JP6963039B2 - 移動体の利用管理システム - Google Patents
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Description
識別情報と、該識別情報と関連付けられた、予め定めた経路を含む契約情報と、移動体の移動情報を記憶できる記憶媒体と、
情報処理装置と
を含む移動体の利用管理システムであって、
前記移動体は、
前記記憶媒体からの情報の取得と前記記憶媒体への情報の記録を行うリーダライタ手段を有しており、
前記移動体の使用を開始する第1のタイミングにおいて前記リーダライタ手段により前記識別情報を取得すると前記移動体の移動情報の記録を開始し、
前記経路から逸脱している場合には前記移動情報を記録し、
前記移動体の使用を終了する第2のタイミングにおいて前記リーダライタ手段により前記識別情報を取得すると、記録された前記移動情報を前記リーダライタ手段により前記記憶媒体に書き込み、
前記情報処理装置は、
前記記憶媒体からの情報の取得と前記記憶媒体(250)への情報の記録を行うリーダライタ手段を有しており、
前記記憶媒体から前記移動情報を取得すると、前記識別情報に関連付けられたユーザに、前記移動情報に基づいて追加課金することを特徴とする。
図1に、実施形態に係る移動体の管理システムの利用例を示す。なお本システムでは、移動体として電動二輪車(EV二輪、EVと略称する)を用いるものとして説明するが、その移動状態を記録する機能を有するのであれば、移動体の種類はどのようなものであってもよい。望ましくは、EVは簡易ではあっても屋根を備えたものが望ましい。図1において、ユーザは例えば鉄道会社からEV101を借り受け、自宅102と鉄道駅103との間の通勤に利用する。充電施設は自宅102または駅103などに用意されている。ユーザはEV利用時に、乗車に際して利用開始のタイミングで定期乗車券(以下、定期または定期券と呼ぶ。)を用いたチェックイン操作を行い、降車時にはチェックアウト操作を行う。自宅102から駅103に到着したユーザは、駐車スペースにEV101を停め、駅103に備えられた自動改札機に定期券を通して鉄道に乗車し、また目的地にて降車する。帰宅時にはこの逆の経路となる。ここで、EV101のレンタル料は、利用者がEV101のための定期券(EV定期とも呼ぶ。)を購入することで支払う。EV定期は、たとえば鉄道定期券と同じカードに収容されている。またたとえば、EV定期は自宅102と駅103との間の距離等に応じてその価格が決められる。EV定期では、EVの利用条件が定められており、その利用条件を逸脱してEV101が使用された場合、ユーザに追加料金が課せられる。追加料金の精算は、たとえば、駅103に備えられた自動改札機にICカードなどの定期券を通した際に、自動改札機がEV定期の情報を読み取って実行する。精算はたとえば、定期券に保存された電子マネーからの支払いによって実現される。あるいは提携クレジットカードから一括して支払うこともできる。なお精算の処理は自動改札機ではなく、自動改札機を通してEV定期の情報を受信したサーバが行ってもよい。
上述した移動体の利用管理システムを実現するための各構成要素について以下に説明する。
●EV制御部
図2Aは、EV101が備えるEV制御部200の構成の一例を示すブロック図である。EV制御部200では、CPU211がメモリ212等に展開したプログラムを実行することでその全体が制御される。メモリ212にはプログラムのほか、EVに走行中に記憶する移動状態(あるいは移動情報とも呼ぶ)の記憶領域が確保される。ストレージ213は例えばフラッシュ(登録商標)メモリなど不揮発性記憶であり、そこにはEV101に固有の識別情報であるEVID2131が記憶されている。また、ストレージ213は、後述するICカード250に記憶されたEV定期固有情報などを複製したり、あるいは追加料金の基となる移動情報などを記憶するための一時記憶2132を有する。CPU211、メモリ212などと共にバス210に接続された入出力インタフェース(IOインタフェース)214には、さらにGPS2011a、電子式の走行距離計2011b、ICカード250からデータを読み、またデータを書くためのICカードリーダライタ(ICカードR/W)2011cが接続されている。また、IOインタフェース214には、ユーザが入出力操作を行うためのユーザインタフェース(UI)2141が接続される。なおUI2141は備えられていなくともよい。バス210にはさらに、EV101の駆動モータ215aを制御する車両コントローラ215が接続されている。車両コントローラ215は、不図示のスロットル操作に応じて、CPU211の制御ものとで駆動モータ215aの動作を制御し、またCPU211からの駆動モータ215aの電源のオンまたはオフを制御する。
