JP6727712B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、回路遮断器に関するものである。
従来から、回路遮断器の固定接点と可動接点の接触を断って電路を遮断するときに、アークガスが発生することが知られている。このアークガスを消弧するため、回路遮断器内に消弧装置を設けることが一般的である。しかし、アークガスの全てが消弧装置によって消弧されるわけではなく、その一部が回路遮断器の内側方向へ流れてしまうことがあった。このようなことに起因して、アークガスが他極に流れ込むと、異極間で絶縁劣化が生じることが知られていた。特許文献1には、このような不具合を解消するための構造が記載されている。
特開2006−236732号公報
ところで、可動接点が上昇するように可動接触子に付勢力を与えるため、回路遮断器内には、バネが配置されている。このバネがアークガスに曝されると、バネが溶融してしまい、可動接触子に付勢力を与える機能を損なう虞があった。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、接点開放時に発生するアークガスにより可動接触子を付勢するバネが溶融することを抑制することである。
上記課題を解決するため、次のような手段を採用する。第一の手段は、固定接点と可動接点からなる接点部と、ハンドルと連動して可動接触子を昇降させるクロスバーと、可動接触子に付勢するバネと、を有する回路遮断器であって、クロスバーを接点部とバネとの間に配置し、可動接触子が開放位置にあるときに、クロスバーの下端が固定接点の上端よりも下方に位置する回路遮断器である。
第一の手段において、前記バネを固定するバネ固定部の接点部側には、リブが備えられており、可動接触子が開放位置にあるときに、前記リブの上端がクロスバーの下端よりも上方に位置する構成とした第二の手段が好ましい。
第一の手段において、接点部とクロスバーとの間には、壁部が備えられており、
可動接触子が開放位置にあるときに、前記壁部の上端がクロスバーの下端よりも上方に位置する構成とした第三の手段が好ましい。
本発明では、接点開放時に発生するアークガスにより可動接触子を付勢するバネが溶融することを抑制することができる。
実施形態の回路遮断器の斜視図である。 オフ時の回路遮断器の断面図である。 オン時の回路遮断器の断面図である。 クロスバーの斜視図である。 変形例のクロスバーの斜視図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1は実施形態の回路遮断器1の斜視図である。なお、本明細書においては、図1などに示したX側が上として、Y側が前として方向を定めている。回路遮断器1には、固定接点42と可動接点44からなる接点部4を備えている。図2に示すように固定接点42と可動接点44が離間している場合、回路遮断器1内で電路が遮断されている。図3に示すように固定接点42と可動接点44が接触している場合、回路遮断器1内の電路が繋がる。なお、ケース2の外側に突出しているハンドル3を操作することで、可動接点44を移動させることが可能である。
回路遮断器1には、ハンドル3と連動して可動接触子6を昇降させるクロスバー5を備えている。可動接点44は可動接触子6に接続されており、可動接触子6を動かすことで可動接点44を動かすことができるように構成されている。回路遮断器1には、可動接触子6を付勢するバネ7が備えられており、このバネ7は、可動接点44が固定接点42と離間することを補助するように、可動接触子6を付勢している。このバネ7と接点部4との間にクロスバー5が配置されている。また、図2に示すように、可動接触子6が開放位置にあるときに、クロスバー5の下端が固定接点42の上端よりも下方に位置するように構成されている。したがって、接点開放時に発生するアークガスからバネ7を保護するようにクロスバー5が機能することになる。また、クロスバー5が接点部4とバネ7との間に配置されるため、接点部4とバネ7との距離を比較的長めにすることができ、この点からも、バネ7がアークガスに曝されることを抑制することが可能となる。
次にクロスバー5について詳細に説明する。本実施形態のクロスバー5は樹脂を用いて構成されている。また、図4に示すように、クロスバー5には可動接触子6を挿通する孔52を備えている。本実施形態のクロスバー5は、回路遮断器1の三つの極にまたがるように設けられており、全ての可動接触子6を同時に昇降させるために利用される。回路遮断器1のオン操作をするために、ハンドル3を図3に示す側に倒すと、クロスバー5の下降と同時に可動接点44と固定接点42が接触し、電路が繋がる。逆に、オフ操作をするために、図2に示す側にハンドル3を倒すと、クロスバー5の上昇と同時に可動接点44と固定接点42の接触が断たれ、電路が遮断される。接点部4でアークガスが発生しても、接点部4とバネ7との間にアークガスの移動の障害となるクロスバー5が存在しているため、バネ7がアークガスに曝されることを抑制することができる。クロスバー5は図4に示したような形態に限るものではなく、例えば図5に示すように、孔52の下端部を切り欠き、切り欠き部54を備えた形態とすることも可能である。なお、図2に示した状態が、可動接触子6が開放位置にある状態である。
ところで、本実施形態の回路遮断器1には、可動接触子6を付勢するバネ7を固定するバネ固定部12を備えている。バネ固定部12には底面13側から上方に延びるリブが備えられている。本実施形態ではリブはバネ7の前後方向に配置されている。バネ固定部12の接点部4側に設けられたリブ14は、可動接触子6が開放位置にあるときに、前記リブ14の上端がクロスバー5の下端よりも上方に位置するように構成されている。このため、当該リブ14もアークガスがバネ7に至ることを抑制する。したがって、より一層、バネ7がアークガスに曝されることを抑制することができる。
また、本実施形態においては、接点部4とクロスバー5との間に、壁部15が備えられている。この壁部15は、可動接触子6が開放位置にあるときに、その上端がクロスバー5の下端よりも上方に位置するように構成されている。このため、当該壁部15もアークガスがバネ7に至ることを抑制する。したがって、より一層、バネ7がアークガスに曝されることを抑制することができる。
本実施形態の壁部15は接点部4付近に設けられた、樹脂製の部材により構成されている。この樹脂製の部材は高温のアークに触れると、アークの消弧に寄与するガスが発生し、アークバリアとして機能する。
以上、一つの実施の形態を中心として説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、底面側から延びるリブは、バネの前後方向に配置する必要は無く、所望の位置に設けることが可能である。
また、接点部とクロスバーとの間に別途部材を追加することで、壁部を形成しても良い。この場合、可動接触子の動きを制限しないように壁部を配置することが好ましい。
1 回路遮断器
3 ハンドル
4 接点部
5 クロスバー
6 可動接触子
7 バネ
12 バネ固定部
14 リブ
15 壁部
42 固定接点
44 可動接点

Claims (3)

  1. 固定接点と可動接点からなる接点部と、
    ハンドルと連動して可動接触子を昇降させるクロスバーと、
    可動接触子に付勢するバネと、を有する回路遮断器であって、
    クロスバーを接点部とバネとの間に配置し、
    可動接触子が開放位置にあるときに、クロスバーの下端が固定接点の上端よりも下方に位置する回路遮断器。
  2. 前記バネを固定するバネ固定部の接点部側には、リブが備えられており、
    可動接触子が開放位置にあるときに、前記リブの上端がクロスバーの下端よりも上方に位置する請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 接点部とクロスバーとの間には、壁部が備えられており、
    可動接触子が開放位置にあるときに、前記壁部の上端がクロスバーの下端よりも上方に位置する請求項1に記載の回路遮断器。
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