JP6848042B2 - 緩衝器を有するノルディックウォーキングポール - Google Patents

緩衝器を有するノルディックウォーキングポール Download PDF

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Description

本発明は、スポーツ器具として、特に請求項1のプリアンブルの特徴によるノルディックウォーキングポールとして使用するためのポール、及び、そのようなノルディックウォーキングポール用の緩衝器に関する。
従来技術から、多数のノルディックウォーキングポールが知られている。ゴム弾性緩衝器の摩耗は、交換可能な緩衝器を有するポールの変形が既に多数存在することを意味し、例えば、特許文献1では、緩衝器が、ボールロック装置によってポールの最下部に固定されており、又は特許文献2は、ねじ接続又はラッチ接続を開示する。
加えて、ポールを変化する地形に適合させられるように、伸縮する先端部を有するポールが必要とされる。
特許文献3からは、ポール本体を含むノルディックウォーキングポールが知られており、ポール本体の下端に、先端部本体と緩衝器が設けられている。緩衝器は、ポール本体に対して軸方向に固定できるように、移動可能に取り付けられている。緩衝器は、ポール本体に関して形状結合によって、少なくとも2つの軸方向に異なる位置に固定することができる。この場合、先端部本体及び/又はポール本体の最下部は、緩衝器の中央開口部を通り抜けるように配置され、緩衝器は、この中央開口部内のポール本体に対して軸方向に固定され得る。特許文献4は、ラッチレバーによって高さ調節可能な緩衝器を開示し、使用されていないときに先端部を隠すことができる。しかしながら、緩衝器は交換可能に設計されていない。特許文献5及び特許文献6には、伸縮する先端部本体に関連して、交換可能なゴム緩衝器が開示されている。しかしながら、両方の場合において、ゴム緩衝器は、ポールの端部のアタッチメントの下端に単に摩擦係合的に取り付けられるだけである。
従来技術のポールの欠点は、とりわけ伸縮する先端部又は高さ調節可能な緩衝器を有するモデルにおいて、交換可能な緩衝器とポールとの間の接続が確実でないことである。単に摩擦係合的に接続されるモデルの隠れた欠点は、ポールの端部で緩衝器がねじられる可能性があり、これは、特に非対称の緩衝器の場合、ポール上の特定の回転位置が使用に必要とされるために問題である。加えて、調節可能なポール先端部は汚れの影響を受けやすい。さらに、特にぬれた道の場合、ポール先端部とポール管との間に汚れがたまる可能性がある。ポール先端部とポール管との間の遊びはわずかしかないはずなので、汚れが入り込むと、ポール先端部の動きを妨げる、又は、完全に動けなくしさえする可能性がある。さらに、この種のシステムでは、工具の助けなしには緩衝器を交換することができない。
DE 20 2007 013 027 U1 DE 103 40 135 A1 WO 2008/037098 WO 2011/128231 A1 DE 10 2010 022 042 A1 EP 1 814 419
従って、本発明の課題は、従来技術の欠点を克服する、ポール、特にノルディックウォーキングポールのための改良された交換可能な緩衝器を提供することである。特に、本発明の課題は、交換可能な緩衝器をノルディックウォーキングポールに取り付けるための簡単で信頼できるシステムであって、緩衝器をポールに軸方向に移動可能に取り付けるか、又は、同時に、先端部をのばした位置と先端部を引っ込めた位置との間の簡単な切り替えが可能となるシステムを提供することである。
本発明は、請求項1に記載の交換可能な緩衝器を備えたこの種のポールを提供する。必要に応じて、ユーザは、緩衝器を、例えば異なる硬度の緩衝器に、又は、ゴム弾性材料の摩耗による緩衝器の取り換えの際に、容易に交換することができる。さらに、提案の緩衝器取り換えシステムにより、交換される緩衝器の単純な製造が可能となる。
本発明によるポール、特にノルディックウォーキングポールは、アタッチメントを下端に備えたポール管を有し、このアタッチメントにゴム弾性材料で作られた緩衝器が着脱自在に固定されている。この交換可能な緩衝器は硬質材料で作られたインサートを有し、これは緩衝器の中央凹所に固定され、この中央凹所は、ポールのアタッチメントの方向に上向きに開くように形成される。
したがって、緩衝器は、実質的に非可撓性の硬質プラスチックで作られた固定領域と、転がり面を形成するエラストマー領域とを有する2部構成要素として形成される。この場合、ゴム弾性又はエラストマー領域は、例えば、TPE、TPU(TPU=ウレタン系熱可塑性エラストマー)等の熱可塑性エラストマー、シリコーン、又は加硫ゴムを始めとするエラストマー材料で作られることが好ましい。緩衝器アタッチメントの転がり面には、WO 2006/128312から知られているように、スパイクも入れることができる。
本発明による好ましいノルディックウォーキングポールは、非対称に構成された緩衝器を有する。これは、ポールの縦軸に平行に測定したとき、走行方向に見て前方の領域における長さが後方の領域における長さよりも短い。
緩衝器のエラストマー領域の凹所に収容される、固定領域として使用されるインサートは、好ましくは、実質的に非可撓性の硬質プラスチックから形成される。この場合、インサートは、例えば、ガラス繊維強化プラスチック及び/又は「射出成形」で製造されるプラスチックであってもよい。鋳造材料(金属を含む)又は(機械)加工された材料で作られた成形部品も可能である。インサートは、緩衝器に挿入されて、その中に力結合的に(kraftschluessig)又は形状結合的に(formschluessig)、場合によってはさらに、素材結合的に(stoffschluessig)固定されてもよい。素材結合的接続のみでも可能である。好ましくは硬質プラスチックで作られたインサートは、通常、ゴム弾性緩衝器に挿入され、中で射出成形され、エラストマーによって押出コーティングされ、及び/又は接着される。インサートは、好ましくは中空円筒として形成される。
緩衝器の中央凹所は、転がり面につながる貫通開口として構成することもでき、中央凹所の上側部分は転がり面の方に向く下側領域よりも大きい直径を有することが好ましい。このようにして、より大きい直径の領域とより小さい直径の領域との間の境界面上に、インサート用の当接部又は下側接触面が形成される。しかしながら、中央凹所は、底部によって完全に下方に向かって閉鎖されていてもよく、すなわち、先端部によって貫通されない単純な緩衝器の場合、実質的に深鍋形である。