図2Bは、定期乗車券として用いられるICカード205に記憶される情報を示すブロック図である。このICカード250はたとえばSuica(登録商標)などに利用されるFelica(登録商標)であり、書き換え可能な不揮発性メモリを有する。さらに、CPUやICカードR/W2011cなどのICカードR/Wと通信するための通信アンテナ、電磁誘導によって電源を得るための電源部なども備えているが、ICカードの本質はそこに記憶した情報にあるため、ここではそれらについては省略した。
図3には、鉄道駅103に備えられた自動改札機301の構成例を示す。CPU3011メモリ3012、ストレージ3013、ネットワークインタフェース3014などは一般的な情報処理装置と共通する構成である。ネットワークインタフェース3014にはサーバ310が接続されている。サーバ310は一般的なサーバコンピュータの構成を有するために、その構成に説明は省略する。ICカードR/W3015、ゲートコントローラ3016は自動改札機に特有の構成要素である。ICカードR/W3015はICカード250にデータを読み書きするためのデバイスであり、ICカードR/W2011cと同じ機能を有する。ゲートコントローラ3016は、切符が不適切であったり、電子マネーの残高が不足しているために利用料金が支払われない場合に利用者の通行を妨げるゲートの開閉を制御する。このように自動改札機301はそれに特有の構成を有する情報処理装置ということもできる。なおストレージ3013には、EV定期を持つユーザごとに上限走行距離3013bまたは上限走行時間3013aが保持されるが、これは後で説明する第二実施形態のためのもので、本実施形態では特に必要ない。
次に、EV制御部200により実行されるチェックイン処理について説明する。図4にチェックイン処理のフローを示す。この処理はEV制御部200、特にCPU211により実行される。チェックインとは、利用状態にないEV101のICカードR/W2011cにより、上述した要領で発行されたEV定期を読み取って使用開始の登録をすることである。そのために、EV101では、ユーザによる電源オン操作でEV制御部200に対する電力供給が行われ、その後チェックインを受け付ける。この段階では駆動モータへの電力供給はされず、チェックインが完了するまでEV101を利用することはできない。EV101の電源を投入した後でICカード250をICカードR/W2011cにかざすと、ICカード250に電力が供給されてICカードR/W2011cとの間の通信が開始される。CPU211は、まずICカード250からEV定期固有情報254を取得する(S401)。このとき、ファイルのロック解除などの処理を行ってもよい。EV定期固有情報254がなければ取得できないので、その場合にはその旨のメッセージをUI2141に出力してもよいし、そのまま何もすることなくチェックインを終了してもよい。
さてチェックイン成功後にはEV101の走行が可能となる。走行中は、EV制御部200は図5の処理を定期的に行う。実行の間隔は、たとえば1秒から数秒程度でよい。まずEV定期が有効であるか、すなわち現在が有効期間内であるか判定する(S500)。有効期間中でないなら処理は終了する。一方、有効期間中であれば、現在位置をGPS2011aから取得する(S501)。そして経路外か判定する(S503)。この判定は、ステップS407と同じ要領でよい。経路内と判定した場合には、現在、条件を逸脱した時間の計時中か判定し(S505)、計時中であれば、条件を満たす位置へと戻ったので計時を終了してこの時点における位置と時刻とを記録する(S507)。そして、計測した時間を、たとえばメモリ212やストレージ213の確保した条件外時間に加算する(S509)。なおこの値の初期値は0である。一方、ステップS503で経路外と判定した場合には、やはり計時中であるか判定し(S511)、計時中でなければ計時を開始して、位置と時刻とを記録する(S513)。計時中であれば処理を終了する。この手順によって、有効なEV定期を利用してEV101で走行している間に、契約で定めた条件を逸脱した時間を積算することができる。図5の手順で例えばメモリ212や一時記憶2132などに記録された情報は契約外の移動に関する移動情報に相当する。
