JP6996187B2 - メッセージ出力プログラム、メッセージ出力方法および案内装置 - Google Patents

メッセージ出力プログラム、メッセージ出力方法および案内装置 Download PDF

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本発明は、メッセージ出力プログラム、メッセージ出力方法および案内装置に関する。
近年のカーナビゲーションは、地図上に現在地を表示するだけでなく、各種の付加的な情報を表示することができる。例えば、カーナビゲーションによっては、該カーナビゲーションを利用する利用者が登録した購入対象物を取り扱う店舗を示す情報を地図上に表示する機能を有している場合がある。関連する技術として、例えば、以下の特許文献1が提案されている。
特開2005-345325号公報
カーナビゲーションが、購入対象物を取り扱う店舗を示す情報を地図上に表示するとともに、購入対象物の購入を促すメッセージを出力することが考えられる。ただし、カーナビゲーションの地図上の画面に表示される上記メッセージの内容に変化がない場合、常に同じ内容のメッセージが画面に表示される。
このため、メッセージの内容に対する利用者の関心度合いが低下し、購入対象物の買い忘れを生じる可能性がある。かかる問題は、カーナビゲーション以外の案内システムにおいても生じ得る。
1つの側面として、本発明は、購入対象物の購入を促すメッセージの強度を段階的に変化させることを目的とする。
1つの態様では、メッセージ出力プログラムは、帰宅予定時刻および購入対象物の入力を受け付け、前記帰宅予定時刻までに到達可能であり、且つ前記購入対象物を取り扱う店舗に関する店舗情報を抽出し、前記帰宅予定時刻までの時間と前記店舗情報が示す店舗数とのうち何れか一方または両方に応じて、前記購入対象物の購入を促すメッセージの強度を変化させて出力する、処理を案内装置に実行させる。
1つの側面によれば、購入対象物の購入を促すメッセージの強度を段階的に変化させることができる。
案内装置の一例を示す図である。 初期設定画面の一例を示す図である。 通知段階設定画面の一例を示す図である。 時刻テーブルの一例を示す図である。 店舗数テーブルおよび判定テーブルの一例を示す図である。 開始画面の一例を示す図である。 案内画面の一例を示す図(その1)である。 案内画面の一例を示す図(その2)である。 案内画面の一例を示す図(その3)である。 案内画面の一例を示す図(その4)である。 案内画面の一例を示す図(その5)である。 初期設定処理の一例を示すフローチャートである。 案内処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 案内処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 案内処理の一例を示すフローチャート(その3)である。 案内処理の一例を示すフローチャート(その4)である。 設定されたメッセージに応じた表示処理の一例を示すフローチャートである。 案内装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
<案内装置の一例>
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。図1は、案内装置1の一例を示す。実施形態の案内装置1は、自動車等の車両に搭載されているカーナビゲーションであることを想定する。
案内装置1は、カーナビゲーションには限定されない。例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末であってもよい。この場合、以下の実施形態の各処理は、携帯端末にインストールされている所定のアプリケーションにより実現されてもよい。該所定のアプリケーションは、例えば、ナビゲーションに関するアプリケーションである。
図1の例に示されるように、案内装置1は、制御部2とタッチパネルディスプレイ3とGlobal Positioning System(GPS)受信機4と記憶部5とを含む。制御部2は、実施形態における各種の処理を行なう。
タッチパネルディスプレイ3は、地図を含む各種の情報を表示するとともに、利用者(例えば、カーナビゲーションが搭載される自動車の運転手)が行なった入力操作を受け付ける。GPS受信機4は、現在地の位置情報を受信する。記憶部5は、上記の地図の情報を含む各種の情報を記憶する。
制御部2は、抽出部11とポイント設定部12とポイント算出部13とメッセージ強度設定部14と表示制御部15と受け付け部16とを含む。抽出部11は、現在地から帰宅予定時刻までに到達可能であり、且つ購入対象物を取り扱う店舗に関する店舗情報を抽出する。
帰宅予定時刻は、利用者が自宅に帰宅する予定時刻を示し、購入対象物は、利用者が購入を予定している物品を示す。例えば、利用者は、タッチパネルディスプレイ3に表示されている内容に応じて、帰宅予定時刻および購入対象物を、該タッチパネルディスプレイ3に入力する。
ポイント設定部12は、時刻テーブルおよび店舗数テーブルに対して、ポイントの設定を行なう。ポイント算出部13は、時刻テーブルおよび店舗数テーブルに設定された各ポイントに対して所定の演算を行う。該演算の結果に応じて、タッチパネルディスプレイ3に表示されるメッセージの強度を判定するための指標を示す判定テーブルが生成される。
