JP6742552B1 - 表示装置および公差吸収連結部品 - Google Patents

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Abstract

表示装置(100)の公差吸収連結部品(10)は、液晶パネル取付金具(4)の傾斜部に沿った傾斜を有して傾斜部の背面に接触した状態で後方から傾斜部にねじ止めされた第1連結部(11)と、第1連結部(11)から屈曲して延在するとともにシャーシ(5)の背面に接触した状態で後方からシャーシ(5)にねじ止めされ、またはフロントパネル(1)との間にシャーシ(5)を挟んだ状態でフロントパネル(1)にねじ止めされた第2連結部(12)と、を有する。第1連結部(11)は、傾斜部にねじ止めされるための第1貫通孔(13)を有する。第2連結部(12)は、シャーシ(5)またはフロントパネル(1)にねじ止めされるための第2貫通孔(14)を有する。

Description

本発明は、表示装置および公差吸収連結部品に関する。
従来、タッチパネルを備えた表示装置が広く用いられている。特許文献1には、タッチパネル及び表示ユニットを一体化して固定する第1の取り付け具と、第1の取り付け具の下端と連結して装置本体に取り付け固定するための第2の取り付け具と、を有する操作装置におけるタッチパネルの取り付け構造が開示されている。第1の取り付け具には、上下方向における取り付け高さ調整用の長穴が、第2の取り付け具との連結部に形成されている。また、装置本体には、前後方向における第2の取り付け具の取り付け位置調整用の長穴が、第2の取り付け具との連結部に形成されている。
特開平7−230567号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたタッチパネルの取り付け構造を組み立てる場合には、まず、表示ユニットとタッチパネルとが第1の取り付け具によって一体とされた一体構造体に、第2の取り付け具がねじにより仮止めされる。つぎに、第2の取り付け具が仮止めされた一体構造体を宙に浮かせた状態で、第2の取り付け具が、本体に対してねじにより仮止めされる。その後、第1の取り付け具の長穴におけるねじ止め位置の調整および仮止めと、装置本体の長穴におけるねじ止め位置の調整および仮止めとが個別に繰り返され、一体構造体と装置本体とが適切な位置関係に調整された後に、ねじが本締めされて固定される。
したがって、特許文献1に開示されたタッチパネルの取り付け構造では、第1の取り付け具の長穴におけるねじ止め位置の調整および仮止めと、装置本体の長穴におけるねじ止め位置の調整および仮止めとが個別に繰り返されるため、組み立て作業が複雑となり、作業時間が長くなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、容易に且つ短時間で組み立てが可能な表示装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる表示装置は、枠状のフロントパネルと、平板状を呈するとともにフロントパネルの開口部を塞ぐように背面の外周縁部がフロントパネルの前面に第1接着層によって固定されたタッチパネルと、平板状を呈するとともにフロントパネルに平行な状態で第2接着層によって前面がタッチパネルの背面に固定された液晶パネルと、フロントパネルの前面に垂直でありタッチパネルから液晶パネルに向かう方向を後方としたときに、平板状を呈するとともにフロントパネルに平行な状態で液晶パネルよりも後方に配置されたシャーシと、を備える。また、表示装置は、液晶パネルから後方に突出した状態で液晶パネルに固定されるとともに、後方に向かうにつれてシャーシの背面に対して傾斜した傾斜部をシャーシよりも後方に有した液晶パネル取付金具と、フロントパネルおよびシャーシのうち少なくとも一方と、液晶パネル取付金具と、を連結して固定する公差吸収連結部品と、を備える。公差吸収連結部品は、傾斜部に沿った傾斜を有して傾斜部の背面に接触した状態で後方から傾斜部にねじ止めされた第1連結部と、第1連結部から屈曲して延在するとともにシャーシの背面に接触した状態で後方からシャーシにねじ止めされ、または第1連結部から屈曲して延在するとともにシャーシの背面に接触してフロントパネルとの間にシャーシを挟んだ状態で後方からフロントパネルにねじ止めされた第2連結部と、を有する。第1連結部は、傾斜部にねじ止めされるための第1貫通孔を有する。第2連結部は、シャーシにねじ止めされるため、またはフロントパネルにねじ止めされるための第2貫通孔を有する。
本発明にかかる表示装置は、第1貫通孔を有する第1連結部と、第2貫通孔を有して第1連結部から屈曲する第2連結部を備える公差吸収連結部品により、フロントパネルおよびシャーシのうち少なくとも一方と、液晶パネル取付金具と、を連結して固定するため、容易に且つ短時間で組み立てが可能である、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる表示装置の概略構造を示す模式断面図 図1に示す表示装置の公差吸収連結部品の構造を示す側面図 図1に示す表示装置の公差吸収連結部品の構造を示す上面図 図1に示す表示装置の組み立てにおいて公差吸収連結部品の第1連結部と液晶パネル取付金具の第2取付金具部とを固定するねじのねじ締め方法、および公差吸収連結部品の第2連結部とシャーシとフロントパネルとを固定するねじのねじ締め方法を示す模式図 図1に示す表示装置の公差吸収連結部品における屈曲角度についての定性的評価をするための試験体の構造を示す図 図1に示す表示装置の公差吸収連結部品における屈曲角度についての評価試験の結果を示す図 図1に示す表示装置の公差吸収連結部品における屈曲角度についての評価試験の結果を示す図 図1に示す表示装置の組み立てに用いる自動ねじ締め装置に使用可能なユニバーサルジョイントの一例を示す模式図 図8に示すユニバーサルジョイントを2連結した場合のユニバーサルジョイントの首振り角度を説明する模式図 設計寸法どおりに作製された表示装置の斜視図 設計寸法どおりに作製された表示装置の正面図 図11におけるXII−XII断面図 図10からフロントパネルおよびタッチパネルを除いた状態を示す斜視図 図11からフロントパネルおよびタッチパネルを除いた状態を示す正面図 実施の形態1において液晶パネルとシャーシとの前後方向における距離が設計寸法どおりである場合の表示装置における液晶パネル、液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す天面図 図15における領域Bを拡大して示す図 実施の形態1において液晶パネルとシャーシとの前後方向における距離が設計寸法どおりである場合の表示装置における液晶パネル、液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す左側面図 実施の形態1において液晶パネルとシャーシとの前後方向における距離が設計寸法どおりである場合の表示装置における液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す背面図 図18における領域Cを拡大して示す図 図15の矢視Aにおける斜視図 図20における領域Dを拡大して示す図 実施の形態1において液晶パネルとシャーシとの前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合の表示装置における液晶パネル、液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す要部天面図 実施の形態1において液晶パネルとシャーシとの前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合の表示装置における液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す要部背面図 実施の形態1において液晶パネルとシャーシとの前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合の表示装置における液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す背面側の要部斜視図であり、図21に対応する図 実施の形態1において液晶パネルとシャーシとの前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合の表示装置における液晶パネル、液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す要部天面図 実施の形態1において液晶パネルとシャーシとの前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合の表示装置における液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す要部背面図 実施の形態1において液晶パネルとシャーシとの前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合の表示装置における液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す背面側の要部斜視図であり、図21に対応する図 実施の形態1においてフロントパネルとシャーシとの左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合の表示装置における液晶パネル、液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す要部天面図 実施の形態1においてフロントパネルとシャーシとの左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合の表示装置における液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す要部背面図 