JP6877624B2 - リム交換装置、タイヤ試験装置、及びリム交換方法 - Google Patents

リム交換装置、タイヤ試験装置、及びリム交換方法 Download PDF

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Description

本発明は、リム交換装置、タイヤ試験装置、及びリム交換方法に関する。
タイヤの製造工程においては、加硫工程の後に様々な検査が行われる。加硫工程後のタイヤの検査を行う検査システムとしては、例えば、タイヤの不均一性を計測するタイヤユニフォミティマシンや、タイヤのアンバランスを計測するダイナミックバランシングマシン等が知られている。
上記タイヤユニフォミティマシンやダイナミックバランシングマシン等のタイヤ試験装置の場合、タイヤ保持機構を用いてタイヤを保持した状態で、タイヤを回転させて検査を行う。このとき、タイヤは、上スピンドルに取り付けられた上リムと下スピンドルに取り付けられた下リムとの間に挟まれた状態で固定される。
ところで、タイヤには複数の種類がある。このため、検査するタイヤに応じて、上スピンドルに取り付けられた上リム、及び下スピンドルに取り付けられた下リムを交換する必要がある。
特許文献1には、上スピンドルの上方にリング状に載置された上リム保管部と、上スピンドルに対して一方向から上リムを回収する第1の上リム交換ユニットと、該一方向に対して交差する他方向から上スピンドルに対して、上リム保管部に保管された上リムを上スピンドルに搬送する第2の上リム交換ユニットと、を有するリム交換装置を備えたタイヤユニフォミティマシンが開示されている。
国際公開第2012/063281号公報
上述したように、特許文献1では、上スピンドルに取り付けられた上リムを回収する方向(一方向)に対して交差する他方向から上スピンドルに他の上リムを搬送する。このため、上リム同士の衝突を回避する観点から、上スピンドルから上リムの大部分が一方向に搬送された後でないと、上スピンドルに対して他方向から他の上リムを搬送することが困難であった。
このため、リム交換に要する時間をさらに短縮することが困難であった。
そこで、本発明は、上リム及び下リムの交換時間をさらに短縮することの可能なリム交換装置、タイヤ試験装置、及びリム交換方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係るリム交換装置は、上リムを上方から回転可能に支持する上スピンドル、及び該上スピンドルの下方に配置され、下リムを回転可能に支持する下スピンドルを有し、前記上リムと下リムとの間にタイヤを保持するタイヤ保持機構と、異なる種類の複数の上リム、及び異なる種類の複数の下リムが保管されたリム保管庫と、前記タイヤ保持機構と前記リム保管庫との間に配置されたリム搬送機構と、を備え、前記リム搬送機構は、上下方向に延びる第1の支柱と、前記上下方向に移動可能な状態で前記第1の支柱に設けられ、該第1の支柱の軸線を中心に旋回するとともに、前記リム保管庫から選択した前記上リムを前記上スピンドルに搬送し、該上スピンドルに装着させる第1の搬送アームと、前記上下方向に移動可能な状態で前記第1の支柱に設けられ、かつ該第1の支柱の軸線を中心に旋回するとともに、前記リム保管庫から選択した前記下リムを前記下スピンドルに搬送し、該下スピンドルに装着する第2の搬送アームと、前記上下方向に延び、前記第1の支柱と隣り合う位置に設けられた第2の支柱と、前記上下方向に移動可能な状態で前記第2の支柱に設けられ、該第2の支柱を中心に旋回するとともに、前記上スピンドルから回収した前記上リムを搬送し、前記リム保管庫に収納させる第3の搬送アームと、前記上下方向に移動可能な状態で前記第2の支柱に設けられ、該第2の支柱を中心に旋回するとともに、前記下スピンドルから回収した前記下リムを搬送し、前記リム保管庫に収納させる第4の搬送アームと、を有し、前記第1の搬送アームは、前記上リムの回収後に前記第3の搬送アームが旋回する側とは反対側から前記第3の搬送アームを追いかける方向に旋回することで、前記上スピンドルに他の上リムを搬送し、前記第2の搬送アームは、前記下リムの回収後に前記第4の搬送アームが旋回する側とは反対側から前記第4の搬送アームを追いかける方向に旋回することで、前記下スピンドルに他の下リムを搬送する。
本発明によれば、リム保管庫から選択した上リムを上スピンドルに搬送する第1の搬送アームと、上スピンドルから回収した上リムを搬送し、リム保管庫に収納させる第3の搬送アームと、を有するとともに、上リムの回収後に第3の搬送アームが旋回する側とは反対側から第3の搬送アームを追いかける方向に第1の搬送アームが旋回して上スピンドルに他の上リムを搬送することで、上スピンドルから回収した上リムの旋回開始と同じタイミングで、上スピンドルに対して他の上リムを搬送することが可能となる。これにより、上リムの交換時間をさらに短縮することができる。
また、リム保管庫から選択した下リムを下スピンドルに搬送する第2の搬送アームと、下スピンドルから回収した下リムを搬送し、リム保管庫に収納させる第4の搬送アームと、を有するとともに、下リムの回収後に第4の搬送アームが旋回する側とは反対側から第4の搬送アームを追いかける方向に第2の搬送アームが旋回して下スピンドルに他の下リムを搬送することで、下スピンドルから回収した下リムの旋回開始と同じタイミングで、下スピンドルに対して他の下リムを搬送することが可能となる。これにより、下リムの交換時間をさらに短縮することができる。
また、上記本発明の一態様に係るリム交換装置において、前記リム保管庫は、前記異なる種類の複数の上リム、及び前記異なる種類の複数の下リムを上下方向に保管しており、前記異なる種類の複数の上リムの下方に前記異なる種類の複数の下リムを配置させてもよい。
このように、異なる種類の複数の上リム、及び異なる種類の複数の下リムを上下方向に保管することで、複数の上リム及び下リムを平面に並べて保管した場合と比較して、複数の上リム及び下リムを保管するリム保管庫の設置面積を小さくすることができる。
また、上記本発明の一態様に係るリム交換装置において、前記第1の支柱、及び前記第2の支柱は、前記リム保管庫の中心軸と前記上スピンドル及び前記下スピンドルの中心軸とを結ぶ直線に対して直交する方向において対向配置されていてもよい。
このように、リム保管庫の中心軸と上スピンドル及び下スピンドルの中心軸とを結ぶ直線に対して直交する方向において、第1の支柱と第2の支柱とを対向配置させることで、上リムの回収後に第3の搬送アームが旋回する側とは反対側から第3の搬送アームを追いかける方向に第1の搬送アームを旋回させることができるとともに、下リムの回収後に第4の搬送アームが旋回する側とは反対側から第4の搬送アームを追いかける方向に第2の搬送アームを旋回させることができる。
また、上記本発明の一態様に係るリム交換装置において、前記第2の搬送アームは、前記上下方向において前記第1の搬送アームと重なった位置に配置されており、前記第4の搬送アームは、前記上下方向において前記第3の搬送アームと重なった位置に配置されており、前記第1の搬送アーム及び前記第2の搬送アームを同じタイミングで、かつ同じ方向に旋回させる第1の旋回部と、前記第1の搬送アームを前記上下方向に昇降させる第1の昇降部と、前記第2の搬送アームを前記上下方向に昇降させる第2の昇降部と、前記第3の搬送アーム及び前記第4の搬送アームを同じタイミングで、かつ同じ方向に旋回させる第2の旋回部と、前記第3の搬送アームを前記上下方向に昇降させる第3の昇降部と、前記第4の搬送アームを前記上下方向に昇降させる第4の昇降部と、を有してもよい。
このような構成とされた第1及び第2の旋回部を有することで、上リム及び下リムの回収と、上リム及び下リムの搬送と、を同時に行うことが可能となるので、上リム及び下リムの交換時間をより短縮することができる。
また、上記第1〜第4の昇降部を有することで、第1〜第4の搬送アームを独立して上下方向に移動させることができる。
また、上記本発明の一態様に係るリム交換装置において、前記複数の上リムは、第1のフランジ部を有し、前記複数の下リムは、第2のフランジ部を有しており、前記第1の搬送アーム、及び前記第3の搬送アームは、C字形状とされるとともに、内側に前記第1のフランジ部が載置される第1の支持溝が形成された上リム支持部をそれぞれ有し、前記第2の搬送アーム、及び前記第4の搬送アームは、C字形状とされるとともに、内側に前記第2のフランジ部が載置される第2の支持溝が形成された下リム支持部をそれぞれ有しており、前記第1の搬送アームの前記上リム支持部は、前記リム保管庫から前記上スピンドルに向かう側が開口されており、前記第2の搬送アームの前記下リム支持部は、前記リム保管庫から前記下スピンドルに向かう側が開口されており、前記第3の搬送アームの前記上リム支持部は、前記リム保管庫から前記上スピンドルに向かう側が開口されており、前記第4の搬送アームの前記下リム支持部は、前記リム保管庫から前記下スピンドルに向かう側が開口されていてもよい。
