JP6971706B2 - 情報媒体 - Google Patents
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前記再帰反射層は、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層を有し、
前記情報コードは、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ前記第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ前記第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せ、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ前記第3の明色領域及び前記第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターン
を有し、かつ
非再帰反射条件において前記再帰反射層を通して前記情報コードを光学的に読み取り可能である、
情報媒体。
〈2〉前記情報コードが、前記第1の位置検出パターンと前記第2の位置検出パターンとの組合せを有する、〈1〉に記載の情報媒体。
〈3〉前記第1の位置検出パターンにおける前記第1の暗色領域の幅が、4y超であり、かつ
前記第2の位置検出パターンにおける前記第2の明色領域の幅が、4y超である、
〈1〉又は〈2〉に記載の情報媒体。
〈4〉前記情報コードが、前記第3の位置検出パターンを有する、〈1〉に記載の情報媒体。
〈5〉前記情報コードが、マトリクス型2次元コードである、〈1〉〜〈4〉のいずれか一項に記載の情報媒体。
〈6〉前記情報コードがQRコード(登録商標)又はFSコード(登録商標)である、〈5〉に記載の情報媒体。
〈7〉情報コードを有する基材を準備すること、及び
前記基材のうちの、前記情報コードが配置されている領域上に再帰反射層を積層すること、
を含み、
前記再帰反射層は、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層を有し、
前記情報コードは、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ前記第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ前記第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せ、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ前記第3の明色領域及び前記第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターン
を有する、
情報媒体の製造方法。
〈8〉再帰反射層と組み合わせて使用される情報コードであって、
前記再帰反射層は、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層を有し、
前記情報コードは、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ前記第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ前記第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せ、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ前記第3の明色領域及び前記第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターン
を有する、
情報コード。
〈9〉再帰反射層と組み合わせて使用される情報コードの作成方法であって、
前記再帰反射層は、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層を有し、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ前記第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ前記第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する第2の位置検出パターンとの組合せを作成すること、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ前記第3の明色領域及び前記第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターンを作成すること
を含む、情報コードの作成方法。
光学的に読み取り可能な情報コードを有する基材と、基材のうちの情報コードが配置されている領域上に存在し、かつ再帰反射条件において再帰反射を示す再帰反射層と、を有する情報媒体であって、
再帰反射層は、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層を有し、
情報コードは、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せ、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ第3の明色領域及び第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターン
を有し、かつ
非再帰反射条件において再帰反射層を通して情報コードを光学的に読み取り可能である、
情報媒体に関する。
図1に、本実施形態の情報媒体の構造の非限定的な一例を、概略断面図として示した。
