JP6752613B2 - 通信装置、通信方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は通信技術に関する。
近年、デジタルカメラやプリンタなどの電子機器に無線LAN機能を搭載し、電子機器を通信装置として使用し、無線LANによる通信を行うことが増えて来ている。特許文献1には、デジタルカメラに無線LAN機能を搭載し、無線LANによる通信を行った他装置と画像共有を行うことが開示されている。通信装置が他の通信装置と無線LANによって通信し、画像共有処理や印刷処理等のサービスを実行するために、通信装置は、まず他の通信装置と無線LANによる接続を行い、その上で、実行するサービスのためのセッションを他の通信装置との間で確立する。
また、通信装置が他の通信装置と無線LANによる通信を行うためには、中継装置としてのアクセスポイントを介した通信や、アクセスポイントを介さない直接通信といった通信方法を利用することができる。
特開2011−35768号公報
無線LANの通信では、無線LANによる通信の通信状況やユーザ操作により、アクセスポイントの変更や通信方法の切り替えが行われることがある。このような場合に、通信装置と他の通信装置との間の無線LANの接続が一旦切断されることになるが、それに伴い、切り替え前の無線LAN上で確立されていたセッションも終了してしまう。従って、アクセスポイントの変更や無線LANの通信方法の切り替えが行われた際には、切り替え後の無線LANにおいて、改めて、他の通信装置との間の新たなセッションを確立しなければならなかった。つまり、アクセスポイントの変更や無線LANの通信方法の切り替えが行われた際には、切り替え前に確立されていたセッションを切り替え後に継続することができないという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑み、アクセスポイントの変更や無線通信の通信方法の切り替えが行われた場合においても、サービスの実行のために確立したセッションを継続できるようにすることを目的とする。
上記目的のために、本発明の通信装置は、アクセスポイントと無線接続する第1の接続手段と、前記通信装置と他の通信装置との間でサービスを実行するために、前記アクセスポイントによって割り当てられた第1のアドレスを用いて、前記第1の接続手段によって無線接続された前記アクセスポイントを介して前記他の通信装置との間でセッションを確立する第1の確立手段と、前記第1の確立手段によって前記他の通信装置との間でセッションを確立した後、前記アクセスポイントを介した通信方法から前記他の通信装置と直接無線通信する通信方法へ切り替える条件が発生したことを検知する検知手段と、前記アクセスポイントによって前記通信装置に割り当てられた前記第1のアドレスと前記アクセスポイントによって前記他の通信装置に割り当てられた第2のアドレスとを記憶する記憶手段と、前記検知手段による検知に応じて、前記アクセスポイントとの無線接続を切断する切断手段と、前記切断手段による切断の後、前記他の通信装置と無線接続する第2の接続手段と、前記第2の接続手段による前記他の通信装置との無線接続において、前記通信装置が無線ネットワークを構築する役割である場合、前記記憶手段によって記憶された前記第1のアドレスを自装置のアドレスとして用い、前記記憶手段によって記憶された第2のアドレスを前記他の通信装置に割り当てることによって前記他の通信装置との間でセッションを確立する第2の確立手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、アクセスポイントの変更や無線通信の通信方法の切り替えが行われた場合においても、サービスの実行のために確立したセッションを継続できるようになる。
本実施形態の通信装置のハードウェアブロック図 本実施形態の通信装置のソフトウェアブロック図 本実施形態の通信システム図 本実施形態の通信装置の接続形態の切り替え図 第1実施形態における各通信装置の動作シーケンス図 第1実施形態におけるカメラの動作を示すフローチャート 第2実施形態における各通信装置の動作シーケンス図 第2実施形態におけるカメラの動作を示すフローチャート 第2実施形態におけるカメラの動作を示すフローチャート 本実施形態におけるカメラの画面例
[第1の実施形態]
以下、本実施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例について説明する。しかしながら、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。
図1は、本実施形態における通信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1において、101は装置全体を示す。102は、記憶部103に記憶される制御プログラムを実行することにより装置全体を制御する制御部である。制御部102は例えばCPU(Central Processing Unit)により構成される。103は制御部102が実行する制御プログラム、画像データ、通信パラメータ等の各種情報を記憶する記憶部である。後述する各種動作は、記憶部103に記憶された制御プログラムを制御部102が実行することにより行われる。記憶部103は、例えば、ROM、RAM、HDD、フラッシュメモリまたは着脱可能なSDカードなどの記憶媒体により構成される。
104はIEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN通信を行うための無線部である。無線部104は、無線通信を行うチップにより構成される。105は各種表示を行う表示部でありLCDやLEDのように視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカなどの音出力が可能な機能を有する。表示部105は視覚情報および音情報の少なくともどちらか一方を出力する機能を備えるものである。表示部105は視覚情報を表示する場合、表示する視覚情報に対応する画像データを保持するVRAM(Video RAM)を有する。表示部105は、VRAMに格納した画像データをLCDやLEDに表示させ続ける表示制御を行う。
106は、撮像素子、レンズ等により構成され、写真や動画の撮影を行う撮影部である。107はアンテナ108の出力制御を行うアンテナ制御部であり、108は無線LANで通信するための周波数帯(例えば2.4GHz帯および/または5GHz帯)で通信可能なアンテナである。109は、ユーザが各種入力等を行い、通信装置101を操作するための入力部である。入力部109は、入力に対応するフラグを記憶部103等のメモリに記憶する。尚、図1の例は一例であり、通信装置がその他のハードウェア構成を有していてもよい。例えば通信装置がプリンタである場合には、図1に示す構成の他に、印刷部を有していてもよい。
図2は、後述の通信制御機能を実行するソフトウェア機能ブロックの構成の一例を表すブロック図である。本実施形態において、各通信装置の機能ブロックは、それぞれ記憶部103にプログラムとして記憶され、制御部102によって当該プログラムが実行されることによりその機能が実施される。制御部102は、制御プログラムにしたがって、各ハードウェアの制御、および、情報の演算や加工を行うことで各機能を実現する。なお、本機能ブロックに含まれる一部または全部がハードウェア化されていてもよい。この場合、各機能ブロックに含まれる一部または全部は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)により構成される。
図2において、201はソフトウェア機能ブロック全体を示す。202は通信パラメータ制御部である。通信パラメータ制御部202は、装置間で通信パラメータを共有するための通信パラメータ共有処理を実行する。通信パラメータ共有処理においては、提供装置が受信装置に、無線通信するための通信パラメータを提供する。ここで、通信パラメータには、ネットワーク識別子としてのSSID(Service Set Identifier)、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線LAN通信を行うために必要な無線通信パラメータが含まれる。また、MACアドレス、パスフレーズ、IP層での通信を行うためのIPアドレス、上位サービスに必要な情報等も含めてもよい。通信パラメータ制御部202が実行する通信パラメータ共有処理は、Wi−Fiアライアンスで規定されているWPS(Wi−Fi Protected Setup)またはWi−Fi Directであってよい。
203はアプリケーションレイヤにおけるサービス制御部である。ここでのアプリケーションレイヤとはOSI参照モデルにおける第5層以上の上位レイヤにおけるサービス提供層のことをさす。すなわちサービス制御部203は、無線部104による無線通信を用いて印刷処理や画像ストリーミング処理や、ファイル転送処理などを実行する。
204はパケット受信部、205はパケット送信部であり、上位レイヤの通信プロトコルを含むあらゆるパケットの送受信を制御する。また、パケット受信204及びパケット送信部205は、対向装置との間でIEEE802.11規格に準拠したパケットの送信及び受信を行うため無線部104を制御する。
206はステーション機能制御部であり、IEEE802.11規格に定められたインフラストラクチャモードにおけるステーション(STA)として動作するSTA機能を提供する。又は、Wi−Fi Direct規格に定められたクライアント(CL)として動作するSTA機能を提供する。STA機能制御部206は、STA又はCLとして動作する際に、認証・暗号処理等を実施する。また、207はアクセスポイント機能制御部であり、IEEE802.11規格に定められたインフラストラクチャモードにおけるアクセスポイント(AP)として動作するAP機能を提供する。又は、Wi−Fi Direct規格に定められたグループオーナー(GO)として動作するAP機能を提供する。AP機能制御部207は、無線ネットワークを形成し、STA又はCLに対する認証・暗号処理およびSTA又はCLの管理等を実施する。208はデータ記憶部であり、ソフトウェアそのものおよび、通信パラメータや、バーコード類の情報の記憶部103への書き込み及び読み出しの制御を行う。