実施の形態1においてフロントパネルとシャーシとの左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合の表示装置における液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す背面側の要部斜視図であり、図21に対応する図 実施の形態1においてフロントパネルとシャーシとの左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合の表示装置における液晶パネル、液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す要部天面図 実施の形態1においてフロントパネルとシャーシとの左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合の表示装置における液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す要部背面図 実施の形態1においてフロントパネルとシャーシとの左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合の表示装置における液晶パネル取付金具、シャーシおよび公差吸収連結部品を示す背面側の要部斜視図であり、図21に対応する図 本発明の実施の形態1にかかる他の表示装置の概略構造を示す模式断面図であり、図1に対応する図 本発明の実施の形態1にかかる他の表示装置の概略構造を示す模式断面図であり、図1に対応する図
以下に、本発明の実施の形態にかかる表示装置および公差吸収連結部品を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる表示装置100の概略構造を示す模式断面図である。図2は、図1に示す表示装置100の公差吸収連結部品10の構造を示す側面図である。図3は、図1に示す表示装置100の公差吸収連結部品10の構造を示す上面図である。図4は、図1に示す表示装置100の組み立てにおいて公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22のねじ締め方法、および公差吸収連結部品10の第2連結部12とシャーシ5とフロントパネル1とを固定するねじ22のねじ締め方法を示す模式図である。本実施の形態1においては、図1における上下方向を表示装置100における前後方向とし、図1における左右方向を表示装置100における左右方向とし、図1における紙面の奥行き方向を表示装置100における上下方向とする。前後方向において、フロントパネル1が配置されている側を前方とし、シャーシ5が配置されている側を後方とする。後方は、フロントパネル1の前面である枠状部1aの前面1cに垂直でありタッチパネル2から液晶パネル3に向かう方向と換言できる。背面側は、前後方向における後方である。
本実施の形態1にかかる表示装置100は、フロントパネル1と、タッチパネル2と、液晶パネル3と、液晶パネル取付金具4と、シャーシ5と、公差吸収連結部品10と、を備える。
フロントパネル1は、開口部1eが形成された枠状を呈し、樹脂により構成されている。フロントパネル1は、四角形状を呈する枠状部1aと、枠状部1aから背面側に垂直に突出した突出部1bとを有する。フロントパネル1の前面である枠状部1aの前面1cには、第1接着層21aによってタッチパネル2の背面2aが接着固定されている。突出部1bの背面側の端面には、ねじ穴であるタップ穴1dが設けられている。
タッチパネル2は、平板状を呈し、フロントパネル1の開口部1eを前面側から塞ぐように、背面2aの外周縁部がフロントパネル1の枠状部1aの前面1cに第1接着層21aによって接着固定されている。
液晶パネル3は、平板状を呈するとともにフロントパネル1に平行な状態で、第2接着層21bによって前面3aがタッチパネル2の背面2aに接着固定されている。
液晶パネル取付金具4は、液晶パネル3から背面側に垂直に突出した状態で、ねじ22によって液晶パネル3の端面3bにねじ止めされている。液晶パネル取付金具4は、背面側に垂直に突出した状態で配置された第1取付金具部4aと、第1取付金具部4aの背面側の端部から傾斜して延在する第2取付金具部4bと、を有する。なお、液晶パネル取付金具4は、液晶パネル3において、端面3b以外の部位に取り付けられてもよい。
第2取付金具部4bは、後方に向かうにつれてシャーシ5の背面5bにおける内側に向かって傾斜した傾斜部であり、シャーシ5よりも背面側に配置されている。第2取付金具部4bには、ねじ孔であるタップ孔4cが設けられている。
シャーシ5は、平板状を呈し、タッチパネル2に平行な状態で液晶パネル3よりも背面側に配置されている。シャーシ5には、フロントパネル1のタップ穴1dに対応する位置に、ねじ孔である貫通孔5aが設けられている。貫通孔5aは、ねじ22が挿通できる寸法よりも大きい直径を有するように設けられている。これにより、シャーシ5は、貫通孔5aに挿通されるねじ22の位置が、左右方向において貫通孔5aの直径の範囲内で変位可能である。
公差吸収連結部品10は、シャーシ5の外形形状における対向する一対の辺に隣り合う外周縁部に向かい合った状態で、対で設けられている。向かい合った状態で設けられた一対の公差吸収連結部品10は、表示装置100における上下方向において同じ位置に、左右対称の状態で配置されている。公差吸収連結部品10は、第1連結部11と、第2連結部12と、を有する。公差吸収連結部品10は、図1から図3に示すように第1連結部11の端部から第2連結部12が屈曲して伸びる屈曲形状を有する。
第1連結部11は、液晶パネル取付金具4の傾斜部である第2取付金具部4bと固定されている。第1連結部11には、第2取付金具部4bのタップ孔4cに対応する位置に、液晶パネル取付金具4の傾斜部である第2取付金具部4bにねじ止めされるためのねじ止め用の長孔である第1貫通孔13が設けられている。第1貫通孔13は、長手方向が第1連結部11と第2連結部12とが並ぶ方向に延在する状態に設けられている。第1貫通孔13の大きさは、第1連結部11と第2連結部12とが並ぶ方向にねじ22のねじ部が可動とされて公差吸収連結部品10をねじ止め可能な大きさである。第1貫通孔13の短手方向の寸法は、第1貫通孔13に挿入されるねじ22のねじ部の直径よりも大きく、ねじ22の頭部の直径よりも小さい寸法とされる。
第1連結部11は、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bの背面4dに第1連結部11の前面11aが接触した状態で背面側からねじ22が挿通されて、ねじ22によって背面側から第2取付金具部4bにねじ止めされている。
第2連結部12は、液晶パネル取付金具4の傾斜部である第2取付金具部4bに沿った傾斜を有する第1連結部11の端部から屈曲して延在している。すなわち、公差吸収連結部品10は、前後方向に屈曲した屈曲形状を有する。第2連結部12は、シャーシ5およびフロントパネル1と固定されている。第2連結部12には、フロントパネル1のタップ穴1dに対応する位置に、フロントパネル1にねじ止めされるためのねじ止め用の長孔である第2貫通孔14が設けられている。第2貫通孔14は、後述するように、シャーシ5にねじ止めされるためのねじ止め用の長孔としても機能する。
第2貫通孔14は、長手方向が第1連結部11と第2連結部12とが並ぶ方向に延在する状態に設けられている。第2貫通孔14の大きさは、第1連結部11と第2連結部12とが並ぶ方向にねじ22のねじ部が可動とされて公差吸収連結部品10をねじ止め可能な大きさである。第2貫通孔14の短手方向の寸法は、第2貫通孔14に挿入されるねじ22のねじ部の直径よりも大きく、ねじ22の頭部の直径よりも小さい寸法とされる。第2連結部12は、シャーシ5の背面5bの外周縁部に第2連結部12の前面12aが接触し、第2連結部12とフロントパネル1の突出部1bとの間にシャーシ5の外周縁部が挟まれた状態で、ねじ22によって背面側からシャーシ5の外周縁部およびフロントパネル1の突出部1bにねじ止めされている。
公差吸収連結部品10は、第1連結部11が液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bにねじ止めされ、且つ第2連結部12がシャーシ5の外周縁部およびフロントパネル1の突出部1bにねじ止めされることによって、シャーシ5およびフロントパネル1と、液晶パネル取付金具4と、を連結して固定している。
公差吸収連結部品10は、公差吸収連結部品10が連結する各部品の外形寸法の寸法公差、または各部品の外形寸法の寸法公差が積み重なることによって生じる取付け寸法公差を吸収する寸法公差吸収部としての機能を有する。そして、公差吸収連結部品10を用いて連結された表示装置100は、構成部品の寸法公差を吸収する構造とされている。
公差吸収連結部品10は、第1連結部11にねじ孔として長孔である第1貫通孔13が設けられている。また、第2連結部12にねじ孔として長孔である第2貫通孔14が設けられている。これにより、公差吸収連結部品10は、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bと第1連結部11とを固定するねじ22を第1貫通孔13に挿入可能な範囲で、且つシャーシ5とフロントパネル1と第2連結部12とを固定するねじ22が第2貫通孔14に挿入可能な範囲で、設計位置から左右方向に位置をずらして固定することができる。
