JP6963253B2 - シールド掘進機 - Google Patents

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Description

本発明は、中折れ構造を有するシールド掘進機に関する。
中折れ構造を有するシールド掘進機では、前胴の後端部に設けられた前胴側連結部と後胴の前端部に設けられた後胴側連結部が中折れ構造を構成する(例えば、特許文献1参照)。そして、前胴側連結部の内側面と後胴側連結部の外側面とは面接触し、それらの間には中折れシールが配置される。なお、後胴側連結部は、その外側面が前胴の内側面と対向するように、前胴側連結部を超えて前方へ延びている。
特開平6−108777号公報
中折れ構造を有するシールド掘進機では、前胴側連結部と後胴側連結部の間の中折れシールだけではシール性能が不十分となることがある。このため、中折れシールに加えて非常用シールを追加することが望まれる。また、このような非常用シールは、機内から交換できることが望ましい。
なお、特許文献1に開示されたシールド掘進機では、前胴側連結部よりも前方において前胴と後胴側連結部との間に塊状弾性体が配置されているが、これは中折れシールが飛び出すことを防止するためのものであり、非常用シールではない。これは、特許文献1の段落0011に「塊状弾性体3はシール摺動面1Cに接触している必要はなく」と記載されていることからも明らかである。
そこで、本発明は、中折れシールと併用される非常用シールを機内から交換することができるシールド掘進機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のシールド掘進機は、前胴の後端部に設けられた、前記前胴よりも内側に突出する前胴側連結部と、後胴の前端部に設けられた後胴側連結部であって、その外側面が前記前胴の内側面と対向するとともに前記前胴側連結部の内側面と面接触するように構成され、前記前胴側連結部と共に中折れ構造を構成する後胴側連結部と、前記前胴側連結部の内側面と前記後胴側連結部の外側面との間に配置された中折れシールと、前記前胴側連結部よりも前方において前記後胴側連結部と前記前胴との間に配置された非常用シールと、前記前胴の内側面に着脱可能に取り付けられた、前記非常用シールを前記前胴側連結部に押し付ける押付機構と、を備える、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、非常用シールを前胴側連結部に押し付ける押付機構が着脱可能であるので、非常用シールを機内から交換することができる。
前記非常用シールは、前側に位置する第1シール材と、後側に位置する第2シール材を含み、前記第1シール材には後方に向かって広がりながら開口する溝が形成され、この溝に前記第2シール材が嵌まり込んでもよい。この構成によれば、押付機構による押し付け力が第1シール材の溝を押し広げる力に変換されるため、シール性を向上させることができる。
本発明によれば、中折れシールと併用される非常用シールを機内から交換することができる。
本発明の一実施形態に係るシールド掘進機の側面図である。 (a)および(b)は中折れ構造の断面図であり、(a)は前胴に対して後胴が前方にスライドした状態を示し、(b)は前胴に対して後胴が相対的に回転する状態を示す。 図2(a)のIII−III線に沿った断面図である。 変形例のシールド掘進機における中折れ構造の断面図である。
図1に、本発明の一実施形態に係るシールド掘進機1を示す。このシールド掘進機1は、中折れ構造を有しており、カッターヘッド2、前胴3および後胴4を含む。なお、シールド掘進機1の進行方向が前方、その反対方向が後方である。
図2(a)に示すように、前胴3の後端部には前胴側連結部5が設けられ、後胴4の前端部には後胴側連結部6が設けられている。前胴側連結部5および後胴側連結部6は、共に筒状であって互いに径方向に重なり合っており、中折れ構造を構成する。
前胴側連結部5は、前胴3よりも内側に突出している。後胴側連結部6は、当該後胴側連結部6の外側面61が前胴3の内側面31と対向するように、前胴側連結部5を超えて前方へ延びている。
また、後胴側連結部6の外側面61は、前胴側連結部5の内側面51と面接触する。後胴側連結部6の外側面61および前胴側連結部5の内側面51は、共に球面である。
前胴側連結部5の内側面51と後胴側連結部6の外側面61との間には、連続したリング状の中折れシール71,72が配置されている。より詳しくは、前胴側連結部5の内側面51には、周方向に連続する2つの溝が形成されており、これらの溝に中折れシール71,72が挿入されている。
