JP7026658B2 - ヒートポンプモジュールを備える衣類処理装置 - Google Patents

ヒートポンプモジュールを備える衣類処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、ヒートポンプを用いてドラムの内部に熱風を供給する衣類処理装置に関する。
衣類処理装置とは、衣類を洗濯する機能を実行する洗濯機、洗濯が終わった衣類を乾燥させる機能を実行する乾燥機、洗濯及び乾燥機能を共に実行する洗濯乾燥機をまとめていう。
また、近年、スチーム発生装置が備えられていて衣類などのしわ除去、臭い除去、静電気除去などのリフレッシュ機能又は殺菌機能を備える衣類処理装置が開発されている。
一般に、乾燥機能を含む衣類処理装置は、ドラムなどの衣類収容部に投入された洗濯物に熱風を供給する熱風供給部を備え、洗濯物の水分を蒸発させて洗濯物を乾燥させる。このような熱風供給部は、空気を加熱するための熱源によって、ガス式ヒータ、電気式ヒータ及びヒートポンプシステムに分けられる。
前記ヒートポンプシステムは、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を循環する冷媒を用いて、ドラムから排出される空気に熱を加え、その後再びドラムに熱風を再供給する。
このようなヒートポンプシステムは、ガス式ヒータ及び電気式ヒータに比べてエネルギー効率に優れているという利点があり、ヒートポンプシステムを衣類処理装置の熱風供給部として適用するための開発が活発に行われている。
一方、衣類処理装置、とりわけドラム洗濯乾燥機は、六面体状のキャビネットの内部に備えられるタブと、前記タブの内部に回転可能に備えられるドラムとを含み、円筒状のタブ(又はドラム)は、前記キャビネットの内部構成品の中で体積が大きく、前記キャビネットの内部空間の大部分を占める。例えば、前記タブの外周部は前記キャビネットの左右側面、上面又は下面に近い位置に配置される。
ドラム洗濯乾燥機にヒートポンプシステムを適用するために、圧縮機、凝縮器、蒸発器などのヒートポンプシステムは、キャビネットの内部空間のうちタブ(ドラムを含む)が占める空間を除く他の空間、すなわちタブの上方空間、下方空間又はタブの上部(もしくは下部)とキャビネットの側面エッジ部間の空間に配置されてもよい。
従来の衣類処理装置に適用されるヒートポンプシステムの場合、蒸発器、凝縮器などの熱交換器はタブの上部に配置され、圧縮機はタブの下部及びキャビネットの底面に配置される。
しかし、圧縮機がタブの下部に、かつ熱交換器がタブの上部に離隔して配置される場合、ヒートポンプシステムの設置空間が非常に狭いので、圧縮機及び熱交換器を組み付けることが非常に難しいという問題がある。
また、従来の衣類処理装置が完成品として組み立てられた状態でのみヒートポンプシステムの性能検査を行うことができ、衣類処理装置からヒートポンプシステムのみを別個に分離して性能検査を行うことはできない。従って、ヒートポンプシステムが衣類処理装置に完成品として組み付けられた状態で性能欠陥が生じた場合、例えば、冷媒漏れなどによ
りヒートポンプシステムの温度が上昇しなくなったり、上昇するのに時間がかかるという問題が生じた場合、完成品として組み付けられた状態では冷媒漏れがどこから発生したかを確認することも困難であり、欠陥部位を見つけたとしても、ヒートポンプシステムを分解し、当該部分を新しい部品に交換して再び組み付け、その後再検査を行わなければならない。
また、蒸発器、凝縮器などの熱交換器と圧縮機が離れている場合、これらを連結する冷媒配管が長くなってエネルギー損失が生じるという問題がある。
図9は特許文献1の乾燥機においてヒートポンプシステムがタブの上部に配置された状態を示す。ヒートポンプシステム30は、タブ2の上部中央から排出される空気を吸入ファン9により吸入して蒸発器34及び凝縮器32を通過させて冷媒と熱交換させ、その後再びドラム3に再供給する。圧縮機31は、蒸発器34からの気相冷媒を高温高圧に圧縮し、その後凝縮器32に供給する。
特許文献1によれば、タブ2がキャビネット1の後方に向かって約30度下向きに傾斜して配置されており、タブ2の上部とトップカバー1c間の後方空間が相対的に広いので、縦型の圧縮機31を上下方向に長く配置してもよい。
しかし、特許文献1においては、タブ2の傾斜角度が10度未満であるか、水平に近い場合、タブ2の上部とトップカバー1c間の後方空間が相対的に狭いので、縦型圧縮機を配置するには設置空間が不足する。
また、特許文献1の場合、タブ2の上部中央面及び背面にそれぞれ2つの孔を形成し、その孔を介してタブ2と熱交換器34、32がダクト581、582により連結されるが、タブ2に形成される2つの孔はタブ2の剛性を低下させるという問題がある。
欧州特許出願公開第2339063号明細書 欧州特許出願公開第2281934号明細書
そこで、本発明の第1の目的は、ヒートポンプシステムの配置空間を最適化することのできるヒートポンプモジュールを備える衣類処理装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、ヒートポンプシステムの組み付けが容易なヒートポンプモジュールを備える衣類処理装置を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、ヒートポンプシステムの性能検査をモジュール単位で行うことのできるヒートポンプモジュールを備える衣類処理装置を提供することにある。
さらに、本発明の第4の目的は、ヒートポンプシステムにおける蒸発器、凝縮器などの熱交換器と圧縮機間の配管の長さを短くすることによりエネルギーを低減することのできる衣類処理装置を提供することにある。
さらに、本発明の第5の目的は、タブの上部とキャビネット間の空間が狭くても圧縮機を設置することのできる衣類処理装置を提供することにある。
さらに、本発明の第6の目的は、熱交換器ダクトに連結されるタブの孔の数を低減することのできる衣類処理装置を提供することにある。
〔本発明の一の態様〕
〔1〕 衣類処理装置であって、
キャビネットと、
前記キャビネットの内部に備えられるタブと、
前記タブの内部に回転可能に備えられ、洗濯物の洗濯及び乾燥のための収容空間を提供するドラムと、
冷媒を圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器に循環させ、前記ドラムから排出される空気を前記蒸発器及び前記凝縮器を経由して前記ドラムに再循環させるヒートポンプモジュールとを備えてなり、
前記ヒートポンプモジュールは、
前記圧縮機、前記凝縮器及び前記蒸発器を一体に取り付け、前記タブの上部に配置され、前記キャビネットの前面及び後面に複数の締結部材により支持される一体型ハウジングを備えたものである、衣類処理装置。
〔2〕 前記一体型ハウジングの前面及び後面にそれぞれパイプ状に突設される複数の締結部を備え、前記締結部材が前記締結部に挿入されて螺合されることを特徴とする、〔1〕に記載の衣類処理装置。
〔3〕 前記一体型ハウジングは、
前記蒸発器及び前記凝縮器を収容し、前記タブに連結されて前記タブから排出される空気の循環のための流路を形成する熱交換ダクト部と、
前記熱交換ダクト部と一体に形成され、前記圧縮機を支持する圧縮機ベース部とを備えてなり、
前記複数の締結部材は、
前記熱交換ダクト部の前面を前記キャビネットの前面に締結し、前記圧縮機ベース部の後面を前記キャビネットの後面に締結することを特徴とする、〔2〕に記載の衣類処理装置。
〔4〕 前記複数の締結部は、
前記熱交換ダクト部の前面と前記圧縮機ベース部の後面にそれぞれ少なくとも2箇所ずつ形成されることを特徴とする、〔3〕に記載の衣類処理装置。
〔5〕 前記締結部の外周面を囲んで前記締結部の外周面に対向するように離隔して配置される第1補強部と、
前記締結部の外周面から前記補強部へ円周方向に突設される複数の補強リブとをさらに備えてなることを特徴とする、〔2〕に記載の衣類処理装置。
〔6〕 前記締結部の外周面から円周方向に突設され、前記一体型ハウジングの前面又は後面にそれぞれ接触する補強リブをさらに備えてなることを特徴とする、〔2〕に記載の衣類処理装置。
〔7〕 前記締結部の外周面を囲んで少なくとも1つの内側面が前記締結部に接触するように、前記一体型ハウジングの前面又は後面から突設される第2補強部をさらに備えてなることを特徴とする、〔2〕に記載の衣類処理装置。
〔8〕 前記締結部から離隔して配置されるように、前記一体型ハウジングの前面及び後面にそれぞれ突設される突出部をさらに備えてなり、
前記キャビネットの前面及び後面にそれぞれ形成され、前記突出部が挿入されるガイド孔を備えてなることを特徴とする、〔2〕に記載の衣類処理装置。
〔9〕 キャビネットと、
前記キャビネットの内部に備えられるタブと、
前記タブの内部に回転可能に備えられ、洗濯物の洗濯及び乾燥のための収容空間を提供するドラムと、
冷媒を圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器に循環させ、前記ドラムから排出される空気を前記蒸発器及び前記凝縮器を経由して前記ドラムに再循環させるヒートポンプモジュールとを備えてなり、
