JP6920267B2 - 慣性ロックコネクタ - Google Patents

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本発明は慣性ロックコネクタに関する。
電気接続用コネクタとして、雌側ハウジング及び前記雌側ハウジングに形成された弾性片の外面から外方に突出したロック用突部を含む雌側コネクタと、前記雌側ハウジングを受け入れるべく少なくとも一方が開口のコネクタ差込室を画定する雄側ハウジング及び前記ロック用突部が係合すべく前記雄側コネクタのハウジングに形成されたロック用凹部を含む雄側コネクタとを有し、雌側端子と雄側端子との嵌合に先立ってロック用突部とロック用凹部との嵌合が、雌側端子と雄側端子との嵌合に要する挿入力よりの大きいピーク値(ロックピーク値)の挿入力を要するように構成され、端子の半嵌合(不完全嵌合)を防止すべく、挿入力のロックピークによって生じる慣性力によって雌側端子と雄側端子との嵌合が一気に行われる慣性ロックコネクタが知られている(例えば、特許文献1〜3)。
特開2001−345149号公報 特開2006−147322号公報 特開2013−30381号公報
従来の慣性ロックコネクタでは、慣性ロック部の寸法ばらつき等によってロックピーク値にばらつきが生じ、安定した慣性ロック作用が行われない虞がある。
本発明が解決しようとする課題は、慣性ロック部の寸法ばらつきに拘わらず、慣性ロックコネクタにおいて安定した慣性ロック作用が行われ、端子の半嵌合を適切に防止することである。
本発明の一つの実施形態による慣性ロックコネクタは、雌側ハウジング及び前記雌側ハウジングに形成された弾性片の外面から外方に突出したロック用突部を含む雌側コネクタと、前記雌側ハウジングを受け入れるべく少なくとも一方が開口のコネクタ差込室を画定する雄側ハウジング及び前記ロック用突部が係合すべく前記雄側ハウジングに形成されたロック用凹部を含む雄側コネクタとを有する慣性ロックコネクタであって、前記ロック用突部は、前記雌側ハウジングの前記コネクタ差込室に対する挿入方向の前側の面が、前記外面から傾斜して延出した傾斜面と、前記傾斜面の終端から起立して前記外面に対して垂直に延在する垂直面とを含む。
この慣性ロックコネクタによれば、慣性ロック部に寸法ばらつきがあっても安定した性能による慣性ロック作用が行われ、慣性ロック部の寸法ばらつきに拘わらず端子が半嵌合状態になることが防止される。
上記の慣性ロックコネクタにおいて、好ましくは、前記傾斜面は平坦面である。
この慣性ロックコネクタによれば、傾斜面がアール面である場合によりも、作業者は垂直面に基づく慣性ロック作用を感じることができ、端子が半嵌合状態になることを防止できる。
上記の慣性ロックコネクタにおいて、好ましくは、前記弾性片は前記雌側ハウジングの前記コネクタ差込室に対する挿入方向の後側において結合部によって前記雌側ハウジングに結合され、前記弾性片は横方向の両側に設けられたスリットによって前記雌側ハウジングと切り離され、前記結合部は横方向の両側を前記雌側ハウジングに結合されている。
この慣性ロックコネクタによれば、結合部がスリットによって雌側ハウジングと切り離されている場合より、弾性片の弾性変形に大きい外力を要するから、ロック用突部の垂直面の高さが小さくなったことによるロックピーク値の低下が補われ、所要のロックピーク値を確保することができる。
上記の慣性ロックコネクタにおいて、好ましくは、前記結合部(69)の一部に開口(74)が形成されている。
この慣性ロックコネクタによれば、ロックピーク値の調節が行われる。
上記の慣性ロックコネクタにおいて、好ましくは、前記弾性片は、前記雌側ハウジングの前記コネクタ差込室に対する挿入方向の後端の角部が凹状の切欠形状である。
この慣性ロックコネクタによれば、ロック用片部の上側角点をピンポイントで押されることが回避され、ロック用突部が雄側ハウジングの前端面に当接しなくなるようにロック用片部が弾性変形するが防止されるから、安定した慣性ロック作用が得られる。
本実施形態による慣性ロックコネクタによれば、慣性ロック部の寸法ばらつきに拘わらず、安定した慣性ロック作用が行われ、端子の半嵌合が適切に防止される。
本発明の一つの実施形態による慣性ロックコネクタの斜視図 本実施形態による慣性ロックコネクタの断面図 本実施形態による慣性ロックコネクタの雌側ハウジングを前側から見た斜視図 本実施形態による慣性ロックコネクタの雌側ハウジングを後側から見た斜視図 本実施形態による慣性ロックコネクタの雌側ハウジングの部分断面の斜視図 本実施形態による慣性ロックコネクタの慣性ロック部の拡大図
以下に、本発明による慣性ロックコネクタの一つの実施形態を、図1〜図6を参照して説明する。
本実施形態の慣性ロックコネクタは、中継用コネクタであり、図1及び図2に示されているように、互いに接続される雄側コネクタ10及び雌側コネクタ50を有する。
雄側コネクタ10は合成樹脂の成形品による雄側ハウジング12を有する。雄側ハウジング12は長方体状の端子保持部13及び端子保持部13の前側(図2で見て右側)に連続するコネクタ差込筒状部15を有する。端子保持部13は上下2段5列の複数の端子室14を画定している。
各端子室14は、端子保持部13を左右方向に延在し、一方において雄側ハウジング12の後端面12B(図2で見て左側の端面)に開口し、他方において後述のコネクタ差込室16に向けて開口している。コネクタ差込筒状部15はコネクタ差込室16を画定している。コネクタ差込室16は、矩形の横断面形状による長方体状の空間であり雄側ハウジング12の前端面12A(図2で見て右側の端面)に開口している。つまり、コネクタ差込室16は後述の雌側ハウジング52を受け入れるべく前方が開口し、雄側ハウジング12の前端面12Aがコネクタ差込室16の開口縁を含む。前端面12Aはコネクタ差込室16に対する雌側コネクタ50の挿入方向に直交する垂直面になっている。
各端子室14には金属製の雄側端子18が配置されている。各雄側端子18は端子保持部13に端子毎に形成された係止爪20及び端子保持部13に形成されたリテーナ孔22に挿入された合成樹脂製の共通のサイドリテーナ24との係合によって雄側ハウジング12に係止されている。各雄側端子18は端子室14に位置する芯線バレルによるリード線接続部18A及び端子室14からコネクタ差込室16に延出した雄側コネクト部18Bを含む。
リード線接続部18Aには雄側ハウジング12の後端面12B側から各端子室14に挿入されたリード線26の芯線が導通状態で接続されている。これにより、各リード線26は雄側ハウジング12の接続相手(接続対象部材)である雌側コネクタ50に対する接続方向(右方向)とは反対の端面、つまり後端面12Bから外方(後方)へ延出している。
コネクタ差込筒状部15には、コネクタ差込室16を画定する壁部(図4で見て上壁部)にロック用凹部28が形成されている。ロック用凹部28は、コネクタ差込室16の開口端の近傍にあり、コネクタ差込室16の奥側に向く面がコネクタ差込室16に対する雌側コネクタ50の挿入方向に直交する垂直面28Aになっている。
雌側コネクタ50は合成樹脂の成形品による雌側ハウジング52を有する。尚、雌側コネクタ50の説明では、前後方向が雄側コネクタ10の説明とは反転し、図4で見て左側が前側で、右側が後側になる。雌側ハウジング52はコネクタ差込室16に差込み可能な長方体状の端子保持部53を有する。端子保持部53は上下2段5列の複数の端子室54を画定している。各端子室54は、端子保持部53を左右方向に延在し、一方において雌側ハウジング52の後端面52B(図2で見て右側の端面)に開口し、他方において雌側ハウジング52の前端面52A(図2で見て左側の端面)に開口している。
各端子室54には金属製の雌側端子56が配置されている。各雌側端子56は雌側ハウジング52に端子毎に形成された係止爪58及びサイドリテーナ62との係合によって雌側ハウジング52に係止されている。各雌側端子56は端子室54に位置する芯線バレルによるリード線接続部56A及び雄側コネクト部18Bを差し込まれる雌側コネクト部56Bを含む。
本実施形態の慣性ロックコネクタでは、図2に示されているように、雌側ハウジング52の前端面52Aが当該前端面52Aに対向するコネクタ差込室16の奥面16Aに当接する位置にまで雌側ハウジング52がコネクタ差込室16に差し込まれた状態をコネクタの完全嵌合状態と云う。この完全嵌合状態では、雄側コネクト部18Bと雌側コネクト部56Bとが所定の接触長をもって導通状態で接続される。
リード線接続部56Aには雌側ハウジング52の後端面52B側から各端子室54に挿入されたリード線64の芯線が導通状態で接続されている。これにより、各リード線64は雌側ハウジング52の接続相手である雄側コネクタ10に対する接続方向(挿入方向)とは反対の端面、つまり後端面52Bから外方(後方)へ延出している。
雌側ハウジング52にはロック用片部66が形成されている。ロック用片部66は、端子保持部53の上壁53Aから上方に離間して前後方向に延在し、前後両端を端子保持部53から立ち上がった結合部65、69によって上壁53Aに結合された両持ちの上下方向に弓状に弾性変形可能な弾性片をなす。上壁53Aとロック用片部66との間には、ロック用片部66の下側への弾性変形を許容するための空隙67が画定されている。
結合部69は横方向(左右方向)の両側を雌側ハウジング52に結合され、雌側ハウジング52と一体の左右一対の柱状をなしている。ロック用片部66は横方向(左右方向)の両側に設けられたスリット71によって雌側ハウジング52と切り離されている。結合部69は横方向(左右方向)の両側を雌側ハウジング52に結合され、雌側ハウジング52と一体の左右一対の柱状をなしている。これにより、結合部69がスリット71によって雌側ハウジング52と切り離されている場合より、ロック用片部66の剛性が増し、ロック用片部66の上述の弾性変形に大きい外力を要する。
結合部69の一部には、左右方向で見てスリット71と同じ位置に結合部69を前後方向に貫通する開口74が形成されている。開口74はロック用片部66の剛性を調節し、ロック用片部66の上述の弾性変形に必要な外力を調節する。
ロック用片部66の後端部は、雌側ハウジング52を雄側コネクタ10のコネクタ差込室16に挿入する際に、作業者の指先で雌側ハウジング52を押す箇所である。ロック用片部66の後端の上側の角部が凹状の切欠形状部72になっている。これにより、ロック用片部66の後端の上側角点(頂点)66Cがロック用片部66の後端面66Bより前側に偏倚している。
ロック用片部66の前後方向の略中間部にはロック用片部66の平らな上面(外面)66Aから上方に突出したロック用突部68が形成されている。ロック用突部68は、ロック用凹部28と協働して慣性ロックを行うものであり、雌側ハウジング52のコネクタ差込室16に対する挿入方向とは反対側に向く後面がコネクタ差込室16に対する雌側コネクタ50の挿入方向に直交する垂直面68Aになっている。
ロック用突部68は、図6に示されているように、雌側ハウジングのコネクタ差込室16に対する挿入方向の前側の面が、上面(外面)66Aから傾斜して延出した傾斜面68Bと、傾斜面68Bの終端(上端)から起立してコネクタ差込室16に対する雌側コネクタ50の挿入方向に直交する垂直面68C、つまり、上面66Aに対して垂直に延在する垂直面68Cとを含む。
傾斜面68Bは、平坦面であり、垂直面68Cとの境界に明確な谷状線が生じる。傾斜面68Bの上面66Aに対する傾斜角は30度〜60度程度、好ましくは45度程度であってよい。垂直面68Cの上面66Aに対する角度は、90度であるが、雌側ハウジング52の型成形のため抜き勾配を含くんで、概ね90度であってよい。雌側コネクタ50の挿入方向に直交する面をなす雄側ハウジング12の前端面12Aに概ね正対する。
傾斜面68Bと垂直面68Cとは各々ロック用突部68の全高の1/2程度であってよい。傾斜面68Bは慣性ロック部の上下方向の寸法ばらつきの最大値に略等しいか、それより大きい高さを有していればよい。