前胴側連結部5よりも前方においては、後胴側連結部6の外側面61と前胴3の内側面31との間に、連続したリング状の非常用シール8が配置されている。つまり、非常用シール8は、後胴側連結部6の外側面61および前胴3の内側面31に隙間なく密着する。本実施形態では、非常用シール8が、前側に位置する第1シール材81と、後側に位置する第2シール材82とで構成されている。
第2シール材82は、円形の断面形状を有している。第1シール材81には、後方に向かって広がりながら開口する溝が形成され、この溝に第2シール材82が嵌まり込んでいる。本実施形態では、第1シール材81に形成された溝の断面形状がV字状であるが、溝はフラットな底面を有してもよい。
非常用シール8は、押付機構9により前胴側連結部5の前端面に押し付けられる。押付機構9は、前胴3の内側面31に着脱可能に取り付けられている。
より詳しくは、押付機構9は、非常用シール8に全周に亘って前方から接触するリング状の押圧部材91を含む。押圧部材91は、図3に示すように、周方向に並ぶ複数の円弧片91aに分割されている。また、各円弧片91aには、当該円弧片91aを前胴3と後胴側連結部6の間から前方へ引き抜く際に利用するネジ穴91bが設けられている。
各円弧片91aの両端部は、ボルト92によって押圧される。図2(a)に示すように、前胴3の内側面31には、適所にナットプレート32が接合されており、これらのナットプレート32にボルト92が螺合している。また、ボルト92には固定用ナット93も螺合している。
このような構造により、ボルト92を操作することによって、図2(a)に示すような前胴3と後胴4との相対的なスライド量や図2(b)に示すような前胴3と後胴4との相対的な回転量に応じて、非常用シール8の前胴側連結部5への押し付け力を調整することができる。これにより、常に十分なシール性を確保することができる。特に、本実施形態では、押付機構9による押し付け力が第1シール材81の溝を押し広げる力に変換されるため、シール性を向上させることができる。
また、非常用シール8を前胴側連結部5に押し付ける押付機構9が着脱可能であるので、非常用シール8を機内から交換することができる。本実施形態では、シールド掘進機1の軸方向においてボルト92の先端と後胴側連結部6の先端との間に非常用シール8の厚さよりも大きな隙間が確保されるまでボルト92を緩めれば、その隙間から押圧部材91および非常用シール8を取り除いたり設置したりすることができる。なお、非常用シール8の交換時には、中折れ構造に近い箇所から機外へ止水材およびグラウト材を注入し、止水性を確保しておくことが望ましい。
(変形例)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、図4に示すように、押圧部材91とボルト92の間に、スプリング95および受け部材96を配置してもよい。このようにすれば、スプリング95により非常用シールが所定力以上の力で常に前胴側連結部5に押し付けられるため、ボルト92を頻繁に操作する必要がない。
1 シールド掘進機
3 前胴
31 内側面
4 後胴
5 前胴側連結部
51 内側面
6 後胴側連結部
61 外側面
71,72 中折れシール
8 非常用シール
81 第1シール材
82 第2シール材
9 押付機構

Claims (1)

  1. 前胴の後端部に設けられた、前記前胴よりも内側に突出する前胴側連結部と、
    後胴の前端部に設けられた後胴側連結部であって、その外側面が前記前胴の内側面と対向するとともに前記前胴側連結部の内側面と面接触するように構成され、前記前胴側連結部と共に中折れ構造を構成する後胴側連結部と、
    前記前胴側連結部の内側面と前記後胴側連結部の外側面との間に配置された中折れシールと、
    前記前胴側連結部よりも前方において前記後胴側連結部と前記前胴との間に配置された非常用シールと、
    前記前胴の内側面に着脱可能に取り付けられた、前記非常用シールを前記前胴側連結部に押し付ける押付機構と、を備え、
    前記非常用シールは、前側に位置して前記押付機構と当接する第1シール材と、後側に位置して前記前胴側連結部と当接する第2シール材を含み、
    前記第1シール材には後方に向かって広がりながら開口する溝が形成され、前記溝に前記第2シール材が嵌まり込んでいる、シールド掘進機。
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