前記ヒートポンプモジュールは、一体型ハウジングにより前記蒸発器、前記凝縮器及び前記圧縮機を一体化し、
前記一体型ハウジングは、
前記蒸発器及び前記凝縮器を収容し、前記タブに連結されて前記空気の循環流路を形成する熱交換ダクト部と、
前記熱交換ダクト部の後面と一体に形成され、前記圧縮機を支持する圧縮機ベース部とを備えてなる、衣類処理装置。
〔10〕 前記一体型ハウジングは、前記タブの上部に取り付けられることを特徴とする、〔9〕に記載の衣類処理装置。
〔11〕 前記熱交換ダクト部の吸入口は、前記キャビネットの上方から見たときに前記タブの中心線から左後方に延設され、前記熱交換ダクト部の吐出口は、右前方に延設されることを特徴とする、〔10〕に記載の衣類処理装置。
〔12〕 前記熱交換ダクト部の吐出口の側面にファンダクト部が一体に締結され、
前記ファンダクト部は、内部に吸入ファンを備えて前記タブから排出される空気を吸入することを特徴とする、〔11〕に記載の衣類処理装置。
〔13〕 前記吸入ファンは、
インペラとファンモータを連結する回転軸が前記熱交換ダクト部の吐出口を向くように、前記熱交換ダクト部の右側面と前記キャビネットの右側面を形成するサイドカバー間に配置されることを特徴とする、〔12〕に記載の衣類処理装置。
〔14〕 前記熱交換ダクト部の吸入口は、タブ連結ダクトを介して、前記タブの中心線の後側において左に偏って形成される前記タブの空気出口に連結され、
前記熱交換ダクト部の吐出口は、前記ファンダクト部を介して、前記タブの中心線の前側において右に偏って形成される前記タブの空気入口に連結されることを特徴とする、〔12〕に記載の衣類処理装置。
〔15〕 前記タブの空気入口は、前記タブの前面に備えられるガスケットの右側上面に形成されることを特徴とする、〔14〕に記載の衣類処理装置。
〔16〕 前記蒸発器と前記凝縮器とは、前記キャビネットの前方から見たときに前記タブの中心線から右方向に離隔して配置されることを特徴とする、〔10〕に記載の衣類処理装置。
〔17〕 前記蒸発器と前記凝縮器とは、前記キャビネットの上方から見たときに前記タブの中心線と交差する方向に離隔して配置されることを特徴とする、〔16〕に記載の衣類処理装置。
〔18〕 前記蒸発器は、前記キャビネットの前方から見たときに前記熱交換ダクト部の上面から前記タブの上部中央部より低くなるように延び、
前記凝縮器は、前記熱交換ダクト部の上面から前記蒸発器の下端部より低くなるように延び、
前記凝縮器は、前記蒸発器に比べて熱交換面積がより広いことを特徴とする、〔16〕に記載の衣類処理装置。
〔19〕 衣類処理装置であって、
キャビネットと、
前記キャビネットの内部に備えられるタブと、
前記タブの内部に回転可能に備えられ、洗濯物の洗濯及び乾燥のための収容空間を提供するドラムと、
冷媒を圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器に循環させ、前記ドラムから排出される空気を前記蒸発器及び前記凝縮器を経由して前記ドラムに再循環させるヒートポンプモジュールとを備えてなり、
前記圧縮機とは別体に備えられる気液分離器をさらに備えてなることを特徴とする、衣類処理装置。
〔20〕 前記ヒートポンプモジュールは、
前記蒸発器、前記凝縮器、前記圧縮機、前記膨張弁及び前記気液分離器を一体化する一体型ハウジングを備えてなることを特徴とする、〔19〕に記載の衣類処理装置。
〔21〕 前記一体型ハウジングは、
前記蒸発器及び前記凝縮器を収容し、前記タブに連結されて前記空気の循環流路を形成する熱交換ダクト部と、
前記熱交換ダクト部の後面と一体に形成され、前記圧縮機を支持する圧縮機ベース部と、
前記熱交換ダクト部の後面及び前記圧縮機ベースの一側面と一体に形成され、前記気液分離器を取り付ける気液分離器取付部とを備えてなることを特徴とする、〔20〕に記載の衣類処理装置。
〔22〕 前記圧縮機ベース部は、前記圧縮機の外周面を囲んで支持することを特徴とする、〔21〕に記載の衣類処理装置。
〔23〕 前記熱交換ダクト部は、上部及び下部に着脱可能に結合されるダクト本体及びダクトカバーを備えてなることを特徴とする、〔21〕に記載の衣類処理装置。
〔24〕 前記熱交換ダクト部は、前記タブの上部に配置され、
前記圧縮機ベース部は、前記タブの上部後側と前記キャビネットの側面エッジ部間の空間に配置されることを特徴とする、〔21〕に記載の衣類処理装置。
〔25〕 前記圧縮機は、
内部に回転軸を備え、前記回転軸の両端部が前記キャビネットの前面及び後面を向くように横方向に配置される横型圧縮機であることを特徴とする、〔24〕に記載の衣類処理装置。
〔26〕 前記横型圧縮機は、
前記圧縮機ベース部の内部に収容され、かつ前記圧縮機ベース部の上面に配置されるブラケットと防振マウントを用いて圧縮機本体を前記圧縮機ベース部の上面に懸架する形態で支持することを特徴とする、〔25〕に記載の衣類処理装置。
〔27〕 前記一体型ハウジングは、前記タブの上部と前記キャビネットの側面エッジ部間の空間に配置されることを特徴とする、〔20〕に記載の衣類処理装置。
〔28〕 前記タブの上部外周面に緩衝部材を備え、前記ヒートポンプモジュールの垂れ下がりが生じると前記一体型ハウジングと前記緩衝部材とが当接することにより衝撃を緩和することを特徴とする、〔20〕に記載の衣類処理装置。
〔29〕 前記タブは、前部の方が後部より高い位置に配置されるように、0度超、10度未満の角度で傾くように設置されることを特徴とする、〔20〕に記載の衣類処理装置。
このような本発明の第1の目的を達成するために、衣類処理装置は、蒸発器、凝縮器、圧縮機及び膨張弁を一体に収容する一体型ハウジングによりモジュール化してヒートポンプモジュールをキャビネットの内部にコンパクトに最適化するようにしてもよい。
本発明の第2~第4の目的は、蒸発器及び凝縮器を収容する熱交換ダクト部と圧縮機を支持する圧縮機ベース部とを一体にモジュール化したヒートポンプモジュールがタブの上部に一度に取り付けられるようにすることにより達成することができる。
本発明の第5の目的は、回転軸がキャビネットの前後方向を向くように横設される横型圧縮機により達成することができる。
本発明の第6の目的は、タブに連通するように連結される熱交換ダクト部の一部がゴム製のガスケットに連結されるようにすることにより達成することができる。
本発明による衣類処理装置は、キャビネットと、前記キャビネットの内部に備えられるタブと、前記タブの内部に回転可能に備えられ、洗濯物の洗濯及び乾燥のための収容空間を提供するドラムと、冷媒を圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器に循環させ、前記ドラムから排出される空気を前記蒸発器及び前記凝縮器を経由して前記ドラムに再循環させるヒートポンプモジュールとを含み、前記ヒートポンプモジュールは、前記圧縮機、前記凝縮器及び前記蒸発器を一体に取り付け、前記タブの上部に配置され、前記キャビネットの前面及び後面に複数の締結部材により支持される一体型ハウジングを含む。
本発明に関する例によれば、前記一体型ハウジングの前面及び後面にそれぞれパイプ状に突設される複数の締結部を備え、前記締結部材が前記締結部に挿入されて螺合されてもよい。
本発明に関する例によれば、前記一体型ハウジングは、前記蒸発器及び前記凝縮器を収容し、前記タブに連結されて前記タブから排出される空気の循環のための流路を形成する熱交換ダクト部と、前記熱交換ダクト部と一体に形成され、前記圧縮機を支持する圧縮機ベース部とを含み、前記複数の締結部材は、前記熱交換ダクト部の前面を前記キャビネットの前面に締結し、前記圧縮機ベース部の後面を前記キャビネットの後面に締結するようにしてもよい。
本発明に関する例によれば、前記複数の締結部は、前記熱交換ダクト部の前面と前記圧縮機ベース部の後面にそれぞれ少なくとも2箇所ずつ形成されてもよい。
本発明に関する例によれば、前記衣類処理装置は、前記締結部の外周面を囲んで前記締結部の外周面に対向するように離隔して配置される第1補強部と、前記締結部の外周面から前記補強部へ円周方向に突設される複数の補強リブとをさらに含んでもよい。
本発明に関する例によれば、前記衣類処理装置は、前記締結部の外周面から円周方向に突設され、前記一体型ハウジングの前面又は後面にそれぞれ接触する補強リブをさらに含んでもよい。
本発明に関する例によれば、前記衣類処理装置は、前記締結部の外周面を囲んで少なくとも1つの内側面が前記締結部に接触するように、前記一体型ハウジングの前面又は後面
から突設される第2補強部をさらに含んでもよい。
本発明に関する例によれば、前記衣類処理装置は、前記締結部から離隔して配置されるように、前記一体型ハウジングの前面及び後面にそれぞれ突設される突出部をさらに含み、前記キャビネットの前面及び後面にそれぞれ形成され、前記突出部が挿入されるガイド孔を備えてもよい。