尚、上記機能ブロックは一例であり、複数の機能ブロックが1つの機能ブロックを構成するようにしてもよいし、何れかの機能ブロックが更に複数の機能を行うブロックに分かれてもよい。または、通信装置が上記機能ブロック以外の機能を備えていてもよい。
図3に本実施形態の通信システムについて示す。図3に示す通信システムには、カメラA32、携帯電話B33、アクセスポイントC34、およびアクセスポイントD35、といった通信装置が含まれる。これらの通信装置は、図1及び図2の構成を備えている。なお、本実施形態の通信システムにおける通信装置をカメラ、携帯電話として説明を行うが、例えばプリンタ、スマートフォン、PC、ビデオカメラ、スマートウォッチ、PDAなどの他の通信装置であってもよい。
図4は、図3に示したそれぞれの通信装置の接続形態の切り替えについて説明する模式図である。接続形態41では、カメラAと携帯電話BとがSTAとして動作し、アクセスポイントCが構築する無線LANにそれぞれ接続している。接続形態41では、カメラAと携帯電話Bとは、アクセスポイントCを経由してデータのやり取りを実施する。接続形態42では、カメラAと携帯電話BとがSTAとして動作し、アクセスポイントDが構築する無線LANにそれぞれ接続している。接続形態42では、カメラAと携帯電話Bとは、アクセスポイントDを経由してデータのやり取りを実施する。接続形態43は、カメラAと携帯電話Bとがアクセスポイントを介さず直接通信し、データのやり取りを実施する。接続形態43においてカメラAと携帯電話Bとが直接通信する方式は、Wi−Fi Direct規格を用いてもよいし、IEEE802.11において規定されているアドホックモードを用いてもよい。
以下、接続形態41から接続形態42への遷移、即ち無線LAN通信のために使用するアクセスポイントが切り替えられた際の各通信装置の動作について、本実施形態で説明する。接続形態41から接続形態43への遷移における各通信装置の動作については実施形態2で説明する。
図5は、図4の接続形態41から接続形態42への遷移における各通信装置の動作シーケンス図である。まず、接続形態41を構築するために、カメラAおよび携帯電話BはそれぞれアクセスポイントCに無線LAN接続を実施する(F501,F502)。その後、DHCPプロトコルによりカメラAおよび携帯電話Bは、アクセスポイントCからIPアドレスを取得する(F503,F504)。ここでは、IPアドレスの設定について一例としてDHCPプロトコルを用いたが、IPアドレスを各通信装置に設定することが可能であれば、その方法はDHCPプロトコル以外の方法であっても構わない。無線LANの接続が完了しIPアドレスが設定されると、カメラAと携帯電話Bとの間でASP(Application Service Platform)セッションを確立する(F505)。
ASPセッションの確立とは、通信装置間で各種情報を共有し、OSI参照モデルにおけるアプリケーション層までの接続を確立することである。共有される情報には、セッションのMACアドレス、セッションの識別情報、サービスのMACアドレス、サービスの識別情報、セッションの状態情報、各通信装置のIPアドレス、サービスを実行するために使われるポート番号、プロトコル、などが含まれる。セッションのMACアドレスとは、セッションの識別情報を生成した通信装置のMACアドレスである。セッションの識別情報とは、セッションを識別するための情報であり、セッション確立の要求(Request Session)を送信した装置が生成する。セッション確立の要求を送信する装置はサービスを利用する装置であり、Seekerと呼ぶ。サービスのMACアドレスとは、サービス提供装置のMACアドレスである。サービス提供装置はAdvertiserと呼び、例えば、提供するサービスがプリントサービスであればサービス提供装置はプリンタである。提供するサービスが画像(動画又は静止画)表示サービスであればサービス提供装置はディスプレイを備える装置である。サービスの識別情報とは、各サービスのためのセッション毎にユニークな値であり、サービス提供装置が生成する情報である。サービスの識別情報をAdvertise Identifierと呼ぶ。セッションの状態情報とは、通信装置間で確立したセッションの状態を示す情報であり、「Initiate」「Requested」「Open」「Closed」の何れかの情報である。ポート番号は、TCPやUDPのポート番号である。プロトコルは、使用するプロトコル(TCP、UDP、IP等)を示す情報である。尚、ASPセッションの確立前は、通信装置において未使用の全てのポートは閉じられており、それらを用いるアプリケーションサービスによる通信は禁止されている。しかし、ASPセッションの確立後、実行するサービスに関連するポートが開放されて、アプリケーションサービスによる通信が可能となる。
ASPセッションの確立後、各サービス(印刷サービス、画像表示サービス、ファイル転送サービス、ビデオストリーミングサービス等)がASPセッション上で実行される。カメラと携帯電話との接続においては、画像表示サービス、ファイル転送サービス、ビデオストリーミングサービスなどが実施される。
