JP6745763B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6745763B2
JP6745763B2 JP2017119140A JP2017119140A JP6745763B2 JP 6745763 B2 JP6745763 B2 JP 6745763B2 JP 2017119140 A JP2017119140 A JP 2017119140A JP 2017119140 A JP2017119140 A JP 2017119140A JP 6745763 B2 JP6745763 B2 JP 6745763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heading
display screen
displayed
section
row direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017119140A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019003516A (ja
Inventor
高哉 福満
高哉 福満
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Body R&D Co Ltd
Original Assignee
Toyota Body R&D Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Body R&D Co Ltd filed Critical Toyota Body R&D Co Ltd
Priority to JP2017119140A priority Critical patent/JP6745763B2/ja
Publication of JP2019003516A publication Critical patent/JP2019003516A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6745763B2 publication Critical patent/JP6745763B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、コンピュータを使用して情報処理を行う情報処理装置において、スクロール操作にともなって情報一覧表のヘッド見出し部情報を表示画面内に常時留めておくことが可能な情報処理装置に関する。
一般にコンピュータやネットワークを使用して情報を処理する情報処理装置において、データの管理、検索、分析、表計算などに、行と列からなる情報一覧表が通常用いられる。情報一覧表のヘッダ部には、項目毎にタイトルが表示された見出し部が設けられている。コンピュータ操作者がコンピュータからモニター画面に情報一覧表を呼び出すと、通常、表示画面の右端と下端にスクロールバーが表示され、右端のスクロールバーを縦方向に操作すると、情報一覧表全体が縦方向にスクロールされ、下端のスクロールバーを横方向に操作すると、情報一覧表全体が横方向にスクロールされ、これにより、情報一覧表のうち、モニター画面に収まりきらない情報を画面に表示させることができる。
しかしながら、情報一覧表を上に向けて縦方向にスクロールすると、ヘッダ部の見出し部が表示画面から外れてしまうため、コンピュータ操作者は何の項目のデータかわからなくなってしまう。そのため、コンピュータ操作者は見出し部の項目毎のタイトルを記憶しておくか、見出し部を表示するために再度スクロール操作する手間が増えてしまうことになる。
従来より、行と列からなる表の見出し項目を固定して情報項目だけをスクロール可能とした技術(特許文献1)が知られている。同技術によると、画面の固定表示領域に見出し項目を常に表示させることができる。
特開2003−131782号公報
しかし、上記特許文献1の技術は、見出し項目のための固定表示領域を画面に常に確保しなければならず、その他の項目を表示させる領域が狭くなってしまう。例えば、見出し項目が画面の中段以下に留まって表示されるときは画面の上段に他の項目(例えば検索項目設定枠)を並行して表示させるほうが、コンピュータ操作者にとって使い勝手がよく、作業も進めやすい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、スクロール操作時に情報一覧表のヘッダ見出し部が表示画面から外れようとするときに、ヘッダ見出し部の情報を表示画面内に常時表示することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、
表示画面の上部に情報処理の条件を設定する設定枠と表示画面の下部に当該情報処理の実行結果を表示する表示枠が設けられるとともに、上部の設定枠は、表示画面の右端に設けられたスクロールバーの操作による行方向のスクロールにより表示画面から非表示可能とされ、
前記情報処理の実行結果として、下部の表示枠に、項目見出し枠が並ぶヘッダ見出し部と項目見出し毎に情報枠が並ぶ情報欄を含んで行と列からなる情報一覧表を表示するとともに、当該情報一覧表は、行方向または列方向のスクロールにより表示画面に表示されていない非表示部分を表示画面に表示させることが可能な情報処理装置において、
