JP6909039B2 - 電波時計、および電波時計システム - Google Patents

電波時計、および電波時計システム Download PDF

Info

Publication number
JP6909039B2
JP6909039B2 JP2017082824A JP2017082824A JP6909039B2 JP 6909039 B2 JP6909039 B2 JP 6909039B2 JP 2017082824 A JP2017082824 A JP 2017082824A JP 2017082824 A JP2017082824 A JP 2017082824A JP 6909039 B2 JP6909039 B2 JP 6909039B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio wave
standard radio
unit
standard
communication unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017082824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018179872A (ja
Inventor
広大 片野
広大 片野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Co Ltd filed Critical Rhythm Co Ltd
Priority to JP2017082824A priority Critical patent/JP6909039B2/ja
Publication of JP2018179872A publication Critical patent/JP2018179872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6909039B2 publication Critical patent/JP6909039B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

本開示は、電波時計、および電波時計システムに関する。
特許文献1には、Bluetooth(登録商標)による近距離通信機能を備えた電波時計が開示されている。当該電波時計は、Bluetooth(登録商標)用のアンテナと、標準電波受信用のアンテナとを備え、それらが干渉しないように、互いに重なるように立体的に配置される構成となっている。
特開2017−44555号公報
しかしながら、特許文献1に開示のアンテナ配置構造を用いたとしても、Bluetooth(登録商標)機能が動作している状態では、標準電波の受信感度を充分に確保できない場合がある。このような場合にどのように対処すべきかについては、特許文献1には述べられていない。また、例えば、標準電波を受信している間は、Bluetooth(登録商標)機能を停止させ、標準電波の受信感度を確保するようにすることが考えられるが、強制的にBluetooth(登録商標)機能を停止すると、ユーザビリティが損なわれてしまう。
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、標準電波受信以外の通信機能を備えた電波時計のユーザビリティを向上させる技術を提供する。
上記課題を解決するために、本開示による電波時計は、標準電波を受信し、当該標準電波に基づいて時刻修正を行う電波時計であって、標準電波を受信する標準電波受信部と、外部機器とデータ通信を行うことによりデータを取得する通信部と、通信部の動作状態を検知し、当該動作状態に基づいて、標準電波受信部による標準電波受信動作を制御する制御部と、を備える。
通信部が停止状態の場合、制御部は、標準電波受信部が標準電波を受信することを許可する。一方、通信部と外部機器との接続状態がペアリング状態あるいは接続済状態の場合、制御部は、標準電波受信部による前記標準電波の受信を禁止する。
通信部が外部機器からの接続要求を待っている待機状態である場合、制御部は、さらに、電波時計の周囲に人が存在し、通信部が使用される可能性があるか否か判断し、通信部が使用される可能性があると判断した場合には、標準電波受信部による標準電波の受信を禁止し、通信部が使用される可能性がないと判断した場合には、標準電波受信部による標準電波の受信を許可する。
本開示による電波時計は、さらに、LED表示部を備え、制御部は、標準電波の受信の有無に応じて、LED表示部におけるLED点灯モードを制御する。制御部は、標準電波の受信中はLED表示部をスタティック点灯させ、標準電波を受信していない間はLED表示部をパルス点灯させる。制御部は、LED表示部をスタティック点灯させる場合にはLED点灯電圧を調整し、LED表示部をパルス点灯させる場合にはLED点灯電圧およびデューティ比を調整する。
なお、通信部は、近距離無線通信方式によって外部機器とデータ通信する。
