JP6707825B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、所定事項を記入した答案用紙を順次読み込むイメージスキャナーと、読み込んだイメージデータを順次受け取り、所定事項の全部または一部を文字認識処理する文字認識手段と、文字認識処理結果を登録するデータベースと、各答案用紙に共通の所定集計結果および/または各帳票ごとに異なる所定集計結果を算出する演算処理部と、各答案用紙に対応する所定集計結果を、各答案用紙の所定欄に順次プリントするプリント手段とを含む帳票集計装置が開示されている。
特開2002−245207号公報
答案用紙などの原稿を読み込んで文字認識を行う技術が知られている。ここで、例えば採点済みの答案用紙を読み込んで文字認識を行う際に、問題毎の点数欄の位置などを事前に指定することにより、指定した位置の文字認識を行って問題毎の点数を判別する場合がある。しかし、例えば大学等では講義毎に試験を行うこともあるため、文字認識を行う位置を試験毎に指定する場合には、教員等のユーザの負担が大きくなる。
本発明は、原稿に記載された記載項目に対応する記載事項を認識する場合に、文字認識を行う位置を記載項目毎に予め指定する構成と比較して、ユーザの負担を軽減することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、原稿上の画像の画像情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記画像情報により、前記画像に含まれる一のユーザの作業により記載された複数の記載項目の各々と当該複数の記載項目の各々が記載されている範囲とを認識し、当該複数の記載項目を記載した当該一のユーザとは別のユーザの作業により当該複数の記載項目とは別に記載された記載事項と当該記載された記載事項の位置とを認識する認識手段と、前記認識手段により認識された前記複数の記載項目の位置と前記記載事項の位置との関係により、当該記載事項を当該複数の記載項目の何れかに対応付ける対応付け手段とを備える情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記取得手段は、文字情報を含む前記画像の画像情報を取得し、前記認識手段は、予め定められた規則に従って、前記画像に含まれる前記複数の記載項目の各々が記載されている範囲を認識し、当該画像の文字情報をもとに当該複数の記載項目の各々が記載されている範囲とは別に記載された前記記載事項を認識することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記認識手段は、前記複数の記載項目の何れかに対応付けられる記載事項が記載される領域として予め定められた領域において、当該領域内に存在する当該記載事項を認識することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記記載項目が記載されている範囲に対して予め定められた条件を満たす他の範囲内に存在する前記記載事項を、当該記載項目に対応付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記記載事項について、前記複数の記載項目のうち当該記載事項の位置から最も近い記載項目に対して当該記載事項を対応付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記複数の記載項目の各々の記載項目毎に、当該記載項目に対応付けた前記記載事項を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記記載項目は、問題に対する解答であり、前記記載事項は、当該記載項目に対して付与される得点であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、コンピュータに、原稿上の画像の画像情報を取得する機能と、取得された前記画像情報により、前記画像に含まれる一のユーザの作業により記載された複数の記載項目の各々と当該複数の記載項目の各々が記載されている範囲とを認識し、当該複数の記載項目を記載した当該一のユーザとは別のユーザの作業により当該複数の記載項目とは別に記載された記載事項と当該記載された記載事項の位置とを認識する機能と、認識された前記複数の記載項目の位置と前記記載事項の位置との関係により、当該記載事項を当該複数の記載項目の何れかに対応付ける機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、原稿に記載された記載項目に対応する記載事項を認識する場合に、文字認識を行う位置を記載項目毎に予め指定する構成と比較して、ユーザの負担を軽減することができる。
請求項2記載の発明によれば、予め定められた規則に従って、複数の記載項目の各々が記載されている範囲及び別に記載された記載事項を認識することができる。
請求項3記載の発明によれば、予め定められた領域が設けられていない構成と比較して、原稿に記載された記載事項を認識し易くなる。
請求項4記載の発明によれば、記載事項を記載項目に対応付ける際の精度を向上させることができる。
請求項5記載の発明によれば、記載事項を記載項目に対応付ける際の精度を向上させることができる。
請求項6記載の発明によれば、記載事項を各々の記載項目毎に出力することができる。
請求項記載の発明によれば、解答に対して得点を対応付けることができる。
請求項記載の発明によれば、原稿に記載された記載項目に対応する記載事項を認識する場合に、文字認識を行う位置を記載項目毎に予め指定する構成と比較して、ユーザの負担を軽減する機能を、コンピュータにより実現できる。