メッセージ強度設定部14は、上記判定テーブルを参照して、現時刻のポイントと所定範囲内にある店舗数のポイントとに基づいて、購入対象物の購入を促すメッセージの強度を設定する。上記ポイントが変化した場合、メッセージの強度も変化することがある。
表示制御部15は、メッセージ強度設定部14が設定した強度に応じたメッセージをタッチパネルディスプレイ3に表示する制御を行う。表示制御部15は、出力部の一例である。実施形態では、表示制御部15は、タッチパネルディスプレイ3に表示されている地図に、上記メッセージを重畳表示する。
例えば、案内装置1が、上述したスマートフォン等である場合、上記出力部は、メッセージを音声で出力してもよい。また、上記出力部は、スマートフォン等を鳴動させる出力制御を行ってもよい。
受け付け部16は、タッチパネルディスプレイ3に対して行なわれた入力操作を受け付ける。受け付け部16は、上述した情報以外の各種の情報を受け付ける。
<初期設定の一例>
図2乃至図5を参照して、初期設定の一例について説明する。図2は、初期設定画面の一例を示す。以下の各種画面は、タッチパネルディスプレイ3に表示される。図2の初期設定画面は、通知開始時刻、帰宅予定時刻、表示店舗数および通知段階の4つのパラメータを設定する画面である。
利用者が、タッチパネルディスプレイ3に対して入力操作を行うことにより、受け付け部16が各パラメータの入力を受け付ける。受け付け部16が受け付けたパラメータは、例えば、記憶部5に記憶される。
上述したように、タッチパネルディスプレイ3には、購入対象物の購入を促すメッセージが表示される。通知開始時刻は、上記メッセージの表示を開始する時刻を示す。例えば、通知開始時刻から帰宅予定時刻までの間、利用者が自動車を使用することが想定される。この場合、帰宅予定時刻から通知開始時刻までの間(例えば、夜間)は、自動車は使用されない可能性が高い。
実施形態では、登録された購入対象物を取り扱う店舗を示す情報が、地図に重畳されて、タッチパネルディスプレイ3に表示される。該情報は、店舗情報の一例である。店舗を示す情報は、地図上にキャラクタ表示される。表示店舗数は、購入対象物を取り扱う店舗が所定範囲内に複数ある場合に、表示する店舗の数の最大値を示す。
実施形態では、タッチパネルディスプレイ3に表示されるメッセージの強度は段階的に変化する。図2の例における通知段階は、メッセージ強度の段階の数を示す。利用者は、該通知段階の数を任意の値に設定することができる。図2の例では、通知段階は「3」に設定されている。
「設定する」ボタンは、初期設定を完了するためのボタンである。「設定する」ボタンが押下されると、受け付け部16が該押下操作を受け付け、制御部2は、初期設定の内容を記憶部5に記憶する。「設定しない」ボタンが押下された場合には、初期設定は行なわれない。
「メッセージ設定」ボタンは、メッセージの内容を設定するためのボタンである。タッチパネルディスプレイ3に対して、「メッセージ設定」ボタンの押下操作が入力されると、受け付け部16が該押下操作を受け付ける。表示制御部15は、タッチパネルディスプレイ3に表示されている初期設定画面を、図3に示される通知段階設定画面に切り替える。
通知段階設定画面では、表示されるメッセージを設定することができる。上述したように、通知段階は「3」に設定されている。従って、図3の例に示されるように、通知段階1~3に対して、メッセージを設定することができる。
例えば、上記利用者が、タッチパネルディスプレイ3に対して、図3の例に示されるメッセージを入力すると、該入力の操作を受け付け部16が受け付ける。これにより、通知段階に応じたメッセージが設定される。表示制御部15は、該メッセージを設定するための文字入力画面を表示してもよい。
図3の例の通知段階設定画面において、通知段階1から順に、通知段階の数が増えるに応じて、メッセージ強度が強くなる設定がされている。メッセージの内容は、上述したように、利用者により設定される。メッセージの内容は、通知段階に応じて任意に設定されてよい。また、メッセージの内容は、記憶部5に記憶されているテンプレートが使用されてもよい。
図3の例の場合、メッセージ強度は、通知段階1が最も弱く、通知段階2、通知段階3の順に強くなる。何れの通知段階のメッセージ強度がタッチパネルディスプレイ3に表示されるかは、帰宅予定時刻までの時間と、現在地から所定範囲にある店舗数とに基づいて、決定される。
該所定範囲は、現在地から帰宅予定時刻までに到達可能な範囲のうち、別途、設定される所要時間で到達可能な範囲を示す。該所定範囲は、現在地から帰宅予定時刻までに到達可能な範囲であってもよい。
時刻MAXは、上記店舗数にかかわらず、現時刻から帰宅予定時刻までの時間が所定時間以下になった場合に表示されるメッセージである。店舗MAXは、上記時間にかかわらず、上記店舗数が所定数以下になった場合に表示されるメッセージである。何れのメッセージも、利用者が設定可能である。
タッチパネルディスプレイ3の「設定する」ボタンが押下されると、受け付け部16は、該押下操作を受け付ける。これにより、通知段階設定画面における各メッセージの設定が完了する。
制御部2は、設定された各メッセージを、通知段階(時刻MAXおよび店舗MAXを含む)に対応付けて、記憶部5に記憶する。「設定しない」ボタンが押下されたことを受け付け部16が受け付けると、通知段階設定画面で入力されたメッセージは、記憶部5に記憶されない。
図3の例におけるメッセージのうち「購入対象物」は変数であることを示し、該変数に別の画面で設定される情報が反映される。該情報が、上記変数に反映された文字列が、タッチパネルディスプレイ3に表示されるメッセージとなる。
<各テーブルの一例>
図4は、時刻テーブルの一例を示す。該時刻テーブルは、記憶部5に記憶される。図4の例に示される時刻テーブルは、時刻と配分とポイント(時刻ポイント)との項目を含む。時刻ポイントは、第1ポイントの一例である。時刻の項目は、1時間ごとの時間帯を示す。例えば、「1:00」の時間帯は、「1:00」から始まり、「2:00」に至る前までの時間帯(1時台の時間帯)を示す。
配分のうち分母は、24時間であることを示し、分子は、ポイント設定部12により、配分される値を示す。ポイント設定部12は、帰宅予定時刻の1つ前の時間帯に最も高い値を配分し、帰宅予定時刻から一定時間遡るに応じて、配分する値を一定数ずつ減らす。
図4の例において、ポイント設定部12は、帰宅予定時刻から1時間遡るに応じて、配分する値を「10」からデクリメントしていく。また、ポイント設定部12は、帰宅予定時刻の1つ前の時間帯(17時台の時間帯)に最も高い値を配分する。
実施形態におけるポイント設定部12は、通知開始時刻から帰宅予定時刻までの時間(10時間)における各時間帯に対して、正の値を配分し、帰宅予定時刻から通知開始時刻までの時間(14時間)における各時間帯に対して、負の値を配分する。
図4の例に示されるように、ポイント設定部12は、帰宅予定時刻の1つ前の時間帯である17時台の時間帯(時刻MAXに対応)に対して、値「10」を配分する。また、ポイント設定部12は、帰宅予定時刻を超過した時間帯である18時台の時間帯に対して、値「-14」を配分する。
ポイント設定部12は、配分された値を「24」で除算し、算出結果(時刻ポイント)を各時間帯と対応付けて、記憶部5に記憶する。このため、帰宅予定時刻の1つ前の時間帯に対して、最も高い時刻ポイントが設定され、帰宅予定時刻を超過した時間帯に対して、最も低い時刻ポイントが設定される。
時刻ポイントは、メッセージ強度を決定する要素である。メッセージ強度設定部14は、時刻ポイントと下記の店舗数ポイントとの合計のポイント(累計ポイント)の値に応じて、タッチパネルディスプレイ3に表示されるメッセージの強度を設定する。
実施形態では、メッセージ強度設定部14は、累計ポイントが高くなるに応じて、メッセージ強度を段階的に強くする。時刻ポイントの値が高くなるに応じて、累計ポイントの値が高くなり、メッセージ強度が強くなる。
帰宅予定時刻の1つ前の時間帯は、購入対象物の購入を強く利用者に促す必要があり、購入対象物の購入を強く促すメッセージがタッチパネルディスプレイ3に表示されることが好ましい。従って、帰宅予定時刻の1つ前の時間帯に対して、最も高い時刻ポイントが設定される。
一方、帰宅予定時刻までの時間が長い場合、購入対象物を購入するまでに時間の余裕があるため、購入対象物の購入を促すメッセージ強度は弱くてもよい。この場合、通知開始時刻の時間帯に対して、時刻ポイントが正の値の範囲内で、最も低い時刻ポイントが設定される。
上述したように、ポイント設定部12は、帰宅予定時刻から通知開始時刻までの間の時間帯に対応する配分に対して負の値を設定する。従って、帰宅予定時刻から通知開始時刻までの間の時間帯に対応する時刻ポイントは、負の値になる。
制御部2は、時刻ポイントが正の値である期間をメッセージの出力期間とし、該時刻ポイントが負の値である期間をメッセージの非出力期間としてもよい。メッセージの非出力期間の間、制御部2は、実施形態の処理を中止してもよい。メッセージの非出力期間は、案内処理を行なう必要がないためであり、該メッセージの非出力期間において実施形態の処理が中止されることで、案内装置1の処理負荷の軽減が図られる。
図5を参照して、店舗数テーブルおよび判定テーブルについて説明する。図5(A)は、店舗数テーブルを示す。該店舗数テーブルは、店舗数と配分とポイント(店舗数ポイント)との項目を含む。店舗数ポイントは、第2ポイントの一例である。
上述したように、表示店舗数は「5」に設定されている。ポイント設定部12は、現在地から所定範囲にある店舗数に応じて、店舗数ポイントを設定する。ポイント設定部12は、時刻テーブルにおける通知開始時刻から帰宅予定時刻までの時間帯のポイントに基づいて、店舗数ポイントを設定する。
時刻テーブルにおける通知開始時刻から帰宅予定時刻までの時間帯は合計で「10」であり、設定された表示店舗数は「5」である。ポイント設定部12は、店舗数テーブルの5つの店舗数に対して、上記時間帯のうち連続する2つ(=10/5)の時間帯を割り当てる。この際、ポイント設定部12は、店舗数が少なくなるに応じて、店舗数ポイントを高く設定する。
図5(A)の例においては、店舗数が「1」に対して、ポイント「0.42」が割り当てられている。該ポイント「0.42」は、時刻テーブルにおける時刻MAXの時間帯の時刻ポイントである。
また、店舗数が「5」に対して、ポイント「0.08」が割り当てられている。該ポイント「0.08」は、時刻テーブルにおける正の値の時刻ポイントのうち、値が最も低い時刻ポイントである。
店舗数は、購入対象物を取り扱う店舗のうち、上記所定範囲に存在する店舗の数である。所定範囲に存在する店舗数が少なくなると、購入対象物を購入する緊急性が高くなる。一方、所定範囲内に存在する店舗数が多い場合には、購入対象物を購入する緊急性は低い。