さらに、上記課題を解決するために、本開示による電波時計システムは、上述の電波時計と、当該電波時計との間で通信を行い、電波時計に所定のデータを送信するサーバ装置と、を備える。当該サーバ装置は、電波時計の要求に応答して、所定のデータを電波時計に送信するスマートフォンによって構成される。
本開示に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになる。また、本開示の態様は、要素及び多様な要素の組み合わせ及び以降の詳細な記述と添付される特許請求の範囲の様態により達成され実現される。
本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味においても限定するものではないことを理解する必要がある。
本開示によれば、標準電波受信以外の通信機能を備えた電波時計のユーザビリティを向上させることができる。
本開示の実施形態による電波時計システム1の概略構成を示す図である。 本開示の実施形態による電波時計100の機能構成を示す機能ブロック図である。 本開示の実施形態による標準電波受信処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による電波時計であって、LED点灯モード切替機能を備える電波時計の機能構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態による点灯モード切替処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
本開示の実施形態は、外部機器とデータ通信を行うことによりデータを取得する通信部の動作状態(例えば、OFF状態、接続状態、ペアリング状態、待機状態を含む)を検知し、当該動作状態に基づいて、標準電波受信動作を制御する電波時計に関する。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、添付図面は本開示の原理に則った具体的な実施形態と実装例を示しているが、これらは本開示の理解のためのものであり、決して本開示を限定的に解釈するために用いられるものではない。
本実施形態では、当業者が本開示を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本開示の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
<電波時計システムの構成>
図1は、本開示の実施形態による電波時計システム1の概略構成を示す図である。
電波時計システム1は、電波時計100と、電波送信装置200と、サーバ300と、を備える。
電波時計100は、所定の間隔で、日本の標準時刻の情報を含む標準電波を受信し、それに基づいて時刻を自動修正する。電波時計100は、例えば、1日に1回、決められた時間に自動受信するが、電波を受信していないときは通常のクオーツ時計として、クオーツの精度(通常、月差±15秒〜20秒)で作動する。
電波送信装置200は、標準電波送信所に設置され、標準電波を発信する。標準電波はほぼ24時間にわたって常時、電波送信装置200によって発信されている。
サーバ300は、例えば、ネットワークを介して、電波時計100と通信を行い、要求に応じて、電波時計100に対してデータを送信することができる。サーバ300は、例えば、スマートフォン、各種データベース、やPCなどで構成され、端末装置として電波時計100に対して、ユーザの要求に応答して、要求された情報やデータ(例えば、音楽や画像・映像など)を送信する。電波時計100とサーバ300との間の通信としては、例えば、Bluetooth(登録商標)や赤外線通信などの近距離無線通信方式、無線LAN通信、インターネット通信やパケット通信などの長距離無線通信方式を用いることができる。なお、図2以降の説明では、電波時計100とサーバ300との間の通信は方式の例としてBluetooth(登録商標)を用いているが、例示した他の通信方式に読み替えることができる。つまり、以下では、例えば、Bluetooth(登録商標)機能を、赤外線通信機能やインターネット通信機能と読み替えることができる。
<電波時計の機能構成>
図2は、本開示の実施形態による電波時計100の機能構成を示す機能ブロック図である。
電波時計100は、各種プログラムを実行し、電波時計100の動作を制御するプロセッサ(制御部ということも可能である)101と、電波送信装置200から送信されてきた標準電波を受信する標準電波受信部102と、標準電波受信部102が受信した標準電波に基づいて、時刻を修正する時刻修正部103と、サーバ300と通信を行い、サーバ300との間で所定の情報やデータを送受信する通信部104と、人が活動しているか否かを判断するための情報を取得するセンサ部105と、各種プログラム(図3や図5に示されるフローチャートの処理を実行するためのプログラムを含む)や各種データなどを格納する記憶部106と、ユーザが電波時計100に対して所定の情報やデータ、所定の操作による命令などを入力する入力部107と、プロセッサが処理することによって得られるデータを出力する出力部108と、を備える。
