JP6741432B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態として説明する、略直方体状を呈する包装箱10の封緘(封函)時(封緘後)の状態を示す斜視図、図2は、包装箱10の開封時(開封後)の状態を示す斜視図、図3は、包装箱10の再封時(再封後)の状態を示す斜視図である。また図4は、包装箱10の形成片(以下、「ブランク5」とも称する。)を包装箱10の表面側から眺めた図であり、図5は、ブランク5を包装箱10の裏面側から眺めた図である。ブランク5は、例えば、厚紙、板紙、樹脂板等からなるブランクシートを打ち抜くことにより形成される。尚、以下の説明において、図1乃至図3に示す座標軸の+z方向を上方と、−z方向を下方と称することがある。包装箱10には、例えば、食料品や医薬品等の商品が装填される。
図4及び図5に示すように、正面板12の上部端辺(+z側の端辺)の中央付近には、不正開封(内容物の改竄、抜き取り等の各種偽装工作を含む)を防止するための構造(以下、不正開封防止構造とも称する。)の要素として、正面板12の上部端辺の一部を下底(長辺)とする略台形状の破断片121aが形成されている。また破断片121aの上底(短辺)側に隣接して、正面板12には、当該破断片121aの上底(短辺)を下底(長辺)とする略台形状の指掛孔127が形成されている。指掛孔127の上底(短辺)は、正面板12の中央付近に位置しており、また正面板12の上部端辺(+z側の端辺)と平行である。破断片121aと指掛孔127とを足し合わせた面積は、正面板12全体の面積の1/6程度である。破断片121aと正面板12との境界部分(破断片121aの両サイドの斜辺)には、破断線126が形成されている。破断片121aの上底(短辺)は、下方(−z側)に凸となる弧状を呈する。
図6は包装箱10を封緘する際の様子を示す図である。包装箱10の封緘に際しては、まずブランク5を立体的に立ち上げて箱体を形成した後、箱体に内容物を装填して第1端面板(天面板)15を閉じ、不正開封防止構造による封緘を行う。同図はこの封緘に際して差込片153を差込溝125aに差し込もうとしている状態を示している。同図に示すように、包装箱10の封緘に際しては、延長片121bを予め差込溝125a及び破断線125bに沿って箱体の内側に折り曲げておき、差込片153をその先端から差込溝125aに押し込んで差込片153を差込溝125aに結合(係止)させる。尚、封緘後、包装箱10は図1に示す状態となる。
図7は包装箱10を開封する際の様子を示す図である。同図に示すように、包装箱10の開封に際し、ユーザは、例えば、指掛孔127に指を入れ、破断片121aを手前側(−y側)に引くようにする。これにより破断線126が破断し、破断片121aは破断線126に沿って正面板12から切離される。尚、破断片121aを手前に引くのではなく、破断片121aを親指等で包装箱10の内側に押し込んで破断線126を破断させ、破断片121aを正面板12から切離するようにしてもよい。いずれの方法で開封した場合でも、破断線126は必ず破断し、開封されたことが包装箱10に痕跡として残る。
図2に示す開封状態から包装箱10を再封する場合、ユーザはタック151を箱体に差し込んで箱体の上部開口を第1端面板15で閉じる。これにより包装箱10は図3に示した状態となる。尚、包装箱10が開封された際、不正開封防止構造(破断片121a、延長片121b、差込片153等)は、いずれもタック151とは別に可動片152(第1端面板15)と一体になっているので、再封に際し不正開封防止構造が邪魔になることはない。また不正開封防止構造はいずれも箱体の外部に存在するので、不正開封防止構造が包装箱10の内容物と干渉することもない。このため、ユーザは支障なく再封操作や開封操作を行うことができ、包装箱10を快適に利用することができる。
続いて、図8に示すフローチャートとともに、包装箱10の一連のライフサイクル(組み立て→箱詰め→封緘(封函)→開封→再封→解体→廃棄)について説明する。
図9は、第2実施形態として説明する、略直方体状を呈する包装箱10の封緘(封函)時(封緘後)の状態を示す斜視図、図10は、第2実施形態の包装箱10の開封時(開封後)の状態を示す斜視図、図11は、第2実施形態の包装箱10の再封時(再封後)の状態を示す斜視図である。また図12は、第2実施形態の包装箱10のブランク5を包装箱10の表面側から眺めた図であり、図13は、第2実施形態の包装箱10のブランク5を当該包装箱10の裏面側から眺めた図である。以下、第1実施形態と相違する部分について説明する。
Claims (7)
- 蓋として機能する第1端面板、前記第1端面板に対向する第2端面板、及び前記第1端面板に連設して側面を構成する側面板が連設された略直方体状の包装箱であって、
前記側面板の前記第1端面板が存在する側の端辺近傍に形成された破断片と、
前記破断片に前記端辺を介して連設された延長片と、
前記破断片と前記延長片との境界近傍に前記端辺に沿って形成された差込溝と、
前記第1端面板の前記側面板が存在する側と対向する側に連設されたタックと、
前記第1端面板の前記タックの近傍の領域に形成された可動片と、
前記可動片の前記タックが存在する側に連設され、前記差込溝に不可逆に差し込まれる形状の差込片と、
を備えた包装箱。 - 請求項1に記載の包装箱であって、
前記差込片は、破断線を介して前記可動片に連設している、
包装箱。 - 請求項1又は2のいずれか一項に記載の包装箱であって、
前記可動片は、前記差込溝に前記差込片が差し込まれた状態で当該可動片の表面と前記第1端面板の表面とが面一となるように形成されている、
包装箱。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の包装箱であって、
前記差込片は略扇形状であり、その幅方向に、当該差込片が前記差込溝に差し込まれた際に前記差込溝の端部に引っ掛かる凸部を有する、
包装箱。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の包装箱であって、
前記差込溝は、その両端に、前記破断片を下方に向かって波状に切り込むことにより形成される切込部を有する、
包装箱。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の包装箱であって、
前記側面板の前記破断片に隣接する部分に指掛孔が形成されている、
包装箱。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の包装箱であって、
一枚のブランクから構成され、前記ブランクにおいて、前記可動片となる部分は、当該可動片の厚み分、前記タックとなる部分にかかっている、
包装箱。
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JP2016011714A JP6741432B2 (ja) | 2016-01-25 | 2016-01-25 | 包装箱 |
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Family Applications (1)
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