ10の定格電流の50%程度の値とすることができる。
時刻t2:図3(b)に示すように、ブレーキ制御部102は、ブレーキ解放指令をブレーキ12及びインバータ200に出力する。
時刻t3:図3(e)に示すように、d軸電流制御部205は、d軸電流を目標値に到達させる(すなわち、d軸電流の立ち上げを完了する)。このように、d軸電流制御部205は、d軸電流を流し始めてからブレーキ12が解放されるまでの所定期間(時刻t1~t3の期間)に渡って、同期モータ10に流すd軸電流を連続的に増加させる。ここで、d軸電流制御部205は、d軸電流を連続的に増加させる際に増加速度を変化させる。図3(e)の例では、d軸電流制御部205は、d軸電流を連続的に増加させる際に、d軸電流の増加速度を上昇させた後、d軸電流の増加速度を低下させる。言い換えると、d軸電流制御部205は、d軸電流をS字状に変化させる。これによって、所定期間の開始時にd軸電流を滑らかに増加させることができるため、d軸電流に起因した音の発生を防止することができる。
時刻t4:図3(c)に示すように、ブレーキ12が実際に解放される。ブレーキ12が実際に解放されると、エンコーダ13が同期モータ10の回転速度変化を検出する。ここで、ゼロ速度制御によって、速度制御部202が出力する速度指令の値はゼロに設定されている。このため、図3(g)に示すように、q軸電流制御部204は、同期モータ10の回転速度の変化を止めるようにq軸電流指令(Iq指令)を算出して出力する。その結果、同期モータ10にq軸電流が流れる。但し、d軸電流を目標値まで既に増加させているため、ブレーキ解放時にq軸電流が同期モータ10に流れても、ブレーキ解放時のモータ電流の変動量を小さくすることができる。よって、ブレーキ12の解放時に同期モータ10に突発的な電流が流れることを防止することができる。
時刻t5:図3(d)及び図3(f)に示すように、速度制御部202(制御開始部201)は、ゼロ速度制御を終了するとともに、同期モータ10の回転速度を上昇させる速度上昇制御を開始する。
時刻t6:図3(e)に示すように、d軸電流制御部205は、同期モータ10に流すd軸電流を時刻t7までの期間内で連続的に(徐々に)減少させる。同期モータ10に流すd軸電流を徐々に減少させることによって、q軸電流の急峻な増加を抑制することができるため、同期モータ10への過大な電流が流れることによるショック等が発生する可能性をより低減できる。
(実施形態のまとめ)
実施形態に係るエレベータ制御システム2は、同期モータ10のブレーキ12を解放するブレーキ解放指令を出力するブレーキ制御部102と、ブレーキ12が解放される前に、同期モータ10の回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御を開始する制御開始部201と、ブレーキ12が解放される前に、同期モータ10にd軸電流を流し始めるd軸電流制御部205とを有する。ゼロ速度制御は、同期モータ10の磁極位置を初期位置(ゼロ位置)に維持するよう制御するゼロサーボ制御に比べて、後続の速度制御を実施する際に、位置制御から速度制御に切り替える必要が無くなるため、切り替え時にショック等(ロールバック)が発生する可能性をより低減できる。また、ブレーキ12が解放される前に、同期モータ10にd軸電流を流し始めることによって、同期モータ10の回転軸を保持させる保持力を発揮させることができる。さらに、ブレーキ12の解放時にq軸電流が同期モータ10に流れても、ブレーキ12の解放時の電流の変動量を小さくすることができる。よって、ブレーキ12の解放時に同期モータ10に突発的な電流が流れることを防止することができるため、ブレーキ12の解放時にショック等が発生する可能性を低減することができる。また、同期モータ10に突発的な(急峻な)電流が流れることによる音(電磁音)が発生しないようにすることができる。
d軸電流制御部205は、d軸電流を流し始めてからブレーキ12が解放されるまでの所定期間に渡って、同期モータ10に流すd軸電流を連続的に増加させてもよい。同期モータ10に突発的なd軸電流が流れると、d軸電流に起因して同期モータ10から音が発生する懸念がある。このため、d軸電流を流し始めてからブレーキ12が解放されるまでの所定期間に渡って、同期モータ10に流すd軸電流を連続的に増加させることによって、同期モータ10に突発的な(急峻な)d軸電流が流れることを防止することができる。
実施形態において、d軸電流制御部205は、d軸電流を連続的に増加させる際に増加速度を変化させる。d軸電流制御部205は、d軸電流を連続的に増加させる際に、d軸電流の増加速度を上昇させた後、d軸電流の増加速度を低下させてもよい。d軸電流の増加速度を徐々に上昇させた後、d軸電流の増加速度を徐々に低下させることによって、所定期間の開始時にd軸電流を滑らかに増加させることができるため、d軸電流に起因した音の発生をより確実に防止することができる。
d軸電流制御部205は、ブレーキ12が解放された時点においてd軸電流がq軸電流よりも多くなるようにd軸電流を目標値まで増加させてもよい。ブレーキ12が解放された時点においてd軸電流がq軸電流よりも多くなるようにd軸電流を目標値まで増加させることによって、ブレーキ12の解放時にq軸電流が同期モータ10に流れても、ブレーキ12の解放時の電流の変動量を小さくすることができる。よって、より確実に、ブレーキ12の解放時に同期モータ10から音が発生しないようにすることができる。
制御開始部201は、ブレーキ12が解放された後、ゼロ速度制御を終了するとともに、同期モータ10の回転速度を上昇させる速度上昇制御を開始してもよい。d軸電流制御部205は、速度上昇制御が開始された後、同期モータ10に流すd軸電流を連続的に減少させてもよい。速度上昇制御が開始された後、同期モータ10に流すd軸電流を徐々に減少させることによって、q軸電流の急峻な増加を抑制することができるため、同期モータ10への過大な電流が流れることによるショック等が発生する可能性をより低減できる。
同期モータ10は、軸方向(回転軸方向)に細長い形状を有するペンシル型の同期モータであってもよい。ペンシル型の同期モータは、設置された状態において高さ方向の設置スペースを削減することができる。よって、ペンシル型の同期モータは、設置スペースの限られる低層ビルに好適である。
(変更例1)
上述した実施形態において、d軸電流制御部205が、所定期間内でd軸電流を連続的に増加させる際に、d軸電流の増加速度を上昇させた後、d軸電流の増加速度を低下させる一例を説明した(図3(e)参照)。
しかしながら、図4に示すように、d軸電流制御部205は、所定期間内でd軸電流を連続的に増加させる際に、d軸電流の増加速度を一定に維持してもよい。すなわち、d軸電流制御部205は、d軸電流を直線的に増加させる。
或いは、図5に示すように、d軸電流制御部205は、所定期間内でd軸電流を連続的に増加させる際に、d軸電流の増加速度を上昇させてもよい。具体的には、d軸電流制御部205は、所定期間の途中までは第1の増加速度でd軸電流を増加させ、所定期間の途中からは第1の増加速度よりも高い第2の増加速度でd軸電流を増加させる。これによって、d軸電流を流し始めにおいてd軸電流の増加速度を抑制し、d軸電流に起因した音の発生をより確実に防止することができる。
(変更例2)
上述した実施形態において、制御開始部201が、ブレーキ12が解放される前にゼロ速度制御を開始する一例を説明した。しかしながら、図6に示すように、制御開始部201は、ブレーキ12が解放される前にゼロサーボ制御を開始してもよい。図6に示す変更例では、減算部203aは速度制御部202とゼロサーボ制御部210との間で入力切り替え可能に構成されている。制御開始部201は、ブレーキ12が解放される前に、ゼロサーボ制御部210の出力を減算部203aに入力させる。制御開始部201は、ブレーキ12が解放された後に、速度制御部202の出力を減算部203aに入力させる。
(その他の実施形態)
図7は、その他の実施形態に係るシステム構成を示すブロック図である。図7に示すように、同期モータ10には、同期モータ10が発生させる振動及び/又は音を検出するセンサ18が取り付けられる。センサ18は、同期モータ10に直接的に取り付けられずに、同期モータ10の周辺に設置されてもよい。インバータ200は、センサ18の検出値に基づいて、同期モータ10に流すd軸電流に関するパラメータを調整するパラメータ調整部211を有する。或いは、パラメータ調整部211は、上位コントローラ100に設けられてもよい。
ここで、d軸電流に関するパラメータとは、図3(e)、図4及び図5に示すように、所定期間の長さ(すなわち、d軸電流の増加に要する時間)、d軸電流の増加速度の傾き・推移(すなわち、d軸電流の増加パターン)、及び目標値(すなわち、定格電流に対するd軸電流の比)のうち少なくともいずれかである。
一例として、パラメータ調整部211は、各パラメータとブレーキ12が解放される際のセンサ18の検出値とを対応付けて記憶し、パラメータを変化させた際のセンサ検出値の変化に基づいて、同期モータ10が発生させる振動及び/又は音が小さくなるように各パラメータの値を決定する。
このように、同期モータ10が発生させる振動及び/又は音を検出するセンサの検出値に基づいて、同期モータ10に流すd軸電流に関するパラメータを調整することによって、同期モータ10が発生させる振動及び/又は音を抑制するように、最適なパラメータに自動で調整することができる。