このように、C字形状とされるとともに、内側に上リムの第1のフランジ部が載置される第1の支持溝が形成された上リム支持部を含むとともに、上リム支持部の開口がリム保管庫から上スピンドルに向う側に形成された第1及び第3の搬送アームを有することで、第1及び第3の搬送アームを同じ方向に旋回させることで、第1の搬送アームと第3の搬送アームとの干渉を抑制した上で、上スピンドルからの上リムの回収、及びリム保管庫に保管された上リムの上スピンドルへの搬送を行うことができる。
また、C字形状とされるとともに、内側に下リムの第2のフランジ部が載置される第2の支持溝が形成された下リム支持部を含むとともに、下リム支持部の開口が下スピンドルからリム保管庫に向かう側に形成された第2及び第4の搬送アームを有することで、第2の搬送アームと第4の搬送アームとの干渉を抑制した上で、下スピンドルからの下リムの回収、及びリム保管庫に保管された下リムの下スピンドルへの搬送を行うことができる。
また、上記本発明の一態様に係るリム交換装置において、前記リム保管庫に保管され、前記上下方向に配置された前記複数の上リムのうち、少なくとも2つの上リムの間には、前記第1の搬送アーム、及び前記第3の搬送アームが通過可能な第1の隙間が形成されており、前記リム保管庫に保管され、前記上下方向に配置された前記複数の下リムのうち、少なくとも2つの下リムの間には、前記第2の搬送アーム、及び前記第4の搬送アームが通過可能な第2の隙間が形成されていてもよい。
このように、上下方向に配置された複数の上リムのうち、少なくとも2つの上リムの間に、第1の搬送アームを通過可能な第1の隙間を形成することで、第1の搬送アームが第1の隙間を通過後に、リム保管庫に保管された上リムをC字形状とされた上リム支持部により支持し、リム保管庫から上スピンドルに向かう方向に上リムを旋回搬送することができる。
また、第3の搬送アームを通過可能な上記第1の隙間を形成することで、C字形状とされた上リム支持部を有する第3の搬送アームがリム保管庫に上リムを収納させた後、上リムを支持していない第3の搬送アームが第1の隙間を通過することで、リム保管庫と上スピンドルの間に第3の搬送アームを移動させることができる。
また、上下方向に配置された複数の下リムのうち、少なくとも2つの下リムの間に、第2の搬送アームを通過可能な第2の隙間を形成することで、第2の搬送アームが第2の隙間を通過後に、リム保管庫に保管された下リムをC字形状とされた下リム支持部により支持し、リム保管庫から下スピンドルに向かう方向に下リムを旋回搬送することができる。
また、第4の搬送アームを通過可能な上記第2の隙間を形成することで、C字形状とされた下リム支持部を有する第4の搬送アームがリム保管庫に下リムを収納させた後、下リムを支持していない第4の搬送アームが第2の隙間を通過することで、リム保管庫と下スピンドルの間に第4の搬送アームを移動させることができる。
また、上記本発明の一態様に係るリム交換装置において、前記リム保管庫は、前記上下方向に延びる支持板と、前記支持板のうち、前記タイヤ保持機構と対向する側に設けられ、前記上下方向に間隔を空けて配置され、前記上リムを支持する複数の上リム支持台と、前記支持板のうち、前記タイヤ保持機構と対向する側に設けられ、前記上下方向に間隔を空けて配置され、前記下リムを支持する複数の下リム支持台と、前記支持板の一方の端に設けられ、前記支持板を旋回させる旋回軸部と、を有してもよい。
このような構成とすることで、旋回軸部を中心として、支持板とともに、複数の上リム支持台及び下リム支持台を旋回させることが可能となる。
これにより、タイヤ保持機構とリム保管庫との間に配置されたリム搬送機構がリム保管庫に保管する上リム及び下リムの入れ替え作業の邪魔になることがなくなるため、リム保管庫に保管する上リム及び下リムの入れ替え作業を容易に行うことができる。
また、上記本発明の一態様に係るタイヤ試験装置において、上記リム交換装置と、前記上リムと前記下リムとの間に保持された前記タイヤの特性を計測する計測部と、を備える。
このように、タイヤ試験装置が上記リム交換装置を備えることで、上スピンドルから上リムの回収、及び上スピンドルへの上リムの搬送に要する時間、並びに下スピンドルからの下リムの回収、及び下スピンドルへの下リムへの搬送に要する時間を短縮することが可能となる。これにより、上リム及び下リムの交換時間を含むタイヤの特性の計測に要する時間を短縮することができる。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係るリム交換方法は、第1の支柱に設けられ、該第1の支柱を中心に旋回する第1及び第2の搬送アーム、並びに第2の支柱に設けられ、該第2の支柱を中心に旋回する第3及び第4の搬送アームを用いたリム搬送交換であって、前記第3の搬送アームにより、上スピンドルに装着された上リムを支持した後、該上スピンドルの下方に前記第3の搬送アームを移動させ、その後、リム保管庫に向かう方向に前記第3の搬送アームを旋回させる際に、旋回する前記第3の搬送アームを追いかけるように、前記リム保管庫内の他の上リムを支持した前記第1の搬送アームを旋回移動させて、前記上スピンドルの下方に前記他の上リムを移動させる上リム交換工程と、前記第4の搬送アームにより、下スピンドルに装着された下リムを支持した後、該下スピンドルの上方に前記第4の搬送アームを移動させ、その後、前記リム保管庫に向かう方向に前記第4の搬送アームを旋回させる際に、旋回する前記第4の搬送アームを追いかけるように、前記リム保管庫内の他の下リムを支持した前記第2の搬送アームを旋回移動させて、前記下スピンドルの上方に前記他の下リムを移動させる下リム交換工程と、を備え、前記上リム交換工程において、前記第1の搬送アームは、前記上リムを支持する前記第3の搬送アームの前記上スピンドルの下方からの退避と連動して、前記上スピンドルの下方に前記他の上リムを搬送させ、前記下リム交換工程において、前記第2の搬送アームは、前記下リムを支持する前記第4の搬送アームの前記下スピンドルの上方からの退避と連動して、前記下スピンドルの上方に前記他の下リムを搬送させる。
このように、上リム交換工程において、上リムを支持する第3の搬送アームの上スピンドルの下方からの退避と連動して、第1の搬送アームが上スピンドルの下方に他の上リムを搬送させることで、交換される上リムの退避開始と同時に上スピンドルの下方に他の上リムの搬送を開始することが可能となる。これにより、上リムの交換時間をさらに短縮することができる。
また、下リム交換工程において、下リムを支持する第4の搬送アームの下スピンドルの上方からの退避と連動して、第2の搬送アームが下スピンドルの上方に他の下リムを搬送させることで、交換される下リムの退避開始と同時に下スピンドルの上方に他の下リムの搬送を開始することが可能となる。これにより、下リムの交換時間をさらに短縮することができる。
また、上記本発明の一態様に係るリム交換方法において、前記第1の搬送アームは、前記第3の搬送アームが退避する前の段階で、前記他の上リムを支持した状態で、前記上スピンドルの近くに静止させ、前記第2の搬送アームは、前記第4の搬送アームが退避する前の段階で、前記他の下リムを支持した状態で、前記下スピンドルの近くに静止させてもよい。
このように、第3の搬送アームが退避する前の段階で、他の上リムを支持した第1の搬送アームを上スピンドルの近くに静止させることにより、第3の搬送アームが退避を開始した際にすばやく上スピンドルの下方に他の上リムを搬送させることが可能となる。これにより、上リムの交換時間をさらに短縮することができる。
また、第4の搬送アームが退避する前の段階で、他の下リムを支持した第2の搬送アームを下スピンドルの近くに静止させることにより、第4の搬送アームが退避を開始した際にすばやく下スピンドルの上方に他の下リムを搬送させることが可能となる。これにより、下リムの交換時間をさらに短縮することができる。