上述の完全接続状態では、図2に示されているように、ロック用突部68がロック用凹部28に嵌合し、ロック用凹部28の垂直面28Aとロック用突部68の垂直面68Aとが互に対向する係合状態になる。これにより、雌側ハウジング52がコネクタ差込室16から抜き出ることを阻止されたロック状態になり、完全接続状態が保持される。
ロック用片部66は、後端面66Bの側に、上述の完全接続状態においてコネクタ差込室16より後方に延出する部分を含み、当該部分がロック解除操作部70をなす。ロック解除操作部70は、下方に向けて押圧されることにより、図2に仮想線によって示されているように、ロック用片部66の下方への弾性変形のもとに、端子保持部53の上壁53Aの側に変位し、これに伴ってロック用突部68が下方に変位してロック用凹部28との係合より離脱する。
この状態では、ロック用突部68の垂直面68Aがロック用凹部28の垂直面28Aに対して下方に変位していて、両垂直面28A、68Aが相対向することがなく、ロック用突部68がロック用凹部28と干渉することなく雌側ハウジング52がコネクタ差込室16から抜き出ることができるロック解除の状態になる。
次に、図6を参照してロック用凹部28及びロック用突部68による慣性ロック作用について説明する。
雌側ハウジング52を雄側コネクタ10のコネクタ差込室16に挿入する作業は、作業者がロック用片部66の後端面66Bを指先で前側に押すことによって行われる。この作業により、上述の完全接続状態になる以前に、ロック用突部68の傾斜面68Bが雄側ハウジング12の前端面12Aに当接する。ロック用片部66が更に前側に押されることにより、ロック用片部66が下方に弾性変形しながら傾斜面68Bがコネクタ差込室16の上面16Bを摺接してコネクタ差込室16に進入し、ロック用突部68の垂直面68Cが雄側ハウジング12の前端面12Aに当接する。
これにより、更にロック用片部66がロックピーク値に相当する大きい挿入力をもって前側に押されることにより、ロック用片部66が下方に弾性変形し、ロック用突部68の垂直面68Cがコネクタ差込室16に進入し、ロック用突部68の平らな上面68Dがコネクタ差込室16の上面16Bを摺接しつつロック用突部68が前側に移動してロック用凹部28に嵌合する。
この挿入過程において、ロック用片部66の弾性変形のもとにロック用突部68の垂直面68Cがコネクタ差込室16に進入する際に、挿入力にロックピーク値が生じ、その後にロックピーク値に基づく慣性力によって雄側端子18と雌側端子56との嵌合が一気に行われる。これにより、雄側端子18と雌側端子56との半嵌合(不完全嵌合)が防止される。
本実施形態では、図8(A)〜(C)に示されているように、慣性ロック部の寸法ばらつき等によってロック用突部68の上面68Dとコネクタ差込室16の上面16Bとの上下方向の間隙に大小のばらつきがあっても、傾斜面68Bの存在により、慣性ロック作用に有効なロック用突部68の垂直面68Cの高さは変動しない。これにより、慣性ロック部に寸法ばらつきがあっても安定した性能による慣性ロック作用が行われ、慣性ロック部の寸法ばらつきに拘わらず端子が半嵌合状態になることが防止される。
傾斜面68Bが平坦面であることにより、傾斜面68Bと垂直面68Cとの境界が明確になるので、作業者は、傾斜面68Bがアール面である場合によりも垂直面68Cに基づく慣性ロック作用を感じることができ、端子が半嵌合状態になることを防止できる。
ロック用突部68の全高が従来のもとと同一であると、傾斜面68Bの高さ分、垂直面68Cの高さが小さくなり、ロックピーク値が低下する。しかし、本実施形態では、結合部69は横方向の両側を雌側ハウジング52に結合され、雌側ハウジング52と一体の左右一対の柱状をなしていることにより、結合部69がスリット71によって雌側ハウジング52と切り離されている場合より、ロック用片部66の弾性変形に大きい外力を要するから、垂直面68Cの高さが小さくなったことによるロックピーク値の低下が補われ、所要のロックピーク値を確保することができる。
