JP6786222B2 - モルタル混練ミキサー装置 - Google Patents
モルタル混練ミキサー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6786222B2 JP6786222B2 JP2016019844A JP2016019844A JP6786222B2 JP 6786222 B2 JP6786222 B2 JP 6786222B2 JP 2016019844 A JP2016019844 A JP 2016019844A JP 2016019844 A JP2016019844 A JP 2016019844A JP 6786222 B2 JP6786222 B2 JP 6786222B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- mortar
- kneading
- unit
- stirring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
セメント、軽骨材と水を混練してモルタルを調製するモルタル混練ミキサー装置であって、
円筒形状の混練タンクと、
撹拌用の羽根を有する撹拌部と、
前記撹拌部を高速低トルクで駆動する第1の駆動部と、
前記撹拌部の撹拌軸と同軸の回転軸を有するスクレーパ部と、
前記スクレーパ部を低速高トルクで駆動する第2の駆動部と、を備え、
前記スクレーパ部は、前記混練タンクの内周面に付着する付着物をそぎ取るとともに調整されたモルタルを強制的に排出させる側スクレーパと、前記混練タンクの底面に付着する付着物をそぎ取る下スクレーパと、前記側スクレーパ部を前記下スクレーパとで保持する上スクレーパと、を有することを特徴とするものである。
図1は、本発明によるモルタル混練ミキサー装置が適用されるモルタル作液装置を示す図である。このモルタル作液装置は、大きく分けると、モルタル混練ミキサー装置10と、アジテータタンク12と、から構成されている。モルタル混練ミキサー装置10には、混練タンク14と、セメントや砂などの材料を混練タンク14に投入するためのホッパ15と、混練タンク14に水を供給する給水管16が設けられている。
混練タンク14は、この実施形態では、容量が1500〜2000リットル程度の円筒状のタンクである。
混練タンク14には、撹拌部22と、この撹拌部22と同軸のスクレーパ部24と、が設けられている。
撹拌部22は、混練タンク14の中心に鉛直に配置された撹拌軸25と、この撹拌軸25の下端に取り付けられたプロペラ26と、を有しており、第1モータ28によって高速低トルクで回転駆動される。撹拌軸25の上端部には、プーリ29が固定されており、第1モータ28の回転はベルト30を介して撹拌軸25に伝達される。プロペラ26は、この実施形態では、例えば、4枚の羽根31を有しており、各羽根31は、45°の傾きが設定されている。羽根は、2枚、あるいは3枚であってもよい。
このスクレーパ部24では、下スクレーパ32と上スクレーパ33と側スクレーパ34を組み合わせてなるスクレーパ本体が構成されている。
スクレーパ部24の場合、回転軸には、撹拌軸25を同軸に収容する中空軸36が用いられている。撹拌軸25は、ベアリング37a、37bを介して中空軸36の内面で回転自在に支持されている。中空軸36の回りは、カバー39によって覆われており、中空軸36は、カバー39に固定されたベアリンク38a、38bを介して支持されている。また、このようなカバー39によって、撹拌軸25と中空軸36からなる二重回転軸は、セメント、砂、添加剤などから保護されるようになっている。
この実施形態では、下スクレーパ32と、上スクレーパ33は共に、混練タンク14の内径よりも若干小さい長さを有しており、中空軸36を中心に十字をなして半径方向に延びるようなっている。側スクレーパ34は、下スクレーパ32と上スクレーパ33の先端に垂直に保持され、中空軸36を中心に90°対称な位置に4枚配置されている。スクレーパ本体は、下スクレーパ32と、上スクレーパ33と側スクレーパ34の組み合わせては、120°ごとに3枚、あるいは、180°対称に2枚であってもよい。側スクレーパ34の長さは、混練タンク14の深さに対応している。側スクレーパ34の外縁と混練タンク14の内周面の間には、隙間が形成されている。この隙間は、混練タンク14の容量にもよるが、数センチ程度が好ましい。同様に、下スクレーパ32と混練タンク14の底面の間、上スクレーパ32と混練タンク14の蓋17の下面との間にも、隙間が形成されている。
特に、スクレーパ部24の側スクレーパ34は、旋回しながらモルタルを撹拌し、プロベラ26の撹拌作用を補強するので、モルタルの混練はより効率化される。さらに、側スクレーパ34は、混練タンク14の内周面に沿って、下スクレーパ32は混練タンク14の底面に沿ってセメントなどの付着物を削ぎ取りながら移動していくので、混練タンク14の内周面や底面にセメントなど付着物が堆積していくのを未然に防止することが可能になる。
また、スクレーパ部24と、混練タンク14の内周面および底面の間には僅かな隙間しかないので、調製されたモルタルを余すことなく、ほぼ全量を移送することができる。
Claims (4)
- セメント、軽骨材と水を混練してモルタルを調製するモルタル混練ミキサー装置であって、
円筒形状の混練タンクと、
撹拌用の羽根を有する撹拌部と、
前記撹拌部を高速低トルクで駆動する第1の駆動部と、
前記撹拌部の撹拌軸と同軸の回転軸を有するスクレーパ部と、
前記スクレーパ部を低速高トルクで駆動する第2の駆動部と、を備え、
前記スクレーパ部は、前記混練タンクの内周面に付着する付着物をそぎ取るとともに調整されたモルタルを強制的に排出させる側スクレーパと、前記混練タンクの底面に付着する付着物をそぎ取る下スクレーパと、前記側スクレーパ部を前記下スクレーパとで保持する上スクレーパと、を有することを特徴とするモルタル混練ミキサー装置。 - 前記下スクレーパ部および上スクレーパ部は、それぞれ前記回転軸から半径方向に延び、前記側スクレーパは、前記下スクレーパおよび前記上スクレーパの先端部に前記回転軸に関して対称に保持されていること特徴とする請求項1に記載のモルタル混練ミキサー装置。
- 前記スクレーパ部の前記回転軸は、前記混練タンクと同心位置で鉛直に支持された中空回転軸からなり、前記撹拌軸が前記中空回転軸の内部に回転自在に収容されていることを特徴とする請求項1または2に記載のモルタル混練ミキサー装置。
- 前記混練タンクの底部には、前記スクレーパ部の下部中心を支承し、前記スクレーパ部の振れを防止する振れ止めを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のモルタル混練ミキサー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016019844A JP6786222B2 (ja) | 2016-02-04 | 2016-02-04 | モルタル混練ミキサー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016019844A JP6786222B2 (ja) | 2016-02-04 | 2016-02-04 | モルタル混練ミキサー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017136763A JP2017136763A (ja) | 2017-08-10 |
JP6786222B2 true JP6786222B2 (ja) | 2020-11-18 |
Family
ID=59565366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016019844A Active JP6786222B2 (ja) | 2016-02-04 | 2016-02-04 | モルタル混練ミキサー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6786222B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107584665A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-01-16 | 长安大学 | 水泥砂浆试件拌合、成型及仪器清洗一体化装置 |
CN108177249A (zh) * | 2018-02-08 | 2018-06-19 | 张东岭 | 一种小型便捷式水泥砂浆搅拌器 |
CN108525564A (zh) * | 2018-06-05 | 2018-09-14 | 汝阳朗洁金属洗涤中心 | 一种粉状工业洗涤剂生产搅拌装置 |
CN109183585B (zh) * | 2018-09-03 | 2021-02-09 | 广西正川建设有限责任公司 | 一种高速路面修补装置 |
CN110142873B (zh) * | 2019-06-17 | 2020-10-27 | 常熟市顺丰混凝土有限公司 | 一种可自动清洗的混凝土搅拌桶 |
CN112847791B (zh) * | 2020-12-31 | 2022-08-30 | 山西恒业建设集团有限公司 | 一种建筑工程混凝土加工用混合装置 |
CN113997415B (zh) * | 2021-10-07 | 2023-09-12 | 湖南绿骏新材料有限公司 | 一种加气砌块专用砌筑砂浆混合设备及其使用方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0753938Y2 (ja) * | 1990-04-05 | 1995-12-13 | 三和機材株式会社 | 攪拌槽の槽内清掃装置 |
JPH05285359A (ja) * | 1992-04-03 | 1993-11-02 | Yutaka Arimoto | 多機能をもった攪拌装置 |
JP3001387B2 (ja) * | 1993-12-27 | 2000-01-24 | 鹿島建設株式会社 | 混練装置 |
JP3224729B2 (ja) * | 1996-01-19 | 2001-11-05 | 鹿島建設株式会社 | バッチャープラント |
JPH09254135A (ja) * | 1996-03-19 | 1997-09-30 | Taiheiyo Kiko Kk | 混練物製造用ミキサ |
-
2016
- 2016-02-04 JP JP2016019844A patent/JP6786222B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017136763A (ja) | 2017-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6786222B2 (ja) | モルタル混練ミキサー装置 | |
CN209273703U (zh) | 一种自清洁的混凝土搅拌装置 | |
CN208428481U (zh) | 混凝土搅拌机 | |
CN211030634U (zh) | 一种混凝土生产用混料装置 | |
CN210332435U (zh) | 一种氮化硅制备用原料混合装置 | |
CN108211906B (zh) | 一种js聚合物水泥基防水涂料搅拌设备 | |
CN110624433A (zh) | 搅拌装置及搅拌机器人 | |
KR20180001937A (ko) | 소량의 에폭시 수지와 경화제의 혼합 장치 | |
CN114083652B (zh) | 一种搅拌装置及使用该搅拌装置制备高温釉料的方法 | |
CN113975997B (zh) | 一种化妆品调配下料系统 | |
CN211492197U (zh) | 一种混凝土搅拌装置 | |
CN212978779U (zh) | 一种建筑施工用的砂浆搅拌装置 | |
CN211659765U (zh) | 一种组装式带毛刷的螺旋叶片 | |
CN210097447U (zh) | 一种便于清洁的涂料搅拌机 | |
CN210229677U (zh) | 一种用于石英石板材生产中的配料搅拌装置 | |
CN107127889B (zh) | 一种混凝土搅拌装置 | |
JP4780495B2 (ja) | パン型ミキサへの材料供給方法及び装置 | |
CN220496072U (zh) | 一种化工原料混合器 | |
CN211762505U (zh) | 一种新型的具有清洗功能的搅拌机 | |
CN108000707A (zh) | 一种便于清洁且方便取料的混凝土用搅拌装置 | |
JP4385558B2 (ja) | 撹拌方法 | |
CN215086401U (zh) | 一种节能的硅微粉匀化设备 | |
CN219968390U (zh) | 一种塔式制浆机 | |
CN210584695U (zh) | 一种具有防结壁功能的双轴无重力桨叶涂料混合机 | |
CN219325361U (zh) | 一种混凝土搅拌机的辅助出料机构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180823 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190521 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191025 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200522 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200717 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201028 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6786222 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |