JP6737881B2 - マルチビーム誘導出力管の平衡化 - Google Patents

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Description

本発明は誘導出力管増幅器に関する。このような管は文献においてIOTとして知られる。管は、コレクタに到達する前にアノードおよび相互作用空間を通過する電子ビームを生成する銃を真空室内に含んでいる。相互作用空間は共振空洞内に位置する。電子銃による入力信号入力レベルが、共振空洞によるレベルに増幅される。誘導出力管は特に無線周波数信号の最終増幅段で用いられ、管の出力は例えば加速空洞等の負荷に接続されている。
電子銃は、カソードおよび制御ゲートを含み、その間に増幅対象の無線周波数信号が印加され、信号が電子ビームのエネルギーを変調する。相互作用空間内において、電子ビームの運動エネルギーの一部が共振空洞内で電磁波形式に変換される。
マルチビーム管が存在する。これらの管は文献においてマルチビーム誘導出力管(MBIOT)として公知である。より正確には、管からの出力強度を高めるべく、複数の電子ビームを単一の共振空洞と相互作用させるように構成することができる。1つの電子銃により種々のビームが各々生成される。種々の電子銃のゲートは、増幅対象の同一無線周波数信号を受信する。
本発明は、マルチビーム管の性能、特に全体的な効率を向上させることを目的としており、そのために出願人は、効率が種々の電子ビームの密度のバランスに関係することを理解した。種々の電子銃への入力として印加される所与の無線周波数信号に対して、各々が同一ピーク電流を送らなければならない。管の製造工程において、幾何学的ばらつきが必然的に生じる。これらのばらつきにより、種々の銃から発せられるビーム間で密度が変化する。
一つの解決策は製造公差を減らすことであるが、これは管の製造コストの増大をもたらす。
本発明は、より大きい製造公差を受容しながら上述の問題を緩和することを目的とする。本発明は、幾何学的ばらつきとは独立に種々のビームの密度を均衡させることができる解決策を提供する。
この目的のため、本発明の主題の一つは、出力空洞と、出力空洞を通過する電子ビームを各々が発することを意図された複数の電子銃とを含むマルチビーム誘導出力管を含む増幅器であり、各々の電子銃は、電子ビームを発することを意図されたカソード、および電子ビームの密度を変調可能にするゲートを含み、増幅器は更に、各々の銃に関連付けられたDC電圧源を含み、各々の電圧源は、対応する電子銃のゲートに接続されていてゲートにバイアスをかけ、電圧源の少なくとも1つの電圧は、種々の電子ビームの密度を均衡させるべく調整可能である。
各々の電子銃に関連付けられた電圧源は、例えば第1の電圧源と呼ばれる。増幅器は更に、電圧が調整可能な第2のDC電圧源を含み、第1の電圧源の各々は、対応するゲートと第2の電圧源との間で直列接続されていて、第2の電圧源の電圧は、種々のゲートに阻止電圧を印加すべく調整可能である。
増幅器は更に、各々の電子銃に関連付けられたコレクタを含んでいてよく、各コレクタは、出力空洞を通過した後の対応する電子ビームを受信することを意図され、電流センサにより、各々のコレクタ内を流れる電流を測定可能にする。
本発明の別の主題は、本発明による増幅器を調整する方法であって、本方法は、各々のコレクタ内を流れる電流を測定し、電流の測定値を等しくすべく各々の第1の電圧源の電圧を調整するものである。
有利には、各々のコレクタの加熱を制限すべく、各々のコレクタで測定される電流の目標値が規定される。
ゲートの1つに電圧を印加し、この電圧により、ある期間の一小部分にわたり各々のコレクタで測定される電流の目標値を達成することができる。
有利には期間は繰り返され、小部分の各々にわたり取得された電流測定値の平均が計算される。
添付の図面に例示的に示す一実施形態の詳細説明を精査することにより本発明に対する理解が深まり、更なる利点が明らかになろう。
本発明による増幅器を模式的に示す。 図1の増幅器の複数の電子銃の動作を表す特性曲線を示す。
明快さのため、異なる図面の同一要素に同一参照符号を付している。
図1に、真空管により無線周波数信号を増幅することを意図された増幅器10を示す。簡潔に、真空管は、電子ビームと電磁波との相互作用の原理を利用して、電子ビームに含まれるエネルギーの一部を波に伝達することにより、管に入力した波よりも高いエネルギーの波を管からの出力として得ることが想起されよう。無線周波数信号の周波数は例えばUHF帯域である。他の周波数帯も無論本発明の主旨で利用することができる。
増幅器10は例えば、各々がビーム12、22を真空室30内で発する2つの電子銃11、21を含んでいる。銃の個数は、図を煩雑にしないように選択されている。より多くの個数の銃で本発明を実施することも無論可能である。出願人は例えば、10個の電子銃を処理する増幅器により最終的な内部検証を行った。銃11は、電子ビーム12が伝搬する軸X1の回りに設置されている。銃11は、軸X1の第1終端に配置されている。銃11は、電子を発するカソード13、および印加される電圧に依存する電子バンチを制御するゲート14を含んでいる。加熱電極15によりカソード13を加熱することができる。電子ビーム12は、軸X1の第2終端に配置されたコレクタ16まで伝搬する。
増幅器10は、カソード13とコレクタ16の間に数十キロボルトの電圧差を印加可能にするVHT電源32を含んでいる。実際には、コレクタ16は各々が異なる電圧に上げられた複数の段(図示せず)を含んでいてよい。
軸X1に沿って、増幅器10は、出力共振空洞34の相互作用空間18につながる嘴状のアノード17を含んでいる。相互作用空間18は、嘴部18に対向すると共にコレクタ16に属する第2の相互作用嘴部19に囲まれている。
電子銃21は、軸X2の回りに設けられていて、銃11と全く同様に、加熱電極25、カソード23、およびゲート24を含んでいる。増幅器10もまた、ビーム22が通過するアノード27、および銃21から発せられたビーム22を受信すべく意図されたコレクタ26を含んでいる。コレクタ26および銃21は共に軸X2に沿って延在している。2本の軸X1、X2は例えば本発明のコンテキストにおいて平行である。軸X1とX2が平行でない他の構成もまた本発明の主旨において可能である。
増幅器10の製造を標準化すべく、2つの銃11、21、2つのアノード17、27、および2つのコレクタ16、26は有利には同一である。
出力共振空洞34は2本の電子ビーム12、22に共通である。
増幅器10は、増幅対象の無線周波数信号RFを均衡した状態で2つのゲート14、24間で分離可能にするスプリッタ36を含んでいる。
動作時において、電子ビーム12の密度がゲート14により変調され、電子はバンチ状に発せられる。2つのバンチの時間間隔はRF信号の周期に等しい。ビーム12は、アノード17とコレクタ16との間で、軸X1の回りにほぼ円筒形である。この円筒形は、一方ではカソード13、アノード17、およびゲート14の形状により得られ、他方では電子を軸X1の近くに保つ軸方向磁場により得られる。ゲート14から発せられた電子バンチは、相互作用空間18に入る前に加速される。相互作用空間18内に存在する電場は電子バンチを減速させる傾向がある。電子により失われた運動エネルギーは、空洞34内で電磁気エネルギーに変換される。電子ビーム22はビーム12と同様に発達する。ビーム22の運動エネルギーの一部もまた、空洞34の電磁気エネルギーに変換される。2本のビーム12、22から抽出された電磁気エネルギーは、例えば空洞34の壁における絶縁体38を通過する同軸フィーダ線を介して増幅器10の出力へ向けられる。
増幅器10は更に、各々の銃11、21に関連付けられたDC電圧源41、51を含み、各電圧源が、ゲートにバイアスをかけるべく、対応する電子銃11または21のゲート14または24に接続されている。電圧源41、51の電圧は、種々のビーム12、22の密度を均衡させるべく調整可能である。
増幅器10を、自身に種々の銃11、21に共通な別のDC電圧源60を追加することにより完成することができる。各電圧源41、51の電圧が電圧源60の電圧に追加される。電圧源41は、ゲート14と電圧源60の間で直列に接続されている。同様に、電圧源51はゲート24と電圧源60の間で直列に接続されている。電圧源60の存在により、種々のビームの阻止電圧の調整を容易にすることができる。