このロックピーク値は、結合部69に形成された開口74によって調節することができる。
ロック用片部66の後端の上側角点66Cがロック用片部66の後端面66Bより前側に偏倚していることにより、雌側ハウジング52を雄側コネクタ10のコネクタ差込室16に挿入する際にロック用片部66の上側角点66Cをピンポイントで押されることが回避され、ロック用突部68が雄側ハウジング12の前端面12Aに当接しなくなるようにロック用片部66が弾性変形するが防止される。このことによって安定した慣性ロック作用が得られる。
以上、本発明を、その好適な実施形態について説明したが、当業者であれば容易に理解できるように、本発明はこのような実施形態により限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、雄側コネクタ10及び雌側コネクタ50は横配置に限られることはなく、縦配置や傾斜配置であってもよい。慣性ロックコネクタの極数(端子数)は10に限られることはなく、最小は極数1であってもよい。慣性ロックコネクタは中継用コネクタに限られることなく、接続対象部材がプリント回路基板や機器に取り付けられた慣性ロックコネクタであってもよい。また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
10 :雄側コネクタ
12 :雄側ハウジング
12A :前端面
12B :後端面
13 :端子保持部
14 :端子室
15 :コネクタ差込筒状部
16 :コネクタ差込室
16A :奥面
16B :上面
18 :雄側端子
18A :リード線接続部
18B :雄側コネクト部
20 :係止爪
22 :リテーナ孔
24 :サイドリテーナ
26 :リード線
28 :ロック用凹部
28A :垂直面
50 :雌側コネクタ
52 :雌側ハウジング
52A :前端面
52B :後端面
53 :端子保持部
53A :上壁
54 :端子室
56 :雌側端子
56A :リード線接続部
56B :雌側コネクト部
58 :係止爪
60 :リテーナ孔
62 :サイドリテーナ
64 :リード線
65 :結合部
66 :ロック用片部(弾性片)
66A :上面
66B :後端面
66C :上側角点
67 :空隙
68 :ロック用突部
68A :垂直面
68B :傾斜面
68C :垂直面
68D :上面
69 :結合部
70 :ロック解除操作部
70A :上面
70B :下面
71 :スリット
72切欠形状部
74 :開口

Claims (4)

  1. 雌側ハウジング及び前記雌側ハウジングに形成された弾性片の外面から外方に突出したロック用突部を含む雌側コネクタと、前記雌側ハウジングを受け入れるべく少なくとも一方が開口のコネクタ差込室を画定する雄側ハウジング及び前記ロック用突部が係合すべく前記雄側ハウジングに形成されたロック用凹部を含む雄側コネクタとを有する慣性ロックコネクタであって、
    前記ロック用突部は、前記雌側ハウジングの前記コネクタ差込室に対する挿入方向の前側の面が、前記外面から傾斜して延出した平坦面により構成された傾斜面と、前記傾斜面の終端から直接に起立して前記外面に対して垂直に延在する垂直面とを含む慣性ロックコネクタ。
  2. 前記弾性片は前記雌側ハウジングの前記コネクタ差込室に対する挿入方向の後側において結合部によって前記雌側ハウジングに結合され、
    前記弾性片は横方向の両側に設けられたスリットによって前記雌側ハウジングと切り離され、
    前記結合部は横方向の両側を前記雌側ハウジングに結合されている請求項に記載の慣性ロックコネクタ。
  3. 前記結合部の一部に開口が形成されている請求項に記載の慣性ロックコネクタ。
  4. 前記弾性片は、前記雌側ハウジングの前記コネクタ差込室に対する挿入方向の後端の角部が凹状の切欠形状である請求項1から3の何れか一項に記載の慣性ロックコネクタ。
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