JP6855302B2 - 多列無菌包装充填機 - Google Patents

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Description

本発明は、包装袋内に無菌状態で被充填物を充填する、多列無菌包装充填機に関する。
従来、多列に形成された合成樹脂製の筒形の包装袋内に、食品や薬品などの被充填物を充填する多列充填機が知られている。このような多列充填機の一例が、特開2011−105346号公報(特許文献1)に記載されている。この多列充填機は、原反フィルムを長さ方向に平行に切断して複数の分断フィルムを形成し、この分断フィルムをフォーマで幅方向に巻き込んで筒形に成形し、重ね合わせられた部位を縦シール装置によって長さ方向に縦シール(背貼り)する。そして、この縦シールが施された筒形の分断フィルムの長さ方向の所定位置に対して、横シール装置により横シールを施し、一端に開放部が設けられた包装袋を形成する。その後、この開放部を介して包装袋内に被充填物を充填し、当該開放部に対して横シールが施されて、被充填物の密封が完了する。最後に、カッター装置によって横シール部が分断フィルムの長さ方向に2等分されるように切断され、1袋ずつの充填済みの包装袋が製造される。
このような多列充填機を用いて食品や医薬品等を包装袋内に無菌充填する場合、無菌状態での充填が必要となる。この場合、原反フィルムが例えば殺菌液に浸漬されて殺菌されてから、横シール装置によって筒形の包装袋が密封されるまでの間、無菌状態が維持される必要がある。したがって、上述した多列充填機の各構成装置は、無菌チャンバ内に配置されることになる。但し、横シール装置によって横シールされた包装袋が無菌チャンバの外部に排出される必要があるため、当該無菌チャンバには当該包装袋が通過可能な開口部が設けられている。そして、この開口部を介して外部から微生物が侵入することを防止するために、無菌チャンバは、内部がその外部よりも相対的に高圧に維持されている。
ところで、筒形の包装袋内に被充填物を充填する一般的な充填機においては、横シール装置は、筒形に成形された分断フィルムの長さ方向の所定位置に対して横シールを施す機能に加え、横シールが施されて形成された包装袋を下流側に移動させる機能を有している。すなわち、横シール装置は、筒形の分断フィルムをその長さ方向の所定位置で挟持して横シール(ヒートシール)を施すと共に、当該分断フィルムを挟持したまま、これを下流側に引っ張るようになっている。このことにより、横シール装置の下流側では密封状態の包装袋が完成し、当該横シール装置の上流側では新たな未密封の包装袋が形成される。このようにして、分断フィルムから一端に開放部が設けられた包装袋が形成される工程と、この包装袋内に被充填物を充填する工程と、前記開放部を封止して包装袋を密封する工程と、が順次行われるようになっている。
ところが、無菌充填機にて前述した引っ張りの動作を行う場合、横シール装置は、無菌チャンバの内部で横シールを施した後、引っ張りの動作の際に当該無菌チャンバの外部へと移動することになる。この場合、後続する筒形の分断フィルムに対して横シールを施す際に、横シール装置が再び無菌チャンバ内に移動して無菌チャンバの外部に存在している微生物を当該無菌チャンバの内部に引き入れてしまうため、問題である。更に、1袋ずつの充填済みの包装袋を切り出すためのカッター装置(図1及び図2の符号92参照)が無菌チャンバの内部に配置されていると、当該カッター装置のカット刃を交換ないしメンテナンスする際に無菌チャンバの運転を停止する必要がある。この場合、カット刃の交換ないしメンテナンスが終了した後で再び無菌チャンバの内部を無菌状態に復帰させるために多大な時間を要するため、効率が悪い。
特開2011−105346号公報
本発明は、以上の問題に鑑みて創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、メンテナンス性に優れた多列無菌包装充填機を提供することである。
本発明による多列無菌包装充填機は、包材ロールから繰り出された原反フィルムを殺菌する殺菌装置と、
殺菌された前記原反フィルムを長さ方向に平行に切断し複数の分断フィルムを形成する切断装置と、
前記分断フィルムを筒形にする製袋装置と、
筒形にされた前記分断フィルムの長さ方向の合わせ目をシールして筒状フィルムを形成する縦シール装置と、
前記筒状フィルムを幅方向にシールして、シールされた領域の上流側に一方向に開放した開放状包装袋を形成する第1横シール装置と、
前記開放状包装袋内に被充填物を充填する充填装置と、
前記第1横シール装置によりシールされた前記領域を更にシールしつつ、前記開放状包装袋を下流側へ移動させる第2横シール装置と、を備え、
