JP6740983B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体基板上にダイオード素子が形成された半導体装置に関するものである。
従来より、半導体基板上にダイオード素子が形成された半導体装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、このような半導体装置では、半導体基板には、当該半導体基板内に電流を流すための半導体素子が形成されている。なお、半導体素子とは、例えば、MOSFET(すなわち、Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)素子等である。そして、半導体基板の一面上には、絶縁膜を介してダイオード素子が形成されている。
特開2008−235405号公報
しかしながら、上記半導体装置では、絶縁膜を介してダイオード素子が配置されているものの、半導体基板側に発生するノイズ等によってダイオード素子の特性が変化したり、誤作動したりする可能性がある。つまり、上記半導体装置では、ダイオード素子の検出精度が低下してしまう可能性がある。特に、ゲート電極が備えられ、ゲート電極に印加されるゲート電圧を変化させることで半導体基板内に流れる電流が制御される半導体装置では、ゲート電極に印加されるゲート電圧の変化がダイオード素子に影響し、ダイオード素子の検出精度が低下してしまう可能性がある。
本発明は上記点に鑑み、ダイオード素子の検出精度が低下することを抑制できる半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1では、半導体基板(10)上にダイオード素子(23)が形成された半導体装置において、一面(10a)を有し、電流を流す半導体素子が形成された半導体基板と、半導体基板の一面上に形成されたダイオード素子と、を備え、半導体基板の一面上には、所定の電位に維持されるシールド配線部(21)が形成されており、ダイオード素子は、シールド配線部上に形成され、半導体基板には、シールド配線部の下方にシールド用トレンチ(14b)が形成されており、シールド用トレンチには、シールド絶縁膜(17)を介してシールド配線部と電気的に接続されるシールド電極(18)が配置されている。
これによれば、ダイオード素子は、所定の電位に維持されるシールド配線部上に形成されている。このため、半導体基板側のノイズ等によってダイオード素子の検出精度が低下することが抑制される。
なお、上記および特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
第1実施形態における半導体装置の断面図である。 図1に示す半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図2に続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図3に続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図4に続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 第2実施形態における半導体装置の断面図である。 図6に示す半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図7に続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図8に続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図9に続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 他の実施形態における半導体装置の断面図である。 他の実施形態における半導体装置の断面図である。 他の実施形態における半導体装置の断面図である。 他の実施形態における半導体装置の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態の半導体装置は、図1に示されるように、セル領域1と周辺領域2とを有し、セル領域1に半導体素子としてのMOSFET素子が形成されている。なお、本実施形態のセル領域1は、電流を流すための領域である。また、本実施形態の周辺領域2とは、セル領域1と異なる領域であって、主に電流を流すための領域でない領域であり、セル領域1を囲むように位置する外縁領域や、隣接するセル領域1の間に位置する内縁領域を含むものである。つまり、本実施形態の周辺領域2は、例えば、半導体装置の中心近傍に位置する場合もある領域である。