サービスのための通信中あるいはサービス完了後などのタイミングで、無線LANの通信で使用するアクセスポイントを切り替える条件が発生する。切り替える条件とは、例えば、カメラAのユーザがアクセスポイントの切り替え指示をカメラAに入力したことである。この場合、カメラAから携帯電話Bへ、無線LANのリンク切り替え指示のパケットが送付される(F506)。カメラAと携帯電話Bとで、無線LANリンクを切り替えることが決定した後、カメラAおよび携帯電話Bは、F505でASPセッションを確立した際に共有した各種情報を、記憶部103に記憶する。さらに、カメラAは携帯電話Bへ、切り替え先のアクセスポイントを識別するための情報(例えばMACアドレスやIPアドレス、SSID等)を送信する(F507)。その後、カメラAと携帯電話Bは、F505で確立したASPセッションを一時停止する(F508)。ASPセッションがF508にて停止した後、カメラAおよび携帯電話BはアクセスポイントCから切断する(F509、F510)。引き続き、カメラAおよび携帯電話BはそれぞれアクセスポイントDに無線LAN接続を実施する(F511,F512)。その後、DHCPプロトコルによりカメラAおよび携帯電話Bは、アクセスポイントDからIPアドレスを取得する(F513,F514)。F513,F514においても、F503,F504と同様に、DHCPプロトコル以外を用いてもよい。無線LANの接続が完了し、IPアドレスが設定されると、カメラAと携帯電話Bの間で新規にアクセスポイントDによって割り当てられたIPアドレス情報を共有する(F515)。ここでのIPアドレスの共有にあたっては、お互いの通信装置のMACアドレスはF505において既に共有されており記憶部に記憶されているため、例えばRARPプロトコルなどを用いて、相手装置のMACアドレスをキーとしてIPアドレスを取得する。他には、無線LAN上でアクションフレームを送信し、そのコンテンツにIPアドレスを通知してお互いの装置間で共有する方法でもよい。
新たなIPアドレスの共有が終わった後、カメラAと携帯電話Bの間でASPセッションを再開する(F516)。ASPセッション再開とは、F507で記憶部に記憶したASPセッションに関する各種情報を読みだして、これらの情報を用いてF508で一時停止する前の状態にASPセッションを戻すことである。これにより、カメラAおよび携帯電話Bの接続先はアクセスポイントCからアクセスポイントDへと変更になったものの、ASPセッションおよび実行されるサービスは、アクセスポイントの切り替えに影響なく継続することが可能となる。
図6は本実施形態におけるカメラAの動作を示すフローチャートである。図6の各ステップは、カメラAの制御部102が記憶部103に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
カメラAは、接続形態41を構築するために、アクセスポイントCに無線LANによる接続を行う(S601)。その後、カメラAはDHCPプロトコルを用いてアクセスポイントCからIPアドレスを取得する(S602)。無線LANの接続が完了しIPアドレスが設定されると、カメラAは、携帯電話Bとの間でASPセッションを確立する(S603)。具体的には、カメラAは携帯電話Bとの間で上述の各種情報を共有し、OSI参照モデルにおけるアプリケーション層までの接続を確立する。ASPセッションの確立後、所望のサービス(画像表示サービス、ファイル転送サービス、ビデオストリーミングサービス等)をASPセッション上で実行する(S604)。サービスのための通信中あるいはサービス完了後などのタイミングで、カメラAは、無線LANの通信で使用するアクセスポイントを切り替える条件が発生したことを検知する。図6の例では、カメラAのユーザがアクセスポイントの切り替え指示をカメラAに入力する。これによりカメラAは、無線LANリンク切り替え指示としてアクセスポイントの切り替え指示を受け取り、アクセスポイントを切り替える条件が発生したことを検知する(S605)。
図10は、カメラAの表示部105に表示される画面の例である。画面1001は、カメラAが携帯電話Bとの間でサービス実行中に表示される画面であり、接続相手である携帯電話Bの識別情報や電波強度などの情報と、サービスのステータスが表示されている。また、「中断」ボタン1002が表示され、ユーザによりこのボタン1002が選択されることに応じて、画面1003が表示される。画面1003では、「サービス中止」ボタン1004と「無線リンク切断」ボタン1005が表示されている。ユーザがボタン1004を選択すると、無線LANの切断及び携帯電話BとのASPセッションを終了する。一方「無線リンク切断」ボタン1005を選択すると、図6のS605の処理が実行される。即ち、ASPセッションを保持したまま、使用するアクセスポイントの切り替えが可能となる。尚、「無線リンク切断」ボタン1005を選択すると、切り替え先となるアクセスポイントの検索を行い、その中から切り替え先のアクセスポイントをユーザに選択させるための画面を表示してもよい。
S605において無線LANリンク切り替え指示を受けると、カメラAは、携帯電話Bへ無線LANのリンク切り替え指示のパケットを送信する。カメラAが、リンク切り替え指示パケットに対する肯定応答を携帯電話Bから受信した場合、カメラAはS603で確立したASPセッションに関する各種情報を、記憶部103へ記憶する(S606)。更に、カメラAは携帯電話Bへ、切り替え先のアクセスポイントを識別するための情報を送信する。
その後、カメラAはASPセッションを一時停止する(S607)。ASPセッションがステップS607にて停止した後に、カメラAはアクセスポイントCとの接続を切断する(S608)。次に、カメラAはアクセスポイントDに無線LAN接続を実行する(S609)。アクセスポイントDと無線LANによる接続が完了すると、カメラAは、DHCPプロトコルを用いてアクセスポイントDからIPアドレスを取得する(S610)。ただし、IPアドレスの設定方法についてはDHCPプロトコルに限らない。無線LANの接続が完了し、IPアドレスが設定されると、カメラAと携帯電話Bの間で新規にアクセスポイントDによって割り当てられたIPアドレス情報を共有する。具体的には、カメラAは、RARPプロトコルを用いて携帯電話BのMACアドレスをキーとしてIPアドレスを取得する。カメラAは、取得したIPアドレスの情報へ、S606で記憶した携帯電話BのIPアドレスの情報を更新する(S611)。相手装置のIPアドレスを更新する処理が終了すると、カメラAは、携帯電話Bとの間でASPセッションを再開する(S612)。具体的には、S606で記憶部に記憶したASPセッションに関する各種情報(S611による更新済みの情報)を読みだして、これらの情報を用いて、再度、携帯電話Bとの間でASPセッションを確立する。これにより、カメラAおよび携帯電話Bの接続先はアクセスポイントCからアクセスポイントDへと変更になったものの、ASPセッションおよび実行されるサービスは、アクセスポイントの切り替えに影響なく継続することが可能となる。
尚、S607においてASPセッションを一時停止した時点で、タイマーをスタートさせ、所定の制限時間内にS612のASPセッションの再開が完了しなかった場合には、ASPセッションを完全に終了するようにしてもよい。具体的には、S606で記憶したASPセッションに関する各種情報を記憶部から消去し、次回以降は新たなASPセッションを確立するようにしてもよい。又は、所定の制限時間に代えて、ASPセッションの再開が失敗した場合にリトライする回数に制限を設けてもよい。ASPセッションの再開に所定回数失敗した場合に、ASPセッションを完全に終了するようにしてもよい。
更には、S608におけるアクセスポイントCからの切断後、タイマーをスタートさせ、所定の制限時間内にS609におけるアクセスポイントDへの無線LAN接続が完了しなかった場合には、アクセスポイントCへ再度接続するようにしてもよい。そして、アクセスポイントCを介した無線LAN通信によりサービスを継続するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、アクセスポイントを介した無線LAN接続によって他装置とサービスを実行中に、接続するアクセスポイントが変更されたとしても、サービスの実行のために確立したセッションを継続することができる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、図4で説明した接続形態41から接続形態43への遷移における各通信装置の動作について説明する。即ち、カメラAと携帯電話BとがアクセスポイントCが構築する無線LANに接続している状態から、アクセスポイントを介さない直接通信に切り替わった際の、各装置の動作を説明する。カメラと携帯電話それぞれのハードウェア構成、ソフトウェア構成は第1の実施形態と同様のため説明を省略する。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。
図7は、図4の接続形態41から接続形態43への遷移における各通信装置の動作シーケンス図である。F701〜F705までの処理は、第1の実施形態のF501〜F505までの処理と同様である。F705でカメラAと携帯電話Bとの間のASPセッションが確立した後、サービスのための通信中あるいはサービス完了後などのタイミングで、無線LANの通信方法を切り替える条件が発生する。具体的には、アクセスポイントを介した無線LANの通信方法から、アクセスポイントを介さない無線LANの直接通信による通信方法へ切り替える条件が発生する。切り替える条件とは、例えば、カメラAのユーザがアクセスポイントの切り替え指示をカメラAに入力したことである。この場合、カメラAから携帯電話Bへ、無線LANのリンク切り替え指示のパケットが送付される(F706)。カメラAと携帯電話Bとで、無線LANリンクを切り替えることが決定した後、カメラAおよび携帯電話Bは、F705でASPセッションを確立した際に共有した各種情報を、記憶部103に記憶する。F707〜F710の処理は、F507〜F510の処理と同様である。