通信部104は、例えば、Bluetooth(登録商標)通信を実行する。センサ部105は、例えば、明暗センサ、赤外線センサやカメラなどである。記憶部106は、ICメモリ、メモリカードやUSBメモリなどの半導体メモリ、ROM、RAMなどで構成される。入力部107は、例えば、各種ボタン、タッチパネル、マイクなどによって構成される。出力部108は、例えば、表示部(LED表示)、スピーカなどによって構成される。
プロセッサ101は、Bluetooth(登録商標)機能部(通信部)104の動作状態を常時監視し、Bluetooth(登録商標)機能の状態を把握している。Bluetooth(登録商標)機能の動作状態には、例えば、OFF状態と、接続済状態と、ペアリング状態と、待機状態とが存在する。ここで、OFF状態は、Bluetooth(登録商標)が停止している状態を意味する。接続済状態は、電波時計100とサーバ300との間で通信が行われている状態(ただし、データ転送が行われている状態とは限らず、いつでもデータを転送できる状態)を意味する。
また、ペアリング状態は、サーバ300とのペアリングが可能な状態(例えば、電波時計100からサーバ300にキー情報を送信してサーバ300からの返答を待っている状態)を意味する。例えば、ユーザが電波時計100とスマートフォン(サーバ300に相当)をペアリングしたいというときに、両機器をペアリングモードにし、スマートフォンが電波時計100のペアリング用キーを検知できるようにした状態である。
さらに、待機状態は、ペアリングしたサーバ300からの接続要求を待っている状態を意味する。例えば、ペアリング後、スマートフォン(サーバ300に相当)ではBluetooth(登録商標)機能がOFFの状態(起動していない状態)となっていて、電波時計100ではBluetooth(登録商標)機能がONの状態(起動している状態)、または電波時計100においてBluetooth(登録商標)機能がONの状態(起動している状態)となっていて、スマートフォン(サーバ300に相当)からの接続要求を電波時計100が待っている状態である。
<標準電波受信処理の詳細>
図3は、本開示の実施形態による標準電波受信処理の詳細を説明するためのフローチャートである。プロセッサ101は、記憶部106から図3のフローチャートの処理を実行するための標準電波受信処理プログラムを読み込み、内部メモリ(図示せず)に展開して各ステップを実行する。以下では、動作主体をプロセッサ101として説明するが、標準電波受信処理プログラムと読み替えることも可能である。
(i)ステップ301
プロセッサ101は、常時、電波時計100が計測する時刻を監視する。
(ii)ステップ302
例えば、標準電波受信時刻は、一日1回から数回決められており、その情報が記憶部106に記憶されている。プロセッサ101は、記憶部106から予め設定されている標準電波受信時刻の情報を読み込み、監視していた時刻が読み込んだ標準電波受信時刻であるか否か判断する。時刻が標準電波受信時刻でない場合(ステップ302でNoの場合)、処理はステップ301に移行し、時刻監視処理(ステップ301の処理)が継続される。一方、時刻が標準電波受信時刻である場合(ステップ302でYesの場合)、処理はステップ303に移行する。なお、電波時計100の時刻は、修正前においては標準時刻と多少の誤差を含む可能性がある。そのため、標準電波受信時刻か否かは、予め設定されている標準電波受信時刻±設定閾値(ユーザが任意に決定してもよいし、予め固定値として設定されていてもよい)の範囲内に電波時計100の計測時刻が入ったか否かによって判断するようにしてもよい。
(iii)ステップ303
プロセッサ101は、電波時計100において、Bluetooth(登録商標)機能がON状態(起動状態)となっているか否か判断する。Bluetooth(登録商標)機能がOFF状態(非起動状態)の場合(ステップ303でNoの場合)、処理はステップ304に移行する。Bluetooth(登録商標)機能がON状態(起動状態)の場合(ステップ303でYesの場合)、処理はステップ305に移行する。
(iv)ステップ304
プロセッサ101は、標準電波受信部102を用いて、送信局の電波送信装置200から送信される標準電波の受信を開始する(標準電波受信部102による標準電波の受信を許可する)。そして、プロセッサ101は、時刻修正部103を用いて、受信した標準電波に基づいて、現在の時刻を修正する。
なお、後述のステップ307で人の活動がないと判断された場合(例えば、ユーザが就寝中で電波時計100が暗所にあるような場合)には、プロセッサ101は、Bluetooth(登録商標)機能をOFFにして標準電波の受信を行うようにする。
(v)ステップ305
プロセッサ101は、Bluetooth(登録商標)機能がペアリング状態または接続済状態の何れか、あるいは何れの状態でもないか、判断する。Bluetooth(登録商標)機能がペアリング状態および接続済状態の何れでもない場合(ステップ305でNoの場合)、処理はステップ306に移行する。Bluetooth(登録商標)機能がペアリング状態または接続済状態である場合(ステップ305でYesの場合)、処理はステップ308に移行する。
(vi)ステップ306
