JP6863638B1 - 殺菌装置 - Google Patents

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【課題】簡易な構成で空気の紫外線殺菌を行うとともに、効果的で使い勝手のよい殺菌装置を実現することを課題とする。【解決手段】空気を殺菌するための殺菌装置であって、空気を取り入れる空気取入口2と、前記空気取入口2から取り入れた空気Aを殺菌する空気殺菌部10と、前記空気殺菌部10で殺菌した空気Aを排出する空気排気口4と、を備え、前記空気殺菌部10は、小径の空気通過孔13を主面に複数設けた透光板11と、前記透光板11の前記主面と直交する側面から当該透光板11にUV光を導光するUV光照射部12と、を有したことを特徴とする殺菌装置100とした。【選択図】図1

Description

本発明は、空気を殺菌する殺菌装置に関するものである。
感染症の流行に伴い、部屋の換気などウイルスを寄せ付けない対策が求められている。
特許文献1には、一端側にエアーフィルターが設けられ、他端側に多孔板が設けられた筒状のカバーの内部に管状の紫外線光源と光触媒で被覆された2枚の筒状のガラスクロスを同軸に設け、空気導入側にブロアを取付けた脱臭・殺菌装置の構成が記載されている。
特許文献1:特開平1−139139号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、光触媒で被覆された2枚の筒状のガラスクロスを同軸に設ける等、装置構成が複雑であるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決して、簡易な構成で空気の紫外線殺菌を行うとともに、効果的で使い勝手のよい殺菌装置を実現することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明は、空気を殺菌するための殺菌装置であって、
空気を取り入れる空気取入口と、
前記空気取入口から取り入れた空気を殺菌する空気殺菌部と、
前記空気殺菌部で殺菌した空気を排出する空気排気口と、を備え、
前記空気殺菌部は、空気通過孔を主面に複数設けた透光板と、前記透光板の前記主面と直交する側面から当該透光板に深紫外光を照射するUV光照射部と、を有し、前記空気通過孔の側面から前記空気通過孔内に深紫外線を照射して、前記空気通過孔内を通過する空気を殺菌することを特徴とする殺菌装置を提供するものである。
この構成により、簡易な構成で手軽に空気の紫外線殺菌を行うことができる。
殺菌装置であって、前記空気殺菌部と前記空気取入口との間に、ミストを発生させるミスト発生器を設け
前記ミスト発生器は、液体を収容する液体収容部と、当該液体収容部の中に超音波振動素子を備え、
前記空気殺菌部は、前記空気通過孔を通過する空気及び前記ミストに深紫外光を照射して殺菌する構成としてもよい。
この構成により、空気を加湿することができるとともに、殺菌効果をもつミストが空気殺菌部と合わさって効果的な殺菌装置を実現することができる。
殺菌装置であって、前記液体収容部は、陶器からなる構成としてもよい。
この構成により、簡易に構成することができる。
殺菌装置であって、前記液体収容部に収容する液体は、イオン化された鉱物ミネラル水である構成としてもよい。
この構成により、ウイルスの細胞膜を破壊して、新型コロナ等の強力なウイルスを不活性化することができる。
殺菌装置であって、前記鉱物ミネラル水は、銀イオンとヨウ素イオンとを含む構成としてもよい。
この構成により、新型コロナ等の強力なウイルスを不活性化することができる。
殺菌装置であって、前記液体収容部に収容する液体は、温泉水である構成としてもよい。
この構成により、温泉水をミストにして噴霧することで美肌効果が得られる。
殺菌装置であって、前記液体収容部に収容する液体は、200nm以下のオゾンガスの超微細気泡を含む液体である構成としてもよい。
この構成により、超微細気泡を含む液体でミストを発生し、空気中に噴霧することで、水の水素結合エネルギーを減少させることで、ウイルス等の分子間に入り込み、殺菌・消毒効果や脱臭効果が得られる。また、オゾンとすることで、殺菌効果だけでなく脱臭効果も得られる。
殺菌装置であって、前記UV光照射部及び前記ミスト発生器作動又は非作動選択可能なモード切換スイッチを備え、
前記モード切換スイッチにより、前記ミスト発生器を非作動とし、前記UV光照射部を作動させる構成としてもよい。