前記第1横シール装置は、前記開放状包装袋を形成すると同時に、シールされた前記領域の下流側に、前記被充填物が充填された前記開放状包装袋を密封してなる密封包装袋を形成し、
前記殺菌装置の下流側において、前記切断装置、前記製袋装置、前記縦シール装置、前記充填装置及び前記第1横シール装置が、無菌チャンバの内部に配置され、
前記第2横シール装置が、前記無菌チャンバの外部に配置されている。
前記殺菌装置は、前記原反フィルムを殺菌槽の中に貯留された液状の殺菌剤に浸漬させることにより殺菌する、浸漬殺菌装置であっても良い。
あるいは、前記殺菌装置は、前記原反フィルムに対して電子線を照射する、電子線殺菌装置であっても良い。
あるいは、本発明による多列無菌包装充填機は、包材ロールから繰り出された原反フィルムを長さ方向に平行に切断し、複数の分断フィルムを形成する切断装置と、
前記分断フィルムを殺菌する殺菌装置と、
殺菌された前記分断フィルムを筒形にする製袋装置と、
筒形にされた前記分断フィルムの長さ方向の合わせ目をシールして筒状フィルムを形成する縦シール装置と、
前記筒状フィルムを幅方向にシールして、シールされた領域の上流側に一方向に開放した開放状包装袋を形成する第1横シール装置と、
前記開放状包装袋内に被充填物を充填する充填装置と、
前記第1横シール装置によりシールされた前記領域を更にシールしつつ、前記開放状包装袋を下流側へ移動させる第2横シール装置と、を備え、
前記第1横シール装置は、前記開放状包装袋を形成すると同時に、シールされた前記領域の下流側に、前記被充填物が充填された前記開放状包装袋を密封してなる密封包装袋を形成し、
前記殺菌装置の下流側において、前記製袋装置、前記縦シール装置、前記充填装置及び前記第1横シール装置が、無菌チャンバの内部に配置され、
前記第2横シール装置が、前記無菌チャンバの外部に配置されている。
前記殺菌装置は、前記分断フィルムを殺菌槽の中に貯留された液状の殺菌剤に浸漬させることにより殺菌する、浸漬殺菌装置であっても良い。
あるいは、 前記殺菌装置は、前記分断フィルムに対して電子線を照射する電子線殺菌装置であっても良い。
また、以上の多列無菌包装充填機は、前記無菌チャンバの外部であって、前記包材ロールと前記殺菌装置との間に、前記原反フィルムに印字を行う印字装置が設けられていても良い。
以上の多列無菌包装充填機によって形成される前記包装袋は、スティック形であっても良い。
本発明によれば、メンテナンス性に優れた多列無菌包装充填機を提供することができる。
本発明の一実施の形態による無菌包装充填機を示す概略斜視図である。 図1の無菌包装充填機について、スリッタから下流側の構成を示す部分的な概略斜視図である。 図1の無菌包装充填機に設けられたフォーマを示す拡大された概略斜視図である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による多列無菌包装充填機100を示す概略斜視図であり、図2は、図1の多列無菌包装充填機100について、スリッタ40から下流側の構成を示す部分的な概略斜視図である。また、図3は、図1の多列無菌包装充填機100に設けられたフォーマ50を示す拡大された概略斜視図である。
図1に示されている多列無菌包装充填機100は、食品や医薬品などの被充填物が充填された筒形の包装袋を、4列に亘って無菌環境下で連続的に製造するものである。この多列無菌包装充填機100は、ロール状の包材ロール11から原反フィルム10fを供給するフィルム供給部10と、原反フィルム10fに対して所定の印字を行うレーザー印字装置20と、印字済みの原反フィルム10fを殺菌する殺菌装置30と、殺菌済みの原反フィルム10fをその長さ方向に平行に切断し4列の分断フィルム10dを形成するスリッタ40と、分断フィルム10dを筒形に成形する製袋装置としてのフォーマ50と、筒形に成形された分断フィルム10dの長さ方向の合わせ目をシールして筒状フィルム10d1を形成する縦シール装置61と、筒状フィルム10d1を幅方向にシールして、シールされた領域の上流側に一方向に開放したスティック形の開放状包装袋10p1を形成する第1横シール装置62と、開放状包装袋10p1内に被充填物を充填する充填装置70と、第1横シール装置62によりシールされた領域を更にシールする第2横シール装置63と、を備えている。
