JP6915613B2 - 遠隔通信デバイス及び方法 - Google Patents

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Description

本開示は、遠隔通信システムにおけるデータを通信するための遠隔通信デバイス及び方法に関する。
本願明細書に提供される「背景技術」の記載は、本開示の内容を概略的に提示するためにある。本願に挙げられた発明者らの研究は、この背景技術の項に記載される限りにおいて、従来技術とみなすことが適切ではあり得ず、又は出願時の技術水準の一部をなし得ない本記載の観点と同様に、明示的にも暗示的にも本発明の従来技術又は技術水準として認められるものではない。
複数のキャリアを配置することは、セルラーネットワーク内、特にトラフィックのホットスポットにおいて必要とされる、さらなるキャパシティの増加に取り組むための最も一般的な解決方法の1つである。このことは、3GPP TSG RANミーティング第67回(RP−150611)におけるリリース13、マルチキャリア負荷(ロード)分散のための作業項目にて知られている。これは、効率良い動作及び最適なリソース利用のために、複数のLTEキャリア間でバランスのとれた負荷を必要とする。複数のキャリアに亘っての負荷のバランシングは、所定のエリアにおいて利用可能である様々なキャパシティ及び様々な数のキャリアに起因して生じる様々な配置のシナリオ、特に様々な帯域の様々な帯域幅のマルチキャリアを有する非連続的なスペクトラムが含まれる場合、様々な数のキャリアが異なるエリアにおいて異なるキャパシティを有するという結果となってしまう配置のシナリオを考慮に入れる必要がある。
アイドルモードについては、LTEにおけるセル内又は他のセルラーネットワークのセル内における、アイドルモードの端末のデバイス密度とアクティブな端末デバイスのトラフィック負荷との間には強い相関関係が存在することが観察されている。それゆえ、アイドルモードの端末デバイスの分散をコントロールすることはトラフィック負荷のバランシングにとって必須の要素である。しかしながら、再選択の測定閾値、ブロードキャスト、又は専用の優先度を調整する等の現在の仕様化されているメカニズムでは、アイドルモードでの負荷のバランシングを行うことは困難である。さらに、現在のアイドルモードでの負荷のバランシングのメカニズムにおける弱点は、負荷のバランシングのために、呼確立の後のリダイレクション又はハンドオーバ(HO)への部分的な依存を導いていることである。これはアクティブなリダイレクション/HOをさらに増加させ、シグナリングの負荷及びHO失敗率を増加させる。また、負荷のバランスがHO及びリダイレクションによって達成されたとても、端末デバイスはアイドルモードのセル再選択ルールに最終的に従うため、その状況は短期間しか続かないだろう。こうした状況は、同一の周波数レイヤにおける異なるスモールセル内の負荷が異なり、ピンポン現象やアイドル時の端末デバイスの不均一な分散を導くヘテロジニアスネットワークのシナリオにおいて、さらに悪化する。
他方で、コネクテッドモードについては、アイドル時の負荷のバランシングされたネットワークは、ユーザスループットを最大化する一方で、アクティブなトラフィックのオーバーロードの見込みを最小化しようとすべきである。しかしながら、HO及び再選択の測定基準としての現在の基準信号受信品質(RSRQ)ベースの測定結果は、達成可能なスループットを適切に表していない場合がある。信号対情報雑音比(SINR)等の他の測定結果は、ユーザのために適切なスループットを達成するようにアクティブなトラフィックの負荷のバランシングをしつつ、他方で同時に不要なHO又はリダイレクションを回避し得るのにさらに適切であり得る。
Harris Holma及びAntti Toskala、 "LTE for UMTS: OFDMA and SC−FDMA Based Radio Access"、 Wiley 2009、ISBN 978−0−470−99401−6;
それゆえ、負荷のバランシングは、コネクテッドモードの間の負荷を導いてしまうHO又はリダイレクションの必要性を最小化するために、RCC接続セットアップの際には既に達成されているべきであることが好ましい。本開示の目的はこの問題に取り組むことである。
本開示によれば、セルラーワイヤレス遠隔通信ネットワークにおいて、基地局からパラメータデータを受信するように構成された受信機回路と、端末デバイスを一意に識別する識別子を記憶するように構成された記憶デバイスと、端末デバイスを制御するように構成された制御回路であって、アイドルモードで動作する場合、受信されたパラメータデータと記憶された一意の識別子とに由来する少なくとも1つのセル再選択パラメータを用いてセル再選択を実行する、制御回路とを備える端末デバイスが提供される。
本開示のさらなる様々な側面は、添付の特許請求の範囲によって規定されるものであり、遠隔通信デバイス、データを通信する方法、及び遠隔津スループット新デバイスのための回路を含むものである。
本開示のより完全な理解及び本開示に付帯する利点の多くは、添付の図面と関連して考慮される場合、以下の詳細な記載を参照することによってより良く理解されるのと同様に、容易に得られるであろう。図面において、同様の参照数字は同一又は対応の部分を示す。
図1はモバイル遠隔通信システムの一例を示す概略図を提供する。 図2はLTE無線フレームを示す概略図を提供する。 図3はLTEダウンリンクの無線サブフレームの一例を示す概略図を提供する。 図4は例示的なワイヤレス遠隔通信システムを概略的に示す。 図5は端末デバイスによって実行されるプロセスのフローチャートを示す。
図1は、LTEの原理に従って動作するモバイル遠隔通信ネットワーク/システム100の一部の基本的な機能を示す概略図であり、以下でさらに記載されるように、本開示の実施形態を実施するように適合されてよい。図1の様々な要素及びそれらの各々の動作モードは周知のものであり、3GPP(RTM)団体によって管理されている関連規格において規定されており、且つまた、例えばHolma H.及びToskala A等、本主題についての多くの書籍において記載されている(非特許文献1)。以下で具体的に記載されない遠隔通信ネットワークの動作的な側面は、例えば上記の関連規格に従い、任意の既知の技術に従って実施され得ることは理解されるであろう。