前記情報一覧表は、表示画面の右端に設けられた前記スクロールバーの操作により行方向のスクロールが、表示画面の下端に設けられたスクロールバーの操作により列方向のスクロールがそれぞれ行われ、
情報処理および出力表示の実行後、前記ヘッダ見出し部の領域をすべて指定して当該ヘッダ見出し部の座標基準点、各項目の見出しの枠の幅・長さ、各項目見出しの座標基準点を含む属性情報を複製する複製手段と、
表示画面に表示されている情報一覧表について、表示画面の最上部の座標原点からスクロール前のヘッダ見出し部の座標基準点までの行方向の距離を演算する演算手段と、
表示画面に表示されている情報一覧表について、表示画面の右端に設けられた前記スクロールバーの移動量から、スクロール前後の行方向のスクロール量を取得するスクロール量取得手段と、
行方向について演算された距離と、行方向について取得されたスクロール量を比較する比較手段と、
行方向について取得されたスクロール量が、行方向について演算された距離以上となったとき、複製手段により複製された属性情報から生成される代替見出し部を、表示画面に表示されているスクロール後の情報一覧表の上に重ねて表示する表示手段と、
表示画面に前記代替見出し部を表示するにあたり、表示画面の最上部の座標原点を基準として、当該代替見出し部の表示位置を表示画面の最上部に指定し、代替見出し部を表示画面の最上部に固定表示可能とする指定手段を備える、
ことを第1の特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、
行方向について取得されたスクロール量が、行方向について演算された距離を超えた後であって、表示画面の右端に設けられた前記スクロールバーの操作による情報一覧表の行方向のスクロールの戻りにより、当該距離と等しくなったとき、表示画面の最上部に固定表示されていた代替見出し部を削除する削除手段を備えることを第2の特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、
複製手段に代えて、前記ヘッダ見出し部と同一の属性情報を備える代替見出し部を生成する代替見出し部生成手段を備え、
行方向について取得されたスクロール量が、行方向について演算された距離以上となったとき、表示手段が、代替見出し部生成手段により生成された代替見出し部を、表示画面に表示されているスクロール後の情報一覧表の上に重ねて表示することを第4の特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、スクロール操作時に情報一覧表のヘッダ見出し部が表示装置の表示画面から外れるときでも、ヘッダ見出し部の情報を、複製しあるいは予め作成等しておくことにより代替し、代替した見出し部を、表示画面の例えば最上部あるいは左端部に固定表示することができ、これにより、設計者などのコンピュータ操作者が、見出し部の項目毎のタイトルを記憶する面倒や、見出し部を再表示するために再度スクロール操作をする手間が不要となり、設計などの作業を効率よく進めることができるという効果を奏する。
また、複製等により代替した見出し部は、表示画面の一部に常時固定表示されず、元々の情報一覧表の見出し部が表示画面に収まっている場合は、表示画面に表示されず、他の項目(例えば検索項目枠)を並行して表示させることができ、これらの作業を並行して行え、これによっても作業を効率よく進められるという効果を奏する。
情報処理装置のシステム全体構成図、 表示装置の表示画面のウインドウに情報一覧表が表示されている例、 ウインドウの座標原点とヘッダ見出し部の座標基準点との間の行方向の距離を示す図、 ウインドウのスクロールバーを下向きに移動させている様子を示す図、 ウインドウの最上部に複製見出し部が固定表示されている様子を示す図、 ウインドウの最上部に複製見出し部が固定表示されている状態が維持されている様子を示す図、 ウインドウのスクロールバーを上向きに反転移動させている様子を示す図、 情報処理装置の処理手順を示すフロー図、 情報処理装置の処理手順を示すフロー図である。
本発明を実施するための一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1において、符号Sは本発明に係る情報処理装置を示している。
まず、情報処理装置Sについて説明すると、本実施形態において、情報処理装置Sは、例えば車両設計などの情報処理に使用されるもので、図1に示すように、情報処理装置本体(コンピュータ)100と入力装置200と表示装置300を備え、これらは通信回線101で結ばれている。また、情報処理本体100はデータベース400と通信回線101で結ばれている。
情報処理装置本体100は、入力装置200からの操作により、データベース400にアクセスしてデータを記憶部(メモリー)に読み込み、情報処理を実行して、図2に示すように、情報処理の結果を表示装置300の表示画面301に表示させることができ、さらに、同図に示すように、ウインドウWの右端のスクロールバー1および下端のスクロールバー1の操作により、ウインドウW内に表示された情報一覧表10を行方向(図の上下方向)または列方向(図の水平方向)にスクロールし、ウインドウW内に表示されていない情報一覧表10の非表示部分10aを表示させることができる。
図2に例示されるウインドウWについて補足説明すると、ウインドウWの上部には情報処理の条件を設定する設定枠Wが設けられ、下部には実行結果を表示する表示枠Wが設けられ、同表示枠Wに実行結果としての情報一覧表10が表示されている。同情報一覧表10は、図2に示すように、先頭行に、複数の項目見出しTが列方向に並ぶヘッダ見出し部11が設けられている。先頭行のヘッダ見出し部11の下には、各項目見出しTに対応して、複数行に亘り列方向にデータDが並ぶデータ欄12が設けられている。なお、設定枠Wには、検索条件や入力条件を設定する入力欄が設けられている。
情報処理装置本体100は、図1に示すように、入出力部110と、記憶部(メモリー)112と、制御部114を備え、さらに、ウインドウW内の情報一覧表10に対するスクロール操作に対応して、見出し複製部116と、距離演算部118と、スクロール量取得部120と、比較部122と、代替見出し位置指定部124と、代替見出し表示部126と、代替見出し削除部128を備えている。各部の機能を以下に説明する。
見出し複製部116は、入力装置200の操作による情報処理および出力表示の実行後、表示装置300の表示画面301において、ウインドウW内に表示される情報一覧表10のうち、ヘッダ見出し部11の領域をすべて指定し、ヘッダ見出し部11の属性情報(ヘッダ見出し部の座標基準点(X座標,Y座標)、各項目見出しの枠の幅・長さ、各項目見出しの座標基準点(X座標,Y座標)、枠線の種類・太さ、各項目見出しの文字・色など)を複製する。ここで、ヘッダ見出し部の座標基準点は、ウインドウWにおいてヘッダ見出し部11を特定位置に表示させる基準となる点で、例えばヘッダ見出し部11の枠における左上端の角の座標をヘッダ見出し部の座標基準点とする。各項目見出しの座標基準点は、ウインドウWにおいて各項目見出しTを特定位置に表示させる基準となる点で、例えば各項目見出しTの枠における左上端の角の座標を各項目見出しの座標基準点とする。複製されたヘッダ見出し部11の属性情報は記憶部112に保存される。複製されたヘッダ見出し部11の属性情報は、代替見出し部である複製見出し部21を生成するための情報となる。
距離演算部118は、図3に示すウインドウWにおける座標原点Pから、ウインドウWに表示されている(スクロール開始前の)情報一覧表10のヘッダ見出し部11の座標基準点Pまでの距離(行方向距離)dを演算する。演算された座標原点P〜座標基準点P間の距離dは記憶部112に保存される。例えば、ウインドウWにおける座標原点(X座標,Y座標)Pが(0,0)であり、ウインドウWに表示されているヘッダ見出し部11の座標基準点(X座標,Y座標)Pが(0,250)(単位ピクセル)であるとき(下向きを正とする)、座標原点P〜座標基準点P間の距離dは250(単位ピクセル)と演算される。
スクロール量取得部120は、ウインドウWに表示されている情報一覧表10のスクロール量をスクロールバー1の移動量から取得する。例えば、上記の例で情報一覧表10におけるヘッダ見出し部11の座標基準点Pが(0,250)(単位ピクセル)であるとき、図4に示すように、ウインドウWの右端のスクロールバー1を下向きに所定量(200)(単位ピクセル)移動させたとき(情報一覧表10全体が上向きに所定量(200)(単位ピクセル)移動される)、情報一覧表10のスクロール量Sは200(単位ピクセル)となる。取得されたスクロール量Sは記憶部112に保存される。なお、情報一覧表10におけるヘッダ見出し部11の座標基準点Pの移動量を距離演算部118が演算し、これをスクロール量Sとして取得するようにしてもよい。
比較部122は、スクロール量取得部120で取得されたスクロール量Sと、距離演算部118で演算された、座標原点P〜ヘッダ見出し部11の座標基準点P間の距離dを比較し、比較結果に従い、異なる処理を実行させる。すなわち、図4に示すように、スクロール量S<距離dのとき(ヘッダ見出し部11がウインドウWの画面最上部に達しないとき)は、何もしない。スクロール操作により、スクロール量S<距離dの状態から、図5に示すように、スクロール量S=距離dとなるとき(ヘッダ見出し部11がウインドウWの画面最上部に達したとき)は、代替見出し位置指定部124と代替見出し表示部126の処理を実行する。
代替見出し位置指定部124は、比較部122の実行に従い、スクロール量S<距離dの状態から、スクロール量S=距離dとなるとき(ヘッダ見出し部11がウインドウWの画面最上部に達したとき)、記憶部112に保存されたヘッダ見出し部11の属性の複製情報から、ウインドウWの画面に、代替見出し部である複製見出し部21を表示させる位置を指定する。具体的には、複製見出し部21の座標基準点を、ウインドウWの座標原点P(0,0)に指定する。