本発明の他の態様に関する例による衣類処理装置は、キャビネットと、前記キャビネットの内部に備えられるタブと、前記タブの内部に回転可能に備えられ、洗濯物の洗濯及び乾燥のための収容空間を提供するドラムと、冷媒を圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器に循環させ、前記ドラムから排出される空気を前記蒸発器及び前記凝縮器を経由して前記ドラムに再循環させるヒートポンプモジュールとを含み、前記ヒートポンプモジュールは、一体型ハウジングにより前記蒸発器、前記凝縮器及び前記圧縮機を一体化し、前記一体型ハウジングは、前記蒸発器及び前記凝縮器を収容し、前記タブに連結されて前記空気の循環流路を形成する熱交換ダクト部と、前記熱交換ダクト部の後面と一体に形成され、前記圧縮機を支持する圧縮機ベース部とを含んでもよい。
本発明の他の態様に関する例によれば、前記一体型ハウジングは、前記タブの上部に取り付けられてもよい。
本発明の他の態様に関する例によれば、前記熱交換ダクト部の吸入口は、前記キャビネットの上方から見たときに前記タブの中心線から左後方に延設され、前記熱交換ダクト部の吐出口は、右前方に延設されてもよい。
本発明の他の態様に関する例によれば、前記熱交換ダクト部の吐出口の側面にファンダクト部が一体に締結され、前記ファンダクト部は、内部に吸入ファンを備えて前記タブから排出される空気を吸入するようにしてもよい。
本発明の他の態様に関する例によれば、前記吸入ファンは、インペラとファンモータを連結する回転軸が前記熱交換ダクト部の吐出口を向くように、前記熱交換ダクト部の右側面と前記キャビネットの右側面を形成するサイドカバー間に配置されてもよい。
本発明の他の態様に関する例によれば、前記熱交換ダクト部の吸入口は、タブ連結ダクトを介して、前記タブの中心線の後側において左に偏って形成される前記タブの空気出口に連結され、前記熱交換ダクト部の吐出口は、前記ファンダクト部を介して、前記タブの中心線の前側において右に偏って形成される前記タブの空気入口に連結されてもよい。
本発明の他の態様に関する例によれば、前記タブの空気入口は、前記タブの前面に備えられるガスケットの右側上面に形成されてもよい。
本発明の他の態様に関する例によれば、前記蒸発器と前記凝縮器とは、前記キャビネットの前方から見たときに前記タブの中心線から右方向に離隔して配置されてもよい。
本発明の他の態様に関する例によれば、前記蒸発器と前記凝縮器とは、前記キャビネットの上方から見たときに前記タブの中心線と交差する方向に離隔して配置されてもよい。
本発明の他の態様に関する例によれば、前記蒸発器は、前記キャビネットの前方から見たときに前記熱交換ダクト部の上面から前記タブの上部中央部より低くなるように延び、前記凝縮器は、前記熱交換ダクト部の上面から前記蒸発器の下端部より低くなるように延び、前記凝縮器は、前記蒸発器に比べて熱交換面積がより広くなるように構成されてもよ
い。
本発明のさらに他の態様に関する例による衣類処理装置は、キャビネットと、前記キャビネットの内部に備えられるタブと、前記タブの内部に回転可能に備えられ、洗濯物の洗濯及び乾燥のための収容空間を提供するドラムと、冷媒を圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器に循環させ、前記ドラムから排出される空気を前記蒸発器及び前記凝縮器を経由して前記ドラムに再循環させるヒートポンプモジュールとを含み、前記圧縮機とは別体に備えられる気液分離器をさらに含んでもよい。
本発明の他の態様に関する例によれば、前記ヒートポンプモジュールは、前記蒸発器、前記凝縮器、前記圧縮機、前記膨張弁及び前記気液分離器を一体化する一体型ハウジングを含んでもよい。
本発明のさらに他の態様に関する例によれば、前記一体型ハウジングは、前記蒸発器及び前記凝縮器を収容し、前記タブに連結されて前記空気の循環流路を形成する熱交換ダクト部と、前記熱交換ダクト部の後面と一体に形成され、前記圧縮機を支持する圧縮機ベース部と、前記熱交換ダクト部の後面及び前記圧縮機ベース部の一側面と一体に形成され、前記気液分離器を取り付ける気液分離器取付部とを含んでもよい。
本発明のさらに他の態様に関する例によれば、前記圧縮機ベース部は、前記圧縮機の外周面を囲んで支持してもよい。
本発明のさらに他の態様に関する例によれば、前記熱交換ダクト部は、上部及び下部に着脱可能に結合されるダクト本体及びダクトカバーを含んでもよい。
本発明のさらに他の態様に関する例によれば、前記熱交換ダクト部は、前記タブの上部に配置され、前記圧縮機ベース部は、前記タブの上部後側と前記キャビネットの側面エッジ部間の空間に配置されてもよい。
本発明のさらに他の態様に関する例によれば、前記圧縮機は、内部に回転軸を備え、前記回転軸の両端部が前記キャビネットの前面及び後面を向くように横方向に配置される横型圧縮機であってもよい。
本発明のさらに他の態様に関する例によれば、前記横型圧縮機は、前記圧縮機ベース部の内部に収容され、かつ前記圧縮機ベース部の上面に配置されるブラケットと防振マウントを用いて圧縮機本体を前記圧縮機ベース部の上面に懸架する形態で支持してもよい。
本発明のさらに他の態様に関する例によれば、前記一体型ハウジングは、前記タブの上部と前記キャビネットの側面エッジ部間の空間に配置されてもよい。
本発明のさらに他の態様に関する例によれば、前記タブの上部外周面に緩衝部材を備え、前記ヒートポンプモジュールの垂れ下がりが生じると前記一体型ハウジングと前記緩衝部材とが当接することにより衝撃を緩和するようにしてもよい。
本発明のさらに他の態様に関する例によれば、前記タブは、前部の方が後部より高い位置に配置されるように、0度超、10度未満の角度で傾くように設置されてもよい。
上記解決手段により構成される本発明によれば、次のような効果が得られる。
第1に、熱交換器、圧縮機及び吸入ファンなどが一体にモジュール化されてタブの上部に取り付けられるので、ヒートポンプシステムの配置空間をコンパクトに最適化し、また、衣類処理装置の小型化に寄与する。
第2に、ヒートポンプシステムが一体にモジュール化され、ヒートポンプシステムの設置及び組み付けが簡単になる。
第3に、衣類処理装置を完成品として組み立てる前にモジュール単位でヒートポンプの性能検査を行うことができる。
第4に、圧縮機と熱交換器を連結する冷媒配管の長さが短くなり、エネルギー損失を低減することができる。
第5に、圧縮機が横設されるので、圧縮機の設置空間が狭いという問題を解消することができる。
第6に、熱交換ダクト部に連結されるタブの空気入口がガスケットに形成されるので、タブの剛性が低下するという問題を解消することができる。
第7に、従来の気液分離器は、圧縮機の一部として構成されているのに対し、本発明による気液分離器は、圧縮機とは別体に備えられ、気液分離器の容量が従来の気液分離器より大きくなっているので、気温が零下以下となる寒い日でも気化しない液相冷媒の貯蔵空間を十分に確保することができる。
本発明による衣類処理装置の外観を示す斜視図である。 図1aのキャビネットの内部にヒートポンプモジュールが取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1bのPCBケースの固定構造を示す背面斜視図である。 図1bのヒートポンプモジュールを示す斜視図である。 キャビネットの前面から図2のヒートポンプモジュールを見た正面図である。 キャビネットの後面から図2のヒートポンプモジュールを見た背面図である。 図2のヒートポンプモジュールの分解図である。 図5の一体型ハウジングの平面図である。 図5の一体型ハウジングの底面図である。 図6aの一体型ハウジングを右側サイドカバー側から見た側面図である。 図7aの緩衝部材がタブの上部外周面に設けられた状態を示す分解斜視図である。 本発明によるヒートポンプモジュールがタブの上部に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図8aを上方から見た平面図である。 図8aをキャビネットの正面から見た正面図である。 図8aをキャビネットの右側面から見た側面図である。 特許文献1の乾燥機においてヒートポンプシステムがタブの上部に配置された状態を示す断面図である。
以下、本発明によるヒートポンプモジュールを備える衣類処理装置について図面を参照
してより詳細に説明する。本明細書においては、異なる実施形態であっても、同一・類似の構成には同一・類似の符号を付し、その説明は省略する。本明細書において用いられる単数の表現は、文脈上明らかに他の意味を表すものでない限り、複数の表現を含む。
図1aは本発明による衣類処理装置の外観を示す斜視図である。
図1aに示す衣類処理装置は、外観及び外形を形成するキャビネット10を含む。
キャビネット10は、六面体状に形成され、六面体の上面を形成するトップカバー10a、六面体の両側面を形成するサイドカバー10b、六面体の下面を形成するベースカバー10c、六面体の前面を形成するフロントカバー10d、及び六面体の後面を形成するバックカバー10eから構成されてもよい。
フロントカバー10dには、洗濯物を投入するための投入口が形成され、投入口を開閉するための円形のドア11が回転可能に設けられる。ドア11の一側はドアヒンジで結合され、ドア11の他側はドアヒンジを中心に前後方向に回転する。ドア11の他側には押圧式ロック装置が備えられ、ドア11の他側を1回押圧してドア11をロックし、もう1回押圧してドア11のロックを解除することができる。