ネットワーク100はコアネットワーク102に接続された複数の基地局101を含む。各基地局はカバレージ・エリア103(すなわちセル)を提供し、この中でデータが端末デバイス104へ、及び当該端末デバイス104から通信可能である。データは基地局101から無線ダウンリンクを介して個々のカバレージ・エリア103内にある端末デバイス104に送信される。データは端末デバイス104から無線アップリンクを介して基地局101へ送信される。アップリンク及びダウンリンク通信はネットワーク100のオペレータによって使用が認可された無線リソースを用いて行われる。コアネットワーク102は個々の基地局101を介して端末デバイス104へ、及び当該端末デバイス104からデータをルーティングし、例えば認証、モビリティマネジメント、課金等の機能を提供する。端末デバイスは移動局、ユーザ機器(UE)、ユーザ端末、端末、移動無線等とも呼ばれ得る。基地局はトランシーバ局/nodeB/e−nodeBなどとも呼ばれ得る。
3GPPにより規定されるLTE(Long Term Evolution)のアーキテクチャに従って構成されるようなモバイル遠隔通信システムは、無線ダウンリンク及び無線アップリンクに対して、直交周波数分割多重(OFDM)をベースにしたインタフェースを用いる(ダウンリンクに対しては所謂OFDMAを用い、アップリンクに対しては所謂SC−FDMAを用いる)。図2は、OFDMベースのLTEダウンリンク無線フレーム201を示す概略図を示す。LTEダウンリンク無線フレームは、LTE基地局(拡張NodeBとして知られる)から伝送され、10msである。ダウンリンク無線フレームは10個のサブフレームを含み、各サブフレームは1msである。プライマリー同期信号(PSS)及びセカンダリー同期信号(SSS)はLTEフレームの第1及び第6のサブフレーム内に伝送される。物理ブロードキャストチャネル(PBCH)はLTEフレームの第1のサブフレーム内に伝送される。
図3は、例示的な従来のダウンリンクのLTEサブフレームの構造を示すグリッドの概略図である。サブフレームは1msの期間に亘って伝送される所定数のシンボルを含む。各シンボルはダウンリンクの無線キャリアの帯域幅に亘って分散される所定数の直交サブキャリアを含む。
図3に示される例示的なサブフレームは、14個のシンボル、及びネットワーク100のオペレータにより使用が認可された20MHzの帯域幅に亘って広げられた1200のサブキャリアを含み、この例は、フレームにおける第1のサブフレームである(ゆえにPBCHを含む)。LTEにおける伝送のための物理リソースの最小の割り当ては、1つのサブフレームに亘って伝送される12個のサブキャリアを含むリソースブロックである。明確とするために、図3において、個々の各リソース要素は図示されず、その代わり、サブフレームグリッドにおける個々の各ボックスは、1つのシンボル上にて伝送される12個のサブキャリアに対応する。
図3は、網掛けにて、4つのLTE端末340、341、342、343のためのリソース割り当てを示す。例えば、第1のLTE端末(UE1)のためのリソース割り当て342は、12個のサブキャリアの5つのブロック(つまり60のサブキャリア)に亘って延び、第2のLTE端末(UE2)のためのリソース割り当て343は、12個のサブキャリアの6つのブロック(つまり72のサブキャリア)に亘って延びている、等である。
制御チャネルデータは、サブフレームの第1の「n」個のシンボルを含むサブフレームの制御領域300(図3において点による色付けで示されている)において伝送されることができる。ここで「n」は3MHz以上のチャネル帯域幅について1〜3個のシンボルの間で可変であってよく、また「n」は1.4MHzのチャネル帯域幅について2〜4個のシンボルの間で可変であってよい。具体的な例を提供する目的のために、以下の記載は3MHz以上のチャネル帯域幅を用いてのホストキャリアに関するものであり、従って「n」の最大値は3(図3の例にあるように)である。制御領域300において伝送されたデータは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)、及び物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)上で伝送されたデータを含む。これらのチャネルは物理レイヤ制御情報を伝送する。制御チャネルデータはまた、又は代替的に、サブフレームの時間期間に実質的に等しい時間の間、又は「n」個のシンボルの後で残っているサブフレームの時間期間に実質的に等しい時間の間、複数のサブキャリアを含むサブフレームの第2の領域において伝送されることができる。第2の領域において伝送された制御情報は、拡張型物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)上で伝送される。このチャネルは物理レイヤ制御情報を伝送するが、それに加えて、この情報は他の物理レイヤ制御チャネル上で伝送されてもよい。
PDCCH及びEPDCCHは、サブフレームのどのサブキャリアが特定の端末(又は全ての端末或いは端末のサブセット)に割り当てられているかを示す制御データを含む。これは、物理レイヤ制御シグナリング/データと呼ばれ得る。このように、図3において示されるサブフレームの制御領域300において伝送されるPDCCH及び/又はEPDCCHのデータは、UE1が参照番号342によって識別されるリソースのブロックに割り当てられており、UE2が参照番号343によって識別されるリソースのブロックに割り当てられている等を示すであろう。
PCFICHは、制御領域のサイズ(すなわち、3MHz以上のチャネル帯域幅について1〜3個のシンボルの間、及び1.4MHzのチャネル帯域幅については2〜4個のシンボルの間)を示す制御データを含む。
PHICHは、以前に伝送されたアップリンクのデータがネットワークによって首尾良く受信されているかどうかを示すHARQ(ハイブリッド自動再送要求)データを含む。
時間−周波数のリソースグリッドの中央の帯域310におけるシンボルは、プライマリー同期信号(PSS)、セカンダリー同期信号(SSS)、及び物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を含む情報の伝送のために用いられる。この中央の帯域310は、典型的には72のサブキャリアの幅である(1.08MHzの伝送帯域幅に対応する)。PSS及びSSSは、いったん検出されると、LTE端末デバイスに、フレーム同期を達成させ、且つダウンリンク信号を伝送する拡張型NodeBの物理レイヤセル識別子を決定させることができる同期信号である。PBCHは、LTE端末がセルに適切にアクセスするために使用するパラメータを含むマスター情報ブロック(MIB)を含むセルについての情報を搬送する。ダウンリンクデータチャネルとも呼ばれ得る物理ダウンリンク共有チャネル上で端末に伝送されるデータは、サブフレームの他のリソース要素において伝送されることができる。概して、PDSCHはユーザプレーンのデータと非物理レイヤのコントロールプレーンのデータ(例えば無線リソース制御(RRC)及び非アクセス層(NAS)シグナリング)との組み合わせを搬送する。PDSCH上で搬送されるユーザプレーンのデータ及び非物理レイヤのコントロールプレーンのデータはより高次のレイヤデータ(すなわち物理レイヤよりも高次の層に関連付けられたデータ)と呼ばれ得る。