代替見出し表示部126は、代替見出し位置指定部124の実行に従い、記憶部112に保存されたヘッダ見出し部11の属性の複製情報から、代替見出し部である複製見出し部21を生成し、生成した複製見出し部21を、指定された座標原点P(0,0)を、複製見出し部21の座標基準点として、図5に示すように、情報一覧表10の上に重ねて表示する。これにより、複製見出し部21がウインドウWの画面最上部に固定される。また、代替見出し表示部126は、前記のスクロール量S=距離dの状態から、図6に示すように、スクロール量S>距離dとなるとき(ヘッダ見出し部11がウインドウWの画面最上部を超えてウインドウWの枠外に外れるとき)は、複製見出し部21を情報一覧表10の上に重ねて表示させる状態を維持し、これにより、情報一覧表10をさらに上向きにスクロールするときも、複製見出し部21がウインドウWの画面最上部に固定された状態を維持する。
代替見出し削除部128は、スクロール量S>距離dの状態から、スクロールバー1を上向きに移動させて、情報一覧表10を下向きにスクロールし、図7に示すように、スクロール量S=距離dとなるとき(ウインドウWの枠外のヘッダ見出し部11がウインドウWの画面最上部に戻るとき)、情報一覧表10の上に重ねて表示されていた複製見出し部21の全体を削除する。具体的には、記憶部112から見出し部11の属性の複製情報を削除する。
なお、入出力部110は、情報処理装置本体100と入力装置200、表示装置300、データベース400との間でデータの入出力を行い、記憶部112は、情報処理に用いる各種情報、データ、プログラムなどを一時保存し、制御部114は、入出力部110〜代替見出し削除部128の各部の実行処理を制御する。
次に、上記情報処理装置Sの使用手順について、図8および図9のフロー図などを参照しながら説明する。なお、以下に具体的に記述する条件や設定値は、本発明の実施の形態を説明するための一例であって、本発明はこれに限定されない。
まず、予め、コンピュータ操作者が、入力装置200からの操作により、情報処理(例えばデータベースの検索処理)を行うプログラムソフトを記憶部112に読み込み、表示装置300の表示画面301に開かれたウインドウW上で、情報処理(検索処理)を実行し、ウインドウW上に実行結果としての情報一覧表10を表示させる。そして、表示された情報一覧表10に対し、本発明に係るヘッダ見出し部のみなし固定処理のためのプログラムを実行する(図8のステップS1)。同プログラムはウインドウWのメニューバーに実行ボタンを組み込んでよい。
コンピュータ操作者が、本発明に係るヘッダ見出し部のみなし固定処理のためのプログラムを実行すると、見出し複製部116が、ウインドウW内に表示される情報一覧表10のうち、ヘッダ見出し部11の領域をすべて指定し、ヘッダ見出し部11の属性情報を複製し、ヘッダ見出し部11の属性の複製情報を記憶部112に保存する(ステップS2)。次いで、距離演算部118が、ウインドウWにおける座標原点Pから、ウインドウWに表示されている(スクロール前の)情報一覧表10のヘッダ見出し部11(の座標基準点P)までの距離(行方向距離)dを演算し、演算した距離dデータを記憶部112に保存する(ステップS3)。
次いで、コンピュータ操作者が、図4に示すように、右端のスクロールバー1を下向きに移動させると、情報一覧表10のヘッダ見出し部11が上に移動し(ステップS4)、スクロール量取得部120が、情報一覧表10のスクロール量Sを取得し(ステップS5)、次いで、比較部122が、取得したスクロール量Sを、距離演算部118で演算された(スクロール前の)距離dと比較する(ステップS6)。ここで、ヘッダ見出し部11がウインドウWの画面内に収まっており、画面最上部に達していないとき(スクロール量S<距離dのとき)は、特に処理を行わず(ステップS7)、ヘッダ見出し部11がウインドウWの画面最上部に達するまで、ヘッダ見出し部11がデータ欄12と同様にスクロールされる。
次いで、コンピュータ操作者が、右端のスクロールバー1をさらに下向きに移動させ、図5に示すように、ヘッダ見出し部11がウインドウWの画面最上部に達すると(スクロール量S=距離d)、代替見出し位置指定部124が、記憶部112に保存された見出し部11の属性の複製情報から、ウインドウWに複製見出し部21を表示させる位置、すなわち、複製見出し部21の座標基準点を、ウインドウWの座標原点P(0,0)に指定する(ステップS8)。次いで、代替見出し表示部126が、記憶部112に保存されたヘッダ見出し部11の属性の複製情報から複製見出し部21を生成し、生成した複製見出し部21を、指定された座標原点P(0,0)を、複製見出し部21の座標基準点として、ウインドウWの画面最上部に、情報一覧表10の上に重ねて表示する(ステップS9)。これにより、ヘッダ見出し部11に代わり、複製見出し部21がウインドウWの画面最上部に固定表示される。
コンピュータ操作者が、右端のスクロールバー1をさらに下向きに移動させると、図6に示すように、情報一覧表10のヘッダ見出し部11はウインドウWの枠外へ外れて(ステップS10〜S11)画面から見えなくなるが、代替見出し表示部126が、ウインドウWの画面最上部に複製見出し部21を固定表示する状態を維持する(ステップS12)。ウインドウWの画面最上部に複製見出し部21が固定表示されるので、あたかもヘッダ見出し部11がウインドウWの画面最上部に固定表示されているように見え、コンピュータ操作者は、従来のように項目見出しを記憶したり、ヘッダ見出し部11を再表示させるために再度スクロールするような面倒な手間が不要となる。
