JP6836305B2 - 撮像制御装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置へのパラメータの設定を制御する撮像制御装置およびその制御方法に関する。
ネットワークカメラの制御の一つに、表示された映像上でユーザが指定したエリアにズームするエリアズーム機能がある。エリアズーム機能では、指定したエリアの中心がカメラの撮影映像の中心と一致するようにパン、チルトを制御するとともに、指定したエリアが大きく表示されるようにズーム制御を行う。このときのズーム倍率は、ユーザが指定したエリアのサイズと、現在の表示映像のサイズとの比率に基づいて決定される。
また、特許文献1には、エリアを指定するためのユーザ操作(ドラッグ操作)の向きに応じてズームインの制御をするのかズームアウトの制御をするのかを切り替える撮影装置が開示されている。特許文献1によれば、下へ向かう斜め方向のドラッグ操作に応じてズームインが実行される。その際、ドラッグ操作の長さに応じたエリアが指定され、指定されたエリアが画角となるようにズームインが行われる。また、上へ向かう斜め方向のドラッグ操作に応じてズームアウトが実行される。その際、ドラッグ操作の長さに応じたエリアが指定され、指定されたエリアに現在の画角が入るようにズームアウトが行われる。
特開2016−082656号公報
上述の特許文献1に開示された技術では、エリアズーム機能のうちのズームインでは選んだ部分が次の画角になるため、ユーザは、ズームインの程度を直観的に把握することができる。しかしながら、ズームアウトの場合は、ズームアウトの程度を直感的に把握するのが難しい。特に、実施されたドラッグ操作によってどの程度ズームアウトするのかがユーザには分かりにくかった。また、例えばカメラのズームの状態がほぼ広角端にある時にエリアズーム機能によりズームアウトが指定された場合は、大きくズームアウトするように指示されても広角端までのほんの少ししかズームアウト処理を行うことが出来ない。一般的なエリアズーム機能では、このような状況がユーザに伝わりにくいため、ユーザはどのようにズーム機能が動作するのかが分かりにくくなっていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、撮像画像に対して行われる操作により装置の動作を制御する際に、その制御状態をユーザがより容易に把握できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による撮像制御装置は以下の構成を備える。すなわち、
撮像装置によって撮像された撮像画像上でのユーザによる第1座標と第2座標を指定する操作の終了に応じて、前記操作に応じたパラメータ値を、前記撮像装置に設定するよう制御する制御手段と、
記撮像画像と、前記操作により指定された前記第1座標および前記第2座標によって規定される領域を示すための枠と、前記撮像装置に設定されているパラメータ値を示す第1アイコンと、前記操作に応じたパラメータ値を示す第2アイコンと、パラメータ値の設定範囲に対応したスライダーバーと、を表示手段に表示させる表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、ユーザによる前記操作の途中であって、前記制御手段が前記操作に応じたパラメータ値を前記撮像装置に設定するよう制御する前の第1の時点において、その第1の時点における前記操作に応じたパラメータ値を示すように前記第2アイコンを前記スライダーバーに表示させる。
本発明によれば、撮像画像に対して行われる操作により装置の動作を制御する際に、その制御状態をユーザがより容易に把握できるようになる。
実施形態によるネットワークカメラシステムのブロック図。 エリアズーム(ズームイン)機能を説明する図。 エリアズーム(ズームアウト)機能を説明する図。 実施形態によるズームスライダを説明する図。 実施形態によるズームアウト時の表示を説明する図。 第1実施形態によるエリアズームの処理を示すフローチャート。 広角端に近いズーム状態でのズームアウト時の表示を説明する図。 ズームが広角端にある場合のズームアウト時の表示を説明する図。 第2実施形態によるエリアズームの処理を示すフローチャート。 ネットワークカメラシステムのハードウェア構成例を示すブロック図。
以下に、本発明の実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下では、撮像画像に対する一部の領域の指定に応じて撮像装置に設定されるパラメータ値として、撮像装置のズーム動作に関連するパラメータ値(ズーム倍率)を例示するがこれに限られるものでない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態にかかわるネットワークカメラシステムの構成例を示すブロック図である。図1のネットワークカメラシステムにおいて、カメラサーバ装置101は、ビデオカメラ111からのライブ映像情報をネットワーク経由で配送する。ビューワクライアント102は、カメラサーバ装置101から送信された映像を表示部126に表示する。また、ビューワクライアント102は、ビデオカメラ111に対して撮影する位置(パン、チルト、ズーム)を指示するためのユーザインターフェースを利用者に提供し、撮像制御装置として機能する。カメラサーバ装置101とビューワクライアント102は、LANやインターネットなどのIPベースの通信が可能なネットワーク103によって接続されている。なお、本実施形態ではビデオカメラ111を用いているが静止画撮影を行うカメラが用いられてもよい。したがって以下では、カメラにより撮像されたビデオ映像や静止画像を総称して撮像画像という。
