JP6880957B2 - カウルルーバとウインドシールドとの連接構造 - Google Patents

カウルルーバとウインドシールドとの連接構造 Download PDF

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Description

本発明は、カウルルーバとウインドシールドとの連接構造に関する。
車両において、カウルルーバの後端部とウインドシールドの下縁部とを連接する構造が知られている(特許文献1)。
特許文献1には、カウルルーバの後端部において、挟持縁部と一定間隔の複数の挟持片とにより形成される挟持部が、ウインドシールドの下縁部を挟持することが開示されている。
特開平5−097061号公報
ところで、ウインドシールドに付着した霜や雪,氷などを融かすため、デアイサー等がウインドシールドに設けられる場合がある。このようなウインドシールドは、ウインドシールドを構成する2枚のガラス板のうち、車内側のガラス板の一部に切欠部を設け、車外側のガラス板の車内面に給電部を配置している。ウインドシールドの外部に設けた電源と給電部とが、導線によって電気的に接続される。給電部と導線の一部を封止するため、切欠部に封止材が充填される。
切欠部の封止材の厚さが車内側のガラス板の厚さより厚い場合、給電部と導線の接続部が外部からの水分の侵入をより確実に保護することができるが、カウルルーバの挟持部によりウインドシールドの下縁部を挟持できなくなる懸念がある。その問題を回避するためには、カウルルーバの挟持部は、ウインドシールドの切欠部を避ける必要があり、カウルルーバの設計の自由度、および汎用性の低下を招くことになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、カウルルーバの設計の自由度、および汎用性の高いカウルルーバとウインドシールドとの連接構造を提供することを目的とする。
本発明のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造は、カウルルーバの後端部とウインドシールドの下縁部とを連接してなるカウルルーバとウインドシールドとの連接構造であって、前記ウインドシールドは、車外側に配置される第1ガラス板と、車内側に配置される第2ガラス板と、前記第1ガラス板および前記第2ガラス板を接合する中間膜と、を有する合わせガラスと、前記合わせガラスの下縁部の一部に、前記第2ガラス板および前記中間膜が取り除かれた切欠部と、前記切欠部内であって、前記第1ガラス板の車内面に設けられた給電部と、前記給電部と電気的に接続される導線と、前記切欠部内であって、前記給電部より前記ウインドシールドの下縁部の側に配置されたスペーサと、を備え、前記カウルルーバは、その後端部に、前記第1ガラス板に沿うように配置される上片と前記第2ガラス板の側に配置される下片とにより構成される断面U字状となる挟持部を備え、前記挟持部により前記第1ガラス板と前記スペーサとが挟持される。
本発明のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造によれば、カウルルーバの挟持部は第1ガラス板と切欠部内に配置されたスペーサとを挟持できるので、カウルルーバの設計の自由度、および汎用性を向上することができる。
図1は第1実施形態のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造の組立斜視図である。 図2はウインドシールドに形成された切欠部を拡大して示す斜視図である。 図3は切欠部の領域以外におけるカウルルーバとウインドシールドとの連接構造の拡大図である。 図4は切欠部におけるカウルルーバとウインドシールドとの連接構造の拡大図である。 図5は切欠部におけるカウルルーバとウインドシールドとの連接構造の拡大図である。 図6は第2実施形態のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造の組立斜視図である。
以下、添付図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。本発明は以下の実施の形態により説明される。但し、本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変更を行うことができ、本実施の形態以外の他の実施の形態を利用することができる。したがって、本発明の範囲内における全ての変更が特許請求の範囲に含まれる。ここで、図中、同一の記号で示される部分は、基本的に、同様の機能を有する同様の要素である。
(第1実施形態)
第1実施形態のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造について図を参照して説明する。図1は、ウインドシールド10、およびカウルルーバ60を車内側から見た図である。
