JP6799725B1 - 射出ブロー成形装置 - Google Patents

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Abstract

射出ブロー成形装置(10)の搬送装置(100)が、リップ型固定プレートとプレート保持部材とを有するリップ型ユニット(110)と、リップ型ユニット(110)の縁部をスライド移動可能に支持してリップ型ユニット(110)を各ステーションに循環搬送するための搬送路(122)が下面に設けられた上部基盤(120)と、リップ型ユニット(110)を搬送路(122)に沿って直線的にスライド移動させるスライド移動手段(170)と、を備える構成とする。

Description

本発明は、射出成形したプリフォームをブロー成形することで樹脂製の中空容器を形成する射出ブロー成形装置に関する。
従来、樹脂製の中空容器の成形方法としては様々提案されているが、代表的な方法としては、射出成形によりプリフォーム(パリソン)を形成し、このプリフォームをブロー成形することにより中空容器を成形する射出ブロー成形方法がある(例えば、特許文献1参照)。
この射出ブロー成形方法を採用する射出ブロー成形装置は、射出成形ステーションと、ブロー成形ステーションとを備えている。射出成形ステーションでは、樹脂製のプリフォームを射出成形する。プリフォームは、そのリップ部(ネック部)が保持された状態で射出成形ステーションからブロー成形ステーションに移送される。このプリフォームをブロー成形ステーションにてブロー成形することで中空容器を形成する。
なお、このような射出ブロー成形装置は、例えば、1ステップ方式、あるいはホットパリソン式のブロー成形装置とも呼ばれている。
またこのような射出ブロー成形装置は、樹脂成形品(例えば、プリフォーム、中空容器)を搬送するための搬送部を備えている。射出ブロー成形装置の搬送部としては、回転搬送方式が採用されているものが多い。回転搬送方式とは、樹脂成形品のリップ型(ネック型)を保持するリップ型を回転盤に固定しておき、この回転盤を回転させることで、リップ型で保持された樹脂成形品を各ステーションに搬送するものである。
日本国特開2013−107391号公報
ここで、射出ブロー成形装置においては、成形する中空容器のサイズを変更することなく生産性及び汎用性の向上を図ることが望まれている。そのためには、従来の射出ブロー成形装置と略同サイズのリップ型(ネック型)を用いて、リップ型の列数を増やす必要がある。
しかしながら、回転搬送式が採用されている従来の射出ブロー成形装置では、一対の割型からなり開閉可能なネック型が回転盤に対して固定されている。このため、従来の射出成形装置においては、ネック型の列数を容易に変更することは難しく、成形可能なボトルサイズの選択範囲が狭い傾向にあった。したがって、従来の射出ブロー成形装置では、生産性及び汎用性の大幅な向上は難しいという問題があった。
なお回転搬送方式を採用した射出ブロー成形装置であっても、回転盤自体を大きくすることでネック型の列数を増加させることはできるものの、結果として装置全体が大型化してしまうという問題がある。また、射出ブロー成形装置のエンドユーザーへの輸送の都合上、射出ブロー成形装置の大きさはトラックに搭載可能または輸送コンテナに搬入可能なサイズに限定されるため、回転盤のサイズもあまり大きくさせることはできない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、大型化を抑制しつつ、生産性及び汎用性を向上した射出ブロー成形装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一つの態様は、射出成形ステーションと、ブロー成形ステーションと、取出しステーションと、を少なくとも含む複数ステーションを備えると共に、複数の各ステーションに樹脂成形品を循環搬送する搬送装置を備える射出ブロー成形装置であって、前記搬送装置は、複数のリップ型が一列に固定される複数枚のリップ型固定プレートと、前記複数枚のリップ型固定プレートが並ぶ方向を列方向とした時に前記列方向に並設された前記リップ型固定プレートを間隔調整可能に保持するプレート保持部材と、を有するリップ型ユニットと、前記リップ型ユニットの縁部をスライド移動可能に支持して当該リップ型ユニットを各ステーションに循環搬送するための搬送路が下面に設けられた上部基盤と、前記リップ型ユニットを前記搬送路に沿って直線的にスライド移動させるスライド移動手段と、を備えていることを特徴とする射出ブロー成形装置にある。
かかる本発明の射出ブロー成形装置によれば、樹脂成形品(例えば、プリフォーム等)を各ステーションに適切に搬送することができる。また、ネック型の列数を比較的容易に増加することができ、生産性や汎用性を向上した射出ブロー成形装置を実現することができる。
ここで、前記搬送装置は、各ステーションに対応して設けられ、前記搬送路を横切る前記リップ型ユニットの各辺の縁部を支持するガイド部材と、前記リップ型ユニットを支持する第1の位置と前記リップ型ユニットとは干渉しない第2の位置との間で前記ガイド部材を移動させる移動手段と、を備えていることが好ましい。これにより、樹脂成形品を各ステーションに適切に搬送することができ、且つ各ステーションでは樹脂成形品を適切に保持することができる。
また、前記搬送装置は、前記射出成形ステーション及び前記ブロー成形ステーションに対応して設けられ、前記リップ型ユニットを保持した状態で昇降可能な可動板を備えていることが好ましい。これにより、樹脂成形品をより適切に搬送することができる。
また前記搬送装置は、前記射出成形ステーション及び前記ブロー成形ステーションに対応して設けられ、前記リップ型ユニットを保持した状態で昇降可能な可動板を備えていると共に、各ステーションに対応して設けられ、前記搬送路を横切る前記リップ型ユニットの各辺の縁部を支持するガイド部材と、前記リップ型ユニットを支持する第1の位置と前記リップ型ユニットとは干渉しない第2の位置との間で前記ガイド部材を移動させる移動手段と、を備え、前記ガイド部材及び前記移動手段が前記可動板に設けられていることが好ましい。これにより、射出成形ステーションやブロー成形ステーション等において、樹脂成形品を可動板に適切に保持することができ、樹脂成形品を可動板と共に良好に昇降させることができる。
さらに前記ブロー成形ステーションに対応する前記可動板に設けられた前記ガイド部材は、前記リップ型固定プレートの間隔の拡張に伴い前記リップ型固定プレートと共に移動可能に構成されていることが好ましい。また前記ブロー成形ステーションに対応する前記可動板は、前記リップ型固定プレートの間隔を拡張した状態でも昇降可能に構成されていることが好ましい。これにより、リップ型ユニットによって樹脂成形品を各ステーションにより適切に搬送することができる。
また前記プレート保持部材は、前記リップ型固定プレートがそれぞれ固定される複数個の分割部材と、これら複数個の前記分割部材をそれぞれ接離可能に連結する連結部材と、を備えていることが好ましい。これにより、ネック型の列間ピッチを容易に変更することができるため、ネック型の列数をより増加させやすくなる。