なお、ネットワーク103は、後述のカメラ制御信号、圧縮した画像信号を通すのに十分な帯域があるインターネットやイントラネット等のディジタルネットワークであればどのようなものでもよい。本実施形態では、ネットワーク103のネットワークプロトコルとしてTCP/IP(UDP/IP)プロトコルが用いられるものと仮定する。よって、以下において、アドレスとはIPアドレスを指すこととする。また、カメラサーバ装置101とビューワクライアント102の全てにIPアドレスが割り当てられているものとする。
カメラサーバ装置101は、通信制御部114でビューワクライアント102から受信されたコマンドに応じて、ネットワーク103を介した画像データの配信と、各種カメラ操作などを実行する。画像入力部115はビデオカメラ111により撮像された画像(撮像画像)を取り込む。1秒間に30フレーム分の画像を取得すれば、30fpsの動画像を取得することが可能である。画像圧縮部116は、画像入力部115が取得した撮像画像を、クライアントに配信しやすいデータサイズに圧縮する。例えば、画像圧縮部116は、ビデオカメラ111からのNTSC画像信号を取り込み、これをA/D変換した後、圧縮して、通信制御部114に渡す。通信制御部114は、この圧縮された撮像画像をネットワーク103に送出する。記憶部118は各種設定値およびデータを保持する。
可動雲台112にはビデオカメラ111が取り付けられている。コマンド解釈部117は、通信制御部114がビューワクライアント102から受信した操作コマンドを解釈する。カメラ・雲台制御部113は、コマンド解釈部117による操作コマンドにより解釈された制御内容に応じて可動雲台112を制御することにより、ビデオカメラ111のパン角度、チルト角度を制御する。また、カメラ・雲台制御部113は、コマンド解釈部117により解釈された制御内容に応じてビデオカメラ111のズーム倍率や各種画質設定を制御する。
ビューワクライアント102は、カメラサーバ装置101に割り当てられているIPアドレスを指定することにより、カメラサーバ装置101と接続する。通信制御部121は、カメラサーバ装置101から送信されてきた(圧縮された)撮像画像および記憶部118に保持されていたパノラマ画像を受信する。また、通信制御部121は、各種カメラ操作の結果を受信する。
表示制御部125は、画像伸長部124で展開された撮像画像およびパノラマ画像を表示部126に表示する。また、表示制御部125は、各種カメラ操作の結果からグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を生成し、表示部126に表示する。表示部126はディスプレイなどの表示デバイスである。ネットワークカメラ(ビデオカメラ111)を複数台接続する場合には、複数台からの撮像画像を表示したり、1つのカメラの撮像画像を選択したりすることができる。
操作入力部123は、キーボード、または、マウス、タッチパネルといったポインティングデバイスを含む。ユーザは操作入力部123を使用することにより、ビデオカメラ111および可動雲台112のパラメータ値を変更するための操作を入力できる。コマンド生成・解釈部122は、操作入力部123を介して入力されたGUI操作から、各種のカメラ操作コマンドを生成する。生成されたカメラ操作コマンドは通信制御部121からネットワーク103を介してカメラサーバ装置101に送信される。また、コマンド生成・解釈部122は、カメラサーバ装置101から受信したカメラ操作結果を解釈して、表示制御部125に渡す。
カメラサーバ装置101およびビューワクライアント102で必要なハードウェア構成は一般的なPCと同一であるため、一般的なPC上で動作するソフトウェアとして実装することが可能である。なお、本実施形態では、説明の簡略化のためカメラサーバ装置101とビューワクライアント102を1台ずつとしたが、接続される数に制限はない。例えば、1つのビューワクライアント102に複数のカメラサーバ装置101が接続されてもよい。また、ビデオカメラ111と可動雲台112が、ネットワークを介してカメラサーバ装置101と接続されてもよい。また、カメラサーバ装置101とビューワクライアント102が1つの情報処理装置により実現されてもよい。