プロセッサ101は、通信部104を用いて、Bluetooth(登録商標)機能を待機状態に設定する。
(vii)ステップ307
プロセッサ101は、センサ部105を用いて、電波時計100の周囲に人(ユーザ)が存在するか(人が活動状態であるか)否か判断する。センサ部105として、例えば、明暗センサ、焦電型赤外線センサ、カメラなどを用いることができる。
例えば、センサ部105として明暗センサを用いる場合、明暗センサが所定値以上の明るさ(ルーメンやルクス)を検知した場合には人(ユーザ)が活動している可能性が高いと判断される。一方、所定値以上の明るさ(ルーメンスやルクス)を検知しない場合(周囲が暗い場合)には、人(ユーザ)が就寝中であるとか、電波時計100が引き出しなどに仕舞われている可能性が高いと判断される。
また、例えば、センサ部105として焦電型赤外線センサを用いる場合、人が発する赤外線の変動を検知して人の活動の有無が検知される。人が電波時計100を取り付けて動いている場合には人から発せられる赤外線が変動する一方、人が就寝中などの場合には人から発生される赤外線の変動は少ない。この性質を利用して人の活動の有無が検知される。
さらに、例えば、センサ部105としてカメラを用いる場合、カメラが撮像した画像(電波時計100の所有者の顔など)を認識処理し、人の画像であるか否かによって人の活動の有無が検知される。なお、カメラは電波時計100に備えていなくてもよく、例えば、監視カメラ(例えば、ホームセキュリティシステムの監視カメラ)と電波時計100とが通信を行い、監視カメラが撮像した画像に基づいてプロセッサ101が人の存在(活動)の有無を確認するようにしてもよい。また、センサ部105は、カメラ、集電型赤外線センサ、明暗センサの少なくとも2つを組み合わせて人の活動を検知するようにしてもよい。
人の活動が検知された場合(ステップ307でYesの場合)、処理はステップ308に移行する。人の存在(活動)が検知されなかった場合(ステップ307でNoの場合)、処理はステップ304に移行する。
(viii)ステップ308
プロセッサ101は、標準電波の受信をしないように(受信を回避するように)、標準電波受信部102を制御する(標準電波受信部102による標準電波の受信を禁止する)。
以上のように、電波時計100の周囲に人の活動が無い場合(例えば、電波時計100が暗所にある場合)で、かつBluetooth(登録商標)機能が使用されていない場合には、Bluetooth(登録商標)機能をOFFにして標準電波の受信を開始することにより、ユーザがBluetooth(登録商標)機能をわざわざOFFにしなくても電波の干渉を受けることなく(Bluetooth(登録商標)によるノイズの影響を排除して)標準電波を受信できるようにすることができる。また、Bluetooth(登録商標)機能がON状態のときは、ユーザの使用中に強制的に当該機能をOFFにすることがなくなり、ユーザビリティの向上を優先させることができる。
なお、プロセッサ101は、センサ部105が検知したデータから人の活動がないと判断し、Bluetooth(登録商標)を切った後に、Bluetooth(登録商標)を再接続した場合(プロセッサ101がBluetooth(登録商標)の切断を誤検知した場合)に、その検知したデータを記憶部106に記憶しておき、次回の判定に使用するようにしてもよい。
<LED点灯モード切替機能を備える電波時計>
通常の電波時計では、標準電波を受信していない時にはLEDをパルス点灯(ダイナミック点灯ともいう)させ、標準電波の受信中はパルス点灯によるノイズによって標準電波の受信感度が低下する事態を避けるため、LEDを全て消灯させるようにするか、あるいは標準電波受信中を含め、LEDを常時スタティック点灯させてLED表示している。
しかしながら、標準電波受信中にLEDを消灯してしまうとその間時刻の確認ができなくなるという課題がある。また、常時スタティック点灯させると、LEDの寿命が短くなり、表示輝度が低下するまでの期間が短くなってしまうという課題がある。
そこで、本実施形態では、標準電波を受信していないときにはパルス点灯モードとし、標準電波を受信しているときにはスタティック点灯モードとするようにLED点灯モードを切り替える機能を設けるようにしている。
図4は、本実施形態による電波時計であって、LED点灯モード切替機能を備える電波時計の機能構成を示すブロック図である。図4に示す電波時計100は、図2の構成に加えて、LED点灯モード制御部401と、LED表示部402と、を備える。
プロセッサ101は、標準電波を受信していないときには、LEDをパルス点灯で制御するため、パルス点灯モードの情報を生成し、LED点灯モード制御部401およびLED表示部402に送信する。一方、プロセッサ101は、標準電波の受信中になると、スタティック点灯モードの情報を生成し、LED点灯モード制御部401およびLED表示部402に送信する。このとき、LED表示部402は、スタティック点灯で制御され、同時にLEDの印加電圧がスタティック点灯用の電圧に切替えられる。また、この場合、プロセッサ101は、直前までパルス点灯で表示していたLEDの明るさに応じてスタティック点灯電圧を調整し、表示の明るさの変化を少なくする。標準電波の受信が終了すると、プロセッサ101は、再びLEDをパルス点灯に切替え、LEDの印加電圧をパルス点灯用の電圧に切替える。