ドア11の上端部にはユーザの操作のためのタッチ式ディスプレイ部13が備えられ、洗濯、脱水及び乾燥行程を行うための動作モードの選択及び変更を行うことができる。
また、フロントカバー10dの右上端には電源ボタン12が備えられ、衣類処理装置の洗濯、脱水及び乾燥行程時に電源をオン/オフにすることができる。
キャビネット10の下部には、洗剤供給部が引き出し式に引き出し及び挿入できるように設けられ、洗剤供給部を覆蓋する下部カバー14が上下方向に回転可能に設けられてもよい。
図1bは図1aのキャビネットの内部にヒートポンプモジュールが取り付けられた状態を示す斜視図である。
図1bに示すキャビネット10の内部には水平に配置される円筒状のタブ17が備えられ、内部に洗濯水が貯蔵される。タブ17の前面には、洗濯物を投入するための投入口がキャビネット10の投入口に連通するように形成される。タブ17の前端部にはガスケット17aが設けられ、タブ17の洗濯水がキャビネット10の内部に漏れることを防止する。
タブ17の内部にはドラム18が回転可能に備えられる。ドラム18は、キャビネット10のフロントカバー10dに向かって開放される投入口を備え、内部に洗濯物の洗濯及び乾燥のための収容空間を備える。ドラム18は、モータなどの駆動部から動力を受けて回転する。ドラム18の外周面には複数の貫通孔が形成され、貫通孔を介して水又は空気を出し入れすることができる。ドラム18の内周面には複数のリフターが円周方向に離隔して配置され、ドラム18の内部に投入された洗濯物をタンブリングさせることができる。
タブ17の上部にはヒートポンプモジュール100が取り付けられる。ヒートポンプモジュール100は、一体型ハウジング120の内部に圧縮機113、凝縮器112、膨張弁114、蒸発器111などを一体に取り付け、ヒートポンプシステムを1つの製品としてモジュール化する。
ヒートポンプモジュール100をタブ17の上部に配置したのは、洗濯機の場合、タブ17の内部に洗濯水が供給されるとシール(sealing)問題によりタブ17の下部から漏
れる恐れがあり、洗濯水の漏れからヒートポンプモジュール100を保護するためである。また、ヒートポンプモジュール100を設置したりメンテナンスのために解体する場合、ヒートポンプモジュール100がタブ17の下部に配置されるより、タブ17の上部に配置される方が有利である。
本発明のヒートポンプモジュール100は、一体型ハウジング120の内部に蒸発器111(evaporator)、凝縮器112(condenser)などの熱交換器110と共に圧縮機1
13を一体に取り付けることにより、ヒートポンプシステムの構造を単純化することができるだけでなく、ヒートポンプシステムの配置空間をコンパクトに最適化することができる。
よって、本発明のヒートポンプモジュール100は、圧縮機113が熱交換器110とは別に離れてタブ17の下部に配置される従来とは異なり、タブ17の上部に配置される一体型ハウジング120の内部に圧縮機113が熱交換器110と共に配置されるので、熱交換器110と圧縮機113を連結する配管の構造が簡単になり、配管の長さが短くなる。また、ヒートポンプシステムがモジュール化されるので、組み付け及び設置が簡単になり、完成品として組み立てる前にヒートポンプモジュール100自体の性能検査を行うことができる。
一体型ハウジング120は、熱交換器110を内部に収容して支持する熱交換ダクト部121と、圧縮機113を取り付ける圧縮機ベース部122とを含む。熱交換ダクト部121と圧縮機ベース部122とは一体に形成される。例えば、熱交換ダクト部121と圧縮機ベース部122とは一体に射出成形されてもよい。
熱交換ダクト部121は、タブ17の上部前側に配置され、圧縮機ベース部122は、タブ17の上部後側に配置されてもよい。熱交換ダクト部121の一側(キャビネット10の前面を基準として左後端部)はタブ17の上部後側の空気出口に連通するように連結され、ドラム18から排出される空気が熱交換ダクト部121の内部に流入するようにしてもよい。熱交換ダクト部121の他側(キャビネット10の前面を基準として右前端部)はタブ17のガスケット17aの空気入口に連通するように連結され、熱交換ダクト部121で熱交換された加熱空気が再びドラム18の内部に再供給及び循環されるようにしてもよい。
キャビネット10の前面を基準として熱交換ダクト部121の右側面には、吸入ファン130が取り付けられてもよい。吸入ファン130は、ドラム18から排出される空気に循環動力を供給し、ドラム18から排出される空気が蒸発器111及び凝縮器112を経由した後に再びドラム18に循環するようにする。
一体型ハウジング120は、キャビネット10の前面を基準として熱交換ダクト部121の後方及び圧縮機ベース部122の左側面に気液分離器取付部123をさらに含んでもよい。気液分離器取付部123に気液分離器115が載置された状態で固定されてもよい。気液分離器115は、蒸発器111から排出される冷媒中に液相冷媒が含まれる場合、液相冷媒を気相冷媒から分離して気相冷媒を圧縮機113に送る役割を果たす。
熱交換ダクト部121は、キャビネット10の前面に前方から支持され、圧縮機ベース部122は、キャビネット10の後面に後方から支持される。
例えば、キャビネット10の両側面に配置されるサイドカバー10bの前端部の上端内壁を連結する前方フレーム15が備えられ、熱交換ダクト部がネジ16により前方フレーム15に締結されて支持されてもよい。ここで、2つのネジ16が前方フレーム15に対角線方向に離隔配置されて締結されるようにしてもよい。
また、圧縮機ベース部122は、ネジ16によりバックカバー10eに締結されて支持されてもよい。ここで、2つのネジ16がバックカバー10eに対角線方向に離隔配置されて締結されるようにしてもよい。
制御部は、ヒートポンプモジュール100のみでなく、衣類処理装置の全般的な動作を制御する。制御部は、高さが横方向及び縦方向の長さに比べて低い、平べったい長方形の箱状に形成されるPCBケース19と、PCBケース19の内部に内蔵されるPCBと、PCBに取り付けられる電気/電子制御部品とから構成されてもよい。
図1cは図1bのPCBケースの固定構造を示す背面斜視図である。
PCBケース19は、タブ17の上部とキャビネット10の左側面エッジ部間の空間を用いて、ヒートポンプモジュール100の左側面に対角線方向(フロントカバー10d側から見た場合)に配置されるようにしてもよい。
PCBケース19の場合、タブ17の上部中央と左側サイドカバー10b間の空間に比べてPCBケース19の横方向の長さが長いので、他の構成要素との干渉を回避してPCBケース19をヒートポンプモジュール100と共にコンパクトに構成するために、フロントカバー10d側から見たときに、キャビネット10の中央上部から左側面下方に配置されることが好ましい。つまり、ヒートポンプモジュール100の左側面はキャビネット10の中央上部とタブ17の上部間に配置され、キャビネット10の左側面エッジ部から下方の空間がキャビネット10の中央上部とタブ17の上部間の空間より広いので、PCBケース19の右側面は、ヒートポンプモジュール100の左側面に対向して配置され、PCBケース19の左側面は、キャビネット10の左側サイドカバー10bを向くように対角線方向に配置される。
PCBケース19をキャビネット10の内部に安定して支持するために、PCBケース19は、上面一側から突設される固定突起191を備えてもよい。固定突起191の上端部はフック状に形成されてもよい。また、キャビネット10は、PCBケース19の支持のために、フロントカバー10dの上端部一側からバックカバー10eの上端部一側に長く延びる固定部材192を備えてもよい。固定突起191の上端部が固定部材192の側面に係止されて支持されることにより、PCBケース19がキャビネット10の左側面エッジ部とヒートポンプモジュール100との間に安定して支持されてコンパクトに配置される。
PCBケース19は、ヒートポンプモジュール100に電気的に接続され、衣類処理装置を完成品として組み立てる前にヒートポンプモジュール100の性能検査をモジュール単位で行うことができる。このように、PCBケース19は、ヒートポンプモジュール100の性能検査などのためにヒートポンプモジュール100に接続されるので、PCBケース19はヒートポンプモジュール100に近い位置に配置されることが好ましい。
よって、PCBケース19は、ヒートポンプモジュール100の側面に近い位置に対角線方向に配置されて接続されることにより、ヒートポンプモジュール100と共にキャビネット10の内部にコンパクトに設置されるようにしてもよい。
図2は図1bのヒートポンプモジュールを示す斜視図であり、図3はキャビネットの前面から図2のヒートポンプモジュールを見た正面図であり、図4はキャビネットの後面から図2のヒートポンプモジュールを見た背面図である。
