JP7009109B2 - 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 - Google Patents
発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7009109B2 JP7009109B2 JP2017151472A JP2017151472A JP7009109B2 JP 7009109 B2 JP7009109 B2 JP 7009109B2 JP 2017151472 A JP2017151472 A JP 2017151472A JP 2017151472 A JP2017151472 A JP 2017151472A JP 7009109 B2 JP7009109 B2 JP 7009109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin particles
- polystyrene
- based resin
- weight
- effervescent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
防止し、さらに良好な表面性を有した成形体が得られることが記載されている。しかしながら、樹脂表層にクラックを発生させている記載がない。
前記発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の表面に表面クラックを有するものであり、この表面クラックを有する樹脂表面における直線100μmあたりの平均交差クラック本数が6.5本/100μm~12.5本/100μmであることを特徴とする発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。
この表面クラックを有する写真上に10μm間隔で4本の平行な直線を引き、各直線と交差する表面クラックの直線100μmあたりの本数である単位交差クラック本数を求めたときに、得られた4直線分の単位交差クラック本数の平均値である平均交差クラック本数が6.5本/100μm~12.5本/100μmであることを特徴とする発泡性ポリスチレン系樹脂粒子である。
4本の直線に交差する表面クラックの100μmあたりの本数の平均値から、1粒子における平均交差クラック本数を求めた。さらに、5個の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子における平均値を、本発明における平均交差クラック本数とした。
平均交差クラック本数が6.5本/100μm未満では、発泡剤の散逸が抑制され、成形体表面の粒子の間隙が埋まりにくく、成形体の外観性を損なう傾向にあり、さらに、メチルフェニルポリシロキサンが均一に塗布できないためブロッキング抑制効果が低下する。また、12.5本/100μmを超えると、発泡剤の逸散が多すぎる為、やはり成形体表面の粒子の間隙が埋まりにくくなり、融着性も悪化する傾向がある。
発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の表面を、走査型電子顕微鏡SEMを用いて、倍率1000倍で観察することにより得られる写真上で、写真の長辺方向に平行な直線が写真の短辺を横切るように10μm間隔で4本の平行な直線を引き、各直線(長さ100μm)と交差する表面クラックの本数を計測した。なお、計測に当たっては、直線を横切るクラックのみならず、直線に接しているクラックも交差するクラックとしてカウントした。
4本の直線に交差する表面クラックの100μmあたりの本数の平均値から、1粒子における平均交差クラック本数を求めた。さらに、5個の発泡性熱可塑性樹脂粒子における平均値を、本発明における平均交差クラック本数とした。
なお、走査型電子顕微鏡SEMの観察条件は、以下のとおりである。
SEM:JEOL社製、JSM-6060LV
加圧電圧:10kV
作動距離:19mm
真空度:SEI
倍率:1000倍
スポットサイズ:40
<粉剥離量測定>
ブロアーを使用し発泡性ポリスチレン系樹脂粒子500kgを送粒した。ブロアー直近のフィルターの送粒前後の重量を測定し、その差を剥離量X[g]とした。また、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子に被覆した粉体添付剤の総量をY[g]とし、剥離率[%]を下記式により算出した。
攪拌機付き予備発泡機に発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を投入し、水蒸気で加熱することにより発泡させ、見掛け倍率5~80倍のポリスチレン系樹脂予備発泡粒子を得た。ブロッキングは予備発泡粒子払出し時破砕機を停止させ、目開き1cmの網を通しブロッキングしていない予備発泡粒子を送粒後、回収・重量測定し投入樹脂に対し回収した予備発泡粒子の割合を重量部で、以下の基準にて、評価した。
◎:ブロッキングの割合が0.10%以下。
○:ブロッキングの割合が0.10%超、0.15%以下。
△:ブロッキングの割合が0.15%超、0.20%以下。
×:ブロッキングの割合が0.20%超。
成形機[ダイセン製、KR-57]を用いて、底面厚み30mm、側面厚み25mmで長さ550mm×幅350mm×高さ120mmサイズの箱形形状の金型内に充填し、吹き込み蒸気圧0.3~0.8kgf/cm2の範囲内で変化させた成型条件にて型内成形を行い、箱型の発泡成形品を得た。
(1)融着性評価
ポリスチレン系樹脂発泡体を破断し、破断面を観察して、粒子界面ではなく、粒子が破断している割合を求めて、以下の基準にて、融着性を判定した。
◎:粒子破断の割合が90%以上。
○:粒子破断の割合が80%以上、90%未満。
△:粒子破断の割合が70%以上、80%未満。
×:粒子破断の割合が70%未満。
(2)表面性評価
ポリスチレン系樹脂発泡体の表面状態を目視観察し、以下の基準にて表面性を評価した。
◎:表面の溶融、粒間が無く、非常に美麗。
○:表面の溶融、粒間が少なく、美麗。
△:表面の溶融、粒間があり、外観やや不良。
×:表面の溶融、粒間が多く、外観不良。
<表面クラックを有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造>
撹拌機付属の6Lのオートクレーブに、純水100重量部、リン酸三カルシウム0.2重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.01重量部および、開始剤としてベンゾイルパーオキサイド0.3重量部および1,1-ビス(t-ブチルパーオキシ)シクロヘキサン0.2重量部を仕込んだ。続いて、250回転/分で撹拌しながら、スチレン単量体95重量部、アクリル酸ブチル単量体5重量部を仕込んだ後、98℃まで昇温させた。引き続き、98℃にて4時間保持して、ポリスチレン系樹脂粒子を得た。
次いで、発泡剤としてブタン7重量部をオートクレーブ中に圧入し、再び120℃まで昇温させた。その後、120℃にて2時間保温した後、室温まで冷却して、オートクレーブから重合スラリーを取り出した。取り出した重合スラリーを洗浄、脱水することにより、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を得た。