従って、ポイント設定部12は、所定範囲に存在する店舗数が少なくなるに応じて、値が高くなる店舗数ポイントを設定する。店舗数ポイントが設定された店舗数テーブルは、記憶部5に記憶される。
ポイント算出部13は、記憶部5に記憶された時刻テーブルおよび店舗数テーブルを参照して、時刻ポイントの最大値および店舗数テーブルの最大値を合計して、累計ポイントを算出する。
時刻ポイントの最大値は「0.42」であり、店舗数ポイントの最大値も「0.42」である。ポイント算出部13は、上記の2つの最大を合計して、累計ポイントの最大値「0.84」を算出する。
上述したように、設定された通知段階は「3」である。ポイント算出部13は、設定された通知段階に「1」を加算した4段階について、図5(B)の判定テーブルに示されるように、累計ポイントを対応付けた判定テーブルを記憶部5に記憶する。
段階「4/4」は、累計ポイントの最大値に対応する。メッセージ強度設定部14は、
累計ポイントが、段階「4/4」のポイント未満であり、且つ「3/4」のポイント以上である場合には、メッセージ強度を、設定された3つの通知段階の中で最も強いメッセージ(通知段階3に対応するメッセージ)を設定する。
メッセージ強度設定部14は、累計ポイントが、段階「3/4」のポイント未満であり、且つ「2/4」以上のポイントである場合には、メッセージ強度を、次に強いメッセージ(通知段階2に対応するメッセージ)を設定する。
メッセージ強度設定部14は、累計ポイントが、段階「2/4」のポイント未満であり、且つ「1/4」以上のポイントである場合には、メッセージ強度を、3つの通知段階の中で最も弱いメッセージ(通知段階1に対応するメッセージ)を設定する。
上記判定テーブルは、表示制御部15が、タッチパネルディスプレイ3にメッセージを表示する際における購入対象物の購入を促すメッセージ強度を判定する際の指標となる。以上の初期設定を行なうための初期設定画面は、例えば、タッチパネルディスプレイ3に表示されているメニュー項目の中から選択可能であってもよい。
<各種画面例>
図6は、開始画面の一例を示す図である。該開始画面は、タッチパネルディスプレイ3に表示される画面であり、例えば、案内装置1の起動時に表示されてもよい。図6の開始画面のうち、「所要時間」は、上述した所定範囲を規定するための時間である。例えば、図6は、利用者が「所要時間」として「8分」を入力し、受け付け部16が、該入力の操作を受け付けた場合における画面例を示す。
制御部2は、現在地を基準として進行方向に対して、入力を受け付けた所要時間と速度との乗算結果に基づく範囲を所定範囲として規定する。制御部2は、例えば、案内装置1が搭載されている自動車の速度検出器等から、速度の情報を取得してもよい。上記所定範囲は、入力を受け付けた所要時間で到達できる範囲である。
上記所定範囲は、現時刻から帰宅予定時刻までの時間に到達できる範囲であってもよい。この場合、上記所要時間の情報は不要となるため、所要時間は入力されなくてもよい。
図6の例における開始画面では、購入対象物を、プルダウンメニューで選択することが可能である。購入対象物のプルダウンメニューが選択されると、タッチパネルディスプレイ3の画面は、カテゴリ1およびカテゴリ2を選択する画面に切り替わる。
カテゴリ1は、大分類のカテゴリであり、カテゴリ2は、カテゴリ1で選択された分類の中での小分類である。カテゴリ1およびカテゴリ2の設定がされると、タッチパネルディスプレイ3の画面は、所要時間が表示される画面に切り替わる。該画面で、「設定する」ボタンが押下されると、該押下操作を受け付け部16が受け付け、案内装置1に購入対象物が登録される。
図7乃至図11を参照して、案内画面について説明する。図7乃至図11の案内画面は、タッチパネルディスプレイ3に表示される。表示制御部15は、GPS受信機4から受信した位置情報に対応する地図の情報を記憶部5から取得し、地図および位置情報に基づく現在地をタッチパネルディスプレイ3に表示する。図7乃至図11の例では、現在地は、自動車のキャラクタで示される。
また、表示制御部15は、店舗を示す情報を地図に重畳表示する。該店舗を示す情報は、上述したように、キャラクタである。例えば、登録された購入対象物を取り扱う店舗の情報(位置情報を含む)が記憶部5に記憶されている場合、表示制御部15は、該店舗の情報に基づいて、店舗を示す情報を地図に重畳表示する。
また、図7乃至図11の例の案内画面において、点線の破線は、上記所定範囲を示す。図7の案内画面は、現時刻が「9:20」の場合の画面である。現在地から進行方向において、5つの店舗が所定範囲内に含まれる。該5つの店舗は、案内装置1に登録された上記の購入対象物を取り扱う店舗である。
メッセージ強度設定部14は、時刻テーブルを参照して、「9:20」に対応するポイントを取得する。「9:20」に対応する時間帯の時刻ポイントは、「0.08」である。また、メッセージ強度設定部14は、店舗数テーブルを参照して、所定範囲内に含まれる店舗数に対応する店舗数ポイントを取得する。店舗数「5」に対応する店舗数ポイントは「0.08」である。
メッセージ強度設定部14は、時刻ポイントと店舗数ポイントとを加算して、累計ポイント「0.16」を得る。メッセージ強度設定部14は、判定テーブルを参照して、累計ポイント「0.16」に対応する段階「1/4」を得る。該段階は、通知段階1を示す。