本実施の形態で採用されている原反フィルム10fは、レーザー発色インキ層を中間層に有する多層構造のフィルムである。このため、レーザー印字装置20が原反フィルム10fに対してレーザー光を照射すると、当該レーザー光の照射パターンに応じて前記レーザー発色インキ層が発色し、この結果、原反フィルム10fに所望の印字が施されるようになっている。レーザー光の照射は、印字位置が原反フィルム10fから製造される製品(包装袋)の胴部の指定範囲となるように、行われる。原反フィルム10fの所定位置にはアイマークが設けられていても良く、この場合、当該原反フィルム10fは、レーザー印字による印字や後述される横シールの位置にずれが生じないように搬送され得る。
なお、本実施の形態でレーザー発色インキ層を中間層に有する多層構造のフィルムが採用されているのは、高品位の印字と多列無菌包装充填機100の汚染防止とを両立するためである。すなわち、例えばインクジェットプリンタによって原反フィルム10fに印字を施した場合、インキは原反フィルム10fの表面に付着することになる。このため、後続する殺菌工程において原反フィルム10fが殺菌液に浸漬されると、当該殺菌液によって、インキが滲んだり原反フィルム10fの表面から剥離したりする恐れがある。この場合、印字の品質が低下すると共に、後述される無菌チャンバ80の内部に剥離したインキが侵入し、多列無菌包装充填機100が汚染されることになる。なお、本実施の形態によるレーザー印字装置20は、YVO(イットリウム・四酸化バナジウム)レーザーを射出するようになっている。
殺菌装置30は、原反フィルム10fの表面を殺菌するためのものであり、立方体状の殺菌槽31と、殺菌槽31の一対の対向壁間に配置され、原反フィルム10fが通過可能であると共に無菌領域とその外部領域とを区画する、筒形の仕切筒32と、殺菌槽31内に充填された殺菌液としての過酸化水素水33と、を有している。仕切筒32は、殺菌槽31の上部から深さ方向に延在しており、その先端(図1における下端)の開口部から原反フィルム10fが当該仕切筒32内に搬送されるようになっている。更に、殺菌槽31は、フィルム供給部10の側(図1における左側)の側面の上部に設けられた、当該殺菌槽31内に原反フィルム10fを引き入れるための第1開口部34と、仕切筒32の上端設けられた、殺菌済みの原反フィルム10fを後続する各構成装置に向けて送り出すための第2開口部35と、を有している。すなわち、原反フィルム10fは、当該原反フィルム10fが第1開口部34から殺菌槽31内に引き込まれ、仕切筒32の下端の開口部から当該仕切筒32内に案内されるように配置されたV字状の搬送経路に沿って搬送され、そして、第2開口部35を介して後続する各構成装置へと引き渡されることになる。
殺菌液としての過酸化水素水33は、常に、液面が仕切筒32の下端よりも高い位置となるように維持されている。このことによって、第1開口部34を介して殺菌槽31内のうち仕切筒32の左側の領域に侵入した微生物を含む空気(外気)が、仕切筒32の上端の開口部(第2開口部35)近傍の領域、すなわち殺菌済みの原反フィルム10fが存在する領域へと移動しないようになっている。
第2開口部35を介して殺菌槽31から送り出された原反フィルム10fは、図示されるように、鉛直上方にガイドされ、殺菌槽31の上方に設けられた乾燥装置91に導かれるようになっている。乾燥装置91は、原反フィルム10fに付着した余分な過酸化水素水33を除去及び乾燥させるためのものであり、例えば、原反フィルム10fの表面に対して加熱気体(ホットエア)を吹きつけ、過酸化水素水33を吹き飛ばしつつ乾燥させる、ドライヤであり得る。また、他の例として、過酸化水素水33を掻き取るスクレーパと当該原反フィルム10fを加熱して表面の過酸化水素水33を蒸発させるヒータとを組み合わせた装置が採用されても良い。
スリッタ40は、図示されるように、3枚のスリット刃41と、これらのスリット刃41の刃先に当接する当接面を有する回転ローラ42と、を有している。各スリット刃41は、互いに一定の間隔を空けて等間隔で配置されている。これらの3枚のスリット刃41の刃先と回転ローラ42の当接面との間に原反フィルム10fが引き込まれることによって、当該原反フィルム10fが幅の等しい4本の分断フィルム10dに切断されるようになっている。もちろん、このようなスリッタ40は一例であり、例えば、等間隔で配置された3つの回転刃を有するスリッタを採用することも可能である。
フォーマ50は、特に図3に明確に示されているように、各分断フィルム10dを幅方向に丸め、筒形に成形するためのものである。本実施の形態では、各分断フィルム10dから形成される開放状包装袋10p1内に被充填物を充填するためのパイプ状の充填ノズル71が当該分断フィルム10dを筒形に成形するための型として機能するようになっている。すなわち、本実施の形態のフォーマ50は、略円筒状の内周面を有するガイド部51を有しており、このガイド部51が、充填ノズル71の外周面を、隙間を空けて取り囲むように配置されている。図3に示すように、ガイド部51には、分断フィルム10dの長さ方向(図3における上下方向)に延びるスリット52が設けられている。このスリット52を介して、充填ノズル71とガイド部との隙間で筒形に丸められた分断フィルム10dの幅方向の両端部が、合掌状に重ね合わせられた状態でガイド部51の外方に飛び出すようになっている。