さらに前記ブロー成形ステーションは、複数組のブロー金型を備え、前記分割部材は、前記ブロー金型を構成する底型にそれぞれ連結されることが好ましい。これにより、ブロー成形ステーションにおいて、ネック型の列間ピッチを適切に変更することができる。
また前記スライド移動手段は、各ステーション間に直線的に設けられるレール部材と、該レール部材上をスライド移動可能に設けられると共に前記プレート保持部材に係合するチャック部材と、前記チャック部材を前記レール部材に沿ってスライド移動させる動力源と、を備えていることが好ましい。これにより、リップ型ユニットを各ステーションに適切に搬送することができると共に、射出ブロー成形装置の大型化を抑制することができる。
以上のように、本発明の射出ブロー成形装置によれば、樹脂成形品を各ステーションに適切に搬送することができると共に、装置の大型化を抑制することができる。つまり、装置の大型化を抑制しつつ、生産性及び汎用性を向上した射出ブロー成形装置を実現することができる。
第1の実施形態に係る射出ブロー成形装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る射出ブロー成形装置の正面図である。 第1の実施形態に係る搬送装置の概略構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る搬送装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係るリップ型ユニットの概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係るスライド支持部材を説明する断面図である。 第1の実施形態に係るガイド部材を説明する断面図である。 第1の実施形態に係る移動装置を説明する図である。 第1の実施形態に係るブロー成形用金型の概略構成を示す側面図である。 第1の実施形態に係るリップ型ユニットの動作を説明する図である。 第2の実施形態に係る射出ブロー成形装置の概略構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る搬送装置の概略構成を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る搬送装置の概略構成を示す平面図である。 第3の実施形態に係る射出ブロー成形装置の概略構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る射出ブロー成形装置の概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態(第1の実施形態)について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態(第1の実施形態)に係る射出ブロー成形装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、射出ブロー成形装置の正面側を示す図であり、射出成形ステーション、検査ステーション及び取出しステーションの概略構成を示す図である。図3は、射出ブロー成形装置が備える搬送装置の一例を示す斜視図であり、図4は、搬送装置が備える上部基盤の下面(底面)側を示す図である。
本実施形態に係る射出ブロー成形装置は、例えば、PETボトル等の中空容器(樹脂成形品)を製造するための1ステップ式(ホットパリソン式)のブロー成形装置であり、それぞれ異なる製造工程を実施する複数のステーションを備えている。
図1〜図4に示すように、本実施形態に係る射出ブロー成形装置10は、少なくとも射出成形ステーション20と、ブロー成形ステーション40,50と、取出しステーション70と、を含む。具体的には、本実施形態に係る射出ブロー成形装置10は、射出成形ステーション20と、温調ステーション30と、第1のブロー成形ステーション40と、第2のブロー成形ステーション50と、検査ステーション60と、取出しステーション70と、を備えている。これら6つのステーション20〜70は、射出ブロー成形装置10を構成する機台11上に設けられている。なお、後述するように本開示における搬送装置は、6ステーションを有する射出ブロー成形装置のみに適用されるものではない。例えば、後述する図11に示す4ステーションを有する射出ブロー成形装置や、後述する図15に示す5ステーションを有する射出ブロー成形装置に適用することも可能である。
射出成形ステーション(射出成形装置)20は、射出装置21がホットランナー型を介して接続される射出成形型22を備えており、射出装置21から射出成形型22に原材料である樹脂材料(例えば、PET樹脂)を射出することでプリフォームを成形する。
温調ステーション(温調装置)30は、プリフォームの温度を調整(加熱または冷却)するための温調金型(温調ポットおよび温調ロッド(温調コア、空冷ロッド、加熱コア))31を備えており、射出成形ステーション20から温調ステーション30に搬送されたプリフォームは、温調金型31内で所定温度となるように温度調整される。
第1のブロー成形ステーション(第1のブロー成形装置)40は、ブロー成形用金型(第1のブロー成形型および第1のブローコア型並びに延伸ロッド)41を備え、プリフォームから中間成形品を形成する。すなわち温調ステーション30では、第1のブロー成形ステーション40に搬送されたプリフォームがブロー成形用金型41内に配置され、このプリフォームを加圧気体(高圧エアー)によってブロー成形することで所定の大きさの中間成形品を形成する。
第2のブロー成形ステーション(第2のブロー成形装置)50は、ブロー成形用金型(第2のブロー成形型および第1のブローコア型並びに延伸ロッド)51を備え、中間成形品から最終成形品である中空容器を形成する。すなわち第1のブロー成形ステーション40では、第2のブロー成形ステーション50に搬送された中間成形品がブロー成形用金型51内に配置され、この中間成形品を加圧気体(高圧エアー)によってブロー成形することで最終成形品である中空容器を形成する。
検査ステーション(検査装置)60は、第2のブロー成形ステーション50から搬送された中空容器の検品(リーク検査等)を行うステーションである。検査ステーション60での検査方法は特に限定されず、既存の検査方法を採用すればよい。検査ステーション60にて良品と判断された中空容器は、取出しステーション70に搬送され、この取出しステーション70から装置外に取り出される。
このような射出成形ステーション20、温調ステーション30、第1のブロー成形ステーション40、第2のブロー成形ステーション50、検査ステーション60及び取出しステーション70は、機台11上に3ステーションずつ2列に配置されており、射出ブロー成形装置10の全体としては、上面視において略矩形状となっている。