また、上記本発明の一態様に係るリム交換方法において、前記上スピンドルと前記下スピンドルが対向する方向である上下方向において前記第1の搬送アーム及び前記第2の搬送アームが重なるように、前記第1の搬送アーム及び前記第2の搬送アームの旋回及び昇降を行い、前記上下方向において前記第3の搬送アーム及び前記第4の搬送アームが重なるように、前記第3の搬送アーム及び前記第4の搬送アームの旋回及び昇降を行ってもよい。
このように、上下方向において重なるように第1の搬送アーム及び第2の搬送アームの旋回及び昇降を行うとともに、上下方向において重なるように第3の搬送アーム及び第4の搬送アームの旋回及び昇降を行うことで、上リム及び下リムの交換を同時に行うことが可能となる。これにより、上リム及び下リムの交換時間をより短縮することができる。
本発明によれば、上リム及び下リムの交換時間をさらに短縮することができる。
本発明の実施形態に係るタイヤ試験装置の概略構成を示す側面図である。 図1に示すリム保管庫及びリム搬送機構からなる構造体を上面側から平面視した図である。 図2に示すリム保管庫及びリム搬送機構からなる構造体のB−B線方向の断面図である。 下リムを支持した下リム支持部の側面図である。 上リムを支持した上リム支持部の側面図である。 上リム交換工程、下リム交換工程、及びタイヤTの特性の計測工程を説明するためのフローチャートである。 リム交換前における第1〜第4の搬送アームの位置関係を説明するための図である。 リム交換の初期における第1〜第4の搬送アームの旋回及び位置関係を説明するための図である。 上リム及び下リムがリム搬送エリア内に搬送された際の第1〜第4の搬送アームの旋回及び位置関係を説明するための図である。 リム保管庫の変形例を示す側面図である。 図10に示すリム保管庫のうち、領域Jで囲まれた部分を上面側から平面視した図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について詳細に説明する。
〔実施形態〕
図1〜図5を参照して、本発明の実施形態のタイヤ試験装置10について説明する。図1に示すリム保管庫17及びリム搬送機構18からなる構造体は、図2に示すリム保管庫17及びリム搬送機構18からなる構造体のB−B線方向の断面図に対応している。
図1では、一例として、異なる種類の上リム6A〜6F(複数の上リム)のうち、上リム6Bが上スピンドル32に装着されるとともに、異なる種類の下リム5A〜5Fのうち、下リム5Eが下スピンドル23に装着された状態を図示している。図1では、タイヤTを点線で図示する。
また、図1において、Cは上スピンドル32と下スピンドル23との間に位置するとともに、上リム6A〜6F及び下リム5A〜5Fが搬送されるエリア(以下、「リム搬送エリアC」という)、Oは上スピンドル32及び下スピンドル23の軸線(以下、「軸線O」という)、Oは第2の支柱62の軸線(以下、「軸線O」という)、Oはリム保管庫17の(以下、「中心軸O」という)をそれぞれ示している。
また、図1において、X方向は計測部13、タイヤ保持機構15、リム搬送機構18、及びリム保管庫17の配列方向、Z方向は上下方向(鉛直方向)をそれぞれ示している。
図2では、説明の便宜上、上下方向(Z方向)において対向配置された第1の搬送アーム64と第2の搬送アーム65との位置をずらして図示する。
同様な理由により、図2では、上下方向(Z方向)において対向配置された第3の搬送アーム73と第4の搬送アーム74との位置をずらして図示する。
また、図2では、図面を見やすくする観点から、天板20を点線で図示し、天板20の下にある構造体を実線で図示する。さらに、図2では、天板20の外側に旋回したリム保管庫17を点線で図示する。
図2において、Y方向は図1に示すZ方向及びX方向に対して直交する第1及び第2の支柱61,62の配列方向(対向方向)、Lはリム保管庫17の中心軸Oと上スピンドル32及び下スピンドル23の中心軸Oとを結ぶ直線(以下、「直線L」という)をそれぞれ示している。図2において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図3において、図1及び図2に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図4及び図5において、図1〜図3に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。図4では、説明の便宜上、下リム5Eを断面で図示する。また、図5では、説明の便宜上、上リム6Bを断面で図示する。
タイヤ試験装置10は、リム交換装置11と、計測部13と、を有する。
リム交換装置11は、タイヤ保持機構15と、リム保管庫17と、リム搬送機構18と、支柱19A〜19Dと、天板20と、を有する。
タイヤ保持機構15は、基台21と、サーボモータ22と、下スピンドル23と、支柱25と、昇降部27と、上スピンドル32と、タイヤ搬送機34と、を有する。
基台21は、Z方向に対して直交する水平面方向に延びる台である。
サーボモータ22は、下スピンドル23の下方に位置する基台21内に収容されている。サーボモータ22は、下スピンドル23を回転させることが可能な状態で下スピンドル23と接続されている。
下スピンドル23は、サーボモータ22の上方に位置する基台21上に設けられている。下スピンドル23は、下リム5A〜5Fのうち、いずれか1つの下リムの貫通部に挿入されることで、下リムの位置を規制する突出部37を有する。
図1の場合、下スピンドル23は、上リム6Bと下リム5Eとの間にタイヤTが挟み込まれた状態で、サーボモータ22により回転させられる。
支柱25は、基台21上に設けられている。支柱25は、基台21の上面21aから上方に延びている。
昇降部27は、ボールねじ39と、リムエレベータ42と、を有する。
ボールねじ39は、支柱25の上部に設けられており、Z方向に延びている。
リムエレベータ42は、ボールねじ39に取り付けられている。これにより、リムエレベータ42は、Z方向に移動可能な構成とされている。
リムエレベータ42は、上スピンドル32を支持している。これにより、リムエレベータ42は、上スピンドル32をZ方向に昇降させる。
なお、ボールねじ39及びスライドレールを併用して、昇降部27を構成してもよい。
上スピンドル32は、下スピンドル23の上方に配置されている。上スピンドル32及び下スピンドル23の軸線は、一致している。上スピンドル32及び下スピンドル23の軸線は、Z方向に延びる軸線Oとされている。
上スピンドル32は、下部に上リム6A〜6Fの上部をチャックするチャック部を有する。上スピンドル32は、該チャック部を閉じることで、1つの上リム(図1の場合、上リム6B)を保持する。また、上スピンドル32は、該チャックを開くことで、保持していた上リムの保持を解除する。
図1に示す状態から、上スピンドル32が下降することで、上リム6Bと下リム5Eとの間にタイヤTが保持される。その後、上リム6Bと下リム5Eとの間に挟まれたタイヤTは、上スピンドル32及び下スピンドル23とともに回転させられる。
タイヤ搬送機34は、Z方向に延び、かつボールねじ39とは異なるボールねじに取り付けられている。これにより、タイヤ搬送機34は、Z方向に移動可能な構成とされている。
タイヤ搬送機34は、リム搬送エリアCにタイヤTを搬送するための装置である。
なお、ボールねじ及びスライドレールを併用して、タイヤ搬送機34をZ方向に移動させる駆動部を構成してもよい。
リム保管庫17は、X方向においてタイヤ保持機構15と対向するように配置されている。
リム保管庫17は、支持板45と、複数の下リム支持台47と、複数の上リム支持台49と、天板51と、旋回軸部53と、を有する。
支持板45は、Z方向が長手方向とされ、Y方向が短手方向とされた矩形の板である。支持板45は、床に対して旋回軸部53により支持されている。支持板45は、タイヤ保持機構15と対向する対向面45aを有する。
複数の下リム支持台47は、支持板45の対向面45aの下部に間隔を空けて固定されている。複数の下リム支持台47は、下リム5A〜5Fを載置するための台である。複数の下リム支持台47の上面側には、下リム5A〜5Fの位置ずれを抑制するための凹部が形成されている。
下リム支持台47に支持された下リム5Dと下リム5Cを支持する下リム支持台47との間には、Z方向の幅が第2の搬送アーム65、及び第4の搬送アーム74が通過可能な幅とされた第2の隙間G2が形成されている。
なお、図1に示す第2の隙間G2の形成位置は、一例であって、図1に示す構造に限定されない。
ここで、下リム5A〜5Fのうち、下リム5Eについて説明する。