カメラAと携帯電話BとがアクセスポイントCから切断された後、カメラAと携帯電話Bとは、アクセスポイントを介さずに無線LANによる直接通信を行う(F711)。その後、DHCPプロトコルによりカメラAおよび携帯電話Bは、IPアドレスを決定する(F712)。第1の実施形態と同様、IPアドレスの設定に関しては、DHCPプロトコル以外の方法を用いても構わない。また、F711およびF712については、Wi−Fi Direct規格に基づいた無線LANの直接通信であっても、IEEE802.11規格において規定されたアドホックモードを用いた直接通信であっても良い。無線LANリンクの確立およびIPアドレスの設定が、カメラAと携帯電話Bの間でASPセッションを再開する(F713)。ASPセッションの再開の具体例は、第1の実施形態で説明した通りである。これにより、カメラAおよび携帯電話Bの通信方法はアクセスポイント経由の通信方法から直接通信へと変更になったものの、ASPセッションおよび実行されるサービスは、通信方法の切り替えに影響なく継続することが可能となる。
図8は本実施形態におけるカメラAの動作を示すフローチャートである。図8の各ステップは、カメラAの制御部102が記憶部103に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。図8の例では、カメラAと携帯電話Bがアクセスポイント経由の通信方法を用いてASPセッションを確立後に、Wi−Fi Direct規格に基づく直接通信へ、通信方法を切り替える例を説明する。
S801〜S808までの処理はS601〜S608と同様のため、説明を省略する。但し、S805における無線LANリンク切り替え指示は、アクセスポイントを介した通信方法から、Wi−Fi Direct規格に基づく通信方法への切り替え指示である。カメラAは、アクセスポイントCから切断した後、Wi−Fi Direct規格に基づいて携帯電話Bと無線LAN接続する(S809)。Wi−Fi Direct規格では、どちらか一方がGOとして動作し、無線LANの構築、通信パラメータの提供、認証処理等を行う。また、他方の装置は、CLとして動作し、GOが構築した無線LANへの接続、通信パラメータの受信、被認証処理等を行う。S809では、カメラAと携帯電話Bとの間で、どちらの装置がGOとなるかCLとなるかを決定するための役割決定処理を行う。役割決定処理が完了すると、カメラAは、自身の決定した役割を判定する(S810)。
S810において、カメラAの役割がCLであると判定された場合は、カメラAは、DHCPプロトコルを用いて携帯電話BからIPアドレスを取得する(S811)。一方、ステップS810において、カメラAの役割がGOであると判定された場合は、自装置のIPアドレスを、S802においてアクセスポイントCから取得したIPアドレスに設定する。そしてカメラAは、携帯電話Bに配布するIPアドレスを、ステップS806において共有した携帯電話BのIPアドレスになるように設定を行う(S813)。その後、カメラAは、DHCPプロトコルを用いて携帯電話BにIPアドレスを配布するためにDHCPサーバ機能を起動する(S814)。S811又はS814の処理が完了すると、カメラAは携帯電話Bの間でASPセッションを再開する(S812)。ASPセッション再開とは、具体的には第1の実施形態にて説明した通りである。これにより、カメラAおよび携帯電話Bの通信方法はアクセスポイント経由の通信方法から直接通信へと変更になったものの、ASPセッションおよび実行されるサービスは、通信方法の切り替えに影響なく継続することが可能となる。
尚、第1の実施形態と同じく、S807においてASPセッションを一時停止した時点で、タイマーをスタートさせ、所定の制限時間内にS812のASPセッションの再開が完了しなかった場合には、ASPセッションを完全に終了するようにしてもよい。又は、所定の制限時間に代えて、ASPセッションの再開が失敗した場合にリトライする回数に制限を設けてもよい。ASPセッションの再開に所定回数失敗した場合に、ASPセッションを完全に終了するようにしてもよい。
更には、S808におけるアクセスポイントCからの切断後、タイマーをスタートさせ、所定の制限時間内にS809における携帯電話Bへの無線LAN接続が完了しなかった場合には、アクセスポイントCへ再度接続するようにしてもよい。そして、アクセスポイントCを介した無線LAN通信によりサービスを継続するようにしてもよい。
図8の例では、アクセスポイント経由の通信方法を用いてASPセッションを確立後に、Wi−Fi Direct規格に基づく直接通信へ通信方法を切り替える例を説明した。図9は、アクセスポイント経由の通信方法を用いてASPセッションを確立後に、Wi−Fi IBSS規格に基づく直接通信へ通信方法を切り替える場合における、カメラAの動作を示すフローチャートである。以下、図9を用いて説明する。
図9のS801〜S808までは、図8と同様のため説明を省略する。カメラA、アクセスポイントCから切断すると、Wi−Fi IBSS規格に基づいて携帯電話Bと無線LAN接続する(S901)。Wi−Fi IBSS規格では、どちらか一方がレジストラとして動作し、通信パラメータの提供を行う。そして、他方の装置はエンローリとして動作し、レジストラが提供する通信パラメータを受信する。S901では、カメラAと携帯電話Bとの間で、どちらの装置がレジストラとなるかエンローリとなるかを決定するための役割決定処理を行う。役割決定処理が完了すると、カメラAは、自身の決定した役割を判定する(S902)。S902において、カメラAの役割がエンローリであると判定された場合は、Wi−Fi IBSS規格に基づいたIPアドレッシングプロトコルによりカメラAは携帯電話BからIPアドレスを取得する(S903)。一方、S902において、カメラAの役割がレジストラであると判定された場合は、自装置のIPアドレスを、ステップS802においてアクセスポイントCから取得したIPアドレスに設定する。そしてカメラAは、携帯電話Bに配布するIPアドレスを、ステップS806において共有した携帯電話BのIPアドレスになるように設定を行う(S904)。その後、Wi−Fi IBSS規格に基づいたIPアドレッシングプロトコルによりカメラAは携帯電話BにIPアドレスを配布する(S905)。S903又はS905の処理が完了すると、カメラAは携帯電話Bの間でASPセッションを再開する(S812)。
以上のように本実施形態によれば、アクセスポイントを介した無線LAN接続によって他装置とサービスを実行中に、アクセスポイント経由の通信方法から直接通信へ変更しても、ASPセッションおよび実行されるサービスを継続することが可能となる。尚、直接通信からアクセスポイント経由の通信方法への切り替えにおいても、本実施形態は適用可能である。
[その他の実施形態]
上述の実施形態では、アクセスポイントを切り替える条件、又は、無線LANの通信方法を切り替える条件が、ユーザによる切り替え指示である例を説明した。これらの切り替えの条件は、ユーザ指示に限らず、通信装置が自動的に判定するようにしてもよい。例えば、カメラAの記憶部103に予め記憶されているアクセスポイントの情報を参照し、現在接続中のアクセスポイントよりも電波強度が強い場合に、自動的にアクセスポイントの切り替えを行うようにしてもよい。又は、アクセスポイントを介さずに携帯電話Bと直接通信できることが確認できた場合に、自動的に通信方法の切り替えを行うようにしてもよい。このとき、切り替えの要否をユーザに確認するための画面を表示部に表示してユーザの指示を得てから切り替えてもよいし、自動的に切り換えた旨をユーザに通知する画面を表示するようにしてもよい。又は、現在接続中のアクセスポイントとの電波強度の状況や通信速度の状況等を判断し、状況が悪化した場合に、自動的に他のアクセスポイントを検索し、電波強度のより強い(又は通信速度のより速い)アクセスポイントに切り替えるようにしてもよい。この場合も、切り替えの要否をユーザに確認するための画面を表示部に表示してユーザの指示を得てから切り替えてもよいし、自動的に切り換えた旨をユーザに通知する画面を表示するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、IEEE802.11規格に準拠した無線LANを例に説明したが、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。特に、アクセスポイントを介さない直接通信において、Blutooth等の他の無線通信方法を用いてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
102 制御部
103 記憶部
104 無線部
105 表示部
106 撮影部

Claims (13)

  1. 通信装置であって、
    アクセスポイントと無線接続する第1の接続手段と、
    前記通信装置と他の通信装置との間でサービスを実行するために、前記アクセスポイントによって割り当てられた第1のアドレスを用いて、前記第1の接続手段によって無線接続された前記アクセスポイントを介して前記他の通信装置との間でセッションを確立する第1の確立手段と、
    前記第1の確立手段によって前記他の通信装置との間でセッションを確立した後、前記アクセスポイントを介した通信方法から前記他の通信装置と直接無線通信する通信方法へ切り替える条件が発生したことを検知する検知手段と、
    前記アクセスポイントによって前記通信装置に割り当てられた前記第1のアドレスと前記アクセスポイントによって前記他の通信装置に割り当てられた第2のアドレスとを記憶する記憶手段と、
    前記検知手段による検知に応じて、前記アクセスポイントとの無線接続を切断する切断手段と、
    前記切断手段による切断の後、前記他の通信装置と無線接続する第2の接続手段と、
    前記第2の接続手段による前記他の通信装置との無線接続において、前記通信装置が無線ネットワークを構築する役割である場合、前記記憶手段によって記憶された前記第1のアドレスを自装置のアドレスとして用い、前記記憶手段によって記憶された第2のアドレスを前記他の通信装置に割り当てることによって前記他の通信装置との間でセッションを確立する第2の確立手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記記憶手段は、前記サービスの識別情報、前記セッションの識別情報、前記セッションの状態情報を更に記憶し、
    前記第2の確立手段は、前記記憶手段によって記憶された前記サービスの識別情報、前記セッションの識別情報、前記セッションの状態情報を用いて、前記他の通信装置との間でセッションを確立することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記検知手段によって検知される条件は、ユーザによって入力される切り替え指示であることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記検知手段によって検知される条件は、前記通信装置と前記アクセスポイントとの間の電波強度の状況又は通信速度の状況に基づくことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  5. 所定の時間又は所定の回数、前記第2の接続手段による接続ができなかった場合に、前記第1の接続手段は、再度前記アクセスポイントと接続することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の通信装置。
  6. 前記第1の接続手段及び前記第2の接続手段は、IEEE802.11規格に準拠した無線LANによる接続を行うことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の通信装置。
  7. 前記第2の接続手段は、前記他の通信装置との間でWi−Fi Direct規格に従った接続を行うことを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  8. 前記アドレスはIPアドレスであることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の通信装置。
  9. 前記サービスは、印刷サービス、画像表示サービス、ファイル転送サービス、ビデオストリーミングサービスの何れかであることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の通信装置。
  10. 前記第2の接続手段による前記他の通信装置との無線接続において、前記通信装置が、構築された無線ネットワークに参加する役割である場合、前記第2の確立手段は、前記他の通信装置によって割り当てられたアドレスを用いて前記他の通信装置との間でセッションを確立することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の通信装置。
  11. 前記第2の接続手段は、前記他の通信装置との間で、無線ネットワークを構築する役割となるか参加する役割となるかを決定するための役割決定処理を行って、無線接続することを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の通信装置。
  12. 第1の通信装置とアクセスポイントとを無線接続する第1の接続ステップと、
    前記第1の通信装置と第2の通信装置との間でサービスを実行するために、前記アクセスポイントによって前記第1の通信装置に割り当てられた第1のアドレスと前記第2の通信装置に割り当てられた第2のアドレスとを用いて、前記アクセスポイントを介して前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間でセッションを確立する第1の確立ステップと、
    前記第1の確立ステップによってセッションを確立した後、前記アクセスポイントを介した通信方法から前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが直接無線通信する通信方法へ切り替える条件が発生したことを検知する検知ステップと、
    前記第1のアドレスと前記第2のアドレスとを記憶部へ記憶する記憶ステップと、
    前記検知ステップによる検知に応じて、前記アクセスポイントとの無線接続を切断する切断ステップと、
    前記切断ステップによる切断の後、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とを無線接続する第2の接続ステップと、
    前記第2の接続ステップによる前記他の通信装置との無線接続において、前記第1の通信装置が無線ネットワークを構築する役割である場合、前記記憶部に記憶された前記第1のアドレスを前記第1の通信装置のアドレスとして用い、前記第2のアドレスを前記第2の通信装置に割り当てることによって、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間でセッションを確立する第2の確立ステップと、
    を有することを特徴とする通信方法。
  13. 請求項1乃至11の何れか一項に記載の通信装置としてコンピュータを動作させるためのプログラム。
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