図2に示すように圧縮機ベース部122に圧縮機113が取り付けられ、気液分離器取付部123に気液分離器115が取り付けられる。
熱交換ダクト部121の前面には、ネジ16で固定するための円形パイプ状の締結部1216aが少なくとも2つ備えられる。締結部1216aの内部には締結孔が形成される。例えば、2つの締結部1216aのいずれか一方は楕円形状の締結部1216bをさらに備えてもよい。楕円形状の締結部1216bは、円形状の締結部1216aの外側面を囲むように形成される。ネジ16は、前方フレーム15を貫通して2つの円形状の締結部1216aに締結されることにより、一体型ハウジング120の前面を前方フレーム15に支持する。
圧縮機ベース部122の後面には、ネジ16で固定するための円形パイプ状の締結部1226aが少なくとも2つ備えられる。締結部1226aの内部には締結孔が形成され、締結部1226aの締結孔にネジ16を挿入、締結できるようにしてもよい。また、円形状の締結部1226aの強度を補強するために、2つの円形状の締結部1226aを内部に収容する四角形状の締結部1226bがさらに備えられるようにしてもよい。円形状の締結部1226aと四角形状の締結部1226b間に形成される複数の補強リブ1226cが構成されるようにしてもよい。ネジ16は、バックカバー10eを貫通して円形状の締結部1226aの内部に締結される。
よって、一体型ハウジング120は、締結部材16により、熱交換ダクト部121の前面を前方フレーム15に2点支持し、圧縮機ベース部122の後面をバックカバー10eに2点支持することで、ヒートポンプモジュール100の荷重を十分に支持することができる。
熱交換ダクト部121の前面及び圧縮機ベース部122の後面には、ネジ16の組み付け位置を正確に合わせるために、少なくとも1つの突出部1217又は突出リブ1227が突設されるようにしてもよい。例えば、熱交換ダクト部121の前面に1つの突出部1217が、圧縮機ベース部122の後面に2つの突出リブ1227が突設されるようにしてもよい。熱交換ダクト部121の前面に備えられる突出部1217は、円形パイプの外周面に突設される複数の突出リブ1217aを備えるようにしてもよい。ここで、突出リブ1217aは、突出部1217の端部へ行くほど高さ又は大きさが次第に小さくなるので、突出リブ1217a及び突出部1217をガイド孔10e1(hole)に挿入することが容易である。圧縮機ベース部122の後面には十字状の突出リブ1227が備えられてもよい。
また、ガイド孔10e1は、一体型ハウジング120のネジ固定部とは別に、前方フレーム15及びバックカバー10eにそれぞれ形成される。突出部1217又は突出リブ1227がガイド孔10e1に挿入されて仮締結されると、ネジ16の組み付け位置を調整する必要がなく、ネジ16を容易に組み付けることができるという利点がある。
突出部1217又は突出リブ1227は、ネジ16の組み付け位置を定位置にすると共に、一体型ハウジング120を支持する役割も果たす。
図5は図2のヒートポンプモジュールの分解図である。
図5に示す熱交換ダクト部121は、ダクト本体121aとダクトカバー121bに分離される。ダクトカバー121bはダクト本体121aの上部を覆う。ダクト本体121aとダクトカバー121bとは気密を維持できるように結合される。ダクト本体121aとダクトカバー121bの締結のために、ダクトカバー121bの縁部の下端から「U」字状の締結部材1215が直下方に突設され、複数のU字状の締結部材1215がダクトカバー121bの縁部に沿って離隔して配置されるようにしてもよい。また、ダクト本体121aの縁部に横方向に楔状の締結リブ1214が突設されるようにしてもよい。締結リブ1214は、1箇所当たり2つ又は3つ以上隣接して配置され、3つの締結リブ1214がU字状の締結部材1215の内部に挿入されて締結されるようにしてもよい。締結リブ1214と締結部材1215とは、ダクト本体121aとダクトカバー121bとが組み立てられたときに対向配置されて当接するように構成される。締結リブ1214と締結部材1215の結合は、ネジ16とは異なり、ダクトカバー121bが押下されることによりワンタッチ式に締結部材1215の孔内に楔状の締結リブ1214が挿入されて締結されるものである。
熱交換ダクト部121は、各部分の機能によって、熱交換器取付部1212、第1連結ダクト1211及び第2連結ダクト1213に分けられる。つまり、ダクト本体121a及びダクトカバー121bは熱交換器110を内部に収容するために2つの部品に分けられたものであり、熱交換器取付部1212、第1連結ダクト1211及び第2連結ダクト1213はダクト部の各部分の機能によって構成が分けられたものである。
熱交換器取付部1212は、蒸発器111及び凝縮器112をダクト部の内部に収容するように構成される。蒸発器111及び凝縮器112は、冷媒と空気を熱交換させる熱交換器110であり、蒸発器111及び凝縮器112は、どちらも、冷媒流路を提供する冷媒管110aと、冷媒管110aの熱交換面積を拡張する熱伝達板110bとから構成されてもよい。複数の熱伝達板110bは、空気が通ることができるように所定の間隔(狭い隙間)をおいて離隔して配置され、冷媒管110aは、熱伝達板110bを貫通して接触するように結合される。
熱交換ダクト部121において、空気移動方向を基準として、上流側に蒸発器111が配置され、下流側に凝縮器112が配置される。空気移動方向とは、ドラム18の回転中心線181と交差する方向をいう。蒸発器111と凝縮器112とは、ドラム18の回転中心線181と交差する方向に離隔して配置される。
熱交換器取付部1212は、蒸発器111と凝縮器112間の底面から突設される2つの凝縮水飛散防止突部111a、111bを備える。凝縮水飛散防止突部111a、111bは、蒸発器111で発生した凝縮水が空気の移動と共に凝縮器112に飛散することを防止する。2つの凝縮水飛散防止突部111a、111bは、蒸発器111と凝縮器112の間隔で離隔して配置されてもよい。1つの凝縮水飛散防止突部111a(蒸発器111の空気出口側に隣接する)は、蒸発器111の底面から凝縮水飛散防止突部111a、111b間の底面に形成される凝縮水排水空間に流入するように、複数の凝縮水排水孔を備える。他の1つの凝縮水飛散防止突部111b(凝縮器112の空気入口側に隣接する)は、蒸発器111の空気出口側底面において空気の移動により飛散する凝縮水を遮断するので、凝縮水が飛散することなく凝縮水排水空間に落下する。ここで、蒸発器111で発生する凝縮水の飛散は、凝集力により主に蒸発器111の下部で発生するので、凝縮水飛散防止突部111aは、熱交換器取付部1212の底面から垂直上方に所定の高さだけ突設されればよい。
熱交換器取付部1212は、蒸発器111及び凝縮器112の冷媒管110aとの気密を維持するために、密封板1218を備える。蒸発器111及び凝縮器112を通過する
空気などが熱交換ダクト部の外部に漏れると、熱交換器110の熱交換効率が低下するので、熱交換ダクト部121の内部空気が外部に流出することを防止しなければならない。圧縮機113及び膨張弁114との連結のために、蒸発器111及び凝縮器112の冷媒管110aが熱交換ダクト部121の内部から外部に貫通し、よって、熱交換ダクト部121を貫通する冷媒管110aと熱交換ダクト部121間に密封板1218を備えて気密を維持する。このために、密封板1218は、熱交換器取付部1212の後面において垂直上方に突出して延び、冷媒管110aが貫通するように密封凹部1218aが形成される。この密封凹部1218aに冷媒管110aが載置支持され、冷媒管110aに密封リング(SEALING RING)が挿入され、熱交換ダクト部121と冷媒管110a
間の気密が維持される。
第1連結ダクト1211は、熱交換器取付部1212の一側(蒸発器111の空気入口側)からタブ17の上部後側に延びてタブ17の空気出口に連通するように連結され、ドラム18から排出される空気が第1連結ダクト1211を介して蒸発器111と凝縮器112を順次通過するようにしてもよい。タブ17の空気出口は、タブ17の上部においてバックカバー10eに向かって後方に偏って形成される。第1連結ダクト1211の内部には、タブ17の空気出口から排出される空気の流れを案内するための複数の空気案内ガイド1211aが備えられる。複数の空気案内ガイド1211aは、空気の流れ方向に長く突設され、第1連結ダクト1211の横方向に離隔して配置される。
第2連結ダクト1213は、熱交換器取付部1212の他側(凝縮器112の空気出口側)からタブ17の空気入口に連通するように連結され、凝縮器112を通過した空気が第2連結ダクト1213を介してドラム18の内部に再び再供給されて循環するようにしてもよい。タブ17の空気入口は、ガスケット17aの上部に形成される。
第2連結ダクト1213には吸入ファン130が備えられてもよい。吸入ファン130は、凝縮器112の下流側に配置され、ドラム18から排出される空気を吸入して熱交換器110を通過させた後に再びドラム18に循環させるための循環動力を空気に供給する。吸入ファン130は、ファンモータに連結され、ファンモータから回転動力を受けて回転する。
