JP6897329B2 - 電流センサ - Google Patents
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Description
また、電流センサでは、コアを収容するケースは樹脂によって形成されている。一方、コアは電磁鋼板が積層されて構成されている。このため、ケースにコアを収容する際に第1凸部がコアの外面に摺接されると、第1凸部は表面が削られて樹脂の削りカスが発生することがある。こうした樹脂の削りカスがケースの底面に存在すると、コアと樹脂の削りカスが接触して底面に対してコアが傾斜姿勢になるおそれがある。そこで、本構成では、ケースの底面には、第1凸部に隣接する領域に凹部が設けられている。これにより、コアの外面と第1凸部との摺接により樹脂の削りカスが発生したとしても、発生した樹脂の削りカスを凹部に溜めることができる。すなわち、凹部を樹脂の削りカスの溜り部として用いることができる。その結果、コアのうち底面に対向する部位が樹脂の削りカスに接触し難くなり、コアは適正な姿勢に保持され易くなる。
図1〜4に示すように、電流センサ100は、コア10と、磁気センサ21が接続された回路基板20と、コア10及び磁気センサ21を収容する樹脂製のケース30と、樹脂製のカバー40と、を備えて構成される。電流センサ100は導体であるバスバー1が貫通挿入されており、当該バスバー1は、例えば、図示しない3相モータと3相モータに通電するインバータとに接続される。3相モータは、ハイブリッド車両や電気自動車等の動力源に用いられる。インバータは、バッテリ等から出力される直流電力を交流電力に変換する。バスバー1はインバータにより交流電力に変換された電圧及び電流を3相モータに供給する。そのため、本実施形態の電流センサ100は、バスバー1、コア10、及び、磁気センサ21を3組備えており、複数のバスバー1に流れる電流を被測定対象とする。
夫々の収容部31は、矩形筒状であって、底面32と側壁33とを有し、コア10は積層方向に垂直な面が底面32(図4参照)に対向する。底面32には中央部に開口32aが形成されている。
第1実施形態では、コア10の外側の角部17に段部18を設ける例を示したが、図8に示すように、コア10は外側の角部17に段部を有しない形状であってもよい。このような形状のコア10であると、図9に示すように、ケース30の第1凸部34は、コア10の外部の角部17であって第1腕部12,13を挟んで対向する位置に設けることができる。したがって、本実施形態のように、コア10の圧入により第1凸部34がコア10の角部17に当接することで、コア10が受ける応力をより抑制することができる。
(1)上記実施形態では、3相に流れる電流を夫々計測する電流センサ100の例を示したが、電流センサ100は、1〜2相、又は、4相以上に流れる電流を計測するものあってもよい。電流センサ100は、自動車のモータとインバータとの間の電流路に限らず、他の種々の電流路の電流検出に採用してもよい。
10 :コア
11 :基部
12、13 :第1腕部
12a,13a :端部
14、15 :第2腕部
17 :角部
18 :段部
21 :磁気センサ
30 :ケース
31 :収容部
32 :底面
33 :側壁
33a :内周壁
34 :第1凸部
35 :センサ収容部
36 :第2凸部
37 :凹部
40 :カバー
43 :第1突出部
51 :第2突出部
100 :電流センサ
D :第1凸部の当接領域
S :ギャップ
T :コアの積層方向の厚さ
Claims (5)
- 電磁鋼板を積層して構成され、直線状の基部と、前記基部の両端から延設される一対の第1腕部と、一対の前記第1腕部の端部の夫々から対向する他方の前記第1腕部に向けて延設される一対の第2腕部と、を有し、積層方向に沿って視たときの外形が矩形状であるとともに、一対の前記第2腕部の間にギャップが形成されるコアと、
前記ギャップに配置された磁気センサと、
前記コア及び前記磁気センサを収容する樹脂製のケースと、を備え、
前記ケースは矩形筒状であって底面を有し、前記コアは積層方向に垂直な面が前記底面に対向し、
前記ケースの内周壁は、前記コアの積層方向に延設されて当該内周壁の内方に突出し、圧入された前記コアに当接する複数の第1凸部を有し、
複数の前記第1凸部は、少なくとも一部が一対の前記第1腕部の夫々を当該第1腕部における延設方向の両側から挟んで対向する位置に設けられ、
前記ケースの前記底面には、前記第1凸部に隣接する領域に凹部が設けられている電流センサ。 - 前記ケースは、前記磁気センサを収容する筒状のセンサ収容部を備え、
前記センサ収容部は、前記ギャップに配置されるとともに、一対の前記第2腕部の夫々に対向する位置に、前記コアの積層方向に延設されて当該センサ収容部の外方に突出し、圧入された前記第2腕部に当接する第2凸部を有する請求項1に記載の電流センサ。 - 前記第1凸部は、前記コアの積層方向の厚さの半分以下の領域において前記コアに当接する請求項1又は2に記載の電流センサ。
- 前記ケースに収容された前記コアを覆うカバーを備え、
前記カバーは、前記コアに対向する内面に第1突出部を有し、
前記ケースの前記底面は、前記第1突出部に対向する位置に第2突出部を有し、
前記コアは、前記第1突出部と前記第2突出部とによって挟持される請求項1から3のいずれか一項に記載の電流センサ。 - 前記コアは、外側の角部の一部が積層方向に切り欠かれた段部を有し、
前記段部が前記第1突出部と前記第2突出部によって挟持される請求項4に記載の電流センサ。
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