JP6697676B2 - キャパシタ - Google Patents
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Description
以下、添付の図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るキャパシタ10の構造を概略的に示す平面図である。また、図2は、図1のAA´断面を示す図である。なお、図1及び図2においては、キャパシタ10の構造における特徴の少なくとも一部を説明するのに必要な構成を抽出して記載しているが、キャパシタ10が不図示の構成を備えることを妨げるものではない。例えば、キャパシタ10は、各図に示す構成以外に、その表面を覆う絶縁膜を備えてもよい。
本実施形態に係る基板301は、キャパシタ10の各構造が積層された表面(面301a)と、当該表面(面301a)に対向する裏面(不図示)と、表面(面301a)と裏面とをつなぐ面であって、互いに対向する2組の側面(面301c、301d、と面301e、301f)との6つの面を備える平板状の形状を有している。
下部電極302は、本実施形態においては、平面視において、基板301の面301aの外周に沿った形状である。すなわち、下部電極302の平面形状は、x軸に沿った方向に長辺を有し、y軸に沿った方向に短辺を有する矩形の形状である。なお、下部電極302の平面形状は、面301aの外周に沿った矩形形状に限定されず、楕円形や、円形、星形、正方形、多角形等の形状でもよい。また、下部電極302は、例えばAl(アルミニウム)等の導電性を有する材料から形成される。
誘電膜303は、その周縁の一部が、下部電極302の一方の長辺から他方の長辺に亘り、下部電極302と重なる(下部電極302を横切る)ように形成される。また、誘電膜303は、周縁のその他の部分が下部電極302の外側に位置する。すなわち、誘電膜303は、下部電極302の一部の領域を除いた表面から、基板301の表面に亘って形成される。
また、誘電膜303は、例えば窒化シリコン(例えばSi3N4)等から成る。
上部電極304は、誘電膜303上に形成される。また、上部電極304は、誘電膜303を介して、その周縁の一部が、下部電極302の一方の長辺から他方の長辺に亘り、下部電極302と重なるように形成される。他方で、上部電極304の周縁のその他の部分は、下部電極302の外側に位置する。すなわち、上部電極304は、下部電極302における、一部の領域(誘電膜303によって覆われていない領域)以外の領域において、誘電膜303を介して、下部電極302の表面から誘電膜303の表面に亘って形成されている。具体的には、上部電極304は、誘電膜303を介して、下部電極302の一部を覆うように、面301d側の端部の一部(周縁の一部の一例である。)が下部電極302と重なる。また、上部電極304は、面301c、301e、301f側の端部(周縁のその他の部分の一例である)が下部電極302の外側に位置する。
上部電極304は、例えばAl(アルミニウム)等の導電性を有する材料から形成される。
上部電極304は、面301a、301c、301e、301fに沿った仮想平面と略平行な端部を有し、面301d側の端部に凹部を有する凹多角形形状を有している。凹部は、本実施形態では、平面視において、外部端子500A側の端部の長さが外部端子400側の端部の長さよりも短い四角形、すなわち、台形の輪郭を有している。なお、上部電極304の凹部は、四角形に限定されず、円形や楕円形、多角形でもよい。
外部端子400は、下部電極302を外部に電気的に接続させるための端子である。外部端子400は、下部電極302の面301d側の領域であって、下部電極302が上部電極304から露出している(上部電極304及び誘電膜303に覆われていない)領域に設けられる。本実施形態では、外部端子400は、y軸に沿った方向に長手方向に有する略矩形の形状をしている。なお、外部端子400の形状は矩形に限定されず、円形や楕円形、多角形の形状でもよい。
外部端子500A、500B、500Cは、上述のキャパシタ形成領域Rの周縁のうち、上部電極304における凹部以外の部分近傍に設けられている。また、外部端子500A、500B、500Cは、当該部分に沿うように、設けられている。図1では上部電極304は、外部端子500A、500B、500Cによって覆われていないが、上部電極304が全て覆われていても良い
第2の実施形態以降では既述の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
その他の構成、効果は第1実施形態と同様である。
図5は、本実施形態に係るキャパシタ10の構成例を示す平面図である。また、図6は図5のBB´断面を示す図である。以下に、本実施形態に係るキャパシタ10の詳細構成のうち、第2実施形態との差異点を中心に説明する。なお、図1乃至4に示したキャパシタ10と同等の構成には、同等の符号を付して説明を省略する。
その他の構成、効果は第1及び第2実施形態と同様である。
301 基板
302 下部電極
303 誘電膜
304 上部電極
400 外部端子
500A、500B、500C 外部端子
Claims (10)
- 基板と、
前記基板上に形成された下部電極と、
前記下部電極の一部を覆うように、その周縁の一部が前記下部電極と重なり、前記周縁のその他の部分が前記下部電極の外側に位置する上部電極と、
少なくとも前記下部電極と前記上部電極との間に設けられた誘電膜と、
前記下部電極上において、前記上部電極に覆われていない領域に設けられた第1外部端子と、
前記上部電極の前記周縁上に設けられた第2外部端子であって、前記第2外部端子の一部が前記下部電極の外側に位置するとともに、他の一部が前記下部電極と重なる、第2外部端子と、
を備え、
前記上部電極の前記周縁の前記一部は、
前記第2外部端子に近づく方向に凹んだ凹部を有する、
キャパシタ。 - 前記上部電極の前記凹部は、
前記第1外部端子と前記第2外部端子との間に位置する、
請求項1に記載のキャパシタ。 - 前記上部電極の前記凹部は、
前記第1外部端子から前記第2外部端子へ向かう方向に凹んだ形状を有する、
請求項1または2に記載のキャパシタ。 - 前記上部電極の前記凹部は、
四角形の輪郭を有する、請求項1乃至3の何れか一項に記載のキャパシタ。 - 前記第2外部端子は、凹部を有し、
前記第2外部端子の前記凹部は、前記上部電極の前記凹部を除いた周縁の部分に沿うように設けられた、
請求項1乃至4の何れか一項に記載のキャパシタ。 - 前記上部電極の前記凹部は、前記第2外部端子の前記凹部の内側に及んでいる、
請求項5に記載のキャパシタ。 - 前記誘電膜は、その周縁の一部が前記第1外部端子と前記上部電極の前記周縁の前記一部との間において前記下部電極と重なるように位置しており、
前記誘電膜の前記周縁の前記一部は、前記第2外部端子に近づく方向に凹んだ凹部を有し、
前記第1外部端子は、前記誘電膜の凹部に近づく方向に延びる凸部を有し、
前記第1外部端子の前記凸部は、前記誘電膜の前記凹部内に形成される請求項1乃至6の何れか一項に記載のキャパシタ。 - 前記誘電膜は、その周縁の一部が前記第1外部端子と前記上部電極の前記周縁の前記一部との間において前記下部電極と重なるように位置しており、
前記誘電膜の前記周縁の前記一部は、前記第2外部端子に近づく方向に凹んだ凹部を有しており、
前記下部電極は、前記第1外部端子と前記誘電膜の凹部との間の領域において、前記第1外部端子から前記誘電膜の凹部に向かう方向に延びる形状の厚膜部を有する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のキャパシタ。 - 前記誘電膜は、前記下部電極の表面から前記基板の表面にわたって形成され、
前記第2外部端子の一部は、前記誘電膜と重なる領域であって前記下部電極と重なっていない領域に形成される、
請求項1乃至8のいずれか一項に記載のキャパシタ。 - 前記第2外部端子は、前記上部電極よりも抵抗率の小さい金属で形成される、
請求項1乃至9のいずれか一項に記載のキャパシタ。
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