図10は、ネットワークカメラシステムのハードウェア構成例を示すブロック図である。カメラサーバ装置101において、CPU201は、ROM202またはRAM203に格納されているプログラムを実行することによりカメラサーバ装置101の各種制御を実現する。たとえば、CPU201が所定のプログラムを実行することにより、画像圧縮部116、コマンド解釈部117が実現される。
ROM202は、読み出し専用のメモリである。RAM203は随時に読み出しおよび書き込みが可能なメモリである。二次記憶装置204は、たとえばハードディスクなどの大容量の記憶装置である。CPU201は、RAM203、二次記憶装置204を用いて記憶部118を実現する。ネットワークインターフェース205はネットワーク103と接続し、カメラサーバ装置101とネットワーク103との間の通信を実現する。CPU201はネットワークインターフェース205を用いて通信制御部114を実現する。カメラインターフェース206はビデオカメラ111と可動雲台112と接続する。CPU201はカメラインターフェース206を用いて画像入力部115、カメラ・雲台制御部113を実現する。上述の各構成は、バス207により相互に通信可能に接続されている。
ビューワクライアント102において、CPU211は、ROM212またはRAM213に格納されているプログラムを実行することによりビューワクライアント102の各種制御を実現する。例えば、CPU211は、所定のプログラムを実行することにより、画像伸長部124、表示制御部125、コマンド生成・解釈部122を実現する。ROM212は、読み出し専用のメモリである。RAM213は随時に読み出しおよび書き込みが可能なメモリである。二次記憶装置214は、たとえばハードディスクなどの大容量の記憶装置である。ネットワークインターフェース215はネットワーク103と接続し、ビューワクライアント102とネットワーク103との間の通信を実現する。CPU211はネットワークインターフェース215を用いて通信制御部121を実現する。操作入力部123、表示部126および上述の各構成はバス217により相互に通信可能に接続されている。
次に、エリアズーム機能によるズームインにおけるユーザの指定操作およびズーム動作について図2を用いて説明する。図2(a)は表示部126における撮像画像の表示例である。画面10上にはビデオカメラ111で撮像された撮像画像が表示される。図2(b)は、図2(a)の状況でユーザが操作入力部123を介して画面10上にドラッグ操作を行っている状態の例である。ドラッグ操作は、ユーザによる指定操作の一例である。ユーザによるドラッグ操作12に応じて、撮像画像の一部の領域を示す枠11が表示されている。図2(c)は図2(b)の状態でドラッグ操作が終了した時の例である。ドラッグ操作12の方向が撮像画像上で右へ向かう方向であるためズームインの指示であると解釈され、ビューワクライアント102は、ドラッグ操作12により生成された枠13が次の画角となる様にビデオカメラ111を制御する。図2(d)は、枠13に応じてビデオカメラ111のズーム制御が行われた後の状態を示している。この様に、エリアズーム機能におけるズームインでは、図2(c)で生成された枠13の部分が画角となる。
なお、枠13によって示される領域を画角とするため、枠13によって示される矩形の縦横比は、撮像画像の縦横比と一致する。本実施形態では、ドラッグ操作の始点と終点を結ぶ直線を対角線とした矩形の長い方の辺を共有するように枠13が決定され、描画される。また、枠13は、ドラッグ操作の始点と枠13の対応する角が一致する位置に描画される。
次にエリアズーム機能のズームアウトにおけるユーザの指定操作およびズーム動作について図3を用いて説明する。図3(a)は表示部126における撮像画像の表示例である。画面20上にはビデオカメラ111により撮像された撮像画像が表示される。図3(b)は図3(a)の状況でユーザが操作入力部123を介して画面20上でドラッグ操作を行っている状態を示す。ドラッグ操作22に応じて枠21が表示される。図3(c)は図3(b)の状態でドラッグ操作が終了した時の例である。ドラッグ操作22が撮像画像の上で左へ向かう方向であるためズームアウトの指示であると解釈され、生成された枠23に現在の画角が入る様にビデオカメラ111が制御される。図3(d)は枠23に応じてビデオカメラ111のズーム制御(ズームアウト)が行われた後の状態を示している。図3(d)を見ると図3(c)で作った枠で選択した部分に図3(c)の時の画角が入っている。なお、枠23の縦横比および描画位置は枠13と同様である。また、上述したズームの変更とともに、枠13または枠23の中心位置が撮像画像の中心位置となるように、ビデオカメラ111のチルト、パン方向が変更される。
以上のように、エリアズーム機能のズームイン(図2)では、ユーザの指定操作に応じて設定された枠13が次の画角になるため、ユーザは、ズームインの実行後の状態を直観的に把握することができる。しかしながら、ズームアウトの場合は、図3(c)および図3(d)に示されるように、ズームアウトの程度を直感的に把握するのが難しい。
図4は、本実施形態によるユーザインターフェースを適用したビューワクライアント102の表示部126に表示される画面の一例を表した図である。
