JP6880964B2 - 自動倉庫 - Google Patents
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Description
本発明の一見地に係る自動倉庫は、ラックと、スタッカークレーンと、を備える。ラックは、複数の第1載置部と、複数の第2載置部と、を有する。複数の第1載置部は、所定の方向に沿って互いが隣接して一列に配置されている。複数の第2載置部は、複数の第1載置部と同じ段において互いに隣接し、かつ、隣接する第1載置部に対して千鳥状に配置される。スタッカークレーンは、上記の所定の方向に移動可能であり、第1載置部及び/又は第2載置部との間で、荷を移載する。
このラックを上記の所定の方向から見たときに、第1載置部の一部と第2載置部の一部とは互いに重複している。
荷を上記の第1載置部及び第2載置部に載置することで、ラックの幅方向の寸法を荷が内接する円の直径(荷が円形なら当該荷の直径)の2倍よりも小さくしても、ラックの幅方向に二列に荷を載置できる。この結果、荷のラックへの収納効率を向上させて、ラックを幅方向にコンパクトにできる。
第3支柱は、第2載置部の荷の通過口側において、互いに隣接する第2載置部の境界部分に配置される。第4支柱は、第3支柱から所定の方向とは垂直な方向に延びる線上の第2載置部のラックの中心側に配置される。
このとき、第2支柱及び第4支柱は、第1載置部及び第2載置部の共通の境界を形成する。これにより、最低本数の支柱にて、互いに千鳥状に配置された複数の第1載置部及び複数の第2載置部の境界を形成できる。
これにより、一方のラックの第1載置部のためのスタッカークレーンの停止位置と、他方のラックの第2載置部のためのスタッカークレーンの停止位置とを個別に設定する必要がなくなる。その結果、共通の一つの停止位置にスタッカークレーンを停止させて、一方のラックの第1載置部との間の荷の移載と、他方のラックの第2載置部との間の荷の移載と、を両方実行できる。
入庫ステーションと出庫ステーションとを高さ方向において互いに異なる位置に配置することにより、入庫ステーションの少なくとも一部と出庫ステーションの少なくとも一部を幅方向において重複させることができる。その結果、ラックを幅方向にコンパクトにしても、入庫ステーション及び出庫ステーションを設置するために必要な幅方向におけるスペースを確保することができる。
(1)自動倉庫全体
以下、第1実施形態に係る自動倉庫100について、図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る自動倉庫の平面図である。本実施形態において、自動倉庫100は、平面視にて円形の荷A(例えば、タイヤ、生タイヤ(加硫前のタイヤ)、タイヤを載置する丸型パレット、ドラム缶など)の保管、入庫及び出庫が可能な施設である。この実施形態において、図1の左右方向が自動倉庫100の左右方向であり、図1の上下方向が前後方向(左右方向とは垂直な方向)である。
自動倉庫100は、スタッカークレーン3を有する。スタッカークレーン3は、左右方向(所定の方向の一例)に移動可能であり、ラック1の複数の第1載置部17a、複数の第2載置部17b、入庫ステーション5、及び出庫ステーション7との間で荷Aを搬送及び移載する装置である。
自動倉庫100は、出庫ステーション7を備える。出庫ステーション7は、ラック1から出庫される荷Aを搬送するコンベヤを有している。
このように、入庫ステーションの荷Aの載置部分と、出庫ステーションの荷Aの載置部分とを重複させることにより、ラック1を幅方向(前後方向)にコンパクトにしても、入庫ステーション5及び出庫ステーション7を設置するために必要な幅方向におけるスペースを確保できる。
以下、スタッカークレーン3の構成について詳細に説明する。スタッカークレーン3は、図1に示すように、ガイドレール31と、走行台車33と、昇降台35と、スライドフォーク37と、を有する。
以下、本実施形態に係るラック1の詳細構成について、図1〜図4を用いて説明する。図3は、ラックの詳細構成を示す拡大図である。図4は、ラックを左右方向から見た断面図である。
図2及び図3に示すように、ラック1は、ラック1の前後方向の後側(図2においては紙面に垂直な方向において手前側、図3においては紙面の下側)の端部において、図2及び図3の左右方向に所定の間隔を空けて配置され、ラック1の高さ全体に延びている複数の第1支柱11を有する。荷Aは、2つの第1支柱11の間を通過でき、ラック1の後側から収納可能となっている。