上述したように、通知段階1は、「”購入対象物”を買っておきますか?」というメッセージに設定されている。また、上記登録された購入対象物は「食パン」であるとする。この場合、メッセージ強度設定部14は、「食パンを買っておきますか?」というメッセージを設定する。表示制御部15は、設定されたメッセージを、地図に重畳表示する。
上記メッセージの強度は弱い。現時刻から帰宅予定時刻までの時間はある程度長く、且つ購入対象物である「食パン」を取り扱っている店舗の数が多いため、購入対象物の購入の緊急性は低いためである。この場合、案内装置1は、利用者に「食パン」の購入をそれほど促さなくてもよい。
図7乃至図11の画面例において、表示制御部15は、現在地に最も近い店舗を強調表示する。これにより、利用者に対して、購入対象物を取り扱っている最寄りの店舗を提示することができる。
図8は、時刻「15:15」における案内画面の例を示す。メッセージ強度設定部14は、時刻テーブルを参照して、「15:15」に対応するポイント「0.33」を取得する。
また、メッセージ強度設定部14は、店舗数テーブルを参照して、所定範囲内に含まれる店舗数「4」に対応する店舗数ポイント「0.17」を取得する。
メッセージ強度設定部14は、時刻ポイントと店舗数ポイントとを加算して、累計ポイント「0.50」を得る。メッセージ強度設定部14は、判定テーブルを参照して、累計ポイント「0.50」に対応する段階「2/4」を得る。該段階は、通知段階2を示す。
上述したように、通知段階2は、「”購入対象物”を買った方がいいと思います。」というメッセージに設定されている。この場合、メッセージ強度設定部14は、「食パンを買った方がいいと思います。」というメッセージを設定する。表示制御部15は、設定されたメッセージを、地図に重畳表示する。
図8の例のメッセージ強度は、図7の例のメッセージ強度よりも強い。従って、タッチパネルディスプレイ3には、図7の案内画面が表示されていたときよりも、利用者に対して、購入対象物の購入を促す、より強いメッセージが表示される。
図9は、時刻「15:15」における案内画面の例を示す。メッセージ強度設定部14は、時刻テーブルを参照して、「15:15」に対応するポイント「0.33」を取得する。
また、メッセージ強度設定部14は、店舗数テーブルを参照して、所定範囲内に含まれる店舗数「2」に対応する店舗数ポイント「0.33」を取得する。
メッセージ強度設定部14は、時刻ポイントと店舗数ポイントとを加算して、累計ポイント「0.66」を得る。メッセージ強度設定部14は、判定テーブルを参照して、累計ポイント「0.66」に対応する段階「3/4」を得る。該段階は、通知段階3を示す。
上述したように、通知段階3は、「”購入対象物”をすぐに買ってください!」というメッセージに設定されている。この場合、メッセージ強度設定部14は、「食パンをすぐに買ってください!」というメッセージを設定する。表示制御部15は、設定されたメッセージを、地図に重畳表示する。
図9の例のメッセージ強度は、図8の例のメッセージ強度よりも強い。従って、タッチパネルディスプレイ3には、図8の案内画面が表示されていたときよりも、利用者に対して、購入対象物の購入を促す、より強いメッセージが表示される。
図10は、時刻「17:30」における案内画面の例を示す。時刻「17:30」は、時刻MAXの時間帯に対応する。この場合、メッセージ強度設定部14は、上記所定範囲に含まれる店舗数にかかわらず、時刻MAXに対応する「残り1時間、至急買ってください!」というメッセージを設定する。表示制御部15は、設定されたメッセージを、地図に重畳表示する。
現時刻「17:30」から帰宅予定時刻「18:00」に至るまでの時間は短く、購入対象物の購入を促す強いメッセージが表示されることが好ましい。該メッセージがタッチパネルディスプレイ3に表示されることで、購入対象物の購入を促す緊急性が高いメッセージが利用者に提示される。
図11は、時刻「12:30」における案内画面の例を示す。時刻「12:30」から帰宅予定時刻に至るまでの時間はある程度長い。一方、上記所定範囲に含まれる店舗は1つである。この場合、メッセージ強度設定部14は、現時刻にかかわらず、店舗MAXとして設定された「MAX:1店、至急買ってください!」というメッセージを設定する。表示制御部15は、設定されたメッセージを、地図に重畳表示する。
現在地から自宅までの間にある所定範囲にある店舗(購入対象物を取り扱う店舗)の数が少ない場合、購入対象物の購入を促す強いメッセージを表示することが好ましい。該メッセージがタッチパネルディスプレイ3に表示されることで、購入対象物の購入を促す緊急性が高いメッセージが利用者に提示される。
<実施形態の処理の流れの一例を示すフローチャート>
図12は、初期設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。タッチパネルディスプレイ3に初期設定画面が表示されており、利用者が、通知開始時刻および帰宅予定時刻をタッチパネルディスプレイ3に入力したとする。受け付け部16は、該入力の操作を受け付ける(ステップS1)。
ポイント設定部12は、通知開始時刻および帰宅予定時刻に基づいて、配分を決定し、配分に基づく時刻ポイントを時刻テーブルに設定する(ステップS2)。
また、タッチパネルディスプレイ3に対して表示店舗数の入力がされた場合、受け付け部16は、該入力の操作を受け付ける(ステップS3)。ポイント設定部12は、入力された表示店舗数に応じて、店舗数ポイントを設定する(ステップS4)。