光学的に読み取り可能な情報コード10を有する基材20と、基材20のうちの情報コード10が配置されている領域上に存在し、かつ再帰反射条件において再帰反射を示す再帰反射層30と、を有し、
再帰反射層30は、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層31を有する。
本実施形態における情報コードは、光学的に読み取り可能であって、後述の再帰反射層の透明球状体層における透明球状体の平均粒径をyとしたときに、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せ、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ前記第3の明色領域及び第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターン
を有する。
第1の実施形態の情報コードは、(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せを有する。
第2の実施形態の情報コードは、第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ第3の明色領域及び第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターンを有する。
情報コードは、コードを光学的に読み取るときの情報コード認識、傾き補正等の目的で用いられるアライメントパターン等を更に有していてもよい。
後述の再帰反射層の透明球状体層における透明球状体の平均粒径をyとして、
セルを、1辺が3y〜6y程度の正方形として規定し、ただし、
第1の位置検出パターンの領域において、明色セルの少なくとも一対の対辺の長さを4y未満に縮小し、暗色セルの少なくとも一対の対辺の長さを4y超に拡大するとともに、
第2の位置検出パターンの領域において、暗色セルの少なくとも一対の対辺の長さを4y未満に縮小し、明色セルの少なくとも一対の対辺の長さを4y超に拡大したうえで、
セル化したデータをパターンとして配置すること。
ただし、形成したパターンが、再帰反射層の積層前の状態において、位置検出パターンとして認識可能なパターンに限る。
後述の再帰反射層の透明球状体層における透明球状体の平均粒径をyとして、
セルを、1辺が3y〜6y程度の正方形として規定し、ただし、
第3の位置検出パターンの領域の一部である第1領域において、明色セルの少なくとも一対の対辺の長さを4y未満に縮小し、暗色セルの少なくとも一対の対辺の長さを4y超に拡大するとともに、
第3の位置検出パターンの領域の他の一部である第2領域において、暗色セルの少なくとも一対の対辺の長さを4y未満に縮小し、明色セルの少なくとも一対の対辺の長さを4y超に拡大したうえで、
セル化したデータをパターンとして配置すること。
本実施形態における情報コードの具体例として、例えば、QRコード(登録商標)、FSコード(登録商標)等を挙げることができる。本実施形態における情報コードは、これらの情報コードの位置検出パターンのうち、任意の1つが第1の実施形態所定の第1の位置検出パターンに該当するように変更され、別の任意の1つが第1の実施形態所定の第2の位置検出パターンに該当するように変更されているものであってよく、又は、これらの情報コードの位置検出パターンのうち、任意の1つが第2の実施形態所定の第3の位置検出パターンに該当するように変更されているものであってよい。
QRコードは、特許文献2(特許第2938338号公報)に記載された技術による2次元コードである。「QRコード」の名称は、商標登録第4075066号として商標登録されている。QRコードは周知であり、ISO/IEC 18004で登録され、広く使用されている。
FSコードは、特許文献3(特許第5791826号公報)に記載された技術による2次元コードである。「FSコード」の名称は、商標登録第5799324号として商標登録されている。
位置検出パターンと、
前記位置検出パターン以外の領域を分割して記録された複数のデータブロックと、
前記複数のデータブロックのうちの隣接するデータブロック間を分離する分離スペースと、
を備えるマトリクス型2次元コードである。
本実施形態の情報コードは光学的に読み取り可能である。即ち、本実施形態の情報コードの有する明色セル及び暗色セルから構成されるマトリクスパターンは、光学的な読み取り手段、例えばカメラによって読み取ることが可能である。そのために、明色セルと暗色セルとは、光学的読み取り手段によって識別可能なコントラストを示してよい。
本発明における基材は、単層であっても多層から成る積層体であってもよく、例えば、シート材、剥離崩壊性積層体等を挙げることができ、これらのうちから選択される1種以上を使用することができる。
再帰反射性層は、再帰反射条件において再帰反射を示す層である。
本実施形態の情報媒体は、例えば、以下の方法によって製造されてよい。
基材のうちの、情報コードが配置されている領域上に再帰反射層を積層すること、
を含み、
再帰反射層は、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層を有し、
情報コードは、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せ、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ第3の明色領域及び第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターン
を有する、
情報媒体の製造方法。