本実施の形態に係る画像処理システムの全体構成例を示した図である。 本実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成例を示した図である。 本実施の形態に係る画像処理装置の機能構成例を示したブロック図である。 本実施の形態に係る採点済みの答案用紙の一例を示した図である。 画像処理装置における一連の処理手順の一例を示したフローチャートである。 ステップ1の処理手順の一例を示したフローチャートである。 ステップ1の処理により設定されたブロックの一例を説明するための図である。 ステップ2の処理手順の一例を示したフローチャートである。 ステップ3の処理手順の一例を示したフローチャートである。 ブロックに対応する部分点領域の一例を説明するための図である。 ステップ4の処理手順の一例を示したフローチャートである。 ステップ4で生成される採点者用のファイルの一例を示した図である。 部分点領域が答案用紙の下端にある場合の一例を説明するための図である。 本実施の形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像処理システムの全体構成>
まず、本実施の形態に係る画像処理システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像処理システム1の全体構成例を示した図である。本実施の形態に係る画像処理システム1は、試験の答案用紙を読み取って、答案用紙における採点結果を収集するためのシステムである。図示するように、この画像処理システム1は、ネットワーク50を介して接続された、画像処理装置10、受験者用端末20、採点者用端末30、管理サーバ40を備える。
画像処理装置10は、スキャン機能を有し、原稿(用紙)上に形成されている画像を読み取り、読み取った画像を示す画像データを生成して、生成した画像データに対して処理を行う。ここで、画像処理装置10は、例えばスキャナ装置であり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式などが用いられる。なお、画像処理装置10は、スキャン機能に加えて、例えば、プリント機能、コピー機能及びファクシミリ機能等を備えても良い。本実施の形態では、情報処理装置の一例として、画像処理装置10が用いられる。
受験者用端末20は、例えば大学の学生などの、試験を受験する受験者が操作するものとして設けられたコンピュータ装置である。受験者用端末20としては、例えば、PC(Personal Computer)を用いると良い。
採点者用端末30は、例えば大学の教員などの、答案用紙を採点する採点者が操作するものとして設けられたコンピュータ装置である。採点者用端末30としては、例えば、PC(Personal Computer)を用いると良い。
管理サーバ40は、ネットワーク50を介してやり取りされるデータを記憶して管理するサーバ装置であり、例えば、一般にLMS(Learning Management System)と呼ばれるシステムで用いられるサーバ装置である。ここで、LMSとは、学習教材の配信や試験の成績などを統合して管理する学習管理システムである。例えば、受験者は、受験者用端末20を用いて、管理サーバ40から配信される学習教材や成績を閲覧することができる。また、例えば、採点者は、採点者用端末30を用いて、管理サーバ40から配信される各受験者の成績を閲覧したり、管理サーバ40に学習教材をアップロードしたりすることができる。
ネットワーク50は、各種情報の交換に用いる通信手段である。ネットワーク50としては、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)が例示される。
そして、本実施の形態では、受験者の答案用紙が採点者により採点され、採点済みの答案用紙が画像処理装置10にセットされる。画像処理装置10は、セットされた答案用紙上に形成されている画像を読み取って、採点結果を収集し、収集した採点結果を受験者及び採点者に通知する。ここで、答案用紙に記述されている問題とその問題に対応する解答とをまとめて「設問」と称することとすると、本実施の形態に係る画像処理装置10は、採点結果として、答案用紙における設問毎に得点を収集し、収集した設問毎の得点を受験者及び採点者に通知するものである。
また、本実施の形態では、問題またはその問題に対する解答の少なくとも何れか一方が、記載項目の一例として用いられる。また、設問に対して付与される得点(部分点)が、記載事項の一例として用いられる。
なお、図1に示す例では、1つの受験者用端末20しか示していないが、2つ以上の受験者用端末20を設けても良い。同様に、図1に示す例では、1つの採点者用端末30しか示していないが、2つ以上の採点者用端末30を設けても良い。
<画像処理装置のハードウェア構成>
次に、画像処理装置10のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る画像処理装置10のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、本実施の形態に係る画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、表示機構104、画像読取部105、画像形成部106、画像処理部107、通信部108、記憶装置109を備える。なお、これらの各機能部は、バス110に接続されており、このバス110を介してデータの授受を行う。
CPU101は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行する。また、ROM102は、CPU101により実行される制御プログラムを記憶している。そして、CPU101は、ROM102に記憶されている制御プログラムを読み出し、RAM103を作業エリアにして制御プログラムを実行する。CPU101により制御プログラムが実行されると、画像処理装置10における各機能が実現される。
表示機構104は、例えば液晶のタッチパネルディスプレイにより構成され、画像処理装置10に関するデータ等を表示する。また、表示機構104は、表示した画面に対してユーザによる接触が行われたことを検知して、ユーザからの操作を受け付ける。接触を検知する手段としては、接触による圧力をもとに接触を検知する手段や、接触した物の静電気をもとに接触を検知する手段等、どのようなものが用いられても良い。