タッチパネルディスプレイ3に対して通知段階の入力がされた場合、受け付け部16は、該入力の操作を受け付ける(ステップS5)。初期設定画面において、「メッセージ設定」ボタンが押下され、通知段階に対応するメッセージの入力がされた場合、受け付け部16は、該入力を受け付ける(ステップS6)。
ポイント算出部13は、時刻テーブルにおける時刻ポイントの最大値と店舗数テーブルにおける店舗数ポイントの最大値とを合計して、累計ポイントの最大値を算出する(ステップS7)。
ポイント算出部13は、累計ポイントの最大値を、入力された通知段階に「1」を加えた数で除算して、各段階の累計ポイントが設定された判定テーブルを生成する(ステップS8)。
図13乃至図16は、案内処理の流れの一例を示すフローチャートである。案内処理は、例えば、案内装置1が起動された際に開始されてもよい。タッチパネルディスプレイ3に表示されている開始画面に基づいて、利用者が、購入対象物および所要時間を入力したとする。受け付け部16は、該入力を受け付ける(ステップS10)。
制御部2は、GPS受信機4が受信した位置情報に基づいて、地図における現在地を検索する(ステップS11)。制御部2は、現在地が、自宅の位置情報と一致するか否かに基づいて、案内装置1を搭載した自動車が自宅に到着したか否かを判定する(ステップS12)。案内装置1には、予め自宅の位置情報が登録されているものとする。ステップS12でYESの場合、利用者が自宅に到着したため、案内処理は終了する。
ステップS12でNOの場合、制御部2は、GPS受信機4が受信した位置情報が、1または複数の店舗のうち何れかと一致したか否かに基づいて、案内装置1を搭載した車両が店舗に到着したか否かを判定する(ステップS13)。ステップS13でYESの場合、利用者が目的地に到着したため、案内処理は終了する。
ステップS13でNOの場合、メッセージ強度設定部14は、時刻テーブルを参照して、現時刻の時間帯に対応する時刻ポイントを取得する(ステップS14)。制御部2は、ステップS14で取得された時刻ポイントが負の値であるか否かに基づいて、案内処理を中止するか否かを判定する処理(案内処理中止判定処理)を行なう(ステップS15)。時刻ポイントが負の値である場合、制御部2は、案内処理を中止する。
抽出部11は、現在地から自宅までの間で購入対象物を所要時間内で買える店舗を抽出する(ステップS16)。この際、抽出部11は、入力された所要時間と速度の情報とに基づいて、地図における上述した所定範囲を設定し、該所定範囲に含まれる店舗を抽出する。
抽出部11は、上記所定範囲ではなく、現在地から自宅の間で帰宅予定時刻までに到達可能な範囲内で、購入対象物を取り扱う店舗を抽出してもよい。この場合、上記所定範囲は規定されなくてもよいため、所要時間の入力は省略される。
メッセージ強度設定部14は、抽出部11が抽出した店舗の数をカウントする(ステップS17)。メッセージ強度設定部14は、店舗数テーブルを参照し、抽出された店舗数に対応する店舗数ポイントを取得する(ステップS18)。そして、処理は、「A」に移行する。
図14を参照して、「A」以降の処理について説明する。メッセージ強度設定部14は、時刻ポイントと店舗数ポイントとの合計値を算出する(ステップS19)。
メッセージ強度設定部14は、時刻ポイントが、時刻ポイントの最大値(時刻ポイントMAX)であるかを判定する(ステップS20)。ステップS20でYESの場合、メッセージ強度設定部14は、メッセージ強度を、時刻MAXのメッセージに設定する(ステップS21)。そして、表示制御部15は、設定されたメッセージに応じた表示処理を行なう(ステップS22)。その後、処理は、「C」からステップS11に移行する。
ステップS20でNOの場合、メッセージ強度設定部14は、店舗数ポイントが、店舗数ポイントの最大値(店舗数ポイントMAX)であるかを判定する(ステップS23)。ステップS23でYESの場合、メッセージ強度設定部14は、メッセージ強度を、店舗数MAXのメッセージに設定する(ステップS24)。
そして、表示制御部15は、設定されたメッセージに応じた表示処理を行なう(ステップS25)。その後、処理は、「C」からステップS11に移行する。ステップS23でNOの場合、処理は「B」に移行する。
図15を参照して、「B」以降の処理について説明する。メッセージ強度設定部14は、ステップS19で算出された合計値が、判定テーブルの3段階目(3/4)以上であり、且つ累計ポイントMAX(4/4)未満であるかを判定する(ステップS26)。
ステップS26でYESの場合、メッセージ強度設定部14は、メッセージ強度を、判定テーブルの3段階目のメッセージに設定する(ステップS27)。そして、表示制御部15は、設定されたメッセージに応じた表示処理を行なう(ステップS28)。その後、処理は、「C」からステップS11に移行する。
ステップS26でNOの場合、メッセージ強度設定部14は、ステップS19で算出された合計値が、判定テーブルの2段階目(2/4)以上であり、且つ3段階目(3/4)未満であるかを判定する(ステップS29)。
ステップS29でYESの場合、メッセージ強度設定部14は、メッセージ強度を、判定テーブルの2段階目のメッセージに設定する(ステップS30)。そして、表示制御部15は、設定されたメッセージに応じた表示処理を行なう(ステップS31)。その後、処理は、「C」からステップS11に移行する。ステップS29でNOの場合、処理は「D」に移行する。
図16を参照して、「D」以降の処理について説明する。メッセージ強度設定部14は、ステップS19で算出された合計値が、判定テーブルの1段階目(1/4)以上であり、且つ2段階目(2/4)未満であるかを判定する(ステップS32)。
ステップS32でYESの場合、メッセージ強度設定部14は、メッセージ強度を、判定テーブルの1段階目のメッセージに設定する(ステップS33)。そして、表示制御部15は、設定されたメッセージに応じた表示処理を行なう(ステップS34)。その後、処理は、「C」からステップS11に移行する。また、ステップS32でNOの場合も、処理は「C」に移行する。
次に、図17の例を参照して、ステップS22、S25、S28、S31およびS34における、設定されたメッセージに応じた表示処理の流れについて説明する。各ステップのそれぞれにおいて、設定されるメッセージは異なる。
表示制御部15は、上記各ステップで設定されたメッセージが、現在、タッチパネルディスプレイ3に表示されているメッセージと同じであるか否かを判定する(ステップS41)。
ステップS41でNOの場合、表示対象のメッセージが変化するため、表示制御部15は、表示されているメッセージを、新たに設定されたメッセージに切り替える制御を行う(ステップS42)。これにより、タッチパネルディスプレイ3に表示されるメッセージが段階的に変化する。ステップS41でYESの場合、表示対象のメッセージに変化はないため、ステップS42の処理は行われない。
表示制御部15は、店舗を示す情報を地図上に重畳表示する制御を行う(ステップS43)。これにより、タッチパネルディスプレイ3に表示されている地図に、購入対象物を取り扱う店舗を示す情報が表示される。
そして、表示制御部15は、現在地から最も近い店舗を示す情報を強調表示する制御を行う(ステップS44)。これにより、タッチパネルディスプレイ3には、購入対象物を取り扱う複数の店舗のうち、最寄りの店舗を示す情報が表示される。
ステップS41の判定結果に応じて、タッチパネルディスプレイ3に表示されるメッセージの強度が変化する。これにより、タッチパネルディスプレイ3に表示されるメッセージの内容が常に同じではなく、時刻ポイントと店舗数ポイントとに基づいて、変化するため、購入対象物の購入を促すメッセージの強度を段階的に変化させることができる。
購入対象物の購入を促すメッセージの強度が段階的に変化することで、メッセージの内容に対する利用者の関心度合いが高まり、購入対象物の購入を促すことができ、該購入対象物の買い忘れを防止することができる。
また、上述したように、メッセージの内容および通知段階は、利用者により設定される。時刻ポイントと店舗数ポイントとに基づいて、利用者が設定した通知段階に応じてメッセージの内容が変化するため、出力されるメッセージの変化を、利用者の思考に近づけることができる。
時刻ポイントと店舗数ポイントとの合計値は、状況に応じて、低下する場合がある。例えば、所定範囲内にある店舗の数が増えた場合、店舗数ポイントは低下する。この場合、上記合計値が低下し、メッセージの強度が低下することがある。
メッセージの強度が低下した場合、タッチパネルディスプレイ3に表示されるメッセージの強度は低下する。所定範囲内における、購入対象物を取り扱う店舗の数が多くなれば、購入対象物を購入する緊急性は低下するため、タッチパネルディスプレイ3に表示されるメッセージの強度は低下してもよい。
実施形態では、メッセージ強度設定部14が、現時刻から帰宅予定時刻までの時間と、現在地から購入対象物を取り扱う店舗の数とに応じて、複数段階のメッセージ強度を設定する。
メッセージ強度設定部14は、現時刻から帰宅予定時刻までの時間と、現在地から購入対象物を取り扱う店舗の数との何れか一方に応じて、複数段階のメッセージ強度を設定してもよい。
例えば、メッセージ強度設定部14は、店舗数テーブルの全ての店舗数ポイントの値を「0」に設定し、その後、上述した各処理を行なうことで、時刻ポイントに応じて、複数段階のメッセージ強度を設定できる。
また、メッセージ強度設定部14は、時刻テーブルの全ての時刻ポイントの値を「0」に設定し、その後、上述した各処理を行なうことで、店舗数ポイントに応じて、複数段階のメッセージ強度を設定できる。
現時刻から帰宅予定時刻までの時間と、現在地から購入対象物を取り扱う店舗の数との何れか一方に応じて、メッセージ強度が設定されることで、タッチパネルディスプレイ3に表示されるメッセージの強度を段階的に変化させることができる。
また、上述したように、案内装置1は、スマートフォン等の携帯端末であってもよい。この場合、該携帯端末は、メッセージ強度設定部14が設定したメッセージ強度に応じて、メッセージの音量を変化させてもよいし、鳴動パターンを変化させてもよい。
<案内装置のハードウェア構成の一例>
次に、図18の例を参照して、案内装置1のハードウェア構成の一例を説明する。図18の例に示すように、バス100に対して、プロセッサ111とRandom Access Memory(RAM)112とRead Only Memory(ROM)113とが接続される。また、該バス100に対して、補助記憶装置114と媒体接続部115とタッチパネルディスプレイ3とGPS受信機4とが接続される。