LEDの印加電圧(パルス点灯用の電圧)、パルスのデューティ比およびスタティック点灯用の電圧)の算出は、LED点灯モード制御部401によって行うようにすることができる。例えば、LED点灯モード制御部401は、プロセッサ101から受け取った点灯モード(パルス点灯モードあるいはスタティック点灯モード)に基づいて、LED表示部402の調整電圧を算出し、LED表示部402に当該算出した調整電圧およびデューティ比を通知する。LED表示部402は、LED点灯モード制御部401から受け取った調整電圧で、プロセッサ101から受け取った点灯モードによる表示を行う。なお、パルス点灯用の電圧値、デューティ比およびスタティック点灯用の電圧値は、例えば、記憶部106に予め格納されている電圧値を、プロセッサ101を介してLED点灯モード制御部401が受け取るようにしてもよい。
<点灯モード切替処理の詳細>
図5は、本開示の実施形態による点灯モード切替処理の詳細を説明するためのフローチャートである。プロセッサ101は、記憶部106から図5のフローチャートの処理を実行するための点灯モード切替処理プログラムを読み込み、内部メモリ(図示せず)に展開して各ステップを実行する。以下では、動作主体をプロセッサ101として説明するが、点灯モード切替処理プログラムと読み替えることも可能である。
(i)ステップ501
プロセッサ101は、標準電波受信部102によって標準電波の受信が開始され、継続中であるか否か判断する。標準電波が受信中である場合(ステップ501でYesの場合)、処理はステップ502に移行する。標準電波が受信中ではない場合(ステップ501でNoの場合)、処理はステップ505に移行する。
(ii)ステップ502
プロセッサ101は、LEDの点灯モードをスタティック点灯モードとし、LED点灯モード制御部401およびLED表示部402に通知する。また、プロセッサ101は、LED表示部402を、スタティック点灯するように制御する。このときのLEDへの印加電圧は、例えば、前回の標準電波受信時のスタティック点灯で用いた電圧値を用いてもよいし、デフォルト値を用いてもよい。
(iii)ステップ503
プロセッサ101は、記憶部106に記憶されているユーザの輝度設定を確認し、当該輝度設定の情報を取得し、LED点灯モード制御部401に送信する。プロセッサ101は、LED点灯モード制御部401を、取得した輝度設定の情報に基づいて、LED点灯電圧(スタティック点灯用の電圧値)を算出し、LED表示部402に当該電圧値を通知するように制御する。なお、例えば、輝度調整は、High、Mid、Lowの3種類の輝度調整モードを含むようにしてもよい。従って、この場合、ユーザは、これらの3種類のうち1つを選択することができる。
(iv)ステップ504
プロセッサ101は、LED表示部402が、LED点灯モード制御部401が算出した電圧値で駆動するように、LED表示部402に含まれる駆動部(図示せず)を制御する。
(v)ステップ505
プロセッサ101は、LEDの点灯モードをパルス点灯モードとし、LED点灯モード制御部401およびLED表示部402に通知する。そして、プロセッサ101は、LED表示部402を、パルス点灯するように制御する。このときのLEDへの印加電圧およびデューティ比は、例えば、前回の標準電波受信時のパルス点灯で用いた電圧値およびデューティ比を用いてもよいし、デフォルト値を用いてもよい。
(vi)ステップ506
プロセッサ101は、記憶部106に記憶されているユーザの輝度設定を確認し、当該輝度設定の情報を取得し、LED点灯モード制御部401に送信する。プロセッサ101は、LED点灯モード制御部401を、取得した輝度設定の情報に基づいて、LED点灯電圧(パルス点灯用の電圧値)およびデューティ比を算出し、LED表示部402に当該電圧値を通知する。なお、例えば、輝度調整は、High、Mid、Lowの3種類の輝度調整モードを含むようにしてもよい。従って、この場合、ユーザは、これらの3種類のうち1つを選択することができる。
(vii)ステップ507
プロセッサ101は、LED表示部402が、LED点灯モード制御部401が算出した電圧値で駆動するように、LED表示部402に含まれる駆動部(図示せず)を制御する。
以上のように、標準電波を受信していない間はパルス点灯でLED表示し、標準電波を受信している中はスタティック点灯でLED表示することにより、LEDの寿命を確保しながら受信中も時刻の確認ができるようになる。また、ユーザのLED輝度設定に応じ、パルス点灯時は印加電圧およびデューティ比の調整、スタティック点灯時は印加電圧の調整をすることで同程度のLED輝度を維持したままパルス点灯とスタティック点灯の切り替えができるようになる。よって、ユーザが標準電波受信中に時刻確認ができない、あるいは表示輝度が大きく変化するという不都合を防止することができる。なお、標準電波を受信中におけるLED表示形態を、それを受信していないときのLED表示形態と異なるようにしてもよい。例えば、標準電波受信中は、LED表示をカラー表示(赤、青、緑など)することにより表示形態を変化させることができる。