下リム5Eは、Z方向(高さ方向)の中間部に設けられ、水平面方向に突出するタイヤ押さえ部7Aと、タイヤ押さえ部7Aの下面側から下方に突出する第2のフランジ部7Bとを有する。
タイヤ押さえ部7Aは、タイヤTに当接される部分である。第2のフランジ部7Bは、第2及び第4の搬送アーム65,74により支持される部分である。
下リム5E以外の下リム5A〜5D,5Fも第2のフランジ部7Bを有する。下リム5A〜5Fは、高さが異なるリムである。
複数の上リム支持台49は、支持板45の対向面45aの上部に間隔を空けて固定されている。複数の上リム支持台49は、複数の下リム支持台47の上方に配置されている。
複数の上リム支持台49は、上リム6A〜6Fを載置するための台である。複数の上リム支持台49の上面側には、上リム6A〜6Fの位置ずれを抑制するための凹部が形成されている。
上リム支持台49に支持された上リム6Dと上リム6Cを支持する上リム支持台49との間には、Z方向の幅が第1の搬送アーム64、及び第3の搬送アーム73が通過可能な幅とされた第1の隙間G1が形成されている。
なお、図1に示す第1の隙間G1の形成位置は、一例であって、図1に示す構造に限定されない。
ここで、上リム6A〜6Fのうち、上リム6Bについて説明する。
上リム6Bは、Z方向(高さ方向)の中間部に設けられ、水平面方向に突出する第1のフランジ部8Aと、第1のフランジ部8Aの上方に配置されたフランジ部8Bと、第1のフランジ部8Aの下方に配置されたタイヤ押さえ部8Cと、を有する。
第1のフランジ部8Aは、第1及び第3の搬送アーム64,73により支持される部分である。タイヤ押さえ部8Cは、タイヤTに当接される部分である。
上リム6B以外の上リム6A,6C〜6Fも第1のフランジ部8Aを有する。上リム6A〜6Fは、高さが異なるリムである。
上述したように、異なる種類の複数の上リム6A〜6F、及び異なる種類の複数の下リム5A〜5FをZ方向に保管することで、複数の上リム6A〜6F及び下リム5A〜5Fを平面に並べて保管した場合と比較して、複数の上リム6A〜6F及び下リム5A〜5Fを保管するリム保管庫17の設置面積を小さくすることができる。
天板51は、X方向に配置された一方の端部が支持板45の上端に固定されている。天板51は、支持板45の上端からリム搬送機構18に向かう方向に延びている。天板51は、最上部に配置された上リム6Aと対向している。
旋回軸部53は、Y方向に配置された天板51の一方の端部、及び該一方の端部の上方に配置された天板20,51を貫通して設けられている。
旋回軸部53は、旋回軸部53を中心として、支持板45、複数の下リム支持台47、複数の上リム支持台49、及び天板51からなる構造体を旋回させる。
このように、リム保管庫17が旋回軸部53を有することで、旋回軸部53を中心として、支持板45とともに、複数の上リム支持台49及び下リム支持台47台を旋回させることが可能となる。
これにより、タイヤ保持機構15とリム保管庫17との間に配置されたリム搬送機構18がリム保管庫17に保管する上リム6A〜6F及び下リム5A〜5Fの入れ替え作業の邪魔になることがなくなるため、リム保管庫17に保管する上リム6A〜6F及び下リム5A〜5Fの入れ替え作業を容易に行うことができる。
リム搬送機構18は、タイヤ保持機構15とリム保管庫17との間に設けられている。
リム搬送機構18は、第1の支柱61と、第2の支柱62と、第1の搬送アーム64と、第2の搬送アーム65と、第1の旋回部67と、第1の昇降部68と、第2の昇降部69と、第3の搬送アーム73と、第4の搬送アーム74と、第2の旋回部76と、第3の昇降部77と、第4の昇降部79と、を有する。
第1及び第2の支柱61,62は、タイヤ保持機構15とリム保管庫17との間に配置されている。第1及び第2の支柱61,62は、床上に設けられており、Z方に延びている。第1及び第2の支柱61,62の上端は、天板20の下面側と接続されている。
第1の支柱61には、リム保管庫17に保管された上リム6A,6C〜6Dのうちのいずれか1つを支持搬送する第1の搬送アーム64と、リム保管庫17に保管された下リム5A〜5D,5Fのうちのいずれか1つを支持搬送する第2の搬送アーム65と、が設けられている。
第2の支柱62には、上スピンドル32に装着された上リム6Bを回収し、リム保管庫17へ収納させる第3の搬送アーム73と、下スピンドル23に装着された下リム5Eを回収する第4の搬送アーム74と、が設けられている。
第2の支柱62は、第1の支柱61と隣り合う位置に配置されている。第1及び第2の支柱61,62は、リム保管庫17の中心軸Oと上スピンドル32及び下スピンドル23の中心軸Oとを結ぶ直線Lに対して直交する方向(図2のY方向)において対向配置されている。
このように、リム保管庫17の中心軸Oと上スピンドル32及び下スピンドル23の中心軸Oとを結ぶ直線Lに対して直交する方向において、第1の支柱61と第2の支柱62とを対向配置させることで、上リム6Bの回収後に第3の搬送アーム73が旋回する側とは反対側から第3の搬送アーム73を追いかける方向に第1の搬送アーム64を旋回させることができるとともに、下リム5Eの回収後に第4の搬送アーム74が旋回する側とは反対側から第4の搬送アーム74を追いかける方向に第2の搬送アーム65を旋回させることができる。
第1の搬送アーム64は、アーム本体81と、上リム支持部83と、を有する
アーム本体81は、第1の支柱61を中心に旋回が可能で、かつZ方向に昇降可能な状態で、一端が第1の支柱61と接続されている。
上リム支持部83は、複数の上リム6A〜6Fのうち、いずれか1つの上リムを支持する部分である。上リム支持部83は、アーム本体81の他端に固定されている。上リム支持部83は、C字形状とされた部材であり、リム保管庫17から上スピンドル32に向かう側が開口されている。
上リム支持部83の内側には、上リム6A〜6Fの第1のフランジ部8Aが載置される第1の支持溝83Aが形成されている。
上記構成とされた第1の搬送アーム64は、リム保管庫17から選択した1つの上リムを上スピンドル32の下方(リム搬送エリアC)に搬送し、その後、上昇することで、上スピンドル32に上リムを装着させる。
ここで、図2に示す位置に第1の搬送アーム64が存在した場合を例に挙げて第1の搬送アーム64を用いた上リム交換時の動作の一例について説明する。
初めに、第1の隙間G1を通過可能な高さまで第1の搬送アーム64をZ方向に移動させる。次いで、第1の搬送アーム64を旋回させることで、第1の隙間G1を通過させ、Z方向に移動可能な位置まで第1の搬送アーム64を移動させる。
次いで、上スピンドル32に装着したい上リムの高さまでZ方向に第1の搬送アーム64を移動させる。次いで、該上リムに近づく方向に第1の搬送アーム64を旋回させることで、上リム支持部83上に上リムを載せる。
次いで、図2に示す第1の搬送アーム64の位置に向かう方向に第1の搬送アーム64を旋回させる。その後、必要に応じてZ方向に第1の搬送アーム64を移動させ、リム搬送エリアCの近くで第1の搬送アーム64を待機させる。
そして、第3の搬送アーム73が上リム6Bを載せた状態で旋回可能な高さまで、第3の搬送アーム73を下方に移動させ、リム保管庫17に向かう方向に第3の搬送アーム73が旋回するタイミングと同じタイミングで、第1の搬送アーム64をリム搬送エリアC内まで旋回させる。
その後、第1の搬送アーム64が上スピンドル32に向かって上昇し、上スピンドル32のチャック部が上リムの上部をチャックすることで、上リムの交換が完了する。
第2の搬送アーム65は、第1の搬送アーム64の下方に位置する第1の支柱61に設けられている。第2の搬送アーム65は、Z方向において第1の搬送アーム64と対向配置されている(図3参照)。つまり、第1の搬送アーム64の上方から第1及び第2の搬送アーム64,65を見ると第1の搬送アーム64のみが見える状態とされている。
第2の搬送アーム65は、第1の搬送アーム64を構成する上リム支持部83に替えて下リム支持部85を有すること以外は、第1の搬送アーム64と同様に構成されている。
第2の搬送アーム65を構成するアーム本体81の一端は、第1の支柱61を中心に旋回が可能で、かつZ方向に昇降可能な状態で第1の支柱61と接続されている。
下リム支持部85は、複数の下リム5A〜5Fのうち、いずれか1つの下リムを支持する部分である。下リム支持部85は、アーム本体81の他端に固定されている。下リム支持部85は、C字形状とされた部材であり、リム保管庫17から下スピンドル23に向かう側が開口されている。
