JP6838416B2 - 潤滑油供給システムおよび潤滑油供給システムの異常判定方法 - Google Patents
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Description
本発明の潤滑油供給システムは、潤滑油を圧縮気体によって軸受に供給する潤滑油供給システムにおいて、潤滑油が流通する流通ラインの圧力を測定する圧力計と、軸受が保持する軸の傾斜量を測定する傾斜計と、前記流通ラインの圧力と前記軸の傾斜量に基づいて、前記軸受の潤滑異常の原因を判定する判定部とを備えることを特徴とする潤滑油供給システム。
図1は、オイルエア潤滑システム1(潤滑油供給システム)の構成例を示す図である。
オイルエア潤滑システム1では、オイルエア混合装置4にエア配管2を介して圧縮空気を供給するとともに、オイル配管3を介して潤滑油を供給する。オイルエア混合装置4は、圧縮空気とオイルとを混合してオイルエアを生成する。なお、オイルエア混合装置4は、圧縮窒素等の圧縮気体とオイルとを混合してオイルガスを生成してもよい。
混練炭は、ロール23、24の隙間に対し、ロール23、24の軸方向に亘って供給される。
軸受箱19〜22は、内部に収容されたベアリング部により、ロール23、24の軸231、241を回転可能に保持する。軸受箱19、20は、水平方向において、ロール23、24の軸方向に直交する直交方向に並ぶ。軸受箱21、22も、水平方向において、ロール23、24の軸方向に直交する直交方向に並ぶ。軸受箱19は、ロール24の軸方向における図3中下側の軸241を保持し、軸受箱22は、ロール24の軸方向における図3中上側の軸241を保持する。軸受箱20は、ロール23の軸方向における図3中下側の軸231を保持し、軸受箱21は、ロール23の軸方向における図3中上側の軸231を保持する。
以上の実施例では、軸受箱19〜22内の圧力状態は排油圧力に最もよく反映されるので、まず排油圧力Poutをみて異常の有無を判定している。しかしながら、軸受箱19〜22内の潤滑に異常が生じた場合、供給圧力Pinが正常値を示さなくなる。即ち、オイルエア配管12に漏洩がある場合や、圧力計より上流側のオイルエア配管12に閉塞がある場合およびロール24に傾斜異常が発生した場合、圧力計18にて測定されるオイルエア配管12内の圧力Pinは小さくなる。また、圧力計18より下流側のオイルエア配管12に閉塞がある場合、オイルエア配管12内の圧力Pinは大きくなる。そこで、コントローラ100は、排油圧力Poutを用いずにオイルエア配管12内の圧力Pinおよびロール傾斜指標Rを用いて異常判定処理を行ってもよい。
12 オイルエア配管(給油ライン)
18 給油側圧力計
19、20 軸受箱(第1軸受)
21、22 軸受箱(第2軸受)
23、24 ロール
25 ドレン配管(排油ライン)
26 排油側圧力計
27 第1距離計(傾斜計)
28 第2距離計(傾斜計)
100 コントローラ(判定部)
231、241 ロールの軸
Claims (7)
- 潤滑油を圧縮気体によって軸受に供給する潤滑油供給システムにおいて、
潤滑油が流通する流通ラインの圧力を測定する圧力計と、
軸受が保持する軸の傾斜量を測定する傾斜計と、
前記流通ラインの圧力と前記軸の傾斜量に基づいて、前記軸受の潤滑異常の原因を判定する判定部とを備え、
前記判定部は、前記流通ラインの圧力が予め設定された正常値よりも低い又は高い場合において、前記軸の傾斜量が予め設定された正常値の場合、前記流通ラインの漏洩又は閉塞と判定し、前記軸の傾斜量が予め設定された前記正常値よりも大きい場合、前記軸の傾斜異常と判定することを特徴とする潤滑油供給システム。 - 前記流通ラインは、前記軸受に潤滑油を供給する給油ラインと、前記軸受から潤滑油を排出する排油ラインとを含み、
前記圧力計は、前記給油ラインの圧力を測定する給油側圧力計と、前記排油ラインの圧力を測定する排油側圧力計の一方、又は両方を備え、
前記判定部は、前記給油ラインの圧力と前記排油ラインの圧力の一方、又は両方、および前記軸の傾斜量に基づいて、前記軸受の潤滑異常の原因が前記軸の傾斜異常か、前記流通ラインの閉塞又は漏洩かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の潤滑油供給システム。 - 前記軸受は、隙間を介して平行に配置され、前記隙間に供給される対象物を狭圧する一対のロールの軸を保持する軸受であり、前記一対のロールの軸方向における一端側の軸を保持する第1軸受と、前記軸方向における他端側の軸を保持する第2軸受とを備え、
前記傾斜計は、前記一対のロールの前記第1軸受間の間隔を測定する第1距離計と、前記一対のロールの前記第2軸受間の間隔を測定する第2距離計と、を備え、
前記判定部は、前記第1軸受間の間隔と前記第2軸受間の間隔に基づき、前記軸の傾斜量を算出する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の潤滑油供給システム。 - 前記対象物は、微粉炭とバインダーとを含む混練炭である
ことを特徴とする請求項3に記載の潤滑油供給システム。 - 潤滑油を圧縮気体によって軸受に供給する潤滑油供給システムの異常判定方法において、
潤滑油が流通する流通ラインの圧力を測定し、
前記軸受が保持する軸の傾斜量を測定し、
前記流通ラインの圧力が予め設定された正常値よりも低い又は高い場合において、前記軸の傾斜量が予め設定された正常値の場合、前記軸受の潤滑異常の原因が前記流通ラインの漏洩又は閉塞と判定し、前記軸の傾斜量が予め設定された前記正常値よりも大きい場合、前記軸受の潤滑異常の原因が前記軸の傾斜異常と判定する
ことを特徴とする潤滑油供給システムの異常判定方法。 - 前記流通ラインは、前記軸受に潤滑油を供給する給油ラインと、前記軸受から潤滑油を排出する排油ラインとを含み、
前記給油ラインの圧力、および前記排油ラインの圧力の一方、又は両方を測定し、
前記給油ラインの圧力と前記排油ラインの圧力の一方、又は両方、および前記軸の傾斜量に基づいて、前記軸受の潤滑異常の原因が前記軸の傾斜異常か、前記流通ラインの閉塞又は漏洩かを判定する
ことを特徴とする請求項5に記載の潤滑油供給システムの異常判定方法。 - 前記軸受は、隙間を介して平行に配置され、前記隙間に供給される対象物を狭圧する一対のロールの軸を保持する軸受であり、前記一対のロールの軸方向における一端側の軸を保持する第1軸受と、前記軸方向における他端側の軸を保持する第2軸受とを備え、
前記一対のロールの前記第1軸受間の間隔、および前記一対のロールの前記第2軸受間の間隔を測定し、
前記第1軸受間の間隔と前記第2軸受間の間隔とに基づき、前記軸の傾斜量を算出する
ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の潤滑油供給システムの異常判定方法。
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JP2017022535A JP6838416B2 (ja) | 2017-02-09 | 2017-02-09 | 潤滑油供給システムおよび潤滑油供給システムの異常判定方法 |
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JP2018128104A JP2018128104A (ja) | 2018-08-16 |
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