図4に示されるカメラ操作画面400は表示部126に表示される。カメラ操作画面400において、画像表示領域401には、カメラサーバ装置101から受信した撮像画像が表示される。また、カメラ操作画面400には、撮像装置(ビデオカメラ111、可動雲台112)に設定されるパラメータ値を変更するための、撮像画像とは異なる操作画像として、チルトスライダ402、パンスライダ403、ズームスライダ404が表示されている。ユーザは、チルトスライダ402、パンスライダ403、ズームスライダ404を操作することにより、ビデオカメラ111のチルト、パン、ズームを制御することが出来る。ズームスライダ404では、ズーム値アイコン405によりビデオカメラ111の現在のズーム値が示される。ズーム値アイコン405がズームスライダ404の上に行くほど望遠となり下に行くほど広角となる。ユーザは、チルトスライダ402、パンスライダ403またはズームスライダ404上をクリックすることで、チルト、パンまたはズームを制御することが可能である。
図4(b)は図4(a)の状態でズームスライダ404上の位置406がクリックされ、これに応じたビデオカメラ111のズーム制御が終了した時のカメラ操作画面400の表示状態を示す図である。ズームスライダ404において、現在のズーム状態を示すズーム値アイコン405が、ズームスライダ404上のクリックされた位置406に移動している。また、これに応じて、画像表示領域401の撮像画像が広角の画像に切り替わっている。このようにズームスライダ404のズーム値アイコン405は、その表示位置により現在のズーム値を表している。
なお、チルトスライダ402およびパンスライダ403についても同様の操作が可能である。すなわち、チルトスライダ402の所望の位置がクリックされると、そのクリック位置に応じて可動雲台112がビデオカメラ111のチルト方向の向きを変更する。また、パンスライダ403の所望の位置がクリックされると、そのクリック位置に応じて可動雲台112がビデオカメラ111のパン方向の向きを変更する。
次に本実施形態のエリアズーム機能のズームアウトについて図5を用いて説明する。図5はエリアズームのズームアウトの動作を示した図である。図5(a)のカメラ操作画面400は表示部126に表示される。画像表示領域401には、カメラサーバ装置101から受信した撮像画像が表示される。図5(a)において、ユーザがドラッグ操作503を入力している。また、ユーザによるドラッグ操作503に応じて枠502が表示されている。この動作は図3(b)で説明した動作と同様である。図4で説明したように、ズームスライダ404におけるズーム値アイコン405は、現在のズーム値を示している。予測ズーム値アイコン506は、現在表示されている枠502に基づいてエリアズームが行われた場合のズーム値を示している。なお、ズーム値アイコン405と予測ズーム値アイコン506とは、ユーザが区別できるように、異なる表示形態で表示されることが望ましい。図5では、予測ズーム値アイコン506は、ズーム値アイコン405と見た目で区別出来るように黒色のアイコンとなっている。
ズーム値表示領域507には、左側に現在のズーム値が、右側に現在表示中の枠502でエリアズームさせた時のズーム値が示されている。たとえば、ビデオカメラ111は10倍ズームのカメラであり、ズーム値表示領域507では、現在の8倍ズームが1.5倍ズームに切り替わる事が示されている。図5(b)は図5(a)の状態でユーザがドラッグ操作を終了した後にビデオカメラ111のズーム制御が終了した時のカメラ操作画面400の表示状態を示す図である。画像表示領域401には、ズームアウト後の撮像画像が表示されている。また、ズーム値アイコン405は、ズームアウト後のズーム値に対応する位置に移動している。この様に本実施形態では、ユーザは、エリアズーム時に枠502を確定する前から、ズームスライダ404に表示される予測ズーム値アイコン506により、エリアズーム後のズーム値を把握することができる。すなわち、表示制御部125は、ユーザによる指定操作の途中の、ビデオカメラ111のパラメータ値の更新前の時点において、指定操作に応じて生成されたパラメータ値を示すための、撮像画像とは異なる表示画像を表示部126に表示させる。上記では、指定操作の途中のパラメータ値を示す表示画像の例として、予測ズーム値アイコン506、ズーム値表示領域507が示されている。
なお、図5ではズームアウトの説明をしたが、ズームインの場合も同様である。すなわち、ユーザは、ズームインの操作においても、ドラッグ操作により生成される枠が確定される前に、エリアズーム後のズーム値を、ズームスライダ404における予測ズーム値アイコン506とズーム値表示領域507の表示により把握できる。また、本実施形態では予測ズーム値アイコン506の表示およびズーム値表示領域507へのズーム値表示を同時に行っているが、これらの何れか一方が行われるようにしても良い。