次いで、得られた発泡性ポリスチレン系樹脂粒子100重量部に対して、ポリオキシエチレンセチルエーテル[HLB値11.9、日本油脂(株)製]0.03重量部を3重量%水溶液に調整した状態で、樹脂粒子表面に均一に被覆するよう混合撹拌した。その後、気流乾燥器で水分の乾燥を行い、次いで、箱型通気乾燥器[田中化学機械製]内にて50℃で20分間加熱した後、樹脂表層にクラックの生じた発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を得た。
得られた発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の表面クラックの幅を、表1に示す。
ナウタミキサー[ホソカワミクロン製]に予め投入しておいた前記発泡性ポリスチレン系樹脂粒子100重量部に、メチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-50-1000cs、粘度1000mm2/s(25 度)、屈折率1.425(25 度):信越化学工業(株)]0.03重量部を120秒間かけて投入し、15分間ブレンドすることによりポリシロキサンが被覆された発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を得た。
得られた発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を、加圧式予備発泡機[大開工業製、BHP]を用いて、吹き込み蒸気圧0.5kgf/cm2の条件にて嵩倍率65倍に予備発泡し、ポリスチレン系樹脂予備発泡粒子を得た。この際、吹き込み蒸気にはエアーを切り込ませて、吹き込み蒸気温度を調節した。得られたポリスチレン系樹脂予備発泡粒子は、その後、常温下で1日放置して、養生乾燥を行った。
得られたポリスチレン系樹脂予備発泡粒子を、成形機[ダイセン製、KR-57]を用いて、底面厚み30mm、側面厚み25mmで長さ550mm×幅350mm×高さ120mmサイズの箱形形状の金型内に充填し、吹き込み蒸気圧0.3~0.8kgf/cm2の成型条件にて型内成形を行い、箱型の発泡成形体を得た。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、メチルフェニルポリシロキサンの被覆量をメチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-50-1000cs:信越化学]0.01重量部に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、メチルフェニルポリシロキサンの被覆量をメチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-50-1000cs:信越化学]0.05重量部に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、メチルフェニルポリシロキサンの被覆量をメチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-50-1000cs:信越化学]0.10重量部に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、メチルフェニルポリシロキサンの種類をメチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-50-300cs、粘度300mm2/s(25 度)、屈折率1.425(25 度):信越化学]に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、メチルフェニルポリシロキサンの種類をメチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-50-3000cs、粘度3000mm2/s(25 度)、屈折率1.425(25 度):信越化学]に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、メチルフェニルポリシロキサンの種類をメチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-54SS、粘度500mm2/s(25 度)、屈折率1.504(25 度):信越化学]に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、メチルフェニルポリシロキサンの種類をメチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-54HV、粘度4000~5000mm2/s(25 度)、屈折率1.50~1.51(25 度):信越化学]に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<表面クラックを有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造>において、ポリオキシエチレンセチルエーテルの添加量をポリオキシエチレンセチルエーテル[HLB値11.9、日本油脂(株)製]0.01重量部に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<表面クラックを有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造>において、ポリオキシエチレンセチルエーテルの添加量をポリオキシエチレンセチルエーテル[HLB値11.9、日本油脂(株)製]0.06重量部に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、ナウタミキサー[ホソカワミクロン製]に予め投入しておいた前記発泡性ポリスチレン系樹脂粒子100重量部に、メチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-50-1000cs、粘度1000mm2/s(25 度)、屈折率1.425(25 度):信越化学]0.02重量部を120秒間かけて投入し、15分間ブレンドし、次いでステアリン酸亜鉛0.05重量部を投入し、15分間ブレンドすることにより発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を得た以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、ナウタミキサー[ホソカワミクロン製]に予め投入しておいた前記発泡性ポリスチレン系樹脂粒子100重量部に、メチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-54、粘度400mm2/s(25 度)、屈折率1.505(25 度):信越化学]0.05重量部を120秒間かけて投入し、15分間ブレンドし、次いでステアリン酸亜鉛0.10重量部を投入し、15分間ブレンドすることにより発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を得た以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<表面クラックを有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造>において、ポリオキシエチレンセチルエーテルを添加しないこと以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<表面クラックを有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造>において、ポリオキシエチレンセチルエーテルを添加しないこと、および<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、ナウタミキサー[ホソカワミクロン製]に予め投入しておいた前記発泡性ポリスチレン系樹脂粒子100重量部に、メチルフェニルポリシロキサン[製品名KF-54、粘度400mm2/s(25 度)、屈折率1.505(25 度):信越化学]0.05重量部を120秒間かけて投入し、15分間ブレンドし、次いでジメチルポリシロキサン[製品名KF-96-500cs、粘度500mm2/s(25 度)、屈折率1.403(25 度):信越化学]0.01重量部を120秒間かけて投入し、15分間ブレンドすることにより発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を得た以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<表面クラックを有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造>において、ポリオキシエチレンセチルエーテルの添加量をポリオキシエチレンセチルエーテル[HLB値11.9、日本油脂(株)製]0.001重量部に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<表面クラックを有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造>において、ポリオキシエチレンセチルエーテルの添加量をポリオキシエチレンセチルエーテル[HLB値11.9、日本油脂(株)製]0.10重量部に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、メチルフェニルポリシロキサンの種類をジメチルポリシロキサン[製品名KF-96-500cs:信越化学]に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、メチルフェニルポリシロキサンを添加しないこと以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。
<表面クラックを有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造>において、非イオン界面活性剤を被覆しないこと、及び<発泡性ポリスチレン系樹脂粒子へのポリシロキサンの被覆>において、添付剤(メチルフェニルポリシロキサン)をステアリン酸亜鉛0.200重量部、及びカスターワックス(ヒドロキシステアリン酸トリグリセリド)0.050重量部に変更した以外は、実施例1と同様の操作により、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、予備発泡粒子、型内発泡成形体を得た。評価結果を、表1に示す。(比較例7)では、ブロッキングを抑制し、かつ良好な融着性を得ることができる。一方、この処方においては粉体添付剤を使用していることから粉体が剥離することにより、実際の製造時には成形時金型のスリット詰まりによる蒸気使用量の増加、及び送粒時の配管詰まりによる流動性の悪化等の問題が生じるおそれがある。
Claims (6)
- メチルフェニルポリシロキサンが樹脂粒子表面に被覆されたことを特徴とする発泡性ポリスチレン系樹脂粒子であって、
前記発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の表面に表面クラックを有するものであり、この表面クラックを有する樹脂表面における直線100μmあたりの平均交差クラック本数が6.5本/100μm~12.5本/100μmであり、
0.01~0.06重量部のポリオキシエチレンセチルエーテルが樹脂粒子表面に被覆されており、
前記メチルフェニルポリシロキサンは、前記表面クラックを有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の表面であって、前記ポリオキシエチレンセチルエーテルの上層に被覆されていることを特徴とする発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。 - 前記メチルフェニルポリシロキサンの添加部数が、該発泡性ポリスチレン系樹脂粒子100重量部に対し、0.005重量部~0.100重量部であることを特徴とする、請求項1に記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。
- 前記メチルフェニルポリシロキサンの25℃における屈折率が1.41~1.60であることを特徴とする、請求項1、または2に記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。
- 前記メチルフェニルポリシロキサンの25℃における粘性が100mm2/s~6000mm2/sであることを特徴とする、請求項1~3いずれかに記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。
- 請求項1~4のいずれかに記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を、発泡させたことを特徴とする、ポリスチレン系樹脂予備発泡粒子。
- 請求項5に記載のポリスチレン系樹脂予備発泡粒子を型内成形したことを特徴とする、ポリスチレン系樹脂発泡体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017151472A JP7009109B2 (ja) | 2017-08-04 | 2017-08-04 | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017151472A JP7009109B2 (ja) | 2017-08-04 | 2017-08-04 | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019031587A JP2019031587A (ja) | 2019-02-28 |
JP7009109B2 true JP7009109B2 (ja) | 2022-01-25 |
Family
