JP6933100B2 - ロックピン及びカウンタウエイト着脱装置 - Google Patents
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Description
移動式クレーンが備える旋回体に設けられ、カウンタウエイトを押し上げるためのカウンタウエイトジャッキシリンダと、
前記カウンタウエイトジャッキシリンダの上端部に設けられ、前記カウンタウエイトジャッキシリンダが伸長した場合に、前記旋回体に形成された第1ピン孔と開口が重なる第2ピン孔を有する上部レバーと、
を備えるカウンタウエイト着脱装置に装着された前記カウンタウエイトを前記移動式クレーンが備える前記旋回体に固定するためのロックピンであって、
前記第1ピン孔及び前記第2ピン孔に挿入可能なピン径に形成され、前記第1ピン孔と前記第2ピン孔の開口が重なった状態で、前記第1ピン孔及び前記第2ピン孔に挿入されて前記上部レバーを前記旋回体に固定するピン本体と、
ロッドの形状に形成され、そのロッドの一端が、前記ピン本体のピン軸に対して垂直な軸を中心に回動可能に、前記ピン本体に保持された把手部と、
を備え、
前記把手部は、一端側に位置する基部と、他端側に位置する先端部と、前記基部と前記先端部との間に位置する本体部と、を有し、前記基部は、前記本体部との接続部で前記本体部に対して折れ曲がっており、
前記ピン本体は、前記基部を、ロッド軸を中心に回動可能に保持する把手保持部を有する。
よい。
前記把手保持部の円筒壁には、
周方向に延在し、前記突起が挿通されて前記突起を周方向に案内するスリットと、
該スリットの一端から前記把手保持部の円筒軸の方向へ凹み、前記突起が該スリットから移動することによって前記突起が周方向に移動することを制限するストッパー溝と、
が形成されていてもよい。
前記ホルダーの円筒壁には、
一定の幅で、前記旋回体と反対側にある先端から前記旋回体の側にある末端側へ切り欠いた形状を有する第1切り欠き部と、
一定の幅で、前記第1切り欠き部の末端から前記円筒壁の周方向へ切り欠いた形状を有する第2切り欠き部と、
が形成されており、
前記把手保持部を形成する円筒の外径は、前記第1切り欠き部と第2切り欠き部のいずれの幅よりも小さくてもよい。
前記把手部の前記先端部は、前記本体部との接続部で、前記基部に対して垂直かつ前記本体部に対して垂直に折れ曲がっていてもよい。
移動式クレーンが備える旋回体に設けられるカウンタウエイトジャッキシリンダと、
前記カウンタウエイトジャッキシリンダの上端部に設けられ、前記カウンタウエイトジャッキシリンダが伸長した場合に、前記旋回体に形成された第1ピン孔と開口が重なる第2ピン孔を有する上部レバーと、
前記第1ピン孔及び前記第2ピン孔に挿入可能なピン径に形成され、前記第1ピン孔と前記第2ピン孔の開口が重なった状態で、前記第1ピン孔及び前記第2ピン孔に挿入されるピン本体及び、ロッドの形状に形成され、そのロッドの一端が、前記ピン本体のピン軸に対して垂直な軸を中心に回動可能に、前記ピン本体に保持された把手部、を有するロックピンと、
を備え、
前記把手部は、一端側に位置する基部と、他端側に位置する先端部と、前記基部と前記先端部との間に位置する本体部と、を有し、前記基部は、前記本体部との接続部で前記本体部に対して折れ曲がっており、
前記ピン本体は、前記基部を、ロッド軸を中心に回動可能に保持する把手保持部を有する。
オールテレーンクレーン100は、図1に示すように、アウトリガー110を有する走行体120と、起伏可能なブーム130を有し、走行体120に対して旋回可能な旋回体140と、を備えている。そして、旋回体140の後部には、クレーンの吊り上げ能力を高めるため、カウンタウエイト200が装着されている。オールテレーンクレーン100では、公道を走行するときに、重量を法令の規定値以内にするため、カウンタウエイト200を取り外す必要がある。そこで、オールテレーンクレーン100には、カウンタウエイト200を取り外し又は取り付け可能にするため、カウンタウエイト着脱装置10が設けられている。
なお、図2に示すように、カウンタウエイト着脱装置10が備える、前述した構成は、旋回体140の後端の左右それぞれに1つ設けられている。そして、旋回体140の後端の左側にある構成と右側にある構成は、左右対称であることを除いて同じである。このため、以下の説明では、図2に示す旋回体140後端の左側の構成について説明し、右側の構成についての説明を省略する。
なお、本明細書では、旋回体140に形成されたピン孔を第1ピン孔、ロックピン挿入アーム12Aに形成されたピン孔4を第2ピン孔ともいう。
なお、切り欠き部5A、5Bを第1切り欠き部、第2切り欠き部とも称する。
次に、図6−図9を参照して、カウンタウエイト着脱装置10の動作とあわせて、ロックピン1の使用方法について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて図4を参照する。また、オールテレーンクレーン100がブーム130を前方に向けた状態で停車し、アウトリガー110が張り出されているものとする。また、カウンタウエイト着脱装置10のカウンタウエイトジャッキシリンダ14とカウンタウエイト押さえシリンダ18は、ロッド13、17が最縮小した状態にあるものとする。