プロセッサ111はRAM112に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムとしては、実施形態における処理を行うメッセージ出力プログラムが適用されてもよい。
ROM113はRAM112に展開されるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置114は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等が適用されてもよい。媒体接続部115は、可搬型記録媒体120と接続可能に設けられている。
可搬型記録媒体115Mとしては、可搬型のメモリ(例えば、半導体メモリ)や光学式ディスク(例えば、Compact Disc(CD)やDigital Versatile Disc(DVD))等が適用されてもよい。この可搬型記録媒体115Mに実施形態の処理を行う制御プログラムが記録されていてもよい。案内装置1が、例えば、スマートフォン等である場合、可搬型記録媒体115Mには、半導体メモリが適用される。
上述した制御部2は、与えられたメッセージ出力プログラムをプロセッサ111が実行することにより実現されてもよい。また、記憶部5は、補助記憶装置114等により実現されてもよい。
RAM112、ROM113、補助記憶装置114および可搬型記録媒体115Mは、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
<その他>
本実施形態は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
1 案内装置
2 制御部
3 タッチパネルディスプレイ
4 GPS受信機
5 記憶部
11 抽出部
12 ポイント設定部
13 ポイント算出部
14 メッセージ強度設定部
15 表示制御部
16 受け付け部
111 プロセッサ
112 RAM
113 ROM

Claims (8)

  1. 帰宅予定時刻および購入対象物の入力を受け付け、
    前記帰宅予定時刻までに到達可能であり、且つ前記購入対象物を取り扱う店舗に関する店舗情報を抽出し、
    前記帰宅予定時刻までの時間と前記店舗情報が示す店舗数との両方に基づいて、前記購入対象物の購入を促すメッセージの強度を変化させて出力する、
    処理を案内装置に実行させることを特徴とするメッセージ出力プログラム。
  2. 前記帰宅予定時刻までの時間が短くなるに応じて、前記メッセージの強度を強くし、前記店舗情報が示す店舗数が少なくなるに応じて、前記メッセージの強度を強くする、
    処理を前記案内装置に実行させることを特徴とする請求項1記載のメッセージ出力プログラム。
  3. 前記メッセージの通知開始時刻の入力を受け付け、
    前記通知開始時刻から前記帰宅予定時刻までの間を、前記メッセージの出力対象期間に設定し、前記帰宅予定時刻から前記通知開始時刻までの間を前記メッセージの非出力対象期間に設定する、
    処理を前記案内装置に実行させることを特徴とする請求項1または2記載のメッセージ出力プログラム。
  4. 前記帰宅予定時刻から一定時間を遡るごとに値が低くなる第1ポイントと、前記店舗数が少なくなるに応じて値が高くなる第2ポイントとの合計値に基づいて、前記メッセージの強度を変化させる、
    処理を前記案内装置に実行させることを特徴とする請求項3記載のメッセージ出力プログラム。
  5. 前記出力対象期間に対応する前記第1ポイントに正の値を設定し、前記非出力対象期間に対応する前記第1ポイントに負の値を設定し、
    前記第1ポイントと前記第2ポイントとの合計値が正の値であり、且つ前記第1ポイントが正の値である場合に、前記メッセージを出力し、前記第1ポイントが負の値である場合に、前記メッセージの出力を中止する、
    処理を前記案内装置に実行させることを特徴とする請求項4記載のメッセージ出力プログラム。
  6. 前記店舗情報が示す店舗数が複数であることを示す場合、複数の前記店舗のうち、現在地に最も近い店舗を強調表示する、
    処理を前記案内装置に実行させることを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか1項に記載のメッセージ出力プログラム。
  7. 案内装置が実行するメッセージ出力方法であって、
    前記案内装置が、
    帰宅予定時刻および購入対象物の入力を受け付け、
    前記帰宅予定時刻までに到達可能であり、且つ前記購入対象物を取り扱う店舗に関する店舗情報を抽出し、
    前記帰宅予定時刻までの時間と前記店舗情報が示す店舗数との両方に基づいて、前記購入対象物の購入を促すメッセージの強度を変化させて出力する、
    処理を実行することを特徴とするメッセージ出力方法。
  8. 帰宅予定時刻および購入対象物の入力を受け付ける受け付け部と、
    前記帰宅予定時刻までに到達可能であり、且つ前記購入対象物を取り扱う店舗に関する店舗情報を抽出する抽出部と、
    前記帰宅予定時刻までの時間と前記店舗情報が示す店舗数との両方に基づいて、前記購入対象物の購入を促すメッセージの強度を変化させて出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする案内装置。

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