画像読取部105は、原稿上に形成されている画像を読み取り、読み取った画像を示す画像データを生成する。
画像形成部106は、用紙等の記録媒体に画像を形成する印刷機構を備えている。ここで、画像形成部106は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを記録媒体に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録媒体上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いると良い。
画像処理部107は、入力される画像データに色補正や階調補正等の画像処理を施すものであり、画像処理が施された画像データを生成して画像形成部106へ出力する。
通信部108は、ネットワーク50を介して他の装置(例えば、受験者用端末20や採点者用端末30等)との間で各種データの送受信を行う通信インタフェースとして機能する。
記憶装置109は、ハードディスク装置などの記憶領域を具備しており、例えば通信部108で受信したデータや画像処理装置10で生成されたデータ等を記憶する。
<画像処理装置の機能構成>
次に、画像処理装置10の機能構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る画像処理装置10の機能構成例を示したブロック図である。画像処理装置10は、セットされた答案用紙上に形成されている画像を読み取る答案読取部11と、読み取った画像から答案用紙における設問毎の範囲を検出する設問範囲検出部12と、読み取った画像から答案用紙に記述されている部分点を認識する部分点認識部13とを備える。また、画像処理装置10は、設問と部分点との対応付けを行う設問部分点対応付け部14と、受験者と採点結果とを対応付ける採点結果集計部15とを備える。
答案読取部11は、画像処理装置10にセットされた採点済みの答案用紙について、答案用紙上に形成された画像の読み取りを行い、画像情報(画像データ)を取得する。
設問範囲検出部12は、答案読取部11が読み取って取得した画像情報により、答案用紙における設問毎の範囲を検出する。言い換えると、設問範囲検出部12は、答案読取部11が読み取って取得した画像情報から、答案用紙に含まれる複数の問題の各々が記載されている範囲を認識し、また、各問題に対応する解答の各々が記載されている範囲を認識する。
部分点認識部13は、答案読取部11が読み取って取得した画像情報から、答案用紙に記述されている部分点を認識する。具体的には、部分点認識部13は、文字認識を行う技術であるOCR(Optical Character Recognition)を用いて、各設問が記載されている範囲とは別に記載されている文字を認識する。ここでは、例えば、設問に対応付けられる部分点が記述される領域として予め定められた領域(以下、部分点領域と称する)において、文字認識が行われる。そして、部分点認識部13は、認識した文字情報が数字であれば、部分点として認識する。
設問部分点対応付け部14は、設問範囲検出部12が検出した設問と部分点認識部13が認識した部分点との対応付けを行う。付言すると、設問部分点対応付け部14は、設問範囲検出部12にて検出された設問毎の範囲(複数の設問の位置)と部分点認識部13にて認識された部分点の位置との関係により、認識された部分点を複数の設問の何れかに対応付ける処理を行う。
採点結果集計部15は、受験者の情報と採点結果とを対応付ける処理を行う。具体的には、設問部分点対応付け部14にて設問毎の部分点が収集されるため、収集された設問毎の部分点と、その答案用紙に解答を記入した受験者の情報とを対応付けたファイルが生成される。例えば、個々の受験者用のファイルとして、設問毎の部分点を記録したファイルが受験者毎に生成される。また、例えば、採点者用のファイルとして、複数の受験者に対する採点結果をまとめて貼り付けたファイルが生成される。生成されたファイルは、ネットワーク50を介して受験者や採点者に通知される。
なお、画像処理装置10が有するこれらの各機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、上述したように、CPU101が、画像処理装置10の各機能部を実現する制御プログラムを、例えばROM102からRAM103に読み込んで実行することにより、これらの機能部が実現される。
また、本実施の形態では、答案読取部11が、取得手段の一例としての機能を有している。設問範囲検出部12、部分点認識部13が、認識手段の一例としての機能を有している。設問部分点対応付け部14、採点結果集計部15が、対応付け手段の一例としての機能を有している。
<採点済みの答案用紙の例>
図4は、本実施の形態に係る採点済みの答案用紙の一例を示した図である。ここで、図4に示す答案用紙において直交座標系を考え、答案用紙の図中左上の隅を原点Oとし、図中右方向にx軸、図中下方向にy軸を定めて、答案用紙の横方向の座標をx座標、答案用紙の縦方向の座標をy座標とする。
この答案用紙には、上部に、試験月日や試験科目、受験者の氏名、受験者の番号、答案用紙の合計点数(採点者が採点した結果である答案用紙の合計点数)などの記入欄が設けられており、受験者や採点者により記入される。また、問1〜問4の4つの設問がy軸方向に順番に設けられている。そして、受験者により、それぞれの問題に対する解答が各問題の下に記述されている。さらに、答案用紙の右端には部分点領域が設けられており、採点者が採点を行った結果、部分点領域には各設問に対する部分点が記述されている。
ここで、図4に示す例では4つの設問を示しているが、本実施の形態に係る答案用紙では、答案用紙に記載される設問の数は決まっているわけではなく、答案用紙毎に設問の数を変えても良い。また、設問に対する部分点は部分点領域のどこかに記載すれば良く、設問とは別に記載される。付言すると、部分点を記載する位置は設問毎に予め指定されているわけではなく、答案用紙に記載されている設問に応じて、採点者によって各設問の部分点が記載される。