なお、図6において、(A)は、カウンタウエイト着脱装置10がカウンタウエイト200を持ち上げる前の状態を示す。(B)は、カウンタウエイト着脱装置10が備える下部レバー16の押さえ部16Aがカウンタウエイト200の下部凹部220を押さえている状態を示す。(C)は、カウンタウエイト着脱装置10が備える上部レバー12のカウンタウエイト係合アーム12Bの係合ピン12Cがカウンタウエイト200の上部凹部210に係合してカウンタウエイト200を持ち上げている状態を示す。
2 ピン本体
2A 把手保持部
2B スリット
2C ストッパー溝
3 把手部
3A 基部
3B 本体部
3C 先端部
3D ネジ
4 ピン孔
5 ホルダー
5A、5B 切り欠き部
10 カウンタウエイト着脱装置
11 上部ピン
12 上部レバー
12A ロックピン挿入アーム
12B カウンタウエイト係合アーム
12C 係合ピン
12D 連結ピン
13 ロッド
14 カウンタウエイトジャッキシリンダ
15 下部ピン
16 下部レバー
16A 押さえ部
16B 連結ピン
17 ロッド
18 カウンタウエイト押さえシリンダ
100 オールテレーンクレーン
110 アウトリガー
120 走行体
130 ブーム
140 旋回体
200 カウンタウエイト
210 上部凹部
220 下部凹部
A1、A2 矢印
B 矢印
E ピン本体末端側
T ピン本体先端側
Claims (7)
- 移動式クレーンが備える旋回体に設けられ、カウンタウエイトを押し上げるためのカウンタウエイトジャッキシリンダと、
前記カウンタウエイトジャッキシリンダの上端部に設けられ、前記カウンタウエイトジャッキシリンダが伸長した場合に、前記旋回体に形成された第1ピン孔と開口が重なる第2ピン孔を有する上部レバーと、
を備えるカウンタウエイト着脱装置に装着された前記カウンタウエイトを前記移動式クレーンが備える前記旋回体に固定するためのロックピンであって、
前記第1ピン孔及び前記第2ピン孔に挿入可能なピン径に形成され、前記第1ピン孔と前記第2ピン孔の開口が重なった状態で、前記第1ピン孔及び前記第2ピン孔に挿入されて前記上部レバーを前記旋回体に固定するピン本体と、
ロッドの形状に形成され、そのロッドの一端が、前記ピン本体のピン軸に対して垂直な軸を中心に回動可能に、前記ピン本体に保持された把手部と、
を備え、
前記把手部は、一端側に位置する基部と、他端側に位置する先端部と、前記基部と前記先端部との間に位置する本体部と、を有し、前記基部は、前記本体部との接続部で前記本体部に対して折れ曲がっており、
前記ピン本体は、前記基部を、ロッド軸を中心に回動可能に保持する把手保持部を有するロックピン。 - 前記把手保持部は、前記基部が挿入可能な円筒の形状に形成されている、
請求項1に記載のロックピン。 - 前記把手保持部は、前記本体部が、前記ピン本体の、前記第1ピン孔及び前記第2ピン孔に挿入される先端側に向いた状態で、前記基部の回動を制限する回動制限部を有する、
請求項1又は2に記載のロックピン。 - 前記基部は、前記ロッドの外周面から突出する突起を有し、
前記把手保持部の円筒壁には、
周方向に延在し、前記突起が挿通されて前記突起を周方向に案内するスリットと、
該スリットの一端から前記把手保持部の円筒軸の方向へ凹み、前記突起が該スリットから移動することによって前記突起が周方向に移動することを制限するストッパー溝と、
が形成されている、
請求項2に記載のロックピン。 - 前記カウンタウエイト着脱装置は、前記ピン本体が挿入可能な円筒の形状に形成され、前記旋回体に固定され、前記第1ピン孔の開口を取り囲むホルダーを備え、
前記ホルダーの円筒壁には、
一定の幅で、前記旋回体と反対側にある先端から前記旋回体の側にある末端側へ切り欠いた形状を有する第1切り欠き部と、
一定の幅で、前記第1切り欠き部の末端から前記円筒壁の周方向へ切り欠いた形状を有する第2切り欠き部と、
が形成されており、
前記把手保持部を形成する円筒の外径は、前記第1切り欠き部と第2切り欠き部のいずれの幅よりも小さい、
請求項2に記載のロックピン。 - 前記把手部の前記基部は、前記本体部との接続部で前記本体部に対して垂直に折れ曲がっており、
前記把手部の前記先端部は、前記本体部との接続部で、前記基部に対して垂直かつ前記本体部に対して垂直に折れ曲がっている、
請求項1から5のいずれか1項に記載のロックピン。 - 移動式クレーンが備える旋回体に設けられるカウンタウエイトジャッキシリンダと、
前記カウンタウエイトジャッキシリンダの上端部に設けられ、前記カウンタウエイトジャッキシリンダが伸長した場合に、前記旋回体に形成された第1ピン孔と開口が重なる第2ピン孔を有する上部レバーと、
前記第1ピン孔及び前記第2ピン孔に挿入可能なピン径に形成され、前記第1ピン孔と前記第2ピン孔の開口が重なった状態で、前記第1ピン孔及び前記第2ピン孔に挿入されるピン本体及び、ロッドの形状に形成され、そのロッドの一端が、前記ピン本体のピン軸に対して垂直な軸を中心に回動可能に、前記ピン本体に保持された把手部、を有するロックピンと、
を備え、
前記把手部は、一端側に位置する基部と、他端側に位置する先端部と、前記基部と前記先端部との間に位置する本体部と、を有し、前記基部は、前記本体部との接続部で前記本体部に対して折れ曲がっており、
前記ピン本体は、前記基部を、ロッド軸を中心に回動可能に保持する把手保持部を有するカウンタウエイト着脱装置。
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