コンピュータ操作者が、図7に示すように、右端のスクロールバー1を上向きに反転移動させ、情報一覧表10を下向きにスクロールさせると(図9のステップS13)、ウインドウWの枠外に外れていた情報一覧表10のヘッダ見出し部11が下向きに移動し、ウインドウWの画面最上部に戻る(スクロール量S=距離d)(ステップS14)と、代替見出し削除部128が、複製見出し部21の全体を削除する(ステップS15)。これにより、複製見出し部21の下に隠れていたヘッダ見出し部11が画面に表示され、通常の表示状態に戻る。
以上のように、本実施形態の情報処理装置Sによると、コンピュータ操作者がウインドウWの右端のスクロールバー1を下向きに移動させて情報一覧表10を上向きにスクロールさせることにより、情報一覧表10のヘッダ見出し部11がウインドウWの画面から外れる場合でも、ウインドウWの画面最上部に複製見出し部21を生成して固定表示させることができるので、コンピュータ操作者は、ウインドウWの画面最上部に固定表示された複製見出し部21の各項目見出しを確認しながら、データ欄12の確認やウインドウWの画面に表示されていないデータのスクロール表示を行うことができ、従来のように項目見出しを記憶したり、ヘッダ見出し部11を再表示させるために再度スクロールするような面倒な手間を省き、作業の効率性を向上させることができる。
また、複製見出し部21は常時ウインドウWの画面最上部に固定表示するわけではなく、ヘッダ見出し部11がウインドウWの画面内に収まるときは、複製見出し部21が表示されず(またいったん表示されても削除され)、ウインドウWの画面に表示される他のコンテンツや設定枠の使用の邪魔になることがない。
以上の実施形態は、情報一覧表10のヘッダ見出し部11が先頭行に設けられる場合について説明したが、本発明に係る情報処理装置Sは、特に図示はしないが、情報一覧表10のヘッダ見出し部11が先頭列に設けられる場合についても適用可能である。
この場合、ヘッダ見出し部11の枠における左上端の角の座標をヘッダ見出し部11の座標基準点Pとする点で上記実施形態と同様であり、距離演算部118は、ウインドウWにおける座標原点P(0,0)から、ウインドウWに表示されている(スクロール開始前の)情報一覧表10のヘッダ見出し部11の座標基準点Pまでの距離(列方向距離)dを演算する。また、スクロール量取得部120は、ウインドウWに表示されている情報一覧表10のスクロール量Sを下端のスクロールバー1の列方向への移動量から取得する。
さらに、比較部122は、スクロール量Sを距離dと比較し、ヘッダ見出し部11がウインドウWの画面左端部以上に達したかどうかを比較判断し、代替見出し位置指定部124は、複製見出し部21の座標基準点を、ウインドウWの座標原点P(0,0)に指定し、代替見出し表示部126は、生成した複製見出し部21を、指定された座標原点P(0,0)を、複製見出し部21の座標基準点として、情報一覧表10の上に重ねて表示する。また、代替見出し削除部128は、ウインドウWの画面から左外側に外れていたヘッダ見出し部11がウインドウWの画面左端部に戻るとき、情報一覧表10の上に重ねて表示されていた複製見出し部21の全体を削除する。
このようにして、情報一覧表10のヘッダ見出し部11が先頭列に設けられる場合についても、コンピュータ操作者は、ウインドウWの画面左端部に固定表示された複製見出し部21の各項目見出しを確認しながら、データ欄12の確認やウインドウWの画面に表示されていないデータのスクロール表示を行うことができ、従来のように項目見出しを記憶したり、ヘッダ見出し部11を再表示させるために再度スクロールするような面倒な手間を省き、作業の効率性を向上させることができる。
以上の実施形態では、ヘッダ見出し部11の属性情報を複製し、複製された属性情報から複製見出し部21を生成してウインドウWの画面最上部に固定表示するようにしたが、情報処理装置本体100に、代替見出し部生成部を設けて、予めヘッダ見出し部11と同一の属性情報を備える第2のヘッダ見出し部を代替見出し部として作成し、これを記憶部112に保存しておき、距離演算部118〜比較部122の実行により、上記の条件、すなわち、行方向については、行方向について取得されたスクロール量が、行方向について演算された距離以上となったとき、あるいは列方向については、列方向について取得されたスクロール量が、列方向について演算された距離以上となったとき、代替見出し位置指定部124が前記第2のヘッダ見出し部の表示位置をウインドウWの最上部または左端部に指定し、代替見出し表示部126が当該第2のヘッダ見出し部を、表示画面に表示されているスクロール後の情報一覧表の上に重ねて表示するようにしてよい。さらに、上記の条件、すなわちウインドウWの画面から外側に外れていたヘッダ見出し部11がウインドウWの画面枠内に戻るとき、制御部114が第2のヘッダ見出し部を非表示にするようにしてよい。