図3はまた、システム情報を含み、且つR344の帯域幅に亘って延びているPDSCHの領域を示す。従来のLTEのサブフレームは、明確さのために図3においては示されない基準信号をも含む。
LTEチャネルにおけるサブキャリアの数は、伝送ネットワークの構成に依存して様々であり得る。典型的には、このバリエーションは1.4MHzのチャネル帯域幅内に含まれる72のサブキャリアから、20MHzのチャネル帯域幅(図2に概略的に示されるように)内に含まれる1200のサブキャリアである。当該技術分野において既知であるように、PDCCH、PCFICH、及びPHICH上で伝送されるデータは、典型的には、周波数ダイバーシティを提供するために、サブフレームの帯域幅全体に亘ってサブキャリア上において分散される。
基地局101と端末デバイス104との間の通信は、従来は、ネットワーク100のオペレータによる排他的使用に対して認可された無線リソースを用いて利用されていた。これらの認可された無線リソースは電波スペクトル全体の一部でしかない。ネットワーク100の環境内にある他のデバイスは、他の無線リソースを用いてワイヤレスに通信を行っていてよい。例えば、異なるオペレータのネットワークは、異なるオペレータによる使用に対して認可されている異なる無線リソースを用いて、同じ地理的領域内で動作していてもよい。他のデバイスが、例えばWi−Fi又はBluetoothの技術を用いて、非認可の電波スペクトル帯において他の無線リソースを用いて動作していてもよい。
図4は本開示の一実施形態に係る遠隔通信システム400を概略的に示す。この例における遠隔通信システム400は、LTE型のアーキテクチャに広く基づいたものである。従って、遠隔通信システム400の動作の多くの側面は標準的なもので、十分に理解されるものであり、簡潔さのために本明細書においては詳細には記載されない。本明細書において特段に記載されていない遠隔通信システム400の動作的側面は、任意の既知の技術、例えば確立されたLTE規格及びそれらの既知のバリエーションに従って実施されてよい。
遠隔通信システム400は、無線ネットワーク部分に接続されたコアネットワーク部分(進化したパケットコア)402を含む。無線ネットワーク部分は、基地局(拡張型nodeB)404、第1の端末デバイス406、及び第2の端末デバイス408を含む。実際には、無線ネットワーク部分は、様々な通信セルに亘って多数の端末デバイスを取り扱う複数の基地局を含んでよいことは当然理解されるであろう。しかしながら、簡素化のために、図4において示されているのは、単一の基地局及び2つの端末デバイスである。
遠隔通信システム400自体の部分ではないが、互いにワイヤレスに通信するように動作可能であり、且つ遠隔通信システム400の無線環境内で動作する一部の他のデバイスもまた図4に示される。特に、Wi−Fi規格に従って動作する無線リンク418を介して互いに通信する対のワイヤレス・アクセス・デバイス416、及びBluetooth規格に従って動作する無線リンク422を介して互いに通信する対のBluetoothデバイス420が存在する。これらの他のデバイスは、遠隔通信システム400のための無線干渉の潜在的なソースを表す。実際には、ワイヤレス遠隔通信システム400の無線環境において動作するさらに多くのそのようなデバイスが典型的には存在し、図4においては簡素化のために2つの対のデバイス416、418のみが示されていることは理解されるであろう。
従来のモバイル無線ネットワークと同様に、端末デバイス406、408は基地局(トランシーバ局)404へ、及び基地局404から、ワイヤレスでデータを通信するように構成されている。基地局は次いで、基地局404を介して遠隔通信システム400における端末デバイスへ、モバイル通信サービス及びルーティングの管理を実行するように構成されたコアネットワーク部分内のサービング・ゲートウェイ、すなわちS−GW(図示されず)に通信可能に接続される。モビリティマネジメント及び接続性を維持するために、コアネットワーク部分402はまた、ホーム加入者サーバ、すなわちHSSに記憶された加入者情報に基づいて、通信システム内で動作する端末デバイス406、408とのエンハンスド・パケット・サービス、すなわちEPSの接続を管理するモビリティマネジメント・エンティティ(図示されず)をも含む。コアネットワークにおける他のネットワーク要素(簡素化のためにこれも図示されず)は、ポリシー課金及びリソース機能、すなわちPCRF、パケットデータ・ネットワーク・ゲートウェイ、すなわちPDN−GWを含み、PDN−GWは、コアネットワーク部分402から、例えばインターネット等の外部のパケットデータ・ネットワークへの接続を提供する。上記したように、図4に示される通信システム400の様々な要素の動作は、本明細書において記載されるように本開示の実施形態に従った機能性を提供するために改変される場合を除いて、広く従来的なものであってよい。
端末デバイス406、408は各々、ワイヤレス信号の送信及び受信のためのトランシーバユニット406a、408a、及び本開示の実施形態に従った夫々のデバイス406、408の動作を制御するように構成されたコントローラユニット406b、408bを備える。トランシーバユニット406a、408a内において、送信機回路及び/又は受信機回路が提供されてよい。夫々のコントローラユニット406b、408bは、ワイヤレス遠隔通信システムに備わる従来のプログラミング/構成技術を用いて、本明細書において記載される所望の機能を提供するために適切に構成/プログラミングされたプロセッサを各々備えてよい。端末デバイス406、408の各々について、それらの夫々のトランシーバユニット406a、408a及びコントローラユニット406b、408bは、描写表現を容易にするために別個の要素として、図4において概略的に示される。しかしながら、各端末デバイスについて、これらのユニットの機能は、様々に異なる方法、例えば、適切にプログラミングされた単一の汎用のコンピュータ、又は適切に構成された特定用途向け集積回路/回路を用いて、又は所望される機能の異なる要素を提供するための複数の別個の回路/処理要素を用いて提供されることができることは理解されるであろう。端末デバイス406、408は、概して、確立されたワイヤレス遠隔通信技術に従い、それらの動作的機能に関連付けられた他の様々な要素(例えば電源、可能であればユーザインターフェース等)を含むことは理解されるであろう。