ID=65523029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017151472A Active JP7009109B2 (ja) | 2017-08-04 | 2017-08-04 | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7009109B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020152843A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 株式会社カネカ | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子および発泡成形体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007246705A (ja) | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Sekisui Plastics Co Ltd | 発泡性スチレン系樹脂粒子及びスチレン系樹脂発泡成形品の製造方法 |
JP2015108040A (ja) | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 株式会社カネカ | 発泡性熱可塑性樹脂粒子 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203647A (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-15 | Badische Yuka Co Ltd | 表面改質発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法 |
JPH0627212B2 (ja) * | 1988-07-22 | 1994-04-13 | 鐘淵化学工業株式会社 | 発泡性スチレン系樹脂粒子及びその製造方法 |
-
2017
- 2017-08-04 JP JP2017151472A patent/JP7009109B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007246705A (ja) | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Sekisui Plastics Co Ltd | 発泡性スチレン系樹脂粒子及びスチレン系樹脂発泡成形品の製造方法 |
JP2015108040A (ja) | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 株式会社カネカ | 発泡性熱可塑性樹脂粒子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019031587A (ja) | 2019-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6555251B2 (ja) | スチレン系樹脂発泡成形体及びその製造方法 | |
JP6263987B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法 | |
JP5261903B2 (ja) | ペースト加工用塩化ビニル系樹脂、ペースト加工用塩化ビニル系樹脂組成物及び成形体 | |
JP6999343B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体 | |
JP7009109B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 | |
JP6815810B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 | |
JP7183161B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子、発泡成形体、及びそれらの製造方法 | |
JP6847713B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体 | |
JP6323242B2 (ja) | 発泡性複合樹脂粒子の製造方法 | |
JP6987515B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 | |
JP2024015416A (ja) | 発泡性塩素化塩化ビニル系樹脂粒子、その発泡粒子、およびこれを用いた塩素化塩化ビニル系樹脂発泡成形体 | |
JP7049767B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 | |
JP7196078B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体 | |
CN113330062B (zh) | 发泡性聚苯乙烯系树脂颗粒、聚苯乙烯系预发泡颗粒及发泡成型体 | |
JP2020164707A (ja) | 発泡性塩素化塩化ビニル系樹脂粒子、その発泡粒子、およびこれを用いた塩素化塩化ビニル系樹脂発泡成形体 | |
JP7399663B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子および発泡成形体。 | |
JP7001362B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体 | |
JP6872972B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法、ポリスチレン系予備発泡粒子の製造方法及び発泡成形体の製造方法 | |
JP6799388B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法 | |
JP6691770B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 | |
JP2020152843A (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子および発泡成形体 | |
JP2022080345A (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子 | |
JP6964962B2 (ja) | 複合樹脂粒子 | |
JP7538642B2 (ja) | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子および発泡成形体。 | |
JP2000119435A (ja) | 抗菌性のスチレン系発泡性樹脂粒子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210608 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20210611 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211013 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7009109 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |