JP6786358B2 - 情報処理装置、及び、情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、及び、情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、省電力モードで動作可能な装置の制御技術に関する。
従来、コピー、プリント、スキャン、ファクスなどの複数の機能を有する複合機などの装置は、通常電力モードと、通常電力モードよりも少ない電力で動作する省電力モードとを切り替えて動作する。このような装置は、例えば、通常電力モードでのプリント時には1kW(キロワット)といった大電力を消費するが、省電力モードでは最大でも数10W(ワット)以下まで消費電力が低減されている。
消費電力を低減するために、省電力モードでは、電源ユニット内にあるPFC(Power Factor Correction)回路(力率改善回路)の動作も停止させ、PFC回路による消費電力を削減している。PFC回路とは、電源ユニットに入力される交流電源の電流波形の乱れを整形して電圧波形に近づけることで、力率を改善させる回路のことである。PFC回路により、電源ラインに生じる高調波成分を低減してノイズ障害の発生を防ぎ、かつ、消費電力の効率を向上させている。なお、省電力モードでは、供給される電力が小さく、高調波成分による弊害もほとんどないため、PFC回路の動作を停止している。PFC回路の動作を停止することで、およそ2Wの消費電力を削減することができる。
例えば、特許文献1には、記録装置が省電力モードに移行する際に、PFC回路の動作を停止させる技術が開示されている。
特開2007−90830号公報
しかしながら、省電力モード時であっても、装置の電源ユニットから電力が供給される周辺装置の構成によっては電源ユニットが供給する電力が変化する。例えば、装置にオプションの周辺装置が追加されている場合、USBなどのインターフェース(以下、I/F)に周辺装置が装着されている場合、などである。
したがって、そのような場合にPFC回路の動作が停止していると、高調波成分による弊害等が顕著に表れてしまうので、PFC回路の動作を停止させず、動作させた方が良い。一方で、省電力モードでも、常にPFC回路の動作を停止させると、上記したようにPFC回路自身で消費される消費電力によって、省電力モードにおける消費電力が大きくなってしまう。
本発明の一実施例に係る情報処理装置は、所定の省電力モードで動作可能な情報処理装置であって、力率改善(PFC)回路を備えた電源変換手段であって、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作している間、入力された交流電源を直流電源に変換し、前記直流電源を供給する電源変換手段と、前記情報処理装置の機種を示す情報を記憶する記憶手段と、前記PFC回路をオフにすることが可能な電源制御手段とを備える。前記電源変換手段は、前記PFC回路が前記電源制御手段によってオフにされている場合でも、前記入力された交流電源から変換された前記直流電源を供給するように構成される。前記記憶手段に記憶された前記情報が、特定のデバイスを含む情報処理装置の機種を示し、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作している間は、前記電源制御手段は、前記PFC回路をオフにせず、前記入力された交流電源から変換された前記直流電源は、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作している間は、前記特定のデバイスへ供給される。
本発明によると、省電力モードで動作可能な装置において周辺装置の構成に応じてPFC回路(力率改善回路)の動作を制御することができる。
実施例1における複合機を含むシステム構成を示す図である。 実施例1の複合機における電源部の構成を主に示すブロック図である。 実施例1の複合機におけるコントローラ部の構成を示すブロック図である。 実施例1の複合機における電源ユニットの内部構造を示すブロック図である。 実施例1における複合機の電力モードの状態遷移図である。 実施例1における複合機の初期化処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1における電力モード変更処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1におけるPFC制御信号の制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2の複合機におけるコントローラ部の構成を示すブロック図である。 実施例2における複合機の初期化処理の流れを示すフローチャートである。 実施例3の複合機におけるコントローラ部の構成を示すブロック図である。 実施例3における複合機の初期化処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。図面全体を通して、同一の符号は同一物を表す。
(実施例1)
図1は、本実施例における複合機を含むシステム構成例を示す。
