JP6804750B2 - 立体映像表示装置及びそのシート部材 - Google Patents
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Description
また、特許文献3には、映像表示装置の表示画面に表示される映像表示用のフォーマット画面と複数のミラーとのずれを調整する表示画面の位置調整の技術が開示されている。
前記複数のミラーを実装する、第1のシート部材で形成されたミラーケースと、
連続する複数の面を有する第2のシート部材で形成された立体であって、該立体の内部に該ミラーケースを収納する外箱と、を有し、
前記ミラーケースは、複数の連続する面であって、第1の開口部を有する第1の面と、複数のミラーを所定間隔に配置して装着する側面を有し、
前記外箱は、前記複数の面で形成される立体の面によって形成される空間に、前記表示装置を着脱自在に保持する収納部を有し、かつ
前記外箱を構成する複数の面は、該収納部に収納される該表示装置の画面に表示される映像を、前記複数のミラーに映すための第2の開口部を有する第2の面と、該複数のミラーによって反射される映像を外部から観察できる第3の開口部を有する第3の面とを含み、
前記第1の開口部及び前記第3の開口部を通して、該表示装置の画面に表示される映像を観察できることを特徴とする立体映像表示装置、として構成される。
また、本発明に係るシート部材は、好ましくは上記立体映像表示装置の製作に使用されるシート部材として構成される。
以下、図面を参照して、立体映像表示装置の幾つかの好ましい実施形態について説明する。
これらの構成部品は、ミラーケース2、外箱3、スペーサ6、および複数のミラー(矩形のハーフミラー11,12及びフルミラー13)から構成される。これらの構成部品の部材は厚紙又は板状のプラスチックであり、それぞれ所定の外形形状に形成され、所定の箇所に折目、溝等が形成されたシート部材である。板状プラスチックの場合、折目の部分の厚さが薄く形成されている。これらの構成部品を組み立てると、図12乃至図13に示すような立体映像表示装置101が構成される。そして、図13に示すように、スマートフォンのような映像表示装置(以下単に表示装置という)70を外箱3に矢印Y2方向へ挿入すると、図14に示すような状態の立体映像表示装置となる。この状態で、観賞者は、窓2eまたは窓2p及び3pを通して、表示装置70の画面に表示される映像であってハーフミラー11,12、フルミラー13を通した虚像を観ることができる。
なお、ここで、符号2,3,6,11〜13は、ミラーケース2、外箱3、スペーサ6、および複数のミラー11〜13等を指すが、それらの部位を形成するシート部材を指す場合もある。実施形態2乃至5でも同様である。
ミラーケース2は、複数のミラー(ハーフミラー11,12、フルミラー13)を実装する構成部品であり、長方形を成している。長方形の中央となる正面部21には、観賞者が覗くことができる矩形の開口部である窓2p(即ち部材が削除された部分2p)が形成される。その両側には、側面部221,222(左側面部22ということがある)と、側面部231,232(右側面部23ということがある)が設けられ、これらの側面部には縦方向(立体映像表示装置における奥行き方向)に複数の折目2wが形成される。さらに、左右の側面部221,231には、ミラー11,12,13を装着するための複数の並行な溝2a,2b,2cと溝2f,2g,2hが形成されている。
まず図3に示すように、左側面部221,222の折目2wを山折りに、折目2vを谷折りに折る。これにより、溝2a、2b、2cが形成された左側面部221が起き上がる。この状態で、図4のように、ハーフミラー11,12およびフルミラー13をそれぞれ溝2a、2b,2cに差し込む。ハーフミラー11,12およびフルミラー13の端部は粘着テープ25の粘着面に接着して保持されるので、溝2a,2b,2cから容易に抜け落ちない。
図1(B)において、外箱3は主に、正面部311、底面部312、側面部321,322(総じて側面部32ということがある)と、上記各部に設けられた係合部331,3sから構成される。ここで、正面部311には、観賞者が覗くことができる矩形の開口部である窓3pが形成される。底面部312は表示装置70が収納される空間3zが形成される1つの面となる。また、側面部321,322には、外箱3のシート部材から箱形状を形成して係止するための、ロック爪3nと、ロック爪3nと係合する係止溝3mが設けられる。