半導体装置は、ドリフト層11として機能するN型の半導体基板10を有している。そして、ドリフト層11上(すなわち、半導体基板10の一面10a側)には、P型のベース層12が形成されている。ベース層12上には、ドリフト層11よりも高不純物濃度とされたN型のソース層13が形成されている。つまり、本実施形態では、ドリフト層11上には、ドリフト層11側から順にベース層12およびソース層13が形成されている。そして、本実施形態では、このようにソース層13が形成されることにより、半導体基板10の一面10aがソース層13を有する構成とされている。なお、本実施形態では、ソース層13が不純物領域に相当している。
また、半導体基板10には、セル領域1では、ソース層13およびベース層12を貫通してドリフト層11に達する第1トレンチ14aが形成されている。これにより、セル領域1では、ベース層12は、複数の第1トレンチ14aによって分断されている。また、半導体基板10には、周辺領域2では、第2トレンチ14bが形成されている。本実施形態では、複数の第1トレンチ14aおよび第2トレンチ14bは、半導体基板10の一面10aの面方向のうちの所定方向に沿ってストライプ状に形成され、互いに同じ形状とされている。
なお、図1では、第1トレンチ14aおよび第2トレンチ14bは、それぞれ図1中紙面奥行方向に沿って形成されている。また、本実施形態では、ベース層12のうちの第1トレンチ14aと接する領域がチャネル領域に相当し、第1トレンチ14aが素子用トレンチに相当し、第2トレンチ14bがシールド用トレンチに相当している。
そして、セル領域1では、各第1トレンチ14aは、各第1トレンチ14aの壁面を覆うように形成されたゲート絶縁膜15と、このゲート絶縁膜15の上に形成されたゲート電極16とにより埋め込まれている。これにより、トレンチゲート構造が構成されている。
なお、ゲート電極16は、図1とは別断面において、半導体基板10の一面10a上に形成される図示しないゲート配線と電気的に接続され、図示しないゲート制御回路から所定のゲート電圧が印加されるようになっている。また、本実施形態では、ゲート絶縁膜15は、酸化膜等で構成され、ゲート電極16は、Poly−Si等で構成される。
一方、周辺領域2では、第2トレンチ14bは、各第2トレンチ14bの壁面を覆うように形成されたシールド絶縁膜17と、このシールド絶縁膜17の上に形成されたシールド電極18とにより埋め込まれている。
なお、シールド電極18は、図1とは別断面において、後述する第1上部電極28と電気的に接続されて当該第1上部電極28と同電位とされている。また、シールド絶縁膜17は、シールド電極18が耐圧を向上させるために所定の電位に維持されるものであるため、ゲート絶縁膜15より厚く形成されている。言い換えると、ゲート絶縁膜15は、ゲート電極16に所定のゲート電圧が印加された際、ベース層12に反転層が形成されるようにシールド絶縁膜17より薄くされている。また、本実施形態では、シールド絶縁膜17は、酸化膜等で構成され、シールド電極18は、Poly−Si等で構成される。
半導体基板10の一面10a上には、酸化膜等で構成される一面絶縁膜19が形成されている。具体的には、セル領域1では、一面絶縁膜19は、ゲート電極16を覆うように形成されている。一方、周辺領域2では、一面絶縁膜19は、半導体基板10の一面10aのうちの第2トレンチ14bの開口部近傍と異なる部分に形成されている。そして、周辺領域2では、第2トレンチ14bの開口部近傍に、シールド絶縁膜17と繋がる下層絶縁膜20が形成されている。
また、周辺領域2では、下層絶縁膜20上に、シールド電極18と電気的に接続されるシールド配線部21が形成されている。このシールド配線部21は、図1とは別断面において、後述する第1上部電極28と電気的に接続されている。これにより、シールド電極18は、シールド配線部21を介して第1上部電極28と同電位に維持された状態となる。そして、シールド配線部21の表面側および側面側には、シールド配線部21を覆うように、酸化膜等で構成される配線絶縁膜22が形成されている。
シールド配線部21上には、本実施形態では、MOSFET素子が作動することによって発生する熱に応じた検出信号を出力する感温ダイオード素子23が形成されている。本実施形態の感温ダイオード素子23は、P型Poly−Siで構成されるアノード領域23aと、N型Poly−Siで構成されるカソード領域23bとが接続されることで構成されている。そして、感温ダイオード素子23を覆うように、酸化膜等で構成される素子保護膜24が形成されている。なお、本実施形態では、感温ダイオード素子23がダイオード素子に相当している。
そして、セル領域1および周辺領域2において、酸化膜等で構成される層間絶縁膜25が形成されている。具体的には、層間絶縁膜25は、セル領域1では、一面絶縁膜19を覆うように形成されている。また、周辺領域2では、素子保護膜24(すなわち、感温ダイオード素子23)を覆いつつ、一面絶縁膜19を覆うように形成されている。
層間絶縁膜25は、セル領域1および周辺領域2において、半導体基板10の一面10a側と反対側の一面25aが平坦化されている。より詳しくは、層間絶縁膜25は、当該層間絶縁膜25の一面25aと半導体基板10の一面10aとの間隔が半導体基板10の面方向に沿って等しくなるように、一面25aが平坦化されている。すなわち、層間絶縁膜25は、一面25aと半導体基板10の一面10aとの間隔において、感温ダイオード素子23を覆う部分の間隔と、感温ダイオード素子23を覆う部分と異なる部分との間隔が等しくされている。
そして、層間絶縁膜25には、セル領域1では、ソース層13およびベース層12を露出させる第1コンタクトホール26が形成されている。具体的には、第1コンタクトホール26は、複数形成されており、隣接する各第1トレンチ14a間において、それぞれソース層13を貫通してベース層12に達するように形成されている。これにより、ソース層13は、第1コンタクトホール26の側面から露出し、ベース層12は第1コンタクトホール26の側面および底面から露出した状態となっている。
また、層間絶縁膜25には、周辺領域2では、感温ダイオード素子23を露出させる第2コンタクトホール27が形成されている。第2コンタクトホール27は、2つ形成されており、一方がアノード領域23aを露出させるように形成され、他方がカソード領域23bを露出させるように形成されている。
そして、層間絶縁膜25上には、セル領域1において、第1コンタクトホール26を通じてソース層13およびベース層12と電気的に接続される第1上部電極28が形成されている。また、層間絶縁膜25上には、周辺領域2において、第2コンタクトホール27を通じて感温ダイオード素子23と電気的に接続される第2上部電極29が形成されている。
本実施形態では、第1上部電極28は、第1コンタクトホール26内に埋め込まれる第1埋込電極部28aと、層間絶縁膜25上に配置されて第1埋込電極部28aと電気的に接続される第1上層電極部28bとを有する構成とされている。同様に、第2上部電極29は、第2コンタクトホール27内に埋め込まれる第2埋込電極部29aと、層間絶縁膜25上に配置されて第2埋込電極部29aと電気的に接続される第2上層電極部29bとを有する構成とされている。なお、第1、第2埋込電極部28a、29aは、本実施形態では、W(すなわち、タングステン)で構成されている。つまり、第1、第2埋込電極部28a、29aは、いわゆるWプラグとされている。また、第1、第2上層電極部28b、29bは、Al(すなわち、アルミニウム)等で構成されている。
ドリフト層11のうちのベース層12側と反対側(すなわち、半導体基板10の他面10b側)には、ドリフト層11よりも高不純物濃度とされたN型のドレイン層30が形成されている。そして、ドレイン層30を挟んでドリフト層11と反対側には、下部電極31が形成されている。つまり、半導体基板10の他面10b上には、ドレイン層30と電気的に接続される下部電極31が形成されている。
以上が本実施形態における半導体装置の構成である。なお、本実施形態では、N型、N型、N型が第1導電型に相当しており、P型、P型が第2導電型に相当している。また、上記のように、本実施形態の半導体基板10は、ドレイン層30、ドリフト層11、ベース層12、ソース層13を含んで構成されている。
次に、上記半導体装置の製造工程について図面を参照しつつ説明する。なお、半導体基板10の他面10b側(すなわち、ドレイン層30側)の製造工程については、従来と同様であるため、説明を省略する。
まず、図2(a)に示されるように、第1トレンチ14aおよび第2トレンチ14bが形成された半導体基板10を用意する。そして、熱酸化等を行い、第2トレンチ14bにシールド絶縁膜17を形成すると共に、第2トレンチ14bの開口部周辺に下層絶縁膜20を形成する。なお、この工程では、第1トレンチ14a、および半導体基板10の一面10aのうちの第2トレンチ14bの開口部周辺と異なる部分にも絶縁膜が形成される。
次に、図2(b)に示されるように、第2トレンチ14bが埋め込まれるように、CVD(すなわち、Chemical Vapor Deposition)法等でPoly−Siを成膜する。これにより、周辺領域2では、第2トレンチ14b内にシールド絶縁膜17を介してシールド電極18が形成される。そして、適宜図示しないマスクを形成してドライエッチング等を行い、周辺領域2において、半導体基板10の一面10a上に形成されたPoly−Siをパターニングしてシールド配線部21を形成する。また、セル領域1においては、半導体基板10の一面10a上に形成されたPoly−Siおよび第1トレンチ14a内に配置されたPoly−Siを除去する。
次に、図2(c)に示されるように、図示しないマスクを配置し、セル領域1において、図2(a)の工程にて形成された絶縁膜を除去する。また、周辺領域2においては、シールド配線部21の下方に配置される下層絶縁膜20が残存するように、半導体基板10の一面10aに形成された絶縁膜を除去する。
続いて、図3(a)に示されるように、熱酸化等を行う。そして、セル領域1において、第1トレンチ14aにゲート絶縁膜15を形成すると共に、半導体基板10の一面10a上に一面絶縁膜19の下層側の部分を構成する下側絶縁膜19aを形成する。また、周辺領域2においては、半導体基板10の一面10a上に一面絶縁膜19の下層側の部分を構成する下側絶縁膜19aを形成すると共に、シールド配線部21を覆う配線絶縁膜22を形成する。
次に、図3(b)に示されるように、セル領域1において、各第1トレンチ14aが埋め込まれるように、CVD法等でPoly−Siを成膜し、ゲート電極16を形成する。そして、適宜マスクを形成してドライエッチング等を行い、半導体基板10の一面10a上に形成されたPoly−Siを適宜パターニングして図示しないゲート配線を構成する。また、周辺領域2に形成されたPoly−Siを除去する。
続いて、図3(c)に示されるように、シールド配線部21上にCVD法等でPoly−Siを成膜した後、当該Poly−Siをフォトエッチング等することにより、感温ダイオード素子23の外形を形造る。そして、図示しないマスクを適宜配置し、残存しているPoly−Siに対してP型不純物およびN型不純物を適宜イオン注入して熱拡散する。これにより、P型Poly−Siで構成されるアノード領域23aおよびN型Poly−Siで構成されるカソード領域23bを有する感温ダイオード素子23が形成される。
また、半導体基板10の一面10aに対してもP型不純物およびN型不純物を適宜イオン注入して熱拡散することにより、ベース層12およびソース層13を形成する。なお、本実施形態では、シールド配線部21等を形成した後に不純物をイオン注入するため、シールド配線部21の下方には、ベース層12およびソース層13が形成されていない。その後、熱拡散等を行い、感温ダイオード素子23を保護する素子保護膜24を形成しつつ、下側絶縁膜19aから一面絶縁膜19を形成する。
続いて、図4(a)に示されるように、一面絶縁膜19上に、素子保護膜24(すなわち、感温ダイオード素子23)を覆うように、層間絶縁膜25をCVD法等により形成する。なお、層間絶縁膜25を形成した直後は、層間絶縁膜25は、感温ダイオード素子23を覆う部分と感温ダイオード素子23を覆わない部分とで段差が形成された状態となっている。言い換えると、層間絶縁膜25は、一面25aに段差が形成された状態となっている。すなわち、層間絶縁膜25は、感温ダイオード素子23を覆う部分が盛り上がった状態となっている。また、この工程では、層間絶縁膜25は、感温ダイオード素子23を覆う部分と異なる部分における一面25aの高さが半導体基板10の一面10aから感温ダイオード素子23の表面までの高さより高くなるように形成される。なお、感温ダイオード素子23の表面とは、感温ダイオード素子23における半導体基板10の一面10aと反対側の面のことである。
次に、図4(b)に示されるように、層間絶縁膜25の一面25aをCMP(すなわち、Chemical Mechanical Polishing)法等で平坦化する。詳しくは、層間絶縁膜25の一面25aと半導体基板10の一面10aとの間隔において、感温ダイオード素子23を覆う部分の間隔と、感温ダイオード素子23を覆う部分と異なる部分の間隔とが等しくなるようにする。
続いて、図4(c)に示されるように、層間絶縁膜25上にフォトレジスト32を配置する。この際、層間絶縁膜25の一面25aが平坦化されているため、フォトレジスト32も平坦化して配置される。なお、本実施形態では、ポジ型のフォトレジスト32を配置する。
そして、図5(a)に示されるように、層間絶縁膜25のうちの第1コンタクトホール26および第2コンタクトホール27が形成される領域が露出するように、フォトレジスト32を露光、現像してパターニングする。
ここで、フォトレジスト32を露光する際には、フォトレジスト32上に図示しないフォトマスクを配置する。そして、フォトレジスト32のうちの第1コンタクトホール26が形成される領域上に位置する部分および第2コンタクトホール27が形成される領域上に位置する部分に、光源からフォトマスクを通過した光を照射する。この際、本実施形態では、フォトレジスト32が平坦化して配置されている。このため、光源と、フォトレジスト32のうちの第1コンタクトホール26が形成される領域上に位置する部分との距離と、光源と、第2コンタクトホール27が形成される領域上に位置する部分との距離とをほぼ等しくできる。したがって、フォトレジスト32のうちの第1コンタクトホール26が形成される領域上に位置する部分に照射される光と、フォトレジスト32のうちの第2コンタクトホール27が形成される領域上に位置する部分に照射される光との焦点がずれることが抑制される。これにより、フォトレジスト32に対する露光精度が低下することが抑制され、フォトレジスト32の加工精度が低下することが抑制される。
次に、図5(b)に示されるように、フォトレジスト32をマスクとしてドライエッチング等を行い、第1コンタクトホール26および第2コンタクトホール27を同時に形成する。この際、フォトレジスト32の加工精度が低下することが抑制されているため、第1コンタクトホール26および第2コンタクトホール27の加工精度が低下することが抑制される。つまり、第1コンタクトホール26および第2コンタクトホール27を高精度に形成できる。
その後、図5(c)に示されるように、フォトレジスト32を除去し、ベース層12およびソース層13と電気的に接続される第1上部電極28を形成すると共に、感温ダイオード素子23と電気的に接続される第2上部電極29を形成する。本実施形態では、まず、第1コンタクトホール26および第2コンタクトホール27内にCVD法等でWを埋め込み、第1、第2埋込電極部28a、29aを形成する。次に、層間絶縁膜25の一面25a上に積層されたW膜を除去する。その後、層間絶縁膜25上にCVD法等でAl等の金属膜を成膜する。そして、成膜した金属膜をパターニングすることにより、第1埋込電極部28aと電気的に接続される第1上層電極部28bを形成すると共に、第2埋込電極部29aと電気的に接続される第2上層電極部29bを形成する。以上のようにして、本実施形態の半導体装置が製造される。
以上説明したように、本実施形態では、感温ダイオード素子23がシールド配線部21上に形成され、シールド配線部21は第1上部電極28と電気的に接続されて所定の電位に維持されている。このため、半導体基板10側のノイズ等によって感温ダイオード素子23の検出精度が低下することを抑制できる。詳しくは、例えば、ゲート電極16に印加されるゲート電圧の変化に起因するノイズによって感温ダイオード素子23の検出精度が低下することを抑制できる。
また、本実施形態では、周辺領域2には、第2トレンチ14bが形成され、当該第2トレンチ14b内にシールド配線部21と電気的に接続されるシールド電極18が配置されている。このため周辺領域2の耐圧の向上を図ることもできる。
さらに、本実施形態では、周辺領域2は、半導体装置の中心近傍に位置する場合もある領域である。このため、半導体装置の中心近傍が周辺領域2となるようにし、当該周辺領域2に感温ダイオード素子23を配置することにより、温度の検出感度の向上を図ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して、セル領域1のトレンチゲート構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態では、図6に示されるように、セル領域1のトレンチゲート構造は、いわゆるスプリットゲート構造とされている。具体的には、各第1トレンチ14aには、第1ゲート絶縁膜15a、第2ゲート絶縁膜15b、第1ゲート電極16a、および第2ゲート電極16bが配置されている。そして、各第1トレンチ14a内において、当該第1トレンチ14aの開口部側に、第1ゲート絶縁膜15aおよび第1ゲート電極16aが配置されることで上段側ゲート構造が構成されている。また、第1トレンチ14aの底部側に、第2ゲート絶縁膜15bおよび第2ゲート電極16bが配置されることで下段側ゲート構造が構成されている。
各第1ゲート電極16aは、図6とは別断面において、それぞれ図示しないゲート配線と電気的に接続されてゲート制御回路から所定のゲート電圧が印加されるようになっている。また、各第2ゲート電極16bは、図6とは別断面において、互いに電気的に接続されていると共に、所定の電位に維持されるようになっている。本実施形態では、第2ゲート電極16bは、図6とは別断面において、周辺領域2に形成されたシールド配線部21と電気的に接続されることにより、第1上部電極28の電位に維持されている。
第1ゲート電極16aは、半導体基板10の一面10a側からベース層12の底部よりも深い位置まで形成されている。つまり、第1ゲート電極16aは、ゲート電圧が印加された際、ベース層12にソース層13とドリフト層11とを繋ぐチャネルが形成されるように配置されている。また、第1ゲート絶縁膜15aは、第1ゲート電極16aに沿って形成されており、半導体基板10の一面10a側からベース層12の底部よりも深い位置まで形成されている。
第2ゲート電極16bは、上段側ゲート構造の底部から第1トレンチ14aの底部側に向かって形成されている。第2ゲート絶縁膜15bは、第2ゲート電極16bに沿って配置されており、第1トレンチ14aの底部側に配置されている。また、第2ゲート絶縁膜15bは、第2ゲート電極16bが所定の電位に維持されて第1トレンチ14aの底部に電界集中が発生することを抑制するものであるため、第1ゲート絶縁膜15aよりも厚くされている。なお、第1ゲート電極16aと第2ゲート電極16bとの間には、第1ゲート絶縁膜15aが配置されている。
本実施形態では、このようなスプリットゲート構造が構成されていることにより、第1トレンチ14aの底部に電界集中が発生することを抑制でき、耐圧の向上を図ることができる。
以上が本実施形態における半導体装置の構成である。次に、上記半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図7(a)に示されるように、図2(a)と同様の工程を行い、シールド絶縁膜17等を形成する。次に、図7(b)に示されるように、第2トレンチ14bが埋め込まれるように、CVD法等でPoly−Siを成膜する。そして、適宜マスクを形成してドライエッチング等を行い、周辺領域2にシールド配線部21を構成する。また、セル領域1においては、第1ゲート電極16aが配置される部分および半導体基板10の一面10a上に形成されたPoly−Siを除去する。つまり、第2ゲート電極16b、シールド電極18、およびシールド配線部21は、同じ工程で形成される。
次に、図7(c)に示されるように、図示しないマスクを配置し、セル領域1において、第1トレンチ14aのうちの第1ゲート絶縁膜15aが配置される部分、および半導体基板10の一面10aに形成された絶縁膜を除去する。また、周辺領域2においては、シールド配線部21の下方に下層絶縁膜20が残存するように、半導体基板10の一面10aに形成された絶縁膜を除去する。