このため、表示装置100は、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法から変動してしまう場合に、公差吸収連結部品10の位置を設計位置から左右方向にずらした状態で、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bと公差吸収連結部品10の第1連結部11とをねじ22によって固定し、且つシャーシ5とフロントパネル1と公差吸収連結部品10の第2連結部12とをねじ22によって固定することができる。
これにより、表示装置100は、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離の変動の影響を公差吸収連結部品10で吸収して、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。すなわち、表示装置100は、フロントパネル1、タッチパネル2、液晶パネル3、液晶パネル取付金具4およびシャーシ5の各部品の寸法公差が積み上げられた積み上げ寸法公差を吸収して、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。
また、フロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が設計寸法から変動する場合には、左右方向において公差吸収連結部品10の位置を設計位置に配置した状態で、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bと公差吸収連結部品10の第1連結部11とをねじ22によって固定し、且つシャーシ5とフロントパネル1と公差吸収連結部品10の第2連結部12とをねじ22によって固定すればよい。第1連結部11の第1貫通孔13におけるねじ22の位置は、第1貫通孔13の長手方向において中央の位置となる。一方、第2連結部12の第2貫通孔14におけるねじ22の位置は、第2貫通孔14の長手方向において中央からシャーシ5の内部側の方向に、またはシャーシ5の外周側の方向にずれる。これにより、フロントパネル1とシャーシ5との寸法公差の変動の影響を公差吸収連結部品10で吸収して、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。
公差吸収連結部品10は、屈曲形状を有するとともに第1貫通孔13および第2貫通孔14を有することにより、表示装置100の部品の上下方向の積み上げ寸法公差による表示装置100の部品の位置ずれ、および表示装置100の部品の左右方向の寸法公差による表示装置100の部品の位置ずれを、左右方向の公差吸収連結部品10の位置ずれに変換して吸収することができる。
ここで、上記のように構成された表示装置100の組み立て方法について説明する。まず、タッチパネル2と液晶パネル3とが、第2接着層21bによって接着固定される。つぎに、液晶パネル取付金具4が、ねじ22によって液晶パネル3の端面3bにねじ止めされる。つぎに、フロントパネル1とタッチパネル2とが第1接着層21aによって接着固定される。つぎに、フロントパネル1とシャーシ5と公差吸収連結部品10の第2連結部12とが、ねじ22によってねじ止めされる。つぎに、液晶パネル取付金具4と公差吸収連結部品10の第1連結部11とが、ねじ22によってねじ止めされる。
公差吸収連結部品10は、第1連結部11と第2連結部12との屈曲角度が、120°から170°とされる。屈曲角度は、第1連結部11における背面11bと第2連結部12における背面12bとがなす角度であり、第1連結部11におけるねじ22が挿入される側の面と、第2連結部12におけるねじ22が挿入される側の面とがなす角度である。また、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bは、公差吸収連結部品10の屈曲角度に対応して、タッチパネル2に対して屈曲角度と同じ角度で傾斜して設けられる。これにより、図4に示すように、シャーシ5とフロントパネル1とを連結して固定する際に電動ドライバー30によりねじ22の締め付ける方向を、背面側からの縦締めの1方向のみとすることができる。
すなわち、公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22とのねじ締め、および公差吸収連結部品10の第2連結部12とシャーシ5とフロントパネル1とを固定するねじ22のねじ締めを、背面側からの縦締めの1方向のみで行うことができる。
背面側からの縦締めは、電動ドライバー30の持ち手を逆手握りで手に持って、電動ドライバー30を上方から降ろすようにして、ねじ22が垂直方向に近い方向で進むようにねじ22を締めるねじ締め方法を意味する。また、横締めは、電動ドライバー30の持ち手を順手握りで手に持って、電動ドライバー30を水平方向に近い方向に動かすようにして、ねじ22が水平方向に近い方向で進むようにねじ22を締めるねじ締め方法を意味する。ここでの逆手握りは、電動ドライバー30の持ち手の延在方向において、小指がねじ22に近くなる握り方を意味する。順手握りは、電動ドライバー30の持ち手の延在方向において、親指および人差し指がねじ22に近くなる握り方を意味する。なお、以下では、電動ドライバー30を単にドライバーと記す場合がある。
公差吸収連結部品10を用いることにより、シャーシ5とフロントパネル1とを連結して固定するねじ22の締め付けを電動ドライバー30を用いて手作業で行う場合、ねじ孔を見ながら電動ドライバー30でねじ22の締め付けが行われる。背面側からの縦締めでねじ22の締め付けを行う場合、表示装置100の組み立て途中の組み立て体の背面側を上側にして配置して、上側からねじ孔を見ながらねじ締めするため、作業がし易い。
一方、シャーシ5とフロントパネル1とを連結して固定する際に、背面側からの縦締めと左右方向からの横締めとが混在する場合、組み立て途中の組み立て体の背面側を上側にして配置して縦締めでねじ22の締め付けを行う他に、横方向からねじ孔をのぞき込みながら、且つ部品を手で固定しながらねじ締めしなければならないので、作業がし難い。ここでの横締めは、左右方向にねじを進行させてねじ止めをするねじ止めである。
また、横締めの作業をし易くするためには、背面側を上側にして配置して縦締めを行った組み立て途中の組み立て体の姿勢を変更する、電動ドライバー30の持ち手の向きを持ち替える、電動ドライバー30を別のドライバーに交換するといった作業が必要となる。したがって、シャーシ5とフロントパネル1とを連結して固定する際に、背面側からの縦締めと左右方向からの横締めとが混在する場合には、作業が複雑になり、また作業工数が増加する。
しかしながら、公差吸収連結部品10を用いることにより、組み立て途中の組み立て体の姿勢を変更することが不要であり、電動ドライバー30の持ち手の向きを持ち替える作業が不要であり、電動ドライバー30を別のドライバーに交換する作業を回避することができる。したがって、公差吸収連結部品10を用いることで、シャーシ5とフロントパネル1とを連結して固定する際の組み立て作業が容易になり、組み立て作業の作業工数を低減でき、容易に且つ短時間で表示装置100の組み立てが可能となる。
なお、上記においては、第2連結部12がシャーシ5の外周縁部およびフロントパネル1の突出部1bにねじ止めされる場合について示したが、第2連結部12がシャーシ5の外周縁部とねじ22によってねじ止めされ、シャーシ5の外周縁部とフロントパネル1の突出部1bとが他のねじ22によってねじ止めされた構成とすることも可能である。
ここで、公差吸収連結部品10における屈曲角度についての評価試験について説明する。図5は、図1に示す表示装置100の公差吸収連結部品10における屈曲角度についての定性的評価をするための試験体の構造を示す図である。図5においては、図1と同じ部材に同じ符号を付している。また、図5における方向は、図1の場合と同じである。
図6および図7は、図1に示す表示装置100の公差吸収連結部品10における屈曲角度についての評価試験の結果を示す図である。評価試験は、図6および図7に示すように公差吸収連結部品10における屈曲角度θを90°から180°まで変化させて、人が電動ドライバー30を持ってねじ22をねじ締めし、電動ドライバー30がどのような持ち手である場合にねじ締め作業がしやすいかを評価した。屈曲角度θが90°の場合は、第2連結部12が、第1連結部11に対して直角に屈曲した場合である。この場合、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bが、第1取付金具部4aと平行となっている。
図6および図7における「垂直方向の持ち手」は、上述した逆手握りで電動ドライバー30の持ち手を手に持った状態で、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bと公差吸収連結部品10の第1連結部11とを固定するねじ22をねじ締めする場合を示している。垂直方向は、上下方向と同じ方向である。図6および図7における「水平方向の持ち手」は、上述した順手握りで電動ドライバー30の持ち手を手に持った状態で、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bと公差吸収連結部品10の第1連結部11とを固定するねじ22をねじ締めする場合を示している。
評価試験の結果、図6および図7に示すように、「垂直に下ろしてねじ22を締めるドライバーの持ち手であれば締めやすい」との評価が得られた「締めやすさの許容範囲内の屈曲角度」は120°から180°の範囲の角度となった。しかしながら、屈曲角度が180°の場合も「垂直に下ろしてねじ22を締めるドライバーの持ち手であれば締めやすい」との評価が得られたが、屈曲角度が180°の場合には、上述した表示装置100の部品の積み上げ寸法公差を吸収する機能が得られない。したがって、公差吸収連結部品10の屈曲角度は、120°から170°とされる。