以上説明してきたように、本発明に係る情報処理装置と情報処理方法を用いることにより、スクロール操作により、情報一覧表のヘッダ見出し部が表示画面から外れる場合でも、ヘッダ見出し部を複製しあるいは予め作成等しておくことにより代替し、代替した見出し部を、表示画面の最上部や左端部に固定表示させることができ、コンピュータ操作者の作業の効率性を向上させることができる。
本発明は、コンピュータを使用して情報処理を行う情報処理装置および情報処理方法として利用可能である。
1 スクロールバー
10 情報一覧表
11 ヘッダ見出し部
12 データ欄
21 複製見出し部(代替見出し部)
100 情報処理装置本体
101 通信回線
110 入出力部
112 記憶部(メモリー)
114 制御部
116 見出し複製部(複製手段)
118 距離演算部(演算手段)
120 スクロール量取得部(スクロール量取得手段)
122 比較部(比較手段)
124 代替見出し位置指定部(指定手段)
126 代替見出し表示部(表示手段)
128 代替見出し削除部(削除手段)
200 入力装置
300 表示装置
301 表示画面
T 項目見出し
D データ
、d 距離
、S スクロール量
W ウインドウ
設定枠
表示枠

Claims (3)

  1. 表示画面の上部に情報処理の条件を設定する設定枠と表示画面の下部に当該情報処理の実行結果を表示する表示枠が設けられるとともに、上部の設定枠は、表示画面の右端に設けられたスクロールバーの操作による行方向のスクロールにより表示画面から非表示可能とされ、
    前記情報処理の実行結果として、下部の表示枠に、項目見出し枠が並ぶヘッダ見出し部と項目見出し毎に情報枠が並ぶ情報欄を含んで行と列からなる情報一覧表を表示するとともに、当該情報一覧表は、行方向または列方向のスクロールにより表示画面に表示されていない非表示部分を表示画面に表示させることが可能な情報処理装置において、
    前記情報一覧表は、表示画面の右端に設けられた前記スクロールバーの操作により行方向のスクロールが、表示画面の下端に設けられたスクロールバーの操作により列方向のスクロールがそれぞれ行われ、
    情報処理および出力表示の実行後、前記ヘッダ見出し部の領域をすべて指定して当該ヘッダ見出し部の座標基準点、各項目の見出しの枠の幅・長さ、各項目見出しの座標基準点を含む属性情報を複製する複製手段と、
    表示画面に表示されている情報一覧表について、表示画面の最上部の座標原点からスクロール前のヘッダ見出し部の座標基準点までの行方向の距離を演算する演算手段と、
    表示画面に表示されている情報一覧表について、表示画面の右端に設けられた前記スクロールバーの移動量から、スクロール前後の行方向のスクロール量を取得するスクロール量取得手段と、
    行方向について演算された距離と、行方向について取得されたスクロール量を比較する比較手段と、
    行方向について取得されたスクロール量が、行方向について演算された距離以上となったとき、複製手段により複製された属性情報から生成される代替見出し部を、表示画面に表示されているスクロール後の情報一覧表の上に重ねて表示する表示手段と、
    表示画面に前記代替見出し部を表示するにあたり、表示画面の最上部の座標原点を基準として、当該代替見出し部の表示位置を表示画面の最上部に指定し、代替見出し部を表示画面の最上部に固定表示可能とする指定手段を備える、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 行方向について取得されたスクロール量が、行方向について演算された距離を超えた後であって、表示画面の右端に設けられた前記スクロールバーの操作による情報一覧表の行方向のスクロールの戻りにより、当該距離と等しくなったとき、表示画面の最上部に固定表示されていた代替見出し部を削除する削除手段を備えることを特徴とする、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 複製手段に代えて、前記ヘッダ見出し部と同一の属性情報を備える代替見出し部を生成する代替見出し部生成手段を備え、
    行方向について取得されたスクロール量が、行方向について演算された距離以上となったとき、表示手段が、代替見出し部生成手段により生成された代替見出し部を、表示画面に表示されているスクロール後の情報一覧表の上に重ねて表示することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
JP2017119140A 2017-06-16 2017-06-16 情報処理装置および情報処理方法 Active JP6745763B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017119140A JP6745763B2 (ja) 2017-06-16 2017-06-16 情報処理装置および情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017119140A JP6745763B2 (ja) 2017-06-16 2017-06-16 情報処理装置および情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019003516A JP2019003516A (ja) 2019-01-10