2つ以上の位置検出パターンを有する既存の2次元コードを取得して、そのうちの任意の1つの位置検出パターンを第1の実施形態における第1の位置検出パターンに適合するものに変更し、別の任意の1つの位置検出パターンを第1の実施形態における第2の位置検出パターンに適合するものに変更したものであってよく、若しくは
2進コードで表されるデータをセル化して、2次元のマトリクス上にパターンとして配置し、2つ以上の位置検出パターンを有する2次元コードを作成する際に、任意の2つの位置検出パターン領域の明色セル及び暗色セルそれぞれのサイズを変更して、第1の実施形態における第1及び第2の位置検出パターンを有する情報コードとして創出されたものであってよく、又は
1つ以上の位置検出パターンを有する既存の2次元コードを取得して、そのうちの任意の1つの位置検出パターンを第2の実施形態における第3の位置検出パターンに適合するものに変更したものであってよく、若しくは
2進コードで表されるデータをセル化して、2次元のマトリクス上にパターンとして配置し、1つ以上の位置検出パターンを有する2次元コードを作成する際に、任意の1つの位置検出パターン領域の明色セル及び暗色セルそれぞれのサイズを変更して、第2の実施形態における第3の位置検出パターンを有する情報コードとして創出されたものであってよい。
本発明は、別の観点において、再帰反射層と組み合わせて使用される情報コードの作成方法を提供する。
再帰反射層は、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層を有し、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する第2の位置検出パターンとの組合せを作成すること、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ第3の明色領域及び第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターンを作成すること
を含む、情報コードの作成方法。
再帰反射層は、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層を有し、
情報コードは、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せ、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ第3の明色領域及び第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターン
を有する、
情報コード。
基材としては、リンテック(株)製の銀ボイド原反、品名「TEケシ50VOID」を用いた。
印刷されたQRコード上に再帰反射層を貼付して、又は貼付しないで、複写に供した。再帰反射層としては、(株)丸仁製のオーロラ型オープン再帰反射原反、品名「オーロラ粘着シール」、透明球状体の平均粒径y=45μmを使用した。
QRコードの仕様は、以下の基本構成とし、位置検出パターンに各実施例及び比較例に記載した変更を行った。
バージョン:2
セル数:25×25
コードサイズ:5.250mm×5.250mm
1セルのサイズ:0.210mm×0.210mm(正方形状)
位置検出パターンの構成:図3に示した構成比の形状である。暗色領域及び明色領域の構成は、幅が、1セル(暗):1セル(明):3セル(暗):1セル(明):1セル(暗)の比を有する。この幅の比は、印刷の実サイズとして、0.210mm(暗):0.210mm(明):0.630mm(暗):0.210mm(明):0.210mm(暗)である。
暗色セルの1辺の長さをx方向及びy方向とも約140%に拡大し、かつ明色セルの1辺の長さをx方向及びy方向とも約60%に縮小するモディファイ1と、
暗色セルの1辺の長さをx方向及びy方向とも約60%に縮小し、かつ明色セルの1辺の長さをx方向及びy方向とも約140%に拡大するモディファイ2と
を、各実施例及び比較例に記載のとおりに行った。
モディファイ1:0.294mm(暗):0.126mm(明):0.882mm(暗):0.126mm(明):0.294mm(暗)、図4(a)、明色セル1辺の長さ(0.126mm)は約2.80yであり、暗色セル1辺の長さ(0.294mm)は約6.53yである。
モディファイ2:0.126mm(暗):0.294mm(明):0.378mm(暗):0.294mm(明):0.126mm(暗)、図4(b)、暗色セル1辺の長さ(0.126mm)は約2.80yでああり、明色セル1辺の長さ(0.294mm)は約6.53yである。
印刷は、富士ゼロックス(株)製のカラー複合機、品名「Docucentre−V C5576」を用い、解像度600dpiにて行った。
複写は、富士ゼロックス(株)製のカラー複合機、品名「Docucentre−V C5576」、及びISO白色度89%のプリンタ用紙を用い、複写解像度600dpiにて、複写濃度の設定を、普通(濃度設定の中央位置)、薄い(最薄から2番目)、及び濃い(最濃から2番目)とする3条件にてそれぞれ行った。
QRコードの読み取りは、アップル社製のスマートフォン「Iphone6s」を用い、(株)メディアシーク製の読み取りソフト「Iconit」により、QRコード−スマートフォン間の距離を80mmとして行った。
QRコードの位置検出パターンを以下のように変更し、印刷されたコード上に再帰反射層を貼付して得られた情報媒体、及びその複製品について、QRコードの認識可否を調べた。
位置検出パターン1(右上):モディファイ1(図4(a))
位置検出パターン2(左上):モディファイ2(図4(b))
位置検出パターン3(左下):モディファイ1(図4(a))
QRコードの位置検出パターンの変更なし、再帰反射層の貼付なしの条件で得られた情報媒体、及びその複製品について、QRコードの認識可否を調べた。その結果、情報媒体そのもの、並びに複写濃度が普通、薄い、及び濃いのすべての複製品が認識可能であった。