下リム支持部85の内側には、下リム5A〜5Fの第2のフランジ部7Bが載置される第2の支持溝85Aが形成されている。
上記構成とされた第2の搬送アーム65は、リム保管庫17から選択した1つの下リムを下スピンドル23の上方(リム搬送エリアC)に搬送し、その後、下降することで、下スピンドル23の突出部37に下リムを装着させる。
ここで、図2に示す位置に第2の搬送アーム65が存在した場合を例に挙げて第2の搬送アーム65を用いた下リム交換時の動作の一例について説明する。
初めに、第2の搬送アーム65が第2の隙間G2を通過可能な高さまでZ方向に第2の搬送アーム65を移動させる。
次いで、第2の搬送アーム65を旋回させることで、第2の隙間G2を通過した第2の搬送アーム65を、Z方向に移動可能な位置まで移動させる。
次いで、下スピンドル23に装着したい下リムの高さまでZ方向に第2の搬送アーム65を移動させる。次いで、該下リムに近づく方向に第2の搬送アーム65を旋回させることで、下リム支持部85上に下リムを載せる。
次いで、図2に示す第2の搬送アーム65の位置に向かう方向に第2の搬送アーム65を旋回させる。その後、必要に応じてZ方向に第2の搬送アーム65を移動させ、リム搬送エリアCの近くで第2の搬送アーム65を待機させる。
そして、下リム5Eを載せた第4の搬送アーム74が旋回可能な高さまで、第4の搬送アーム74を上方に移動させ、第4の搬送アーム74がリム保管庫17に向かう方向に旋回するタイミングと同じタイミングで、第2の搬送アーム65をリム搬送エリアC内に旋回させる。
その後、第2の搬送アーム65を下スピンドル23に向かう方向に下降させて、下スピンドル23に下リムが挿入された後、図2に示す第2の搬送アーム65の位置に向かう方向に第2の搬送アーム65を旋回させる。これにより、下リムの交換が完了する。
第1の旋回部67は、天板20上に設けられている。第1の旋回部67は、第1及び第2の搬送アーム64,65を同じタイミングで、かつ同じ方向に旋回させる。これにより、第2の搬送アーム65は、Z方向から見て第1の搬送アーム64と重なった状態で旋回する。
このような構成とされた第1の旋回部67を有することで、上リムの回収と、上リム(他の上リム)の搬送と、を同時に行うことが可能となるので、上リムの交換時間をより短縮することができる。
第1の昇降部68は、第1の支柱61の上端部に設けられている。第1の昇降部68は、第1の支柱61に沿って、第1の搬送アーム64をZ方向に昇降させる。
第2の昇降部69は、第1の支柱61の下端部に設けられている。第2の昇降部69は、第2の支柱62に沿って、第2の搬送アーム65をZ方向に昇降させる。
このような構成とされた第1及び第2の昇降部68,69を有することで、第1の搬送アーム64の昇降と第2の搬送アーム65の昇降とを別々に制御することができる。つまり、第1の搬送アーム64と第2の搬送アーム65とを独立させた状態でZ方向に移動させることができる
第3の搬送アーム73は、C字形状とされた上リム支持部83の開口がリム保管庫17から上スピンドル32に向かう側に形成されていること以外は、第1の搬送アーム64と同様な構成とされている。
第3の搬送アーム73を構成するアーム本体81は、第2の支柱62を中心に旋回が可能で、かつZ方向に昇降可能な状態で、一端が第2の支柱62と接続されている。
第3の搬送アーム73は、上スピンドル32から回収した上リム6Bを搬送し、リム保管庫17に収納させるためのアームである。
ここで、図2に示す位置に第3の搬送アーム73が存在した場合を例に挙げて第3の搬送アーム73を用いた上リム回収時の動作の一例について説明する。
初めに、第3の搬送アーム73が上リム6Bを回収可能な高さまで、第3の搬送アーム73をZ方向に移動させる。
次いで、上リム6Bに向かう方向に第3の搬送アーム73を旋回させることで、上リム支持部83の第1の支持溝83A内に上リム6Bを載置させる。
次いで、上スピンドル32のチャック部が開かれた段階で、リム保管庫17に向かう方向に第3の搬送アーム73を旋回させて、回収した上リム6Bを保管する上リム支持台49上に上リム6Bを載置可能な位置で第3の搬送アーム73を停止させる。
次いで、第3の搬送アーム73を僅かに下方に移動させることで、上リム支持台49上に回収した上リム6Bを載置させる。これにより、上リム6Bの回収が完了する。
次いで、図2に示す第1の搬送アーム64側に第3の搬送アーム73を少し旋回させて、Z方向に昇降可能な位置で停止させる。
次いで、第3の搬送アーム73が第1の隙間G1を通過可能な高さまでZ方向に移動させる。その後、第3の搬送アーム73を旋回させて、第1の隙間G1を通過させることで、図2に示す第3の搬送アーム73の位置まで移動させる。
第4の搬送アーム74は、C字形状とされた下リム支持部85の開口がリム保管庫17から下スピンドル23に向かう側に形成されていること以外は、第2の搬送アーム65と同様な構成とされている。
第4の搬送アーム74を構成するアーム本体81は、第2の支柱62を中心に旋回が可能で、かつZ方向に昇降可能な状態で、一端が第2の支柱62と接続されている。
第4の搬送アーム74は、Z方向において第3の搬送アーム73と対向配置されている(図3参照)。つまり、第3の搬送アーム73の上方から第3及び第4の搬送アーム73,74を見ると第3の搬送アーム73のみが見える状態とされている。
第4の搬送アーム74は、下スピンドル23から回収した下リム5Eを搬送し、リム保管庫17に収納させるためのアームである。
ここで、図2に示す位置に第4の搬送アーム74が存在した場合を例に挙げて第4の搬送アーム74を用いた下リム回収時の動作の一例について説明する。
初めに、下リム5Eを回収可能な高さまで、第4の搬送アーム74をZ方向に移動させる。
次いで、下リム5Eに向かう方向に第4の搬送アーム74を旋回させ、第4の搬送アーム74を僅かに上方に移動させることで、下リム支持部85の第2の支持溝85A内に下リム5Eを載置させる。
次いで、第4の搬送アーム74を上方に移動させて、図1に点線で示す第4の搬送アーム74の位置で停止させる。
次いで、リム保管庫17に向かう方向に第4の搬送アーム74を旋回させて、回収した下リム5Eを保管する下リム支持台47上に下リム5Eを載置可能な位置で第4の搬送アーム74を停止させる。
次いで、第4の搬送アーム74を僅かに下方に移動させることで、下リム支持台47上に回収した下リム5Eを載置させる。これにより、下リム5Eの回収が完了する。
次いで、図2に示す第2の搬送アーム65側に第4の搬送アーム74を少し旋回させて、Z方向に昇降可能な位置で停止させる。
次いで、第4の搬送アーム74が第2の隙間G2を通過可能な高さまでZ方向に移動させる。その後、第4の搬送アーム74を旋回させて、第2の隙間G2を通過させることで、図2に示す第4の搬送アーム74の位置まで移動させる。
第2の旋回部76は、天板20上に設けられている。第2の旋回部76は、第3及び第4の搬送アーム73,74を同じタイミングで、かつ同じ方向に旋回させる。これにより、第4の搬送アーム74は、Z方向から見て第3の搬送アーム73と重なった状態で旋回する。
このような構成とされた第2の旋回部76を有することで、下リムの回収と、下リム(他の下リム)の搬送と、を同時に行うことが可能となるので、下リムの交換時間をより短縮することができる。
第3の昇降部77は、第2の支柱62の上端部に設けられている。第3の昇降部77は、第2の支柱62に沿って、第3の搬送アーム73をZ方向に昇降させる。
第4の昇降部79は、第2の支柱62の下端部に設けられている。第4の昇降部79は、第2の支柱62に沿って、第4の搬送アーム74をZ方向に昇降させる。
このような構成とされた第3及び第4の昇降部77,79を有することで、第3の搬送アーム73の昇降と第4の搬送アーム74の昇降とを別々に制御することができる。つまり、第3の搬送アーム73と第4の搬送アーム74とを独立させた状態でZ方向に移動させることができる。
上述したように、第1及び第3の搬送アーム64,73がC字形状とされた上リム支持部83を有することで、第1及び第3の搬送アーム64,73を同じ方向に旋回させた際、第1の搬送アーム64と第3の搬送アーム73との干渉を抑制した上で、上スピンドル32からの上リム6Bの回収、及びリム保管庫17に保管された上リムの上スピンドル32への搬送を行うことができる。
