JP6800408B2 - ポリエチレン樹脂組成物、ブロー成形体及びバッグインボックス容器 - Google Patents

ポリエチレン樹脂組成物、ブロー成形体及びバッグインボックス容器 Download PDF

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本発明は、ブロー成形性に優れたポリエチレン樹脂組成物およびそれからなるブロー成形体に関するものである。
油や醤油などの食品、酒やジュースなどの液体飲料、酸やアルカリなどの工業製品等液体の包装容器として、バッグインボックスが用いられている。このバッグインボックスは、液体を収納する樹脂製の薄肉成形物または樹脂製の袋からなる内装容器と、該内装容器を収納する段ボール箱などの外装体とを備えており、該内装容器には、収納された液体の振動によってピンホールが生じない、いわゆる耐ピンホール性が求められる。
このような内装容器としては、例えば、特定のメタロセン錯体とメチルアルミノキサンとを担持したシリカを重合触媒としてエチレンと1−ヘキセンを重合してなるエチレン系共重合体からなる内装容器、直鎖状低密度ポリエチレンと高圧法低密度ポリエチレンとの樹脂組成物からなる内装容器などが提案されている(特許文献1、2、3、4参照。)。
特許4310377号公報 特許5500753号公報 特許5741130号公報 特許5812234号公報
しかしながら、上記の方法ではブロー成形性および製品の肌に問題があった。
そこで、本発明の目的は、耐ピンホール性に強く、かつ製品外観が良好なバッグインボックスをブロー成形できるポリエチレン樹脂組成物を提供することにある。
本発明者等は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、特定の高圧法低密度ポリエチレン[A]、特定のエチレン・α−オレフィン共重合体[B]及び特定のエチレン・α−オレフィン共重合体[C]の3成分を含む樹脂組成物を用いることによって、耐ピンホール性、衝撃強度、耐薬品性に優れた、かつ製品外観の良好なブロー成形性に優れたポリエチレン樹脂組成物となることを知見し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、下記(a)〜(c)の要件を満たす高圧法低密度ポリエチレン(以下、LDPE)[A]と(d)〜(f)の要求を満たすエチレン・α−オレフィン共重合体(以下、m−LLDPE)[B]と(g)〜(i)を満たすエチレン・α−オレフィン共重合体(以下、z−LLDPE)[C]を含むポリエチレン樹脂組成物であり、[A]/[B]/[C]の割合(重量比)が70/25/5〜40/40/20であり、密度が910〜915、メルトフローレート(MFR)が0.3〜1.0、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が4.0〜8.0であることを特徴とするポリエチレン樹脂組成物に関するものである。
(a)JIS K 6922−2に準拠し測定した密度が916〜924kg/m
(b)JIS K 6922−1に準拠し190℃,2.16kgの荷重下で測定したメルトフローレート(MFR)が0.3〜3.0g/10分
(c)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が4.5〜8.0
(d)JIS K 6922−2に準拠し測定した密度が890〜920kg/m
(e)JIS K 6922−1に準拠し190℃,2.16kgの荷重下で測定したメルトフローレート(MFR)が0.5〜4.0g/10分
(f)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.8〜3.4
(g)JIS K 6922−2に準拠し測定した密度が900〜930kg/m
(h)JIS K 6922−1に準拠し190℃,2.16kgの荷重下で測定したメルトフローレート(MFR)が0.3〜2.0g/10分
(i)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.5〜6.0
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明のポリエチレン樹脂組成物を構成するLDPE[A]は、従来公知の高圧法ラジカル重合法により得ることができる。
JIS K 6922−2に準拠し測定した、LDPE[A]の密度は、916〜924kg/m、好ましくは918〜922kg/mである。密度が916kg/m未満であると、[B]と[C]の密度を高くする必要があるため、強度が低下する。924kg/mを超えると、[B]と[C]の密度を低くする必要があるため、表面のベタツキが発生し易くなる。
JIS K 6922−1に準拠し190℃,2.16kgの荷重下で測定した、LDPE[A]のメルトフローレート(MFR)は、0.3〜3.0g/10分、好ましくは0.5〜2.0g/10分である。MFRが0.3g/10分未満であると、メルトフラクチャーが発生しやすくなり、3.0g/10分を超えると、ブロー成形時のドローダウンか大きくなり、成形が不安定となる。
LDPE[A]の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)は、4.5〜8.0、好ましくは5.0〜7.5である。Mw/Mnが4.5未満であるとメルトフラクチャーが発生しやすくなり、8.0を超えると強度が低下する。
本発明のポリエチレン樹脂組成物を構成するm−LLDPE[B]及びz−LLDPE[C]は、エチレン・α−オレフィン共重合体を用いる。エチレン・α−オレフィン共重合体に用いるα−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセンなどを挙げることができ、これらの1種または2種以上が用いられる。これらのエチレン・α−オレフィン共重合体はチーグラー系触媒またはクロム系触媒、メタロセン触媒を使用して、エチレンとα−オレフィンを共重合することにより、好適に製造することができる。重合方法としては、溶液重合法、高圧重合法、気相重合法等が挙げられる。
JIS K 6922−2に準拠し測定した、m−LLDPE[B]の密度は、890〜920kg/m、好ましくは900〜910kg/mである。密度が890kg/m未満であると、表面のベタツキが発生しやすくなり、920kg/mを超えると、強度が低下する。
JIS K 6922−1に準拠し190℃,2.16kgの荷重下で測定した、m−LLDPE[B]のMFRは、0.5〜4.0g/10分、好ましくは1.0〜2.5g/10分である。MFRが0.5g/10分未満であるとメルトフラクチャーが発生しやすくなり、4.0g/10分を超えるとブロー成形時のドローダウンか大きくなり、成形が不安定になる。
m−LLDPE[B]の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)は、1.8〜3.4、好ましくは2.2〜3.0である。Mw/Mnが1.8未満であるとメルトフラクチャーが発生しやすくなり、3.5を超えると強度が低下する。
JIS K 6922−2に準拠し測定した、z−LLDPE[C]の密度は、900〜930kg/m、好ましくは910〜925kg/mである。密度が900kg/m未満であると、表面にベタツキが発生しやすくなり、930kg/mを超えると、強度が低下する。
JIS K 6922−1に準拠し190℃,2.16kgの荷重下で測定した、z−LLDPE[C]のMFRは、0.3〜2.0g/10分、好ましくは0.5〜1.5g/10分である。MFRが0.3g/10分未満であるとメルトフラクチャーが発生しやすくなり、2.0g/10分を超えるとブロー成形時のドローダウンが大きくなり、成形が不安定になる。
z−LLDPE[C]の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)は3.5〜6.0、好ましくは4.0〜5.5である。Mw/Mnが3.5未満であるとメルトフラクチャーが発生しやすくなり、6.0を超えると表面にベタツキが発生しやすくなる。
本発明のポリエチレン樹脂組成物において、上記[A]/[B]/[C]の割合(重量比)は、70/25/5〜40/40/20、好ましくは50/40/10〜45/40/15である。この範囲だと耐ピンホール性、衝撃強度及び成形品の肌のバランスが良好である。
本発明のポリエチレン樹脂組成物の密度は910〜915kg/m、好ましくは911〜913kg/mである。この範囲だと耐ピンホール性が強く成形品の剛性がある。
本発明のポリエチレン樹脂組成物のMFRは0.3〜1.0、好ましくは0.5〜0.8である。この範囲だと成形時のドローダウンも少なく成形品の肌も良好である。
本発明のポリエチレン樹脂組成物の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)は4.0〜8.0、好ましくは5.5〜6.5である。この範囲だと成形品の肌と耐ピンホール性のバランスが取れる。
本発明のポリエチレン樹脂組成物は、その他のポリエチレン系樹脂などの他のポリオレフィンを配合してもよい。また、必要に応じて、酸化防止剤、光安定剤、帯電防止剤、滑剤、ブロッキング防止剤等、ポリオレフィン樹脂に一般に用いられている添加剤を本発明の目的を損なわない範囲で添加してもかまわない。
本発明にて使用する樹脂はペレットをタンブラーにてブレンドして直接使用しても良いし、ブレンドしたペレットを再度押し出し機にてペレット化した物を使用しても良い。
本発明のポリエチレン樹脂組成物は、ブロー成形に適している。
本発明のブロー成形体は、上記ポリエチレン樹脂組成物をブロー成形することにより得られる。ブロー成形とは、ホッパーより投入した樹脂を押出し機内で混練後円筒状のパリソンを押出し、所定の金型にて挟みエアー等を用いてパリソンを膨らませて容器等を成形する方法であり、1L未満の容器から1000L以上の容器まで成型する方法である。
本発明のブロー成形体は、段ボール等を外層に用いたバッグインボックス容器の内装容器に用いられる。内装容器は、液体を収納する樹脂製の薄肉成形物または樹脂製の袋からなる。バッグインボックスの成形は、ブロー成形により直接製品を成形する方法があり、容量として1L未満から1000L以上があり、主に液体の輸送容器として使用される。
本発明のポリエチレン樹脂組成物は、耐ピンホール性、耐衝撃強度、耐薬品性に優れかつ製品外観の良好なブロー成形体を得る事が出来る。
本発明のポリエチレン樹脂組成物を構成するLDPE[A]は、表5に示す東ソー株式会社ポリエチレン総合カタログに記載のペトロセンを用いた。m−LLDPE[B]は、表5に示す東ソー株式会社ポリエチレン総合カタログに記載のニポロン−Zを用いた。z−LLDPEは、表5に示す東ソー株式会社ポリエチレン総合カタログに記載のニポロン−Lおよびニポロン−Z(ルミタック)を用いた。これらの樹脂をタンブラーを用いてペレットブレンドし、ポリエチレン樹脂組成物とした。
耐ピンホール性の評価は、(株)プラコー製のLL−50B型インフレーションフィルム成形機を用いて、200℃にて肉厚200μmのフィルムを成膜し、23.0cm×30.0cmにカットした後、ゲルボフレックステスタにて装填して10,000回の繰り返しひねり試験を実施し、ピンホールの数をカウントした。
ピンホールの数は10個以下を合格とした。
ブロー成形性の評価は、(株)プラコー製のDA−50Sブロー成形機を用いて120gの10L容器を成形し、肉回りとバリ取り性にて評価した。
肉回りの評価方法を表1に示す
Figure 0006800408
バリ取り性の評価方法を表2に示す
Figure 0006800408
ブロー成形品評価は、プラコーDA−50Sブロー成形機を用いて成形した120gの10L容器の製品肌は製品表面のメルトフラクチャーの発生状態にて評価した。製品表面のベタツキは、製品を60℃のオーブン中1週間放置後取出して表面状態を観察した。
製品の肌評価方法を表3に示す。
Figure 0006800408
製品表面のベタツキ評価方法を表4に示す
Figure 0006800408
実施例1
東ソー(株)のカタログ記載のLDPEペトロセン172/m−LLDPEニポロン−Z HF211R/z−LLDPEニポロン−L F21を50/40/10の割合(重量比)で配合して得られた、密度912kg/m、MFR0.7g/10分のポリエチレン樹脂組成物のピンホール数は4.0個であり、ブロー成形性およびブロー製品評価も良好であった。結果を表6に示す。
実施例2
東ソー(株)のカタログ記載のLDPEペトロセン172/m−LLDPEニポロン−Z HF211R/z−LLDPEニポロン−L F21を50/35/15の割合(重量比)で配合して得られた、密度913kg/m、MFR0.7g/10分のポリエチレン樹脂組成物のピンホール数は6.0個であり、ブロー成形性およびブロー製品評価も良好であった。結果を表6に示す。
実施例3
東ソー(株)のカタログ記載のLDPEペトロセン172/m−LLDPEニポロン−Z HF211R/z−LLDPEニポロン−L F21を60/30/10の割合(重量比)で配合して得られた、密度914kg/m、MFR0.6g/10分のポリエチレン樹脂組成物のピンホール数は7.5個であり、ブロー成形性およびブロー製品評価も良好であった。結果を表6に示す。
実施例4
東ソー(株)のカタログ記載のLDPEペトロセン172/m−LLDPEニポロン−Z HF211R/z−LLDPEニポロン−L F21を55/25/20の割合(重量比)で配合して得られた、密度915kg/m、MFR0.6g/10分のポリエチレン樹脂組成物のピンホール数は10.0個であり、ブロー成形性およびブロー製品評価も良好であった。結果を表6に示す。
比較例1
東ソー(株)のカタログ記載のLDPEペトロセン172/m−LLDPEニポロン−Z HF211Rを60/40の割合(重量比)で配合して得られた、密度912kg/m、MFR0.6g/10分のポリエチレン樹脂組成物のピンホール数は4.0個であり、耐ピンホール性の要求を満たしたが、ブロー成形性およびブロー製品肌が悪く良好な成形品が得られなかった。結果を表5に示す。
比較例2
東ソー(株)のカタログ記載のLDPEペトロセン172/m−LLDPEニポロン−Z HM300K/z−LLDPEニポロン−L F21を40/40/20の割合(重量比)で配合して得られた、密度912kg/m、MFR1.1g/10分のポリエチレン樹脂組成物のピンホール数は10.5個であり、耐ピンホール性の要求を満たさなかった。また、ブロー成形性も悪かった。結果を表6に示す。
比較例3
東ソー(株)のカタログ記載のLDPEペトロセン172/m−LLDPEニポロン−Z HF211R/z−LLDPEニポロン−Z12−1を50/30/20の割合(重量比)で配合して得られた、密度910kg/m、MFR0.6g/10分のポリエチレン樹脂組成物のピンホール数は4.0個であり、耐ピンホール性の要求を満たしたが、バリ取り性およびブロー成形品の肌が悪く、また、ブリード試験において表面にベタツキが発生した。結果を表6に示す。
比較例4
東ソー(株)のカタログ記載のLDPEペトロセン172/m−LLDPEニポロン−Z HF250R/z−LLDPEニポロン−Z12−1を50/30/20の割合(重量比)で配合して得られた、密度919kg/m、MFR0.6g/10分のポリエチレン樹脂組成物のピンホール数は20.0個であり、耐ピンホール性の要求を満たさなかった。また、バリ取り性も悪かった。結果を表6に示す。
比較例5
東ソー(株)のカタログ記載のLDPEペトロセン180/m−LLDPEニポロン−Z HF250R/z−LLDPEニポロン−LF21を60/30/10の割合(重量比)で配合して得られた、密度916kg/m、MFR1.2g/10分のポリエチレン樹脂組成物のピンホール数は24.0個であり、耐ピンホール性の要求を満たさなかった。また、ブロー成形性も悪く、製品肌も悪かった。結果を表6に示す。
比較例6
東ソー(株)のカタログ記載のLDPEペトロセン172/z−LLDPEニポロン‐Z12−1を60/40の割合で配合して得られた、密度912kg/m、MFR0.4g/10分のポリエチレン樹脂組成物のピンホール数は15.0個であり、耐ピンホール性の要求を満たさなかった。また、ブリード試験において表面にベタツキが発生した。結果を表6に示す。
Figure 0006800408
Figure 0006800408

Claims (3)

  1. 下記(a)〜(c)の要件を満たす高圧法低密度ポリエチレン(以下、LDPE)[A]と(d)〜(f)の要求を満たすエチレン・α−オレフィン共重合体(以下、m−LLDPE)[B]及び(g)〜(i)を満たすエチレン・α−オレフィン共重合体(以下、z−LLDPE)[C]を含むポリエチレン樹脂組成物であり、[A]/[B]/[C]の割合(重量比)が70/25/5〜40/40/20であり、密度が910〜915kg/m、メルトフローレート(MFR)が0.3〜1.0g/10分、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が4.0〜8.0であることを特徴とするブロー成形用ポリエチレン樹脂組成物。
    (a)JIS K 6922−2に準拠し測定した密度が916〜924kg/m
    (b)JIS K 6922−1に準拠し190℃,2.16kgの荷重下で測定したメルトフローレート(MFR)が0.3〜3.0g/10分
    (c)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が4.5〜8.0
    (d)JIS K 6922−2に準拠し測定した密度が890〜920kg/m
    (e)JIS K 6922−1に準拠し190℃,2.16kgの荷重下で測定したメルトフローレート(MFR)が0.5〜4.0g/10分
    (f)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.8〜3.4
    (g)JIS K 6922−2に準拠し測定した密度が900〜930kg/m
    (h)JIS K 6922−1に準拠し190℃,2.16kgの荷重下で測定したメルトフローレート(MFR)が0.3〜2.0g/10分
    (i)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.5〜6.0
  2. 請求項1に記載のブロー成形用ポリエチレン樹脂組成物からなるブロー成形体。
  3. 請求項2に記載のブロー成形体を内装容器として備えるバッグインボックス容器。
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