続いて、図8(a)に示されるように、熱酸化等を行い、セル領域1において、第1トレンチ14aの壁面上に第1ゲート絶縁膜15aを形成すると共に、半導体基板10の一面10a上に一面絶縁膜19の下層側の部分を構成する下側絶縁膜19aを形成する。また、周辺領域2において、半導体基板10の一面10a上に一面絶縁膜19の下層側の部分を構成する下側絶縁膜19aを形成すると共に、シールド配線部21を覆う配線絶縁膜22を形成する。
次に、図8(b)に示されるように、第1トレンチ14aが埋め込まれるように、CVD法等でPoly−Siを成膜し、第1ゲート電極16aを形成する。そして、適宜マスクを形成してドライエッチング等を行い、半導体基板10の一面10a上に形成されたPoly−Siを適宜パターニングして図示しないゲート配線を構成する。
続いて、図8(c)に示されるように、上記図2(c)と同様の工程を行い、感温ダイオード素子23、ベース層12、およびソース層13を形成すると共に、感温ダイオード素子23を保護する素子保護膜24および一面絶縁膜19を形成する。
その後は、図9および図10に示されるように、上記図4および図5と同様の工程を行う。すなわち、図9(a)に示されるように、一面絶縁膜19上に、素子保護膜24(すなわち、感温ダイオード素子23)を覆うように、層間絶縁膜25を形成する。そして、図9(b)に示されるように、層間絶縁膜25のうちの半導体基板10の一面10aと反対側の一面25aをCMP法等で平坦化する。続いて、図9(c)に示されるように、層間絶縁膜25上にフォトレジスト32を配置する。
次に、図10(a)に示されるように、層間絶縁膜25のうちの第1コンタクトホール26および第2コンタクトホール27が形成される領域が露出するように、フォトレジスト32を露光、現像してパターニングする。次に、図10(b)に示されるように、フォトレジスト32をマスクとしてドライエッチング等を行い、第1コンタクトホール26および第2コンタクトホール27を同時に形成する。その後、図10(c)に示されるように、ベース層12およびソース層13と電気的に接続される第1上部電極28を形成すると共に、感温ダイオード素子23と電気的に接続される第2上部電極29を形成する。以上のようにして、本実施形態の半導体装置が製造される。
以上説明したように、セル領域1にスプリットゲート構造を配置した半導体装置としてもよい。また、セル領域1にスプリットゲート構造を配置することにより、耐圧の向上を図ることもできる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記各実施形態では、第1導電型をN型、第2導電型をP型とする場合について説明したが、第1導電型をP型、第2導電型をN型とする半導体装置としてもよい。つまり、上記各実施形態で説明した各部の導電型を反転させた構造としてもよい。
また、上記各実施形態において、半導体基板10上に形成されるダイオード素子は、感温ダイオード素子23ではなく、例えば、ツェナーダイオード素子であってもよい
さらに、上記第1実施形態において、図11に示されるように、第2トレンチ14bが形成されておらず、シールド電極18を備えない構成としてもよい。同様に、上記第2実施形態において、図12に示されるように、第2トレンチ14bが形成されておらず、シールド電極18を備えない構成としてもよい。
さらに、上記第1実施形態において、図13に示されるように、第2トレンチ14bが形成されておらず、シールド配線部21は、第1トレンチ14a上に形成されていてもよい。同様に、上記第2実施形態において、図14に示されるように、第2トレンチ14bが形成されておらず、シールド配線部21は、第1トレンチ14a上に形成されていてもよい。なお、図14に示される構成では、図14とは別断面において、シールド配線部21は、第2ゲート電極16bと接続されている。
これら図11〜図14に示される構成としても、感温ダイオード素子23が所定の電位に維持されるシールド配線部21上に形成されることにより、感温ダイオード素子23の検出精度が低下することを抑制できる。
また、上記各実施形態において、シールド電極18とシールド配線部21は、異なる材料で形成されていてもよく、例えば、シールド配線部21は、Al等で構成されていてもよい。
そして、上記各実施形態において、ドレイン層30を備える代わりに、P型のコレクタ層を備えるようにしてもよい。つまり、半導体基板10にIGBT(すなわち、Insulated Gate Bipolar Transistor)素子が形成されていてもよい。また、ドレイン層30上に、N型のカラム領域とP型のカラム領域とが配置されたスーパージャンクション構造を有する半導体装置としてもよい。
さらに、上記各実施形態において、ドリフト層11の表層部にドレイン層30が形成され、半導体基板10の面方向に電流を流す横型の半導体装置としてもよい。
また、上記第1実施形態において、トレンチ型のゲート構造の代わりにプレーナ型のゲート構造を採用してもよい。この場合においても、感温ダイオード素子23をシールド配線部21上に配置することにより、感温ダイオード素子23の検出精度が低下することを抑制できる。
さらに、上記各実施形態において、第1コンタクトホール26および第2コンタクトホール27の壁面に、Ti、またはTiN等で構成されるバリアメタルが形成されていてもよい。なお、このようなバリアメタルは、例えば、第1、第2埋込電極部28a、29aを形成する前に、スパッタ法等で形成される。
そして、上記各実施形態において、第1上部電極28は、第1埋込電極部28aと第1上層電極部28bとが同じ材料を用いて構成されていてもよく、例えば、Alで構成されていてもよい。同様に、第2上部電極29は、第2埋込電極部29aと第2上層電極部29bとが同じ材料を用いて構成されていてもよく、例えば、Alで構成されていてもよい。
さらに、上記各実施形態において、ソース層13は、ベース層12の表層部に選択的に形成されていてもよい。つまり、半導体基板10の一面10aがベース層12およびソース層13を有する構成とされていてもよい。この場合、第1コンタクトホール26は、ベース層12およびソース層13が露出されればよいため、半導体基板10の一面10aより深くまで形成されていなくてもよい。つまり、第1コンタクトホール26は、半導体基板10の一面10aからベース層12およびソース層13が露出するように形成されていればよい。
また、上記各実施形態において、感温ダイオード素子23は、アノード領域23aとカソード領域23bとが複数配置されて構成されていてもよい。
そして、上記各実施形態において、第1コンタクトホール26および第2コンタクトホール27を形成する際のフォトレジスト32は、ネガ型であってもよい。
10 半導体基板
10a 一面
21 シールド配線部
23 ダイオード素子

Claims (2)

  1. 半導体基板(10)上にダイオード素子(23)が形成された半導体装置において、
    一面(10a)を有し、半導体素子が形成された前記半導体基板と、
    前記半導体基板の一面上に形成された前記ダイオード素子と、を備え、
    前記半導体基板の一面上には、所定の電位に維持されるシールド配線部(21)が形成されており、
    前記ダイオード素子は、前記シールド配線部上に形成されており、
    前記半導体基板には、前記シールド配線部の下方にシールド用トレンチ(14b)が形成されており、
    前記シールド用トレンチには、シールド絶縁膜(17)を介して前記シールド配線部と電気的に接続されるシールド電極(18)が配置されている半導体装置。
  2. 前記半導体基板は、第1導電型のドリフト層(11)と、前記ドリフト層上に配置された第2導電型のベース層(12)と、前記ベース層の表層部に形成され、前記ドリフト層よりも高不純物濃度とされた第1導電型の不純物領域(13)と、を有し、
    前記ベース層のうちの前記不純物領域と前記ドリフト層との間に位置する部分の表面をチャネル領域とすると、前記チャネル領域を含む領域上に形成されたゲート絶縁膜(15)と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極(16)と、を有するゲート構造と、
    前記ベース層および前記不純物領域と電気的に接続される電極(28)と、を備え、
    前記シールド配線部は、前記電極に接続されている請求項1に記載の半導体装置。
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