<画像処理装置における一連の処理の説明>
次に、画像処理装置10における一連の処理の流れについて説明する。図5は、画像処理装置10における一連の処理手順の一例を示したフローチャートである。
まず、受験者が何らかの試験を受験して、答案用紙の問題に対して解答を記入する。その後、採点者が答案用紙の採点を行い、採点済みの答案用紙が画像処理装置10にセットされる。そして、答案読取部11は、画像処理装置10にセットされた採点済みの答案用紙上に形成されている画像を読み取る。
答案用紙上に形成されている画像の読み取りが行われた後、まず、設問範囲検出部12は、読み取った画像から、答案用紙における設問毎の範囲を検出する(ステップ1)。次に、画像処理装置10は、読み取った画像から、答案用紙に記述されている部分点を認識する(ステップ2)。
次に、設問部分点対応付け部14は、ステップ1で検出した設問とステップ2で認識した部分点とを対応付ける処理を実行する(ステップ3)。付言すると、ステップ2では、答案用紙に記述されている部分点は認識されるが、この時点では、認識された部分点のそれぞれがどの設問に対して与えられた得点であるかは判明していない。そこで、ステップ3において、設問部分点対応付け部14は、各部分点がどの設問に対して与えられた得点であるかを認識し、設問と部分点との対応付けを行う。次に、採点結果集計部15は、受験者の情報と採点結果とを対応付ける処理を実行する(ステップ4)。そして、本処理フローは終了する。
では、図4に示す答案用紙が画像処理装置10にセットされるものとして、図5に示す各ステップについて、より具体的に説明を行う。
<ステップ1の処理の説明>
まず、図5に示すステップ1の処理について、より具体的に説明を行う。図6は、ステップ1の処理手順の一例を示したフローチャートである。ここで、初期状態として、画像処理装置10に採点済みの答案用紙がセットされ、答案読取部11にて、セットされた答案用紙上に形成されている画像の読み取りが行われるものとする。
答案読取部11にて画像の読み取りが行われると、まず、設問範囲検出部12は、読み取った画像の縦方向及び横方向の濃度分布を取り、縦方向の濃度のピークと横方向の濃度のピークとが重なる箇所(以下、「山」と称する)を特定する(ステップ101)。ここで、問題文やその解答が記述されている範囲には文字が集中しているため、何も記述されていない箇所と比較して、色の濃さを表す濃度値が高くなるといえる。そのため、画像の縦方向及び横方向の濃度分布を取ることにより、各問題が記載されている範囲、及び各解答が記載されている範囲が、山として特定される。
次に、設問範囲検出部12は、特定された山のうち、近接する山同士を、同一のブロックとしてまとめる(ステップ102)。ここで、ステップ101で特定された山には、問題が記載されている範囲も含まれていれば、解答が記載されている範囲も含まれている。そのため、ステップ102では、問題及びその問題に対する解答の組み合わせ(即ち、設問)を同一のブロックとしてまとめる処理が行われる。
例えば、図4に示す答案用紙において、問題とその問題に対応する解答とは近接しているが、それぞれの設問同士は離れている。具体的には、例えば、問1の問題と解答とは近接しているが、問1の解答の下には空白があるため、問1の設問と問2の設問とは離れている。そこで、ステップ102では、ステップ101で特定された山のうち、一定の距離以内にある山同士は近接するものとして、同一のブロックにまとめられる。このようにして、各設問に対して1つのブロックが設定され、設問毎の範囲が検出される。
次に、設問範囲検出部12は、各ブロックにラベルを付与する(ステップ103)。このラベルは、各ブロックを一意に識別するためのものである。例えば、答案用紙の最も上にあるブロックには番号「1」のラベルが付与される。また、それ以降のブロックに対しては、例えば「2」以降の番号が順番に付与される。このようにして、ステップ1の処理は終了する。
図7は、ステップ1の処理により設定されたブロックの一例を説明するための図である。図示の例は、図4に示す答案用紙に対して設定されたブロックを示している。ここで、答案用紙には、問1〜問4の4つの設問があるため、ステップ1の処理により、4つの設問毎にブロックが設定される。具体的には、問1の範囲としてブロック201が設定され、問2の範囲としてブロック202が設定される。また、問3の範囲としてブロック203が設定され、問4の範囲としてブロック204が設定される。
なお、図6に示す処理では、設問範囲検出部12は、縦方向及び横方向の濃度分布を取り近接する山同士を同一のブロックとして、各設問の範囲を検出することとしたが、このような構成に限られるものではない。設問範囲検出部12が各設問の範囲を検出するためにどのような処理を行うかについては予め定めておく必要はあるが、濃度分布を取って近接する山同士を同一のブロックとして各設問の範囲を検出する処理に限られない。
ここで、答案用紙では、例えば、各設問を示す「問1」、「問2」などの文字が、問題文などの他の文字と比べて、太字になっていたり、大きくなっていたり、赤色など他の文字とは違う色になっていたりすることが考えられる。そこで、答案用紙に記述されている文字の太字フォント(太字書体)、文字の大きさ、または文字の色などをもとに、各設問の範囲を検出しても良い。具体的には、例えば、太字フォントで書かれている文字列と太字フォントで書かれている次の文字列との間の範囲が、1つの設問の範囲として検出される。
また、答案用紙では、例えば、「問1」、「問2」などのように、設問毎に番号が振られていることが考えられる。そこで、この設問毎の番号をもとに各設問の範囲を検出しても良い。具体的には、OCRにより、例えば、「問」という文字とその隣の番号とを認識し、認識した番号と次の番号との間の範囲が、1つの設問の範囲として検出される。
さらに、答案用紙では、例えば、問題文は活字の書体で記述されている一方で、解答は受験者が手書きで記述することが考えられる。そこで、活字書体で記述されている範囲を問題の範囲とし、手書きで記述されている範囲を解答の範囲として、各設問の範囲を検出しても良い。具体的には、例えば、活字書体の範囲とその直下にある手書きの範囲とが、1つの設問の範囲として検出される。
また、答案用紙では、例えば、設問毎に区切り線等の罫線があることも考えられる。そこで、例えば、答案用紙上の画像を水平方向及び垂直方向に走査し、一定の長さ以上で黒画素が連続する線を罫線として認識し、罫線で区切られている範囲を各設問の範囲として検出しても良い。
さらに、答案用紙では、例えば、解答欄が四角く区切られていることも考えられる。この場合に、四角い解答欄毎に設問が存在するものとして、各設問の範囲を認識しても良い。具体的には、四角く区切られている領域と四角く区切られている次の領域との間が、1つの設問の範囲として検出される。
また、答案用紙では、例えば、解答の文章が横書きの場合、文章が開始される左端は各行の先頭の文字が揃っているが、右端は各行の文字が揃わないことが考えられる。そこで、左端の文字が揃っている一方で右端の文字が揃っていない範囲を解答の範囲として捉えて、各設問の範囲を検出しても良い。
<ステップ2の処理の説明>
次に、図5に示すステップ2の処理について、より具体的に説明を行う。図8は、ステップ2の処理手順の一例を示したフローチャートである。
ステップ1にて答案用紙における設問毎の範囲が検出された後、次に、部分点認識部13は、OCRにより、部分点領域内の文字を認識する(ステップ201)。次に、部分点認識部13は、認識した各文字の縦方向及び横方向の位置関係を計算する(ステップ202)。ここで、部分点認識部13は、各文字の位置関係として、答案用紙の画像上における各文字の座標情報(即ち、x座標及びy座標)を計算する。
次に、部分点認識部13は、各文字の位置関係をもとに、近接する数字を1つの部分点としてまとめる(ステップ203)。例えば、採点者が10点の部分点を与えるために部分点領域に「10」と記述した場合、OCRでは「1」及び「0」の数字が別々に認識される。ここで、x軸方向及びy軸方向のそれぞれに基準となる距離が予め定められており、「1」と「0」の2つの数字の距離がx軸方向でもy軸方向でも基準距離以内であれば、2つの数字が近接すると判定され、1つの数字にまとめられる。即ち、「1」及び「0」が「10」と判定され、10点の部分点として認識されることになる。そして、本処理フローは終了する。
さらに説明すると、例えば、図4に示す答案用紙では、部分点領域に「5」、「6」、「13」、「24」の数字が記述されている。ここで、部分点認識部13は、OCRにより、各文字として、「5」、「6」、「1」、「3」、「2」、「4」の6つの数字が記述されていることを認識する。ここで、例えば、「5」及び「6」は、y軸方向に離れ過ぎており、2つの数字の距離は基準距離より大きいため、別々の数字(部分点)として扱われる。
一方、例えば、「1」及び「3」は、y座標にほとんど差はなく、x軸方向でも近接しており、2つの数字の距離はx軸方向でもy軸方向でも基準距離以内である。そのため、「1」及び「3」は1つの数字「13」にまとめられ、13点の部分点として認識される。同様に、例えば、「2」及び「4」も1つの数字「24」にまとめられ、24点の部分点として認識される。
また、部分点の認識においては、例えば、数字の上に訂正線が引かれたものについては部分点として採用しないこととしても良い。さらに、例えば、「−5」のように、マイナスで記述されている数字も部分点として認識しても良い。また、数字ではなく記号やアルファベットなどの文字も部分点として認識しても良い。
<ステップ3の処理の説明>
次に、図5に示すステップ3の処理について、より具体的に説明を行う。図9は、ステップ3の処理手順の一例を示したフローチャートである。
ステップ2にて部分点が認識された後、次に、設問部分点対応付け部14は、ステップ1で設定されたブロックから何れか1つを選択する(ステップ301)。次に、設問部分点対応付け部14は、選択したブロックに対応する部分点を取得する(ステップ302)。
ここで、設問部分点対応付け部14は、まず、選択したブロックに対応する部分点領域を特定する。言い換えると、設問部分点対応付け部14は、選択したブロックの範囲に対して予め定められた条件を満たす他の範囲を特定する。
図10は、ブロックに対応する部分点領域の一例を説明するための図である。図示の例は、図4に示す答案用紙に対して設定されたブロックを示している。この答案用紙では、各ブロックは縦方向に順番に並べられており、答案用紙の右側に部分点領域が設けられている。そこで、設問部分点対応付け部14は、図10の破線で示すように、各ブロックの縦方向の大きさをもとに部分点領域をブロック毎に区切って、各ブロックに対応する部分点領域を特定する。言い換えると、この答案用紙では、各ブロックを横方向(x軸方向)に延長して部分点領域と直行する領域が、ブロックの範囲に対して予め定められた条件を満たす他の範囲として特定される。
そして、設問部分点対応付け部14は、選択したブロックに対応する部分点として、特定した領域に記述されている部分点を取得する。
次に、設問部分点対応付け部14は、取得した部分点を、選択したブロックの設問の点数として紐付ける(ステップ303)。次に。設問部分点対応付け部14は、全てのブロックを選択したか否かを判定する(ステップ304)。ステップ304で肯定の判断(Yes)がされた場合、本処理フローは終了する。一方、ステップ304で否定の判断(No)がされた場合、ステップ301に移行し、設問部分点対応付け部14は、まだ選択していないブロックの選択を行う。
例えば、図10に示す答案用紙では、部分点として、「5」、「6」、「13」、「24」の各部分点が認識される。ここで、設問部分点対応付け部14は、ブロック1の部分点領域に「5」が記述されていることを認識し、ブロック1の設問(問1)の部分点として5点を紐付ける。同様に、ブロック2の設問(問2)、ブロック3の設問(問3)、ブロック4の設問(問4)の部分点として、それぞれ、6点、13点、24点が紐付けされる。
なお、図10に示すように、各ブロックを横方向に延長してそのブロックに対応する部分点領域を特定した場合、例えばブロック201とブロック202との間の部分点領域のように、どのブロックにも属さない部分点領域が生じることが考えられる。そこで、例えば、ブロック201とブロック202との間の部分点領域については、ブロック201及びブロック202に均等に配分する等により、どのブロックにも属さない部分点領域が生じないようにしても良い。または、どのブロックにも属さない部分点領域が生じた場合に、その部分点領域内に記述されている部分点については、その部分点から最も近いブロックに対応付けることとしても良い。
また、ブロックに対応する部分点領域に部分点が記述されていない場合には、そのブロックの部分点は0点として扱われる。さらに、1つのブロックに対して部分点が複数存在する場合には、複数の部分点を合計した値が、そのブロックの部分点として扱われる。
<ステップ4の処理の説明>
次に、図5に示すステップ4の処理について、より具体的に説明を行う。図11は、ステップ4の処理手順の一例を示したフローチャートである。
ステップ3にて各設問に対して部分点が紐付けされた後、次に、採点結果集計部15は、答案用紙に例えばQRコード(登録商標)として埋め込まれた識別情報を読み取る。この識別情報には、答案用紙のフォーマットの情報が示されており、例えば、氏名欄、受験者番号欄、合計点数欄が答案用紙内のどこに存在しているかが定められている。そして、採点結果集計部15は、読み取った識別情報をもとに、答案用紙に記述された受験者番号欄の文字及び合計点数欄の文字をOCRにより認識する(ステップ401)。
次に、採点結果集計部15は、読み取った識別情報をもとに、受験者番号欄、氏名欄、合計点数欄に記述された文字の画像を切り出す(ステップ402)。次に、採点結果集計部15は、ステップ2にて部分点として認識された数字を取得するとともに、部分点である数字の画像を切り出す(ステップ403)。そして、採点結果集計部15は、ステップ401〜ステップ403にて取得(認識)した文字(数字)及び切り出した画像を用いて、受験者や採点者に送信するためのファイルを生成する(ステップ404)。
付言すると、ステップ401では、受験者番号欄の文字、合計点数欄の文字が認識される。また、ステップ402では、受験者番号欄、氏名欄、合計点数欄に記入された手書きの画像が切り出される。さらに、ステップ403では、各設問の部分点の数字が取得され、手書きの数字の画像が切り出される。そして、ステップ404では、例えば、受験者用のファイルとして、ステップ401〜ステップ403で取得した文字及び切り出した手書きの画像を受験者毎に貼り付けたファイルが生成される。また、例えば、採点者用のファイルとして、ステップ401〜ステップ403で取得した文字及び切り出した手書きの画像の複数の受験者分をまとめて貼り付けたファイルが生成される。
また、生成されたファイルは、ネットワーク50を介して受験者用端末20や採点者用端末30、管理サーバ40に送信される。そして、受験者は、例えば、受験者用端末20にて受験者用のファイルを閲覧して、自身の答案用紙の採点結果を確認する。採点者は、例えば、採点者用端末30にて採点者用のファイルを閲覧して、各受験者の採点結果を確認する。また、管理サーバ40にてファイルがアップロードされることにより、受験者用端末20や採点者用端末30から採点結果を閲覧できるようにしても良い。そして本処理フローは終了する。
図12は、ステップ4で生成される採点者用のファイルの一例を示した図である。ここで、「集計処理結果」は、文字の取得や画像の貼り付けが正常に終了したか否かを示している。「受験者番号」は、各受験者の番号を示しており、右側の画像(「受験者番号(Image)」)はステップ402で答案用紙から切り出した手書きの画像であり、左側の文字(「受験者番号(OCR)」)はステップ401で右側の画像からOCRにて認識した文字を示している。「氏名(Image)」は、各受験者の氏名を示しており、ステップ402で答案用紙から切り出した手書きの画像を示す。
「合計点数」は、答案用紙の合計点数を示しており、右側の画像(「合計点数(Image)」)はステップ402で答案用紙から切り出した手書きの画像であり、左側の数字(「合計点数(OCR)」)はステップ401で右側の画像からOCRにて認識した数字を示している。
また、設問毎の部分点を順番に示しており、「得点1」、「得点2」、「得点3」、「得点4」はそれぞれ、問1〜問4の部分点を示す。例えば、「得点1」は問1の部分点を示し、右側の画像(「得点1(Image)」)はステップ403で答案用紙の部分点領域から切り出した手書きの画像であり、左側の数字(「得点1(OCR)」)は右側の画像からOCRにて認識した数字を示している。
このように、ステップ4では、受験者の情報と採点結果とを対応付ける処理が行われる。具体的には、答案用紙に記述された部分点を設問毎に示したファイルが出力され、受験者及び採点者は、各設問の部分点を確認できるようになる。
また、図5に示すステップ4の処理において、採点結果集計部15は、答案用紙からOCRにより認識した合計点数の値と、答案用紙からOCRにより認識した部分点の合計値とを比較して、両者が異なっていればその旨を採点者等に通知することとしても良い。
さらに、採点結果集計部15は、基準値を設けておき、例えば、答案用紙から認識した部分点が基準値より低い受験者について、採点者用のファイル上でその受験者の欄に色を付ける等して目立たせるようにしても良い。
また、採点結果集計部15は、採点者用のファイルについて、例えば、受験者の番号順や合計点数順など、特定のフィールドで並び替えた上で出力することとしても良い。
