JP7004233B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
[1] 半導体装置であって、半導体基板と、前記半導体基板の一方の主面に設けられる活性部と、前記活性部の周囲に設けられる電界緩和構造と、前記半導体基板の他方の主面に設けられる裏面電極と、前記半導体基板の側面に設けられ、前記裏面電極と電気的に接続可能な側面導体構造とを含む。
[2] 前述の[1]の半導体装置において、前記側面導体構造が、前記裏面電極と連続的に設けられる金属膜であることが好ましい。
[3] 前述の[1]の半導体装置において、前記側面導体構造が、前記裏面電極と離間して設けられる金属膜あるいは金属線であることが好ましい。
[4] 前述の[1]の半導体装置において、前記側面導体構造が、前記半導体基板の側面に接触して設けられる角柱状導電部材であることが好ましい。
[5] 前述の[1]または[2]の半導体装置において、前記裏面電極に接する導電性接合層と、前記導電性接合層を介して前記裏面電極に接続された導電性板とをさらに含むことが好ましい。
[6] 前述の[3]の半導体装置において、前記裏面電極に接する導電性接合層と、前記導電性接合層を介して前記裏面電極に接続された導電性板とをさらに含み、前記導電性接合層が、前記側面導体構造と接触していることが好ましい。
[7] 前述の[4]の半導体装置において、前記裏面電極に接する導電性接合層と、前記導電性接合層を介して前記裏面電極に接続された導電性板とをさらに含み、前記導電性接合層が、前記側面導体構造の一部と接触しており、かつ、前記側面導体構造と前記半導体基板の側面との間、及び/または前記側面導体構造と前記導電性接合層との間に空隙が設けられることが好ましい。
[8] 前述の[1]~[7]のいずれかの半導体装置において、前記電界緩和構造を被覆する絶縁性おもて面コーティング層と、前記半導体基板の側面及び前記側面導体構造を被覆する絶縁性側面コーティング層とをさらに備えることが好ましい。
[9] 前述の[8]の半導体装置において、前記おもて面コーティング層と前記側面コーティング層とが異なる材料であることが好ましい。
[10] 前述の[8]の半導体装置において、前記おもて面コーティング層と前記側面コーティング層とが同一材料であり、かつ、連続した層を形成することが好ましい。
[11] 前述の[1]~[10]のいずれかの半導体装置において、前記半導体基板が、ワイドギャップ半導体基板であることが好ましい。
[12]本発明はまた別の実施形態によれば電子機器に関し、[1]~[11]のいずれかに記載の半導体装置を備える電子機器に関する。
本発明は第1実施形態によれば、半導体装置である。半導体装置は、半導体基板と、活性部と、電界緩和構造と、裏面電極と、側面導体構造とを含む、いわゆる半導体チップを含んで構成される。半導体装置は、前記半導体チップに加え、任意選択的に、導電性板と、前記半導体チップと導電性板との間に設けられた導電性接合層を備えていてもよい。
図1は、本実施形態の第1態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。図1に示す半導体装置は、裏面電極1と、半導体基板2と、活性部3と、電界緩和構造4と、側面導体構造10aとを含む半導体チップと、任意選択的な構成要素である、導電性接合層5と、導電性板6から構成される。側面導体構造10a以外の各構成要素は、上記において説明したとおりであり、ここでは説明を省略する。また、図2は、第1態様による半導体装置の、活性部3及び電界緩和構造4が形成されたおもて面からの平面図である。
図3は、本実施形態の第2態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。図3に示す半導体装置は、裏面電極1と、半導体基板2と、活性部3と、電界緩和構造4と、側面導体構造10bとを含む半導体チップと、任意選択的な構成要素である、導電性接合層5と、導電性板6から構成される。側面導体構造10b以外の各構成要素は、上記において説明したとおりであり、ここでは説明を省略する。図4は、第2態様による半導体装置の、活性部3及び電界緩和構造4が形成されたおもて面からの平面図である。
図5は、本実施形態の第3態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。図5に示す半導体装置は、裏面電極1と、半導体基板2と、活性部3と、電界緩和構造4と、側面導体構造10cとを含む半導体チップと、任意選択的な構成要素である、導電性接合層5と、導電性板6から構成される。側面導体構造10c以外の各構成要素は、上記において説明したとおりであり、ここでは説明を省略する。図6は、第3態様による半導体装置の、活性部3及び電界緩和構造4が形成されたおもて面からの平面図である。
図7は、本実施形態の第4態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。第4態様による半導体装置は、第1態様による半導体装置において、側面導体構造10aにさらに絶縁性コーティング層を被覆した態様である。したがって、側面導体構造10aの態様については、第1態様と同様であり、説明を省略する。
図8は、本実施形態の第5態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。第5態様による半導体装置は、第1態様による半導体装置において、側面導体構造10aにさらに絶縁性コーティング層を被覆した態様である。したがって、側面導体構造10aの態様については、第1態様と同様であり、説明を省略する。
図9は、本実施形態の第6態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。第6態様による半導体装置は、第1態様による半導体装置において、側面導体構造10aにさらに絶縁性コーティング層を被覆した態様である。したがって、側面導体構造10aの態様については、第1態様と同様であり、説明を省略する。