図1において、複合機101はネットワーク103を介してPC102に接続されている。PC102はコンピューターであり、複合機101とのデータ送受信ができる。PC102は、例えば、ユーザーの指示に従い、複合機101にネットワーク103を介して印刷ジョブなどのデータを送信したり、複合機101の設定を変更したりすることができる。
複合機101は、コントローラ部104、操作部105、スキャナ部106、プリンタ部107、ファクス部108、電源部109を備える。複合機101は、スキャナ部106、プリンタ部107、ファクス部108などの周辺装置を備えることにより、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクスなどの機能が統合され、複合機能が備えられている。ただし、必ずしもこれらすべての機能を実現する周辺装置が標準構成として統合されている必要はなく、例えば、ファクス部108を標準構成ではなく、オプションとして後から取り付けられるようにしてもよい。すなわち、ファクス部108を着脱可能な装置としてもよい。
操作部105は、ユーザーが各種の操作を行うためのスイッチ、操作パネル、及び操作情報を表示するための表示部により構成される。表示部は、操作パネルとして機能するタッチスクリーンディスプレイによって構成されていてもよい。
スキャナ部106は、原稿をスキャンして画像データを生成し、コントローラ部104に入力する機構を備える。
プリンタ部107は、コントローラ部104で処理された画像データを用紙などの記録媒体に印刷して出力する。
ファクス部108は、電話回線110と接続され、スキャナ部106で読み取った原稿をファクス送信したり、電話回線110を介してファクスデータを受信したりする。受信したファクスデータは、プリンタ部107によって印刷して出力することができる。
電源部109は、複合機101の電源であり、商用の交流電源を直流電源に変換し、複合機101内の各部に電力を供給する。
図2は、本実施例の複合機101における電源部109の構成を主に示したブロック図である。図2において、太線は電源供給経路を示し、細線はコントローラ部104または電源制御部201による制御信号経路を示す。
複合機101の電源スイッチ211がユーザーによってオンにされると、電源プラグ210から商用の交流電源が、電源部109内の電源ユニット202に供給される。電源ユニット202は、交流電源から直流電源を生成し、生成した直流電源をコントローラ部104と、コントローラ部104を介して操作部105に供給する。また、電源ユニット202が生成した直流電源は、スイッチ203、204、205を介してスキャナ部106、プリンタ部107、ファクス部108にそれぞれ供給され、コントローラ部104内の電源制御部201によってオフオン制御される。複合機101の全体の動作に応じて、電源制御部201が各スイッチを切り替えることにより、電力制御を細やかに行うことができる。
複合機101が、通常電力モードから、消費電力を低減した省電力モードに移行する際、電源制御部201がスイッチ203、204をオフに切り替えることにより、スキャナ部106、プリンタ部107への電源供給が停止される。一方、ファクス部108に関しては、省電力モードにおいてもスイッチ205はオンのままで、電源を供給する。これは、電話回線110からの着信を検知するのに必要な部位への電力を供給するためである。着信検知が不要な場合は、スイッチ205をオフに切り替えてファクス部108への電源供給を停止してもよい。
電源ユニット202は、交流電源を全波整流する全波整流部206と、全波整流された交流電源の力率を改善するPFC部207と、PFC部207からの出力を所望の電圧に変換するスイッチングレギュレータ部208から構成される。PFC部207は、入力される交流電源の電流波形の乱れを整形して電圧波形に近づけることで力率を改善させる力率改善回路である。これにより、電源ラインに生じる高調波成分を低減してノイズ障害の発生を防ぎ、消費電力の効率を向上させることができる。
PFC部207は、コントローラ部104の電源制御部201から入力されるPFC制御信号209により、PFC動作のオン、オフを切り替えることができる。具体的には、消費電力が大きい通常電力モードでは、PFC動作はオンにされ、一方、消費電力が少なくPFC動作による損失を無くしたい省電力モードでは、電力が小さく、高調波成分による弊害がほとんどないため、PFC動作をオフとする。ただし、省電力モードにおいてPFC動作をオフにした状態における消費電力が所定値を超える可能性がある場合には、例外としてPFC動作をオンにする。消費電力が所定値を超える可能性があるか否かは、電源制御部201が装置の状態を監視して判断する。
図3は、本実施例の複合機101におけるコントローラ部104の構成を示すブロック図である。
コントローラ部104は、CPU301、プログラムメモリ302、汎用メモリ303、エンジンI/F304、操作部I/F305、割り込み制御部306、LANコントローラ307、電源制御部201、スイッチ308により構成される。
CPU301は、PCI ExpressバスによりエンジンI/F304、LANコントローラ307に接続されている。また、CPU301は、各種周辺デバイスとのインターフェース回路を備え、プログラムメモリ302に格納されたプログラムを実行し、複合機101全体を制御する。
