JP6857677B2 - 反射ユニット、アンテナユニット、無線基地局、制御装置、プログラム、及び制御方法 - Google Patents

反射ユニット、アンテナユニット、無線基地局、制御装置、プログラム、及び制御方法 Download PDF

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本発明は、反射ユニット、アンテナユニット、無線基地局、制御装置、プログラム、及び制御方法に関する。
ミリ波を出力するアンテナを天井等に設置して、無線通信サービスを提供する技術が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2018−207184号公報
アンテナから放射される電波を有効に活用可能な技術を提供することが望ましい。
本発明の第1の態様によれば、第1方向を主方向として電波を出力するアンテナに設置される反射ユニットが提供される。反射ユニットは、アンテナに対して、第1方向とは異なる方向で設置されて、アンテナからの電波を第1方向側に反射してよい。
上記反射ユニットは、上記第1方向とは異なる第2方向側に設置されて、上記アンテナからの漏れ電波を上記第1方向側に反射してよい。上記反射ユニットは、上記アンテナの、上記第2方向側に取り付けられる取付部と、上記取付部から延伸する反射板とを備えてよい。上記反射板は、上記取付部を起点とした、上記第1方向に直交する方向と、上記第2方向との間の方向に向かって延伸していてよい。上記反射板は、上記取付部を起点として上記第1方向に直交する面に沿って延伸していてよい。
上記反射板は、上記取付部を起点とした上記第1方向に直交する方向から予め定められた角度の範囲内で、角度を変更可能であってよい。上記反射ユニットは、予め定められた条件に従って、上記反射板の上記角度を変更させる変更制御部を備えてよい。上記変更制御部は、上記アンテナからの電波を受信する通信端末による上記アンテナからの電波の電波受信強度に基づいて、上記反射板の角度を変更させてよい。
上記変更制御部は、上記アンテナを用いる基地局ユニットが上記通信端末から受信したCQI Index値が予め定められた第1閾値より低い場合、上記第1方向に直交する方向に対する上記反射板の角度を小さくさせ、上記CQI Index値が上記第1閾値以上である場合、上記第1方向に直交する方向に対する上記反射板の角度を大きくさせてよい。上記変更制御部は、上記アンテナを用いる基地局ユニットに送信するCQI Index値が予め定められた第1閾値より低い通信端末の数が予め定められた第1の数以上である場合、上記第1方向に直交する方向に対する上記反射板の角度を小さくさせ、上記基地局ユニットに送信するCQI Index値が上記第1閾値以上である通信端末の数が上記第1の数以上である場合、上記第1方向に直交する方向に対する上記反射板の角度を大きくさせてよい。
上記変更制御部は、上記アンテナと上記通信端末との間のパスロスが予め定められた閾値より大きい場合、上記第1方向に直交する方向に対する上記反射板の角度を小さくさせ、上記パスロスが予め定められた閾値より小さい場合、上記第1方向に直交する方向に対する上記反射板の角度を大きくさせてよい。上記変更制御部は、上記アンテナからの電波を受信する通信端末と上記アンテナとの距離にさらに基づいて、上記反射板の角度を変更させてよい。上記変更制御部は、上記アンテナからの電波を受信する通信端末と上記アンテナとの距離が予め設定された距離より長い場合に、上記第1方向に直交する方向に対する上記反射板の上記角度を小さくさせてよい。上記変更制御部は、上記通信端末に対応するタイミングアドバンスに基づいて導出した上記通信端末と上記アンテナとの距離が、予め定め設定された距離より長い場合に、上記第1方向に直交する方向に対する上記反射板の上記角度を小さくさせてよい。
上記反射ユニットは、上記アンテナの端部側に取り付けられる取付部と、上記取付部から上記第1方向側に延伸する反射板とを備えてよい。上記反射板は、上記取付部を起点とする上記第1方向に対して、上記アンテナの外側方向に向かって傾斜していてよい。上記反射板は、上記取付部を起点とする上記第1方向に対する角度が変更可能であってよい。上記反射板は、上記アンテナからの電波を、上記アンテナの内側方向に反射してよい。
本発明の第2の態様によれば、上記反射ユニットと、上記アンテナとを備えるアンテナユニットが提供される。
本発明の第3の態様によれば、上記反射ユニットと、上記アンテナと、上記アンテナを用いる基地局ユニットとを備える無線基地局が提供される。
本発明の第4の態様によれば、制御装置が提供される。制御装置は、第1方向を主方向として電波を出力するアンテナの第1方向とは反対の第2方向側に設置され、第1方向に直交する方向から予め定められた範囲の角度内で角度を変更可能である反射板の角度を、予め定められた条件に従って変更させる変更制御部を備えてよい。変更制御部は、アンテナからの電波を受信する通信端末によるアンテナからの電波の電波受信強度に基づいて、反射板の角度を変更させてよい。
本発明の第5の態様によれば、コンピュータを、第1方向を主方向として電波を出力するアンテナの第1方向とは反対の第2方向側に設置され、第1方向に直交する方向から予め定められた範囲の角度内で角度を変更可能である反射板の角度を予め定められた条件に従って変更させる変更制御部として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明の第6の態様によれば、制御装置によって実行される制御方法が提供される。制御方法は、第1方向を主方向として電波を出力するアンテナの第1方向とは反対の第2方向側に設置され、第1方向に直交する方向から予め定められた範囲の角度内で角度を変更可能である反射板の角度を予め定められた条件に従って変更させる変更制御段階を備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
無線基地局10の一例を概略的に示す。 基地局ユニット400の機能構成の一例を概略的に示す。 基地局ユニット400による処理の流れの一例を概略的に示す。 基地局ユニット400による処理の流れの一例を概略的に示す。 無線基地局10によって領域520に生成される無線通信エリア220の一例を概略的に示す。 無線基地局10によって領域520に生成される無線通信エリア220の他の一例を概略的に示す。 基地局ユニット400ではなく制御装置700が反射板320の角度30の調整を行う場合の、制御装置700の機能構成の一例を概略的に示す。 無線基地局10の他の一例を概略的に示す。 無線基地局10の他の一例を概略的に示す。 基地局ユニット400又は制御装置700として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る無線基地局10の一例を概略的に示す。無線基地局10は、アンテナユニット100及び基地局ユニット400を備える。アンテナユニット100は、アンテナ200及び反射ユニット300を有する。
アンテナ200は、第1方向202を主方向として電波を出力する。アンテナ200の種類は、任意の種類であってよい。アンテナ200は、無指向性アンテナであってよく、指向性アンテナであってもよい。
アンテナ200は、支柱210によって任意の場所に設置され得る。アンテナ200は、例えば、天井等に設置される。アンテナ200が天井に設置される場合、第1方向202は、例えば、鉛直方向である。
基地局ユニット400は、アンテナ200を用いて、無線通信エリア220を生成する。アンテナ200と基地局ユニット400とは、例えば、有線ケーブル401等を介して有線接続される。基地局ユニット400は、有線回線又は無線回線を介して、コアネットワークに接続されてよい。基地局ユニット400は、無線通信エリア220内に位置する通信端末600とコアネットワークとの通信を中継することによって、通信端末600に無線通信サービスを提供してよい。
通信端末600は、無線基地局10と無線通信可能であればどのような端末であってもよい。例えば、通信端末600は、スマートフォン等の携帯電話である。通信端末600は、タブレット端末及びPC(Personal Computer)等であってもよい。通信端末600は、いわゆるIoT(Internet of Thing)デバイスであってもよい。通信端末600は、いわゆるIoE(Internet of Everything)に該当するあらゆるものを含み得る。
本実施形態に係る反射ユニット300は、アンテナ200に対して、第1方向202とは異なる方向で設置されて、アンテナ200からの電波を第1方向202側に反射する。図1では、反射ユニット300が、アンテナ200の、第1方向202とは反対の第2方向204側に設置されて、アンテナ200からの漏れ電波を第1方向202に反射する場合を例示している。どのような種類のアンテナ200であっても、主方向とは反対側に漏れ電波が発生し得る。
本実施形態に係る反射ユニット300によれば、漏れ電波を、主方向である第1方向202側に反射することによって、無線通信エリア220を拡大したり、補強したりすることができる。また、本実施形態に係る反射ユニット300によれば、漏れ電波が第2方向204側に、悪影響を及ぼしてしまうことを防止できる。例えば、無線基地局10が天井に設置される場合、漏れ電波が上位階に悪影響を及ぼしてしまうことを防止できる。
反射ユニット300は、アンテナ200に取り付けられる取付部310と、取付部310から延伸する反射板320とを有してよい。図1に示す例において、取付部310は、支柱210に取り付けられている。取付部310は、支柱210に対して移動可能であってもよい。反射板320は、図1に例示する反射電波240のように、アンテナ200からの漏れ電波230を第1方向202側に反射する。
反射板320は、例えば、取付部310を起点とした、第1方向202に直交する方向206と、第2方向204との間の方向に向かって延伸する。反射板320の角度30は、任意の角度であってよい。例えば、それぞれ角度30が異なる反射ユニット300が複数用意されて、環境に適合する角度30を有する反射ユニット300が選択され、設置される。なお、反射板320は、取付部310を起点として第1方向202に直交する面に沿って延伸していてもよい。
反射板320は、方向206から予め定められた角度の範囲内で、角度30を変更可能であってもよい。反射板320は、例えば、方向206から第2方向204に向かう予め定められた角度の範囲内で、角度30を変更可能である。
反射板320の角度30を変更可能に構成することにより、状況に応じて、漏れ電波230の反射方向を変えて、無線通信エリア220の大きさを変更可能にできる。反射板320の角度30は、手動で変更可能であってよい。また、反射板320の角度30は自動で変更可能であってもよい。
例えば、反射板320の角度30は、基地局ユニット400による制御のもと変更される。基地局ユニット400は、例えば、通信端末600から受信する品質データに基づいて、反射板320の角度を変更させる。
また、例えば、反射板320の角度30は、反射板320の角度30を調整する不図示の制御装置による制御のもと、変更される。制御装置は、例えば、通信端末600から基地局ユニット400に送信された品質データを基地局ユニット400から受信して、当該品質データに基づいて、反射板320の角度を変更させる。