第2連結ダクト1213は、熱交換器取付部1212から右側サイドカバー10bに向かって延びるダクト部連結ダクト1213aと、吸入ファン130からタブ17の空気入口(ガスケット17aの空気入口)に延びるファン連結ダクト1213bとから構成されてもよい。ダクト部連結ダクト1213aとファン連結ダクト1213bとは連通して連結される。ダクト部連結ダクト1213aは、凝縮器112の空気出口からサイドカバー10bに向かって延びるほど空気の流れの断面積が小さくなるように形成されてもよい。ファン連結ダクト1213bは、内部に吸入ファン130を収容し、凝縮器112とタブ17の空気入口間に流路を形成するように、2つの分離可能なダクトで構成されてもよい。すなわち、2つのファン連結ダクト1213bは、熱交換ダクト部121の右側面において互いに対向して垂直に配置され、互いに着脱可能に結合される。ここで、2つのファン連結ダクト1213bの縁部には、それぞれ前述したU字状の締結部材1215と締結リブ1214が横方向に互いに対向して配置されて締結されてもよい。また、ダクト部連結ダクト1213aとファン連結ダクト1213bを結合するために、ダクト部連結ダクト1213aの外側面とファン連結ダクト1213bの外周面にそれぞれボルト締結のためのパイプ状の締結部1213a'、1213b'を備えるようにしてもよい。パイプ状の締結部1213a'、1213b'は、ダクト部連結ダクト1213aとファン連結ダクト1213bとが組み立てられたときに当接し、ネジ16により締結されてもよい。ここで、締結部1213a’の強度補強のために、締結部1213a’の外周面に補強リブ1213a1を形成してもよい。さらに、締結部1213a’とダクト部連結ダクト1213
aの連結のための連結リブ1213a’’と、締結部1213a’とファン連結ダクト1213bの連結のための連結リブ1213b’’とを備えてもよい。
ここで、ヒートポンプシステムの配置空間をコンパクトに最適化しながらも、熱交換器110の熱交換効率を高めるために、一体型ハウジング120の底面がタブ17の上面(円形に形成される丸い部分)に沿って曲線状に形成されるようにしてもよい。一体型ハウジング120の底面とタブ17の上面とは小さい間隔をおいて離隔している。
例えば、熱交換器110のダクト部の底面は曲線状に形成され、タブ17の上部中央からサイドカバー10bに向かうほど熱交換器110のダクト部の高さが次第に高くなるようにしてもよい。すなわち、第1連結ダクト1211の高さが最も低く、第1連結ダクト1211より熱交換器取付部1212の方が高く、熱交換器取付部1212より第2連結ダクト1213及び吸入ファン130の方が高くなるようにしてもよい。
これは、タブ17の上面とトップカバー10a間の空間はタブ17の上部中央からサイドカバー10bへ行くほど次第に広くなるので、円筒状のタブ17の上面と平面状のトップカバー10a間の空間を最大限活用しながらも、熱交換効率を高めるためである。
よって、タブの上部とトップカバー10a間の空間を最大限活用しながらも、熱交換効率を高めるために、熱交換器110及び連結ダクトを大きくしたり、吸入ファン130の大きさを考慮して適切に配置する必要がある。
熱交換ダクト部121のうち、空気を吸入するための第1連結ダクト1211は、タブ17の上部中央部とトップカバー10a間の狭い空間を考慮して、高さが相対的に低く、第1連結ダクト1211の入口から熱交換器取付部1212へ行くほど断面積が大きくなるように構成されてもよい。
熱交換器取付部1212は、蒸発器111及び凝縮器112の機能的な面を考慮して、ドラム18から排出される空気中の水分を除去する蒸発器111よりもドラム18に供給される空気を加熱する凝縮器112の方を大きくしてもよい。凝縮器112の大きさ及び高さが蒸発器111より大きいので、凝縮器112の熱交換面積が大きい。
吸入ファン130は、空気を吸入するために、空気の流れ方向に対して垂直に配置され、かつ限られた空間内で空気吸入量を最大にするために、タブ17の上部とトップカバー10a間の空間のうち最も広いキャビネット10の側面エッジ部空間を用いて配置される。
圧縮機113は、やはりヒートポンプの他の構成要素に比べて体積が大きく、タブ17の上部とキャビネット10のトップカバー10a間の空間が狭いので、圧縮機113の配置空間としては、タブ17の上部外周面とキャビネット10の側面エッジ部間の空間を活用する。
圧縮機113の配置空間をコンパクトに最適化するために、圧縮機113は、タブ17の上部に配置される。圧縮機ベース部122は、キャビネット10の側面エッジ部空間に配置される。圧縮機ベース部122は、熱交換ダクト部121の後面に配置されてもよい。圧縮機113は、水平基準面に対して前後方向に横設される横型圧縮機113であってもよい。
ヒートポンプシステムは、複雑な構成をコンパクトに最適化するだけでなく、圧縮機113の騒音及び振動を抑制することが重要である。本発明のように圧縮機113がタブ1
7の上部に載置される場合は特にそうである。
圧縮機113の支持構造についてより詳細に説明する。
圧縮機ベース部122は、横型圧縮機113の両側面及び底面を囲む構造からなる。圧縮機ベース部122は、バックカバー10e側から見たときに、上方に開口した略「U」字状の断面形状となるように形成されてもよい。ここで、圧縮機ベース部122の底面は、熱交換ダクト部121と同様に、タブ17の上面に沿って曲線状に形成されてもよい。
圧縮機113から発生する振動を最小限に抑えるために、ヒートポンプモジュール100は、圧縮機113の上面に配置されるブラケット1131と、ブラケット1131と圧縮機ベース部122間に配置される防振マウント1132と、ブラケット1131、防振マウント1132及び圧縮機ベース部122を締結する締結ボルト1133とを含んでもよい。
ブラケット1131は、圧縮機ケーシングの上面の3箇所に溶接される。ブラケット1131は、圧縮機113から発生する振動を防振マウント1132を伝達するために、圧縮機ケーシングの上面に固定される。ブラケット1131の中間部分は、上方に膨らんで曲線状に形成され、圧縮機113の外周面に密着固定されてもよい。溶接部位は、圧縮機ケーシングに密着するブラケット1131の曲線状面において圧縮機113の吐出口に向かって前方の2箇所とその後方の1箇所であり、3点固定される。ブラケット1131の縁部の4箇所にはそれぞれ固定孔1131aが形成される。固定孔1131aは、締結ボルト1133が貫通する孔である。
防振マウント1132は、振動の吸収に適したゴム材質からなるようにしてもよい。防振マウント1132は、内部に中空部を有し、外側面が波状からなり、防振マウント1132の上部から上下方向及び左右/前後方向に伝達される振動を吸収する。防振マウント1132は、ブラケット1131の外郭部に形成される固定孔1131aに対応して4箇所に配置される。
圧縮機ベース部122の両側面は、圧縮機113の両側面を収容して囲むように垂直上方向に平行に形成される支持台1221を備える。支持台1221の側面の下部に開口部が形成され、開口部を介して支持台1221の下部から垂直上方向に貫通形成される締結ボルト孔が支持台1221の前後に2箇所ずつ形成される。
締結ボルト1133は、ボルトの役割を果たす。締結ボルト1133の下端部はボルトヘッドのように締結ボルト1133の直径より大きく、締結ボルト1133の上端部にはネジ部が形成される。締結ボルト1133は、支持台1221の締結ボルト孔、防振マウント1132及びブラケット1131の固定孔1131aを貫通し、締結ボルト1133のネジ部がナットと締結される。従って、締結ボルト1133は、ブラケット1131、防振マウント1132及び圧縮機ベース部122の支持台1221を締結する。
このような圧縮機113の支持構造によれば、圧縮機113から発生する振動はブラケット1131を介して防振マウント1132に伝達され、防振マウント1132は圧縮機113の振動を吸収する。
また、横型圧縮機113は、水平面に対して所定角度傾斜して形成されてもよい。これは、圧縮機113の内部に構成される圧縮機構部、すなわちローリングピストンとシリンダの相対的な運動時にそれらの間の摩擦により発生する圧縮機113の過熱や損傷を防止するためである。
横型圧縮機113の内部構成について説明すると、圧縮機ケーシングの前部に固定子及び回転子から構成される電動機構部が配置され、圧縮機ケーシングの後部にローリングピストン、シリンダ、ベアリングなどから構成される圧縮機構部が配置されてもよい。圧縮機113は、圧縮機ケーシングの内部に所定量のオイルを貯蔵し、オイルが相対運動を行うローリングピストンとシリンダとの間に供給されて潤滑作用を行うように構成される。しかし、圧縮機ケーシングが水平に配置された場合、オイルが圧縮機ケーシングの前部に移動して圧縮機構部側においてオイルが不足することがある。この場合、オイルの不足により、圧縮機113が過熱したり損傷することがあり、圧縮機113の動作が止まることがある。このようなオイル不足現象を最小限に抑えるために、圧縮機113の後部が水平面より低くなるように傾斜させることにより、圧縮機ケーシング内部のオイルが圧縮機構部側に集まり、圧縮機構部にオイルが十分に供給される。