プログラムメモリ302は、複合機101を制御するプログラムや制御データを格納する。
汎用メモリ303は、CPU301のワークメモリとして使用され、コピー、スキャン、プリント、ファクス等の各処理に従って、それぞれ対象となるユニットに応じた画像データ等を格納する。
エンジンI/F304は、CPU301と、スキャナ部106、プリンタ部107、ファクス部108とを接続し、通信制御及び画像データの送受信を行う。
操作部I/F305は、CPU301と操作部105を接続するためのインターフェースであり、操作部105のキー、タッチパネル等の操作情報の通信を行い、操作部105に表示するための画面データを送信する。
割り込み制御部306は、割り込み信号を検知し、割り込みの要因に応じて電源制御部201やCPU301への割り込み通知を行う。割り込み信号には、例えば、操作部I/F305を介して操作部105から入力される信号、LANコントローラ307を介してネットワーク103に接続されている外部装置からの信号、装置内の各部からの割り込み信号がある。
LANコントローラ307は、ネットワーク103に接続されて外部装置とネットワーク通信するためのネットワーク制御部である。
スイッチ308は、省電力モードに移行する際に電源制御部201からの制御信号によりオフにされ、電源ユニット202からの電力供給を遮断できるようにしたスイッチである。スイッチ308をオフすることで、CPU301、プログラムメモリ302、汎用メモリ303、エンジンI/F304、操作部I/F305、操作部105の電源を遮断することができる。この際、CPU301は、CPU301が保持していた各種データを汎用メモリ303に退避させ、汎用メモリ303をセルフリフレッシュ状態に移行させる。こうすることにより、CPU301が情報を保持している状態よりも低消費電力状態でデータを保持することができる。
また、CPU301は、電源制御部201内のモードレジスタ309に、プログラムメモリ302内の電源制御プログラムに応じて電力状態を示す電力モードを設定する。本実施例では、モードレジスタ309の値は通常電力モードと省電力モードのうちのどちらかである。電源制御部201は、モードレジスタ309の値に応じてスイッチ203、204、205、308をオフオン制御する。
また、CPU301は、電源制御部201内の強制ONレジスタ310に、装置の初期化の際にオプションであるファクス部108が装着されているか否かに応じて、PFC部207を動作させるか否かを示す動作情報を設定し、記憶する。電源制御部201からPFC部207へ出力されるPFC制御信号209は、モードレジスタ309と強制ONレジスタ310の値に基づいて決定される。
このように、コントローラ部104は、PFC部207の動作を制御する制御装置としても機能する。
図4は、本実施例の複合機101における電源ユニット202の内部構造を示したブロック図である。電源ユニット202は、図2を参照して前述したように、全波整流部206、PFC部207、スイッチングレギュレータ部208から構成される。以下では特に、PFC部207の構造について詳しく説明する。
電源ユニット202では、全波整流部206に交流電源が供給されると、整流された脈流電圧波形電流がPFC部207に入力される。PFC部207内のPFC制御回路408は、電流波形が電圧波形と同期するように、FET(Field Effect Transistor)402をオフオン制御する。FET402がオンである場合にはチョークコイル401に電力が蓄えられ、オフである場合にはチョークコイル401に蓄えられた電力がダイオード403を介して一次平滑コンデンサ406に供給される。このようにFET402を制御することで、電流波形を調節することができる。PFC制御回路408は、分圧抵抗404、405で分圧された電圧値、及び、抵抗407に流れる電流値を監視することで、FET402の制御を行う。電源制御部201からのPFC制御信号209がオンである場合、FET402はオフオン制御されるが、PFC制御信号209がオフである場合は、FET402はオフとなる。このように、FET402をオフにすることにより、PFC部207の動作は停止し、力率は改善されない状態となる。
図5は、本実施例における複合機101の電力モードの状態遷移図である。本実施例における複合機101は、電源オフ、通常電力モード、省電力モードの状態を備える。
電源オフ501は、複合機101の電源スイッチ211がオフにされ、各ユニットへの電源供給が遮断されている状態である。
電源オフ501の状態において電源スイッチ211がオンにされると、通常電力モード502に移行する。通常電力モード502は、複合機101内部に電源が供給され、コピー、プリント、ファクスなどの各種ジョブを実行している状態、あるいは、実行可能な状態である。通常電力モード502における複合機101の電力状態の遷移は、CPU301がプログラムメモリ302内の電源制御プログラムに応じて電源制御部201を制御することで実現する。通常電力モード502から省電力モード503への移行条件としては、例えば、コピー、スキャン、プリント、ファクスなどのジョブ終了後、もしくは、操作部105における最後の操作からの所定時間の経過などがある。また、ユーザーが操作部105を介して明示的に省電力モードへの移行を指示し、設定してもよい。例えば、ユーザーが操作部105の節電スイッチを押下することにより、省電力モードへ移行してもよい。
省電力モード503は、電源部109のスイッチ203、204と、コントローラ部104のスイッチ308がオフにされ、コントローラ部104の一部だけに電源が供給されている状態である。具体的には、図3の汎用メモリ303、操作部I/F305、電源制御部201、割り込み制御部306、LANコントローラ307、ファクス部108へのみ電源が供給されている。さらに、汎用メモリ303はセルフリフレッシュモードに移行し、消費電力が低減されている。
省電力モード503から通常電力モード502に復帰する割り込み要因を、表1に示す。割り込み要因には、表1に示すように、「操作部スイッチ押下」、「ジョブ受信」、「時計設定」、「ファクスジョブ検知」が含まれる。「操作部スイッチ押下」とは、操作部の節電解除スイッチが押下され、節電状態が解除されたことを意味する。「ジョブ受信」とは、LANを介してプリントジョブ等を受信したことを意味する。「時計設定」とは、予め設定された時間になり、通常電力モードへ復帰することを意味する。「ファクスジョブ検知」とは、ファクス部108に電話回線経由でファクスジョブの着信があったことを意味する。これらの割り込み要因が発生すると、割り込み制御部306は、電源制御部201とCPU301に通知する。CPU301は通知を受け、起動した後、どの割り込み要因による復帰であるかの判別と電源復帰制御を行うことで、複合機101の電力状態の変更し、通常電力モード502へ復帰する。
続いて、本実施例におけるPFC制御信号の制御方法について説明する。
従来、PFC制御信号209は、前述したように、通常電力モード502においてはオンとなり、省電力モード503においてはオフとなる。しかしながら、本実施例においては、オプションであるファクス部108が装着されている場合には、省電力モード503においてもPFC制御信号209をオンとする。これは、ファクス部108が装着されている場合には、PFC部207をオフにした状態における電源ユニットの最大許容電力を超える可能性があるためである。
表2に、モードレジスタ309と強制ONレジスタ310の組み合わせにより生成されるPFC制御信号209の値(オンまたはオフ)と、参考として各状態における電力値を示す。
PFC制御信号209は、前述したように、複合機101の電力モードを示すモードレジスタ309の値と、オプションのファクス部108が装着されているか否かを示す強制ONレジスタ310の値に基づいて決定される。電源ユニット202は、PFC部207がオフである場合は、10Wまで動作可能である。省電力モードで、かつオプションであるファクス部108が装着されていない場合のみ、最大電力が10W以下であるので、PFC制御信号209をオフにすることができる。一方で、省電力モードであってもファクス部108が装着されている場合は、最大で20Wになり、10Wを超えてしまう可能性があるので、PFC制御信号をオンにする必要がある。すなわち、ファクス部108は、所定の電力より大きな電力が供給される可能性がある周辺装置を意味する。
図6は、本実施例における複合機101の初期化処理の流れを示すフローチャートである。初期化処理とは、複合機101の電源投入に応じて、CPU301によって実施される初期処理である。
なお、以降で記す符号Sは、フローチャートにおけるステップであることを意味する。また、他の図面におけるフローチャートの説明においても同様に、符号Sを用いる。
複合機101の電源スイッチ211がオンにされて電源が供給されると、S601では、コントローラ部104のCPU301は、モードレジスタ309の初期値を通常電力モードとして書き込む。これは、電源投入後には、複合機101の全ての部位に通電させる必要があるためである。
S602では、CPU301は、ファクス部108が装着されているか否かを判定する。すなわち、CPU301は、ファクス部108のように、所定の電力より大きな電力が供給される可能性がある周辺装置が装着されているかどうかを判定する装置装着判定手段としても機能する。具体的には、CPU301は、エンジンI/F304を介してファクス部108に対して初期化コマンドを送信し、ファクス部108からの応答があるか否かを判定する。応答が検知できなかった場合にはS603に進み、強制ONレジスタ310にFalseを書き込む。一方、応答が検知できた場合にはS604に進み、強制ONレジスタ310にTrueを書き込む。このように、複合機101に電源が投入されると、CPU301は、モードレジスタ309の値を通常電力モードに設定して記憶し、ファクス部108が装着されているか否かに応じて、強制ONレジスタの値を設定して記憶する。なお、表2に示したように、強制ONレジスタ310の値に関わらず、CPU301による初期化処理ではPFC制御信号209はオンとなる。
図7は、本実施例における電力モード変更処理の流れを示すフローチャートである。図7に示した処理は、初期化処理の終了後や省電力モードからの復帰時に、CPU301によって実施される。
S701では、CPU301は、割り込み制御部306から割り込み通知を受信する。
S702では、CPU301は、モードレジスタ309を参照し、省電力モードからの復帰であるかどうか判定する。すなわち、現在のモードレジスタ309の値が省電力モードである場合、省電力モードからの復帰であるので、S703に進み、CPU301は、モードレジスタ309の値を通常電力モードに変更する。一方、現在のモードレジスタ309の値が既に通常電力モードであり、省電力モードからの復帰でない場合は、モードレジスタ309の変更は不要である。
S704では、CPU301は、省電力モードへの移行トリガを検知したか否か判定する。省電力モードへの移行トリガとは、前述したように、ジョブの処理の完了や操作部105における最後の操作からの一定時間の経過である。移行トリガを検知した場合、S705に進み、CPU301はモードレジスタ309を省電力モードに変更して、本処理を終了する。一方、移行トリガを検知しない場合は、S704において移行トリガを検知するまでトリガ検知を継続する。
図8は、本実施例におけるPFC制御信号209の制御処理の流れを示すフローチャートである。図8に示した処理は、電源制御部201によって実施され、表2を参照して前述したPFC制御信号209のオフオン制御を実現するものである。すなわち、本実施例における力率改善回路の動作を制御するための制御方法である。
S801では、電源制御部201は、強制ONレジスタ310の値がTrueであるか、またはFalseであるか判定する。強制ONレジスタ310がTrueである場合、ファクス部108が装着されているので、S803に進み、電源制御部201は、PFC制御信号209をアクティブにする。すなわち、PFC制御信号209をオンにする。一方、強制ONレジスタ310がFalseである場合、S802に進む。
S802では、電源制御部201は、モードレジスタ309の値が通常電力モードであるか、または省電力モードであるか判定する。モードレジスタ309の値が通常電力モードである場合、S803に進み、PFC制御信号209をアクティブにする。すなわち、PFC制御信号209をオンにする。一方、モードレジスタ309の値が省電力モードである場合、S804に進み、電源制御部201は、PFC制御信号209をインアクティブにする。すなわち、PFC制御信号209をオフにする。電源制御部201は、S801からS804までの処理を繰り返すことにより、PFC制御信号209を制御する。
以上説明したように、本実施例においては、電源制御部201に、電力モードを示すモードレジスタ309と、オプションであるファクス部108が装着されているか否かを示す強制ONレジスタ310の値を設定し、記憶した。電源制御部201は、モードレジスタ309と強制ONレジスタ310に記憶された設定値に基づいて、省電力モード時のPFC制御信号209を最適に制御することができる。すなわち、ファクス部108が装着されている場合は、電源ユニット202において高調波成分による弊害等が顕著に表れてしまう可能性があるので省電力モードにおいてもPFC部207をオンとする。一方、ファクス部108が装着されていないときはPFC部207をオフにして、消費電力を低減することができる。このように、本実施例では、ファクス部108などの周辺装置の構成に応じて、PFC部207の動作を制御可能にした。
(第2の実施例)
実施例1では、ファクス部108の装着の有無によってPFC部207のオフオンを切り替える例について説明した。本実施例では、複合機101の機種に応じて、PFC部207のオフオンを切り替える例について説明する。
本実施例においては、機種Aと機種Bでコントローラ部104の構成は共通である。一方、機種Aと機種Bでは周辺装置の構成が異なり、機種Aにはファクス部108を装備しないが、機種Bにはファクス部108を標準構成で装備しているという違いある。したがって、機種Aは、省電力モード時にPFC部207をオフにしてもよいが、機種Bは、省電力モード時にもPFC部207をオンにしておかなければならない。
図9は、実施例2におけるコントローラ部104の構成を示すブロック図である。図9に示したコントローラ部104の構成は、実施例1の図3に示した構成とほぼ同一であるが、プログラムメモリ302に格納されるプログラムに機種情報901を含む点で異なる。
機種Aのプログラムメモリ302には、機種情報901として機種Aを示す値が格納されている。一方、機種Bのプログラムメモリ302には、機種情報901として機種Bを示す値が格納されている。本実施例におけるコントローラ部104のCPU301は、初期化処理時に機種情報901を参照する。
図10は、実施例2における複合機101の初期化処理の流れを示すフローチャートである。図10に示したフローチャートは、実施例1の図6に示したフローチャートと比較して、S601でモードレジスタ309の初期値を書き込んだ後、S1001においてプログラムメモリ302内の機種情報901を参照し、判定を行う点で異なる。すなわち、本実施例では、CPU301は、機種情報901に応じて装置の機種を判定する機種判定手段としても機能する。
S1001では、プログラムメモリ302内の機種情報901が機種Aを示すと判定された場合、S603に進み、強制ONレジスタ310にFalseを書き込む。一方、機種情報901が機種Bを示すと判定された場合、S604に進み、強制ONレジスタ310にTrueを書き込む。
以上説明したように、本実施例では、機種による構成の違い、すなわち、ファクス部108の装着の有無を機種情報901によって判断し、実施例1と同様に省電力モード時のPFC制御信号209を最適に制御することができる。具体的には、ファクス部108が装着されている機種Bにおいては、電源ユニット202において高調波成分による弊害等が顕著に表れてしまう可能性があるので、省電力モードにおいてもPFC部207をオンとする。一方、ファクス部108が装着されていない機種Aにおいては、PFC部207をオフとして消費電力を低減することができる。
また、以下の表3に示すように、機種を特定する機種情報に加えて、ファクス部の装着の有無を示す表形式の情報もプログラムメモリ302に保持しておき、初期化処理を行う際には機種情報と共に参照するようにして、強制ONレジスタを制御してもよい。
すなわち、機種情報が機種Aを示す場合、表3を参照することでファクス部は装着されていないと判定できるので、強制ONレジスタ310にはFalseを書き込む。一方、機種情報が機種Bを示す場合、表3を参照することでファクス部が装着されていると判定できるので、強制ONレジスタ310にはTrueを書き込む。
以上説明したように、機種を特定する機種情報に加えて、ファクス部の装着を有無を示す情報も保持し、それを参照することで、PFC部207のオフオンを切り替えるようにしてもよい。
(第3の実施例)
本実施例では、ファクス部108を標準構成で装備している複合機101において、ファクス部108の機能が有効であるか、または無効であるかを設定することが可能な構成において、PFC部207のオフオンを切り替える例について説明する。
本実施例における複合機101は、ファクス部108を標準構成で装備し、ファクス部108を使用しないユーザー向けにファクス部108の機能を有効または無効に切り替えることが可能な構成とした。ファクス部108が無効に設定されている複合機101では、ファクス部108への通電は行わない。したがって、ファクス部108が無効に設定されている場合には、PFC部207をオフにすることができる。一方、ファクス部108が有効に設定されている場合は、PFC部207をオンにしなければならない。
図11は、実施例3におけるコントローラ部104の構成を示すブロック図である。図11に示したコントローラ部104の構成は、実施例1の図3に示した構成とほぼ同一であるが、プログラムメモリ302に格納されるプログラムにファクス部108が有効であるか、または無効であるかを示す設定情報1101を含む点で異なる。ファクス部108の機能が有効であるか、または無効であるかを示す設定情報1101は、ユーザーが操作部105上のメニューを操作することにより、有効または無効を切り替えることができる。また、ユーザーがPC102を操作して、ネットワーク103を介して有効または無効を切り替えることもできる。この設定情報1101が格納されるプログラムメモリ302は不揮発性であり、複合機101の電源が遮断されても保持される。コントローラ部104のCPU301は、初期化処理時に、有効または無効を示す設定情報1101を参照する。初期化後にユーザーが設定を変更した場合には、有効または無効を示す情報1101は変更されるが、複合機101に反映されるのは再起動後のコントローラ部104の初期化時である。
図12は、実施例3における複合機101の初期化処理の流れを示すフローチャートである。図12に示したフローチャートは、実施例1の図6と比較して、S601でモードレジスタ309の初期値を書き込んだ後、S1201においてプログラムメモリ302内の有効または無効を示す設定情報1101を参照し、判定を行う点で異なる。すなわち、本実施例では、CPU301は、ファクス部108の機能が有効であるかどうかを判定する機能判定手段を備える。さらに、図12に示したフローチャートでは、S1202及びS1203において、ファクス部108へ電源を供給するスイッチ205のオフオンを切り替える点でも異なる。
S1201では、有効または無効を示す設定情報1101が無効であると判定された場合、S603に進み、強制ONレジスタに310にFalseを書き込む。次いで、S1202では、CPU301は、電源制御部201を介してスイッチ205をオフにして、ファクス部108への電源供給を切断する。
一方、S1201で、有効または無効を示す設定情報1101が有効であると判定された場合、S604に進み、強制ONレジスタ310にTrueを書き込む。次いで、S1203では、CPU301は電源制御部201を介してスイッチ205をオンにして、ファクス部108への電源供給を行う。
以上説明したように、本実施例では、ファクス部108の機能が有効であるか、または無効であるかを示す設定情報1101によって、ファクス部108への電力供給の有無を判断する。そうすることによって、実施例1と同様に省電力モード時のPFC制御信号209を最適に制御することができる。すなわち、ファクス部108の機能が有効に設定されている場合は、電源ユニット202において高調波成分による弊害等が顕著に表れてしまう可能性があるので、省電力モード時においてもPFC部207をオンとする。一方、ファクス部108の機能が無効に設定され、ファクス部108へ電源が供給されていない場合には、PFC部207をオフとして消費電力を低減することができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述した実施例の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピューターにおける1以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (19)

  1. 所定の省電力モードで動作可能な情報処理装置であって、
    力率改善(PFC)回路を備えた電源変換手段であって、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作している間、入力された交流電源を直流電源に変換し、前記直流電源を供給する電源変換手段と、
    前記情報処理装置の機種を示す情報を記憶する記憶手段と、
    前記PFC回路をオフにすることが可能な電源制御手段と
    を備え、
    前記電源変換手段は、前記PFC回路が前記電源制御手段によってオフにされている場合でも、前記入力された交流電源から変換された前記直流電源を供給するように構成され、
    前記記憶手段に記憶された前記情報が、特定のデバイスを含む情報処理装置の機種を示し、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作している間は、前記電源制御手段は、前記PFC回路をオフにせず、
    前記入力された交流電源から変換された前記直流電源は、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作している間は、前記特定のデバイスへ供給されることを特徴とする情報処理装置。
  2. プロセッサと、
    前記プロセッサに対するワーク領域として使用されるメモリとをさらに備え、
    前記メモリは、前記所定の省電力モードにおけるセルフリフレッシュモードで動作することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定のデバイスが接続可能なインターフェースをさらに備え、
    前記インターフェースに接続された前記特定のデバイスは、前記所定の省電力モードで電力が供給されることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定のデバイスは、ファクス装置であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶手段に記憶された前記情報が、前記特定のデバイスを含む情報処理装置の機種を示すかどうか判定し、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作している間は前記PFC回路をオフにしない設定値を設定するように構成されたプロセッサをさらに備え、
    前記電源制御手段は、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作している間は、前記設定値に基づいて前記PFC回路をオフにしないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置が前記所定の省電力モードで動作している場合に電力が供給されないプリンタをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記電源制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記情報が、前記特定のデバイスを備えていない情報処理装置の機種を示す場合は、前記PFC回路をオフにすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記電源制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記情報が前記特定のデバイスを含まない情報処理装置の機種を示し、前記情報処理装置が前記所定の省電力モードで動作している場合には、前記PFC回路をオフにすることが可能であり、前記記憶手段に記憶された前記情報が前記特定のデバイスを含む情報処理装置の機種を示す場合、前記情報処理装置が前記所定の省電力モードで動作している間は前記PFC回路をオフにしないように構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記電源制御手段は、前記情報処理装置が前記所定の省電力モードで動作している間は、前記PFC回路によって前記交流電源の力率を改善せずに、前記入力された交流電源から変換された前記直流電源が前記電源変換手段から供給されるように、前記PFC回路をオフにすることが可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記PFC回路は、前記PFC回路がオンである間は、前記交流電源の力率を改善し、前記PFC回路がオフである間は、前記交流電源の前記力率を改善しないように構成されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 所定の省電力モードで動作可能な情報処理装置であって、
    少なくとも1つのデバイスと、
    力率改善(PFC)回路を備えた電源変換手段であって、入力された交流電源を直流電源に変換し、少なくとも前記所定の省電力モードにおいて、前記PFC回路がオンであるか、またはオフであるかにかかわらず、前記入力された交流電源から変換された前記直流電源を前記少なくとも1つのデバイスに供給する電源変換手段と、
    前記情報処理装置の機種を示す情報を記憶するように構成されたメモリと、
    前記電源変換手段の前記PFC回路をオフにすることが可能な電源制御手段と
    を備え、
    前記電源制御手段は、前記メモリに格納された前記情報によって示される前記機種が、前記少なくとも1つのデバイスが特定のデバイスを含む機種を示す場合、少なくとも前記所定の省電力モードの間は、前記PFC回路をオフにしないことを特徴とする情報処理装置。
  12. 前記メモリに記憶された前記情報によって示される前記機種が、少なくとも1つのデバイスが前記特定のデバイスを含む機種を示すかどうかに少なくとも基づいて、前記所定の省電力モードにおいて前記電源変換手段が前記PFC回路をオフにした状態で、前記直流電源が前記少なくとも1つのデバイスに供給されるように、前記電源制御手段に前記PFC回路をオフにさせるように構成されたプロセッサを備えたことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記プロセッサは、前記電源制御手段の前記PFC回路をオフにするための情報を設定するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記電源制御手段は、前記PFC回路をオフにすることが可能であり、前記メモリに記憶された前記情報によって示される前記機種が、前記少なくとも1つのデバイスが前記特定のデバイスを含む前記機種を示さない場合に、前記PFC回路がオフにされる前記所定の省電力モードに移行させることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記少なくとも1つのデバイスが前記特定のデバイスを含む前記機種の前記所定の省電力モードにおける電力消費は、前記少なくとも1つのデバイスが前記特定のデバイスを含まない機種の電力消費よりも大きいことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 所定の省電力モードで動作可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置は、
    力率改善(PFC)回路を備えた電源変換手段であって、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作している間、入力された交流電源を直流電源に変換し、前記直流電源を供給する電源変換手段と、
    前記情報処理装置の機種を示す情報を記憶する記憶手段と、
    前記PFC回路をオフにすることが可能な電源制御手段と
    を備え、
    前記電源変換手段は、前記PFC回路がオフにされている場合でも、前記入力された交流電源から変換された前記直流電源を供給し、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作している間は特定のデバイスへ前記直流電源を供給するように構成され、
    前記記憶手段に記憶された前記情報が、前記特定のデバイスを備えた情報処理装置の機種を示すかどうか判定するステップと、
    前記記憶手段に記憶された前記情報が、前記特定のデバイスを備えた前記情報処理装置の機種を示す場合、前記情報処理装置が少なくとも前記所定の省電力モードで動作する間は、前記PFC回路をオフにしないステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  17. 前記情報処理装置は、前記所定の省電力モードに移行可能であることを特徴とする請求項16に記載の制御方法。
  18. 前記情報処理装置は、前記特定のデバイスに接続可能なインターフェースを備え、
    前記インターフェースに接続された前記特定のデバイスには、前記所定の省電力モードで電力が供給されることを特徴とする請求項16または17に記載の制御方法。
  19. 前記特定のデバイスは、ファクス装置であることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか1項に記載の制御方法。
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