さらに、各端末デバイス406、408内において、記憶デバイスが提供される。記憶デバイスは一意の識別子を記憶する。一意の識別子は各端末デバイスに対して一意であり、各端末デバイスを一意に識別し、このようにして互いに区別するために提供される。一意の識別子は、本開示の実施形態において、UEの識別子(以下、「UE−ID」)である。もちろん、任意の種類の一意の識別子が想定される。例えば、一意の識別子は、任意の1つの端末デバイスが提供され得る端末デバイスのグループを単に規定するために用いられてもよい。すなわち、一意の識別子は、グローバルに一意の識別子である必要は必ずしもなく、端末デバイスのグループ化を可能にする任意の種類の識別子であればよい。
ワイヤレス遠隔通信の分野において通常となっているが、端末デバイスはセルラー/モバイル遠隔通信機能に加え、Wi−Fi及びBluetooth機能をサポートし得る。このように、夫々の端末デバイスのトランシーバユニット406a、408aは、異なるワイヤレス通信動作規格に従って動作可能な機能的モジュールを備えてよい。例えば、端末デバイスのトランシーバユニットは、各々、LTEベースの動作規格に従ったワイヤレス通信をサポートするためのLTEトランシーバ・モジュール、WLAN動作規格(例えばWi−Fi規格)に従ったワイヤレス通信をサポートするためのWLANトランシーバ・モジュール、及びBluetooth動作規格に従ったワイヤレス通信をサポートするためのBluetoothトランシーバ・モジュールを含み得る。異なるトランシーバ・モジュールの基礎をなす機能は、従来の技術に従って提供されてよい。例えば、端末デバイスは各トランシーバ・モジュールの機能を提供するために別個のハードウェア要素を有してよく、又は代替的に、端末デバイスは、複数のトランシーバ・モジュールの一部又は全ての機構を提供するように構成可能である少なくとも一部のハードウェア要素を備えてもよい。このように、図4に表された端末デバイス406、408のトランシーバユニット406a、408aは、ここで、従来のワイヤレス通信技術に従ったLTEトランシーバ・モジュール、Wi−Fiトランシーバ・モジュール、及びBluetoothトランシーバ・モジュールの機能を提供することが想定されている。
基地局404は、ワイヤレス信号の送信及び受信のためのトランシーバユニット404a、及び基地局404を制御するように構成されたコントローラユニット404bを備える。コントローラユニット404bは、ワイヤレス遠隔通信システムに備わる従来のプログラミング/構成技術を用いて、本明細書において記載される所望の機能を提供するために適切に構成/プログラミングされたプロセッサを各々備えてよい。トランシーバユニット404a及びコントローラユニット404bは、描写表現を容易にするために別個の要素として、図4において概略的に示される。しかしながら、これらのユニットの機能は、様々に異なる方法、例えば、適切にプログラミングされた単一の汎用のコンピュータ、又は適切に構成された特定用途向け集積回路/回路網を用いて、又は所望される機能の異なる要素を提供するための複数の別個の回路網/処理要素を用いて提供されることができることは理解されるであろう。基地局404は、概して、その動作的機能に関連付けられた他の様々な要素を含むことは理解されるであろう。例えば、基地局404は、概して、スケジューリング通信を担うスケジューリングエンティティを含むであろう。スケジューリングエンティティの機能は、例えば、コントローラユニット404bによって包摂されてよい。
このように、基地局404は、個々の第1及び第2の無線通信リンク410、412を介して、第1及び第2の端末デバイス406、408とデータを通信するように構成される。
当業者によって理解されるように、端末デバイス406、408は2つのモードで動作する。第1のモードは無線リソース制御(RRC)アイドルモード(以下、「アイドルモード」)及びRRCコネクテッドモード(以下、「コネクテッドモード」)である。アイドルモードは、無線がアクティブではないが、IDは端末デバイスに提供され、ネットワークによってトラッキングされる。コネクテッドモードは、基地局及びネットワークとアクティブな無線動作をしているモードである。
アイドルモードでは、セル再選択及び関連付けられた測定が行われる。さらに(i)ネットワーク選択が実行される、及び(ii)システム情報ブロードキャストブロック(SIBブロック)がモニタリングされる、といった他の工程もある。本開示はアイドルモードにおけるセル再選択に関する。
セル再選択
端末デバイスは、サービングセルの無線キャリア強度が弱いか、又は適切な高強度の近隣のセルが利用可能である場合、セル再選択を行う。端末デバイスにどの周波数又はセルを測定すべきかを知ることを可能にするために、そしてどの周波数又はセルを(再)選択すべきかを評価するために用いられるパラメータを提供するために、基地局は、各端末デバイスに、周波数及びセル、並びにそれらの関連付けられたセルの再選択の優先度、閾値、及びセル再選択評価に用いられるオフセットのリストを提供する。セルのこのリストは、当業者によって理解されるように、SIB4、5、6、7の任意のもの及びRRC接続リリースにおいて特定されてよい。
すなわち、セルの初期の選択の後、及び規定された基準のセットに従い、端末デバイスは、選択されたセル及び近隣のセルのRSRPを測定し、セル再選択基準が合えば、セル再選択が実行されるだろう。セル再選択の優先度及び関連付けられた閾値及びオフセットがネットワークによって選択される。セル再選択のこの既知のメカニズムは弱点を有する。
現在のメカニズムは、端末デバイスがアイドルモードにおいて動作する場合、複数のキャリアに亘っての負荷のバランシングを可能にしない。
現在、2つの異なるメカニズムが検討され、この負荷のバランシングの問題に取り組んでいる。第1のメカニズムは継続的なランダム化メカニズムであり、第2のメカニズムは「ワンショット」メカニズムである。
継続的なランダム化メカニズム
このメカニズムにおいては、基地のセル再選択メカニズム及びルールにできる限り従う。しかしながら、さらに、ランダム化要素が各端末デバイスにおいて適用される。概して、端末デバイスは、1つのランダム数を生成し、このランダム数は次いで、1つの候補セルに対する再選択が生じるかどうかを決定するために、1つ以上の前もって構成されたパラメータに対して比較される。端末デバイス(又は負荷のバランシング)の再分散は、統計的に分散されたランダム値を有することにより実現される。従って、前もって構成されたパラメータは、周期的にブロードキャストされ、又はシステム情報において提供される必要がある。