この構成により、環境に則した空気の殺菌ができ、例えば、UV光による殺菌のみとすることでウイルス対策に加えて花粉症の対策とすることができる。
殺菌装置であって、前記UV照射部が照射するUV光、又は前記ミスト発生が発生するミストを予め記憶させたリズムで変調させる制御部を備えた構成としてもよい。
この構成により、リズムのもつバイブレーションを引き出すことができる。
殺菌装置であって、前記制御部で変調させるリズムは、音楽又はお経である構成としてもよい。
この構成により、音楽又はお経のもつバイブレーションを引き出すことができる。
殺菌装置であって、前記リズムは、前記制御部で記憶するとともに、当該リズムを繰り返し発音させるリズム発音部を備えた構成としてもよい。
この構成により、耳で聴いてリラックス効果を得ることができる。
殺菌装置であって、前記空気排気口は、貫通穴を設けた陶器からなる構成としてもよい。
この構成により、簡易に構成することができる。また、陶器(特に、備前焼)やセラミックは、多孔質であるので、ミネラル水などの液体を含みやすく、空気が通過するときに、気化し、より小さなミストとして排気されるので、さらに効果が期待できる。
殺菌装置であって、前記透光板は、表面の汚れ防止用の光触媒処理を施したガラス板である構成としてもよい。
UV光の透過率を下げることなく安定して空気の殺菌をすることができる。
殺菌装置であって、前記空気排気口の周辺に近接センサーを設けた構成としてもよい。
この構成により、手やマスクをかざしたときに空気が排気されるようにすることができ、使い勝手のよい殺菌装置とすることができる。
本発明の殺菌装置により、簡易な構成で空気の紫外線殺菌を行うとともに、効果的で使い勝手のよい殺菌装置を実現することができる。
本発明の実施例1における殺菌装置の側面断面図である。 本発明の実施例1における殺菌装置の正面図である。 本発明の実施例1における空気殺菌部を説明する図である。 本発明の実施例2における殺菌装置の側面断面図である。 本発明の実施例2における殺菌装置の正面図である。
本発明の実施例1について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1における殺菌装置の側面断面図である。図2は、本発明の実施例1における殺菌装置の正面図である。図3は、本発明の実施例1における空気殺菌部を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
実施例1における殺菌装置100は、空気を取り入れる空気取入口2と、空気取入口2から取り入れた空気を殺菌する空気殺菌部10と、空気殺菌部10で殺菌した空気を排出する空気排気口4と、を備えており、それらは筐体1内に収納又は取付けられている。筐体1は、合成樹脂からなり、その大きさは大凡幅80mm(x)×奥行き100mm(z)×高さ100mm(y)である。
空気殺菌部10は、小径の空気通過孔13を主面に複数貫通させ設けた透光板11と、透光板11の主面と直交する側面から透光板11にUV光を導光するUV光照射部12と、を有している。実施例1においては、上方(y方向)から透光板11にUV光を照射して導光している。透光版11は大凡5mm(x)×5mm(y)×5〜10mm(z)の大きさの四角形を有し、ガラスで構成しているが、深紫外光で劣化しないアクリルであってもよい。また、透光板を汚れ防止用の光触媒処理を施したガラス板とすることで、汚れを防止することができてUV光による殺菌機能を長い期間にわたって継続することができる。
空気通過孔13は約φ2〜3mmで30〜50個有している。UV光照射部12は、制御部40に取付けられたUV光LEDを4個備えて、それぞれ透光板11の上側面から透光板11の内面に向かってUV光を照射する。照射するUV光は、波長が260nm以下の深紫外光であり、空気通過口13を通過する空気Aに照射され、空気Aを殺菌することができる。
なお、実施例1においては、UV光LED12(12a、12b、12c、12d)を4個備えるように構成したが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、UV光LEDを1個備えるのみであってもよいし、5個以上(10個程度)備えてもよい。
また、空気通過孔13の大きさを約2〜3mmとしたが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、φ1mmでもよいし、φ4mm以上であてもよい。また、円形状でなくてもよく、角形状であってもよい。また、UV光の波長は260nm以上であってもよい。