言い換えれば、緩衝器の中央凹所は、下方に向かって少なくとも部分的に閉じた底部を有する止まり穴であってもよい。この場合、アタッチメントの方に向く中央凹所の上側部分の形状は、好ましくは、実質的に円筒形である。ゴム弾性緩衝器の下面は、好ましくは輪郭が形成された(profilierte)転がり面を形成する。転がり面は、好ましくは非対称に構成され、特に、ノルディックウォーキングの走行運動に最適に適合させるために、走行方向前方に向かってさらに持ち上がっている。先端部は、この転がり面を通り抜けることができ、好ましくはほぼ後方3分の1のところを通り抜けることができる。さらに、上記輪郭形成部(Profilierung)は、好ましくは、側方拡張部を有する。
本発明によるポールでは、緩衝器は、インサートとアタッチメントとの間のバヨネットキャッチ(Bajonettverschluss)によって、ポールのアタッチメントに着脱自在に固定される。形状結合により、構造は単純であるが、できるだけ確実な固定を保証し、汚れの影響をほとんど受けない。
第1の好ましい実施形態によれば、緩衝器は、ポールのアタッチメントに唯一の回転位置でのみ固定することができ、アタッチメント及び/又は緩衝器は、ポールに取り付けられた状態で、アタッチメントに対する緩衝器の回転を阻止するためのねじれ防止(Verdrehsicherung)を有する。ポールは、有利には、アタッチメントとインサートとの間にねじれ防止手段を有し、特に好ましくは形状結合によるねじれ防止手段を有する。これに代えて又はこれに加えて、ポールは、特に好ましくは形状結合及び/又は力結合及び/又は素材結合によって、アタッチメントと緩衝器との間にねじれ防止手段を有する。
さらに好ましい実施形態によれば、アタッチメントは、緩衝器の方に向く下側部分を有し、その断面は円形ではない。この下側部分は有利には、走行方向に垂直な方向の幅より走行方向の幅のほうが大きい。特に好ましくは、アタッチメントの下側部分は、扁平な円筒として構成される。これは、第1の右壁と、この第1の右壁に対向する第2の右壁と、第3の前壁と、この第3の前壁に対向する第4の後壁とを有する。ここで、第1の壁及び第2の壁は好ましくは平らであり、第3の壁及び第4の壁は湾曲して形成される。緩衝器が取り付けられるとき、好ましくは、外側スリーブの下側部分は、内側スリーブの下側部分も同様に、走行方向に垂直な幅よりも走行方向の幅のほうが大きく、これら下側部分は両方とも扁平な円筒として構成されることが好ましい。内側スリーブの下側部分の形状は、外側スリーブの下側部分の形状と相補的に構成されるか、又は、内側スリーブの下側部分が外側スリーブの下側部分とぴったり合う。
好ましくは実質的に中空円筒として構成される緩衝器のインサートは、アタッチメントの、緩衝器の方に向く下側部分に配置される第1の半径方向突出部を受け入れるために、インサートの内壁に少なくとも第1の凹所、例えば、溝又はアンダーカットを有する。インサートは、好ましくは、さらに、アタッチメントの、上記第1の突出部に半径方向に対向する第2の突出部を受け入れるために、上記第1の凹所に半径方向に対向する第2の凹所を有する。
前記互いに対向する2つの半径方向凹所は、円周方向に、それぞれ、インサートの周囲の一部だけにわたって、及び、インサートの軸方向全長にわたって一領域でのみ延びる。従って、これら凹所は、インサートの残りの周囲領域と比較して、壁の厚みが薄い又はインサートの厚みが薄い領域を構成する。
前記半径方向凹所の1つは、ポールの長手方向軸に平行な軸方向に延びるリブによって中断され、又は2つに分割される。しかしながら、このリブは、アタッチメントの突出部がインサートのこの領域内で回転可能であるように、インサートの第1の軸方向部分にわたってのみ延びる。緩衝器がアタッチメントの下側部分に取り付けられるとき、このリブはアタッチメントの下側部分の突出部にある半径方向凹所内に突き出て、その結果、アタッチメントのアタッチメント上へのスライド位置(Aufschiebeposition)を決定する。第2の凹所は、好ましくはポールの長手軸に沿ってインサートの内壁をインサートの軸方向長さにわたって不完全にのみ延びるこの種の軸方向リブによって円周方向に二等分されるのが好ましい。アタッチメントの第2の突出部は、インサートの軸方向リブを受け入れるのに適した軸方向の隙間によって中断される。
緩衝器がアタッチメント上又はポール上の固定位置にあるとき、2つの半径方向突出部を通って延び、ポールの長手軸に沿って配置されるアタッチメントの二等分面は、互いに対向する2つの凹所を通って延び、ポールの長手軸に沿って延びるインサートの二等分面に対して、円周方向にねじられている。このとき、ポールの長手軸に沿って延びるアタッチメントの二等分面は、走行方向に平行に延びる。
アタッチメントの下側部分の半径方向突出部はそれぞれ、アタッチメントに固定された緩衝器のインサートの内壁を円周方向に延びる肩部に下側から係合する。このとき、それぞれの肩部は、インサートの内壁に、アタッチメントのそれぞれの突出部のための上側当接部を形成する。
インサートの内側の半径方向の凹所はほぼL字形であり、ポールの長手軸に平行に延びる幅広のネック部と、円周方向のより狭い脚部とを有する。それらは、ポールの長手方向軸に沿って上から時計回りに見て、インサートの下縁に隣接する下側部分(脚部)において、上側領域(ネック部)よりもインサートのより長い円周部分にわたって延びている。しかしながら、それぞれのL字形の半径方向凹所の脚部は、隣の凹所まで完全には延びない。このようにして、インサートの円周方向の2つの地点で、インサートの軸方向長さ全体にわたって当接部が延び、この当接部は、上から見て、それぞれ、第1の凹所の下側部分の右側と、円周方向時計回りに第2の又は隣の凹所の左側を境界とする。その結果、アタッチメントの下側部分の突出部は、インサートの適合する凹所に挿入されると、アタッチメントをインサート又は緩衝器に対して円周方向時計回りにねじる際、いわゆる「レール」として働く凹所それぞれの脚部内を、半径方向に互いに対向する軸方向に延びる2つの当接部までそれぞれ動かすことができる。従って、アタッチメントの下端の突出部は、ねじられると、半径方向の凹所のこれらの延長された円周部分と係合する。
インサートからアタッチメントを軸方向に移動させることは、中空円筒の、延長された円周部分(Lの脚部)の上側で隣接する、より大きな壁厚を有するそれぞれの部分に、突出部が当接することによって阻止される。
緩衝器のポールへの固定、又は、インサートのアタッチメントへの固定は、差し込み/回転運動を介して行われる。つまり、接続される2つの部品は、正しい位置で互いに挿入される。すなわち、インサートを有する緩衝器は、ポールの長手軸に沿って差し込み方向でアタッチメントの下側部分に取り付けられ、次いでその上で回転される。これは、アタッチメントに対するインサートの回転運動、又はその逆を含む。好ましくは、緩衝器を固定して保持しながら、アタッチメントが固定されたポールを時計回りに回転させるか、又は、その反対に、アタッチメントを固定しながら、インサートを有する緩衝器を反時計回りに回転させる。緩衝器をポール又はアタッチメントから取り外すには、対応して緩衝器又はアタッチメントのいずれかを反時計回りに回転させる。ポールへの緩衝器の固定は、例えば、摩耗又は緩衝器の種類の変更によってゴム緩衝器を交換しなければならない場合にのみ解除する必要がある。