無線基地局10は、任意の移動体通信方式に準拠していてよい。無線基地局10は、例えば、3G(3rd Generation)通信方式に準拠する。無線基地局10は、BS(Base Station)であってよい。また、無線基地局10は、例えば、LTE(Long Term Evolution)通信方式に準拠する。無線基地局10は、eNB(evolved NodeB)であってよい。また、無線基地局10は、例えば、5G(5th Generation)通信方式に準拠する。無線基地局10は、gNBであってよい。
5G通信方式においては、3.7GHz帯、4.5GHz帯、及びミリ波帯の使用が総務省によって検討されている。ミリ波帯としては、28GHz帯等が検討されている。ミリ波帯は、既存のLTE通信方式における2.1GHz帯等と比較して、減衰が大きい、直進性が高く、回折しない、反射しやすい等の特徴がある。このため、既存の周波数帯と比較して、無線通信エリアの大きさを大きくしにくい。また、透過性が低いことから、無線通信エリア内に電波の死角が発生しやすくなる。
これに対して、本実施形態に係る反射ユニット300によれば、本来は無線通信エリアに貢献しない漏れ電波を、無線通信エリアに貢献させるようにできる。これにより、無線通信エリアの大きさを大きくしたり、電波の死角を低減したりすることに貢献できる。なお、アンテナ200が出力する電波の周波数帯は、これらに限らず、任意の周波数帯であってよい。
図1に示す無線基地局10が備える各構成の位置及び大きさ等は例示であり、図1に示す位置及び大きさ等に限定されない。すなわち、アンテナユニット100が有するアンテナ200の位置及び大きさ、反射ユニット300の位置及び大きさ、基地局ユニット400の位置及び大きさは、図1に示す位置及び大きさに限定されない。
図2は、基地局ユニット400の機能構成の一例を概略的に示す。図2では、基地局ユニット400が、反射板320の角度30の変更制御を実行可能である場合の機能構成について説明する。
基地局ユニット400は、端末通信部402及び変更制御部404を備える。端末通信部402は、アンテナ200を用いて、通信端末600と無線通信する。端末通信部402は、コアネットワークと通信端末600との通信を中継することによって、通信端末600に無線通信サービスを提供してよい。
変更制御部404は、予め定められた条件に従って、反射板320の角度を変更させる。変更制御部404は、例えば、反射板320の角度の変化量を、取付部310の角度変更部312に送信することによって、角度変更部312に反射板320の角度を変更させる。また、変更制御部404は、例えば、反射板320の角度の絶対量を角度変更部312に送信することによって、角度変更部312に、反射板320の角度を変更させる。変更制御部404は、例えば、これらの情報をAISG(Antenna Interface Standards Group)を介して、角度変更部312に送信する。角度の情報をAISGを介して送信するように構成することによって、角度の情報を送信するための新たなインタフェースを基地局ユニット400に実装しなくてよく、基地局ユニット400の構成を簡易化することができる。なお、変更制御部404は、AISGに限らず、任意の通信規格を用いて、角度の情報を角度変更部312に送信してもよい。角度変更部312は、ステッピングモータ等の任意の駆動機構を用いて、反射板320の角度を変更する。
変更制御部404は、端末通信部402が通信端末600から受信した情報に基づいて、反射板320の角度を変更させてよい。変更制御部404は、例えば、通信端末600による、アンテナ200からの電波の電波受信強度に基づいて、反射板320の角度を変更させる。
変更制御部404は、複数の通信端末600の電波受信強度が強い傾向にある場合、無線通信エリア220が拡大するように、反射板320の角度30を大きくさせてよい。変更制御部404は、複数の通信端末600の電波受信強度が弱い傾向にある場合、無線通信エリア220を縮小するように、反射板320の角度30を小さくさせてよい。
変更制御部404は、例えば、端末通信部402が通信端末から受信したCQI Index値が予め定められた第1閾値未満である場合、反射板320の角度30を小さくさせ、CQI Index値が第1閾値以上である場合、反射板320の角度30を大きくさせる。ここでは、同じ第1閾値を用いる場合を例に挙げているが、用いる閾値は異なってもよい。
また、変更制御部404は、送信するCQI Index値が予め定められた第1閾値未満である通信端末の数が予め定められた第1の数以上である場合、反射板320の角度を小さくさせ、送信するCQI Index値が第1閾値以上の通信端末の数が予め定められた第2の数よりも多い場合、反射板320の角度30を大きくさせる。第1閾値、第1の数、及び第2の数は、任意に設定可能であってよい。
無線基地局10が設置された環境における、無線通信エリア220に在圏する通信端末600による電波受信強度が高い傾向にある場合、第1閾値を高くし、低い傾向にある場合、第1閾値を低くしてよい。また、無線基地局10が設置された環境における、無線通信エリア220に在圏する通信端末600の数が多い傾向にある場合、第1の数及び第2の数を多くし、少ない傾向にある場合、第1の数及び第2の数を少なくしてよい。
また、例えば、変更制御部404は、アンテナ200と通信端末600との間のパスロスが予め定められた閾値より大きい場合、反射板320の角度30を小さくさせ、パスロスが予め定められた閾値より小さい場合、反射板320の角度30を大きくさせる。
図3は、基地局ユニット400による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、端末通信部402が通信端末600から受信するCQI Reportに基づいて、変更制御部404が、反射板320の角度を変更させる処理の流れを説明する。通信端末600を、UE(User Equipment)と記載する場合がある。