また、表示装置100の組み立て途中の組み立て体の背面側を上側にして配置した状態で、シャーシ5とフロントパネル1とを連結して固定するねじ22の締め付けを自動ねじ締め装置を用いて自動で行う場合には、縦締め用にのみ電動ドライバー30を配置すればよい。したがって、組み立て装置の構造を簡単にすることができ、自動ねじ締め装置のコストを安価に抑えることができる。
また、一般的な多関節ロボットアームは、X軸、Y軸、Z軸、ピッチ軸、ロール軸、ヨー軸の6軸において動作可能である。多関節ロボットを使用すれば、より広い範囲の角度において自動でねじ締めが可能な自動ねじ締め装置を実現することが可能である。
また、表示装置100の組み立て途中の組み立て体の背面側を上側にして配置した状態で、シャーシ5とフロントパネル1とを連結して固定するねじ22の締め付けを自動ねじ締め装置を用いて自動で行う場合には、ユニバーサルジョイントを用いることができる。図8は、図1に示す表示装置100の組み立てに用いる自動ねじ締め装置に使用可能なユニバーサルジョイント40の一例を示す模式図である。
図8に示されるユニバーサルジョイント40は、自動ねじ締め装置の本体側に接続される第1部41と、先端にドライバーのビットが装着される第2部43と、第1部41と第2部43とを接続するジョイント部42と、を有する。第1部41は、長手方向が表示装置100の前後方向と同じ方向で配置される。ユニバーサルジョイント40は、片側について30°の首振りが可能とされている。ユニバーサルジョイント40を用いることにより、屈曲角度が150°である公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22のねじ締めが可能である。
ピッチ軸、ロール軸、ヨー軸の代わりとなるユニバーサルジョイント40を用いることにより、一般的な多関節ロボットアームよりも安価に、高性能な自動ねじ締め装置が実現できる。
このようなユニバーサルジョイント40にドライバーのビットを装着することにより、公差吸収連結部品10における第2連結部12とシャーシ5とフロントパネル1とを固定するねじ22のねじ締め、および公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22のねじ締めを、自動連続で行うことができる。
図9は、図8に示すユニバーサルジョイント40を2連結した場合のユニバーサルジョイント50の首振り角度を説明する模式図である。図9に示すユニバーサルジョイント50は、第1部41と、第2部43と、第3部45と、第1部41と第2部43とを接続するジョイント部42と、第2部43と第3部45とを接続するジョイント部44と、を有する。ユニバーサルジョイント50では、第3部45の先端にドライバーのビットが装着される。第3部45は、ジョイント部44を介して、片側について30°の首振りが可能とされている。これにより、ユニバーサルジョイント50は、全体として60°の首振りが可能とされている。
ユニバーサルジョイント50を用いることにより、屈曲角度が120°である公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22のねじ締めが可能である。
表示装置100の部品の積み上げ寸法公差を吸収して液晶パネル3とシャーシ5とを固定することにより、液晶パネル3とシャーシ5とを直接連結して固定した場合に比べて、液晶パネル3とシャーシ5とを含む表示装置100の部品の位置ずれを低減することができ、表示装置100の各部品間の相対的な位置関係の位置ずれを低減することができる。これにより、表示装置100の各部品に掛かる歪みを低減でき、部品に掛かる歪みに起因した不良および長期信頼性の低下を抑制できる。
また、表示装置100の各部品に掛かる歪みの低減により、タッチパネル2を背面側から無理矢理曲げるように押す力またはタッチパネル2を無理矢理曲げるように背面側に引く力が小さくなるため、タッチパネル2と液晶パネル3とを接着固定している第2接着層21bに使用している接着剤を引き剥がす力、およびタッチパネル2とフロントパネル1とを接着固定している第1接着層21aに使用している接着剤を引き剥がす力が小さくなる。
これにより、第2接着層21bがタッチパネル2と液晶パネル3との少なくとも一方から引き剥がされる、第2接着層21bがタッチパネル2と液晶パネル3との少なくとも一方から引き剥がされることによって第2接着層21bに気泡が入る、といった破損を回避できる。第2接着層21bに気泡が入った場合には、ユーザが表示装置100の液晶パネル3を見た場合に、表示画像に気泡が映り込む表示不良となる。
また、第2接着層21bがタッチパネル2から引き剥がされることによってタッチパネル2がフロントパネル1から脱落するといった破損を回避できる。また、第1接着層21aがタッチパネル2から引き剥がされることによってタッチパネル2がフロントパネル1から脱落するといった破損を回避できる。
また、表示装置100の部品の位置ずれを低減することにより、各部品に設けられたねじ止め用のねじ穴およびねじ孔のうち少なくとも一方の位置ずれによる組み立てのやり直しを回避できる。
また、公差吸収連結部品10は、金属により構成されている。これにより、公差吸収連結部品10は、液晶パネル3の外部から液晶パネル3に受けるノイズ、および液晶パネル3が発するノイズを電気的にグランド接続可能で、表示装置100の耐ノイズが向上する。すなわち、表示装置100では、液晶パネル3から、金属製の液晶パネル取付金具4、金属製の公差吸収連結部品10および金属製のシャーシ5を介して樹脂製のフロントパネル1に電気が流れ、フロントパネル1がアースの役割を果たす。
そして、公差吸収連結部品10は、表示装置100を組み立てる際のねじ止めにおける部品の位置調整用の2つの長孔が公差吸収連結部品10にのみ設けられている。このため、仮止めを行うことなくフロントパネル1とシャーシ5と液晶パネル取付金具4とに対する位置合わせを1回行ってねじ22によるねじ止めを行うだけで、フロントパネル1とシャーシ5と液晶パネル取付金具4とに対する適当な位置に公差吸収連結部品10を位置合わせすることができる。これにより、表示装置100では、短い作業時間で容易に、フロントパネル1と液晶パネル取付金具4とを連結することができる。
つぎに、表示装置100の公差吸収連結部品10が部品の積み上げ寸法公差を吸収する機能について具体的に説明する。まず、表示装置100を構成するフロントパネル1、タッチパネル2、液晶パネル3、液晶パネル取付金具4およびシャーシ5の各部品が、設計寸法で作製されている場合について説明する。図10から図12は、構成する各部品が設計寸法で作製されて、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法どおりである場合の表示装置100を示す図である。
図10は、本実施の形態1において設計寸法どおりに作製された表示装置100の斜視図である。図11は、本実施の形態1において設計寸法どおりに作製された表示装置100の正面図である。図12は、図11におけるXII−XII断面図である。
図13から図21は、構成する各部品が設計寸法で作製されている場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す図である。すなわち、図13から図21は、構成する各部品が設計寸法で作製されている場合の表示装置100においてフロントパネル1およびタッチパネル2を除いた状態を示している。
図13は、図10からフロントパネル1およびタッチパネル2を除いた状態を示す斜視図である。図14は、図11からフロントパネル1およびタッチパネル2を除いた状態を示す正面図である。図15は、本実施の形態1において液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法どおりである場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す天面図である。図16は、図15における領域Bを拡大して示す図である。図17は、本実施の形態1において液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法どおりである場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す左側面図である。図18は、本実施の形態1において液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法どおりである場合の表示装置100における液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す背面図である。図19は、図18における領域Cを拡大して示す図である。図20は、図15の矢視Aにおける斜視図である。図21は、図20における領域Dを拡大して示す図である。
表示装置100を構成する各部品が設計寸法で作製されている場合、表示装置100の部品の上下方向の積み上げ寸法公差による表示装置100の部品の位置ずれ、および表示装置100の部品の左右方向の積み上げ寸法公差による表示装置100の部品の位置ずれは発生しない。この場合、第1連結部11の第1貫通孔13におけるねじ22の位置は、図17から図21に示すように、第1貫通孔13の長手方向において中央の位置となる。また、第2連結部12の第2貫通孔14におけるねじ22の位置は、図17から図21に示すように、第2貫通孔14の長手方向において中央の位置となる。
つぎに、表示装置100において、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法から変動する場合について説明する。液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法から変動する場合には、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合、および液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法より長くなる場合がある。