さらに、取り付け位置及び/又はロック最終位置は、ゴム緩衝器及び/又は外側スリーブ上に(例えば、刻み込み及び/又は成形記号によって)マーキングすることができる。
緩衝器がアタッチメント上に取り付けられるときは、インサートの、半径方向に互いと対向する2つの凹所を二等分する第1の断面と、アタッチメントの半径方向に互いに対向する2つの突出部を二等分し、且つ、好ましくは軸方向のリブを通って延びるアタッチメントの第2の断面が、互いに平行であるが、これら2つの軸線は、走行方向Vに、又は、図1fの切断面もしくは軸対称面A−A又は図2fの切断面もしくは軸対称面B−Bに平行には配置されず、それに対して45〜90度の間でねじられて配置される。一方、緩衝器が固定されると、これらの面は互いに対してねじられ、アタッチメントの第2の断面が走行方向Vに平行に配置される。
好ましくは、緩衝器は、その内壁に、少なくとも1つの、好ましくは複数の凹所を、円周方向に、特に好ましくは緩衝器の中央凹所の上側部分の長さに沿って異なる軸方向位置に有する。ゴム弾性領域にあるこれらの凹所は、それぞれ、インサートの外壁上に配置された、円周方向に部分的に延びる半径方向フランジを受け入れるために使用される。
緩衝器内の実質的に中空円筒状のインサートは、その外面に、好ましくは、2つの半径方向フランジを有し、このフランジは、ポールの長手軸に沿って異なる軸方向位置に配置され、互いから離間させて、且つ、互いと対向させて、円周方向に部分的に配置される。前記フランジは、緩衝器の内壁の対応する凹所と係合し、特に、緩衝器がアタッチメント上に取り付けられるとき、及び緩衝器がアタッチメントに対してねじられるときに、インサートが緩衝器から脱落するのを防止し、緩衝器内でのインサートの回転位置をロックする。
特に好ましい実施形態では、アタッチメントは、緩衝器の方に向く下端に、ポールの長手軸の方向に緩衝器まで延びる、好ましくは軸方向ラグの形をした突出部を有する。この軸方向の突出部は、アタッチメントに固定された緩衝器の外側、すなわちそのゴム弾性領域にある対応する第3の凹所と係合する。これは、同様に、アタッチメント上での緩衝器の回転位置の固定、又は、緩衝器とアタッチメントとの間の回転防止に役立つ。このラグは、好ましくは、ポール使用時、アタッチメントの、走行方向に見て前方領域に配置される。
緩衝器とアタッチメントの間の接続を確実にするために、さらに、係止部を使用することもできる。インサートとアタッチメントとの間、又はインサートと緩衝器との間を含め、一方の部品上に凹所又はノッチを、他方の部品上に突出部を配置するといった、上述とは別の互いに対応する又は適合する形状を用いることもできる。本発明による特に好ましいポールは、位置をポール先端部に対して調節できる交換可能な緩衝器を有する。このために、アタッチメントは、緩衝器及びインサートの中央凹所を通り抜けて配置される先端部を有する。この種のポールでは、先端部が緩衝器に対して高さ調節可能に配置されているか、又はその逆である。好ましくは、先端部又は緩衝器は、形状結合的な接続を介して、少なくとも2つの軸方向に異なる位置でロックされ得る。
高さ調節可能な先端部を有するポールの場合、インサートは先端部を通り抜けさせるための穴を有するか、又は中空の円筒として構成される。緩衝器内を先端部が通り抜けないポールの場合、インサートは同様に深鍋形、すなわち閉じた底部で構成されていてもよい。ポールが緩衝器に対する先端部の相対的な軸方向調節可能性を有していない場合、緩衝器は、外側スリーブや内側スリーブからではなく、(最下の)ポール管部分の下端に固定された唯一のスリーブから、又は下側のポール端部に設けられた別の固定要素からのみ形成されるアタッチメントの下側端部に、取り外し可能に固定される。
非常に簡単な実施形態では、アタッチメントは最下のポール管部分に直接固定され、交換のためバヨネットロックによって、このアタッチメントの下側部分に簡単な緩衝器が固定される。緩衝器を固定するために、緩衝器に配置されたインサートが、バヨネットロックによってアタッチメントの下側部分に直接固定される。先端部を露出させる又は隠すために、アタッチメントが部分的に軸方向に調節可能である場合、好ましい実施形態によれば、アタッチメントは内側スリーブと外側スリーブの2つの部分で構成され、先端部を内側スリーブに固定し、この内側スリーブに、外側スリーブを、軸方向に移動可能に、又はラッチレバーを介して固定する。
この種の内側スリーブは、例えば、その中央凹所が、図には示されていない付加的な接続要素への形状結合的な及び/又は力結合的な接続を有し、この付加的な接続要素が最下のポール管部分に固定されることによって、交換可能に形成されてもよい。このような形状結合的な及び/又は力結合的な接続は、例えば、ねじ又はラッチ接続によって提供されてもよい。
先端部は、好ましくは、例えば金属、硬質金属、セラミック又はこれらの材料の組み合わせなどの耐摩耗性材料で作られており、通常、先端部は、金属又は硬質プラスチックで作られた固定要素を介して内側スリーブに固定されている。
高さ調節可能な緩衝器の特に好ましい実施形態は、アタッチメントが、ポール管に固定される内側スリーブと、内側スリーブを取り囲み、且つ、その上に軸方向に移動可能に取り付けられる外側スリーブとを含むポールにおいて実現される。この場合、アタッチメントには先端部が設けられ、この先端部及び/又は内側スリーブの最下部は、緩衝器の中央凹所及びインサートの中央凹所を通り抜けて配置される。緩衝器は、この中央凹所内のポールの長手軸に沿って軸方向に固定され得るように移動可能に取り付けられ、少なくとも2つの軸方向に異なる位置で形状結合的な接続を介してポール管又は内側スリーブに対してロックされ得る。軸方向の高さ調節のために、ラッチレバーが、緩衝器の転がり面の方に向く、その下端で、外側スリーブの外側に関節連結される(anlenken)。緩衝器の固定された位置において、ラッチレバーはその上端で少なくとも部分的に形状結合的にポール管及び/又は内側スリーブの周りに係合する。ラッチレバーは、外側スリーブから離れるように旋回させることによって解除することができる。
ゴム弾性緩衝器は、上述したのと同じバヨネット接続によって交換することができる。この場合、先端部のための貫通開口を有する交換可能な緩衝器は、単純なアタッチメントの下端ではなく、外側スリーブの下側部分に固定される。