このメカニズムは複数の弱点を有する。まず、各端末デバイス内のランダム化スキームが負荷のバランシングを決定すると、ネットワークはその負荷のバランシングに対しての制御を殆ど有さなくなる。このことは、こうした状況における端末デバイスの挙動が予測不能となり得ると、特に望ましくないものである。第2の弱点は、一部の企業が、ランダム数を引くことを含むスキームに、過去に法的な問題があり、従ってそのようなスキームを利用することについて懸念していることである。このことは、たとえ利用がほとんどなかったとしても、そのような負荷のバランシングのスキームの効果を低減するだろう。
「ワンショット」メカニズム
このメカニズムにおいて、ネットワークが差し迫った輻輳状態を発見した場合、そのネットワークは端末デバイスを再分散する。端末デバイス(又は一群の端末デバイス)は、負荷のバランシングのために、ページングされることができる。ページングのメッセージは、以前に(すなわちRRC接続リリースにおいて)獲得した専用の優先度をアクティベートするためのトリガを含んでよい。トリガが受信された場合、端末デバイスは適切なタイマを開始し、専用の優先度を適用する。ページングのメッセージはまた、現在、優先されているキャリア/セルが一時的に最も低い優先度を割り当てられるべきであることを、端末デバイスに命令するための優先度低下リクエストを含んでよい。これはタイマによって設定された時間の期間の間である。或いは、ページングのメッセージは、一時的に最も高い優先度を所定のキャリア/セルに割り当てるための優先化リクエストを含んでよい。最終的に、ページングのメッセージは全く新たなセットの優先度を含むことができる。これらの優先度は専用の優先度に類似しており、以前に送信された優先度が現在の負荷状況を緩和するのに十分ではないことをネットワークが見出した場合、端末デバイスのサブセットを目指すものである。ページングのメッセージにおける新たなパラメータは、上述のアクション(例えば新たな優先度又は意図された再選択ターゲット周波数/セル)を走らせるために必要とされる。
このメカニズムも弱点を有する。まず、上述から明らかであるように、このメカニズムは複雑で、高いページング負荷を必要とする。個々の端末デバイスの各々が、夫々にページングされる必要があり、且つ専用の優先度が提供されるので、これは過度の負荷を作り出す。加えて、殆どのオペレータは専用の優先度、例えばRRC接続リリースにおいて提供されるか、又はそうでなければ専用のシグナリングによって提供されるセル再選択優先度を実施せず、かつ実施することを望んでもいない。
本開示の目的は、上述の2つのメカニズムの弱点を有さずに、アイドルモードにおいて負荷のバランシング問題に取り組むことである。
本開示
本開示の実施形態に従った端末デバイスにおいては、一意の識別子を有する。一意の識別子は、図4を参照して記載されている。一意の識別子は端末デバイス内に記憶され、端末デバイスを他の端末デバイスから一意に識別する。
任意の、先だって提供されているUE−識別子(UE−ID)が、一意の識別子として用いられてよいことが想定されているが、本開示はそれに限定されるものではない。例えば、国際携帯機器識別番号(IMEI)、又は国際移動体加入者識別番号(IMSI)、或いは無線ネットワーク仮(一時)識別子(RNTI)が、一意の識別子として用いられてもよい。
ネットワークは、負荷のバランシングを提供するために、UE−IDと共に用いられるパラメータをブロードキャストする(又はそうでなければ、端末デバイスへ提供する)。そのパラメータは、セル内の端末デバイスにブロードキャストされてもよいし、又はRRC接続リリース等の専用のシグナリングを介して提供されてもよいし、或いは前もって端末デバイスに提供されてもよい。パラメータについては後に説明される。
端末デバイスに提供されるパラメータは、以下の2つのパラメータのうちの少なくとも1つを含む。
第1は、複数のセル再選択のオフセットである。端末デバイスによって用いられるセル再選択のオフセットは、UE−IDに基づいて選択される。第2のパラメータは、周波数又はセルのついての複数の絶対優先度である。端末デバイスによって用いられる優先度は、再び、UE−IDに基づいて選択される。
上述の2つのパラメータに加えて、ネットワークは、特定のオフセット又は優先度を適用する端末デバイスの割合を制御するパラメータ、又は適用されるオフセットの量、又は相対的な優先度を制御するパラメータ(上述のパラメータのどちらが提供されるかに依存する)を提供する。この場合、ネットワークは、割合を制御するパラメータ、又はオフセットの量を制御するパラメータのいずれかを提供してよく、或いはネットワークはこれらのパラメータの両方を提供してもよいことに留意されたい。
上述を説明するために、特定のセルについて、複数の優先度レベル(優先度A=1、優先度B=2)を提供するネットワークの例を検討し、ここで端末デバイスの40%が優先度Aを使用し、60%が優先度Bを使用すべきである。
端末デバイスが優先度A又は優先度Bのどちらを使用すべきかを決定するために、端末デバイスはUE−IDをチェックし、例えば、UE−IDにおける最後の数字が0、1、2、3である場合、次いで、次いで、端末デバイスは、優先度Aを使用しなければならないことを知り、UE−IDにおける最後の数字が4、5、6、7、8、9の場合、次いで端末デバイスは優先度Bを使用しなければならないことを知る。そのUE−IDにおける特定の最後の数字を有する任意の端末デバイスの尤度が統計的に等しいと、次いで負荷がバランシングされる。これにより、ネットワークは、確実に、ワンショット・メカニズムの複雑なページング無しに、負荷がバンランシングされることを知る。もちろん、最後の数字が上で知らされていても、UE−IDの任意の特定の構成が、パラメータの選択を決定するために用いられてもよい。詳細な例は以下に提供される。
パラメータのさらに詳細な記載がここで提供される。
複数のセル再選択のオフセット
現在のところ、ネットワークは、3GPP TS 36.304において開始されたルールに従って、端末デバイスがセル再選択の評価に適用するセル特定及び/又は周波数特定のオフセットをブロードキャストすることができる。ネットワークはまた、適用されるヒステリシスの値をもブロードキャストする。
Qoffsets,n
これは、2つのセル間のオフセットを特定する。
Qoffsetfrequency
等しい優先度のE−UTRAN周波数についての周波数特定のオフセット。
hyst
これはランキング基準についてのヒステリシスの値を特定する。
同一周波数内及び等しい優先度の周波数については、端末デバイスは、現在のセル及び近隣セルのRSRP測定結果と共に、上述のパラメータを用いた以下の基準に従ってランキングを実行する。