なお、本明細書において、方向、位置を表わす「前」「後」「上」「下」「内」「外」は、カウルルーバとウインドシールドとの連接構造を車両に取り付けた際の「前」「後」「上」「下」「内」「外」を意味する。
図1に示されるように、カウルルーバ60の後端部と、ウインドシールド10の下縁部とが連接される。ウインドシールド10は、合わせガラス12と、切欠部26と、切欠部26に配置された電極28、端子32およびスペーサ40と、縦辺部および下辺部を加熱するため発熱線条22を備える。発熱線条22を配置する場所は、特に限定されない。
合わせガラス12は、車外側に位置する第1ガラス板と車内側に位置する第2ガラス板とが中間膜を介して接合された合わせガラスである。
カウルルーバ60は、その後端部において、第1ガラス板に沿うように配置される上片64と、第2ガラス板の側に配置される複数の下片66とにより構成され、断面U字状となる挟持部62を備える。上片64と下片66とにより形成される開口部に、ウインドシールド10の下縁部を挿入することにより、挟持部62は、ウインドシールド10を挟持する。挟持部62により、ウインドシールド10とカウルルーバ60とが連接される。
図2に示されるように、ウインドシールド10は、車外側に配置される第1ガラス板14と、車内側に配置される第2ガラス板16と、第1ガラス板14と第2ガラス板16とを接合する中間膜18とを備える合わせガラス12を含む。図2に示されるように、第1ガラス板14の車内面14Aと、第2ガラス板16の車外面16Aとが中間膜18により接合される。
中間膜18としては、ポリビニルブチラール(PVB(Polyvinyl butylal))製の中間膜、またはエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA(Ethylene-Vinyl Acetate))製の中間膜を使用できる。
図2に示されるように、発熱線条22が、第1ガラス板14の車内面14Aに配置される。発熱線条22は、導電性材料で形成され、例えば金属で形成される。金属としては、特に限定されないが、例えば、金、銀、ニッケル、銅、アルミニウム、錫、コバルト、またはこれらの元素のうちの少なくとも1つの元素を含む合金などが用いられる。また、発熱線条22は、例えば、金属ペーストなどの導電ペーストを焼成することにより形成される。
図2に示されるように、ウインドシールド10は、その下縁部の一部に切欠部26を有している。切欠部26は、第2ガラス板16の一部と中間膜18とを取り除き、第1ガラス板14の車内面14Aが露出する領域である。
発熱線条22に電気的に接続され、給電部を構成する複数の電極28が、切欠部26内の車内面14Aに配置される。電極28は、発熱線条22と同様の方法により形成することができる。第1実施形態では、切欠部26は、ウインドシールド10の前側端部に向けて切欠きの長さが大きくなるように略半円形の形状を有している。しかしながら、切欠部26は、必要な電極28を配置できる大きさを有していれば、その大きさ、および形状は、特に限定されない。
切欠部26において、スペーサ40が、電極28よりウインドシールド10の下縁部の側に配置される。図2に示されるように、スペーサ40は、略立方体の形状を有する。
スペーサ40を切欠部26に配置することにより、スペーサ40は、取り除かれた第2ガラス板16と中間膜18とが存在しているような作用を有する。後述するように、切欠部26においても、スペーサ40の存在により、第2ガラス板16と中間膜18とが存在する領域と同様に、カウルルーバ60の挟持部62により、ウインドシールド10の下縁部を挟持することができる。
スペーサ40の前後方向に直交する方向の幅Wは、スペーサ40の両側部が第2ガラス板16および中間膜18に接する長さであることが好ましい。
次にカウルルーバ60とウインドシールド10との連接構造について説明する。
図3に示されるように、カウルルーバ60の後端部において、挟持部62がウインドシールド10の下縁部を挟持する。上片64と下片66により形成される開口部に、ウインドシールド10の切欠部26を除く領域が挿入されると、上片64が第1ガラス板14の車外面14Bに接し、下片66が第2ガラス板16の車内面16Bに接する。上片64と下片66とを有する挟持部62によりウインドシールド10の下縁部が挟圧される。挟持部62の開口部の幅を、合わせガラス12の厚みより小さくすることにより、挟持部62がウインドシールド10を挟持する力を大きくすることができる。
ガラス板の切断面のハマ欠け等の防止や、作業者がウインドシールド10をハンドリングする際の安全性の観点から、第1ガラス板14の前側端部14C、および第2ガラス板16の前側端部16Cは曲面形状(面取り部)を有することが好ましい。
図4に示されるように、切欠部26内において、電極28が第1ガラス板14の車内面14Aに配置される。電極28は発熱線条22と電気的に接続される。導線30が端子32を介して電極28に接続される。端子32は、半田付けによって電極28に接合される。
図4に示されるように、上片64と下片66により形成される開口部に、ウインドシールド10の切欠部26が挿入されると、上片64が第1ガラス板14の車外面14Bに接し、下片66がスペーサ40の頂面部40Aに接する。スペーサ40は第2ガラス板16および中間膜18が存在するかのように機能するので、カウルルーバ60の後端部において、挟持部62はウインドシールド10の下縁部の切欠部26の領域を挟持できる。
スペーサ40の頂面部40Aまでの高さHは、車内面14Aを基準として、第2ガラス板16の車内面16Bまでの高さH1に略等しい。したがって、ウインドシールド10の下縁部において、頂面部40Aと第2ガラス板16の車内面16Bとは相互に略面一(略同一面)の状態となることが好ましい。
第1実施形態では、スペーサ40と第1ガラス板14とが、例えば、両面接着テープ42により接合される。スペーサ40と第1ガラス板14とを接合でき、かつスペーサ40の頂面部40Aと第2ガラス板16の車内面16Bを相互に略面一にできれば、接着の方法は、特に限定されない。
スペーサ40の前側端部40Bと第1ガラス板14の前側端部14Cとが相互に面一であることが好ましい。面一は、一見して面一であればよく、面一および略面一を含む。スペーサ40により、第1ガラス板14の前側端部14Cを保護できるので、第1ガラス板14に割れ、および欠けが発生することを防止することができる。また、ウインドシールド10の下縁部が挟持部62の開口部に挿入しやすくできる。
スペーサ40の前側端部40Bにおいて、車内側の端部の形状が、第2ガラス板16の前側端部16C(図3参照)の車内側の形状と同一の形状であることが好ましい。同一の形状にすることにより、挟持部62とウインドシールド10とは、ウインドシールド10の下縁部の場所に関係なく、確実に挿入できる。同一の形状とは、同一の形状、および略同一の形状を含む。スペーサ40の前側端部40Bが、第2ガラス板16の前側端部16Cと同様に曲面形状であることが好ましい。挟持部62とウインドシールド10とは、容易に挿入できる。
スペーサ40の前後方向の奥行Dは、挟持部62の下片66の先端側で挟持できる大きさであればよい。第1ガラス板14の前側端部14Cとスペーサ40の前側端部40Bとは相互に面一であることが好ましいが、面一でなくてもよい。
スペーサ40は、その素材として合成樹脂、金属、ガラス、およびゴム類などからなる群から選択される素材から構成されることが好ましい。合成樹脂としてTPE(Thermo Plastic Elastomer)樹脂を用いることが好ましい。TPE樹脂を用いる場合、ショア硬度はHs70以上であることが好ましい。ウインドシールド10を挟持部62に挿入する際、下片66によりスペーサ40が変形することを抑制できる。しかし、スペーサ40は、これらの素材、およびショア硬度に限定されない。
第1実施形態では、切欠部26内において、第2ガラス板16および中間膜18と、スペーサ40との間に封止材34が充填される。封止材34として、例えば、シリコーン樹脂等を用いることができる。封止材34により、導線30の一部、電極28、および端子32が封止され、かつ保護される。
次に、第1実施形態の変形例について図5を参照して説明する。第1実施形態と同様の構成には同様の符号を付して説明を省略する場合がある。
図5に示されるように、上片64と下片66により形成される開口部に、ウインドシールド10の切欠部26が挿入されると、上片64が車外面14Bに接し、下片66が車内面16Bに面一の頂面部40Aに接する。したがって、挟持部62は第1ガラス板14とスペーサ40とを挟持できる。
第1実施形態の変形例においては、第2ガラス板16の車内面16Bであって、切欠部26の周囲に堰50が配置される。また、スペーサ40が、断面視でL字形状を有しており、下片66に挟持されない部位において、頂面部40Aよりも車内側に突出した突出部40Cを有している。
堰50とL字形状のスペーサ40により、封止材34が流れ出すことを防止できるので、第1実施形態の変形例は、第1実施形態と比較して、多くの封止材34が充填できる。封止材34を多くすることにより、導線30の一部、電極28、および端子32をより確実に保護することができる。また、L字形状のスペーサ40により、導線30は突出部40Cを超えて取り出すことができる。したがって、スペーサ40は、挟持部62が導線30を挟み込むことを防止できる。