次に、第1実施形態の処理を図6のフローチャートを用いて説明する。図6は予測ズーム値アイコン506の表示およびズーム値表示領域507の表示を制御する処理を示すフローチャートである。なお、図4で説明したチルトスライダ402、パンスライダ403、ズームスライダ404を用いたチルト、パン、ズームの制御は、図6に示した処理とは別に平行して実施されるものとする。
図4に示されるカメラ操作画面400が表示された状態で図6に示される制御がスタートする。まず、ステップS601で、コマンド生成・解釈部122は、ユーザが操作入力部123を介してドラッグ操作を開始したか否かを判断する。ステップS601でドラッグ操作が開始されていないと判断された場合には、ドラッグ操作が開始されたと判断されるまでステップS601が繰り返される。
ステップS601でドラッグ操作が開始したと判断された場合、ステップS602において、コマンド生成・解釈部122は、ドラッグ操作に応じた枠の大きさを取得し保持する。また、表示制御部125は、表示部126に表示されている撮像画像上に、ドラッグ操作に応じた枠を描画する。その後、ステップS603において、コマンド生成・解釈部122は、ドラッグ操作の方向が左から右であるか否かを判断する。図2および図3で説明した様に、ドラッグ操作の方向により操作指示がズームインであるかズームアウトであるかが決定される。本実施形態では、ドラッグ操作に左→右の成分があればズームインに、右→左の成分があればズームアウトに決定される。なお、ステップS602で取得される枠の大きさおよびステップS603で取得されるドラッグ操作の方向は、図2、図3において説明したとおりである。
ステップS603でドラッグ操作の向きが左→右であると判断された場合、ズームインの処理が行われる。この場合、コマンド生成・解釈部122は、ステップS604において、ステップS602で取得した枠の大きさでズームインした場合の予測ズーム値を計算する。他方、ステップS604でドラッグ操作の向きが左→右でないと判断された場合、ズームアウトの処理が行われる。この場合、コマンド生成・解釈部122は、ステップS605において、ステップS602で取得した枠の大きさでズームアウトした場合の予測ズーム値を計算する。
ステップS604またはステップS605が終了すると、ステップS606において、表示制御部125は、ビデオカメラ111の現在のズーム値とステップS604またはステップS605で得られた予測ズーム値をズーム値表示領域507に表示する。続いて、ステップS607において、表示制御部125は、ズームスライダ404上の、ステップS604またはステップS605で得られた予測ズーム値に相当する位置に予測ズーム値アイコン506を表示する。ステップS608において、コマンド生成・解釈部122は、ドラッグ操作が終了したか否かを判断する。ドラッグ操作が終了していないと判断された場合、処理はステップS602に戻る。
ステップS608においてドラッグ操作が終了したと判断された場合、表示制御部125は、ステップS609においてズーム値表示領域507の表示を消去する。そして、ステップS610において、表示制御部125はズームスライダ404上の予測ズーム値アイコン506を消去する。そして、ステップS611において、表示制御部125は枠502を消去する。その後、ステップS612において、コマンド生成・解釈部122は、ドラッグ操作の開始位置と最終的な終了位置にしたがってビデオカメラ111のパン、チルト、ズームを変更するためのパラメータ値を生成し、カメラサーバ装置101に対して指示を送る。その後、処理はステップS601に戻り、次のドラッグ操作を待つ。
なお、本実施形態ではステップS606におけるズーム値表示領域507の表示、ステップS607における予測ズーム値アイコン506の表示の両方を行っているが、どちらか一方のみが行われるようにしても良い。その場合、ステップS606もしくはステップS607のどちらかのステップが省略される事となる。
以上説明した様に第1実施形態によれば、エリアズームの機能を使う際に、予測ズーム値アイコン506がズームスライダ404上に表示され、ズーム値表示領域507に現在ズーム値と予測ズーム値が表示される。このような予測ズーム値に関する表示を行うことにより、エリアズーム機能の、特にズームアウト時におけるズーム動作が分かりにくいという課題が解決され、ユーザに分かりやすくズーム動作を伝えることができる。これによりユーザは、エリア(枠)を選択した際にズームがどの程度になるかを一目で把握することができるようになり、エリアズームの使いやすさが向上する。
<第2実施形態>
第1実施形態では、予測ズーム値をユーザに通知することによりエリアズームの使い勝手を向上する構成を説明した。第2実施形態では、ドラッグ操作に応じて生成されるエリアズームの枠の表示をさらに工夫する。より具体的には、ズーム状態がズーム端またはその近傍にあって指示された量のズームインを実行できない場合や、ズーム状態が広角端またはその近傍にあって指示された量のズームアウトを実行できない場合に、枠の表示形態が変更される。これにより、ユーザは、ズーム動作の限界により指示されたズーム操作を実行できない状態であることを把握できる。すなわち、ユーザは、指定操作の途中で、該指定操作により指示されるパラメータ値が限界値を超えたことを把握できる。第2実施形態の基本的な構成は第1実施形態(図1、図10)と同様である。
図7を用いて第2実施形態におけるズーム枠表示を説明する。図7(a)において、カメラ操作画面400は表示部126に表示される画面である。図7(a)には、画像表示領域401に撮像画像を表示している時に、ユーザが操作入力部123を用いてドラッグ操作503を入力した例が示されている。この例ではユーザがドラッグ操作503により指定された大きさの枠502に基づいてズームアウトをしようとしても、その途中でワイド端に到達してしまう。そのため、枠502の大きさに基づく計算にしたがったズームアウトが出来ない。ズーム値アイコン405はズームスライダ404の下端(ワイド端側)に近い位置(たとえば、1.5倍)に表示されている。予測ズーム値アイコン506は、ズームスライダ404の下端に表示されており、枠502の大きさに基づく予測ズーム値がワイド端(たとえば1倍)に到達していることを示している。ズーム値表示領域507も同様である。
上述のように、ドラッグ操作503により指定されたズーム動作が、ズーム動作の限界を超える場合、そのようなドラッグ操作503に応じて生成された枠502はその表示形態が変更される。本実施形態では、枠502がグレー表示となり、図7に示される枠502の表示色が図5に示される枠502と比べて薄い色となる。このように、枠502の表示形態を通常と異ならせることにより、通常と異なる事をユーザに示すことができる。なお、ズーム値表示領域507の色もそれに合わせてグレー表示させている。
図7(b)は図7(a)の状態でドラッグ操作を終了した後にビデオカメラ111がズーム動作した後の図である。画像表示領域401に表示される撮像画像は、図7(a)に比べて少しズームアウトされている。またズーム値アイコン405はズームスライダ404の下端に移動している。
なお、図7ではズームアウト指定された時にワイド端に途中で到達するためにユーザが指定した枠にしたがったズームアウトが出来ない場合の処理を説明した。ズームイン指定された時にズーム端に途中で到達するためにユーザが指定した枠にしたがったズームインが出来ない場合の処理も同様である。また、本実施形態では枠502を示す線の色を通常の色(図5)と変えるようにしたが、これに限られるものではない。たとえば、枠502を示す線の線種を実線から点線にする、もしくは、枠502を示す線を細くするなど、種々の表示形態の変更を適用し得る。
図8を用いて第2実施形態における枠表示に関わる処理をさらに説明する。図8では、既に画角がワイド端に到達している状態で、さらにズームアウトするためのドラッグ操作が行われた場合を説明する。
図8(a)は画像表示領域401に撮像画像を表示している時に、ユーザが操作入力部123を介して、撮像画像に対してズームアウトのためのドラッグ操作503を行った場合の例である。この例では、画角が既にワイド端になっているために、ユーザがズームアウトさせようと思ってもそれ以上のズームアウトが出来ない。ズームスライダ404のズーム値アイコン405は、ズームスライダ404のワイド端に表示されている。枠502は、図8(a)に示されるように点線で、且つ、図7(a)の枠502よりもさらに薄い色の線で表示されている。これは、ズームアウトを行うことが全く出来ない事をユーザに示すためである。ズーム値表示領域507には現在の倍率のみの1倍を示すX1.0のみを表示している。
図8(b)は図8(a)の状態でドラッグ操作を終了した後の図である。画像表示領域401に表示される撮像画像は図8(a)で表示されている撮像画像と同じである。これはすでにズーム状態がワイド端にあるため、それ以上のズームアウトを出来ないためである。但し、枠502の中心位置が撮像画像の中心位置から移動した場合は、その移動分だけパン、チルト方向への移動が行われる。
なお、図8はズームアウト指定時にワイド端にすでにいるためズームアウト出来ない場合の処理を説明したが、ズームイン指定時に既にズーム端にいるためにズームイン出来ない場合でも同様の処理となる。また、第2実施形態では枠502を点線且つ薄い表示とし、ズーム値表示領域507を薄い表示としたが、これに限られるものではない。たとえば、枠502を表示なしとしても良いし、枠502の線の太さを変える(細くする)などしてもよい。
次に第2実施形態の処理を図9のフローチャートを用いて説明する。図9はエリアズーム機能の処理を説明するフローチャートであり、枠502の表示形態を、それぞれの条件に応じて図5、図7、図8で示すように変更する処理を示す。なお、図5,7,8におけるズーム値表示領域507を見て分かる様に、ここで決定された枠の色によりズーム値表示領域507の色も変更される。
図9に示される処理が開始すると、まずステップS900において、コマンド生成・解釈部122は、ユーザによるドラッグ操作が開始したか否かを判断する。ステップS900でドラッグ操作が開始されていないと判断された場合には、ドラッグ操作を開始したと判断されるまでステップS900が繰り返される。ステップS900でドラッグが開始されたと判断された場合、ステップS901において、コマンド生成・解釈部122は、現在のズーム値を取得する。次に、ステップS902において、コマンド生成・解釈部122は、ドラッグ操作の開始位置を取得する。次に、ステップS903において、コマンド生成・解釈部122はドラッグ操作の現在位置(たとえば、マウスの現在位置)を取得する。
ステップS904において、コマンド生成・解釈部122は、ステップS902で取得したドラッグ操作の開始位置およびステップS903で取得したドラッグ操作の現在位置からドラッグの向きが左から右方向であるか否かを判断する。ステップS904でドラッグ操作が左から右であると判断した場合にはズームインの処理が指示されていると判断する。この場合、処理はステップS905に進み、コマンド生成・解釈部122は、ステップS901で取得した現在のズーム値がズーム端であるか否かを判断する。ズーム端であると判断された場合、処理はステップS906に進み、表示色を薄い灰色に決定する。
ステップS905で現在のズーム値がズーム端でないと判断された場合、処理はステップS907に進む。ステップS907において、コマンド生成・解釈部122は、ステップS902で取得された開始位置とステップS903で取得された終了位置のドラッグ操作に応じたズームイン動作を行った場合の予測ズーム値を計算する。そして、ステップS908において、コマンド生成・解釈部122は、予測ズーム値がズーム端であるか否かを判断する。予測ズーム値がズーム端であると判断された場合、処理はステップS910に進み、コマンド生成・解釈部122は、枠の色を灰色に設定する。ステップS908で予測ズーム値がズーム端でないと判断された場合、処理はステップS909に進み、コマンド生成・解釈部122は、枠の色を黒色に設定する。
一方、ステップS904において、ドラッグ操作が左から右でないと判断された場合は、ズームアウトの処理が指示されていると判断される。この場合、処理はステップS911に進み、コマンド生成・解釈部122は、ステップS901で取得した現在のズーム値が広角端であるか否かを判断する。現在のズーム値が広角端であると判断された場合、処理はステップS912に進み、コマンド生成・解釈部122は、表示色を薄い灰色に決定する。
ステップS911で現在のズーム値が広角端でないと判断された場合、処理はステップS913に進む。ステップS913において、コマンド生成・解釈部122は、ステップS902で取得された開始位置とステップS903で取得された終了位置のドラッグ操作に応じたズームアウト動作を実行した場合の予測ズーム値を計算する。そして、ステップS914において、コマンド生成・解釈部122は、予測ズーム値が広角端であるか否かを判断する。予測ズーム値がズーム端であると判断された場合、処理はステップS910に進み、コマンド生成・解釈部122は、枠の色を灰色に設定する。他方、ステップS914で広角端でないと判断された場合、処理はステップS915へ進み、コマンド生成・解釈部122は、枠の色を黒色に決定する。
ステップS916において、表示制御部125は、ステップS906、S909、S910、S912またはS915で決定された色に従い、表示部126に枠502を表示する。そして、ステップS917において、表示制御部125は、ズームスライダ404上の予測ズーム値の位置に予測ズーム値アイコン506を表示し、ズーム値表示領域507に現在ズーム値と予測ズーム値を表示する。ここで、表示制御部125は、ズーム値表示領域507の表示色として、枠について決定された色を用いる。予測ズーム値アイコン506の色を、枠について決定された色を用いて変更するようにしてもよい。
次に、ステップS918において、コマンド生成・解釈部122は、ドラッグ操作が終了したか否かを判断する。ドラッグ操作が終了していないと判断された場合、処理はステップS903に戻る。また、ステップS918でドラッグが終了したと判断された場合、処理はステップS919に進み、表示制御部125は、ステップS916で表示した枠502を消去する。また、ステップS920において、表示制御部125は、ステップS917で表示した予測ズーム値アイコン506とズーム値表示領域507を消去する。そして、ステップS921において、コマンド生成・解釈部122は、ステップS902、S903で取得したドラッグ操作の開始位置と最終的な終了位置にしたがって、ビデオカメラ111のパン、チルト、ズームを変更するコマンドを生成する。コマンド生成・解釈部122は、生成したコマンドを、カメラサーバ装置101に送る。その後、処理は、ステップS900に戻り、コマンド生成・解釈部122は、次のドラッグ操作を待つ。
以上のように第2実施形態のネットワークカメラシステムでは、撮像画像の領域を指定することによりズーム動作を指示する際に、途中で動作限界に到達するために指定された領域に応じたズームアウト処理が出来ないことをユーザが容易に把握できる。
以上のように、上記各実施形態によれば、撮像画像の領域を指定することによりズーム動作を指示するエリアズームにおいて、領域をユーザが選択している際に、その領域に相当する制御を行った際のズーム位置がユーザに分かりやすく表示される。また、その領域アに相当する制御を行った場合に、ズーム端や広角端に先に到達してしまい所望の動作にならないと予測される場合に、通常と異なる動作となる事をユーザに分かりやすく表示することができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:カメラサーバ装置、102:ビューワクライアント、103:ネットワーク、121:通信制御部、122:コマンド生成・解釈部、123:操作入力部、124:画像伸長部、125:表示制御部、126:表示部

Claims (11)

  1. 撮像装置によって撮像された撮像画像上でのユーザによる第1座標と第2座標を指定する操作の終了に応じて、前記操作に応じたパラメータ値を、前記撮像装置に設定するよう制御する制御手段と、
    記撮像画像と、前記操作により指定された前記第1座標および前記第2座標によって規定される領域を示すための枠と、前記撮像装置に設定されているパラメータ値を示す第1アイコンと、前記操作に応じたパラメータ値を示す第2アイコンと、パラメータ値の設定範囲に対応したスライダーバーと、を表示手段に表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、ユーザによる前記操作の途中であって、前記制御手段が前記操作に応じたパラメータ値を前記撮像装置に設定するよう制御する前の第1の時点において、その第1の時点における前記操作に応じたパラメータ値を示すように前記第2アイコンを前記スライダーバーに表示させることを特徴とする撮像制御装置。
  2. 前記第1アイコンと前記第2アイコンは互いに色が異なることを特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記操作の途中で、該操作により指示されるパラメータ値が限界値を超えた場合に、前記枠の表示形態を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像制御装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記撮像装置に設定されているパラメータ値が限界値であって、前記操作がさらに限界値を超える方向へパラメータ値を変更させる指示であった場合に、前記枠の表示形態を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  5. 前記枠の表示形態の変更では、前記枠を示す線の太さ、色、線種の少なくとも何れかを変更することを特徴とする請求項またはに記載の撮像制御装置。
  6. 前記パラメータ値は、前記撮像装置のズーム動作に関連することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  7. 前記操作は前記撮像画像へのドラッグ操作であり、前記ドラッグ操作により指定される前記第1座標と前記第2座標が規定する矩形の領域に基づいて前記ズーム動作のパラメータ値が決定されることを特徴とする請求項に記載の撮像制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記ドラッグ操作の方向に基づいて、ズームインの指示かズームアウトの指示かを判断することを特徴とする請求項に記載の撮像制御装置。
  9. 前記操作の終了に応じて前記第2アイコンを消去する消去手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  10. 撮像装置へパラメータ値を設定する撮像制御装置の制御方法であって、
    前記撮像装置によって撮像された撮像画像上でのユーザによる第1座標と第2座標を指定する操作の終了に応じて、前記操作に応じたパラメータ値を、前記撮像装置に設定するよう制御する制御工程と、
    記撮像画像と、前記操作により指定された前記第1座標および前記第2座標によって規定される領域を示すための枠と、前記撮像装置に設定されているパラメータ値を示す第1アイコンと、前記操作に応じたパラメータ値を示す第2アイコンと、パラメータ値の設定範囲に対応したスライダーバーと、を表示手段に表示させる表示制御工程と、を有し、
    前記表示制御工程では、ユーザによる前記操作の途中であって、前記制御工程によって前記操作に応じたパラメータ値が前記撮像装置に設定される前の第1の時点において、その第1の時点における前記操作に応じたパラメータ値を示すように前記第2アイコンを前記スライダーバーに表示させることを特徴とする撮像制御装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載された制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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