サービングセルについての基準R2、及び近隣セルについてのRnのセル−ランキングは以下のように規定される。
Figure 0006915613
ここで、
Figure 0006915613
本開示の一実施形態において、ネットワークは、オフセット又はヒステリシスのいずれかに対して2つ以上の値をブロードキャストし、端末デバイスは、UE−IDの機能に依存してそれらの値のうちの1つを適用する。
複数の絶対優先度
現在のところ、ネットワークは、セル再選択評価を実行する場合、特定の周波数に適用されるように、絶対優先度をシグナリングする。加えて、ネットワークは、同一周波数上で、セル間において端末デバイスを分散するために、セル特定の絶対優先度を提供することが可能であり得る。例えば、スモールセルはキャパシティ増加のために用いられてよい。加えて、実施形態において、セル再選択閾値は、周波数及び/又はセルの各々に対して提供される。
cellReselectionPriority
これは、E−UTRAN周波数、又はUTRAN周波数、又は一群のGERAN周波数、或いはCDMA2000 HRPDのバンドクラス、又はCDMA2000 1xRTTのバンドクラスについての絶対優先度を特定する。
ThreshX,HighP
これは、現在のサービング周波数よりも高い優先度のRAT/周波数へと再選択する場合に、端末デバイスによって用いられるSrxlev閾値(dB)を特定する。E−UTRAN及びUTRANの各周波数、各群のGERAN周波数、CDMA2000 HRPD、及びCDMA2000 1xRTTの各バンドクラスは特定の閾値を有し得る。
ThreshX,HighQ
これは、現在のサービング周波数よりも高い優先度のRAT/周波数へと再選択する場合に、端末デバイスによって用いられるSqual閾値(dB)を特定する。E−UTRAN及びUTRAN FDDの各周波数は特定の閾値を有し得る。
ThreshX,LowP
これは、現在のサービング周波数よりも低い優先度のRAT/周波数へと再選択する場合に、端末デバイスによって用いられるSrxlev閾値(dB)を特定する。E−UTRAN及びUTRANの各周波数、各群のGERAN周波数、CDMA2000 HRPD、及びCDMA2000 1xRTTの各バンドクラスは特定の閾値を有し得る。
ThreshX,LowQ
これは、現在のサービング周波数よりも低い優先度のRAT/周波数へと再選択する場合に、端末デバイスによって用いられるSqual閾値(dB)を特定する。E−UTRAN及びUTRAN FDDの各周波数は特定の閾値を有し得る。
ThreshServing,LowP
これは、より低い優先度のRAT/周波数へと再選択する場合に、サービングセル上で端末デバイスによって用いられるSrxlev閾値(dB)を特定する。
ThreshServing,LowQ
これは、より低い優先度のRAT/周波数へと再選択する場合に、サービングセル上で端末デバイスによって用いられるSqual閾値(dB)を特定する。
上述で示したように、再選択のルールは、異なる優先度のレイヤ(ここでレイヤとは周波数又はRATを意味する)について、3GPP TS 36.304、セクション5.2.4.5において規定されている。しかしながら、本開示の文脈において、最も重要な2つのルールは以下である。
(1)より高い優先度
より高い優先度、UTRAN TDD、GERAN、又はCDMA2000 RAT/周波数のセルは、時間間隔TreselectionRATの間、Srxlev>ThreshX,HighPを満たす。
(2)より低い優先度
サービング周波数よりも低い優先度のE−UTRAN周波数又は異RAT間周波数のセルへのセル再選択は、以下の場合、実行される:
− サービングセルがSrxlev<ThreshServing,LowPを満たし、低い優先度のRAT/周波数のセルが、時間間隔TreselectionRATの間、Srxlev>ThreshX,LowPを満たす;
この開示の一実施形態において、ネットワークは、このcellReselectionPriorityについて、2つ以上の値をブロードキャストする。本実施形態に対しては、必要に応じて、複数の閾値もまたブロードキャストされてよく、端末デバイスは、UE−IDに依存して、それらの値の1つを適用する。
特定のオフセット又は優先度を適用するUEの割合を制御するパラメータ
このパラメータを説明するために、我々はUE−IDの機能がどのようなものであり得るかについての一部の例を使用する必要がある。
本開示の一実施形態において、UE−IDはページング時機及びページングフレームを計算するために、端末デバイスによって用いられる識別子であってよい。これは3GPP TS 36.304に従っている(関連のセクションは付録Aに提供されている)。
付録Aに示されるページング時機のための計算が意図するのは、利用可能なリソース内で端末デバイスを均一に分散させることである。言い換えれば、機能がランダムではない任意の特定の端末デバイスについて、セル内の端末デバイス全てを考慮する場合、これはランダム化されており、均一に分散されている。
本開示の1つの実現可能なこととしては、許可された/シグナリングされたオフセット又は優先度において端末デバイスを常に均一に分散させることである。しかしながら、これは、どの周波数に対してどの程度の割合(又は分数)で端末デバイスが分散されるかをネットワークが制御可能であるべきであるという要件を満たさない。それゆえ、端末デバイスの割合を制御することは有益であろう。また、どのUE−IDがどの優先度を適用するのかを明示的に特定することも有益であろう。
上述で簡潔に説明した例はさらに詳細に、以下で提供される。
以下の例において、ネットワークは割合(例えば、0(0%)〜10(100%)の範囲の整数の値)をブロードキャストする。その値をNで示す。
例えば、ネットワークはその値、N=4(40%)をブロードキャストする。
端末デバイスは、UE−ID mod 10を計算し、値は0〜9の結果となる。
その値が<4である場合、次いで端末デバイスは第1の優先度を選択する。その値が≧4である場合、次いで端末デバイスは第2の優先度を選択する。このファンクションは以下のように表されることができる。
Figure 0006915613