スペーサ40は、下片66に挟持されない部位において、頂面部40Aよりも車内側に突出した突出部40Cを有していれば、スペーサ40の形状は限定されない。例えば、スペーサ40はT字形状を有することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造について、図6を参照に説明する。なお、第1実施形態のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造と同様の構成には同一符号を付して説明を省略する場合がある。
図6に示されるように、カウルルーバ60の後端部と、ウインドシールド10の下縁部とが連接される。ウインドシールド10は、合わせガラス12と、切欠部26と、切欠部26に配置された電極28、端子32およびスペーサ40と、縦辺部および下辺部を加熱するため発熱線条22を備える。
第2実施形態のカウルルーバ付きウインドシールド10と、第1実施形態のカウルルーバ60とウインドシールド10との連接構造とは、カウルルーバ60の挟持部の下片66の形状が異なる。
カウルルーバ60は、その後端部において、第1ガラス板14に沿うように配置される上片64と、第2ガラス板16に沿うように配置される下片66とにより構成される断面U字状となる挟持部62を備える。下片66は、カウルルーバ60の幅方向に連続して延びる形状を有する。
第2実施形態では、挟持部62の全体が、ウインドシールド10の下縁部(切欠部26の領域、および切欠部26以外の領域)を挟持する。下片66が連続する長さの形状を持つので、車内側への浸水がより効果的に防止できる。
10…ウインドシールド、12…合わせガラス、14…第1ガラス板、14A…車内面、14B…車外面、14C…前側端部、16…第2ガラス板、16A…車外面、16B…車内面、16C…前側端部、18…中間膜、22…発熱線条、26…切欠部、28…電極、30…導線、32…端子、34…封止材、40…スペーサ、40A…頂面部、40B…前側端部、40C…突出部、42…両面接着テープ、50…堰、60…カウルルーバ、62…挟持部、64…上片、66…下片、D…奥行、U…断面、W…幅

Claims (7)

  1. カウルルーバの後端部とウインドシールドの下縁部とを連接してなるカウルルーバとウインドシールドとの連接構造であって、
    前記ウインドシールドは、
    車外側に配置される第1ガラス板と、車内側に配置される第2ガラス板と、前記第1ガラス板および前記第2ガラス板を接合する中間膜と、を有する合わせガラスと、
    前記合わせガラスの下縁部の一部に、前記第2ガラス板および前記中間膜が取り除かれた切欠部と、
    前記切欠部内であって、前記第1ガラス板の車内面に設けられた給電部と、
    前記給電部と電気的に接続される導線と、
    前記切欠部内であって、前記給電部より前記ウインドシールドの下縁部の側に配置されたスペーサと、を備え、
    前記カウルルーバは、その後端部に、前記第1ガラス板に沿うように配置される上片と前記第2ガラス板の側に配置される下片とにより構成される断面U字状となる挟持部を備え、
    前記挟持部により前記第1ガラス板と前記スペーサとが挟持され
    断面視で、前記スペーサの前側端部の車内側の形状が、前記第2ガラス板の前記切欠部以外の前側端部の車内側の形状と同一の形状であり、
    前記スペーサの前記前側端部の車内側の形状が、曲面形状である、カウルルーバとウインドシールドとの連接構造。
  2. 前記スペーサは前記挟持部の前記下片の先端側で挟持される請求項1に記載のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造。
  3. 前記スペーサの前側端部と前記第1ガラス板の前側端部とが相互に面一である請求項1または2に記載のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造。
  4. 前記スペーサが、合成樹脂、金属、ガラス、およびゴム類からなる群から選択される素材から構成される請求項1から3の何れか一項に記載のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造。
  5. 前記切欠部に前記給電部を封止する封止材を有する請求項1から4の何れか一項に記載のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造。
  6. 前記スペーサは、前記下片に挟持されない部位において、頂面部よりも車内側に突出した突出部を有している請求項1から5の何れか一項に記載のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造。
  7. 前記下片が前記第2ガラス板に沿うように配置される請求項1から6の何れか一項に記載のカウルルーバとウインドシールドとの連接構造。
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