図10は、本実施形態の第7態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。第7態様による半導体装置は、第2態様による半導体装置において、側面導体構造10bにさらに絶縁性コーティング層を被覆した態様である。したがって、側面導体構造10bの態様については、第2態様と同様であり、説明を省略する。
図11は、本実施形態の第8態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。第8態様による半導体装置は、第2態様による半導体装置において、側面導体構造10bにさらに絶縁性コーティング層14a、14bを被覆した態様である。したがって、側面導体構造10bの態様については、第2態様と同様であり、説明を省略する。
図12は、本実施形態の第9態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。第9態様による半導体装置は、第2態様による半導体装置において、側面導体構造10bにさらに絶縁性コーティング層14c、14dを被覆した態様である。したがって、側面導体構造10bの態様については、第2態様と同様であり、説明を省略する。
図13は、本実施形態の第10態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。第10態様による半導体装置は、第3態様による半導体装置において、側面導体構造10cにさらに絶縁性コーティング層14を被覆した態様である。したがって、側面導体構造10cの態様については、第3態様と同様であり、説明を省略する。
図14は、本実施形態の第11態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。第11態様による半導体装置は、第3態様による半導体装置において、側面導体構造10cにさらに絶縁性コーティング層を被覆した態様である。したがって、側面導体構造10cの態様については、第3態様と同様であり、説明を省略する。
図15は、本実施形態の第12態様による半導体装置の一方の端部を概念的に示す断面図である。第12態様による半導体装置は、第3態様による半導体装置において、側面導体構造10cにさらに絶縁性コーティング層を被覆した態様である。したがって、側面導体構造10cの態様については、第3態様と同様であり、説明を省略する。
本発明は、第2実施形態によれば、電子機器に関する。具体的には、第1実施形態による半導体装置を備える電子機器に関する。電子機器としては、インバータ、メガソーラー、燃料電池、エレベータ、冷却装置、車載用半導体装置などの電気・電力機器、特には電力変換装置が挙げられるが、これらには限定されない。
2 半導体基板
3 活性部
4 電界緩和構造
5 導電性接合層
6 導電性板
10a、10b、10c 側面導体構造
14 絶縁性コーティング層
S 側面(ダイシング面)
da、db、dc 側面導体構造の厚み
ha、hb、hc 側面導体構造の高さ
Claims (11)
- 半導体基板と、
前記半導体基板の一方の主面に設けられる活性部と、前記活性部の周囲に設けられる電界緩和構造と、
前記半導体基板の他方の主面に設けられる裏面電極と、
前記半導体基板の側面に設けられ、前記裏面電極と電気的に接続可能な側面導体構造と
を含み、
前記電界緩和構造を被覆する絶縁性おもて面コーティング層と、前記半導体基板の側面及び前記側面導体構造を被覆する絶縁性側面コーティング層とをさらに備える、半導体装置。 - 前記側面導体構造が、前記裏面電極と連続的に設けられる金属膜である、請求項1に記載の半導体装置。
- 半導体基板と、
前記半導体基板の一方の主面に設けられる活性部と、前記活性部の周囲に設けられる電界緩和構造と、
前記半導体基板の他方の主面に設けられる裏面電極と、
前記半導体基板の側面に設けられ、前記裏面電極と電気的に接続可能な側面導体構造と
を含み、
前記側面導体構造が、前記裏面電極と離間して設けられる金属膜あるいは金属線である、半導体装置。 - 半導体基板と、
前記半導体基板の一方の主面に設けられる活性部と、前記活性部の周囲に設けられる電界緩和構造と、
前記半導体基板の他方の主面に設けられる裏面電極と、
前記半導体基板の側面に設けられ、前記裏面電極と電気的に接続可能な側面導体構造と
を含み、
前記側面導体構造が、前記半導体基板の側面に接触して設けられる角柱状導電部材である、半導体装置。 - 前記裏面電極に接する導電性接合層と、前記導電性接合層を介して前記裏面電極に接続された導電性板とをさらに含む、請求項1または2に記載の半導体装置。
- 前記裏面電極に接する導電性接合層と、前記導電性接合層を介して前記裏面電極に接続された導電性板とをさらに含み、前記導電性接合層が、前記側面導体構造の一部と接触しており、かつ、前記側面導体構造と前記半導体基板の側面との間、及び/または前記側面導体構造と前記導電性接合層との間に空隙が設けられる、請求項4に記載の半導体装置。
- 前記電界緩和構造を被覆する絶縁性おもて面コーティング層と、前記半導体基板の側面及び前記側面導体構造を被覆する絶縁性側面コーティング層とをさらに備える、請求項3、4または6のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記おもて面コーティング層と前記側面コーティング層とが異なる材料である、請求項1、2、または7のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記おもて面コーティング層と前記側面コーティング層とが同一材料であり、かつ、連続した層を形成する、請求項1、2、または7のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記半導体基板が、ワイドギャップ半導体基板である、請求項1~9のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 請求項1~10のいずれか1項に記載の半導体装置を備える電子機器。
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