ステップ(ステップをSと省略して記載する場合がある。)102では、変更制御部404が、端末通信部402が受信したCQI Reportを取得する。S104では、変更制御部404が、CQI Reportを送信した通信端末600が用いているCQIのTableが、CQI Table1であるか否かを判定するCQI Table1を、表1に示す。
Figure 0006857677
CQI Table1である場合、S106に進み、CQI Table1でない場合、S132に進む。S106では、変更制御部404が、S102において取得したCQI Reportを参照して、CQI Indexが第1閾値以上であるか否かを判定する。図3に示す例では、第1閾値を7としている。
CQI Indexが第1閾値以上である場合、S108に進み、第1閾値未満である場合、S120に進む。S108では、変更制御部404が、CQI Table1の第1閾値以上に対応するUE数が予め定められた第1の数以上であるか否かを判定する。図3に示す例では、第1の数を100としている。第1の数以上である場合、S110に進み、第1の数未満である場合、S116に進む。
S110では、変更制御部404が、反射板320の角度30を1度増加させる。S112では、変更制御部404が、CQI Table1、CQI Table2、CQI Table3の全Tableに対応するUE数を0にする。S114では、変更制御部404が、保存してある全てのCQI Index値(CQI値と記載する場合がある。)を削除する。
S116では、変更制御部404が、S102において取得したCQI Reportに含まれるCQI値を、CQI Table1に対応付けて保存する。S118では、変更制御部404が、CQI Table1の第1閾値以上に対応するUE数に1を加算する。
S120では、変更制御部404が、CQI Table1の第1閾値未満に対応するUE数が予め定められた第2の数以上であるか否かを判定する。図3に示す例では、第2の数を100としている。第2の数以上である場合、S122に進み、第2の数未満である場合、S128に進む。
S122では、変更制御部404が、反射板320の角度30を1度減少させる。S124では、変更制御部404が、全Tableに対応するUE数を0にする。S126では、変更制御部404が、保存してある全てのCQI値を削除する。
S128では、変更制御部404が、S102において取得したCQI Reportに含まれるCQI値を、CQI Table1に対応付けて保存する。S130では、変更制御部404が、CQI Table1の第1閾値未満に対応するUE数に1を加算する。
S132では、変更制御部404が、CQI Reportを送信した通信端末600が用いているCQIのTableが、CQI Table2であるか否かを判定する。CQI Table2を、表2に示す。
Figure 0006857677
CQI Table2である場合、S134に進み、CQI Table2でない場合、通信端末600が用いているCQI TableがCQI Table3であると判定して、S160に進む。CQI Table3を表3に示す。
Figure 0006857677
S134では、変更制御部404が、S102において取得したCQI Reportを参照して、CQI Indexが第2閾値以上であるか否かを判定する。図3に示す例では、第2閾値を4としている。
CQI Indexが第2閾値以上である場合、S136に進み、第2閾値未満である場合、S148に進む。S136では、変更制御部404が、CQI Table2の第2閾値未満に対応するUE数が予め定められた第3の数以上であるか否かを判定する。図3に示す例では、第3の数を100としている。第3の数以上である場合、S138に進み、第3の数未満である場合、S144に進む。
S138では、変更制御部404が、反射板320の角度30を1度増加させる。S140では、変更制御部404が、全Tableに対応するUE数を0にする。S142では、変更制御部404が、保存してある全てのCQI値を削除する。
S144では、変更制御部404が、S102において取得したCQI Reportに含まれるCQI値を、CQI Table2に対応付けて保存する。S146では、変更制御部404が、CQI Table2の第2閾値以上に対応するUE数に1を加算する。
S148では、変更制御部404が、CQI Table2の第2閾値未満に対応するUE数が予め定められた第4の数以上であるか否かを判定する。図3に示す例では、第4の数を100としている。第4の数以上である場合、S150に進み、第4の数未満である場合、S156に進む。
S150では、変更制御部404が、反射板320の角度30を1度減少させる。S152では、変更制御部404が、全Tableに対応するUE数を0にする。S154では、変更制御部404が、保存してある全てのCQI値を削除する。
S156では、変更制御部404が、S102において取得したCQI Reportに含まれるCQI値を、CQI Table2に対応付けて保存する。S158では、変更制御部404が、CQI Table2の第2閾値未満に対応するUE数に1を加算する。
S160では、変更制御部404が、S102において取得したCQI Reportを参照して、CQI Indexが第3閾値以上であるか否かを判定する。図3に示す例では、第3閾値を9としている。