QRコードの位置検出パターンを実施例1と同様に変更し、再帰反射層の貼付なしの条件で得られた情報媒体、及びその複製品について、QRコードの認識可否を調べた。その結果、情報媒体そのもの、並びに複写濃度が普通、薄い、及び濃いのすべての複製品が認識可能であった。
QRコードの位置検出パターンの変更なし、再帰反射層の貼付ありの条件で得られた情報媒体、及びその複製品について、QRコードの認識可否を調べた。その結果、情報媒体そのもの、並びに複写濃度が普通、薄い、及び濃いのすべての複製品が認識可能であった。
1b、2b、3b(1)、3b(2) 広幅部分
10 情報コード
20 基材
30 再帰反射層
31 透明球状体層
32 固定樹脂層
33 透明反射材層
34 粘着層
Claims (9)
- 光学的に読み取り可能な情報コードを有する基材と、前記基材のうちの前記情報コードが配置されている領域上に存在し、かつ再帰反射条件において再帰反射を示す再帰反射層と、を有する情報媒体であって、
前記再帰反射層は、透明反射材層と、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層とを有し、
前記情報コードは、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ前記第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ前記第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せ、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ前記第3の明色領域及び前記第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターン
を有し、かつ
非再帰反射条件において前記再帰反射層を通して前記情報コードを光学的に読み取り可能である、
情報媒体。 - 前記情報コードが、前記第1の位置検出パターンと前記第2の位置検出パターンとの組合せを有する、請求項1に記載の情報媒体。
- 前記第1の位置検出パターンにおける前記第1の暗色領域の幅が、4y超であり、かつ
前記第2の位置検出パターンにおける前記第2の明色領域の幅が、4y超である、
請求項1又は2に記載の情報媒体。 - 前記情報コードが、前記第3の位置検出パターンを有する、請求項1に記載の情報媒体。
- 前記情報コードが、マトリクス型2次元コードである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報媒体。
- 前記情報コードがQRコード(登録商標)又はFSコード(登録商標)である、請求項5に記載の情報媒体。
- 情報コードを有する基材を準備すること、及び
前記基材のうちの、前記情報コードが配置されている領域上に再帰反射層を積層すること、
を含み、
前記再帰反射層は、透明反射材層と、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層とを有し、
前記情報コードは、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ前記第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ前記第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せ、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ前記第3の明色領域及び前記第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターン
を有する、
情報媒体の製造方法。 - 再帰反射層と組み合わせて使用される情報コードであって、
前記再帰反射層は、透明反射材層と、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層とを有し、
前記情報コードは、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ前記第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する、第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ前記第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第2の位置検出パターンとの組合せ、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ前記第3の明色領域及び前記第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターン
を有する、
情報コード。 - 再帰反射層と組み合わせて使用される情報コードの作成方法であって、
前記再帰反射層は、透明反射材層と、平均粒径yの透明球状体を有する透明球状体層とを有し、
(a)(i)第1の明色領域及び第1の暗色領域から構成され、かつ前記第1の明色領域が幅4y未満の部分を有する第1の位置検出パターンと、(ii)第2の明色領域及び第2の暗色領域から構成され、かつ前記第2の暗色領域が幅4y未満の部分を有する第2の位置検出パターンとの組合せを作成すること、及び/又は
(b)第3の明色領域及び第3の暗色領域から構成され、かつ前記第3の明色領域及び前記第3の暗色領域が幅4y未満の部分を有する、第3の位置検出パターンを作成すること
を含む、情報コードの作成方法。
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