一方、前後方向においては、図3に示すように、第2支柱12は、ラック1の幅方向の中心よりも対応する第1支柱11が配置された側(ラック1の後側の端部)により近い位置に配置される。
図2及び図3に示すように、第3支柱13は、左右方向に対しては、2つの第1支柱11の中点に対応する位置に配置されている。
一方、前後方向においては、図3に示すように、第4支柱14は、ラック1の幅方向の中心よりも対応する第3支柱13が配置された側(ラック1の前側の端部)により近い位置に配置される。
また、例えば、第3支柱13及び第4支柱14には、対応する第1荷物支承部材15aと同じ高さにおいて第3支柱13と第4支柱14とを連結するように、荷Aを載置するための板状部材である第2荷物支承部材15bが設けられている。
この場合、第1支柱11は、第1載置部17aの荷Aの通過口側において、互いに隣接する2つの第1載置部17aの境界部分に配置される。
この場合、第3支柱13は、第2載置部17bの荷Aの通過口側において、互いに隣接する2つの第2載置部17bの境界部分に配置される。
図3に示すように、第4支柱14は第1載置部17aの五角形の頂点であり、また、第2支柱12は第2載置部17bの五角形の頂点であるので、隣接する第2支柱12と第4支柱14とが互いに千鳥状に配置されることにより、隣接する同じ段の第1載置部17aと第2載置部17bとは互いに千鳥状に配置されることとなる。
このため、図1に示すように、複数のラック1は、左右方向に対しては、互い違いに配置されている。
その結果、共通の一つの停止位置にスタッカークレーン3を停止させて、一方のラック1の第1載置部17aとの間の荷の移載と、他方のラック1の第2載置部17bとの間の荷Aの移載と、を両方実行できる。
第1実施形態に係る自動倉庫100おいては、入庫ステーション5と出庫ステーション7とを、左右方向及び前後方向に対しては同じ位置に配置する一方、高さ方向においては互いに位置を異ならせて配置していた。
入庫ステーション5と出庫ステーション7の配置はこれに限られず、図5及び図6に示すように、第2実施形態に係る自動倉庫200においては、入庫ステーション5と出庫ステーション7とを、高さ方向において互いに位置を異ならせ、かつ、荷Aの載置部分の一部を重複させて前後方向において異なる位置に配置してもよい。
図5は、第2実施形態に係る自動倉庫の平面図である。図6は、第2実施形態に係る自動倉庫を左右方向から見た図である。
このように、入庫ステーション5の荷Aの載置部分の一部と出庫ステーション7の荷Aの載置部分の一部とを重複させた状態で、入庫ステーション5及び出庫ステーション7を高さ方向に互いに異なる位置に配置することによっても、ラック1を幅方向(前後方向)にコンパクトにできる。
上記第1及び第2実施形態は、下記の構成及び機能を共通に有している。
自動倉庫100、200(自動倉庫の一例)は、ラック1(ラックの一例)と、スタッカークレーン3(スタッカークレーンの一例)と、を備える。ラック1は、複数の第1載置部17a(第1載置部の一例)と、複数の第2載置部17b(第2載置部の一例)と、を有する。複数の第1載置部17aは、左右方向(所定の方向の一例)に沿って互いが隣接して一列に配置されている。複数の第2載置部17bは、複数の第1載置部17aと同じ段において互いに隣接し、かつ、隣接した第1載置部17aに対して千鳥状に配置される。スタッカークレーン3は、左右方向に移動可能であり、第1載置部17a及び/又は第2載置部17bとの間で、平面視にて円形を有する荷A(荷の一例)を移載する。
円形の荷Aを上記の第1載置部17a及び第2載置部17bに載置することで、ラック1の幅方向の寸法を円形の荷Aの直径の2倍よりも小さくしても、ラック1の幅方向(前後方向)に二列に円形の荷Aを載置できる。この結果、円形の荷Aのラック1への収納効率を向上させて、ラック1を幅方向(前後方向)にコンパクトにできる。
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
(A)上記の第1実施形態及び第2実施形態においては、出庫ステーション7が入庫ステーション5よりも高い位置に配置されていたが、入庫ステーション5が出庫ステーション7よりも高い位置に配置されてもよい。
(B)荷Aを載置する荷物支承部材は、第2支柱12と第4支柱14との間にも配置されてもよい。
(C)ラック1に配置される荷Aの平面視における形状は、円形に限られず、三角形、四角形、五角形、六角形などの多角形、半円形、平面視において荷Aの最大横幅が荷Aの後端に位置しない形状であってもよい。この場合、ラックの幅方向は、当該多角形が内接する円の直径の2倍よりも小さくできる。