図1及び図2に戻って、縦シール装置61は、一対の縦シール要素61aが4組、並列に配置されている。各一対の縦シール要素61aは、フォーマ50のガイド部51に設けられたスリット52に隣接して配置されており、多列無菌包装充填機100に対して固定された固定側縦シールブロックと、この固定側縦シールブロックに対して当接した作動位置と固定側縦シールブロックから離間した休止位置との間を移動可能な移動側縦シールブロックと、を有している。このような構成により、フォーマ50のガイド部51と一体の固定側縦シールブロックと移動側縦シールブロックとによって挟持されるようになっている。本実施の形態では、固定側縦シールブロックと移動側縦シールブロックとの少なくとも一方にヒータが内蔵されており、この挟持の際に、各分断フィルム10dの幅方向の両端部における合わせ目がヒートシールされるようになっている。
第1横シール装置62は、充填ノズル71の先端近傍(図1及び図2における下端近傍)に配置されており、多列無菌包装充填機100に対して固定された固定側第1横シールブロックと、この固定側第1横シールブロックに対して当接した作動位置と固定側第1横シールブロックから離間した休止位置との間を移動可能な移動側第1横シールブロックと、を有している。固定側第1横シールブロックと移動側第1横シールブロックとの少なくとも一方には、縦シール装置61と同様に、ヒータが内蔵されている。また、図示されるように、分断フィルム10dに対して縦シールが施されることにより形成された筒状フィルム10d1は、固定側第1横シールブロックと移動側第1横シールブロックとの間を搬送されるようになっており、所定のタイミングで移動側第1横シールブロックが作動位置に移動されることによって、当該筒形の筒状フィルム10d1に対して横シールが施されるようになっている。
後に詳述されるが、本実施の形態においては、第1横シール装置62によって横シールが施されると、その横シールが施された領域の上流側(図1及び図2における上側)に開放状包装袋10p1が形成されると共に、横シールが施された領域の下流側(図1及び図2における下側)に、被充填物が充填された開放状包装袋10p1の上流側が当該領域によって密封されてなる密封包装袋10p2が、形成されるようになっている。
充填装置70は、縦シール及び横シールが施された筒形の分断フィルム10d(横シールが施された筒状フィルム10d1)、すなわち上流側(図1及び図2における上側)の一端が開放部である開放状包装袋10p1の内部に、当該開放部を介して被充填物を充填するためのものである。詳細には図示されていないが、この充填装置70は、被充填物を受容する受容部(例えば無菌のタンク)と、受容部内に投入された被充填物を所定の分量ずつ計量して送出する計量機構と、計量された被充填物を開放状包装袋10p1の内部に充填するための充填ノズル71と、を有している。
また、第2横シール装置63は、第1横シール装置62によってヒートシールされた領域を更にシールしつつ、このシールによって形成された開放状包装袋10p1を下流側(図1及び図2における下側)に搬送するためのものである。この第2横シール装置63は、前述した第1横シール装置62と略同様の構成を有している。すなわち、第2横シール装置63は、図の上下方向にのみ移動可能な被当接側第2横シールブロックと、この被当接側第2横シールブロックに対して当接した作動位置と被当接側第2横シールブロックから離間した休止位置との間を移動可能な当接側第2横シールブロックと、を有している。但し、被当接側第2横シールブロックと当接側第2横シールブロックとの少なくとも一方には温調装置が設けられており、第2横シール装置63のシール温度が第1横シール装置62のシール温度よりも低温に維持されている。また、この第2横シール装置63は、被当接側第2横シールブロック及び当接側第2横シールブロックを上下方向に駆動する駆動機構63dに連結されており、被当接側第2横シールブロックと当接側第2横シールブロックとによって挟持された開放状包装袋10p1が、第2横シール装置63を介して、当該駆動機構63dによって下流側(下側)に引っ張られるようになっている。なお、シール性を確保するため、第2横シール装置63のシール温度が第1横シール装置62のシール温度と同じか、それよりも高温であっても良い。