次にEV101の利用を終了する際に行うチェックアウト処理について図6を参照して説明する。この処理はEV制御部200、特にCPU211により実行される。チェックアウトとは、利用状態のEV101のICカードR/W2011cによりEV定期を読み取って使用終了の登録をすることである。電源が投入された状態のEV101のICカードR/W2011cにICカード250をかざすと、ICカード250に電力が供給されてICカードR/W2011cとの間の通信が開始される。CPU211は、まずICカード250からEV定期固有情報254を取得する(S601)。EV定期固有情報254が取得できたなら、そこに含まれたEVID2543と、ストレージ213に保持しているEVID2131とを比較し(S603)、一致していれば条件外利用の計時を終了し、現在の位置と時刻とを記録する(S605)。計時中でなければステップS605をスキップする。
さて、図4乃至図6の手順によって、ICカード250には、EV定期の条件外時間が記録されている。この条件外時間は、ユーザが鉄道を利用するために自動改札機301にICカード250を通した時に料金に換算され、決済時期に精算される。図7Aおよび図7Bにその手順を示す。図7A及び図7Bの手順は自動改札機301、特にCPU3011により実行される。ユーザがICカード250を自動改札機301のICカードR/W3015に接近させると、自動改札機301は、EV定期固有情報があれば(S701−Y)、それを取得する(S703)。そしてその決済時期2545を参照して現在が決済のタイミングであるか判定する(S707)。決済時期でなければステップS717に分岐する。たとえば決済時期が即時であれば、ステップS707では必ず決済時期であると判定される。また決済時期として指定日が設定されていれば、現在の日付が存指定日に該当するか判定され、該当すれば決済時期と判定される。
第一実施形態では、経路に沿った走行を利用条件のひとつとし、そこから逸脱した時間に応じて追加料金を課した。しかしながら、たとえば図4のステップS409および図5のステップS513において、計時開始の代わりに走行距離計2011bの値を読み取って記憶しておく。そして、図5のステップS507及び図6のステップS607において、計時終了の代わりに走行距離計2011bの値を読み取り、そこから記憶しておいた走行距離を差し引く。こうすることで、経路外を走行した時間ではなく、経路外を走行した距離を特定できる。そして図7AのステップS709においては、条件外時間に代えて、経路外を走行した距離を料金に換算する。このようにすることで、移動情報として条件外の走行距離を記録し、それに基づいて追加料金を決めることができる。
次に第二の実施形態について説明する。EVの利用管理システムの各構成要素や全体の構成は第一実施形態と同様である。第一実施形態と異なるのは、図4及び図6がそれぞれ図8及び図9に置き換わり、EV走行中に行われていた図5を実行しない点にある。本実施形態では、走行時の経路を管理せず、距離のみを管理する。
図8に本実施形態のチェックイン処理を示す。この処理はEV制御部200、特にCPU211により実行される。CPU211は、まずICカード250からEV定期固有情報254を取得する(S401)。EV定期固有情報254が取得できたなら、そこに含まれたEVID2543と、ストレージ213に保持しているEVID2131とを比較し(S403)、一致していればEV101の利用を許す。その場合には、現在の日付がEV定期の有効期間2542内であるか判定する(S405)。現在が有効期間内でなければ終了する。現在が有効期間内であると判定した場合には、走行距離計2011bを読み、チェックイン時距離として記録しておく(S801)。最後に、現在位置および時刻を、チェックインした位置および時刻としてICカード250の一時記憶2546に記録する(S413)。なお本実施形態では、経路を管理しないためにEV制御部200にGPS2011aを持たなくともよい。そこでGPS2011aを持たない場合には、ステップS413では時刻のみを記録する。チェックインが成功すると、駆動モータ215aの電源をオンとしてEV101を利用することができる。以上の手順によって、EV定期が有効であればチェックインを許す。