さらに空気通過孔13の数は30〜50個でなくてもよく、29個未満であっても50個以上であってもよい。要するに空気通過孔13を通過する空気Aが効率的に殺菌できればよい。
また、実施例1においては、UV光LED12の照射を透光板11の上方(y方向)から行う構成としたが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、側方(x方向又は−x方向)や下方(―y方向)から照射して透光板11に導光する構成としてもよい。さらに、UV光LED12の照射は一方向からに留まらない。二方向(例えば、上方及び側方)から照射し導光してもよいし、三方向や四方向からUV光LED12を照射し導光するように構成してもよい。
また、透光板11の形状は四角でなくてもよく、多角形や円形状や三角など任意の形状を選択することができる。
四角形の形状の場合は、照射面とは反対方向の端面が鏡面や白色塗装などの反射面にする方がより効果的にUV光を照射できる。
空気取入口2には、図示しないファンが設けられていて、ファンが回転することで、空気Aが筐体1の外から取り込まれ、筒形状のダクト14により取り入れられた空気Aの多くがUV光照射部10の空気通過孔13を通過して空気排気口4へ導かれて筐体1の外に排気される。空気取入口2の筐体1内部にはフィルタ部3が設けられていて、異物を除去できるようになっている。ダクト14は、フィルタ部3の近傍からUV光照射部10まで設けられている。空気Aの一部は、制御部40における図示しない放熱フィンにも流れて、制御部40の発熱を冷却することができる。
フィルタ部3には、図示しないフィルタが収納されていて、異物等を除去することができる。また、当該フィルタを水などの液体を含ませるように構成すると、取り入れた空気Aが冷気となって、空気排気口4から排気され、涼むことができる。フィルタに液体を含ませるには、液体を収容した液体皿を用意して、フィルタの一端を浸しておけばよい。このように構成することで、フィルタ部は通過する空気を冷却することができる。
筐体1の底部には乾電池ケース5が設けられ、乾電池ケース5には乾電池6が収納されている。制御部40やファン3等は、乾電池6により駆動させることで、当該殺菌装置100が小型で軽量に構成されている。
また、筐体1には電源コネクタ7が設けられており、乾電池6を充電用電池に替えることで充電することができる。
殺菌装置100の正面には、操作パネル20が設けられている。操作パネル20には、電源スイッチ21とスタートスイッチ22が設けられている。電源スイッチ21を押すことで、殺菌装置100の所定の箇所に電源が供給される。また、スタートスイッチ22を押すことで、ファンが回転を始め、UV光照射部10がUV光を空気Aに照射を始めて空気Aの殺菌を開始する。
また、殺菌装置100の正面の中央部には、前述の空気排気口4が設けられている。空気排気口4は、備前焼の陶器で構成され、空気Aを通過させるための貫通した孔4aが20〜30個程度貫通している。備前焼の陶器は、後述する音楽やお経を聞かせながら製作されているため、ある種のパワーを持っていると考えられており、これを通過する空気Aは確実に殺菌できると思われる。
さらに、殺菌装置100の正面の上部には、近接センサー8が設けられており、手やマスクを近づけると、それを検出して殺菌された空気Aを排出するように構成することができる。この場合は、近接センサー8が何らかのものを検出すると、ファンを回転させ、UV光照射部10がUV光を空気Aに照射を始めるように、スタートスイッチと同様の機能を持たせるようにすればよい。
なお、実施例1においては、筐体1を合成樹脂で構成したが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、鉄等の金属で構成してもよいし、木材や陶器で構成してもよい。
また、実施例1においては、筒形状のダクト14により取り入れられた空気Aの多くをUV光照射部10へ導かれるように構成したが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、ダクト14に替えて、板を2方向や3方向に設置して空気Aを導くように構成してもよいし、ダクト14を設けずに、フィルタ部3と空気殺菌部10の距離を短く構成するようにしてもよい。つまり、ダクト14は必ずしも必要ではない。
さらに、実施例1においては、空気排気口4を備前焼の陶器で構成したが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、備前焼以外の陶器で構成してもよいし、陶器以外の合成樹脂や金属で構成してもよい。
このように、実施例1においては、空気を殺菌するための殺菌装置であって、
空気を取り入れる空気取入口と、
前記空気取入口から取り入れた空気を殺菌する空気殺菌部と、
前記空気殺菌部で殺菌した空気を排出する空気排気口と、を備え、
前記空気殺菌部は、小径の空気通過孔を主面に複数設けた透光板と、前記透光板の前記主面と直交する側面から当該透光板にUV光を導光するUV光照射部と、を有したことを特徴とする殺菌装置により、簡易な構成で空気の紫外線殺菌を行うことができる。
実施例2はUV光照射部に加えてミスト発生器を備えている点で実施例1と異なっている。本発明の実施例2を図4−図5を参照して説明する。図4は、本発明の実施例2における殺菌装置の側面断面図である。図5は、本発明の実施例2における殺菌装置の正面図である。
実施例2における殺菌装置200は、実施例1における殺菌装置100と同様の筐体1の内部に前述したUV光照射部10、制御部40、空気取入口2、フィルタ部3、乾電池ケース5、乾電池6が収納されている。そして、実施例2においては、これらに加えて、ミスト発生器30が設けられている。
ミスト発生器30について説明する。ミスト発生器30は、空気取入口2とUV光照射部10の間に設けられており、液体収容部31を筐体1の天面からUV光照射部10と同等の高さまで有している。液体収容部31は、ミストMを発生させるための液体Lを収容する縦長の陶器からなる容器であり、最上部に設けた液体補給口33から液体Lを補給する。補給された液体Lは、液体収容部31の底に収容される。液体収容部31を陶器、特に備前焼の陶器で構成することにより、上述のようにある種のパワーを持っていると考えられており、この陶器の液体収容部31に収容された液体Lから生成したミストは充分に殺菌機能が発揮される。
また、液体収容部31内部の底には、超音波振動素子32が設けられている。この超音波振動素子32が振動することで、液体Lが振動しミストMを発生させることができる。発生したミストMは、液体収容部31の中間部に設けた穴から空気Aに流されてUV光照射部10へと導かれる。したがって、実施例2においては、UV光照射部10で殺菌される空気AはミストMを含んでいる。
なお、実施例2においては、ミスト発生器30を空気取入口2とUV光照射部10の間に設けるように構成したが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、UV光照射部10と空気排気口4の間に設けるように構成してもよい。このように構成することで、UV光照射部10で殺菌した空気AにミストMを混合させることができる。また、ミストMを発生させる液体Lを殺菌効果のある液体Lとしておけば、殺菌装置200から排気される空気Aは完全に殺菌されたものとすることができる。
また、実施例2においては、液体収容部31内部の底に、超音波振動素子32を設けるように構成したが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、液体収容部31に収容された液体Lの中に超音波振動素子32を設ければよく、底でなくてもよい。
液体収容部31には、水道水を収容してもよいが、殺菌機能を有する様々な液体Lを収容することで殺菌効果のあるミストMを発生させることができる。実施例2においては、イオン化された鉱物ミネラル水を液体収容部31に収容してミストMを発生させることができる。イオン化された鉱物ミネラル水は、0.7nm以下の陽イオンを含むと特によい。イオン化された鉱物ミネラル水をミスト化して噴霧することで、空気Aを殺菌することができる。これにより、大腸菌等の菌は数分で死滅するといわれている。
ミネラルとは、カルシウム、マグネシウム、マンガン、鉄、ケイ素、モリブデン、亜鉛、セレン、ヨウ素、リン、銅、クロム、カリウム、ナトリウム、バナジウム等のことをいうが、これらが不足すると人間にとって様々な病気を引き起こすリスクがあるといわれている。例えば、モリブデン不足は発がん率の増加、マグネシウム不足はうつ・不整脈の原因、クロム不足は糖尿病の原因になるリスクを含んでおり、カリウムは塩分排出を進めると言われているため、カリウムが不足すると脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まる。
鉱物由来のミネラル水には現代の人間にとって不足しているというミネラルが豊富に含まれているとともに人間にとって安全であり、飲料水として認められ、一般にも販売されている。この鉱物ミネラル水を人間が摂取すると健康増進に効果があるといわれている。また、イオン化すると人間が吸収し易くなり、0.7nm以下の陽イオンとすることで、ウイルスの細胞膜を破壊して、新型コロナ等の強力なウイルスを不活性化することができる。
さらに、鉱物ミネラル水に銀イオンとヨウ素イオンとを含むと健康にとって有意義である。例えば、ヨウ素は体内で甲状腺ホルモンを合成するのに必要なため、ヨウ素はヒトにとって必須元素である。また、銀は殺菌効果が期待できる。
実施例2における殺菌装置200の正面における操作パネル20には、電源スイッチ21、スタートスイッチ22に加えて、切換スイッチ23が設けられている。この切換スイッチ23は、UV光照射部10とミスト発生器30の動作を切り換えるために用いられる。つまり、切換スイッチ2を押すたびに、UV光照射部10及びミスト発生器30が作動、UV光照射部10のみが作動、ミスト発生器30のみが作動と作動させるものを切り換えることができる。これにより、状況に応じた適切な殺菌効果を発揮することができる。
なお、実施例2においては、液体収容部31を陶器で構成したが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、合成樹脂で構成してもよいし、金属で構成してもよい。
このように、実施例2においては、殺菌装置であって、ミストを発生させるミスト発生器を設けたことで、空気を加湿することができるとともに、ミスト発生用の液体を選択することで後述のように殺菌に加えて脱臭することができる。特に、イオン化された鉱物ミネラル水である構成とすることで、ウイルスの細胞膜を破壊して、新型コロナ等の強力なウイルスを不活性化することができる。
本発明の実施例3は、液体収容部に収容する液体が温泉水である点で実施例2と異なっている。実施例3について説明する。
実施例3においては、液体収容部31には液体Lとして温泉水が収容される。温泉水は、温泉の場所により成分が異なるが、一般的にミストにして噴霧することで美肌効果が得られるとされている。例えば、塩原温泉の温泉水は、炭酸水素イオン、メタケイ酸が豊富な美肌泉質として有名であり、下呂温泉の温泉水は無色透明のアルカリ性単純泉でほのかな香りとまろやかなお湯で「美人の湯」としても知られている。
本発明の実施例4は、液体収容部に収容する液体が、200nm以下のオゾンガスの超微細気泡を含む液体ある点で実施例2、3と異なっている。実施例4について説明する。
実施例4においては、液体収容部31には液体Lとして200nm以下のオゾンガスの超微細気泡を含む液体が収容される。このような超微細気泡を含む液体でミストを発生し、空気中に噴霧することで、ウイルス等の分子間に入り込み、殺菌・消毒効果や脱臭効果があるといわれている。
オゾンはフロンに次ぐ強力な酸化能力をもち、殺菌・脱臭に効果を発揮する。また、オゾンは酸素に比べると非常に不安定な化合物のため、時間が経過すると徐々に酸素へと変化していくので残留毒性がなく安全である。
このように、実施例4においては、液体収容部に収容する液体が、200nm以下のオゾンガスの超微細気泡を含む液体とすることで、空気を安全に殺菌・脱臭することができる。つまり、オゾンは酸素(O2)と酸素原子(O)によって構成され、オゾン分子(O3)は、きわめて反応性の高い物質であり、時間とともに安定した酸素(O2)に戻ろうとする性質をもっており、反応後は残留物を出さない、きわめて安全な物質であるとともに、アルコールと異なり蒸発しにくいのでより長い期間に亘って殺菌効果を維持できる。
本発明の実施例5は、UV照射部が照射するUV光、又はミスト発生部が発生するミストを予め記憶させたリズムで変調させる点で実施例1−4と異なっている。実施例5について説明する。
実施例5の殺菌装置100又は殺菌装置200における制御部40は、予めリズムを記憶する図示しない記憶部を有しており、この記憶部にリズムを記憶させておく。そして、スタートスイッチ22が押されるか、近接センサー8が物体を検出すると、UV光照射部10におけるUV光LED12が照射するUV光にPWM制御による変調をかけてUV光をオン・オフして空気Aに照射し殺菌を行う。また、殺菌装置200においては、制御部40が超音波振動素子32にPWM制御による変調をかけて、ミストMにリズムで変調をかける