1・・・エレベータ、10・・・同期モータ、11・・・電流センサ、12・・・ブレーキ、13・・・エンコーダ、14・・・乗りかご、15・・・カウンタウェイト、16・・・ワイヤーロープ、17・・・巻上機、18・・・センサ、100・・・上位コントローラ、101・・・インバータ起動部、102・・・ブレーキ制御部、200・・・インバータ、201・・・制御開始部、202・・・速度制御部、203・・・減算部、204・・・q軸電流制御部、205・・・d軸電流制御部、206・・・座標変換部、207・・・電流調節部、208・・・座標変換部、209・・・電流変換部、210・・・ゼロサーボ制御部、211・・・パラメータ調整部

Claims (12)

  1. エレベータの乗りかごを昇降させる同期モータをベクトル制御によって制御するエレベータ制御システムであって、
    前記同期モータのブレーキを解放するブレーキ解放指令を出力するブレーキ制御部と、
    前記ブレーキが解放される前に、前記同期モータの回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御又は前記同期モータの磁極位置を保持するゼロサーボ制御を開始する制御開始部と、
    前記ブレーキが解放される前に、前記同期モータにd軸電流を流し始めるd軸電流制御部と
    を有し、
    前記制御開始部は、前記乗りかごの荷重に関する情報を用いることなしに前記ゼロ速度制御又は前記ゼロサーボ制御を開始するエレベータ制御システム。
  2. 前記制御開始部は、前記ブレーキが解放される前に、前記同期モータの回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御を開始する
    請求項1に記載のエレベータ制御システム。
  3. 前記d軸電流制御部は、前記d軸電流を流し始めてから前記ブレーキが解放されるまでの所定期間に渡って、前記同期モータに流す前記d軸電流を連続的に増加させる
    請求項1又は2に記載のエレベータ制御システム。
  4. 前記d軸電流制御部は、前記d軸電流を連続的に増加させる際に増加速度を変化させる
    請求項3に記載のエレベータ制御装置。
  5. 前記d軸電流制御部は、前記d軸電流を連続的に増加させる際に、前記d軸電流の増加速度を上昇させる
    請求項4に記載のエレベータ制御システム。
  6. 前記d軸電流制御部は、前記d軸電流を連続的に増加させる際に、前記d軸電流の増加速度を上昇させた後、前記d軸電流の増加速度を低下させる
    請求項4に記載のエレベータ制御システム。
  7. 前記同期モータに流すq軸電流を制御するq軸電流制御部を有し、
    前記d軸電流制御部は、前記ブレーキが解放された時点において前記d軸電流が前記q軸電流よりも多くなるように前記d軸電流を目標値まで増加させる
    請求項1~6のいずれか一項に記載のエレベータ制御システム。
  8. 前記制御開始部は、前記ブレーキが解放された後、前記ゼロ速度制御を終了するとともに、前記同期モータの回転速度を上昇させる速度上昇制御を開始し、
    前記d軸電流制御部は、前記速度上昇制御が開始された後、前記同期モータに流す前記d軸電流を連続的に減少させる
    請求項2に記載のエレベータ制御システム。
  9. 前記同期モータが発生させる振動及び/又は音を検出するセンサと、
    前記センサの検出値に基づいて、前記同期モータに流す前記d軸電流に関するパラメータを調整するパラメータ調整部と
    を有する請求項1~8のいずれか一項に記載のエレベータ制御システム。
  10. 前記同期モータは、軸方向に細長い形状を有するペンシル型の同期モータである
    請求項1~9のいずれか一項に記載のエレベータ制御システム。
  11. エレベータの乗りかごを昇降させる同期モータをベクトル制御によって制御するモータ制御装置であって、
    前記同期モータのブレーキが解放される前に、前記同期モータの回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御又は前記同期モータの磁極位置を保持するゼロサーボ制御を開始する制御開始部と、
    前記ブレーキが解放される前に、前記同期モータにd軸電流を流し始めるd軸電流制御部と
    を有し、
    前記制御開始部は、前記乗りかごの荷重に関する情報を用いることなしに前記ゼロ速度制御又は前記ゼロサーボ制御を開始するモータ制御装置。
  12. エレベータの乗りかごを昇降させる同期モータをベクトル制御によって制御するエレベータ制御方法であって、
    前記同期モータのブレーキを解放するブレーキ解放指令を出力し、
    前記ブレーキが解放される前に、前記乗りかごの荷重に関する情報を用いることなしに、前記同期モータの回転速度をゼロに制御するゼロ速度制御又は前記同期モータの磁極位置を保持するゼロサーボ制御を開始し、
    前記ブレーキが解放される前に、前記同期モータにd軸電流を流し始める
    エレベータ制御方法。
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