横型圧縮機113の前面には、電源接続部及び冷媒を吐出させるための吐出口が形成される。圧縮機113の前面は、熱交換ダクト部121の背面に近い面である。
圧縮機113の吐出口は、圧縮機ケーシングの前面に形成され、冷媒を吸入するための圧縮機113の吸入口は、圧縮機ケーシングの外周面の下部に形成されてもよい。これは、圧縮機113の吸入口と蒸発器111の吐出口を連結する冷媒配管と圧縮機113の吐出口と凝縮器112の吸入口を連結する冷媒配管の長さを短くするためである。
また、蒸発器111と圧縮機113を連結する冷媒配管には気液分離器115が設けられる。気液分離器115は液相冷媒と気相冷媒を比重差により分離し、分離された液相冷媒は気液分離器115の内部に貯蔵され、気相冷媒のみ圧縮機113に移動する。気液分離器115は、熱交換ダクト部121の後部と圧縮機ベース部122の左側面間に一体に備えられる気液分離器取付部123に取り付けられてもよい。
ヒートポンプモジュール100は、2種類の流体、すなわち空気と冷媒が別の流路を循環するようにし、蒸発器111により空気と冷媒を熱交換させることで空気中の水分を除去し、凝縮器112により空気と冷媒を熱交換させることで空気を加熱するようにしてもよい。
ヒートポンプモジュール100は、圧縮機113、凝縮器112、膨張弁114及び蒸発器111を含む。
冷媒の移動経路を説明すると、冷媒は冷媒配管で連結される圧縮機113、凝縮器112、膨張弁114及び蒸発器111を順次循環する。圧縮機113は、気相冷媒を高温高圧に圧縮し、冷媒に循環動力を加える。圧縮機113で圧縮された冷媒は凝縮器112に移動し、凝縮器112で冷媒が気相から液相に凝縮されながら凝縮器112を通る空気と熱交換され、凝縮潜熱が空気に伝達されることにより空気が加熱される。凝縮された冷媒は、膨張弁114を通過すると、高温高圧の液相冷媒が膨張弁114の絞り作用により蒸発できる圧力まで減圧され、低温低圧の液相冷媒になる。減圧された低温低圧の液相冷媒は蒸発器111に移動する。蒸発器111で冷媒は蒸発器111を通る空気と熱交換して空気から熱を吸収し、液相から気相に蒸発する。
空気の移動経路を説明すると、空気はドラム18から排出されて蒸発器111に移動し、蒸発器111で冷媒と熱交換されて冷媒に熱を奪われることにより、空気中の水分は凝縮されて空気中から除去され、凝縮水は蒸発器111の底面に下降して排水される。そして、水分が除去された空気は直ちに凝縮器112に移動し、凝縮器112で冷媒と空気が熱交換されて冷媒の熱が空気に放出されて空気は加熱される。加熱された空気は凝縮器1
12から排出されて再びタブ17の空気入口からドラム18の内部に再供給される。
図6aは図5の一体型ハウジングの平面図であり、図6bは図5の一体型ハウジングの底面図である。
図6aに示すように、一体型ハウジング120は、大きく熱交換ダクト部121と圧縮機ベース部122とから構成される。平面図において、熱交換ダクト部121は下方に配置され、圧縮機ベース部122は上方に配置される。平面図においては、下方がキャビネット10のフロントカバー10d側であり、上方がキャビネット10のバックカバー10e側である。熱交換ダクト部121及び圧縮機ベース部122は、ドラム18の回転中心線181から右側サイドカバー10b側に偏って配置される。熱交換ダクト部121の第1連結ダクト1211は、ドラム18の回転中心線181に隣接して配置されてもよい。熱交換ダクト部121の第2連結ダクト1213と圧縮機ベース部122は、右側サイドカバー10bに近い位置に配置されてもよい。気液分離器取付部123は、第1連結ダクト1211の右側面と圧縮機ベース部122の左側面間に配置されてもよい。
圧縮機ベース部122の底面の前部及び後部に複数の四角孔1222が形成され、他の構成要素との干渉を回避するようにしてもよい。例えば、膨張弁114は、凝縮器112と蒸発器111を連結する冷媒配管に配置され、かつ熱交換ダクト部121の外部に配置されるので、四角孔1222により、膨張弁114に連結される冷媒配管、圧縮機113の冷媒吸入口に連結される冷媒配管などと圧縮機ベース部122の底面との干渉を回避することができる。
熱交換ダクト部121、圧縮機ベース部122及び気液分離器115は、一体に連結され、一体型となっている。
図6bに示す圧縮機ベース部122の底面には、補強リブ1223が横方向及び縦方向に、すなわち格子状に形成される。
図7aは図6aの一体型ハウジングを右側サイドカバー側から見た側面図であり、図7bは図7aの緩衝部材がタブの上部外周面に設けられた状態を示す分解斜視図である。
図7aに示す一体型ハウジング120は、タブ17の上部に間隔をおいて配置される。タブの外周面の上部には、緩衝部材140を固定するための緩衝部材結合部141が突設される。緩衝部材結合部141は、内部に嵌合凹部を備え、緩衝部材140の下部が嵌合凹部に挿入されて支持される。緩衝部材140は、衝撃を緩和するのに十分なゴム材質であることが好ましく、緩衝部材140の形状は、特に限定されない。
緩衝部材140は、平常時は一体型ハウジング120の底面との間隔を維持し、一体型ハウジング120の垂れ下がりが生じると一体型ハウジング120から伝達される衝撃を吸収するようにしなければならない。一体型ハウジング120の垂れ下がりが生じると緩衝部材140に当接するように、一体型ハウジング120の底面の一部は緩衝部材140の上面に対向して平面状に形成されてもよい。緩衝部材140に当接する一体型ハウジング120の一部は、一体型ハウジング120の重心又は重心に近い位置に配置されることが好ましい。
緩衝部材140は、タブ17の上部中央部から外周面に沿って右側サイドカバー10bに近い位置に配置されてもよい。もし、緩衝部材140がタブ17の上部中央部に配置された場合は、ヒートポンプモジュール100の全荷重が一体型ハウジング120を介してタブ17に伝達され、それによりタブ17の上部中央部が下方に衝撃を受けて潰れる恐れ
がある。しかし、緩衝部材140がタブ17の上部中央部から外周面に沿って横方向に偏って固定された場合は、伝達される力(衝撃力)の方向は重力方向であり、重力方向の力はタブ17の外周面に沿って円周方向に分散するので、衝撃を効果的に吸収することができる。
以下、図8a~図8dを参照して、本発明によるヒートポンプモジュール100の全体配置構成について説明する。
図8aは本発明によるヒートポンプモジュールがタブの上部に取り付けられた状態を示す斜視図であり、図8bは図8aを上方から見た平面図であり、図8cは図8aをキャビネットの正面から見た正面図であり、図8dは図8aをキャビネットの右側面から見た側面図である。
図8aに示すように、ヒートポンプモジュール100は、タブ17の上部にコンパクトに配置できるように、一体型ハウジング120を含む。
一体型ハウジング120は、タブ17の前部に配置される熱交換ダクト部121及びファンダクト部124と、タブ17の後部に備えられる圧縮機ベース部122及び気液分離器取付部123とを備える。
熱交換ダクト部121は、内部に蒸発器111と凝縮器112を収容して支持する。また、熱交換ダクト部121は、タブ17に連結され、タブ17から排出される空気を再びタブ17に再循環させるように空気の循環流路を形成する。
ファンダクト部124は、内部に吸入ファン130を備え、熱交換ダクト部121の右側面に垂直に配置される。ファンダクト部124は、熱交換ダクト部121と一体に着脱可能に結合される。吸入ファン130は、インペラ131と、インペラ131を駆動するためのファンモータ132とから構成されてもよい。
圧縮機ベース部122は、圧縮機本体113を支持し、ブラケット1131と防振マウント1132を用いて圧縮機ベース部122の上部に圧縮機本体113を懸架する形態で設置することにより、横型圧縮機113の振動を抑制するようにしてもよい。また、圧縮機ベース部122は、内部に圧縮機本体113を収容し、圧縮機本体113が圧縮機ベース部122に囲まれる形態で構成されてもよい。
気液分離器取付部123は、気液分離器115を取り付けるために備えられる。
熱交換ダクト部121、ファンダクト部124、圧縮機ベース部122及び気液分離器取付部123は、全て一体(one body)に構成される。
図8bに示すように、タブ17は、中心線C-Cを基準として上部中央の後端部において左に偏って形成される空気出口171を備える。熱交換ダクト部121は、タブ連結ダクト173によりタブ17の空気出口171に連結されてもよい。タブ17とタブ連結ダクト173を連結する部位には第1給水ホース174が連結される。第1給水ホース174は、給水弁176に連結され、給水源から供給される洗濯水を空気出口171を介して供給する。熱交換ダクト部121のダクトカバーの背面には第2給水ホース175が連結されてもよい。第2給水ホース175は、蒸発器111の噴射面に洗浄水を供給するためのホースである。
タブ連結ダクト173の一端部はタブ17の空気出口171に連結され、タブ連結ダク
ト173の他端部は熱交換ダクト部121の吸入口に連結される。タブ連結ダクト173の他端部と熱交換ダクト部121の吸入口間には、ベローズ状に形成されるゴム製の防振部材が挿入設置され、タブ17から発生する振動が熱交換ダクト部121に伝達されないように振動を絶縁する。
図8aに示すように、タブ17の前端部にはゴム製のガスケット17aが形成され、ガスケット17aの右側上部には空気入口172が形成される。
吸入ファン130は、熱交換ダクト部121の右側面に垂直に配置され、タブ17から排出される空気をタブ連結ダクト173と熱交換ダクト部121の内部に吸入する。また、吸入ファン130は、吸入された空気をタブ17の内部に再び送出する。
ファンダクト部124は、吸入ファン130の回転軸133が熱交換ダクト部121の右側面とキャビネットの右側サイドカバーを向くように配置され、インペラ131は、回転軸133を中心に回転する。
ファンダクト部124は、インペラ131を囲むリング状のファンハウジング124aと、タブ17のガスケット17aに連結されるようにファンハウジング124aの前面下部から左側に対角線方向に延びる吐出部124bとを含む。吐出部124bは、ファンハウジング124aの前面からタブ17の空気入口172へ行くほど断面積が大きくなるように延設される。ここで、吐出口からの空気の吐出方向は、タブ17の右側上部から左側下部に移動させる方向である。これは、空気と洗濯物との接触面積をできるだけ広く確保して乾燥性能を向上させるためである。また、ファンダクト部124から吐出される空気の吐出圧力は、インペラ131の回転による遠心力により空気をファンハウジング124aの中心部から放射方向に放出することにより決定される。さらに、インペラ131の回転数が増加することにより、空気の吐出流量が増加する(図8a及び図8d参照)。
図8bに示すように、タブ17から排出される空気はタブ連結ダクト173を経由して熱交換ダクト部121を通過するが、タブ17の上部左側からタブ17の上部右側に対角線方向に移動する。
圧縮機ベース部122は、タブ17の上部右側の後部に配置される。ここで、タブ17の後部は図の上側であり、タブ17の前部は下側である。
気液分離器取付部123は、タブ17の中心線C-Cに近接してタブ17の上部中央の後部に配置される。
本発明による気液分離器115は、圧縮機113とは独立した構成要素として備えられる。
これは、衣類処理装置に適用されるヒートポンプモジュール100の気液分離器115は一般的に容量が小さく、気温が零下となる冬季などの外部環境の条件によって蒸発器111で完全に気化しない液相冷媒の流量が多いからである。
よって、気液分離器115の容量を大きくするために、気液分離器115は、圧縮機113の一部の構成要素ではなく、別の独立した構成として備えることが好ましい。また、本発明による気液分離器115の直径は、圧縮機113の直径の約1/3~3/4であることが好ましい。
気液分離器115は、気液分離器取付部123に取り付けられて支持され、気液分離器
取付部123は、圧縮機ベース部122の左側面と熱交換ダクト部121の後面に一体に形成される。しかし、気液分離器115は、圧縮機本体113から離隔して配置される。
また、気液分離器115の後部には、圧力スイッチを取り付けるための圧力スイッチ取付部125がさらに含まれてもよい。
図8b及び図8cに示すように、熱交換ダクト部121の内部には蒸発器111及び凝縮器112が収容され、蒸発器111及び凝縮器112は、タブ17の中心線C-Cから右に偏って配置され、タブ17の中心線C-Cと交差する方向に互いに離隔して配置される。
図8cに示すように、熱交換ダクト部121は、タブ17の中心線C-Cから右に行くほど断面積が次第に大きく増加する。熱交換ダクト部121の上面は、キャビネットのトップカバーに平行な平面であり、熱交換ダクト部121の下面は、タブ17の上部外周面に対向してタブ17の上部空間を最大限活用できるように下方に延びてもよい。
熱交換ダクト部121の上面、蒸発器111の上面及び凝縮器112の上面は、実質的にほぼ同じ平面上に位置する。例えば、これらの上面の高さ差は1cm以内であってもよい。しかし、蒸発器111の下端部は熱交換ダクト部121の吸入側底面より低くなるように下方に延び、凝縮器112の下端部は蒸発器111の下端部より低くなるように下方に延びることにより、熱交換面積を大きくすることができる。
よって、蒸発器111及び凝縮器112の大きさをより大きくして熱交換面積を大きくすることにより、ヒートポンプの性能を向上させることができる。
前述したヒートポンプモジュール100を備える衣類処理装置は、上記実施形態の構成や方法に限定されるものではなく、上記実施形態に様々な変形が行われるように、各実施形態の全部又は一部を選択的に組み合わせて構成してもよい。

Claims (10)

  1. 衣類処理装置であって、
    キャビネットと、
    前記キャビネットの内部に備えられるタブと、
    前記タブの内部に回転可能に備えられ、洗濯物の洗濯及び乾燥のための収容空間を提供するドラムと、
    冷媒を圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器に循環させ、前記ドラムから排出される空気を前記蒸発器及び前記凝縮器を経由して前記ドラムに再循環させるヒートポンプモジュールと、を備えてなり、
    前記ヒートポンプモジュールは、一体型ハウジングにより前記蒸発器、前記凝縮器及び前記圧縮機を一体化し、
    前記一体型ハウジングは、
    前記蒸発器及び前記凝縮器を収容し、前記タブに連結されて前記空気の循環流路を形成する熱交換ダクト部と、
    前記熱交換ダクト部の後面と一体に形成され、前記圧縮機を支持する圧縮機ベース部と、を備えてなり、
    前記圧縮機は、前記タブの上部と前記キャビネットの上端間において水平面に対して傾斜して配置される横型圧縮機で構成され、
    前記圧縮機ベース部は、
    前記横型圧縮機の両側面を収容して囲むように形成される支持台と、
    前記支持台の上側に取り付けられ、前記圧縮機の上面を固定するブラケットと、
    前記ブラケットと前記支持台間に配置される防振マウントと、を備え、
    前記ブラケットは、
    前記圧縮機の外周面の上側と面接触可能に結合されるように曲面状に形成される中央部と、
    前記中央部から前記支持台の上部に向かって延びて前記防振マウントに結合される周縁部と、を備え、
    前記圧縮機は、前記ブラケットの下側に固定され、前記ブラケットと前記防振マウントにより前記支持台の上側に懸架支持される、衣類処理装置。
  2. 前記一体型ハウジングは、前記タブの上部に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記熱交換ダクト部の吸入口は、前記キャビネットの上方から見たときに前記タブの中心線から左後方に延設され、前記熱交換ダクト部の吐出口は、右前方に延設されることを特徴とする、請求項2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記熱交換ダクト部の吐出口の側面にファンダクト部が一体に締結され、
    前記ファンダクト部は、内部に吸入ファンを備えて前記タブから排出される空気を吸入することを特徴とする、請求項3に記載の衣類処理装置。
  5. 前記吸入ファンは、
    インペラとファンモータを連結する回転軸が前記熱交換ダクト部の吐出口を向くように、前記熱交換ダクト部の右側面と前記キャビネットの右側面を形成するサイドカバー間に配置されることを特徴とする、請求項4に記載の衣類処理装置。
  6. 前記熱交換ダクト部の吸入口は、タブ連結ダクトを介して、前記タブの中心線の後側において左に偏って形成される前記タブの空気出口に連結され、
    前記熱交換ダクト部の吐出口は、前記ファンダクト部を介して、前記タブの中心線の前側において右に偏って形成される前記タブの空気入口に連結されることを特徴とする、請求項4に記載の衣類処理装置。
  7. 前記タブの空気入口は、前記タブの前面に備えられるガスケットの右側上面に形成されることを特徴とする、請求項6に記載の衣類処理装置。
  8. 前記蒸発器と前記凝縮器とは、前記キャビネットの前方から見たときに前記タブの中心線から右方向に離隔して配置されることを特徴とする、請求項2に記載の衣類処理装置。
  9. 前記蒸発器と前記凝縮器とは、前記キャビネットの上方から見たときに前記タブの中心線と交差する方向に離隔して配置されることを特徴とする、請求項8に記載の衣類処理装置。
  10. 前記蒸発器は、前記キャビネットの前方から見たときに前記熱交換ダクト部の上面から前記タブの上部中央部より低くなるように延び、
    前記凝縮器は、前記熱交換ダクト部の上面から前記蒸発器の下端部より低くなるように延び、
    前記凝縮器は、前記蒸発器に比べて熱交換面積がより広いことを特徴とする、請求項8に記載の衣類処理装置。
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