本実施の形態の多列無菌包装充填機100は、第2横シール装置63の下流側にカッター装置92を更に備えている。このカッター装置92は、図2に示すように、分断フィルム10dから形成された開放状包装袋10p1の下流側(密封包装袋10p2の上流側)に形成された横シール部62s(図2参照)を、分断フィルム10dの長さ方向に2等分するように切断し、横シール部62sによって区画されつつ連続的に形成される密封包装袋10p2を切り出し、1個ずつの内容物入り包装袋10c(図2参照)を提供するためのものである。カッター装置92は、例えば、多列無菌包装充填機100に対して固定された固定刃92fと、この固定刃92fに対して当接した作動位置と固定刃92fから離間した休止位置との間を移動可能な移動刃92mと、を有し得る。あるいは、他の例としては、抜き刃タイプのカッター装置92を採用することも可能である。
本実施の形態では、製造される内容物入り包装袋10cは、幅と長さとの比が約1:7のスティック形の包装袋である。ここで、スティック形とは、包装袋の幅と長さとの比が1:2以上、好ましくは1:3以上、より好ましくは1:5以上である形状を意味する。
図1に戻って、本実施の形態の多列無菌包装充填機100は、無菌チャンバ80を備えており、この無菌チャンバ80内に、乾燥装置91、スリッタ40、フォーマ50、縦シール装置61、第1横シール装置62及び充填ノズル71が収容されている。無菌チャンバ80は、殺菌槽31の第2開口部35を気密に覆い、鉛直上方に向かって延びる直方体状の第1無菌区画81と、第1無菌区画81の上端から水平方向に延びる直方体状の第2無菌区画82と、第2無菌区画82のうち第1無菌区画81の反対側に位置する端部から鉛直下方に向かって延びる直方体状の第3無菌区画83と、を有している。第1無菌区画81の内部には、前述の乾燥装置91が配置されている。第2無菌区画82の内部には、上流側から下流側に向かって(図1における左側から右側に向かって)、原反フィルム10fを張力を調整しつつ送る送りローラ機構93と、前述のスリッタ40と、がこの順序で配置されている。また、第3無菌区画83の内部には、上流側から下流側に向かって(図1における上側から下側に向かって)、前述の充填ノズル71及びフォーマ50、縦シール装置61、並びに、第1横シール装置62が、この順序で配置されている。また、第3無菌区画83の下端には、密封包装袋10p2が通過可能な寸法のスリットが設けられている。
無菌チャンバ80は、適宜の無菌空気の供給器(不図示)に接続されている。この無菌空気の供給器は、無菌チャンバ80の所定の位置に設けられた空気供給口を介して、当該無菌チャンバ80の内部に無菌状態の空気を連続的に供給することによって、無菌チャンバ80の内部をその外部よりも高圧に維持するようになっている。このことにより、例えば第3無菌区画83の下端に設けられたスリットから外気が無菌チャンバ80の内部に侵入することが防止されている。なお、図示されていないが、殺菌槽31の側面には、過酸化水素水33の液面よりも上方に排気口が設けられており、第2開口部35を介して無菌チャンバ80から送られる無菌状態の空気を外部に排気するようになっている。このことによって、第2開口部35において、第1無菌区画81から殺菌槽31へ向かう方向にのみ空気の流れが生じ、気化した過酸化水素水33が無菌チャンバ80内に侵入しないようになっている。なお、無菌チャンバ80内に供給される空気の流れと内部圧力(陽圧)とを制御するために、当該無菌チャンバ80の壁部に追加の排気口が設けられていても良い。
次に、以上のような本実施の形態の多列無菌包装充填機100の作用について説明する。
まず、包装袋10p(開放状包装袋10p1及び密封包装袋10p2)を製造するに先だち、包材ロール11がフィルム供給部10に装着される。そして、包材ロール11を構成する原反フィルム10fの端部が繰り出され、レーザー印字装置20にセットされる。レーザー印字装置20は、原反フィルム10fに対して所定のパターンにてレーザーを照射し、当該原反フィルム10fの中間層として配置されたレーザー発色インキ層を所定のパターンで発色させる。これにより、原反フィルム10fに対して賞味期限などの所望の印字が施される。レーザー光の照射は、印字位置が原反フィルム10fから製造される製品(包装袋)の胴部の指定範囲となるように、行われる。