1 ラック
11 第1支柱
12 第2支柱
13 第3支柱
14 第4支柱
15a 第1荷物支承部材
15b 第2荷物支承部材
17a 第1載置部
17b 第2載置部
3 スタッカークレーン
31 ガイドレール
33 走行台車
35 昇降台
37 スライドフォーク
5 入庫ステーション
7 出庫ステーション
A 荷
Claims (3)
- 所定の方向に沿って互いが隣接して一列に配置される複数の第1載置部と、
前記複数の第1載置部と同じ段において互いに隣接し、かつ、隣接する前記第1載置部に対して千鳥状に配置される複数の第2載置部と、
を有するラックと、
前記所定の方向に移動可能であり、前記第1載置部及び/又は前記第2載置部との間で荷を移載するスタッカークレーンと、
を備え、
前記ラックを前記所定の方向から見たときに、前記第1載置部の一部と前記第2載置部の一部とが互いに重複しており、
前記ラックは、
前記第1載置部の前記荷の通過口側において、互いに隣接する前記第1載置部の境界部分に配置される第1支柱と、
前記第1支柱から前記所定の方向とは垂直な方向に延びる線上の前記第1載置部の前記ラックの中心側に配置される第2支柱と、
前記第2載置部の前記荷の通過口側において、互いに隣接する前記第2載置部の境界部分に配置される第3支柱と、
前記第3支柱から前記所定の方向とは垂直な方向に延びる線上の前記第2載置部の前記ラックの中心側に配置される第4支柱と、
を有し、
前記第2支柱及び前記第4支柱は、前記第1載置部及び前記第2載置部の共通の境界を形成する、
自動倉庫。 - 2台の前記ラックが、前記所定の方向とは垂直な方向において前記スタッカークレーンの両側に並んで配置されており、
前記2台のラックのうちの一方の前記ラックの前記スタッカークレーンに面した側の前記第1載置部と、他方の前記ラックの前記スタッカークレーンに面した側の対応する前記第2載置部とは、前記所定の方向とは垂直な方向に延びる同一線上に配置される、
請求項1に記載の自動倉庫。 - 前記所定の方向における前記ラックの側面に配置され、前記ラックに入庫すべき前記荷を供給する入庫ステーションと、
前記ラックの前記側面において、前記入庫ステーションとは高さ方向において位置を異ならせて配置され、前記ラックから出庫される前記荷を搬送する出庫ステーションと、
をさらに備える、請求項1又は2に記載の自動倉庫。
Priority Applications (1)
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JP2017081765A JP6880964B2 (ja) | 2017-04-18 | 2017-04-18 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017081765A JP6880964B2 (ja) | 2017-04-18 | 2017-04-18 | 自動倉庫 |
Publications (2)
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JP2018177490A JP2018177490A (ja) | 2018-11-15 |
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Family
ID=64281177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017081765A Active JP6880964B2 (ja) | 2017-04-18 | 2017-04-18 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6880964B2 (ja) |
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2017
- 2017-04-18 JP JP2017081765A patent/JP6880964B2/ja active Active
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JP2018177490A (ja) | 2018-11-15 |
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