CQI Indexが第3閾値以上である場合、S162に進み、第3閾値未満である場合、S174に進む。S162では、変更制御部404が、CQI Table3の第3閾値以上に対応するUE数が予め定められた第5の数以上であるか否かを判定する。図3に示す例では、第5の数を100としている。第5の数以上である場合、S164に進み、第5の数未満である場合、S170に進む。
S164では、変更制御部404が、反射板320の角度30を1度増加させる。S166では、変更制御部404が、全Tableに対応するUE数を0にする。S168では、変更制御部404が、保存してある全てのCQI値を削除する。
S170では、変更制御部404が、S102において取得したCQI Reportに含まれるCQI値を、CQI Table3に対応付けて保存する。S172では、変更制御部404が、CQI Table3の第3閾値以上に対応するUE数に1を加算する。
S174では、変更制御部404が、CQI Table3の第3閾値以下に対応するUE数が予め定められた第6の数以上であるか否かを判定する。図3に示す例では、第6の数を100としている。第6の数以上である場合、S176に進み、第6の数未満である場合、S182に進む。
S176では、変更制御部404が、反射板320の角度30を1度減少させる。S178では、変更制御部404が、全Tableに対応するUE数を0にする。S180では、変更制御部404が、保存してある全てのCQI値を削除する。
S182では、変更制御部404が、S102において取得したCQI Reportに含まれるCQI値を、CQI Table3に対応付けて保存する。S184では、変更制御部404が、CQI Table3の第3閾値未満に対応するUE数に1を加算する。
図3に示す処理は、継続的に実行されてよい。基地局ユニット400は、例えば、無線基地局10の管理者等による指示を受けた場合に、図3に示す処理を終了する。
図4は、基地局ユニット400による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、変更制御部404が、アンテナ200と通信端末600との間のパスロスに基づいて、反射板320の角度を変更させる処理の流れを説明する。
S202では、変更制御部404が、端末通信部402が通信端末600から受信したMeasurement Report(MRと記載する場合がある。)を取得する。S204では、変更制御部404が、S202において取得したMRに基づいて、パスロスの値(パスロス値と記載する場合がある。)を導出する。
変更制御部404は、任意の手法を用いてパスロス値を導出してよい。変更制御部404は、例えば、基地局ユニット400のReference signal Powerから、MRに含まれるRSRP(Reference Signal Received Quality)を減算することによって、パスロス値を導出する。具体例として、Reference signal Powerが12dBmであり、MRに含まれるRSRPが−100dBmである場合、パスロス値として、−112dBmが導出される。
S206では、変更制御部404が、S204において導出したパスロス値が予め定められた閾値未満であるか否かを判定する。図4に示す例では、当該閾値を−110dBmとしている。閾値未満である場合、S208に進み、閾値以上である場合、S220に進む。
S208では、変更制御部404が、パスロス値が閾値未満に対応するUE数が予め定められた数以上であるか否かを判定する。図4に示す例では、当該予め定められた数を100としている。UE数が予め定められた数以上である場合、S210に進み、予め定められた数未満である場合、S216に進む。
S210では、変更制御部404が、反射板320の角度30を1度増加させる。S212では、変更制御部404が、全UE数を0にする。S214では、変更制御部404が、保存してある全てのパスロス値を削除する。
S216では、変更制御部404が、S204において導出したパスロス値を保存する。S218では、変更制御部404が、パスロス閾値未満に対応するUE数に1を加算する。
S220では、変更制御部404が、パスロス閾値以上に対応するUE数が予め定められた数以上であるか否かを判定する。図4に示す例では、当該予め定められた数を100としている。UE数が予め定められた数以上である場合、S222に進み、予め定められた数未満である場合、S228に進む。
S222では、変更制御部404が、反射板320の角度30を1度減少させる。S224では、変更制御部404が、全UE数を0にする。S226では、変更制御部404が、保存してある全てのパスロス値を削除する。
S228では、変更制御部404が、S204において導出したパスロス値を保存する。S230では、変更制御部404が、パスロス閾値以上に対応するUE数に1を加算する。
図5は、無線基地局10によって領域520に生成される無線通信エリア220の一例を概略的に示す。領域520は、任意の領域であってよい。図5に示す例では、無線基地局10が、領域520の天井に設置されている。なお、基地局ユニット400の図示を省略している。
無線通信エリア220は、アンテナ200によって直接生成される無線通信エリア222と、アンテナ200からの漏れ電波を反射ユニット300が反射することによって生成される無線通信エリア224とを含む。図5に示すように、本実施形態に係る無線基地局10によれば、アンテナ200によって直接生成される無線通信エリア222を、アンテナ200からの漏れ電波を反射ユニット300によって反射させることによって、エリアを拡大できる。
特に、アンテナ200がミリ波を出力する場合、ミリ波は減衰が大きいので、無線通信エリア222は小さくなりがちである。これに対して、本実施形態に係る無線基地局10によれば、アンテナ200からの漏れ電波を有効活用することによって、無線通信エリア222を補強することができる。
また、本実施形態に係る無線基地局10によれば、反射板320の角度を変更させることによって、無線通信エリア224の位置及び大きさを変更することができる。これにより、例えば、無線通信エリア220に在圏する通信端末600によるアンテナ200からの電波受信強度が全体的に高い場合に、無線通信エリア220を広げ、無線通信エリア220に在圏する通信端末600によるアンテナ200からの電波受信強度が全体的に低い場合に、無線通信エリア224を狭めたり、無線通信エリア224を無線通信エリア222に重複させて無線通信エリア222を補強したりすることができる。
図6は、無線基地局10によって領域520に生成される無線通信エリア220の他の一例を概略的に示す。ここでは、図5と異なる点を主に説明する。図6に示す例においては、無線通信エリア224が広がることによって、領域520の外にまで、反射ユニット300による反射電波が到達している。
図6に示すような状況になると、無線通信エリア224と、他の無線基地局によって生成されている無線通信エリアとが干渉してしまう場合がある。本実施形態に係る基地局ユニット400は、アンテナ200からの電波を受信する通信端末600とアンテナ200との距離にさらに基づいて、反射板320の角度を変更してもよい。
変更制御部404は、例えば、通信端末600に対応するタイミングアドバンスに基づいて、通信端末600とアンテナ200との距離を導出する。変更制御部404は、例えば、通信端末600に対応するタイミングアドバンスを2で除算した値に、光の伝搬速度を乗算することによって、アンテナ200と通信端末600との距離を導出する。変更制御部404は、アンテナ200が設置されている高さと、アンテナ200と通信端末600との距離とから、アンテナ200の直下の地点と、通信端末600との距離を導出してもよい。
そして、変更制御部404は、導出した距離が、予め設定された距離よりも長い場合に、反射板320の角度を減少させる。予め設定された距離として、例えば、アンテナ200から領域520の端までの距離522が設定される。これらにより、反射ユニット300によって反射された電波が、領域520の外側にまで到達して、領域520の外側に位置する通信端末600が当該電波を受信してしまっている状況において、反射板320の角度を減少させて、反射電波が領域520の外側に到達しないようにすることで、領域520の外の他の無線基地局によって生成される無線通信エリアとの干渉を低減したり、防止したりすることができる。
図7は、基地局ユニット400ではなく制御装置700が反射板320の角度30の調整を行う場合の、制御装置700の機能構成の一例を概略的に示す。ここでは、図2に示す例とは異なる点を主に説明する。
制御装置700は、例えば、基地局ユニット400と取付部310との間に設置される。基地局ユニット400と制御装置700との間、及び制御装置700と取付部310との間は、有線接続されてよい。
制御装置700は、基地局通信部702及び変更制御部704を備える。基地局通信部702は、基地局ユニット400と通信する。
変更制御部704は、予め定められた条件に従って、反射板320の角度を変更させる。変更制御部704は、例えば、反射板320の角度の変化量を、取付部310の角度変更部312に送信することによって、角度変更部312に反射板320の角度を変更させる。また、変更制御部704は、例えば、反射板320の角度の絶対量を角度変更部312に送信することによって、角度変更部312に、反射板320の角度を変更させる。
変更制御部704は、基地局通信部702が基地局ユニット400から受信した情報に基づいて、反射板320の角度を変更させてよい。変更制御部704は、例えば、通信端末600による、アンテナ200からの電波の電波受信強度に基づいて、反射板320の角度を変更させる。
変更制御部704は、複数の通信端末600の電波受信強度が強い傾向にある場合、無線通信エリア220が拡大するように、反射板320の角度30を大きくさせてよい。変更制御部704は、複数の通信端末600の電波受信強度が弱い傾向にある場合、無線通信エリア220を縮小するように、反射板320の角度30を小さくさせてよい。
変更制御部704は、例えば、基地局ユニット400が通信端末から受信したCQI Index値が予め定められた第1閾値未満である場合、反射板320の角度30を小さくさせ、CQI Index値が第1閾値より高い場合、反射板320の角度30を大きくさせる。また、変更制御部704は、送信するCQI Index値が予め定められた第1閾値未満の通信端末の数が予め定められた第1の数よりも多い場合、反射板320の角度を小さくさせ、送信するCQI Index値が第1閾値以上である通信端末の数が予め定められた第2の数よりも多い場合、反射板320の角度30を大きくさせる。
変更制御部704は、アンテナ200と通信端末600との間のパスロスが予め定められた閾値より大きい場合、反射板320の角度30を小さくさせ、パスロスが予め定められた閾値より小さい場合、反射板320の角度30を大きくさせてもよい。
図8及び図9は、無線基地局10の他の一例を概略的に示す。図8は、無線基地局10を横からみた概念図であり、図9は、無線基地局10を上からみた概念図である。
図8及び図9に示す例において、反射ユニット300は、アンテナ200の端部側に取り付けられる取付部310と、取付部310から第1方向202側に延伸する反射板320とを備える。反射板320は、取付部310を起点とする第1方向202に対して、アンテナ200の外側方向に向かって傾斜していてよい。反射板320の、取付部310を起点とする第1方向202に対する角度32は、任意に定められてよい。また、反射板320は、取付部310を起点とする第1方向202に対する角度32が変更可能であってよい。