また、第2及び第4の搬送アーム65,74がC字形状とされた下リム支持部85を有することで、第2及び第4の搬送アーム65,74を同じ方向に旋回させた際、第2の搬送アーム65と第4の搬送アーム74との干渉を抑制した上で、下スピンドル23からの下リム5Eの回収、及びリム保管庫17に保管された上リムの下スピンドル23への搬送を行うことができる。
さらに、上述したように、Z方向に配置された複数の上リムのうち、少なくとも2つの上リムの間(図1では、一例として、上リム6Cと上リム6Dとの間)に、第1の搬送アーム64が通過可能な第1の隙間G1を形成することで、第1の搬送アーム64が第1の隙間G1を通過後に、リム保管庫17に保管された上リムをC字形状とされた上リム支持部83により支持し、リム保管庫17から上スピンドル32に向かう方向に上リムを旋回搬送することができる。
また、第3の搬送アーム73が第1の隙間G1を通過可能な構成とすることで、C字形状とされた上リム支持部83を有する第3の搬送アーム73がリム保管庫17に上リム6Bを収納させた後、上リム6Bを支持していない第3の搬送アーム73が第1の隙間G1を通過することで、リム保管庫17と下スピンドル23の間に第3の搬送アーム73を移動させることができる。
また、上述したように、Z方向に配置された複数の下リムのうち、少なくとも2つの下リムの間(図1では、一例として、下リム5Dと下リム5Fとの間)に、第2の搬送アーム65が通過可能な第2の隙間G2を形成することで、第2の搬送アーム65が第2の隙間G2を通過後に、リム保管庫17に保管された下リムをC字形状とされた下リム支持部85により支持し、リム保管庫17から下スピンドル23に向かう方向に下リムを旋回搬送することができる。
また、第4の搬送アーム74が第2の隙間G2を通過可能な構成とすることで、C字形状とされた下リム支持部85を有する第4の搬送アーム74がリム保管庫17に下リム5Eを収納させた後、下リム5Eを支持していない第4の搬送アーム74が第2の隙間G2を通過することで、リム保管庫17と下スピンドル23の間に第4の搬送アーム74を移動させることができる。
次に、支柱19A〜19Dについて説明する。
支柱19A〜19Dは、床上に設けられており、Z方向に延びている。支柱19A,19Bは、リム保管庫17を挟んで、Y方向において対向配置されている。
支柱19C,19Dは、支柱19A,19Bよりもリム搬送機構18側に配置されている。支柱19Cは、X方向において支柱19Aと対向するとともに、Y方向において支柱19Dと対向している。支柱19Dは、X方向において支柱19Bと対向している。
支柱19A〜19Dの上端には、天板20が配置されている。支柱19A〜19Dは、天板20を支持している。
天板20は、板状の部材であり、支柱19A〜19D、第1の支柱61、及び第2の支柱62の上端に配置されている。天板20は、支柱19A〜19D、第1の支柱61、及び第2の支柱62により支持されている。
次に、計測部13について説明する。
計測部13は、上リム6Bと下リム5Eによって保持されたタイヤTの特性を計測する計測装置である。計測部13は、レール80と、移動部86と、ロードホイール87と、を有する。
レール80は、基台21の上面21aに設けられている。レール80は、下スピンドル23に向かう方向に延びている。
移動部86は、レール80上を移動可能な状態で、レール80上に配置されている。
ロードホイール87は、回転可能な状態で、移動部86に設けられている。ロードホイール87は、移動部86とともにレール80が延びる方向に移動可能な構成とされている。ロードホイール87は、計測を実施するときにのみ下スピンドル23に接近することでタイヤTに所定の荷重を付加する。
上記構成とされた計測部13が計測するタイヤTの特性としては、例えば、半径方向の力の変動を示すラジアルフォースバリエーション(RFV)、軸方向の力の変動を示すラテラルフォースバリエーション(LFV)、走行方向の力の変動を示すタンジェンシャルフォースバリエーション(TFV)等を例示することが可能である。
本実施形態のリム交換装置11によれば、リム保管庫17から選択した上リムを上スピンドル32に搬送する第1の搬送アーム64と、上スピンドル32から回収した上リム6Bを搬送し、リム保管庫17に収納させる第3の搬送アーム73と、を有するとともに、上リム6Bの回収後に第3の搬送アーム73が旋回する側とは反対側から第3の搬送アーム73を追いかける方向に第1の搬送アーム64が旋回して上スピンドル32に他の上リムを搬送することで、上スピンドル32から回収した上リム6Bの旋回開始と同じタイミングで、上スピンドル32に対して他の上リムを搬送することが可能となる。これにより、上リムの交換時間をさらに短縮することができる。
また、リム保管庫17から選択した下リムを下スピンドル23に搬送する第2の搬送アーム65と、下スピンドル23から回収した下リム5Eを搬送し、リム保管庫17に収納させる第4の搬送アーム74と、を有するとともに、下リムの回収後に第4の搬送アーム74が旋回する側とは反対側から第4の搬送アーム74を追いかける方向に第2の搬送アーム65が旋回して下スピンドル23に他の下リムを搬送することで、下スピンドル23から回収した下リム5Eの旋回開始と同じタイミングで、下スピンドル23に対して他の下リムを搬送することが可能となる。これにより、下リムの交換時間をさらに短縮することができる。
また、本実施形態のタイヤ試験装置10によれば、上述したリム交換装置11と、計測部13と、を有することで、上スピンドル32から上リムの回収、及び上スピンドル32への上リムの搬送に要する時間、並びに下スピンドル23からの下リムの回収、及び下スピンドル23への下リムへの搬送に要する時間を短縮することが可能となる。これにより、上リム及び下リムの交換時間を含むタイヤTの特性の計測に要する時間を短縮することができる。
次に、図1〜図3、及び図6〜図9を参照して、本実施形態のリム交換方法について説明する。図7〜図9において、図2に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。なお、図7〜図9では、第1の搬送アーム64の下方には第2の搬送アーム65が配置され、第3の搬送アーム73の下方には第4の搬送アーム74が配置されているが、第2及び第4の搬送アーム65,74を図示することが困難なため、これらの図示を省略している。また、図7〜図9では、上リム6B,6Cを簡略化して図示する。
図6に示す処理が開始されると、S1では、上リム交換工程、及び下リム交換工程が同時に行われる。
まず、上リム及び下リムを交換前の段階(第3及び第4の搬送アーム73,74が退避する前の段階)において、第1及び第2の搬送アーム64,65を同じタイミングでZ方向に移動させるとともに、同じタイミングで同じ旋回量で同じ方向に旋回させる動作を繰り返し行うことで、第1の搬送アーム64にリム保管庫17内の上リム6C(図7参照)を支持させるとともに、第2の搬送アーム65にリム保管庫17内の下リム(下リム5Eとは異なる他の下リム)を支持させる。
次いで、図7に示すように、第1及び第2の搬送アーム64,65を同じ方向に同じ旋回量で旋回させることで、リム搬送エリアCの近くまで第1及び第2の搬送アーム64,65を移動させる。
このように、第3の搬送アーム73がリム搬送エリアCから退避する前の段階で、上リム6Cを支持した第1の搬送アーム64を上スピンドル32の近くに静止させることにより、第3の搬送アーム73が退避を開始した際にすばやく上スピンドル32の下方に上リム6Cを搬送させることが可能となる(図7及び図8参照)。これにより、上リムの交換時間をさらに短縮することができる。
また、第4の搬送アーム74がリム搬送エリアCから退避する前の段階で、他の下リムを支持した第2の搬送アーム65を下スピンドル23の近くに静止させることにより、第4の搬送アーム74が退避を開始した際にすばやく下スピンドル23の上方に他の下リムを搬送させることが可能となる。これにより、下リムの交換時間をさらに短縮することができる。
次いで、タイヤTの試験が終わった段階で、第3及び第4の搬送アーム73,74を同じタイミングでZ方向に移動させるとともに、同じタイミングで同じ旋回量で同じ方向に旋回させる動作を繰り返し行うことで、第3の搬送アーム73に上リム6Bを回収させるとともに、第4の搬送アーム74に下リム5Eを回収させる。
その後、第3及び第4の搬送アーム73,74が旋回可能な位置まで昇降させる。このとき、第3の搬送アーム73の高さは、第1の搬送アーム64の高さと等しく、第4の搬送アーム74の高さは、第2の搬送アーム65の高さと等しい。