レーザー印字装置20によって所定の印字が施された原反フィルム10fは、殺菌装置30によって殺菌処理される。具体的には、原反フィルム10fは、殺菌槽31に設けられた第1開口部34から殺菌槽31内に連続的に搬送され、当該殺菌槽31内に貯留されている過酸化水素水33に浸漬される。この浸漬によって、原反フィルム10fの表面に付着している微生物が殺菌される。殺菌槽31の仕切筒32の左側の領域では、原反フィルム10fは下方に向かって仕切筒32の下端の開口部近傍まで搬送され、当該仕切筒32の内部を経由して鉛直上方に向かって搬送される。そして、当該殺菌槽31の上部に設けられた第2開口部を介して無菌チャンバ80の第1無菌区画81に導かれる。
第1無菌区画81において、原反フィルム10fは、乾燥装置91によってホットエアが吹き付けられ、表面に付着した過酸化水素水33が乾燥されて除去される。
乾燥された原反フィルム10fは、進行方向が右方に変えられ、第2無菌区画82へと搬送される。第2無菌区画82において、原反フィルム10fは、送りローラ機構93に導かれる。図示されていないが、送りローラ機構93の下流側には、原反フィルム10fに予め形成されたアイマークを検知するための検知装置が設けられていても良く、この場合、当該検知装置と第2横シール装置63と送りローラ機構93を含む本多列無菌充填装置100の各ローラとが協働することによって、原反フィルム10fが適正に搬送される。その後、原反フィルム10fはスリッタ40によって幅方向に4等分され、4本の分断フィルム10dが形成される。これらの分断フィルム10dは、その後、進行方向が下方に変えられ、第3無菌区画83へと搬送される。
第3無菌区画83において、各分断フィルム10dは、まず、フォーマ50のガイド部51の内面と充填ノズル71の外面との隙間に導かれ、筒形に成形される。この時、各分断フィルム10dの幅方向の両端部は、前述したように、ガイド部51に形成されたスリット52を介して、合掌状に重ね合わせられた状態で当該ガイド部51の外方に飛び出す。このとき、飛び出した分断フィルム10dの両端部は、スリット52の近傍に配置された縦シール装置61の固定側縦シールブロックと、停止位置にある移動側縦シールブロックと、の間に位置付けられる。
そして、移動側縦シールブロックが所定の駆動機構によってその作動位置へと移動させられ、スリット52から飛び出た分断フィルム10dの両端部に対して、縦シールが施される。これにより、筒状フィルム10d1が形成される。そして、第1横シール装置62によって、筒状フィルム10d1の長さ方向の所定位置に対して、横シールが施される。この際に形成される横シール部62sによって、当該横シール部62sの上側(上流側)に位置する筒形の分断フィルム10dの下端が閉鎖されて一端(上端)に開放部が設けられた開放状包装袋10p1が形成されると共に、当該横シール部62sの下側(下流側)に位置する開放状包装袋10p1の上端が密封されて、密封包装袋10p2が形成される。より詳細には、筒状フィルム10d1に対して横シールが施されることによって、横シール部62sの上側(上流側)においては、開放状包装袋10p1が形成されて被充填物を充填するための準備がなされる。これと同時に、横シール部62sの下側(下流側)においては、開放状包装袋10p1の一端(上端)が当該横シール部62sによって密封されることにより密封包装袋10p2が形成され、無菌充填が完了する。
そして、横シール部62sの上流側に形成された開放状包装袋10p1の内部に、充填ノズル71を介して、被充填物が充填される。被充填物は、横シール部62sの存在によって、開放状包装袋10p1内にとどまる。この開放状包装袋10p1は、その後下方(下流側)に搬送され、前述したように、当該開放状包装袋10p1の上端の開放部に対して横シールが施されて密封包装袋10p2が形成され、無菌充填が完了する。本実施の形態による多列無菌包装充填機100では、このような無菌充填が4列に亘って同時に行われる。
以上のようにして無菌充填が完了した密封包装袋10p2は、第3無菌区画83の下端に形成されたスリットを介して当該第3無菌区画83の下方、すなわち無菌チャンバ80の外部に、搬送される。この搬送は、これより説明されるように、第2横シール装置63によってもたらされる。まず、第1横シール装置62によって施された横シール部62sの下側(下流側)に隣接する横シール部62sが、第2横シール装置63によって挟持される。この挟持は、第2横シール装置63の第2移動側横シールブロックが適宜の駆動機構によってその作動位置へと移動させられ、第2固定側横シールブロックに対して押し当てられることによって実現される。この時、横シール部は、第2横シール装置63に内蔵された温調装置によって冷却され、第1横シール装置62によってヒートシールされた横シール部62sが迅速に固化される。そして、第2横シール装置63は、第2移動側横シールブロックが作動位置にある状態で、駆動機構63dによって上方位置から下方位置へと移動される。もちろん、この移動の際には、縦シール装置61の移動側縦シールブロック及び第1横シール装置62の第1移動側横シールブロックがそれぞれの休止位置に位置付けられる。この移動によって、上流側に配置されている4本の分断フィルム10dないし筒状フィルム10d1が、スリッタ40から縦シール装置61へ、更に、縦シール装置61から第1横シール装置62へと、順次搬送される。