変調をかけるリズムは、音楽かお経であることが望ましい。特に、癒し効果のある音楽でUV光やミストに変調をかけることで殺菌装置から排気される空気Aにより癒しが得られる。また、お経や祈りで変調をかけると、お経や祈りのバイブレーションを掛けられるのでより癒しが得られる。
記憶しているリズムは、別途増幅器やスピーカを備えて、音として発音させてもよい。これにより、直接的に癒しを得ることができる。発音させるリズムは1回でもよいし、繰り返して発音させてもよい。
本発明における殺菌装置は、家庭での空気殺菌装置のみならず、病院の院内感染対策や公共施設での大型の空気殺菌を行う分野にも広く用いることができる。
1:筐体 2:空気取入口 3:フィルタ部 4:空気排気口
5:電池収納部 6:電池 7:電源コネクタ 8:近接センサー
10:UV光照射部 11:透光板
12(12a、12b、12c、12d):UV光LED
13:空気通過孔 14:ダクト
20:操作パネル 21:電源スイッチ 22:スタートスイッチ
23:切換スイッチ
30:ミスト発生器 31:液体収容部 32:超音波振動素子
33:液体補給口 40:制御部
100:殺菌装置 200:殺菌装置
A:空気 M:ミスト L:液体

Claims (14)

  1. 空気を殺菌するための殺菌装置であって、
    空気を取り入れる空気取入口と、
    前記空気取入口から取り入れた空気を殺菌する空気殺菌部と、
    前記空気殺菌部で殺菌した空気を排出する空気排気口と、を備え、
    前記空気殺菌部は、空気通過孔を主面に複数設けた透光板と、前記透光板の前記主面と直交する側面から当該透光板に深紫外光を照射するUV光照射部と、を有し、前記空気通過孔の側面から前記空気通過孔内に深紫外線を照射して、前記空気通過孔内を通過する空気を殺菌することを特徴とする殺菌装置。
  2. 前記空気殺菌部と前記空気取入口との間に、ミストを発生させるミスト発生器を設け
    前記ミスト発生器は、液体を収容する液体収容部と、当該液体収容部の中に超音波振動素子を備え、
    前記空気殺菌部は、前記空気通過孔を通過する空気及び前記ミストに深紫外光を照射して殺菌することを特徴とする請求項1に記載の殺菌装置。
  3. 前記液体収容部は、陶器からなることを特徴とする請求項に記載の殺菌装置。
  4. 前記液体収容部に収容する液体は、イオン化された鉱物ミネラル水であることを特徴とする請求項2又は3に記載の殺菌装置。
  5. 前記鉱物ミネラル水は、銀イオンとヨウ素イオンとを含むことを特徴とする請求項に記載の殺菌装置。
  6. 前記液体収容部に収容する液体は、温泉水であることを特徴とする請求項2又は3に記載の殺菌装置。
  7. 前記液体収容部に収容する液体は、200nm以下のオゾンガスの超微細気泡を含む液体であることを特徴とする請求項2−6のいずれかに記載の殺菌装置。
  8. 前記UV光照射部及び前記ミスト発生器作動又は非作動選択可能なモード切換スイッチを備え、
    前記モード切換スイッチにより、前記ミスト発生器を非作動とし、前記UV光照射部を作動させることを特徴とする請求項2−のいずれかに記載の殺菌装置。
  9. 前記UV照射部が照射するUV光、又は前記ミスト発生が発生するミストを予め記憶させたリズムで変調させる制御部を備えたことを特徴とする請求項2−8のいずれかに記載の殺菌装置。
  10. 前記制御部で変調させるリズムは、音楽又はお経であることを特徴とする請求項に記載の殺菌装置。
  11. 前記リズムは、前記制御部で記憶するとともに、当該リズムを繰り返し発音させるリズム発音部を備えたことを特徴とする請求項9又は10に記載の殺菌装置。
  12. 前記空気排気口は、貫通穴を設けた陶器からなることを特徴とする請求項1−11のいずれかに記載の殺菌装置。
  13. 前記透光板は、汚れ防止用の光触媒処理を施したガラス板であることを特徴とする請求項1−12のいずれかに記載の殺菌装置。
  14. 前記空気排気口の周辺に近接センサーを設けたことを特徴とする請求項1−13のいずれかに記載の殺菌装置。
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