これにより、ネットワークは、第1のシグナリングされた優先度(おそらくは比較的低い)を選択する端末デバイスの割合、及び第2のシグナリングされた優先度(おそらくは比較的高い)を選択する端末デバイスの割合を制御し、それゆえ周波数又はセル内の端末デバイスの分数を分散させる目的を達成することができる。第1又は第2の優先度のいずれかはレガシーのシグナリングされた値であってよい。理解されるように、レガシーのシグナリングされた値は、システム情報において、全ての端末デバイスに現在送信された値である。実施形態においては、この値は、UE−IDに依存して、代替値として、追加の優先度を用いて送信されてもよい。値Nの不在は、均一な分散(2つのシグナリングされた優先度内で50/50に分割、従ってN=5)を示し得る。言い換えれば、端末デバイスは、ネットワークによって伝えられない場合、ある分散を想定する。この場合、ネットワークは端末デバイスに変更を通知するだろう。すなわち、ネットワークによって提供された値Nは、レガシーのシグナリングされた値に加算又は減算され得る(例えば、N=2及びレガシー値=3の場合、次いで追加の優先度値=5)。このデフォルトの想定は、デフォルトの想定が正しくない場合に、ネットワークは端末デバイスのみにシグナリングするので、デフォルトがネットワークの通常の選択である場合にはシグナリングが減じられる、という利点を有する。
1つの追加の選択肢としては、固定されたオフセット又は優先度値(又は、シグナリングされない場合はデフォルト)を用いることである。例えば、第2の優先度がシグナリングされない場合、次いで端末デバイスは、UE−IDのファンクションが満たされる場合、最も高い(又は最も低い)可能な優先度を適用する。
同じ着想は、3つ以上の優先度のリストに対しても適用されることができる。ネットワークは次いで、それらの優先度の各々に適用するために、端末デバイスの割合をシグナリングする。
追加の制御パラメータはオフセットをUE−IDに適用することができる。これにより、ネットワークは、どのUE−IDがどの優先度を適用するかを変更させることができる。例えば、オフセット値はXで示され、0〜9の範囲の数字である。
Figure 0006915613
異なるセットの端末デバイスが異なる周波数上の基地局と通信することができるように、ネットワークは周期的にパラメータXをアップデートし得る。
別の代替例としては、どのUE−IDがどの優先度を適用するか正確に特定するリストを提供することである。例えば、第1のシグナリングされた優先度と共に、ネットワークは0〜9の範囲の数字のリストを提供する。
例えば、優先度1は、値1、4、5、7と共にシグナリングされる。次いで、UE−ID mod 10=1、4、5又は7を用いて、全ての端末デバイスはこの優先度を適用し、他のUE−IDは別の優先度(これはデフォルトのレガシーの値であってもよい)を適用する。
オフセットの量又は相対的な優先度を制御するパラメータ
このパラメータは、明示的な優先度又はオフセットをシグナリングすること、及びその割合又は分数を特定するためにUE−IDを用いることの代替として、用いられる。
シグナリングされた値のうちの1つを選択する代わりに、端末デバイスはUE−IDに基づいて優先度又はオフセットを計算する。
例えば、現在、セル再選択優先度は0〜7の値が与えられることができる。それゆえ、優先度を均一に広げるには、ファンクションは以下のように用いられることができる。
Figure 0006915613
同様に、適用されたオフセットはUE−IDに基づいて計算可能である。
Figure 0006915613
図5は、端末デバイスによって実行されるステップを示すフローチャート500を示す。プロセスはステップ505から始まる。端末デバイスは、ステップ510において、基地局からパラメータデータを受信する。図5は、上述したように、アイドルモード(例えば、システム情報ブロードキャスティング及び/又はページングにおいて)の間にパラメータデータを受信することを述べているが、本開示はそれに限定されず、そのパラメータデータはRRC接続リリースの間、又は任意の適切の時機において提供されてもよい。端末デバイスは、次いでステップ515において、セルの再選択を決定するために、その一意の識別子(例えば、そのUE−ID)及びそのパラメータデータを用いる。端末デバイスは、次いでステップ520において、セルの再選択を行う。プロセスはステップ525で終了する。
本開示は、3GPP及び必要に応じてLTEモバイルシステムに関して検討されてきたが、これらの例に限定されない。同様に、上記記載が3GPP又は他の規格の現時点での名前又は特徴に時に基づき得る用語を使用しているとしても、本開示の教示はこの既存の手順又は規格に限定されず、また任意の適切な構成に適用されることが意図されている。
以下の項目は本技術の更なる例示的な側面及び特徴を規定する。
参照
(1) LTE for UMTS: OFDMA and SC−FDMA Based Radio Access, Harris Holma及びAntti Toskala, Wiley 2009, ISBN 978−0−470−99401−6;
1.セルラーワイヤレス遠隔通信ネットワークにおいて、基地局からパラメータデータを受信するように構成された受信機回路と、
端末デバイスを一意に識別する識別子を記憶するように構成された記憶デバイスと、
前記端末デバイスを制御するように構成された制御回路であって、アイドルモードで動作する場合、前記受信されたパラメータデータと前記記憶された一意の識別子とに由来する少なくとも1つのセル再選択パラメータを用いてセル再選択を実行する、制御回路とを備える、端末デバイス。
2.前記識別子はUEの識別子である、項1に記載の端末デバイス。
3.前記UEの識別子は国際移動体加入者識別番号(IMSI)である、項2に記載の端末デバイス。
4.前記セル再選択パラメータは、周波数又はセルについての複数のセル再選択のオフセット又は複数の絶対優先度のうちの1つである、項1、2または3に記載の端末デバイス。
5.前記パラメータデータは、前記周波数又はセルについての複数のセル再選択のオフセット又は複数の絶対優先度を含む、項4に記載の端末デバイス。
6.前記制御回路は、前記一意の識別子に基づいて優先度又はオフセットを計算するように構成された、項4に記載の端末デバイス。
7.前記パラメータデータは、(i)特定のオフセット値又は優先度を適用する端末デバイスの割合を制御するパラメータ、又は(ii)適用されるオフセットの量又は相対的な優先度を制御するパラメータのいずれかをさらに含む、項4に記載の端末デバイス。
8.前記オフセット値は、デフォルトの割合とは異なる値を提供する、項4に記載の端末デバイス。
9.前記オフセット値は、デフォルトの割合とは異なる値を提供する、項6に記載の端末デバイス。
10.前記パラメータデータは、前記記憶された一意の識別子に適用されるオフセットをさらに含む、項7に記載の端末デバイス。
11.項1〜10のいずれか一項に記載の端末デバイスと通信する基地局を含む通信システム。
12.セルラーワイヤレス遠隔通信ネットワークにおいて、端末デバイスを動作させる方法であって、前記方法は、