そして射出ブロー成形装置10は、射出成形ステーション20から、温調ステーション30、第1のブロー成形ステーション40、第2のブロー成形ステーション50及び検査ステーション60を介して、取出しステーション70まで樹脂成形品(プリフォーム、中間成形品又は中空容器)を順次搬送する搬送装置100を備えている。搬送装置100は、図1中に矢印で示すようにリップ型ユニット110を各ステーションに循環搬送する。
本実施形態に係る射出ブロー成形装置10は、この搬送装置100の構成に特徴がある。以下では主に、搬送装置100の構成について詳しく説明する。
搬送装置100は、図1〜図4に示すように、樹脂成形品(プリフォーム、中間成形品又は中空容器)のリップ部(ネック部)を形成する複数のリップ型23(図5参照)を含むリップ型ユニット110を備え、このリップ型ユニット110を上部基盤120の表面(下面)に沿って各ステーションに順次搬送する。
本実施形態では、搬送装置100は、6つのステーションに対して6つのリップ型ユニット110を備えており、これら複数台のリップ型ユニット110を各ステーションに循環搬送する。
ここで、リップ型ユニット110について説明する。図5は、リップ型ユニットの概略構成を示す図であり、図5(a)はリップ型の列間ピッチが最小である状態を示す図であり、図5(b)はリップ型の列間ピッチが最大である状態を示す図である。
リップ型ユニット110は、図5(a)及び図5(b)に示すように、複数枚(本実施形態では4枚)のリップ型固定プレート111(111a〜111d)と、これら複数枚のリップ型固定プレート111を所定間隔で保持する枠状のプレート保持部材112と、を備えている。なお、後述するようにリップ型固定プレートは4枚(4列)に限られず、2枚(2列)、3枚(3列)等であってもよい。ここで、複数枚のリップ型固定プレート111が並ぶ方向を列方向とする。
各リップ型固定プレート111には、複数個(本実施形態では、6個)の固定孔113が一列に形成されている。これらの固定孔113には、一対の割型からなるリップ型23がそれぞれ固定されている。また各リップ型固定プレート111(111a〜111d)は、一対の分割プレート114a,114bで構成されている。そして、これら一対の分割プレート114a,114bに、リップ型23を構成する割型がそれぞれ固定されている。
なおリップ型固定プレート111を構成する一対の分割プレート114a,114bは、通常、スプリング等によって付勢されて両者が密着した状態(リップ型23が閉じられた状態)に保持されている。また分割プレート114a,114bの合せ面には、その長手方向の両端部に楔状孔115が形成されている。中空容器を保持したリップ型ユニット110が、取出しステーション70に搬送された際、この楔状孔115にエジェクトカム71(図2参照)を進入させることで、分割プレート114a,114bが引き離されて、リップ型23による中空容器の保持が解除されるようになっている。
またプレート保持部材112は、1列に形成された複数のリップ型23の並ぶ方向とは直交する方向(列方向)に並設された複数枚のリップ型固定プレート111を保持すると共に、これら複数枚のリップ型固定プレート111の間隔を調整可能に構成されている。すなわちプレート保持部材112は、一対の分割プレート114a,114bが密着した状態(リップ型23が閉じられた状態)で、リップ型固定プレート111の間隔(リップ型23の列間ピッチ)を変更可能に構成されている。
本実施形態では、プレート保持部材112は、各リップ型固定プレート111間にて分割されており、複数(例えば、6つ)の分割部材116a〜116fで構成されている(図5(b)参照)。6つの分割部材116a〜116fのうち、その並び方向の両外側に位置する分割部材116a,116fは、それぞれ略コ字に形成されており、リップ型固定プレート111a,111dの両端部を支持している。
これに対し、並び方向の中央部に設けられる分割部材116b〜116eは、リップ型固定プレート111b,111cの一端側をそれぞれスライド可能に支持する。分割部材116b,116cがリップ型固定プレート111bの両端部をそれぞれスライド可能に支持し、分割部材116d,116eがリップ型固定プレート111cの両端部をそれぞれスライド可能に支持している。
隣接する各分割部材116は、それぞれ連結ピン117及び連結ピン117が挿入される長孔118を備えた連結部材119によって連結されている。連結ピン117は、隣接する分割部材116の一方に設けられ、連結部材119は、連結ピン117が長孔118に挿入された状態で、他方の分割部材116に固定されている。
これにより、長孔118の長さの範囲で、隣接する各分割部材116の間隔を調整できるようになっている。すなわちリップ型固定プレート111を構成する一対の分割プレート114が密着された状態(リップ型23が閉じられた状態)で、各リップ型固定プレート111の間隔(リップ型23の列間ピッチ)を適宜調整することができる。
本実施形態では、このような連結ピン117及び連結部材119によって各分割部材116を連結するようにしたが、各分割部材116の連結構造は特に限定されるものではなく、リップ型23の列間ピッチを調整できる構造であればよい。
そして搬送装置100は、このような構成の複数台のリップ型ユニット110を、上部基盤120の表面(下面)に沿って各ステーションに順次搬送する。
図1〜図4に戻り、上部基盤120は、射出成形ステーション20、温調ステーション30、第1のブロー成形ステーション40、第2のブロー成形ステーション50、検査ステーション60及び取出しステーション70に対応して設けられ、複数本の脚部121によって機台11上に固定されている。
この上部基盤120の下面側には、リップ型ユニット110を搬送するための略矩形状の搬送路122が設けられている。すなわち上部基盤120の下面には、リップ型ユニット110の縁部をスライド可能に支持する複数のスライド支持部材123が内外二重の環状に配置されており、内側のスライド支持部材123aと外側のスライド支持部材123bとの間の領域が搬送路122となっている(図4参照)。
各スライド支持部材123は、図6の断面図に示すように、上部基盤120の下面に、例えば、断面がL字状となるように突出して折れ曲がった先端部が搬送路122の内側を向くように設けられている。リップ型ユニット110は、このようなスライド支持部材123によって縁部110aが支持されて搬送路122に沿ってスライド移動可能となっている。なお、スライド支持部材123は、リップ型ユニット110をスライド移動可能に支持できるものであればよく、その形状は特に限定されるものではない。
また各ステーションに対応する上部基盤120には、リップ型ユニット110の各リップ型を露出させるための略矩形状の貫通孔124(124a〜124f)が設けられている。上述のスライド支持部材123は、各ステーションにおいて貫通孔124の外側に設けられており(図4参照)、搬送路122に沿ってスライド移動したリップ型ユニット110は各貫通孔124に対向する位置で保持されるようになっている。貫通孔124により、上部基盤120の上方に設けられ昇降される各ステーション用の成形処理部材(射出コア型、温調ロッド型、ブローコア型、延伸ロッド、エジェクトカム)を、リップ型23やプリフォームに侵入または当接させることができる。
なおリップ型ユニット110は、上述のようにリップ型23の列間ピッチを変更可能に構成されている。本実施形態では、温調ステーション30、検査ステーション60及び取出しステーション70に設けられる貫通孔124b,124e,124fは、リップ型23の列間ピッチを最小にした状態でリップ型ユニット110の各リップ型を露出させる程度の大きさを有している。そして、これら温調ステーション30、検査ステーション60及び取出しステーション70においてスライド支持部材123は、上部基盤120に取り付けられている。
また搬送装置100は、リップ型23を昇降させる必要があるステーションに、リップ型ユニット110を保持した状態で昇降可能な可動板130を備えている。本実施形態では、射出成形ステーション20、第1のブロー成形ステーション40及び第2のブロー成形ステーション50の各成形ステーションに、可動板130(130A,130B,130C)がそれぞれ設けられている。各可動板130には、リップ型の列間ピッチを最小にした状態で、リップ型ユニット110の各リップ型を露出させる大きさの露出口131が設けられている。
射出成形ステーション20、第1のブロー成形ステーション40及び第2のブロー成形ステーション50に設けられる貫通孔124a,124c,124dは、可動板130(130A、130B,130C)を収容可能な大きさを有している。言い換えれば、可動板130は、上部基盤120の貫通孔124a,124c,124d内に収容可能に設けられている。
ここで、射出成形ステーション20に対応する可動板130Aは、リップ型23の列間ピッチを最小にしたリップ型ユニットを保持できる大きさで形成されている。このため、可動板130Aに対応する貫通孔124aも、リップ型23の列間ピッチを最小にした状態のリップ型ユニット110が露出される程度の大きさで形成されている。
そして、射出成形ステーション20においてスライド支持部材123は、露出口131が形成された可動板130に取り付けられている。すなわち可動板130は、スライド支持部材123を含む部材によってリップ型ユニット110を保持し、上部基盤120と射出成形型(射出キャビティ型)22との間で昇降可能に構成されている。
例えば、射出成形ステーション20は、図2に示すように、いわゆる縦締め型の射出成形装置を備えており、上部基盤120の上方には、射出コア型(図示は省略)を進退移動(昇降)させる駆動機構部200が設けられている。上部基盤120の上方には、さらに、複数本(例えば、4本)のエアシリンダを備え、可動板130を昇降させる昇降装置(昇降手段)140が設けられている。昇降装置140と可動板130とはロッド部材145を介して接続されるようになっている。そして可動板130は、リップ型ユニット110を保持した状態で、昇降装置140によって上部基盤120と射出成形型(射出キャビティ型)22との間で昇降可能となっている。
一方、第1のブロー成形ステーション40に対応する可動板130B及び第2のブロー成形ステーション50に対応する可動板130Cは、リップ型23の列間ピッチを最大にしたリップ型ユニット110を保持できる大きさ及び形状に形成されている。このため、可動板130B,130Cに対応する貫通孔124c,124dも、リップ型23の列間ピッチを最大にした状態のリップ型ユニット110が露出される程度の大きさで形成されている。
可動板130B,130Cは、本実施形態では、露出口131が形成された枠状の本体部132と、本体部132からリップ型23の列間方向の外側に延設される一対の延設部133とを有している。そして可動板130の本体部132から延設部133に亘ってスライド支持部材123が設けられている(図3等参照)。
これにより可動板130は、リップ型23の列間ピッチを最小にした状態はもちろん、列間ピッチを最大にした状態でも、リップ型ユニット110を保持することができるようになっている。すなわちリップ型ユニット110は、可動板130に保持された状態で列間ピッチを変更することができるようになっている。
また、これら第1のブロー成形ステーション40及び第2のブロー成形ステーション50においても、可動板130C,130Dは、スライド支持部材123を含む部材によってリップ型ユニット110を保持し、上部基盤120とブロー成形用金型(ブローキャビティ型)41,51との間で昇降可能に構成されている。なお可動板130B,130Cは、射出成形ステーション20の可動板130Aと同様に、上部基盤120の上方に設けられた昇降装置によって昇降可能となっている。
搬送装置100は、さらに、各ステーションにおいてリップ型ユニット110を保持するためのガイド部材(保持部材)125を、搬送路122を形成するスライド支持部材123とは別に備えている。ガイド部材125は、各ステーションにおいて、搬送路122を横切るリップ型ユニット110の二辺に対応して設けられている。これらのガイド部材125は、リップ型ユニット110の搬送の妨げにならないように移動装置(移動手段)126によって移動可能に設けられている。
図7に示すように、移動装置126は、例えば、エアシリンダ等で構成される2つのアクチュエータ(動力源)127を備え、リップ型ユニット110の縁部110aを保持する第1の位置(図7(a)参照)と、リップ型ユニット110の移動とは干渉しない第2の位置(図2(b)参照)とに、ガイド部材125を適宜移動させる。
これらのガイド部材125及び移動装置126は、スライド支持部材123と同様に、温調ステーション30、検査ステーション60及び取出しステーション70においては上部基盤120に取り付けられており、射出成形ステーション20、第1のブロー成形ステーション40及び第2のブロー成形ステーション50においては可動板130に取り付けられている。つまり本実施形態では、可動板130は、スライド支持部材123及びガイド部材125によってリップ型ユニット110を保持した状態で昇降可能に構成されている。なお図7では、上部基盤120、可動板130の図示を省略している。
このガイド部材125及び移動装置126は、必要に応じて設けられればよく、例えば、スライド支持部材123によってリップ型ユニット110を適切に保持することができれば、必ずしも設けられていなくてもよい。
ところで、上述のように第1のブロー成形ステーション40及び第2のブロー成形ステーション50に対応する可動板130B,130Cは、本体部132と延設部133とを備えており、リップ型23の列間ピッチを最小にした状態はもちろん、列間ピッチを最大にした状態でも、リップ型ユニット110を保持することができるようになっている。
そしてリップ型ユニット110のリップ型23の列間ピッチの拡張する際、一対の延設部133間に設けられるガイド部材125(125a)は、移動装置126によって第2の位置に移動させる。これにより、リップ型ユニット110がガイド部材125に干渉することなく、リップ型23の列間ピッチを適切に拡張することができる。
また可動板130C,130Dの一対の延設部133間には、例えば、エアシリンダ等を備えリップ型の列間ピッチが拡張されたリップ型ユニット110を押圧する第1のピッチ変換機構160(ピッチ縮小機構)が設けられている(図3等参照)。この第1のピッチ変換機構160によってリップ型ユニット110を押圧することで、リップ型ユニット110のリップ型23の列間ピッチを縮小させることができるようになっている。なお第1のピッチ変換機構160の構成は、リップ型ユニット110を押圧することができるものであれば、特に限定されるものではない。
搬送装置100は、さらに、上部基盤120に設けられた搬送路122に沿ってリップ型ユニット110を各ステーションに移動させるスライド移動装置(スライド移動手段)170を備えている。すなわちスライド移動装置170は、上部基盤120の下面(底面)側に設けられ、スライド支持部材123によって支持されているリップ型ユニット110を直線的にスライド移動させる。
本実施形態に係るスライド移動装置170は、いわゆるサーボスライダーであり、図4及び図8に示すように、隣接する各ステーション間に直線的に設けられるレール部材171と、このレール部材171上をスライド移動可能に設けられるスライド部材172と、モータ等を有してスライド部材172をレール部材171に沿って移動させる動力源173と、を備えている。
そして、スライド移動装置170を構成する各レール部材171は、矩形状の上部基盤120の外周部に、上部基盤120の各辺に沿って配置されている。すなわち各レール部材171は、矩形状に配置された各ステーションの外周部に沿って配置されている。
また本実施形態では、スライド移動装置170を構成する各レール部材171及びスライド部材172は、隣接する各ステーション間に個別に設けられている。ただし、一列に配置されている複数のレール部材171上に設けられる各スライド部材172は、一つの動力源173によって移動させている。
ここで、スライド部材172は、図8に示すように、レール部材171からリップ型ユニット110側に向かって進退可能なチャック部材174を備えている。このチャック部材174は、リップ型ユニット110側に向かって突出する係合突起部175を備えている。一方、リップ型ユニット110の側面(後述するプレート保持部材の側面)には、係合突起部175が係合する係合凹部180が形成されている。
そしてスライド移動装置170は、このチャック部材174の係合突起部175が、リップ型ユニット110の係合凹部180に係合することでリップ型ユニット110に連結されるようになっている。なお図8(a)は、図示する一方のスライド移動装置170において、チャック部材174が係合凹部180に係合していない状態を示し、図8(b)はチャック部材174が係合凹部180に係合した状態を示している。また図8では、上部基盤120、可動板130の図示を省略している。この構成により、チャック部材174を介してリップ型ユニット110を、搬送装置100(射出ブロー成形装置10)に対して脱着させることができる。
なお、スライド移動装置170には、ステーション数と同数のチャック部材174が備えられているのが望ましい。また、各リップ型固定プレート111の間隔(ピッチ)を成形時に変更する必要がある場合、この間隔を維持したままリップ型ユニット110をステーション間で搬送する必要がある。よって、チャック部材174は、射出成形ステーション20から温調ステーション30への搬送等で用いられる狭ピッチ用の第1のチャック部材と、第1のブロー成形ステーション40から第2のブロー成形ステーション50への搬送等で用いられる広ピッチ用の第2のチャック部材とからなる等、少なくとも2種類のピッチパターンに対応可能なように構成されるのが望ましい。
ところで、第1のブロー成形ステーション40ではブロー成形により中間成形品を形成するにあたり、また第2のブロー成形ステーション50ではブロー成形により中空容器を形成するにあたり、リップ型固定プレート111の間隔(リップ型23の列間ピッチ)を変更する必要がある。例えば、リップ型23によって中空容器を保持したまま、中空容器をブロー成形用金型51から取り出すには、ブロー成形用金型51の型開き(ブローキャビティ型の型開き)に合わせてリップ型固定プレート111の間隔を広げる必要がある。
本実施形態に係るリップ型ユニット110は、上述のように各リップ型固定プレート111の間隔(リップ型23の列間ピッチ)を適宜調整することができる。したがって、第1のブロー成形ステーション40で中間成形品を形成した際、ブロー成形用金型41から中間成形品を良好に取り出すことができる。また第2のブロー成形ステーション50で中空容器を形成した際、中空容器をブロー成形用金型51から良好に取り出すことができる。
そして本実施形態では、中間成形品をブロー成形用金型41から取り出す際、ブロー成形用金型41の型開きに同期してリップ型固定プレート111の間隔が調整されるようにしている。同様に、中空容器をブロー成形用金型51から取り出す際、ブロー成形用金型51の型開きに同期してリップ型固定プレート111の間隔が調整されるようにしている。なおブロー成形用金型41,51は、ブローキャビティの形状が若干異なる以外は同様の構成であるため、ここでは第2のブロー成形ステーション50が備えるブロー成形用金型51について説明する。
具体的には、図9に示すように、第2のブロー成形ステーション50に備えられているブロー成形用金型51は、複数組(本実施形態では4組)のブロー金型52を備えている。各ブロー金型52は、複数のキャビティを一列に備えるブローキャビティ型54と、各キャビティの底部を塞ぎ中空容器の底面を形成する底型55と、を備えている。またブローキャビティ型54は、具体的には、パーティング面同士を当接させて型締めされる一対の割型で構成されている。なお隣接するブロー金型52の割型同士は、背面合わせの状態で固定されている。
また図示は省略するが、ブロー成形用金型51は、キャビティ内に配された中間成形品に挿入されて内部にエアーを導入するためのブローコア型をブロー金型52の上方に備えている。
そして複数のブロー金型52を構成するブローキャビティ型54と、底型55とが、リップ型ユニット110と同様に、連結ピン56及び長孔57を備えた連結部材58によってそれぞれ連結されている。本実施形態では、ブロー金型52の上端付近及び下端付近のそれぞれに、連結ピン56及び連結部材58が設けられている。これにより、複数組のブロー金型52を構成する各ブローキャビティ型54及び底型55は、全てが連動して開閉するようになっている。
そしてリップ型ユニット110は、図10に示すように、このような構成のブロー成形用金型51に連結され、ブロー成形用金型51の型開きに合わせてリップ型固定プレート111の間隔が調整されるようになっている。
本実施形態では、各ブロー金型52を構成する底型55には、接続ピン59がそれぞれ立設される一方、プレート保持部材112を構成する各分割部材116(116a〜116f)には、これらの各接続ピン59が挿入される挿入孔185が形成されている(図10(b)及び図3参照)。接続ピン59、挿入孔185等により、第2のピッチ変換機構(ピッチ拡張機構)が構成される。
第2のブロー成形ステーション50にて中空容器を成形する際には、リップ型ユニット110をブロー成形用金型51に当接するまで下降させると、各接続ピン59が各分割部材116の各挿入孔185に挿入されて、各分割部材116が各底型55とそれぞれ一体化される(図10(a)参照)。
そして、中空容器をブロー成形用金型51から取り出す際には、ブロー成形用金型51が型開きされると、それに同期してリップ型固定プレート111の間隔も適切に調整されることになる(図10(b)参照)。
なお第2のブロー成形ステーション50では、中空容器を成形すると、ブロー成形用金型51を型開きした後、リップ型ユニット110を上昇させてブロー成形用金型51から分離する。これにより、中空容器がブロー成形用金型51から取り出される。その後、上述した第1のピッチ変換機構160によってリップ型ユニット110(プレート保持部材112)を押圧してリップ型固定プレート111の間隔を元の状態(狭い状態)に戻してから、検査ステーション60に搬送する。
以上説明したように、本実施形態に係る射出ブロー成形装置10によれば、複数のリップ型23を保持するリップ型ユニット110を、射出成形ステーション20、温調ステーション30、第1のブロー成形ステーション40、第2のブロー成形ステーション50、検査ステーション60及び取出しステーション70のそれぞれに適切に搬送することができる。したがって、生産性及び汎用性の向上した射出ブロー成形装置を実現することができる。
さらに、本実施形態に係る射出ブロー成形装置10は、射出成形ステーション20と、ブロー成形ステーション40と、取出しステーション70とを少なくとも有する複数のステーション間で、上部基盤120の下面に設けられた略矩形状の搬送路122に対し、複数のリップ型23を保持する複数列のリップ型固定プレート111を有するリップ型ユニット110をスライド移動可能かつ脱着可能とする搬送装置100を備える。この構成により、上部基盤120が同面積の回転盤と比較して、リップ型ユニット110のサイズやリップ型23の数を大きくすることができ、生産性が向上できる。
なお上部基盤120は、各ステーションに対応して個別に設けられた基盤を連結したものであってもよいし、複数のステーションに対応して一体的に設けられた基盤であってもよい。ただし、上部基盤120は、少なくとも射出成形ステーション20に対応する部分が、他のステーション30〜70に対応する部分とは分離可能となっていることが好ましい。
本実施形態では、上部基盤120は、射出成形ステーション20に対応する部分が他のステーション30〜70に対応する部分とは分離可能となっており、さらに温調ステーション30、第1のブロー成形ステーション40及び第2のブロー成形ステーション50に対向する部分と、検査ステーション60及び取出しステーション70に対向する部分とが分離可能となっている。
射出成形ステーション20は、いわゆる縦締め型の射出成形装置を備えており、その高さが比較的高い。このため、上部基盤120の射出成形ステーション20に対応する部分を他のステーション30〜70に対応する部分とは分離可能としておくことが好ましい。これにより、射出成形ステーション(射出成形装置)20を、他のステーションと分離して搬送することができる。したがって、射出ブロー成形装置10の搬送し易さが向上する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、ブロー成形用金型として、4組のブロー成形用金型を備えた構成を例示しており、それに伴い、リップ型ユニットは4枚(4列)のリップ型固定プレートを備えているが、リップ型ユニットが備えるリップ型固定プレートの数は特に限定されるものではなく、2枚(2列)、3枚(3列)等であってもよい。
また例えば、上述の実施形態では、搬送装置が、6つのステーションに対して6つのリップ型ユニットを備えた構成を例示したが、搬送装置が備えるリップ型ユニットの台数は特に限定されるものではない。搬送装置は、例えば、6つのステーションに対して4つのリップ型ユニットを備えていてもよい。
また上述の実施形態では、射出ブロー成形装置が、射出成形、温調、2度のブロー成形、検査、取出しの各工程を実施する6つのステーションを備える構成を例示したが、各ステーションで実施する工程内容は特に限定されるものではない。例えば、ブロー成形の工程は、1度であってもよい。この場合、ブロー成形ステーションの構成は、第2のピッチ変換機構を備える、第2のブロー成形ステーション50と同様の構成であってもよい。また、第1のピッチ変換機構は、ブロー成形ステーションに代わりに、取出しステーションに配置されていても構わない。
また上述の実施形態では、6つのステーションを備える射出ブロー成形装置について説明したが、勿論、ステーションの数は特に限定されず、例えば、4つのステーションまたは5つのステーションを備える射出ブロー成形装置にも本発明を適用することができる。6つのステーションを備える射出ブロー成形装置では機台上に3ステーションずつ2列に各ステーションが配置された態様を説明したが、4つのステーションを備える射出ブロー成形装置では機台上に2ステーションずつ2列に各ステーションが配置される態様としてもよい。また、5つのステーションを備える射出ブロー成形装置では機台上に3ステーションずつ2列に各ステーションが配置される態様としつつ、1つの余りのステーション(空間)を何も保持していないリップ型ユニットが待機される場所としてもよい(後述の図15参照)。
図11は、上述の実施形態とは別の実施形態(第2の実施形態)に係る射出ブロー成形装置1010を示すブロック図である。図12は、射出ブロー成形装置1010における搬送装置1100の概略構成を示す斜視図である。図13は、搬送装置1100の概略構成を示す平面図である。射出ブロー成形装置1010は、射出成形ステーション20と、温調ステーション30と、ブロー成形ステーション1040と、取出しステーション70と、の4つのステーションを備える。ブロー成形ステーション1040は、プリフォームから中空容器を形成する点で第1の実施形態における第1のブロー成形ステーション40および第2のブロー成形ステーション50と異なるが、ブロー成形用金型1041は、ブローキャビティの形状が若干異なる以外は上述の第2のブロー成形ステーション50と同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。射出成形ステーション20、温調ステーション30、取出しステーション70等、第1の実施形態と同じ符号を付した部材については第1の実施形態と同様の態様であるため、詳細な説明は省略する。
射出ブロー成形装置1010では機台11上に2ステーションずつ2列に各ステーションが配置されている。図11に示す、4つのステーションを備える射出ブロー成形装置1010において、リップ型ユニット110の数は4つである。なお、図12および図13に示すリップ型ユニット110では、1列あたりの固定孔の個数等が第1の実施形態と異なっているが、基本的構成として第1の実施形態において説明した態様のリップ型ユニット110を適用することが可能であるため、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図12および図13に示す搬送装置1100は、4つの貫通孔124a,124b,124d,124eを備える上部基盤1120を備えている。4つの貫通孔124a,124b,124d,124eはそれぞれ、射出成形ステーション20、温調ステーション30、ブロー成形ステーション1040、および取出しステーション70に対応する位置に設けられている。搬送装置1100の、脚部121、ガイド部材125、移動装置126、第1のピッチ変換機構160、スライド移動装置170等は、基本的構成として第1の実施形態において説明した態様と同様のものを適用することが可能であるため、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。また、搬送路122はステーション数が少なくないことに伴い第1の実施形態よりも短いが、スライド移動装置170によってリップ型ユニット110が搬送される経路である点で第1の実施形態と同様であるため、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。このように、4つのステーションを備える射出ブロー成形装置1010においても、本開示における搬送装置1100を適用することができる。なお、搬送装置1100は、射出成形ステーション20およびブロー成形ステーション1040に対応して設けられ、リップ型ユニット110を保持した状態で昇降可能な可動板を備えていても良い。
図14は、さらに別の実施形態(第3の実施形態)に係る射出ブロー成形装置2010を示すブロック図である。射出ブロー成形装置2010は、第1の射出成形ステーション2020と、第1の温調ステーション2030と、第2の射出成形ステーション2024と、第2の温調ステーション2032と、ブロー成形ステーション2040と、取出しステーション70と、の6つのステーションを備える。ブロー成形ステーション2040およびそれが備えるブロー成形用金型2041は、それぞれ図11におけるブロー成形ステーション1040およびブロー成形用金型1041と同様の態様である。取出しステーション70、リップ型ユニット110等、同じ符号を付した部材については第1の実施形態と同様の態様であるため、詳細な説明は省略する。射出ブロー成形装置2010では、機台11上に3ステーションずつ2列に各ステーションが配置されている。射出ブロー成形装置1010は、第1の射出成形ステーション2020と、第2の射出成形ステーション2024と、の2つの射出成形ステーションを備えることにより、2層構造のプリフォームを成形可能に構成されている。図14に示す、6つのステーションを備える射出ブロー成形装置2010においても、本開示における搬送装置2100を適用することができる。なお、搬送装置2100は第1の実施形態における搬送装置100を射出ブロー成形装置2010の各ステーションに応じて適宜変更することにより構成することが可能であるため、詳細な説明は省略する。
射出ブロー成形装置2010は、例えば、以下の手順により2層構造のプリフォームを成形できる。まず、第1の射出成形ステーション2020において第1の射出装置2021から第1の射出成形型2022に樹脂材料を射出することでプリフォームの外層部分を成形する。続いて、搬送装置2100によって第1の温調ステーション2030へ当該外層部分を搬送する。第1の温調ステーション2030において、当該外層部分を第1の温調金型2031内で所定温度となるように温度調整する。続いて、搬送装置2100によって第2の射出成形ステーション2024へ当該外層部分を搬送する。第2の射出成形ステーション2024において、第2の射出装置2025から第2の射出成形型2026に樹脂材料を射出することでプリフォームの外層部分の内側に内層部分を成形する。続いて、搬送装置2100によって第2の温調ステーション2032へ内層部分及び外層部分から構成されるプリフォームを搬送する。第2の温調ステーション2032において、当該プリフォームを第2の温調金型2033内で所定温度となるように温度調整する。
なお、射出ブロー成形装置2010における2層構造のプリフォームの成形方法は、上述した例に限られず、第1の射出成形ステーション2020において内層部分を成形して、第2の射出成形ステーション2024において外装部分を成形する態様としても良い。また、2層構造のプリフォームを成形する場合、第1の射出成形ステーション2020および第2の射出成形ステーション2024の間に第1の温調ステーション2030を設けることが好ましい。ここで、第1の射出成形ステーション2020において成形される第1のプリフォーム部分を十分に冷却して固化させることで、第2の射出成形ステーション2024において第2のプリフォーム部分を成形する際の第1のプリフォーム部分の変形を抑制できる。第1のプリフォーム部分の変形を抑制することで、内外層の肉厚分布が整った二層(積層)プリフォームを成形することができる。その一方で、第1のプリフォーム部分を十分冷却させると、第2のプリフォーム部分との固着性(くっつき具合:溶着性・密着性・付着性)が悪くなるおそれがある(例:第1のプリフォーム材−PET、第2のプリフォーム材−PET、PP、EVOH)。第1の射出成形ステーション2020および第2の射出成形ステーション2024の間に第1の温調ステーション2030を設けることで、冷却された第1のプリフォーム部分の表面を加熱して固着性を改善させることができ、第1のプリフォーム部分と第2のプリフォーム部分との良好な固着を実現できる。
図15は、さらに別の実施形態(第4の実施形態)に係る射出ブロー成形装置3010を示すブロック図である。射出ブロー成形装置3010は、第1の射出成形ステーション3020と、第2の射出成形ステーション3024と、温調ステーション30と、ブロー成形ステーション3040と、取出しステーション70と、の5つのステーションを備える。ブロー成形ステーション3040およびそれが備えるブロー成形用金型3041は、それぞれ図11におけるブロー成形ステーション1040およびブロー成形用金型1041と同様の態様である。第1の射出成形ステーション3020及び第2の射出成形ステーション3024は、射出ブロー成形装置3010内での配置が異なる点を除き、図14における第1の射出成形ステーション2020及び第2の射出成形ステーション2024と同様の態様である。温調ステーション30、取出しステーション70、リップ型ユニット110等、同じ符号を付した部材については第1の実施形態と同様の態様であるため、詳細な説明は省略する。射出ブロー成形装置3010では、機台11上に3ステーションずつ2列に各ステーションが配置されている。ただし、取出しステーション70及び第1の射出成形ステーション3020の間のステーションは何も保持していないリップ型ユニット110が待機される場所である。射出ブロー成形装置3010は2つの射出成形ステーションを備えることにより、2層構造のプリフォームを成形可能に構成されている。図15に示す、5つのステーションを備える射出ブロー成形装置3010においても、本開示における搬送装置3100を適用することができる。なお、搬送装置3100は第1の実施形態における搬送装置100を射出ブロー成形装置3010の各ステーションに応じて適宜変更することにより構成することが可能であるため、詳細な説明は省略する。
なお、本願は、2019年2月13日付で出願された日本国特許出願(特願2019−23903)に基づいており、その全体が引用により援用される。また、ここに引用されるすべての参照は全体として取り込まれる。
10,1010,2010,3010 射出ブロー成形装置、11 機台、20 射出成形ステーション、21 射出装置、22 射出成形型、23 リップ型、30 温調ステーション、31 温調金型、40 第1のブロー成形ステーション、41 ブロー成形用金型(第1のブロー成形型)、50 第2のブロー成形ステーション、51 ブロー成形用金型(第2のブロー成形型)、52 ブロー金型、54 ブローキャビティ型、55 底型、56 連結ピン、57 長孔、58 連結部材、59 接続ピン、60 検査ステーション、70 取出しステーション、71 エジェクトカム、100,1100,2100,3100 搬送装置、110 リップ型ユニット、111 リップ型固定プレート、112 プレート保持部材、113 固定孔、114 分割プレート、115 楔状孔、116 分割部材、117 連結ピン、118 長孔、119 連結部材、120,1120 上部基盤、121 脚部、122 搬送路、123 スライド支持部材、124 貫通孔、125 ガイド部材、126 移動装置、130 可動板、131 露出口、132 本体部、133 延設部、140 昇降装置、145 ロッド部材、160 第1のピッチ変換機構、170 スライド移動装置(スライド移動手段)、171 レール部材、172 スライド部材、173 動力源、174 チャック部材、175 係合突起部、180 係合凹部、185 挿入孔、200 駆動機構部、1040,2040,3040 ブロー成形ステーション、1041,2041,3041 ブロー成形用金型、2020,3020 第1の射出成形ステーション、2021,3021 第1の射出装置、2022,3022 第1の射出成形型、2024,3024 第2の射出成形ステーション、2025,3025 第2の射出装置、2026,3026 第2の射出成形型、2030 第1の温調ステーション、2031 第1の温調金型、2032 第2の温調ステーション、2033 第2の温調金型

Claims (9)

  1. 射出成形ステーションと、ブロー成形ステーションと、取出しステーションと、を少なくとも含む複数ステーションを備えると共に、複数の各ステーションに樹脂成形品を循環搬送する搬送装置を備える射出ブロー成形装置であって、
    前記搬送装置は、
    複数のリップ型が一列に固定される複数枚のリップ型固定プレートと、前記複数枚のリップ型固定プレートが並ぶ方向を列方向とした時に前記列方向に並設された前記リップ型固定プレートを間隔調整可能に保持するプレート保持部材と、を有するリップ型ユニットと、
    前記リップ型ユニットの縁部をスライド移動可能に支持して当該リップ型ユニットを各ステーションに循環搬送するための搬送路が下面に設けられた上部基盤と、
    前記リップ型ユニットを前記搬送路に沿って直線的にスライド移動させるスライド移動手段と、を備え
    前記上部基盤に、複数の各ステーションにおいて前記リップ型ユニットの各リップ型を前記上部基盤から露出させるための貫通孔が設けられた、
    射出ブロー成形装置。
  2. 請求項1に記載の射出ブロー成形装置であって、
    前記搬送装置は、
    各ステーションに対応して設けられ、前記搬送路を横切る前記リップ型ユニットの各辺の縁部を支持するガイド部材と、
    前記リップ型ユニットを支持する第1の位置と前記リップ型ユニットとは干渉しない第2の位置との間で前記ガイド部材を移動させる移動手段と、を備えている、射出ブロー成形装置。
  3. 請求項1に記載の射出ブロー成形装置であって、
    前記搬送装置は、
    前記射出成形ステーション及び前記ブロー成形ステーションに対応して設けられ、前記リップ型ユニットを保持した状態で昇降可能な可動板を備えている、射出ブロー成形装置。
  4. 請求項1に記載の射出ブロー成形装置であって、
    前記搬送装置は、
    前記射出成形ステーション及び前記ブロー成形ステーションに対応して設けられ、前記リップ型ユニットを保持した状態で昇降可能な可動板を備えていると共に、
    各ステーションに対応して設けられ、前記搬送路を横切る前記リップ型ユニットの各辺の縁部を支持するガイド部材と、
    前記リップ型ユニットを支持する第1の位置と前記リップ型ユニットとは干渉しない第2の位置との間で前記ガイド部材を移動させる移動手段と、を備え、
    前記ガイド部材及び前記移動手段が前記可動板に設けられている、
    射出ブロー成形装置。
  5. 請求項4に記載の射出ブロー成形装置であって、
    前記ブロー成形ステーションに対応する前記可動板に設けられた前記ガイド部材は、前記リップ型固定プレートの間隔の拡張に伴い前記リップ型固定プレートと共に移動可能に構成されている、射出ブロー成形装置。
  6. 請求項5に記載の射出ブロー成形装置であって、
    前記ブロー成形ステーションに対応する前記可動板は、前記リップ型固定プレートの間隔を拡張した状態でも昇降可能に構成されている、射出ブロー成形装置。
  7. 請求項1に記載の射出ブロー成形装置であって、
    前記プレート保持部材は、前記リップ型固定プレートがそれぞれ固定される複数個の分割部材と、これら複数個の前記分割部材をそれぞれ接離可能に連結する連結部材と、を備えている、射出ブロー成形装置。
  8. 請求項7に記載の射出ブロー成形装置であって、
    前記ブロー成形ステーションは、複数組のブロー金型を備え、
    前記分割部材は、前記ブロー金型を構成する底型にそれぞれ連結される、
    射出ブロー成形装置。
  9. 請求項1に記載の射出ブロー成形装置であって、
    前記スライド移動手段は、
    各ステーション間に直線的に設けられるレール部材と、
    該レール部材上をスライド移動可能に設けられると共に前記プレート保持部材に係合するチャック部材と、
    前記チャック部材を前記レール部材に沿ってスライド移動させる動力源と、
    を備えている、射出ブロー成形装置。
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