そして、カッター装置92によって、横シール部62sが分断フィルム10dの長さ方向に2等分されるように切断され、1個ずつの内容物入り包装袋10cが切り出される。切り出された内容物入り包装袋10cは、所定の収容部(不図示)に収容され、次なる工程へと送られる。
以上のような本実施の形態によれば、分断フィルム10d及び包装袋10pを搬送する第2横シール装置63が常に無菌チャンバ80の外部に存在し、第3無菌区画83の下端を介して無菌チャンバ80の内部とその外部との間を行き来することが無い。このため、第3無菌区画83の下端に形成されるスリットを最小限の寸法にとどめることが可能であり、微生物を含む外部の空気が当該スリットを介して無菌チャンバ80内に侵入することが防止される。このことにより、無菌チャンバ80の寸法を比較的小型に設計することができ、低コストの多列無菌包装充填機100を提供することができる。更に、カッター装置92のメンテナンス時やカット刃を交換する際に、無菌チャンバ80の運転を停止する必要が無い。このため、メンテナンス性にも優れた多列無菌包装充填機100を提供することができる。
また、本実施の形態では、殺菌装置30として、原反フィルム10fを殺菌槽31の中に貯留された過酸化水素水33に浸漬させることにより殺菌する浸漬殺菌装置が採用されている。このため、原反フィルム10fに付着した微生物を確実に殺菌することができる。
更に、原反フィルム10fに印字を行うレーザー印字装置20を完全に殺菌することは現実的ではないし、無菌チャンバ80を小型に構成するためにも、当該レーザー印字装置20を無菌チャンバ80の外部に配置する方が望ましい。このため、本実施の形態による多列無菌包装充填機100では、無菌チャンバ80の外部であって、包材ロール11と殺菌装置30との間に、レーザー印字装置20が設けられている。このような本実施の形態によれば、無菌チャンバ80を大型化することなく、多列無菌包装充填機100に対して印字機能を好適に付加することができる。
本実施の形態による多列無菌包装充填機100を構成する殺菌装置30、スリッタ40、フォーマ50、縦シール装置61、第1横シール装置62、第2横シール装置63及びカッター装置92は、以上に説明された態様には限られず、既知の様々な代替的な態様に置換され得る。例えば、本実施の形態では、殺菌装置30として過酸化水素水33を用いているが、電子線(Electron Beam:EB)を用いて殺菌を行うことも可能である。この場合、第1無菌区画81に配置された乾燥装置91が不要となる。
また、スリッタ40を無菌チャンバ80の外部に配置することも可能である。一例として、スリッタ40をレーザー印字装置20と殺菌装置30との間に配置すれば、当該スリッタ40をメンテナンスする(例えばスリット刃41を交換する)際に、無菌チャンバ80の運転を停止する必要が無く、一層メンテナンス性に優れた多列無菌包装充填機100を提供することができる。この場合、スリッタ40によって4列に切断された分断フィルム10dが殺菌槽31の第1開口部34を介して当該殺菌槽31内に搬送され、乾燥装置91及び送りローラ機構93を経てフォーマ50に導かれることになる。
また、本実施の形態では、スリッタ40によって原反フィルム10fが4列に切断されているが、何列に切断されるかについては、製造される内容物入り包装袋10cの寸法及び原反フィルム10fの幅に応じて、適宜に設定され得る。具体的には、例えば、スリッタ40によって原反フィルム10fが10列に切断されれば、1列当たりの分断フィルム10dの幅は相対的に狭くなり、内容物入り包装袋10cの幅も狭くなる。あるいは、スリッタ40によって原反フィルム10fが2列に切断されれば、1列当たりの分断フィルム10dの幅は相対的に広くなり、内容物入り包装袋10cの幅も広くなる。
10 フィルム供給部
10c 内容物入り包装袋
10d 分断フィルム
10d1 筒状フィルム
10f 原反フィルム
10p 包装袋
10p1 開放状包装袋
10p2 密封包装袋
11 包材ロール
20 レーザー印字装置
30 殺菌装置
31 殺菌槽
32 仕切筒
33 過酸化水素水
34 第1開口部
35 第2開口部
40 スリッタ
41 スリット刃
42 回転ローラ
50 フォーマ
51 ガイド部