増幅器からの信号出力を解析することにより、種々の電圧源41、51および60の電圧を調整することができる。別のより簡単な方式は、各々のコレクタ16、26内を流れる電流を測定するものである。この目的のため、コレクタ16、26は別々に製造され、各々のコレクタ16、26内の各々のビーム12、22により生成された電流を別々に測定すべく互いに電気的に絶縁されていてよい。2つの別々の導電体が、各々のコレクタ16、26をVHT電源32に接続し、増幅器は、各々の導体内を流れる電流を別々に測定可能にする電流センサ43、53を含んでいる。換言すれば、センサ43により、コレクタ16内を流れる電流を測定することができ、センサ53により、コレクタ26内を流れる電流を測定可能にする。任意の種類のセンサ、例えば問題のコレクタをVHT電源32に接続する導体内を流れる電流により生成された磁場を測定するホール効果センサを、これらの電流の測定に用いることができる。
図2に、各々が銃11、21の一方に関連付けられた特性曲線45、55の2つの例を示す。より正確には、曲線45、55は、コレクタ内を流れる電流の変化を、問題のゲート14または24に印加される電圧に応じて示す。各々の曲線45、55では、電流はゲートに印加される電圧に応じて増大する。約−110Vのゲート電圧では電流はゼロであり、0Vの電圧では電流は約10Aである。2本の曲線45、55は水平方向にずれている。このずれは主として、2つの電子銃11、21の幾何学的ばらつきによるものである。実際には、2本のビーム12、22を生成する役割を果たす他の全ての機械部品が、コレクタ16、26における電流変化の要因であり得る。
2本の特性曲線45、55は、ゲート14、24へのRF信号を印加した結果を示す。問題のゲートにDC電圧を印加した場合、電流の値は同一に保たれる。DC電圧は、RFAC電圧を補完することができる。したがって2つの電圧源41、51の電圧値を変化させることにより、所与のRF入力電力に対して2本のビーム12、22の電流が等しくなるように2つの電子銃11、21を均衡させることが可能である。
要するに、RF信号が存在しない場合、2つのセンサ43、53で測定される電流の値が同一になるように、電圧源41、51の2つの電圧の各々が調整される。曲線45、55の微分係数はゲート電圧と共に増大する。換言すれば、曲線45、55の傾斜はゲート電圧と共に増大する。コレクタ16、26内で到達すべき電流の大きさの選択は、電圧の微調整が可能なように、電圧変化と電流変化との比が充分大きくなるように充分高くなければならない。更に、各々のゲート14、24にDC電圧を印加したならば、空洞34への運動エネルギーの伝達はほぼ無い状態で、電子ビーム12、22に含まれるエネルギーのほぼ全てがコレクタ16、26に伝達される。従って、コレクタ16、26の加熱を制限するには、各々のコレクタの電流の大きさを制限することが必要である。実際には、最大電流の約4%のDC電流により、コレクタを過剰に加熱することなく調整を行うことができる。図2に示す例において、曲線45によれば、ゲート14に印加された0Vの電圧によりコレクタ16で10.5Aの電流が生じ、−89Vの電圧により0.4Aの電流が生じる。第1に、0.4Aの目標値の電流を得るべく電圧源41の電圧が−89Vに調整される。代替的に、電流の目標値は任意の値であるため、電圧源41は設定済みの電圧を有していてよい。
次いで、コレクタ26内で同じ0.4Aの電流を得るべくゲート24に印加する電圧を決定しようとする。ゲートの電位も−89Vに設定することができる。この電圧値では、0.4A未満の電流がコレクタ26内で測定される。曲線55がゲート電圧の増加関数であることが知られているため、ゲート24に印加される電圧源51の電圧は、コレクタ26内で0.4Aの値が達成されるまで上げられる。図示する例において、コレクタ26内の0.4Aの電流は、電圧源51の場合−84VのDC電圧により達成される。
本方法は、電圧源41、51の電圧の調整の精度を向上させるべく改良することができる。コレクタ16、26の加熱を制限するために、ある期間の一小部分でのみ電圧をゲート14、24の一方に印加することが可能である。次いでコレクタ16、26の熱慣性により、その期間にわたり加熱を平滑化することができる。期間の一小部分は、コレクタ内の電流を正確に測定できるように定義される。例えば、ホール効果センサを電流センサとして用いて、約1から2msの期間小部分により、問題のセンサでの測定を安定させることができる。ゲートに電圧を印加する小部分を除外し、残りの期間にわたり、問題のコレクタ内で電流を発生させないよう、ゲートに印加される電圧はより大きい負値であってよい。例えば取得された様々な測定値の平均を計算することにより、コレクタ内の電流の測定値を洗練すべく、電圧の印加を例えば1から10Hzの周波数で繰り返すことができる。
2つの電圧源41、51の電圧が調整された後、2つの銃11、21に共通の電圧源60が調整される。電圧源60の電圧は、予め調整された2つの電圧に加えられる。電圧源60は、コレクタ内の電流を相殺すべく調整される。この電圧は、各々の電圧源41、51の電圧に加え、阻止電圧と呼ばれる。換言すれば、銃11の場合、阻止電圧は、電圧源41、60の電圧の和である。銃21の場合、阻止電圧は、電圧源51、60の電圧の和である。図示する例において、電圧源60の電圧は−25Vである。ゲート14は次式で表される自身の阻止電圧Vp14までバイアスをかけられる。
Vp14=(−89V)+(−25V)=−114V
同様に、ゲート24は次式で表される自身の阻止電圧Vp24までバイアスをかけられる。
Vp24=(−84V)+(−25V)=−109V
代替的に、電圧源60をなくすことも可能である。従って各々の電圧源41、51の電圧は所望のバイアス電圧を達成すべく同じ値で相殺される。
種々のゲートにバイアスがかけられた後で、各々のゲートに対し、自身のバイアス電圧に加え、RF信号の電圧VRF.cosωtを印加することが可能である。増幅器10を使用する間、ゲート14に印加される電圧Vg24は次式で与えられる。
Vg14=Vp14+VRF.cosωt
Vg24=Vp24+VRF.cosωt
電圧VRFはRF信号の振幅である。コレクタ電流10.5Aを超えないことが望まれる場合、ゲート14で最大電圧0V、およびゲート24で最大電圧+5Vを得るためRF信号の最大振幅は109Vである。RF信号の所与の振幅、例えば109Vに対して、所与のピーク電流、すなわち10.4Aが各々の銃11、21により送られる。

Claims (7)

  1. 出力空洞(34)と、出力空洞(34)を通過する電子ビーム(12、22)を各々が発することを意図された複数の電子銃(11、21)とを含むマルチビーム誘導出力管を含む増幅器であって、各々の電子銃(11、21)が、電子ビーム(12、22)を発することを意図されたカソード(13、23)、および電子ビーム(12、22)の密度を変調可能にするゲート(14、24)を含み、増幅器(10)が更に、各々の銃(11、21)に関連付けられたDC電圧源(41、51)を含み、各々の電圧源(41、51)が、対応する電子銃(11、21)のゲート(14、24)に接続されていてゲート(14、24)にバイアスをかけ、電圧源(41、51)の少なくとも1つの電圧が、種々の電子ビーム(12、22)の密度を均衡させるべく調整可能である増幅器。
  2. 各々の電子銃(11、21)に関連付けられた電圧源(41、51)が、第1の電圧源と呼ばれ、更に、電圧が調整可能な第2のDC電圧源(60)を含み、第1の電圧源(41、51)の各々が、対応するゲート(14、24)と第2の電圧源(60)との間で直列接続されていて、第2の電圧源(60)の電圧が種々のゲート(14、24)に阻止電圧を印加すべく調整可能である、請求項1に記載の増幅器。
  3. 各々の電子銃(11、21)に関連付けられたコレクタ(16、26)を更に含み、各コレクタ(16、26)が、出力空洞(34)を通過した後の対応する電子ビーム(12、22)を受信することを意図され、電流センサ(43、53)により、各々のコレクタ(16、26)内を流れる電流を測定可能にする、請求項1から2のいずれか1項に記載の増幅器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の増幅器(10)を調整する方法であって、各々のコレクタ(16、26)内を流れる電流を測定し、電流の測定値を等しくすべく第1の電圧源(41、51)の各々の電圧を調整する方法。
  5. 各々のコレクタ(16、26)の加熱を制限すべく、各々のコレクタ(16、26)で測定される電流の目標値が規定される、請求項4に記載の方法。
  6. ゲート(14、24)のうちの1つに電圧を印加し、この電圧により、ある期間の一小部分にわたり各々のコレクタ(16、26)で測定される電流の目標値を達成することができる、請求項4または5に記載の方法。
  7. 期間が繰り返され、小部分の各々にわたり取得された電流測定値の平均が計算される、請求項6に記載の方法。
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