本発明はまた、上述のようなポール用の緩衝器に関する。本発明による交換可能な緩衝器又は取り換え式緩衝器は、ゴム弾性材料で作られた領域と、上に開いて形成された好ましくは円筒状の中央凹所とを有する。この中央凹所には、硬質材料で作られたインサートが、好ましくは形状結合及び/又は素材結合によって固定され、緩衝器はインサートとアタッチメントの間のバヨネットロックを用いてポールのアタッチメントに着脱自在に固定されるように構成される。この緩衝器は、好ましくは、ポールのアタッチメントにただ1つの回転位置でのみ固定することができ、緩衝器は、ポールに取り付けられた状態において、アタッチメントに対する緩衝器の回転を阻止するためのねじれ防止手段を有する。緩衝器は、好ましくは、アタッチメントとインサートとの間にねじれ防止手段を有し、特に好ましくは形状結合によるねじれ防止手段を有する。これに加えて又はこれに代えて、緩衝器は、アタッチメントと緩衝器のゴム弾性領域との間にねじれ防止手段を有してもよく、特に好ましくは形状結合によるねじれ防止手段を有してもよい。
特に好ましい緩衝器は、ポール先端部を受け入れるための貫通開口の形に構成された中央凹所を有する。好ましくは、インサートが固定される貫通開口の上側部分は、緩衝器の転がり面の方を向く貫通開口の下側部分よりも直径が大きい。これは、インサートが、中央凹所の直径がより大きい上側部分と、直径がより小さい下側部分との間の境界面又は緩衝器の底部上に、下側当接部を有することを意味する。
特に好ましい実施形態では、インサートは、はめ込み位置において、緩衝器の中央凹所内の回転位置にあり、このとき、インサートの半径方向に対向する2つの凹所は、走行方向に対しポールの円周方向にねじられて、好ましくは45〜90度ねじられて対向配置される。言い換えれば、インサートの互いに対向する2つの凹所を通る軸方向の二等分面は、走行方向に対してねじられて配置される。
アタッチメントを通って、又はアタッチメントの2つの突出部を通って、ポール軸に平行な第2の二等分面は、アタッチメントの下側部分の第1の左壁及び第2の右壁に平行に延びる。緩衝器が固定された状態では、この面は緩衝器の断面又は軸方向対称面に平行に延び、走行方向に平行に延びる。しかしながら、緩衝器がアタッチメント上にはめ込まれるときには、上記面は、緩衝器の対称面に対してねじられた状態で、従って走行方向に対しても円周方向にねじられた状態で延びる。
緩衝器の硬質インサートとアタッチメント又は外側スリーブとの間のバヨネットロックは、記載された変形例に代わるものとして、アタッチメントの下側部分上の突出部とインサート中の対応する凹所、又はその逆といった他の形状によっても可能であり、あるいは、例えば、インサートの内面の半径方向のピンを、アタッチメントの下側部分の対応するガイド凹所に挿入してその中で回転させる、又はその逆によっても可能である。さらなる代替案は、アタッチメント内に配置される曲がった細長い穴であり、その軸方向部分に、インサートに固定された少なくとも1つのピンが、緩衝器をスライドさせることによって軸方向に挿入され、次に、円周方向に回転させることによってピンが細長い穴の曲げられた部分へと動かされ、その結果、緩衝器は、場合によってはねじれ防止とともに、その軸方向位置及び回転位置に保持される。
緩衝器の高さ調節機構又は緩衝器と先端部との間の交換機構に関連して、WO 2011/128231 A1の内容を、本出願の開示内容に含む。
さらなる例示の実施形態を、従属請求項に記載する。
本発明の好ましい実施形態を、図をもとにして以下に説明するが、これらの図は、説明のためだけのものであって、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。
図1は、先端部が転がり面を越えて下方に突出する固定位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を、様々な略図で示したものであり、図1a)は、走行方向後方右からの斜視図を示す。 図1は、先端部が転がり面を越えて下方に突出する固定位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を、様々な略図で示したものであり、図1b)は、走行方向前方右からの斜視図を示す。 図1は、先端部が転がり面を越えて下方に突出する固定位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を、様々な略図で示したものであり、図1c)は走行方向前方からの図を示す。 図1は、先端部が転がり面を越えて下方に突出する固定位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を、様々な略図で示したものであり、図1d)は走行方向右からの側面図を示す。 図1は、先端部が転がり面を越えて下方に突出する固定位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を、様々な略図で示したものであり、図1e)は走行方向後方からの図を示す。 図1は、先端部が転がり面を越えて下方に突出する固定位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を、様々な略図で示したものであり、図1f)は切断面/対称面A−Aを付した、前方からの図を示す。ここで図1f)には、最下のポール管部分が描かれている。 図1は、先端部が転がり面を越えて下方に突出する固定位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を、様々な略図で示したものであり、図1g)は図1f)のA−Aに沿った断面を示す。ここで図1g)には、最下のポール管部分が描かれている。 図2は、先端部が隠れた位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を異なる略図で表したものであり、図2a)は走行方向後方右からの斜視図を示す。 図2は、先端部が隠れた位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を異なる略図で表したものであり、図2b)は走行方向前方右からの斜視図を示す。 図2は、先端部が隠れた位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を異なる略図で表したものであり、図2c)は走行方向前方からの図を示す。 図2は、先端部が隠れた位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を異なる略図で表したものであり、図2d)は側面図を示す。 図2は、先端部が隠れた位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を異なる略図で表したものであり、図2e)は走行方向後方からの図を示す。 図2は、先端部が隠れた位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を異なる略図で表したものであり、図2f)は切断面/対称面A−Aを付した前方からの図を示す。ここで、図2f)には、最下のポール管部分が描かれている。 図2は、先端部が隠れた位置での第1の例示の実施形態による緩衝器を異なる略図で表したものであり、図2g)は、図2f)のB−Bに沿った断面を示す。ここで、図2g)には、最下のポール管部分が描かれている。 図3は、第1の例示の実施形態による緩衝器の、2つの異なる略図を表したものであり、図3a)は走行方向後方右からの分解図を示す。 図3は、第1の例示の実施形態による緩衝器の、2つの異なる略図を表したものであり、図3b)は走行方向前方右からの分解図を示す。 図3は、第1の例示の実施形態による緩衝器の、2つの異なる略図を表したものであり、図3c)は走行方向に対し右からの分解図を示す。 図4は、ポール先端部が突出した第1の例示の実施形態による緩衝器を備えたポールの略図を示す。
図4は、本発明によるポール1を示しており、ここではノルディックウォーキングポールとして形成されており、ポール取っ手部48と、上側ポール管部分2aと、下側ポール管部分2を示す。緩衝器4が固定されるアタッチメント3は、下側ポール管部分2の下端に固定される。ポールがポール管を1つだけ有する場合は、アタッチメント3はその下端に固定される。ポール1が複数のポール管部分2,2aを有する場合は、アタッチメントは、それぞれの場合において、最下のポール管部分2に固定される。
すべての図において、第1の例示の実施形態によるアタッチメント3が描かれており、その下端にゴム弾性緩衝器4が着脱自在に固定される。この例示の実施形態では、緩衝器は、ポールの長手軸Sに沿って軸方向に移動可能に取り付けられ、これにより、ユーザは、図1に示すような、先端部30がゴム弾性支持面又は転がり面43を越えて突出する第1の位置と、図2に示すような、先端部30がゴム弾性支持面又は緩衝器に隠れた第2の位置を選ぶことができる。
図1a〜図1gは、矢印で示すように、ポール1用のアタッチメント3に上側の位置で固定された緩衝器4を示す。この場合、先端部30は転がり面43を越えて突出する。
ゴム弾性緩衝器4はここでは非対称に形成され、ノルディックウォーキング時、走行運動に最適に適合させるために、転がり面43は走行方向Vに前方に向かって、さらに持ち上げられている。先端部30は、この転がり面43のほぼ後方3分の1のところを通り抜ける。さらに、輪郭形成部44は、側方拡張部46を有する。
この場合、緩衝器4は、ポール1用のアタッチメント3に取り付けられており、この好ましい例示の実施形態のアタッチメント3は、ポール管2の下端に固定して取り付けられた内側スリーブ26と、この内側スリーブ上で軸方向に移動可能である外側スリーブ28とを有する。内側スリーブ26には、固定要素31が取り付けられ、その下側の固定ラグ31bに、先端部30がはめ込まれて固定される。先端部による貫通のために高さ調節可能に配置されていない単純な取り換え式緩衝器を有するポールの場合、アタッチメント3の、緩衝器が着脱自在に固定されている下側部分は、ここに示される外側スリーブ28の下側部分28bの機能を担い、これに対応して構成される。
アタッチメント3の構成及びその構成要素の実施形態は、図3の分解図に特に明瞭に示される。内側スリーブ26は、中央の軸方向凹所27を有し、この軸方向凹所27内に、図1g、図2g及び図4に示す円錐状に細くなるポール管2の下端が、押し込まれ及び/又は接着される。この内側スリーブ26の上側領域は、いわばポール管2を囲むスリーブを形成する。内側スリーブ26は上側部分26aを有し、これは、上記スリーブを作り出し、ポール管2を受け入れるために、且つ、外側スリーブ28の2つの位置での形状結合的な接続を確実にするために用いられる。さらに、上側部分26aと一体的に構成される内側スリーブ26の下側部分26bが下へと続く。この下側部分26bには、例えば、金属、硬質金属、セラミック又はこれらの材料の組み合わせなどの耐摩耗性材料で作られた実際の先端部30が下端に固定される。この固定は、直接的ではなく、通常金属又は硬質プラスチック製の固定要素31を介して行われる。
内側スリーブ26の下側部分26bは軸方向凹所33を有し、この中に固定要素31の上側固定スタブ31aがはめ込まれ、又は固定される。この例示の実施形態では、上側及び下側の固定スタブ31aと一体的に構成され、さらに内側スリーブ26の下側部分26bになお固定される六角形のフランジ32が、上側固定スタブ31aを、固定要素31の、貫通開口6を用いて緩衝器4を貫通する下側固定スタブ31bから分離する。フランジ32の六角形の形状は、内側スリーブ26内での固定要素31の回転位置を固定する働きをする。しかしながら、これに代わるものとして、内側スリーブ26内での固定要素31のねじれ防止固定は、フランジ32又は上側固定スタブ31aの別の円形でない実施形態によっても達成することができ、射出成形、圧入、シャフトのローレット加工又はこれらの方法の組み合わせにより達成することができる。内側スリーブ26の下側部分26bの下端には、フランジ32の一部を受け入れるための凹所49があり、この場合、六角形の形状(輪郭)(Sechskantgenometrie/-profiles)になるように構成される。内側スリーブ26の下側部分26bは、その外側の側面に、この場合、外側スリーブ28の下側部分28bの内面の相補的な形状に実質的に対応する形状を有し、わずかに小さい寸法を有するので、外側スリーブ28は、半径方向の遊びなしに、ポール長手軸Sに沿って内側スリーブ上を軸方向に移動可能である。
外側スリーブ28bの下側部分28b、及び、外側スリーブ28の下側部分28bにはめ込まれ、その中に軸方向に移動可能に取り付けられる内側スリーブ26の下側部分26bは、本例示の実施形態では円形に形成されておらず、もとは円筒形で側方が平らになった領域として、つまり、走行方向に垂直な幅よりも走行方向の幅のほうが大きい、いわば扁平な円筒として構成される。従って、下側部分28bは、平らな第1の右壁20と平らな第2の左壁、並びに、湾曲した第3の前壁22と湾曲した第4の後壁23を有する。
フランジ32は、先端部30が転がり面43を越えて下方に突出する位置(特に、図3bによる断面図を参照)のために定められた下側当接点を構成し、先端部30が延ばされた位置において、フランジの下面は緩衝器4の中央凹所6の底部6cの接触面上にある。
上述したような、硬質材料で作られた実際の別個の先端部30は、下向きの凹所31cを有する下側固定スタブ31b内に押し込まれ、及び/又は、接着又は他の方法(はんだ付け、ネジ止めなど)で固定される。この場合、下側固定スタブ31b全体と先端部30は、弾力のある緩衝器4に設けられた貫通開口6に適合する断面形状を有するので、外側スリーブ28の内側スリーブ26に対する様々な位置で、先端部30をこの貫通開口6を通って移動させることができる。従って、緩衝器4の貫通開口6は、インサート5を受け入れるように形成される上側部分6aと、先端部30を受け入れるように形成される下側部分6bとから構成され、上側部分6aの直径は下側部分6bの直径よりも大きい。従って、貫通開口6は、転がり面に向かって下方に細くなるように形成される。