さらに、採点結果集計部15は、1つの設問に対して部分点が複数存在する場合には、複数の部分点を合計した値をその設問の部分点としてファイルに記録しても良いし、複数の部分点のそれぞれの値をファイルに記録することとしても良い。
以上説明したように、本実施の形態において、画像処理装置10は、採点済みの答案用紙上に形成されている画像を読み取り、読み取った画像から設問毎の範囲を検出する。そして、画像処理装置10は、答案用紙に記述されている部分点を認識し、認識した部分点を何れかの設問に対応付けて、受験者や採点者に採点結果を通知する。
ここで、本実施の形態では、設問毎の部分点を認識するにあたり、文字認識を行う位置を設問毎に事前に指定しなくても良く、画像処理装置10により、答案用紙上の画像から自動的に各設問の範囲が検出され、設問と部分点との対応付けが自動的に行われる。そのため、本実施の形態に係る画像処理装置10を用いることにより、答案用紙における各設問の点数を認識する場合に、例えば、文字認識を行う位置を設問毎に予め指定する構成と比較して、採点者等のユーザの負担が軽減される。
また、本実施の形態において、部分点領域を答案用紙の右端に設けることとしたが、このような構成に限られるものではなく、例えば、部分点領域を答案用紙の左端に設けることとしても良い。部分点領域が答案用紙の左端にある場合には、図10に示す答案用紙と同様に、各ブロックを横方向(x軸方向)に延長して部分点領域と直行する領域を、そのブロックに対応する部分点領域とすれば良い。
また、部分点領域は、例えば、答案用紙の上端や下端にあることとしても良い。この場合、図4に示す答案用紙のように、各設問が答案用紙の縦方向(y軸方向)に順番に設けられていれば、各設問の範囲と部分点領域とが離れることになる。ここで、設問部分点対応付け部14は、例えば、設問を上から1つずつ選択し、対して部分点領域に記述されている部分点を左から1つずつ選択し、両者を紐付けることにより、設問と部分点との対応付けを行う。
図13は、部分点領域が答案用紙の下端にある場合の一例を説明するための図である。ここで、図13に示す答案用紙では、問1〜問3の3つの設問が答案用紙の縦方向(y軸方向)に順番に設けられている。また、答案用紙の下端にある部分点領域には、「17」、「6」、「12」の3つの部分点が記述されている。この場合に、設問部分点対応付け部14は、答案用紙の一番上の設問である問1に対して、部分点領域で一番左にある部分点である「17」を対応付けて、問1の部分点を17点とする。次に、設問部分点対応付け部14は、問1の下にある問2に対して、「17」の右にある「6」を対応付けて、問2の部分点を6点とする。最後に、設問部分点対応付け部14は、問2の下にある問3に対して、「6」の右にある「12」を対応付けて、問3の部分点を12点とする。
このように、設問の範囲と部分点領域とが離れている場合であっても、設問及び部分点の位置関係をもとに設問と部分点とを紐付けるための規則を予め定めておくことにより、設問と部分点との対応付けが行われる。ただし、図13に示す例は、設問1つに対して部分点が1つ与えられると仮定したものである。
また、本実施の形態において、答案用紙中に部分点領域を設けないこととしても良い。例えば、部分点認識部13は、答案用紙全体に対してOCRの処理を行い、答案用紙に単独で記述されている数字を読み取って、部分点として認識しても良い。また、部分点の数字は、例えば、問題文などの他の文字と比べて、小さく記述されていたり、青色など他の文字とは違う色で記述されていたりすることも考えられる。そこで、答案用紙の文字の大きさ、または文字の色などをもとに、部分点を認識することとしても良い。
このように、部分点領域を設けない場合であっても、部分点を認識するための処理を予め定めておくことにより、部分点の認識が行われる。また、部分点領域を設けずに部分点が認識された場合、認識された部分点については、例えば、その部分点から最も近い設問の範囲に対応付けられる。
また、本実施の形態において、答案用紙中に問題及び解答の両方が記載されるものとしたが、問題と解答とが別々の用紙に記載されることとしても良い。例えば、問題とは別の用紙に解答が記入され、解答が記入された用紙に対して採点者が部分点を記述した場合を考える。このような場合には、例えば、1つの解答に対してブロックが設定され、そのブロックに対応する部分点が取得される。また、上述したように、例えば、解答毎に区切り線等の罫線がある場合や四角く区切られた解答欄が解答毎に設けられている場合には、罫線毎または四角い解答欄毎に各設問の範囲が検出され、部分点の対応付けが行われる。
さらに、本実施の形態において、採点者が各設問の部分点を合計して合計点数を計算することとしたが、採点者が合計点数を計算するのではなく、画像処理装置10が合計点数を計算することとしても良い。この場合、画像処理装置10は、OCRにより各設問の部分点を認識し、認識した部分点を全て合計して合計点数の計算を行う。このような構成にすれば、例えば、採点者が合計点数を計算する構成と比較して、採点者による採点の手間が軽減される。また、画像処理装置10が合計点数を計算する場合、例えば、OCRによる部分点の認識に誤りがあれば、合計点数も誤った値になる可能性がある。しかし、このような場合でも、画像処理装置10がOCRにより認識した部分点の数字と手書きによる数字の画像との両方を採点者用のファイルに貼り付けておけば、採点者は、OCRによる部分点の認識に誤りがないかを確認し、合計点数に誤りがないかを確認できるようになる。
また、本実施の形態において、受験者は問題を解いて採点してもらうことを目的として解答を記載し、採点者は答案用紙を採点することを目的として部分点を記載する。言い換えると、解答と部分点とは、異なる目的を持ったそれぞれ別のユーザによって記載されるものといえる。即ち、解答は、受験者の作業により答案用紙に記載されたものであり、部分点は、採点者の作業により答案用紙に記載されたものである。また、解答及び部分点は記載された目的が異なるため、異なる属性に基づくものとして、答案用紙には2つの属性が含まれていると捉えることもできる。