反射板320は、図8に例示する反射電波242のように、アンテナ200からの電波232を第1方向202側であり、かつ、アンテナ200の内側方向に反射する。これにより、例えば、図8及び図9に示すように、壁方向の電波を反射させて、屋内の電波環境を改善することができる。
図10は、基地局ユニット400又は制御装置700として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200を、本実施形態に係る装置の1又は複数の「部」として機能させ、又はコンピュータ1200に、本実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、本実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、及びグラフィックコントローラ1216を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、記憶装置1224、DVDドライブ1226、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、それらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。DVDドライブ1226は、DVD−ROMドライブ及びDVD−RAMドライブ等であってよい。記憶装置1224は、ハードディスクドライブ及びソリッドステートドライブ等であってよい。コンピュータ1200はまた、ROM1230及びキーボードのようなレガシの入出力ユニットを含み、それらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続されている。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示されるようにする。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。記憶装置1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVDドライブ1226は、プログラム又はデータをDVD−ROM1227等から読み取り、記憶装置1224に提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ1240はまた、様々な入出力ユニットをUSBポート、パラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムは、DVD−ROM1227又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもある記憶装置1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、記憶装置1224、DVD−ROM1227、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、記憶装置1224、DVDドライブ1226(DVD−ROM1227)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウエアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
本実施形態におけるフローチャート及びブロック図におけるブロックは、オペレーションが実行されるプロセスの段階又はオペレーションを実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)等のような、論理積、論理和、排他的論理和、否定論理積、否定論理和、及び他の論理演算、フリップフロップ、レジスタ、並びにメモリエレメントを含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路が、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を生成するために当該コンピュータ可読命令を実行すべく、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路に提供されてよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 無線基地局、30 角度、32 角度、100 アンテナユニット、200 アンテナ、202 第1方向、204 第2方向、206 方向、210 支柱、220 無線通信エリア、222 無線通信エリア、224 無線通信エリア、230 漏れ電波、232 電波、240 反射電波、242 反射電波、300 反射ユニット、310 取付部、312 角度変更部、320 反射板、400 基地局ユニット、401 有線ケーブル、402 端末通信部、404 変更制御部、520 領域、522 距離、600 通信端末、700 制御装置、702 基地局通信部、704 変更制御部、1200 コンピュータ、1210 ホストコントローラ、1212 CPU、1214 RAM、1216 グラフィックコントローラ、1218 ディスプレイデバイス、1220 入出力コントローラ、1222 通信インタフェース、1224 記憶装置、1226 DVDドライブ、1227 DVD−ROM、1230 ROM、1240 入出力チップ

Claims (24)

  1. 第1方向を主方向として電波を出力するアンテナに設置される反射ユニットであって、
    前記アンテナに対して、前記第1方向とは異なる方向で設置されて、前記アンテナからの電波を前記第1方向側に反射する、反射ユニット。
  2. 前記アンテナの、前記第1方向とは異なる第2方向側に設置されて、前記アンテナからの漏れ電波を前記第1方向側に反射する、請求項1に記載の反射ユニット。
  3. 前記アンテナの、前記第2方向側に取り付けられる取付部と、
    前記取付部から延伸する反射板と
    を備える、請求項2に記載の反射ユニット。
  4. 前記反射板は、前記取付部を起点とした、前記第1方向に直交する方向と、前記第2方向との間の方向に向かって延伸する、請求項3に記載の反射ユニット。
  5. 前記反射板は、前記取付部を起点として前記第1方向に直交する面に沿って延伸する、請求項3に記載の反射ユニット。
  6. 前記反射板は、前記取付部を起点とした前記第1方向に直交する方向から予め定められた角度の範囲内で、角度を変更可能である、請求項3に記載の反射ユニット。
  7. 予め定められた条件に従って、前記反射板の前記角度を変更させる変更制御部
    を備える、請求項6に記載の反射ユニット。
  8. 前記変更制御部は、前記アンテナからの電波を受信する通信端末による前記アンテナからの電波の電波受信強度に基づいて、前記反射板の角度を変更させる、請求項7に記載の反射ユニット。
  9. 前記変更制御部は、前記アンテナを用いる基地局ユニットが前記通信端末から受信したCQI Index値が予め定められた第1閾値未満である場合、前記第1方向に直交する方向に対する前記反射板の角度を小さくさせ、前記CQI Index値が前記第1閾値以上である場合、前記第1方向に直交する方向に対する前記反射板の角度を大きくさせる、請求項8に記載の反射ユニット。
  10. 前記変更制御部は、前記アンテナを用いる基地局ユニットに送信するCQI Index値が予め定められた第1閾値未満である通信端末の数が予め定められた第1の数以上である場合、前記第1方向に直交する方向に対する前記反射板の角度を小さくさせ、前記基地局ユニットに送信するCQI Index値が前記第1閾値以上である通信端末の数が前記第1の数以上である場合、前記第1方向に直交する方向に対する前記反射板の角度を大きくさせる、請求項8に記載の反射ユニット。
  11. 前記変更制御部は、前記アンテナと前記通信端末との間のパスロスが予め定められた閾値以上である場合、前記第1方向に直交する方向に対する前記反射板の角度を小さくさせ、前記パスロスが前記閾値未満である場合、前記第1方向に直交する方向に対する前記反射板の角度を大きくさせる、請求項8に記載の反射ユニット。
  12. 前記変更制御部は、前記アンテナからの電波を受信する通信端末と前記アンテナとの距離にさらに基づいて、前記反射板の角度を変更する、請求項8から11のいずれか一項に記載の反射ユニット。
  13. 前記変更制御部は、前記アンテナからの電波を受信する通信端末と前記アンテナとの距離が予め設定された距離より長い場合に、前記第1方向に直交する方向に対する前記反射板の前記角度を小さくさせる、請求項12に記載の反射ユニット。
  14. 前記変更制御部は、前記通信端末に対応するタイミングアドバンスに基づいて導出した前記通信端末と前記アンテナとの距離が、予め定め設定された距離より長い場合に、前記第1方向に直交する方向に対する前記反射板の前記角度を小さくさせる、請求項13に記載の反射ユニット。
  15. 前記アンテナの端部側に取り付けられる取付部と、
    前記取付部から前記第1方向側に延伸する反射板と
    を備える、請求項1に記載の反射ユニット。
  16. 前記反射板は、前記取付部を起点とする前記第1方向に対して、前記アンテナの外側方向に向かって傾斜している、請求項15に記載の反射ユニット。
  17. 前記反射板は、前記取付部を起点とする前記第1方向に対する角度が変更可能である、請求項16に記載の反射ユニット。
  18. 前記反射板は、前記アンテナからの電波を、前記アンテナの内側方向に反射する、請求項15から17のいずれか一項に記載の反射ユニット。
  19. 請求項1から18のいずれか一項に記載の反射ユニットと、
    前記アンテナと
    を備える、アンテナユニット。
  20. 請求項1から18のいずれか一項に記載の反射ユニットと、
    前記アンテナと、
    前記アンテナを用いる基地局ユニットと
    を備える無線基地局。
  21. 第1方向を主方向として電波を出力するアンテナの前記第1方向とは反対の第2方向側に設置され、前記第1方向に直交する方向から予め定められた範囲の角度内で角度を変更可能である反射板の角度を、予め定められた条件に従って変更させる変更制御部
    を備える制御装置。
  22. 前記変更制御部は、前記アンテナからの電波を受信する通信端末による前記アンテナからの電波の電波受信強度に基づいて、前記反射板の角度を変更させる、請求項21に記載の制御装置。
  23. コンピュータを、
    第1方向を主方向として電波を出力するアンテナの前記第1方向とは反対の第2方向側に設置され、前記第1方向に直交する方向から予め定められた範囲の角度内で角度を変更可能である反射板の角度を、予め定められた条件に従って変更させる変更制御部
    として機能させるためのプログラム。
  24. 制御装置によって実行される制御方法であって、
    第1方向を主方向として電波を出力するアンテナの前記第1方向とは反対の第2方向側に設置され、前記第1方向に直交する方向から予め定められた範囲の角度内で角度を変更可能である反射板の角度を、予め定められた条件に従って変更させる変更制御段階
    を備える制御方法。
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