図11に示すように、ミラーケース2を矢印Y1の方向に外箱3に挿入すると、図12のような立体映像表示装置101が完成する。このとき、ミラーケース2と外箱3とは厚さWの隙間を保った状態で、ミラーケース2の折目に設けられた1対の爪2rが外箱3の穴3rとそれぞれ係合する。更に、図13に示すように、ミラーケース2の下端(挿入方向に対して最奥部)設けられた爪2tが、外箱3の端部に設けられた穴3tに係合する。これらの係合によりミラーケース2は外箱3の中においてずれること無く、厚さWを有する表示装置の収納部3zを形成することができる。厚さWは表示装置70の厚さよりもやや大きくすることが好ましい。図6は収納部3zに表示装置70が収納された状態の断面図で示している。
観賞者が、表示装置70を矢印Y2方向へ立体映像表示装置101の外箱3に挿入する。表示装置70は、左右のスペーサ6bに案内されて挿入され、その先端部がスペーサ6aに当接して、収納部3z内に収容される。表示装置70が収納部3zに収納された状態を図14に示す。同様の状態の断面図が図6(A),(B)である。図14および図6(A)に示すように立体映像表示装置101には、表示装置70を出し入れするための窓2eが形成される。収納部3zへの表示装置70の挿入は、スペーサ6a,6bと表示装置70との摩擦抵抗があるが重力を利用すれば簡単にできる。スペーサ6a,6bに案内、支持されて表示装置70は正確な位置に安定して収納される。一方、表示装置70を抜き取るときには立体映像表示装置101を逆さまにして重力を利用すれば簡単に表示装置70が抜き出せる。このように、立体映像表示装置101への表示装置70の着脱は簡単、迅速、正確に行え、高い利便性を持つ。
ミラーケース2の材料は一定以上の厚さを持つ厚紙、段ボール、板状のプラスチックが好ましい。また外箱3の材料は厚紙、板状のプラスチック等が好ましいが、少しでも安価にするためにミラーケース2よりは薄い方が好ましい。ミラーケース2は組み立てた後、ハーフミラー11,12およびフルミラー13と一体化した構造体を形成するため、一定以上の厚さを持つ材料が好ましいが、外箱3は組立て後のミラーケース2を外側から覆うことで、ミラーケース2が外側に開こうとする潜在応力に対して押さえつける役割を担っているため、引張り力だけに耐えればよく、薄くすることができる。
図6(A)において、表示装置70の画面71に表示された映像領域9b,9cはそれぞれハーフミラー12及びフルミラー13で屈折しさらにハーフミラー11で屈折した映像と、これとは別に映像領域9aがハーフミラー11と通過した映像とが、窓2p,3pを通して立体映像9として観賞者200に届き、立体映像として観える。また図6(A)において、表示装置70の画面71に表示された映像領域9a,9b,9cはそれぞれハーフミラー11、12及びフルミラー13で屈折した映像が窓2eを通して立体映像91として観賞者201に届き、立体映像として観える。
図17は立体映像表示装置の構成部品の展開した構成を示す平面図(シート部材)である。図17に示すように、立体映像表示装置の構成部品は、ミラーケース2、外箱7、スペーサ6、および矩形のハーフミラー11,12及びフルミラー13から構成される。実施形態1と比較すると外箱7の形状が相違するが、ミラーケース2、ハーフミラー11,12及びフルミラー13、スペーサ6は実施形態1の構成と実質的に同じである。ミラーケース2や外箱7の材料も実施形態1と同じである。また、溝2a,2b,2c,2f,2g,2hの形状も図15に示すように実施形態1と同じである。
図20は外箱7の斜視図である。外箱7を組立てる前に面7dにスペーサ6a,6bを貼り付ける。スペーサ6a,6bの貼付けの目的及びその貼付け方は実施形態1と同じである。図20の折目7vを折り、ロック爪7nを係止溝7mに差し込むと、図21の状態になる。ロック爪7nと係止溝7mの作用により、粘着テープや接着剤を用いずに外箱7を組立てることできるので、組立てが容易で、立体映像表示装置のコストを安価にできる。
図29は立体映像表示装置の構成部品の組立て前における平面図を示す。図29に示すように、立体映像表示装置の構成部品は、ミラーケース8、スペーサ6、矩形のハーフミラー11,12及びフルミラー13から構成される。実施形態1と比較すると、外箱3が存在せず、ミラーケース8を組立てるだけで立体映像表示装置を形成することができる。ハーフミラー11,12及びフルミラー13、スペーサ6は実施形態1と同じである。ミラーケース8の材料も実施形態1と同じである。また溝8a,8b,8c,8f,8g,8hの形状も図15に示すように実施形態1と同じである。
実施形態1〜3において、挿入及び取り外し可能な表示装置70の、外箱3に対する位置合わせは、実施形態1及び2では、表示装置の外形に合わせて外箱3の内側面にスペーサ6a,6bを接着することで行い、実施形態3ではミラーケース8の内側面にスペーサ6a,6bを接着することで、それぞれ行っている(図7、図20、図30のスペーサ6a,6b)。
側面は、それらを形成する実質的な4つの面1011,1012,1021,1022と、側面の固定に用いられる短辺部1031から構成される。短辺部1031にあるフラップ10nが、側面1022に形成された溝10mに係合して、4つの面1011,1012,1021,1022による立体が構成される。これら4つの側面によって形成される立体の内部にミラーケース2が収納される。ここで、面1011は観賞者に対して前面となり、面1011に形成された開口部である窓10pを通して観賞者は立体映像を観賞できる。
底面1041には、スマートフォンのような表示装置70のスピーカ用の穴10sと、電源端子用の穴10fが形成される。この底面1041は、表示装置70を支持する役割を持ち、その底面の矩形はミラーケース2の底面の大きさと、表示装置70の底面を収容するに足りる大きさを有する。底面1041には更に背面1051が接続される。背面1051の両側に設けられたフラップ10j、10xが、側面1021,1022に形成されたそれぞれの係止溝10y、10mに係合することで、背面1051と面1012との間に収納部10zの空間が形成され(図39、図40)、この収納部10zに表示装置70が装填されて保持される(図41)。ここで、実施形態5では、背面1051における、表示装置70の位置決め用のスペーサ6a,6b(実施形態2)を省略することで、一層の低コスト化を図っている。スペーサを省略できる理由は次の通りである。図40に示すように、外箱10を組み立てて収納部10zを形成した後に、この収納部10zに表示装置70を装填した状態で、外箱10のフラップ10jを係止溝10mに、フラップ10xを係止溝10yにそれぞれ十分に挿入して、粘着シール60をフラップ10jと面1022に貼って固定する(図41)。フラップ10xと面1021も粘着シール60によって同様に固定する。
まず、立体映像表示装置110の物理的な寸法を定義する。図42(A)は、外箱10の組立て後の立体映像表示装置110を背面1012から見た図で、開口上辺301と開口下辺501は太線で表してある。ここで窓1012qの上辺(開口上辺301)と、窓1012rの下辺(開口下辺501)の物理的な距離を開口長さHとする。また、開口下辺501と導電性部材401の中心線cまでの物理的な距離を基準長さDとする。
図42(E)に示すように、映像90は点線で示した矩形である。下辺95と上辺96も示してある。矩形比はWv:Hvで物理的な寸法を持たない。映像基準点900の位置も比例的な位置である。
図47(A)に示すように、ミラー11の端部11bと立体映像表示装置110の開口上部301とのy方向の位置を一致させてある。またミラー13の端部13aと開口下部501とのy方向の位置も一致させてある。そのため、映像90は、その下辺95が開口下辺501と一致し、映像上辺96が開口上辺301と一致すれば適正な立体映像を表示できる。
Hv:Dv=H:D
とする。つまりy方向の映像基準点900の位置は開口長さHと基準長さDに比例させる。
r=H/Ha
となる。映像表示倍率rを取得するためには、画面の物理的な長さHaをあらかじめ表示装置のプログラムに入力する。開口長さHは定数であるため、映像表示倍率rはHaを一回入力するだけで取得することができる。
図42(B)は表示装置70aを装着した時の画面71aと端部41の位置を示している。画面71aには端部41による検出点72が検出される。静電容量方式のタッチパネルの場合、検出点はパネルに接触している導電性部材の中心付近に検出される。図42(B)に示す画面71aに接触する端部41は矩形であるため、検出点72は端部41のx方向、y方向のほぼ中央となる。検出点72と下辺75のy方向の距離Baが画素値として取得できる。一方、画面71aの幅Waの半分の距離Wa/2も容易に画素値として取得できる。
(Wa/2, Ba)となる。
Hv=Ha×r
Hv=H
となり、映像90の長さHvと開口長さHとが一致する。
であるため、Dv=D
となり、映像90の下辺95と開口下辺501の位置が一致する。
Hv=H
であるため、映像90の上辺96と開口上辺301の位置も一致する。すなわち、適正な立体映像を投影することができる。
r=H/Hb
となり、画面71bにおける画面基準点700の座標は、
(Wb/2, Bb)
となる。
Hv=Hb×r
Hv=H
となり、映像90の長さHvと開口長さHとが一致する。
であるため、Dv=D
となり、映像の下辺95と開口下辺501の位置が一致する。
Hv=H
であるため、映像の上辺96と開口上辺301の位置も一致する。すなわち、適正な立体映像を投影することができる。
この例は、図43に示すように、導電性部材401(第1の導電性部材という)に加えて、第2の電導性部材402を帯状部10bに設けたものである。第2の電導性部材402は、帯状部10bにある端部45から面1031の端部46に至っている。この場合、端部41と端部45は接触していない。図44は、画面71aと、端部41及び端部45との位置関係を示している。静電容量方式のタッチパネルの場合、検出点はパネルに接触している導電性部材の中心付近で検出される。そのため、端部41の検出点72と、端部45の検出点73は、図44に示すような位置に検出される。端部41と端部45は接触していないため、検出点72はx方向の中心線xcよりも右側に検出される。検出点73は中心線xcよりも左側に検出される。そのため、検出点のx値によって、端部44に触れたときの検出点72か、端部46に触れたときの検出点73であるかを識別できる。
また他の変形例として、導電性部材402のみを設置してもよい。この場合、表示装置70と背面1012を密着させるためには、端子46に触れていない手の指で表示装置70と立体映像表示装置110をはさめばよい。
実施形態5の外箱10の組立ては、実施形態2におけるスペーサ6a,6bが無い以外は、実施形態2で参照した図20乃至図25とほぼ同様である。以下、実施形態2と相違する部分について説明する。
なお、図47に示すように、観賞者201の位置から立体映像を観賞する場合は、蓋10gとフラップ10hを開放又は切断することで窓10eを形成して、観賞することができる。
また、ミラーケース2の部材が十分に厚い場合には強度が十分なので、側面部222,232は不要となる。
13:フルミラー 25:粘着テープ 6:スペーサ
70:表示装置
2p,3p,7p,8p,10p,2e,7e,8e,10e:窓
101,102,103,110:立体映像表示装置 10b:帯状部
401,402:導電性部材
41,44,45,46:端部 60:粘着シール
Claims (14)
- 表示装置の画面に表示される映像を、複数のミラーを用いて立体的に観察することができる立体映像表示装置であって、
前記複数のミラーを実装する、第1のシート部材で形成されたミラーケースと、
連続する複数の面を有する第2のシート部材で形成された立体であって、該立体の内部に該ミラーケースを収納する外箱と、を有し、
前記ミラーケースは、複数の連続する面であって、第1の開口部を有する第1の面と、複数のミラーを所定間隔に配置して装着する側面を有し、
前記外箱は、前記複数の面で形成される立体の面によって形成される空間に、前記表示装置を着脱自在に保持する収納部を有し、かつ
前記外箱を構成する複数の面は、該収納部に収納される該表示装置の画面に表示される映像を、前記複数のミラーに映すための第2の開口部を有する第2の面と、該複数のミラーによって反射される映像を外部から観察できる第3の開口部を有する第3の面とを含み、
前記第1の開口部及び前記第3の開口部を通して、該表示装置の画面に表示される映像を観察できる
ことを特徴とする立体映像表示装置。 - 前記外箱は、該第2の面に接続する底面と、該底面に連続して該第2の面と対向する背面とを有し、該底面と該背面によって前記収納部を形成し、該底面によって前記表示装置を支える、
請求項1に記載の立体映像表示装置。 - 前記背面の両側にはフラップが設けられ、該フラップは前記第2の面の両側の面に形成された係合溝に挿入し係止され、かつ係合溝から解除できる
請求項2に記載の立体映像表示装置。 - 前記外箱を構成する前記第2の面と、該第2の面に連続する側面には、連続した導電性部材が配置される、
請求項1に記載の立体映像表示装置。 - 前記外箱の前記第2の面には、前記第2の開口部を横切るように、該第2のシート部材による連続した帯状部が形成され、該帯状部に前記導電性部材が配置される、
請求項4に記載の立体映像表示装置。 - 前記帯状部は、前記複数のミラーの位置に対応する、該表示装置の画面の複数に分割される複数の映像表示領域の間の映像非表示領域に対応する位置に形成される、
請求項5に記載の立体映像表示装置。 - 前記外箱は、前記外箱を構成する4つの面の少なくとも1つに連続し、該4つの面によって形成される立体の上部を、開閉可能に覆う上面を有する
請求項1乃至6のいずれかの項に記載の立体映像表示装置。 - 前記外箱を構成する前記第2のシート部材の前記上面を開放又は削除することができる、
請求項7に記載の立体映像表示装置。 - 前記第1のシート部材の前記第1の面の両側で折り曲げられた前記側面に、シート部材から構成される前記複数のミラーを装着して形成した前記ミラーケースを、前記外箱の前記上面を開放した状態で前記外箱に挿入して前記外箱に収納する、
請求項8に記載の立体映像表示装置。 - 前記外箱の前記底面には、該表示装置用のスピーカ用穴、及び又は該表示装置用の電源端子用穴が形成される、請求項2に記載の立体映像表示装置。
- 前記ミラーケースに形成された前記第1の開口部及び前記外箱に形成された前記第3の開口部を通して、該表示装置の画面に表示される映像を観察するか、又は
前記外箱の前記上面を開放又は削除して第4の開口部を形成し、前記複数のミラーによって反射され透過された映像を、前記第4の開口部を通して観察する
請求項8に記載の立体映像表示装置。 - 請求項1乃至11のいずれかの項に記載の立体映像表示装置を構成する、前記ミラーケースと、前記外箱と、前記複数のミラーを形成するシート部材。
- 表示装置の画面に表示される映像を、複数のミラーを用いて立体的に観察することができる立体映像表示装置であって、
前記複数のミラーを所定間隔に配置して実装する、第1のシート部材で形成されたミラーケースと、
連続する複数の面を有する第2のシート部材で形成された立体であって、該立体の内部に該ミラーケースを収納する外箱と、を有し、
前記外箱は、前記複数の面で形成される立体によって形成される空間に、前記表示装置
を着脱自在に保持する収納部を有し、かつ
前記外箱を構成する該複数の面の1つには、該収納部に収納される該表示装置の画面に表示される映像を、前記複数のミラーに映すためのミラー用開口部と、
前記外箱の上面には、該複数のミラーによって反射、透過される映像を外部から観察できる上部開口部を有し、
前記上部開口部を通して、該表示装置の画面に表示される映像を観察する
ことを特徴とする立体映像表示装置。 - 表示装置の画面に表示される映像を、複数のミラーを用いて立体的に観察することができる立体映像表示装置を構成するシート部材であって、
前記複数のミラーを実装することができるミラーケースを形成する第1のシート部材と、前記表示装置を収納することができる外箱を形成する第2のシート部材とを有し、
前記第1のシート部材は、第1の開口部を有する面と、複数のミラーを装着することができる、所定の間隔で配置された複数の装着部を有する面と有し、予め設けられた折目を折って該装着部に複数のミラーを装着して、立体形のミラーケースを形成することができ、
前記第2のシート部材は、第2の開口部を有する面を含む複数の面を有し、予め設けられた折目を折って、該複数の面によって立体形の外箱を形成することができ、
立体形に形成された該外箱に、立体形に形成された該ミラーケースが挿入されて、該ミラーケースの該第1の開口部と該外箱の該第2の開口部が位置合わせされ、
該ミラーケースに配置された該複数のミラーに面して、該外箱に該表示装置が着脱自在に挿入されること、を特徴とする立体映像表示装置用シート部材。
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