次いで、図8に示すように、リム保管庫17に向かう方向に第3の搬送アーム73を旋回させる際に、旋回する第3の搬送アーム73を追いかけるように、上スピンドル32の下方に上リム6Cを支持した第1の搬送アーム64を旋回移動させて上スピンドル32の下方に上リム6Cを移動させる上リム交換工程と、リム保管庫17に向かう方向に第4の搬送アーム74を旋回させる際に、旋回する第4の旋回アーム74ムを追いかけるように、他の下リムを支持した第2の搬送アーム65を旋回移動させて、下スピンドル23の上方に他の下リムを移動させる下リム交換工程と、を同時に行う。
上リム交換工程では、上リム6Bを支持する第3の搬送アーム73の上スピンドル32の下方からの退避と連動して、第1の搬送アーム64を旋回させることで、上スピンドル32の下方に位置するリム搬送エリアCに上リム6Cを搬送させる(図9参照)。
また、下リム交換工程では、下リム5Eを支持する第4の搬送アームの下スピンドル23の上方からの退避と連動して、下スピンドル23の上方に位置するリム搬送エリアCに他の下リムを搬送させる。
その後、上スピンドル32への上リム6Cの装着と、下スピンドル23への他の下リムの装着と、が同時に行われる。また、上リム6C及び他の下リムの装着開始と同じタイミングで、回収した上リム6B及び下リム5Eのリム保管庫17への収納処理が行われる。
上記上リム交換工程、及び下リム交換工程では、Z方向において第1の搬送アーム64と第2の搬送アーム65とが重なるように、第1及び第2の搬送アーム64,65の旋回及び昇降を行い、Z方向において第3の搬送アーム73と第4の搬送アーム74とが重なるように、第3及び第4の搬送アーム73,74の旋回及び昇降を行う。
このように、Z方向において重なるように第1及び第2の搬送アーム64,65の旋回及び昇降を行うとともに、Z方向において重なるように第3及び第4の搬送アーム73,74の旋回及び昇降を行うことで、上リム及び下リムの交換を同時に行うことが可能となる。これにより、上リム及び下リムの交換時間をより短縮することができる。
次いで、S2では、上スピンドル32が下方に移動することで、上リム6Cと他の下リムとの間にタイヤを保持する。
次いで、S3では、計測部13を用いて、タイヤの特性の計測が行われる。タイヤの特性の計測が完了すると、処理はS4へと進む。
次いで、S4では、次に計測するタイヤがリム交換を要するか否かの判定が行われる。S4において、Yesと判定されると、処理はS1へと戻る。Noと判定されると、図6に示す処理は終了する。
本実施形態のリム交換方法によれば、上リム交換工程において、上リム6Bを支持する第3の搬送アーム73の上スピンドル32の下方からの退避と連動して、第1の搬送アーム64が上スピンドル32の下方に上リム6Cを搬送させることで、上リム6Bの退避開始と同時に上スピンドル32の下方に上リム6Cの搬送を開始することが可能となる。これにより、上リムの交換時間をさらに短縮することができる。
また、下リム交換工程において、下リム5Eを支持する第4の搬送アーム74の下スピンドル23の上方からの退避と連動して、第2の搬送アーム65が下スピンドル23の上方に他の下リムを搬送させることで、下リム5Eの退避開始と同時に下スピンドル23の上方に他の下リムの搬送を開始することが可能となる。これにより、下リムの交換時間をさらに短縮することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、本実施形態では、リム保管庫の一例として、Z方向に複数の上リム及び下リムを配置させたリム保管庫17を例に挙げて説明したが、例えば、第1〜第4の搬送アーム64,65,73,74のアーム本体81を伸縮可能な構造とし、リム保管庫17に替えて、Z方向に複数の上リム6A〜6Fを保管する上リム保管庫と、Z方向に複数の下リム5A〜5Fを保管する下リム保管庫と、を設けてもよい。
また、本実施形態では、リム保管庫の一例として、旋回可能な構成とされたリム保管庫17を例に挙げて説明したが、例えば、天板20の外側(X方向)に支持板45、複数の下リム支持台47、及び複数の上リム支持台49を引き出し可能なリム保管庫を用いてもよい。このような構成とされたリム保管庫を用いた場合、上述したリム保管庫17と同様な効果を得ることができる。
また、本実施形態では、計測部13の一例として、ユニフォミティマシンを例に挙げて説明したが、ユニフォミティマシン以外のリム交換を要する検査装置にも適用可能である。
ここで、図10及び図11を参照して、本実施形態の変形例に係るリム保管庫90について説明する。
図10では、リム保管庫90の他に、リム搬送機構18も図示する。図10において、図1に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。図11では、支持板45を断面で図示する。
リム保管庫90は、リム保管庫17を構成する天板51、及び旋回軸部53に替えて、ヒンジ機構91A,91Bを有し、支持板45の上端を天板20の下面側と接続させたこと以外は、リム保管庫17と同様に構成されている。
ヒンジ機構91Aは、上リム6Fを支持する上リム支持台49と支持板45との間に設けられている。ヒンジ機構91Aは、固定部93と、移動部94と、筒状部96と、軸部98と、を有する。
固定部93は、Y方向に延びる部材であり、支持部板45の対向面45aに固定されている。固定部93は、X方向に位置する一端が筒状部96の上部に固定されている。
移動部94は、Y方向に延びる部材であり、X方向に位置する一端が筒状部96の下部に固定されている。移動部94は、Y方向において固定部93と向かい合っている。
筒状部96は、Y方向の一方の側に配置されている。筒状部96の内側には、Z方向に延びる貫通孔が形成されている。筒状部96は、上部と下部とが分離された構成とされている。
軸部98は、筒状部96に形成された貫通孔に挿入されている。これにより、筒状部96の下部は、軸部98を中心として図11に示す矢印方向に旋回可能な構成とされている。これにより、移動部94及び上リム支持台49は、筒状部96の下部とともに旋回可能な構成とされている。なお、筒状部96の上部は、旋回しない。
ヒンジ機構91Bは、下リム5Fを支持する下リム支持台47と支持板45との間に設けられている。ヒンジ機構91Bは、先に説明したヒンジ機構91Aと同様な構成とされている。つまり、ヒンジ機構91Bは、固定部93と、移動部94と、筒状部96と、軸部98と、を有する。
これにより、移動部94及び下リム支持台47は、筒状部96の下部とともに旋回可能な構成とされている。なお、筒状部96の上部は、旋回しない。
このような構成とされたリム保管庫90によれば、ヒンジ機構91Aが設けられた上リム支持台49、及びヒンジ機構91Bが設けられた下リム支持台47へのリム交換を容易に行うことができる。
なお、図10及び図11では、一例として、それぞれ1つの上リム支持台49及び下リム支持台47に対してのみヒンジ機構91A,91Bを設けた場合を例に挙げて説明したが、それぞれ2つ以上の上リム支持台49及び下リム支持台47に対してヒンジ機構91A,91Bを設けてもよいし、全ての上リム支持台49及び下リム支持台47に対してヒンジ機構91A,91Bを設けてもよい。
本発明は、リム交換装置、タイヤ試験装置、及びリム交換方法に適用可能である。
5A〜5F 下リム
6A〜6F 上リム
7A,8C タイヤ押さえ部
7B 第2のフランジ部
8A 第1のフランジ部
8B フランジ部
10 タイヤ試験装置
11 リム交換装置
13 計測部
15 タイヤ保持機構
17,90 リム保管庫
18 リム搬送機構
19A〜19D,25 支柱
20,51 天板
21 基台
21a 上面
22 サーボモータ
23 下スピンドル
27 昇降部
32 上スピンドル
34 タイヤ搬送機
37 突出部
39 ボールねじ
42 リムエレベータ
45 支持板
45a 対向面
47 下リム支持台
49 上リム支持台
53 旋回軸部
61 第1の支柱
62 第2の支柱
64 第1の搬送アーム
65 第2の搬送アーム
67 第1の旋回部
68 第1の昇降部
69 第2の昇降部
73 第3の搬送アーム
74 第4の搬送アーム
76 第2の旋回部
77 第3の昇降部
79 第4の昇降部
80 レール
81 アーム本体
83 上リム支持部
83A 第1の支持溝
85 下リム支持部
85A 第2の支持溝
86 移動部
87 ロードホイール
91A,91B ヒンジ機構
93 固定部
94 移動部
96 筒状部
98 軸部
C リム搬送エリア
L 直線