内側スリーブ26の下側部分26b上には、外側スリーブ28が軸方向に移動可能に取り付けられて配置される。この外側スリーブ28の外側には、ラッチレバー34が関節連結されており、外側スリーブ28には、走行方向後方に向かって形成された2つの支持拡張部35があり、この支持拡張部35は、2つの整列する軸穴36a、36bを有する。これら2つの支持拡張部35の間にラッチレバー34が固定される。このために、2つの支持拡張部35の間にラッチレバー34の細くなった領域34aが係合し、この領域34aは貫通開口34cを有する。通常金属ピンである回転軸37は、2つの軸穴10と、この貫通開口34cを通って挿入され、ラッチレバー34は、この回転軸37の周りを旋回可能に外側スリーブ28に取り付けられる。
上記ラッチレバー34の上端にはクランプ領域34bがある。ラッチレバー34は、緩衝器4の固定位置において、このクランプ領域34bにより、内側スリーブ26の上側部分26aを自動ラッチ的(selbsteinrastend)に包囲する。このクランプ領域34bの内面には、両方の位置での形状結合的な接続の正確な固定のために、一方で、内側に円周状に配置された半径方向内側に延びる支持領域38と、その直ぐ下に続く、同様に円周状の溝という意味でのアンダーカット39とがある。
外側スリーブ28の軸方向の移動可能性は、内側スリーブ26の下側領域26bに設けられた、軸方向に細長い構造を有するガイド凹所40によってさらに保証される。ガイド凹所40は、いわば、内側スリーブ26の下側部分26bのアンダーカットとして形成され、且つ、外側スリーブ28に挿入して初めて細長い穴を形成する。このガイド凹所40に、外側スリーブ28に固定された横方向に延びるガイドピン41が係合する。外側スリーブ28の下側位置では、特に図2gを参照すると分かるように、このガイドピン41は、ガイド凹所40の下側当接点に載っている。他方、ラッチレバー34の支持領域34bは、内側スリーブ26の上側部分26aの円周状ラッチ拡張部42に下側から形状結合的に係合する。従って、外側スリーブ28の下側位置では、図2に示すように、下側当接部に、ガイド凹所40内でのガイドピン41の相対位置によって一方の当接部が生み出され、ラッチ拡張部42の下面に、ラッチレバー34の支持領域34bの支えによって他方の当接部が生み出されることにより、外側スリーブ28がこの位置に固定される。
この構成では、着脱自在に固定される緩衝器4は、外側スリーブ28の下側に設けられる。図2に示すように、ラッチレバー34が横方向外側に旋回され、その結果、支持部34bがラッチ拡張部42を解放することによって、この種の緩衝器4を、内側スリーブ26に対する外側スリーブ28の、いわば下側位置から、図1の先端部30を延ばした位置へと移動させることが可能である。その後、外側スリーブ28は、ガイド凹所40内でガイドピン41が動くことのできる枠内で(連続して)上方に移動させることができる。
図1は、外側スリーブ28が、凹所27又はガイドピン41によって予め決められた軸方向に移動可能な範囲の当接部に押しずらされ、ラッチレバー34が、再び、内側スリーブ26上に置かれて、内側スリーブ26の周りに、いわば自動ラッチ的にパチンとはまった位置を示す。この外側スリーブ28の上側位置では、支持領域34bはラッチ拡張部42の上方に位置し、ラッチ拡張部42がアンダーカット39と形状結合的に係合する。従って、この位置では、ラッチレバー34の上側領域も完全な形状結合的な固定を示し、ガイド凹所40又はガイドピン41によって予め決められた下側当接部は必ずしも必要ではないがあってもよい。
図示された例示の実施形態において、緩衝器4は、バヨネットロックによってアタッチメント3に固定される。先端部30の上をスライドできる緩衝器4の軸方向の移動可能性を有する変形例の場合、緩衝器4は、外側スリーブ28の下側部分28bに固定される。これを達成するためには、緩衝器4をアタッチメント3の下側部分の上へと又は外側スリーブ28の下側部分28b上でスライドさせて、次いでアタッチメント3又は外側スリーブ28に対して緩衝器4を回転させて、当接/ラッチ位置へと回してポール1に固定する。バヨネット接続は、緩衝器4に挿入される硬質プラスチックで作られたインサート5とアタッチメント3又は外側スリーブ28との間で行われる。上記スライド位置は、アタッチメント3又は外側スリーブ28の下側部分の前方半径方向突出部16及び後方半径方向突出部17によって決められ、特に、インサート5の軸方向リブ9を受け入れるための、後方半径方向突出部17の軸方向間隙18によって決められる。緩衝器4が上記スライド位置に取り付けられた後、緩衝器4がロックされると、図1〜図3に示された例示の実施形態では、アタッチメント3を備えたポール管2が、インサート5内の第1の凹所7の右側当接部25に前方半径方向突出部16が当接するまで、及び、インサート5内の第2の凹所8の右側当接部に後方半径方向突出部17が当接するまで、90〜120度の角度範囲だけ、円周方向Uに時計回りで回転される。
この目的のために、図3cに示されるアタッチメント3の下側部分28bの半径方向突出部16,17は、それぞれ、緩衝器4のインサート5内で、いわばレール内を走り、このレールは、円筒状インサート5の内壁5aに対応して形成される凹所、あるいは、ノッチ又は溝によって生み出される。このノッチは、先に述べたように、L字形凹所の、インサート5の円周方向Uに延びる脚部によって形成される。
先端部を全く有さず、ゴム弾性緩衝器のみを有する(緩衝器に先端部本体が固定されているか又は固定されていない)ポールの代替的な例示の実施形態の場合には、アタッチメントは、単に、最下のポール管部分を緩衝器に形状結合的に接続するために用いられる。しかしながら、アタッチメントは、その上に固定して取り付けられた又は交換可能に取り付けられた先端部本体を有してもよく、着脱自在に固定可能な緩衝器が、この先端部本体の上をスライドする。マルチパーツ型のアタッチメントの場合、先端部本体は、アタッチメントの上側部分に対して、アタッチメントの下側部分と共に緩衝器が軸方向に移動することによって、露出されるか又は転がり面を越えて延びる(図1に示すように)、あるいは、緩衝器の内側に隠れる(図2に示すように)。
1 ポール
2 最下のポール管部分
2a 上側のポール管部分
3 アタッチメント
4 緩衝器
4a 4の内壁
5 4内のインサート
5a 5の内壁
5b 5の外壁
6 4内の中央凹所
6a 6の上側部分
6b 6の下側部分
6c 6の底部
7 5の第1の凹所
7a 7の第1の半分
7b 7の第2の半分
8 5の第2の凹所
9 7内の5の軸方向リブ
10 5上の前方フランジ
11 5上の後方フランジ
12 10のための4a内の第1の凹所
13 11のための4a内の第2の凹所
14 15のための4内の第3の凹所
15 3又は28b上の軸方向ラグ
16 3又は28b上の前方半径方向突出部
16a 16の上縁
17 3又は28b上の後方半径方向突出部
17a 17の上縁
18 9のための17の軸方向の隙間
19 5の貫通開口
20 3の第1の右壁
22 3の第3の前壁