1 電波時計システム
100 電波時計
101 プロセッサ
102 標準電波受信部
103 時刻修正部
104 通信部
105 センサ部
106 記憶部
107 入力部
108 出力部
200 電波送信装置
300 サーバ
401 LED点灯モード制御部
402 LED表示部

Claims (11)

  1. 標準電波を受信し、当該標準電波に基づいて時刻修正を行う電波時計であって、
    前記標準電波を受信する標準電波受信部と、
    外部機器とデータ通信を行うことによりデータを取得する通信部と、
    前記通信部の動作状態を検知し、当該動作状態に基づいて、前記標準電波受信部による標準電波受信動作を制御する制御部と、
    を備え
    前記通信部が停止状態の場合、前記制御部は、前記標準電波受信部が前記標準電波を受信することを許可する、電波時計。
  2. 請求項1において、
    前記通信部と前記外部機器との接続状態がペアリング状態あるいは接続済状態の場合、前記制御部は、前記標準電波受信部による前記標準電波の受信を禁止する、電波時計。
  3. 請求項1または2において、
    前記通信部が前記外部機器からの接続要求を待っている待機状態である場合、前記制御部は、さらに、前記電波時計の周囲に人が存在し、前記通信部が使用される可能性があるか否か判断し、前記通信部が使用される可能性があると判断した場合には、前記標準電波受信部による前記標準電波の受信を禁止し、前記通信部が使用される可能性がないと判断した場合には、前記標準電波受信部による前記標準電波の受信を許可する、電波時計。
  4. 請求項またはにおいて、
    さらに、LED表示部を備え、
    前記制御部は、前記標準電波の受信の有無に応じて、前記LED表示部におけるLED点灯モードを制御する、電波時計。
  5. 請求項において、
    前記制御部は、前記標準電波の受信中は前記LED表示部をスタティック点灯させ、前記標準電波を受信していない間は前記LED表示部をパルス点灯させる、電波時計。
  6. 請求項において、
    前記制御部は、前記LED表示部をスタティック点灯させる場合にはLED点灯電圧を調整し、前記LED表示部をパルス点灯させる場合にはLED点灯電圧およびデューティ比を調整する、電波時計。
  7. 標準電波を受信し、当該標準電波に基づいて時刻修正を行う電波時計であって、
    前記標準電波を受信する標準電波受信部と、
    外部機器とデータ通信を行うことによりデータを取得する通信部と、
    前記通信部の動作状態を検知し、当該動作状態に基づいて、前記標準電波受信部による標準電波受信動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記通信部と前記外部機器との接続状態がペアリング状態あるいは接続済状態の場合、前記制御部は、前記標準電波受信部による前記標準電波の受信を禁止する、電波時計。
  8. 標準電波を受信し、当該標準電波に基づいて時刻修正を行う電波時計であって、
    前記標準電波を受信する標準電波受信部と、
    外部機器とデータ通信を行うことによりデータを取得する通信部と、
    前記通信部の動作状態を検知し、当該動作状態に基づいて、前記標準電波受信部による標準電波受信動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記通信部が前記外部機器からの接続要求を待っている待機状態である場合、前記制御部は、さらに、前記電波時計の周囲に人が存在し、前記通信部が使用される可能性があるか否か判断し、前記通信部が使用される可能性があると判断した場合には、前記標準電波受信部による前記標準電波の受信を禁止し、前記通信部が使用される可能性がないと判断した場合には、前記標準電波受信部による前記標準電波の受信を許可する、電波時計。
  9. 請求項1〜の何れか1項において、
    前記通信部は、近距離無線通信方式によって前記外部機器とデータ通信する、電波時計。
  10. 請求項1〜の何れか1項に記載の電波時計と、
    前記電波時計との間で通信を行い、前記電波時計に所定のデータを送信するサーバ装置と、
    を備える電波時計システム。
  11. 請求項10において、
    前記サーバ装置は、前記電波時計の要求に応答して、前記所定のデータを前記電波時計に送信するスマートフォンによって構成される、電波時計システム。
JP2017082824A 2017-04-19 2017-04-19 電波時計、および電波時計システム Active JP6909039B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017082824A JP6909039B2 (ja) 2017-04-19 2017-04-19 電波時計、および電波時計システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017082824A JP6909039B2 (ja) 2017-04-19 2017-04-19 電波時計、および電波時計システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018179872A JP2018179872A (ja) 2018-11-15
JP6909039B2 true JP6909039B2 (ja) 2021-07-28

Family

ID=64275213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017082824A Active JP6909039B2 (ja) 2017-04-19 2017-04-19 電波時計、および電波時計システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6909039B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7396086B2 (ja) 2020-02-06 2023-12-12 セイコーエプソン株式会社 システム、電波修正時計およびシステムの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018179872A (ja) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10565956B2 (en) Method and apparatus for light spectrum filtering
US10110723B2 (en) Controller, unit control system, unit control method, and non-transitory computer-readable recording medium
JP2017532855A (ja) インテリジェント電気機器を動作させる方法及び装置
US20150142141A1 (en) Electronic device and remote control method
KR102371211B1 (ko) 복수의 카메라를 이용하여 생체 정보를 인증하는 방법 및 장치
CN109257497B (zh) 护眼模式的开启控制方法、可折叠双面屏终端及存储介质
CN112291633B (zh) 一种智能家居设备屏幕亮度的控制方法及装置
JP2009017267A (ja) 照明システム、照明制御装置、および無線通信装置
KR102015953B1 (ko) 저전력 영상처리장치 및 저전력으로 영상처리장치를 구동하는 방법
JP6909039B2 (ja) 電波時計、および電波時計システム
WO2017110297A1 (en) Information processing device, information processing method, and program
KR20170043939A (ko) 전자장치 및 그 제어방법
US10020840B2 (en) Methods and devices for mitigating interference with FHSS signals
US20160011661A1 (en) Electronic device, method, and computer program product
US10924999B2 (en) Wireless communication device, control method, and storage medium
JP2005025434A (ja) セキュリティ装置
JP2015159371A (ja) 電子機器、通信システム、及び制御方法
US20220214723A1 (en) Prompting method, terminal, and storage medium
KR101325528B1 (ko) 공유기가 내장된 모니터
CN112351231A (zh) 具有自动调节亮度功能的电视系统及电视机
EP3884625B1 (en) Selecting a destination for a sensor signal in dependence on an active light setting
JP2011210575A (ja) 無線送信装置
JP6819636B2 (ja) 表示装置及び表示プログラム
US20200274931A1 (en) Device management apparatus and system for remotely managing internet of things device
CN107346103B (zh) 一种家电音量调整装置及其使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210702

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6909039

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250