JP6745763B2 true JP6745763B2 (ja) 2020-08-26

Family

ID=65006915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017119140A Active JP6745763B2 (ja) 2017-06-16 2017-06-16 情報処理装置および情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6745763B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001005444A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Casio Comput Co Ltd データ表示装置及び記憶媒体
JP2003131782A (ja) * 2001-10-24 2003-05-09 Sharp Corp 情報処理装置
DE602006012680D1 (de) * 2006-10-03 2010-04-15 Research In Motion Ltd System und Verfahren zum Blockieren von Spalten und Zeilen in einer UI-Tabelle
JP5022671B2 (ja) * 2006-10-30 2012-09-12 任天堂株式会社 情報処理プログラムおよび情報処理装置
US9223771B2 (en) * 2008-09-30 2015-12-29 Apple Inc. Locking spreadsheet cells
JP6096841B2 (ja) * 2015-06-29 2017-03-15 ヤフー株式会社 表示制御プログラム及び端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019003516A (ja) 2019-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9436385B2 (en) Invocation control over keyboard user interface
US20160132223A1 (en) Method and apparatus for dynamically resizing windows
US9325869B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and image processing program
JP5818172B2 (ja) 情報表示装置及び表示制御プログラム並びに表示制御方法
US10642471B2 (en) Dual timeline
JP4526940B2 (ja) 情報処理装置
JP2009230248A (ja) 評価表示システム、サーバ装置、評価表示方法及びプログラム
JP6253222B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム
JP6745763B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP4773671B2 (ja) ポインティングデバイスによる入力方法
JP6168406B2 (ja) オブジェクト操作システム及び制御プログラム並びに制御方法
JP2020184267A (ja) 3次元cad装置、及び3次元cadプログラム
JP6790785B2 (ja) ヒューマンインターフェースのデータ作成装置
JPH0456993A (ja) ウィンドウ生成装置
JP5512213B2 (ja) 参照表示システム、参照表示方法およびプログラム
JPH1115583A (ja) アイコン表示制御装置及びアイコン表示制御方法
JP7452553B2 (ja) 入力表示システム、補助情報表示方法、及びプログラム
JP2001117918A (ja) 文書編集処理装置
JP4698085B2 (ja) データマップ作成支援装置、データマップ作成支援方法、データマップ作成支援プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及びデータマップ作成支援プログラム。
JP2003108361A (ja) 表示処理装置、プログラムおよび媒体
JP4258823B2 (ja) 操作監視用表示装置
CN112306333A (zh) 一种数据填充的方法及装置
JPH08335157A (ja) スクロール制御装置および表示装置
JP2001067165A (ja) サブウィンドウの表示制御方法
JP2000207087A (ja) 表示図形選択方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200804

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6745763

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250