23 3の第4の後壁
24 7の左側当接部
25 8の右側当接部
26 内側スリーブ
26a 26の上側部分
26b 26の下側部分
27 2のための26の上側の中央の軸方向凹所
28 外側スリーブ
28a 28の上側部分
28b 28の下側部分
29 28の中央の軸方向凹所
30 先端部
31 30のための固定要素
31a 31の上側固定スタブ
31b 31bの下側固定スタブ
31c 31の下側の中央の軸方向凹所
32 31上の円周フランジ
33 31aのための26b内の軸方向凹所
34 ラッチレバー
34a 34の細くなった領域
34b 34のクランプ領域
34c 34aの貫通開口
35 28の支持拡張部
36a 28内の左の軸穴
36b 28内の右の軸穴
37 28内の回転軸、34cを通るクロスピン
38 34bの拡張された支持領域
39 アンダーカット、34bの溝
40 ガイド凹所
41 28内のガイドピン
42 26のラッチ拡張部
43 4の転がり面
44 43内の輪郭形成部
45a 28内の41のための左側貫通開口
45b 28内の41のための右側貫通開口
46 44の側方拡張部
47 26a、26bの間の肩部
48 ポール取っ手部
49 32のための26b内の凹所
A−A 図1fの切断面、4の軸方向対称面
B−B 図2fの切断面、4の軸方向対称面
E1 5の二等分面
E2 3の二等分面
H 走行方向の逆、後方
L 28bの長手方向
l6 6aの長さ
S ポール長手軸
U 円周方向
V 走行方向、前方

Claims (24)

  1. ポール管(2)を有するポール(1)であって、前記ポール管(2)の下端にアタッチメント(3)が設けられ、このアタッチメント(3)にゴム弾性材料で作られた緩衝器(4)が着脱自在に固定されており、前記緩衝器(4)は、硬質材料で作られたインサート(5)を有し、このインサートは前記緩衝器(4)の中央凹所(6)内に固定され、前記中央凹所(6)は、前記ポール(1)の前記アタッチメント(3)の方向に、上向きに開いており、
    前記緩衝器(4)が、前記インサート(5)と前記アタッチメント(3)との間のバヨネットキャッチによって、前記ポール(1)の前記アタッチメント(3)に着脱自在に固定され、
    前記バヨネットキャッチによる前記緩衝器(4)の前記アタッチメント(3)への固定及びロックは、差し込み/回転運動を介して行われ、前記インサート(5)を有する前記緩衝器(4)が、ポールの長手軸に沿って差し込まれ、当該軸上で回転されることにより、前記インサート(5)が前記アタッチメント(3)に対して回転移動して、前記アタッチメント(3)の下側部分に取り付けられることを特徴とするポール(1)。
  2. 前記ポールがノルディックウォーキングポールであることを特徴とする、請求項1に記載のポール(1)。
  3. 前記緩衝器(4)は前記ポール(1)の前記アタッチメント(3)上に所定の回転位置でのみ固定することができ、前記アタッチメント(3)及び/又は前記緩衝器(4)は、前記ポールに取り付けた状態で、前記アタッチメント(3)に対する前記緩衝器(4)の回転を阻止するための回転防止を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のポール(1)。
  4. 前記ポール(1)が、前記アタッチメント(3)と前記インサート(5)の間に、回転防止手段を、形状結合によって有する、及び/又は、前記ポール(1)が、前記アタッチメント(3)と前記緩衝器(4)との間に、回転防止手段を、形状結合によって有することを特徴とする、請求項3に記載のポール(1)。
  5. 前記アタッチメント(3)は、前記緩衝器(4)の方に向く下側部分(28b)を有し、この断面は円形ではなく、前記下側部分(28b)は、有利には、走行方向(V)に垂直な方向における幅より走行方向(V)における幅のほうが大きいことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のポール。
  6. 前記緩衝器(4)の前記インサート(5)は、前記緩衝器(4)の方に向く前記アタッチメント(3)の下側部分(28b)に配置される第1の半径方向突出部(16)を受け入れるために、前記インサート(5)の内壁(5a)に少なくとも第1の凹所(7)を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のポール(1)。
  7. 実質的に中空円筒として構成される、前記緩衝器(4)の前記インサート(5)は、前記緩衝器(4)の方に向く前記アタッチメント(3)の下側部分(28b)に配置される第1の半径方向突出部(16)を受け入れるために、前記インサート(5)の内壁(5a)に少なくとも第1の凹所(7)を有し、さらに、前記第1の半径方向突出部(16)に半径方向に対向する第2の突出部(17)を受け入れるために、前記第1の凹所(7)に半径方向に対向する第2の凹所(8)を有し、前記第2の凹所(8)が、前記ポールの長手軸(S)に沿って、前記内壁(5a)を前記インサート(5)の軸方向の長さにわたって不完全にのみ延びる軸方向リブ(9)によって円周方向(U)に二等分され、前記アタッチメントの前記第2の突出部(17)が、前記インサート(5)の前記軸方向リブ(9)を受け入れるために適した軸方向の隙間(18)によって中断されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のポール(1)。
  8. 前記アタッチメント(3)上に前記緩衝器(4)が固定された位置において、前記ポールの長手軸(S)に沿って延びる、前記2つの半径方向の突出部(16,17)を通って延びる前記アタッチメント(3)の二等分面(E2)が、前記ポールの長手軸(S)に沿って延びる、前記互いに対向する2つの凹所(7,8)を通って延びる前記インサート(5)の二等分面(E1)に対して、前記円周方向(U)にねじられており、前記ポールの長手軸(S)に沿って延びる前記アタッチメント(3)の前記二等分面(E2)が走行方向(V)に平行に延びることを特徴とする、請求項7に記載のポール(1)。
  9. 前記アタッチメント(3)の下側部分(28b)にある半径方向突出部(16,17)は、それぞれ、前記アタッチメント(3)に固定される前記緩衝器(4)の前記インサート(5)の内壁の、前記円周方向(U)に延びる肩部に下側から係合し、前記それぞれの肩部が、前記インサート(5)の前記内壁(5a)に、前記アタッチメント(3)の前記それぞれの突出部(16,17)のための上側当接部を形成することを特徴とする、請求項7又は8に記載のポール。
  10. 前記アタッチメント(3)が、前記ポールの長手軸(S)の方向に前記緩衝器(4)まで延びる突出部を有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のポール。
  11. 前記ポールの長手軸(S)の方向に前記緩衝器(4)まで延びる突出部が軸方向ラグ(15)であり、この突出部は、前記アタッチメント(3)に固定される前記緩衝器(4)の外側の、対応する第3の凹所(14)と係合することを特徴とする、請求項10に記載のポール。
  12. 前記緩衝器(4)内の中央凹所は止まり穴であり、前記中央凹所(6)の上側部分(6a)の形状はほぼ円筒形であることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載のポール。
  13. 前記緩衝器(4)内の中央凹所は止まり穴であり、前記緩衝器(4)が、前記インサート(5)の外壁(5b)に配置される、円周方向(U)に部分的に延びる半径方向フランジ(10,11)を受け入れるために、その内壁(4a)に少なくとも1つの、又は複数の凹所(12,13)を、前記円周方向(U)に、及び、前記緩衝器(4)の前記中央凹所(6)の前記上側部分(6a)の長さ(16)に沿って同一又は異なる軸方向位置に有することを特徴とする、請求項12に記載のポール。
  14. 前記緩衝器(4)は非対称に形成され、前記緩衝器(4)は、前記ポールの長手軸(S)に平行に測定したとき、走行方向(V)に見て前方の領域における長さが後方の領域における長さよりも短いことを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載のポール(1)。
  15. 前記アタッチメント(3)は前記緩衝器(4)及び前記インサート(5)の中央凹所(6)を通り抜けて配置される先端部(30)を有し、前記先端部(30)又は前記緩衝器(4)は、形状結合的な接続を介して、少なくとも2つの軸方向に異なる位置でロックされ得ることを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載のポール(1)。
  16. 前記アタッチメント(3)は、前記ポール管(2)に固定される内側スリーブ(26)と、前記内側スリーブ(26)を取り囲み、この上に軸方向に移動可能に取り付けられる外側スリーブ(28)とを備え、且つ、前記アタッチメント(3)には先端部(30)が備わっており、前記先端部(30)及び/又は前記内側スリーブの最下部(26b)が、前記緩衝器(4)の中央凹所(6)と前記インサート(5)の中央凹所(5a)とを通り抜けて配置され、前記緩衝器(4)が、この中央凹所(6)内のポールの長手軸(S)に沿って軸方向に固定できるように移動可能に取り付けられ、前記緩衝器(4)が、前記ポール管(2)又は内側スリーブ(26)に対して、形状結合的な接続を介して少なくとも2つの軸方向に異なる位置でロックされ得ることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載のポール(1)。
  17. ラッチレバー(34)が、前記外側スリーブ(28)の外側に、前記緩衝器(4)の転がり面(43)の方に向くその下端(34a)で関節連結され、前記緩衝器(4)の固定位置において、その上端(34b)で、前記ポール管(2)及び/又は前記内側スリーブ(26)の周りに、少なくとも部分的に形状結合的に係合し、前記外側スリーブ(28)から離れるように旋回させることによって解除可能であることを特徴とする、請求項16に記載のポール(1)。
  18. 前記緩衝器(4)が、ゴム弾性材料で作られた領域を有することを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載のポール用の緩衝器。
  19. 前記緩衝器(4)が、ゴム弾性材料で作られた領域と、上向きに開いた、円筒形の中央凹所とを有し、前記中央凹所(6)に硬質材料で作られたインサート(5)が、形状結合及び/又は素材嵌合によって固定され、前記緩衝器(4)が、前記インサート(5)と前記アタッチメント(3)との間のバヨネットロックによって前記ポール(1)の前記アタッチメント(3)に着脱自在に固定されるように形成されることを特徴とする、請求項1〜18のいずれかに記載のポール用の緩衝器。
  20. 前記緩衝器は、前記ポール(1)の前記アタッチメント(3)上に所定の回転位置でのみ固定することができ、前記緩衝器(4)は、前記ポールに取り付けた状態で、前記アタッチメント(3)に対する前記緩衝器(4)の回転を阻止する回転防止手段を有することを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載のポール用の、請求項18又は19に記載の緩衝器。
  21. 前記緩衝器は、前記ポール(1)の前記アタッチメント(3)上に所定の回転位置でのみ固定することができ、前記緩衝器(4)は、前記ポールに取り付けた状態で、前記アタッチメント(3)に対する前記緩衝器(4)の回転を阻止する回転防止手段を有し、前記緩衝器(4)が、前記アタッチメント(3)と前記インサート(5)との間に、回転防止手段を、形状結合によって有し、及び/又は、前記緩衝器(4)が、前記アタッチメント(3)と前記緩衝器(4)のゴム弾性領域との間に、回転防止手段を、形状結合によって有することを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載のポール用の、請求項18又は19に記載の緩衝器。
  22. 前記中央凹所(6)は、ポール先端部(30)を受け入れるための貫通開口であり、前記インサート(5)が固定される前記中央凹所(6)の上側部分(6a)は、前記緩衝器(4)の転がり面(43)の方に向く前記中央凹所(6)の下側部分(6b)より直径が大きく、前記インサートは、前記中央凹所のより直径が大きい上側部分(6a)とより直径が小さい下側部分(6b)との間の、前記緩衝器(4)の境界面上に下側当接部を有することを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載のポール用の、請求項18〜21のいずれかに記載の緩衝器。
  23. 前記インサート(5)は前記緩衝器(4)の前記中央凹所の回転位置にて挿入され、この位置において、前記インサート(5)の2つの半径方向に対向する凹所(7,8)が、走行方向に対してポールの円周方向にねじられて対向することを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載のポール用の、請求項18〜22のいずれかに記載の緩衝器。
  24. 前記インサート(5)は前記緩衝器(4)の前記中央凹所の回転位置にて挿入され、この位置において、前記インサート(5)の2つの半径方向に対向する凹所(7,8)が、走行方向に対してポールの円周方向に45〜90度ねじられて対向することを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載のポール用の、請求項18〜22のいずれかに記載の緩衝器。
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