液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合は、液晶パネル3とシャーシ5とが設計よりも近づく場合である。液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合には、以下のような3つのパターンがある。
第1のパターンは、タッチパネル2と液晶パネル3とが第2接着層21bによって接着固定されて一体化された一体構造体の厚み、すなわち前後方向における一体構造体の寸法が、第2接着層21bの寸法公差および液晶パネル3の寸法公差のうち少なくとも1つに起因して、設計寸法よりも厚くなっている場合である。
第2のパターンは、フロントパネル1とシャーシ5とが結合された状態の厚み、すなわち前後方向におけるフロントパネル1とシャーシ5とが結合された状態の寸法が、フロントパネル1の寸法公差に起因して、設計寸法よりも薄くなっている場合である。
そして、第3のパターンは、上述した第1のパターンと第2のパターンとの両方の状態が生じている場合である。
すなわち、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合は、第2接着層21bの寸法公差と、液晶パネル3の寸法公差と、フロントパネル1の寸法公差と、のうち少なくとも1つに起因して生じる。
図22から図24は、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す図である。すなわち、図22から図24は、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合の表示装置100においてフロントパネル1およびタッチパネル2を除いた状態を示している。
図22は、本実施の形態1において液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す要部天面図である。図23は、本実施の形態1において液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合の表示装置100における液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す要部背面図である。図24は、本実施の形態1において液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合の表示装置100における液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す背面側の要部斜視図であり、図21に対応する図である。
このように液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合には、図22から図24に示すように、左右方向において公差吸収連結部品10の位置を設計位置からシャーシ5の外周側の方向にずらした状態で、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bと公差吸収連結部品10の第1連結部11とをねじ22によって固定し、且つシャーシ5とフロントパネル1と公差吸収連結部品10の第2連結部12とをねじ22によって固定すればよい。
この場合、第1連結部11の第1貫通孔13におけるねじ22の位置は、第1貫通孔13の長手方向において中央からシャーシ5の内部側の方向にずれている。また、第2連結部12の第2貫通孔14におけるねじ22の位置は、第2貫通孔14の長手方向において中央からシャーシ5の内部側の方向にずれている。
上記のように、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも短くなる場合においても、左右方向において公差吸収連結部品10の位置を設計位置からシャーシ5の外周側の方向にずらすことで、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離の変動の影響を公差吸収連結部品10で吸収して、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。これにより、第2接着層21bがタッチパネル2と液晶パネル3との少なくとも一方から引き剥がされることによって第2接着層21bに気泡が入るといった破損を回避できる。
液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合には、以下のような3つのパターンがある。
第4のパターンは、タッチパネル2と液晶パネル3とが第2接着層21bによって接着固定されて一体化された一体構造体の厚み、すなわち前後方向における一体構造体の寸法が、第2接着層21bの寸法公差および液晶パネル3の寸法公差のうち少なくとも1つに起因して、設計寸法よりも薄くなっている場合である。
第5のパターンは、フロントパネル1とシャーシ5とが結合された状態の厚み、すなわち前後方向におけるフロントパネル1とシャーシ5とが結合された状態の寸法が、フロントパネル1の寸法公差に起因して、設計寸法よりも厚くなっている場合である。
そして、第6のパターンは、上述した第4のパターンと第5のパターンとの両方の状態が生じている場合である。
すなわち、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合は、第2接着層21bの寸法公差と、液晶パネル3の寸法公差と、フロントパネル1の寸法公差と、のうち少なくとも1つに起因して生じる。
図25から図27は、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す図である。すなわち、図25から図27は、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合の表示装置100においてフロントパネル1およびタッチパネル2を除いた状態を示している。
図25は、本実施の形態1において液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す要部天面図である。図26は、本実施の形態1において液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合の表示装置100における液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す要部背面図である。図27は、本実施の形態1において液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合の表示装置100における液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す背面側の要部斜視図であり、図21に対応する図である。
このように液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合には、図25から図27に示すように、左右方向において公差吸収連結部品10の位置を設計位置からシャーシ5の内部側の方向にずらした状態で、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bと公差吸収連結部品10の第1連結部11とをねじ22によって固定し、且つシャーシ5とフロントパネル1と公差吸収連結部品10の第2連結部12とをねじ22によって固定すればよい。
この場合、第1連結部11の第1貫通孔13におけるねじ22の位置は、第1貫通孔13の長手方向において中央からシャーシ5の外周側の方向にずれている。また、第2連結部12の第2貫通孔14におけるねじ22の位置は、第2貫通孔14の長手方向において中央からシャーシ5の外周側の方向にずれている。
上記のように、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離が設計寸法よりも長くなる場合においても、左右方向において公差吸収連結部品10の位置を設計位置からシャーシ5の内部側の方向にずらすことで、液晶パネル3とシャーシ5との前後方向における距離の変動の影響を公差吸収連結部品10で吸収して、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。これにより、第1接着層21aがタッチパネル2から引き剥がされるといった破損を回避できる。
つぎに、表示装置100において、フロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が設計寸法から変動する場合について説明する。フロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が設計寸法から変動する場合には、たとえばフロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合、およびフロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合がある。
図28から図30は、フロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す図である。すなわち、図28から図30は、フロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合の、表示装置100においてフロントパネル1およびタッチパネル2を除いた状態を示している。
図28は、本実施の形態1においてフロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す要部天面図である。図29は、本実施の形態1においてフロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合の表示装置100における液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す要部背面図である。図30は、本実施の形態1においてフロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合の表示装置100における液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す背面側の要部斜視図であり、図21に対応する図である。
このようにフロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合には、フロントパネル1のタップ穴1dは、左右方向においてシャーシ5の内部側の方向にずれて形成される。また、シャーシ5の貫通孔5aは、左右方向においてシャーシ5の内部側の方向にずれて形成される。この場合は、図28から図30に示すように、左右方向において公差吸収連結部品10の位置を設計位置に配置した状態で、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bと公差吸収連結部品10の第1連結部11とをねじ22によって固定し、且つシャーシ5とフロントパネル1と公差吸収連結部品10の第2連結部12とをねじ22によって固定すればよい。
この場合、第1連結部11の第1貫通孔13におけるねじ22の位置は、第1貫通孔13の長手方向において中央の位置となる。一方、第2連結部12の第2貫通孔14におけるねじ22の位置は、第2貫通孔14の長手方向において中央からシャーシ5の内部側の方向にずれている。
上記のように、フロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合においても、左右方向において公差吸収連結部品10の位置を設計位置とすることで、フロントパネル1とシャーシ5との寸法公差の変動の影響を公差吸収連結部品10で吸収して、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。すなわち、フロントパネル1とシャーシ5との寸法公差の変動に起因したフロントパネル1のタップ穴1dとシャーシ5の貫通孔5aとの位置ずれを第2連結部12の第2貫通孔14で吸収して、表示装置100の各部品に掛かる歪みを低減しつつ、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。
また、液晶パネル3の左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合においても、フロントパネル1、液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10の左右方向における位置関係を図28から図30に示すようにすればよい。これにより、液晶パネル3の左右方向における寸法公差の変動の影響を公差吸収連結部品10で吸収して、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。
図31から図33は、フロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す図である。すなわち、図31から図33は、フロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合の、表示装置100においてフロントパネル1およびタッチパネル2を除いた状態を示している。
図31は、本実施の形態1においてフロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合の表示装置100における液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す要部天面図である。図32は、本実施の形態1においてフロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合の表示装置100における液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す要部背面図である。図33は、本実施の形態1においてフロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合の表示装置100における液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10を示す背面側の要部斜視図であり、図21に対応する図である。
このようにフロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合には、フロントパネル1のタップ穴1dは、左右方向においてシャーシ5の外周側の方向にずれて形成される。また、シャーシ5の貫通孔5aは、左右方向においてシャーシ5の外周側の方向にずれて形成される。この場合は、図31から図33に示すように、左右方向において公差吸収連結部品10の位置を設計位置に配置した状態で、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bと公差吸収連結部品10の第1連結部11とをねじ22によって固定し、且つシャーシ5とフロントパネル1と公差吸収連結部品10の第2連結部12とをねじ22によって固定すればよい。
この場合、第1連結部11の第1貫通孔13におけるねじ22の位置は、第1貫通孔13の長手方向において中央の位置となる。一方、第2連結部12の第2貫通孔14におけるねじ22の位置は、第2貫通孔14の長手方向において中央からシャーシ5の外周側の方向にずれている。
上記のように、フロントパネル1とシャーシ5との左右方向における寸法が寸法公差の最大寸法である場合においても、左右方向において公差吸収連結部品10の位置を設計位置とすることで、フロントパネル1とシャーシ5との寸法公差の変動の影響を公差吸収連結部品10で吸収して、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。すなわち、フロントパネル1とシャーシ5との寸法公差の変動に起因したフロントパネル1のタップ穴1dとシャーシ5の貫通孔5aとの位置ずれを第2連結部12の第2貫通孔14で吸収して、表示装置100の各部品に掛かる歪みを低減しつつ、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。
また、液晶パネル3の左右方向における寸法が寸法公差の最小寸法である場合においても、フロントパネル1、液晶パネル3、液晶パネル取付金具4、シャーシ5および公差吸収連結部品10の左右方向における位置関係を図31から図33に示すようにすればよい。これにより、液晶パネル3の左右方向における寸法公差の変動の影響を公差吸収連結部品10で吸収して、液晶パネル3とシャーシ5とを確実に連結して固定することができる。
なお、上記においては、第1貫通孔13および第2貫通孔14が長孔である場合について示したが、第1貫通孔13および第2貫通孔14は、ねじ22のねじ部の直径よりも大きく、ねじ22の頭部の直径よりも小さい孔径を有する孔であればよい。この場合、第1貫通孔13および第2貫通孔14の大きさは、第1連結部11と第2連結部12とが並ぶ方向にねじ22のねじ部が可動とされて公差吸収連結部品10をねじ止め可能な大きさとされる。公差吸収連結部品10がこのような第1貫通孔13および第2貫通孔14を有する場合も上記と同様の効果が得られる。ただし、第1貫通孔13および第2貫通孔14が長孔である場合の方が、上述した部品の寸法公差の変動を吸収する効果が大きい。
また、上記においては左右方向において向かい合った状態で設けられた一対の公差吸収連結部品10が、後方に向かうにつれてシャーシ5の背面5bにおける内側に向かうようにシャーシ5の背面5bに対して傾斜した第2取付金具部4bに第1連結部11が取り付けられている場合について示した。一対の公差吸収連結部品10の取り付け状態はこれに限定されない。すなわち、一対の公差吸収連結部品10は、後方に向かうにつれてシャーシ5の背面5bにおける外側に向かうようにシャーシ5の背面5bに対して傾斜した第2取付金具部4bに第1連結部11が取り付けられてもよい。
図34は、本発明の実施の形態1にかかる他の表示装置200の概略構造を示す模式断面図であり、図1に対応する図である。本実施の形態1にかかる他の表示装置200は、上述した実施の形態1にかかる表示装置100の変形例である。図34においては、図1に対応する部品については同じ符号を付している。
他の表示装置200では、左右方向において向かい合った状態で設けられた一対の公差吸収連結部品10は、後方に向かうにつれてシャーシ5の背面5bにおける外側に向かうようにシャーシ5の背面5bに対して傾斜した第2取付金具部4bに、第1連結部11が取り付けられている。すなわち、他の表示装置200では、一対の公差吸収連結部品10は、後方に向かうにつれて、各々の第1連結部11が左右方向において反対方向に向かって傾斜した状態で、取り付けられている。
一対の公差吸収連結部品10の各々の第1連結部11は、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bの背面4dに第1連結部11の前面11aが接触した状態で背面側からねじ22が挿通されて、ねじ22によって背面側から第2取付金具部4bにねじ止めされている。
シャーシ5には、公差吸収連結部品10の第2連結部12の第2貫通孔14に対応する位置に、タップ孔5cが設けられている。一対の公差吸収連結部品10の各々の第2連結部12は、シャーシ5の背面5bにおける第2取付金具部4bよりも内側の領域に第2連結部12の前面12aが接触した状態で背面側からねじ22が挿通されて、ねじ22によって背面側からシャーシ5にねじ止めされている。
また、シャーシ5には、フロントパネル1のタップ穴1dに対応する位置に、貫通孔5aが設けられている。シャーシ5は、フロントパネル1の背面側の端面1fにシャーシ5の前面5dが接触した状態で背面側からねじ23が挿通されて、ねじ23によって背面側からフロントパネル1の突出部1bにねじ止めされている。したがって、他の表示装置200では、一対の公差吸収連結部品10の各々の第2連結部12は、フロントパネル1には固定されていない。
上述した他の表示装置200では、仮止めを行うことなくシャーシ5と液晶パネル取付金具4とに対する位置合わせを1回行ってねじ22によるねじ止めを行うだけで、公差吸収連結部品10をシャーシ5と液晶パネル取付金具4とに対する適当な位置に位置合わせすることができる。これにより、他の表示装置200では、短い作業時間で容易に、シャーシ5と液晶パネル取付金具4とを連結することができる。
また、一対の公差吸収連結部品10は、後方に向かうにつれて左右方向における同じ方向に向かうようにシャーシ5の背面5bに対して傾斜した第2取付金具部4bに、第1連結部11が取り付けられてもよい。
図35は、本発明の実施の形態1にかかる他の表示装置300の概略構造を示す模式断面図であり、図1に対応する図である。本実施の形態1にかかる他の表示装置300は、上述した実施の形態1にかかる表示装置100の変形例である。図35においては、図1および図34に対応する部品については同じ符号を付している。
他の表示装置300では、左右方向において並べて配置された一対の公差吸収連結部品10は、後方に向かうにつれて左右方向における同じ方向に向かうようにシャーシ5の背面5bに対して傾斜した第2取付金具部4bに、第1連結部11が取り付けられている。すなわち、他の表示装置300では、一対の公差吸収連結部品10は、後方に向かうにつれて、各々の第1連結部11が左右方向において同じ方向に向かって傾斜した状態で、取り付けられている。
一対の公差吸収連結部品10のうち右側の公差吸収連結部品10は、上述した表示装置100と同様の構造で、液晶パネル取付金具4、シャーシ5およびフロントパネル1にねじ止めされている。一対の公差吸収連結部品10のうち左側の公差吸収連結部品10は、上述した他の表示装置200における左側の公差吸収連結部品10と同様の構造で、液晶パネル取付金具4およびシャーシ5にねじ止めされている。
すなわち、一対の公差吸収連結部品10のうち右側の公差吸収連結部品10の第2連結部12は、シャーシ5の背面5bにおいて第1連結部11よりも外側の領域に配置されている。一方、一対の公差吸収連結部品10のうち左側の公差吸収連結部品10の第2連結部12は、シャーシ5の背面5bにおいて第1連結部11よりも内側の領域に配置されている。
上述した他の表示装置300では、仮止めを行うことなくフロントパネル1とシャーシ5と液晶パネル取付金具4とに対する位置合わせを1回行ってねじ22によるねじ止めを行うだけで、右側の公差吸収連結部品10をフロントパネル1とシャーシ5と液晶パネル取付金具4とに対する適当な位置に位置合わせすることができる。これにより、上述した他の表示装置300では、短い作業時間で容易に、フロントパネル1と液晶パネル取付金具4とを連結することができる。
また、上述した他の表示装置300では、仮止めを行うことなくシャーシ5と液晶パネル取付金具4とに対する位置合わせを1回行ってねじ22によるねじ止めを行うだけで、公差吸収連結部品10をシャーシ5と液晶パネル取付金具4とに対する適当な位置に位置合わせすることができる。これにより、他の表示装置300では、短い作業時間で容易に、シャーシ5と液晶パネル取付金具4とを連結することができる。
なお、図35においては、後方に向かうにつれて左方向に向かうようにシャーシ5の背面5bに対して傾斜した一対の第2取付金具部4bに一対の公差吸収連結部品10の第1連結部11が固定された場合について示した。一対の公差吸収連結部品10は、後方に向かうにつれて右方向に向かうようにシャーシ5の背面5bに対して傾斜した一対の第2取付金具部4bに固定されてもよい。
上述したように、本実施の形態1にかかる公差吸収連結部品10は、フロントパネル1およびシャーシ5のうち少なくとも一方と、液晶パネル取付金具4とを、短い作業時間で容易に、連結して固定することができる。すなわち、図1では、フロントパネル1およびシャーシ5のうち少なくとも一方と、液晶パネル取付金具4とを公差吸収連結部品10を用いて連結して固定する場合のうち、フロントパネル1とシャーシ5と液晶パネル取付金具4とを連結して固定する場合について示している。また、図34では、フロントパネル1およびシャーシ5のうち少なくとも一方と、液晶パネル取付金具4とを公差吸収連結部品10を用いて連結して固定する場合のうち、シャーシ5と液晶パネル取付金具4とを連結して固定する場合について示している。また、図35では、フロントパネル1およびシャーシ5のうち少なくとも一方と、液晶パネル取付金具4とを公差吸収連結部品10を用いて連結して固定する場合のうち、フロントパネル1とシャーシ5と液晶パネル取付金具4とを連結して固定する場合およびシャーシ5と液晶パネル取付金具4とを連結して固定する場合について示している。
上述した表示装置100では、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bが、後方に向かうにつれてシャーシ5の背面5bにおける内側に向かうように傾斜している。そして、公差吸収連結部品10の第1連結部11は、液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bの背面4dに第1連結部11の前面11aが接触した状態で背面側からねじ22が挿通されて、ねじ22によって背面側からフロントパネル1にねじ止めされている。
これにより、公差吸収連結部品10の第1連結部11の背面11bは、シャーシ5の背面5bにおける外側および後方を向く方向である外側後方を向く状態となる。そして、表示装置100の組み立てにおいて公差吸収連結部品10を固定する作業を行う際に、図4に示すように組み立て途中の組み立て体の背面側を上側にして配置した場合、公差吸収連結部品10の第1連結部11の背面11bは外側上方を向く状態となる。そして、公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22は、外側上方の方向から電動ドライバー30によりねじ締めされることになる。
この場合、左右方向において向かい合った状態で設けられた一対の公差吸収連結部品10のねじ締め作業を電動ドライバー30により作業者が行う場合、左右の公差吸収連結部品10の各々に対して、異なる作業者が個別に且つ同時に作業することが可能である。これは、公差吸収連結部品10の第1連結部11の背面11bが、外側後方を向いていることによる。したがって、たとえば1つの表示装置100に対する公差吸収連結部品10のねじ締め作業のタスクタイムを優先した作業を行う場合には、左側の公差吸収連結部品10のねじ締め作業と右側の公差吸収連結部品10のねじ締め作業とを異なる作業者により個別に且つ同時に作業することが可能となり、公差吸収連結部品10のねじ締め作業の時間の短縮が可能となる効果も得られる。また、自動ねじ締め装置において左右の各々の公差吸収連結部品10に対して1つずつ電動ドライバー30を配置することにより、同様の効果が得られる。
また、左右方向において向かい合った状態で設けられた一対の公差吸収連結部品10のねじ締め作業を電動ドライバー30により1人の作業者が行う場合には、一対の公差吸収連結部品10のうち一方の公差吸収連結部品10のねじ締め作業を行った組み立て途中の組み立て体を、水平方向における組み立て体の中心を通るとともに鉛直方向に沿った回転軸を中心として180°回転させる。これにより、作業者は、他方の公差吸収連結部品10のねじ締め作業を、一方の公差吸収連結部品10のねじ締め作業と同様に行うことができる。
これにより、1人の作業者が一対の公差吸収連結部品10のねじ締め作業を行う際に、電動ドライバー30の持ち手の向きを持ち替える作業が不要であり、電動ドライバー30を別のドライバーに交換する作業を回避することができる。したがって、一対の公差吸収連結部品10のねじ締め作業が容易になり、表示装置100の組み立て作業の作業工数を低減でき、容易に且つ短時間で表示装置100の組み立てが可能となる。
この場合、鉛直方向に沿った回転軸を中心として回転可能な組み立て作業台の中心位置に組み立て途中の組み立て体を載置することにより、組み立て途中の組み立て体の姿勢を、容易に回転させることができる。
また、上述した他の表示装置200では、左右方向において向かい合った状態で設けられた一対の公差吸収連結部品10は、後方に向かうにつれて、各々の第1連結部11が左右方向において相反する方向に向かって傾斜した状態で、取り付けられている。
そして、一対の公差吸収連結部品10の各々の第1連結部11の背面11bは、異なる方向を向く状態となる。すなわち、一対の公差吸収連結部品10のうち右側の公差吸収連結部品10の第1連結部11の背面11bは、左側および後方を向く方向である左側後方を向く状態となる。この場合、公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22は、左側後方の方向から電動ドライバー30によりねじ締めされることになる。
一方、一対の公差吸収連結部品10のうち左側の公差吸収連結部品10の第1連結部11の背面11bは、右側および後方を向く方向である右側後方を向く状態となる。この場合、公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22は、右側後方の方向から電動ドライバー30によりねじ締めされることになる。
そして、他の表示装置200の組み立てにおいて公差吸収連結部品10を固定する作業を行う際に、組み立て途中の組み立て体の背面側を上側にして配置した場合、右側の公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22は、左側上方の方向から電動ドライバー30によりねじ締めされることになる。また、左側の公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22は、右側上方の方向から電動ドライバー30によりねじ締めされることになる。
この場合、他の表示装置200の左右方向の幅にも依るが、作業者は、手首を回転させて電動ドライバー30の向きを変えることにより、右側の公差吸収連結部品10を固定するねじ22のねじ締め作業および左側の公差吸収連結部品10を固定するねじ22のねじ締め作業を連続してスムーズに行うことができ、作業が容易となる。これにより、一対の公差吸収連結部品10のうち一方の公差吸収連結部品10を固定するねじ22のねじ締め作業を行った後に他方の公差吸収連結部品10を固定するねじ22のねじ締め作業を行うために、組み立て途中の組み立て体の姿勢を変更する、または組み立て体に対する作業者の立ち位置を変更するといったことを行う必要がない。
また、上述した他の表示装置300では、左右方向において同じ方向に向かう状態で設けられた一対の公差吸収連結部品10は、後方に向かうにつれて、各々の第1連結部11が左右方向において同じ方向に向かって傾斜した状態で、取り付けられている。
そして、一対の公差吸収連結部品10の各々の第1連結部11の背面11bは、ともに同じ方向である、右側および後方を向く方向である右側後方を向く状態となる。そして、他の表示装置300の組み立てにおいて公差吸収連結部品10を固定する作業を行う際に、組み立て途中の組み立て体の背面側を上側にして配置して、他の表示装置300の上部となる側に作業者が立った場合、一対の公差吸収連結部品10の各々の第1連結部11の背面11bは、ともに右側上方を向く状態となる。そして、公差吸収連結部品10の第1連結部11と液晶パネル取付金具4の第2取付金具部4bとを固定するねじ22は、右側上方の方向から電動ドライバー30によりねじ締めされることになる。
この場合、作業者は、左右方向において並べて配置された一対の公差吸収連結部品10の各々の第1連結部11のねじ締め作業を同じ方向から行うことができ、作業が容易となる。
また、自動ねじ締め装置において左右の各々の公差吸収連結部品10に対して1つずつ電動ドライバー30を配置した場合、電動ドライバー30が装着された2つのアームは、平行な状態となるため、電動ドライバー30が装着されたアームを互いに干渉させることなく、左右の公差吸収連結部品10の第1連結部11のねじ締め作業を同時に行うことができる。
上述したように、本実施の形態1にかかる表示装置100によれば、容易に且つ短時間で組み立てが可能な表示装置を得ることが可能となる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、実施の形態の技術同士を組み合わせることも可能であるし、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 フロントパネル、1a 枠状部、1b 突出部、1c,3a,5d,11a,12a 前面、1d タップ穴、1e 開口部、1f 端面、2 タッチパネル、2a,4d,5b,11b,12b 背面、3 液晶パネル、3b 端面、4 液晶パネル取付金具、4a 第1取付金具部、4b 第2取付金具部、4c,5c タップ孔、5 シャーシ、5a 貫通孔、10 公差吸収連結部品、11 第1連結部、12 第2連結部、13 第1貫通孔、14 第2貫通孔、21a 第1接着層、21b 第2接着層、22,23 ねじ、30 電動ドライバー、40,50 ユニバーサルジョイント、41 第1部、42,44 ジョイント部、43 第2部、45 第3部、100 表示装置、200,300 他の表示装置、θ 屈曲角度。

Claims (10)

  1. 枠状のフロントパネルと、
    平板状を呈するとともに前記フロントパネルの開口部を塞ぐように背面の外周縁部が前記フロントパネルの前面に第1接着層によって固定されたタッチパネルと、
    平板状を呈するとともに前記フロントパネルに平行な状態で第2接着層によって前面が前記タッチパネルの背面に固定された液晶パネルと、
    前記フロントパネルの前面に垂直であり前記タッチパネルから前記液晶パネルに向かう方向を後方としたときに、平板状を呈するとともに前記フロントパネルに平行な状態で前記液晶パネルよりも後方に配置されたシャーシと、
    前記液晶パネルから後方に突出した状態で前記液晶パネルに固定されるとともに、後方に向かうにつれて前記シャーシの背面に対して傾斜した傾斜部を前記シャーシよりも後方に有した液晶パネル取付金具と、
    前記フロントパネルおよび前記シャーシのうち少なくとも一方と、前記液晶パネル取付金具と、を連結して固定する公差吸収連結部品と、
    を備え、
    前記公差吸収連結部品は、
    前記傾斜部に沿った傾斜を有して前記傾斜部の背面に接触した状態で後方から前記傾斜部にねじ止めされた第1連結部と、
    前記第1連結部から屈曲して延在するとともに前記シャーシの背面に接触した状態で後方から前記シャーシにねじ止めされ、または前記第1連結部から屈曲して延在するとともに前記シャーシの背面に接触して前記フロントパネルとの間に前記シャーシを挟んだ状態で後方から前記フロントパネルにねじ止めされた第2連結部と、
    を有し、
    前記第1連結部は、前記傾斜部にねじ止めされるための第1貫通孔を有し、
    前記第2連結部は、前記シャーシにねじ止めされるため、または前記フロントパネルにねじ止めされるための第2貫通孔を有すること、
    を特徴とする表示装置。
  2. 前記第1貫通孔は、前記傾斜部に前記第1連結部をねじ止めしている第1ねじのねじ部の直径よりも大きく、且つ前記第1ねじの頭部の直径よりも小さい孔径を有し、
    前記第2貫通孔は、前記シャーシまたは前記フロントパネルに前記第2連結部をねじ止めしている第2ねじのねじ部の直径よりも大きく、且つ前記第2ねじの頭部の直径よりも小さい孔径を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1貫通孔および前記第2貫通孔は、前記第1連結部と前記第2連結部とが並ぶ方向に延在する長孔であること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記第1連結部と前記第2連結部との屈曲角度が、120°から170°であること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の表示装置。
  5. 前記公差吸収連結部品は、金属からなること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の表示装置。
  6. 枠状のフロントパネルと、
    平板状を呈するとともに前記フロントパネルの開口部を塞ぐように背面の外周縁部が前記フロントパネルの前面に第1接着層によって固定されたタッチパネルと、
    平板状を呈するとともに前記フロントパネルに平行な状態で第2接着層によって前面が前記タッチパネルの背面に固定された液晶パネルと、
    前記フロントパネルの前面に垂直であり前記タッチパネルから前記液晶パネルに向かう方向を後方としたときに、平板状を呈するとともに前記フロントパネルに平行な状態で前記液晶パネルよりも後方に配置されたシャーシと、
    前記液晶パネルから後方に突出した状態で前記液晶パネルに固定されるとともに、後方に向かうにつれて前記シャーシの背面に対して傾斜した傾斜部を前記シャーシよりも後方に有した液晶パネル取付金具と、
    を備える表示装置において、前記フロントパネルおよび前記シャーシのうち少なくとも一方と、前記液晶パネル取付金具と、を連結して固定する公差吸収連結部品であって、
    前記傾斜部に沿った傾斜を有して前記傾斜部の背面に接触した状態で後方から前記傾斜部にねじ止めされた第1連結部と、
    前記第1連結部から屈曲して延在するとともに前記シャーシの背面に接触した状態で後方から前記シャーシにねじ止めされ、または前記第1連結部から屈曲して延在するとともに前記シャーシの背面に接触して前記フロントパネルとの間に前記シャーシを挟んだ状態で後方から前記フロントパネルにねじ止めされた第2連結部と、
    を有し、
    前記第1連結部は、前記傾斜部にねじ止めされるための第1貫通孔を有し、
    前記第2連結部は、前記シャーシにねじ止めされるため、または前記フロントパネルにねじ止めされるための第2貫通孔を有すること、
    を特徴とする公差吸収連結部品。
  7. 前記第1貫通孔は、前記傾斜部に前記第1連結部をねじ止めしている第1ねじのねじ部の直径よりも大きく、且つ前記第1ねじの頭部の直径よりも小さい孔径を有し、
    前記第2貫通孔は、前記シャーシまたは前記フロントパネルに前記第2連結部をねじ止めしている第2ねじのねじ部の直径よりも大きく、且つ前記第2ねじの頭部の直径よりも小さい孔径を有すること、
    を特徴とする請求項6に記載の公差吸収連結部品。
  8. 前記第1貫通孔および前記第2貫通孔は、前記第1連結部と前記第2連結部とが並ぶ方向に延在する長孔であること、
    を特徴とする請求項6または7に記載の公差吸収連結部品。
  9. 前記第1連結部と前記第2連結部との屈曲角度が、120°から170°であること、
    を特徴とする請求項6から8のいずれか1つに記載の公差吸収連結部品。
  10. 前記公差吸収連結部品は、金属からなること、
    を特徴とする請求項6から9のいずれか1つに記載の公差吸収連結部品。
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