次にEV101の利用を終了する際に行うチェックアウト処理について図9を参照して説明する。この処理はEV制御部200、特にCPU211により実行される。CPU211は、まずICカード250からEV定期固有情報254を取得する(S601)。EV定期固有情報254が取得できたなら、そこに含まれたEVID2543と、ストレージ213に保持しているEVID2131とを比較し(S603)、一致していれば走行距離計2011bを読み、その値から記録されているチェックイン時距離を減算して走行距離を得る(S901)。そしてその走行距離をICカード250記録する(S902)。S902で記録される情報が、本例における移動情報に相当する。そして現在位置及び時刻をチェックアウト位置及び時刻としてICカード250に記録する(S613)。最後に駆動モータ215aを含めて主電源をオフにする(S615)。
第二実施形態では、EV定期の利用条件としてチェックインからチェックアウトまでの走行距離を定めておき、それを超えた距離に対して追加料金を課金した。これを、チェックインからチェックアウトまでの走行時間を定めておきそれを超えた超過時間に対して追加料金を課金してもよい。この場合には超過時間が移動情報に相当する。そのためには、図8、図9で走行距離計2011bを読み代わりに時計やタイマを読み、チェックインからチェックアウトまでの時間を求める。そしてその時間が予め定めた時間(図3の上限走行時間3013a)を超えたなら、超えた時間に対して課金すればよい。
第二実施形態では、EV定期の利用条件としてチェックインからチェックアウトまでの走行距離を定めておき、それを超えた距離に対して追加料金を課金した。これに対して、一定期間内の走行距離の上限をEV定期の利用条件として定めておき、一定期間内の積算走行距離がその上限を超えたなら、超えた距離に対して課金してもよい。そのためには、EV制御部200は、チェックインやチェックアウトでは距離計2011bを読まず、予め定めた一定期間の開始の日であることを判定し、該当するのであれば、期間初日の走行距離を走行距離計2011bから読む。また、読み取った期間初日の走行距離から、既に記憶されている前回の期間初日の走行距離を減算し、その距離をストレージに記憶しておく。あわせて、読み取った走行距離も、次の期間の期間初日の走行距離としてストレージに記憶しておく。そしてその後の最初のチェックアウト時に、求めて走行距離をICカード250に複製する。この場合にはこの走行距離が移動情報に相当する。自動改札機301は、その走行距離が、EV定期の利用条件として定めた距離を超えていれば、超えた距離に応じた料金をユーザに課金し、たとえば電子マネーで精算する。もちろん精算の方法は電子マネーに限らず、改札ではない例えば定期乗車券の自動販売機で、現金やカード、あるいは仮想通貨などで精算してもよい。
以上説明した本実施形態をまとめると以下のとおりである。
(1)第一の態様は、ユーザが乗車する移動体と、
識別情報と、該識別情報と関連付けられた契約情報と、移動体の移動情報を記憶できる記憶媒体と、
情報処理装置とを含む移動体の利用管理システムであって、
前記移動体は、
前記記憶媒体からの情報の取得と前記記憶媒体への情報の記録を行うリーダライタ手段を有しており、
前記移動体の使用を開始する第1のタイミングにおいて前記リーダライタ手段により前記識別情報を取得すると前記移動体の移動情報の記録を開始し、
前記移動体の使用を終了する第2のタイミングにおいて前記リーダライタ手段により前記識別情報を取得すると、記録された前記移動情報を前記リーダライタ手段により前記記憶媒体に書き込み、
前記情報処理装置は、
前記記憶媒体からの情報の取得と前記記憶媒体への情報の記録を行うリーダライタ手段を有しており、
前記記憶媒体から前記契約情報と前記移動情報とを取得すると、前記識別情報に関連付けられた前記契約情報と前記移動情報とを照合して前記移動情報が前記契約情報で示される条件を満たすか否かを判定し、
満たしていなければ前記ユーザに追加課金することを特徴とする。
この構成により、契約情報に定めた条件で移動体の利用を許し、条件が満たされていなければ追加の料金を課金することができ、乗車定期券による移動体の利用を可能とする。ここで課金は現金とは限らず、通貨に相当するカードやポイントなどのほか、仮想通貨などを含む様々な方法で支払いが可能である。
前記条件は、有効期間と経路とを含み、
前記移動情報は、前記移動体が前記予め定めた経路から逸脱した時間を含む
ことを特徴とする。
この構成により、有効期間と経路とを定めた乗車定期券による移動体の利用を可能とし、追加の料金を、条件に反して走行した時間に応じて課金できる。
前記条件は、前記経路が予め定めた経路であり、
前記移動情報は、前記移動体が前記予め定めた経路から逸脱した距離を含む
ことを特徴とする。
この構成により、有効期間と経路とを定めた乗車定期券による移動体の利用を可能とし、追加の料金を、条件に反して走行した距離に応じて課金できる。
前記条件は、前記第1のタイミングから前記第2のタイミングまでの所要時間が予め定めた時間内となることであり、
前記移動情報は、前記所要時間を含むことを特徴とする。
この構成により、有効期間と経路とを定めた乗車定期券による移動体の利用を可能とし、追加の料金を、超過した時間に応じて課金できる。
前記条件は、前記第1のタイミングから前記第2のタイミングまでの移動距離が予め定めた距離内であること、または、所定期間に累積した前記移動距離が予め定めた距離内であることであり、
前記移動情報は前記移動距離を含むことを特徴とする。
この構成により、有効期間と経路とを定めた乗車定期券による移動体の利用を可能とし、追加の料金を、超過した距離に応じて課金できる。
前記情報処理装置は自動改札機であることを特徴とする。
この構成により、自動改札機を通るときに、移動体の利用に係る追加料金の精算が可能となる。
前記情報処理装置は自動改札機に通信で接続されたサーバであることを特徴とする。
この構成により、自動改札機ではないサーバの機能として移動体の利用に係る追加料金の精算が可能となる。
前記追加課金の決済のタイミングをユーザが選択できることを特徴とする。
この構成により、移動体の利用に係る追加料金の決済を、ユーザが選択したタイミングで行える。
前記記憶媒体は、磁気定期券またはICカード定期券またはユーザが所有するユーザ端末であることを特徴とする。
この構成により、移動体の利用を、定期券やユーザ端末を用いて管理することができる。
Claims (7)
- ユーザが乗車する移動体(101)と、
識別情報(251)と、該識別情報と関連付けられた、予め定めた経路を含む契約情報(254)と、移動体の移動情報を記憶できる記憶媒体(250)と、
情報処理装置(301)と
を含む移動体の利用管理システムであって、
前記移動体は、
前記記憶媒体(250)からの情報の取得と前記記憶媒体(250)への情報の記録を行うリーダライタ手段(2011c)を有しており、
前記移動体(101)の使用を開始する第1のタイミングにおいて前記リーダライタ手段(2011c)により前記識別情報(251)を取得すると前記移動体(101)の移動情報の記録を開始し、
前記経路から逸脱している場合には前記移動情報を記録し、
前記移動体(101)の使用を終了する第2のタイミングにおいて前記リーダライタ手段(2011c)により前記識別情報(251)を取得すると、記録された前記移動情報を前記リーダライタ手段(2011c)により前記記憶媒体(250)に書き込み、
前記情報処理装置(301)は、
前記記憶媒体(250)からの情報の取得と前記記憶媒体(250)への情報の記録を行うリーダライタ手段(3015)を有しており、
前記記憶媒体(250)から前記移動情報を取得すると、前記識別情報(251)に関連付けられたユーザに、前記移動情報に基づいて追加課金することを特徴とする利用管理システム。 - 請求項1に記載の利用管理システムであって、
前記移動情報は、前記移動体が前記経路から逸脱した時間を含む
ことを特徴とする利用管理システム。 - 請求項1に記載の利用管理システムであって、
前記移動情報は、前記移動体が前記予め定めた経路から逸脱した距離を含む
ことを特徴とする利用管理システム。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の利用管理システムであって、
前記情報処理装置は自動改札機であることを特徴とする利用管理システム。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の利用管理システムであって、
前記情報処理装置は自動改札機に通信で接続されたサーバであることを特徴とする利用管理システム。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の利用管理システムであって、
前記追加課金の決済のタイミングをユーザが選択できることを特徴とする利用管理システム。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の利用管理システムであって、
前記記憶媒体は、磁気定期券またはICカード定期券またはユーザが所有するユーザ端末であることを特徴とする利用管理システム。
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