なお、本実施の形態において、採点済みの答案用紙を読み取る構成について説明したが、原稿としては、採点済みの答案用紙を用いる構成に限られるものではない。原稿に、評価対象の項目である複数の記載項目と、記載項目に対する評価を表す1または複数の記載事項とが記載されており、各記載事項が複数の記載項目の何れかに対応付けられるものであれば、どのような原稿を用いても良い。
<適用可能なコンピュータの説明>
ところで、本発明の実施の形態に係る画像処理装置10によるステップ1〜ステップ4の処理は、汎用のコンピュータにおいて実現してもよい。そこで、この処理をコンピュータ60で実現するものとして、そのハードウェア構成について説明する。図14は、本実施の形態を適用可能なコンピュータ60のハードウェア構成例を示した図である。
コンピュータ60は、演算手段であるCPU61と、記憶手段であるメインメモリ62及び磁気ディスク装置(HDD)63とを備える。ここで、CPU61は、OSやアプリケーション等の各種プログラムを実行する。また、メインメモリ62は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置63は、図3に示す各機能を実現するためのプログラムを格納する。そして、このプログラムがメインメモリ62にロードされ、このプログラムに基づく処理がCPU61により実行されることで、各機能が実現される。
さらに、コンピュータ60は、外部との通信を行うための通信インタフェース(I/F)64と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構65と、キーボードやマウス等の入力デバイス66とを備える。
具体的には、コンピュータ60において、例えば、CPU61が行う指示により、答案用紙における設問毎の範囲の検出や、部分点の認識、設問と部分点との対応付け、受験者の情報と採点結果との対応付けが行われる。
また、本発明の実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
なお、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。
1…画像処理システム、10…画像処理装置、11…答案読取部、12…設問範囲検出部、13…部分点認識部、14…設問部分点対応付け部、15…採点結果集計部、20…受験者用端末、30…採点者用端末、40…管理サーバ、50…ネットワーク

Claims (8)

  1. 原稿上の画像の画像情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記画像情報により、前記画像に含まれる一のユーザの作業により記載された複数の記載項目の各々と当該複数の記載項目の各々が記載されている範囲とを認識し、当該複数の記載項目を記載した当該一のユーザとは別のユーザの作業により当該複数の記載項目とは別に記載された記載事項と当該記載された記載事項の位置とを認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識された前記複数の記載項目の位置と前記記載事項の位置との関係により、当該記載事項を当該複数の記載項目の何れかに対応付ける対応付け手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記取得手段は、文字情報を含む前記画像の画像情報を取得し、
    前記認識手段は、予め定められた規則に従って、前記画像に含まれる前記複数の記載項目の各々が記載されている範囲を認識し、当該画像の文字情報をもとに当該複数の記載項目の各々が記載されている範囲とは別に記載された前記記載事項を認識すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記認識手段は、前記複数の記載項目の何れかに対応付けられる記載事項が記載される領域として予め定められた領域において、当該領域内に存在する当該記載事項を認識すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記対応付け手段は、前記記載項目が記載されている範囲に対して予め定められた条件を満たす他の範囲内に存在する前記記載事項を、当該記載項目に対応付けること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記対応付け手段は、前記記載事項について、前記複数の記載項目のうち当該記載事項の位置から最も近い記載項目に対して当該記載事項を対応付けること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記対応付け手段は、前記複数の記載項目の各々の記載項目毎に、当該記載項目に対応付けた前記記載事項を出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記記載項目は、問題に対する解答であり、前記記載事項は、当該記載項目に対して付与される得点であること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータに、
    原稿上の画像の画像情報を取得する機能と、
    取得された前記画像情報により、前記画像に含まれる一のユーザの作業により記載された複数の記載項目の各々と当該複数の記載項目の各々が記載されている範囲とを認識し、当該複数の記載項目を記載した当該一のユーザとは別のユーザの作業により当該複数の記載項目とは別に記載された記載事項と当該記載された記載事項の位置とを認識する機能と、
    認識された前記複数の記載項目の位置と前記記載事項の位置との関係により、当該記載事項を当該複数の記載項目の何れかに対応付ける機能と
    を実現させるためのプログラム。
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