G1 第1の隙間
G2 第2の隙間
J 領域
O,O,O,O 軸線
T タイヤ

Claims (11)

  1. 上リムを上方から回転可能に支持する上スピンドル、及び該上スピンドルの下方に配置され、下リムを回転可能に支持する下スピンドルを有し、前記上リムと下リムとの間にタイヤを保持するタイヤ保持機構と、
    異なる種類の複数の上リム、及び異なる種類の複数の下リムが保管されたリム保管庫と、
    前記タイヤ保持機構と前記リム保管庫との間に配置されたリム搬送機構と、
    を備え、
    前記リム搬送機構は、上下方向に延びる第1の支柱と、
    前記上下方向に移動可能な状態で前記第1の支柱に設けられ、該第1の支柱を中心に旋回するとともに、前記リム保管庫から選択した前記上リムを前記上スピンドルに搬送し、該上スピンドルに装着させる第1の搬送アームと、
    前記上下方向に移動可能な状態で前記第1の支柱に設けられ、かつ該第1の支柱を中心に旋回するとともに、前記リム保管庫から選択した前記下リムを前記下スピンドルに搬送し、該下スピンドルに装着させる第2の搬送アームと、
    前記上下方向に延び、前記第1の支柱と隣り合う位置に設けられた第2の支柱と、
    前記上下方向に移動可能な状態で前記第2の支柱に設けられ、該第2の支柱を中心に旋回するとともに、前記上スピンドルから回収した前記上リムを搬送し、前記リム保管庫に収納させる第3の搬送アームと、
    前記上下方向に移動可能な状態で前記第2の支柱に設けられ、該第2の支柱を中心に旋回するとともに、前記下スピンドルから回収した前記下リムを搬送し、前記リム保管庫に収納させる第4の搬送アームと、
    を有し、
    前記第1の搬送アームは、前記上リムの回収後に前記第3の搬送アームが旋回する側とは反対側から前記第3の搬送アームを追いかける方向に旋回することで、前記上スピンドルに他の上リムを搬送し、
    前記第2の搬送アームは、前記下リムの回収後に前記第4の搬送アームが旋回する側とは反対側から前記第4の搬送アームを追いかける方向に旋回することで、前記下スピンドルに他の下リムを搬送するリム交換装置。
  2. 前記リム保管庫は、前記異なる種類の複数の上リム、及び前記異なる種類の複数の下リムを上下方向に保管しており、
    前記異なる種類の複数の上リムの下方に前記異なる種類の複数の下リムを配置させる請求項1記載のリム交換装置。
  3. 前記第1の支柱、及び前記第2の支柱は、前記リム保管庫の中心軸と前記上スピンドル及び前記下スピンドルの中心軸とを結ぶ直線に対して直交する方向において対向配置されている請求項2記載のリム交換装置。
  4. 前記第2の搬送アームは、前記上下方向において前記第1の搬送アームと重なった位置に配置されており、
    前記第4の搬送アームは、前記上下方向において前記第3の搬送アームと重なった位置に配置されており、
    前記第1の搬送アーム及び前記第2の搬送アームを同じタイミングで、かつ同じ方向に旋回させる第1の旋回部と、
    前記第1の搬送アームを前記上下方向に昇降させる第1の昇降部と、
    前記第2の搬送アームを前記上下方向に昇降させる第2の昇降部と、
    前記第3の搬送アーム及び前記第4の搬送アームを同じタイミングで、かつ同じ方向に旋回させる第2の旋回部と、
    前記第3の搬送アームを前記上下方向に昇降させる第3の昇降部と、
    前記第4の搬送アームを前記上下方向に昇降させる第4の昇降部と、
    を有する請求項1から3のうち、いずれか一項記載のリム交換装置。
  5. 前記複数の上リムは、第1のフランジ部を有し、
    前記複数の下リムは、第2のフランジ部を有しており、
    前記第1の搬送アーム、及び前記第3の搬送アームは、C字形状とされるとともに、内側に前記第1のフランジ部が載置される第1の支持溝が形成された上リム支持部をそれぞれ有し、
    前記第2の搬送アーム、及び前記第4の搬送アームは、C字形状とされるとともに、内側に前記第2のフランジ部が載置される第2の支持溝が形成された下リム支持部をそれぞれ有しており、
    前記第1の搬送アームの前記上リム支持部は、前記リム保管庫から前記上スピンドルに向かう側が開口されており、
    前記第2の搬送アームの前記下リム支持部は、前記リム保管庫から前記下スピンドルに向かう側が開口されており、
    前記第3の搬送アームの前記上リム支持部は、前記リム保管庫から前記上スピンドルに向かう側が開口されており、
    前記第4の搬送アームの前記下リム支持部は、前記リム保管庫から前記下スピンドルに向かう側が開口されている請求項1から4のうち、いずれか一項記載のリム交換装置。
  6. 前記リム保管庫に保管され、前記上下方向に配置された前記複数の上リムのうち、少なくとも2つの上リムの間には、前記第1の搬送アーム、及び前記第3の搬送アームが通過可能な第1の隙間が形成されており、
    前記リム保管庫に保管され、前記上下方向に配置された前記複数の下リムのうち、少なくとも2つの下リムの間には、前記第2の搬送アーム、及び前記第4の搬送アームが通過可能な第2の隙間が形成されている請求項5記載のリム交換装置。
  7. 前記リム保管庫は、前記上下方向に延びる支持板と、
    前記支持板のうち、前記タイヤ保持機構と対向する側に設けられ、前記上下方向に間隔を空けて配置され、前記上リムを支持する複数の上リム支持台と、
    前記支持板のうち、前記タイヤ保持機構と対向する側に設けられ、前記上下方向に間隔を空けて配置され、前記下リムを支持する複数の下リム支持台と、
    前記支持板の一方の端に設けられ、前記支持板を旋回させる旋回軸部と、
    を有する請求項1から6のうち、いずれか一項記載のリム交換装置。
  8. 請求項1から7のうち、いずれか一項記載のリム交換装置と、
    前記上リムと前記下リムとの間に保持された前記タイヤの特性を計測する計測部と、を備えるタイヤ試験装置。
  9. 第1の支柱に設けられ、該第1の支柱を中心に旋回する第1及び第2の搬送アーム、並びに第2の支柱に設けられ、該第2の支柱を中心に旋回する第3及び第4の搬送アームを用いたリム交換方法であって、
    前記第3の搬送アームにより、上スピンドルに装着された上リムを支持した後、該上スピンドルの下方に前記第3の搬送アームを移動させ、その後、リム保管庫に向かう方向に前記第3の搬送アームを旋回させる際に、旋回する前記第3の搬送アームを追いかけるように、前記リム保管庫内の他の上リムを支持した前記第1の搬送アームを旋回移動させて、前記上スピンドルの下方に前記他の上リムを移動させる上リム交換工程と、
    前記第4の搬送アームにより、下スピンドルに装着された下リムを支持した後、該下スピンドルの上方に前記第4の搬送アームを移動させ、その後、前記リム保管庫に向かう方向に前記第4の搬送アームを旋回させる際に、旋回する前記第4の搬送アームを追いかけるように、前記リム保管庫内の他の下リムを支持した前記第2の搬送アームを旋回移動させて、前記下スピンドルの上方に前記他の下リムを移動させる下リム交換工程と、
    を備え、
    前記上リム交換工程において、前記第1の搬送アームは、前記上リムを支持する前記第3の搬送アームの前記上スピンドルの下方からの退避と連動して、前記上スピンドルの下方に前記他の上リムを搬送させ、
    前記下リム交換工程において、前記第2の搬送アームは、前記下リムを支持する前記第4の搬送アームの前記下スピンドルの上方からの退避と連動して、前記下スピンドルの上方に前記他の下リムを搬送させるリム交換方法。
  10. 前記第1の搬送アームは、前記第3の搬送アームが退避する前の段階で、前記他の上リムを支持した状態で、前記上スピンドルの近くに静止しており、
    前記第2の搬送アームは、前記第4の搬送アームが退避する前の段階で、前記他の下リムを支持した状態で、前記下スピンドルの近くに静止している請求項9記載のリム交換方法。
  11. 前記上スピンドルと前記下スピンドルが対向する方向である上下方向において前記第1の搬送アーム及び前記第2の搬送アームが重なるように、前記第1の搬送アーム及び前記第2の搬送アームの旋回及び昇降を行い、
    前記上下方向において前記第3の搬送アーム及び前記第4の搬送アームが重なるように、前記第3の搬送アーム及び前記第4の搬送アームの旋回及び昇降を行う請求項9または10記載のリム交換方法。
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