前記セルラーワイヤレス遠隔通信ネットワークにおいて、基地局からパラメータデータを受信することと、
前記端末デバイスを一意に識別する識別子を記憶することと、
前記端末デバイスを制御することであって、アイドルモードで動作する場合、前記受信されたパラメータデータと前記記憶された一意の識別子とに由来する少なくとも1つのセル再選択パラメータを用いてセル再選択を実行する、ことを含む方法。
13.前記識別子はUEの識別子である、項12に記載の方法。
14.前記UEの識別子は国際移動体加入者識別番号(IMSI)である、項13に記載の方法。
15.前記セル再選択パラメータは、周波数又はセルについての複数のセル再選択のオフセット又は複数の絶対優先度のうちの1つである、項12、13または14に記載の方法。
16.前記パラメータデータは、前記周波数又はセルについての複数のセル再選択のオフセット又は複数の絶対優先度を含む、項15に記載の方法。
17.前記一意の識別子に基づいて優先度又はオフセットを計算することを含む、項15に記載の方法。
18.前記パラメータデータは、(i)特定のオフセット値又は優先度を適用する端末デバイスの割合を制御するパラメータ、又は(ii)適用されるオフセットの量又は相対的な優先度を制御するパラメータのいずれかをさらに含む、項15に記載の方法。
19.前記オフセット値は、デフォルトの割合とは異なる値を提供する、項15に記載の方法。
20.前記オフセット値は、デフォルトの割合とは異なる値を提供する、項17に記載の方法。
21.前記パラメータデータは、前記記憶された一意の識別子に適用されるオフセットをさらに含む、項18に記載の方法。
22.コンピュータにロードされた場合、前記コンピュータを項12に記載の方法を実行させるように構成する、コンピュータ可読命令を含むコンピュータプログラム製品。
付録A
7.1 ページングのための不連続受信
UEは、電力消費を低減するために、アイドルモードにおける不連続受信(DRX)を使用し得る。一回のページング時機(PO)は1つのサブフレームであり、このサブフレームには、ページングメッセージをアドレスする、PDCCH上で伝送されるP−RNTIが存在し得る。1つのページングフレーム(PF)は1つの無線フレームであり、この無線フレームは1つ又は複数のページング時機を含み得る。DRXが用いられる場合、UEは、DRXのサイクルにつき1つのPOをモニタリングする必要があるのみである。
PF及びPOは、システム情報において提供されるDRXパラメータを用いる以下の式によって決定される。
PFは以下の等式によって与えられる。
Figure 0006915613
7.2において規定されたサブフレームパターンからPOを示すIndex i_sは以下の計算から導き出される。
Figure 0006915613
UEに記憶されたシステム情報DRXパラメータは、そのDRXパラメータ値がSIにおいて変更される都度、UEにおいてローカルでアップデートされる。UEがIMSIを持たない場合、例えば、USIM無しで緊急呼び出しをする場合、UEは、デフォルトのIDとして、PFにおいてUE_ID=0及び上述のi_sの式を用いる。
以下のパラメータはPF及びi_sの計算のために用いられる。
− T:UEのDRXサイクル。Tは、上位層によって割り当てられた場合、UE特定のDRX値の最も短いもの、及びシステム情報におけるデフォルトのDRX値ブロードキャストによって決定される。UE特定のDRXが上位層によって構成されない場合、デフォルトの値が適用される。
− nB:4T、2T、T、T/2、T/4、T/8、T/16、T/32.
− N:min(T、nB)
− Ns:max(1、nB/T)
−UE_ID:IMSI mod 1024.
IMSIは、一続きの数字の整数(0〜9)として与えられ、IMSIは、上述の式において、十進整数の数として解釈され、ここでその一続きに与えられた最初の数字は最上位の数を表す。
例として以下。
Figure 0006915613
この計算において、これは十進整数「12」として解釈され、「1×16+2=18」ではない。

Claims (9)

  1. セルラーワイヤレス遠隔通信ネットワークにおいて、基地局からパラメータデータを受信するように構成された受信機回路網と、
    端末デバイスを一意に識別する識別子を記憶するように構成された記憶デバイスと、
    前記端末デバイスを制御するように構成された制御回路網であって、アイドルモードで動作する場合、前記受信されたパラメータデータと前記記憶された一意の識別子とに由来する少なくとも1つのセル再選択パラメータを用いてセル再選択を実行する、制御回路網とを備え、
    前記セル再選択パラメータは、周波数又はセルについての複数のセル再選択のオフセット、又は複数の絶対優先度のうちの1つであり、
    前記パラメータデータは特定のオフセット又は優先度を適用する端末デバイスの割合を制御するパラメータ含む、端末デバイス。
  2. 前記識別子はUEの識別子である、請求項1に記載の端末デバイス。
  3. 前記UEの識別子は国際移動体加入者識別番号(IMSI)である、請求項2に記載の端末デバイス。
  4. 前記オフセット値は、デフォルトの割合とは異なる値を提供する、請求項1に記載の端末デバイス。
  5. 請求項1に記載の端末デバイスと通信する基地局を含む通信システム。
  6. セルラーワイヤレス遠隔通信ネットワークにおいて、端末デバイスを動作させる方法であって、前記方法は、
    前記セルラーワイヤレス遠隔通信ネットワークにおいて、基地局からパラメータデータを受信することと、
    前記端末デバイスを一意に識別する識別子を記憶することと、
    前記端末デバイスを制御することであって、アイドルモードで動作する場合、前記受信されたパラメータデータと前記記憶された一意の識別子とに由来する少なくとも1つのセル再選択パラメータを用いてセル再選択を実行することと、を含み、
    前記セル再選択パラメータは、周波数又はセルについての複数のセル再選択のオフセット、又は複数の絶対優先度のうちの1つであり、
    前記パラメータデータは特定のオフセット又は優先度を適用する端末デバイスの割合を制御するパラメータ含む、方法。
  7. 前記識別子はUEの識別子である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記UEの識別子は国際移動体加入者識別番号(IMSI)である、請求項に記載の方法。
  9. コンピュータにロードされた場合、前記コンピュータを請求項6に記載の方法を実行させるように構成する、コンピュータ可読命令を含むコンピュータプログラム。
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