52 スリット
61 縦シール装置
61a 縦シール要素
62 第1横シール装置
62s 横シール部
63 第2横シール装置
63d 駆動機構
70 充填装置
71 充填ノズル
80 無菌チャンバ
81 第1無菌区画
82 第2無菌区画
83 第3無菌区画
91 乾燥装置
92 カッター装置
92f 固定刃
92m 移動刃
93 送りローラ機構
100 多列無菌包装充填機

Claims (8)

  1. 包材ロールから繰り出された原反フィルムを殺菌する殺菌装置と、
    殺菌された前記原反フィルムを長さ方向に平行に切断し複数の分断フィルムを形成する切断装置と、
    各々の前記分断フィルムを1枚ずつ筒形にする製袋装置と、
    筒形にされた前記分断フィルムの長さ方向の合わせ目をシールして筒状フィルムを形成する縦シール装置と、
    前記筒状フィルムを幅方向にシールして、シールされた領域の上流側に一方向に開放した開放状包装袋を形成する第1横シール装置と、
    前記開放状包装袋内に被充填物を充填する充填装置と、
    前記第1横シール装置によりシールされた前記領域を更にシールしつつ、前記開放状包装袋を下流側へ移動させる第2シール装置と、
    前記第2横シール装置の下流側に設けられたカッター装置と、
    を備え、
    前記第1横シール装置は、前記開放状包装袋を形成すると同時に、シールされた前記領域の下流側に、前記被充填物が充填された前記開放状包装袋を密封してなる密封包装袋を形成し、
    前記殺菌装置の下流側において、前記切断装置、前記製袋装置、前記縦シール装置、前記充填装置及び前記第1横シール装置が、無菌チャンバの内部に配置され、
    前記第2横シール装置および前記カッター装置が、前記無菌チャンバの外部に配置されている
    ことを特徴とする多列無菌包装充填機。
  2. 前記殺菌装置は、前記原反フィルムを殺菌槽の中に貯留された液状の殺菌剤に浸漬させることにより殺菌する、浸漬殺菌装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の多列無菌包装充填機。
  3. 前記殺菌装置は、前記原反フィルムに対して電子線を照射する、電子線殺菌装置であることを特徴とする請求項1に記載の多列無菌包装充填機。
  4. 包材ロールから繰り出された原反フィルムを長さ方向に平行に切断し、複数の分断フィルムを形成する切断装置と、
    前記分断フィルムを殺菌する殺菌装置と、
    殺菌された各々の前記分断フィルムを1枚ずつ筒形にする製袋装置と、
    筒形にされた前記分断フィルムの長さ方向の合わせ目をシールして筒状フィルムを形成する縦シール装置と、
    前記筒状フィルムを幅方向にシールして、シールされた領域の上流側に一方向に開放した開放状包装袋を形成する第1横シール装置と、
    前記開放状包装袋内に被充填物を充填する充填装置と、
    前記第1横シール装置によりシールされた前記領域を更にシールしつつ、前記開放状包装袋を下流側へ移動させる第2シール装置と、
    前記第2横シール装置の下流側に設けられたカッター装置と、
    を備え、
    前記第1横シール装置は、前記開放状包装袋を形成すると同時に、シールされた前記領域の下流側に、前記被充填物が充填された前記開放状包装袋を密封してなる密封包装袋を形成し、
    前記殺菌装置の下流側において、前記製袋装置、前記縦シール装置、前記充填装置及び前記第1横シール装置が、無菌チャンバの内部に配置され、
    前記第2横シール装置および前記カッター装置が、前記無菌チャンバの外部に配置されている
    ことを特徴とする多列無菌包装充填機。
  5. 前記殺菌装置は、前記分断フィルムを殺菌槽の中に貯留された液状の殺菌剤に浸漬させることにより殺菌する、浸漬殺菌装置である
    ことを特徴とする請求項4に記載の多列無菌包装充填機。
  6. 前記殺菌装置は、前記分断フィルムに対して電子線を照射する電子線殺菌装置である
    ことを特徴とする請求項4に記載の多列無菌包装充填機。
  7. 前記無菌チャンバの外部であって、前記包材ロールと前記殺菌装置との間に、前記原反フィルムに印字を行う印字装置が設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の多列無菌包装充填機。
  8. 前記包装袋は、スティック形である
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の多列無菌包装充填機。
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