JP6677023B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
また、この構成では、透光窓の周囲を装飾できる。
さらに、この構成では、筐体とケースとの間にコイル導体が挟持されない。このため、環状導電性部材と光学モジュールとの距離が短くなるので、環状導電性部材が鍔等によりある程度厚みを有しても、電子機器を薄型化できる。また、コイル導体と環状導電性部材が平面視で重なるとアンテナ装置の特性が劣化する。上述の構成ではアンテナ装置の特性劣化を抑制できる。
さらに、アンテナ装置の使用時において、環状導電性部材の開口部を通ってケースに向かう磁界が抑制されるので、ケースに渦電流が流れて電力損失が生じることを抑制できる。
図1は第1の実施形態に係る電子機器10の模式的断面図である。なお、図1では、カメラモジュール12のケース125内の構成部材に関しては、その側面を図示している。電子機器10は、例えばスマートフォンであるが、フィーチャーフォン等の携帯電話、PDA、スマートグラスやスマートウォッチ等のウェアラブル端末、ノートPC、タブレット端末、カメラ、ゲーム機、玩具等でもよい。電子機器10は、筐体11、カメラモジュール12およびアンテナ装置13を備える。カメラモジュール12は本発明の「光学モジュール」の一例である。カメラモジュール12およびアンテナ装置13は筐体11内に収納される。
第2の実施形態では、筐体とカメラモジュールのケースとの間にアンテナ装置の構成部材の一部が挟持される。図2は第2の実施形態に係る電子機器20の模式的断面図である。アンテナ装置23の内縁側では、磁性部材234および粘着部材235が積層される。アンテナ装置23の外縁側では、コイル基材231、コイル導体232、保護部材233、磁性部材234および粘着部材235が積層される。磁性部材234および粘着部材235はカバーガラス112を囲むように配置される。コイル基材231は、平面視で、カバーガラス112、メタルリング113およびケース125を囲むように配置される。コイル導体232および保護部材233はコイル基材231の上面に設けられる。筐体11の上面部111とケース125との間には、磁性部材234および粘着部材235のみが挟持される。
第3の実施形態では、平面視でメタルリングの鍔とコイル導体が重ならない。図4は第3の実施形態に係る電子機器40の模式的断面図である。メタルリング413は、筒状部4131を有する。メタルリング413の筒状部4131の第1端部は、筐体41の上面部111の開口部の端面とカバーガラス112の端面との間に配置される。メタルリング413の筒状部4131の第2端部は筐体41内に配置される。メタルリング413は、その筒状部4131の第2端部から径方向に延出する鍔4132を有する。メタルリング413の鍔4132は、メタルリング413を筐体41の上面部111に固定するために用いられる。メタルリング413の鍔4132は粘着部材414により筐体41の上面部111の内側面に貼付される。
第4の実施形態では、カバーガラスとレンズとの間の空間の密閉性を高めるためにクッション部材が設けられる。図5は第4の実施形態に係る電子機器50の模式的断面図である。アンテナ装置53は、コイル基材131の下面に接着されたスポンジ等のクッション部材536を有する。クッション部材536は平面視でカバーガラス112を囲むように配置される。クッション部材536に形成された開口部の形状は、平面視でカバーガラス112の形状に略一致する。クッション部材536はコイル基材131とケース125との間に挟持されて弾性変形する。
第5の実施形態では、コイル導体に接続されない、または1箇所のみで接続される電極が平面視でメタルリングに重なるように設けられる。図6は第5の実施形態に係る電子機器60の模式的断面図である。アンテナ装置63は、コイル導体432に接続されない電極637を有する。電極637はコイル基材131の下面に形成される。電極637は平面視でメタルリング413に重なる。メタルリング413の巻回軸方向に平面視した場合に、電極637とメタルリング413とは重なる位置に設けられている。電極637に形成された開口部の形状は、平面視でメタルリング413の開口部の形状に略一致する。電極637は平面視でメタルリング413内に配置される。保護部材633は、電極637およびコイル導体432を覆うようにコイル基材131の下面の略全面に設けられる。筐体11とケース125との間には、コイル基材131、電極637、保護部材633および粘着部材435aが挟持される。なお、電極637はコイル導体432に1箇所のみで接続されてもよい。
図7(A)は第6の実施形態に係る電子機器70の模式的断面図である。図7(B)は第6の実施形態に係るメタルリング713の模式的平面図である。筐体71に設けられたメタルリング713には、その外縁から内縁に達する切れ込みが設けられる。メタルリング713は平面視で略「C」形状である。これにより、アンテナ装置43を使用する際、コイル導体432が磁界を発生させても、メタルリング713に渦電流が流れない。このため、メタルリング713からコイル導体432が発生させる磁界を相殺させる不要磁界が発生しないので、コイル導体432が生成する磁界の広がりが阻害されない。従って、アンテナ装置43の実効的なアンテナ開口が広くなる。
第7の実施形態では、回路基板上のコンタクトプローブ(スプリングピン)とコイル導体とが接続される。図9(A)は第7の実施形態に係る電子機器90の模式的平面図である。図9(B)は第7の実施形態に係る電子機器90の模式的A−A断面図である。図9(A)では、筐体41、粘着部材435a,435bおよび保護部材433(共に図4参照)の図示を省略している。図9(A)および図9(B)では、回路基板941に設けられた回路の図示を省略している。
11,41,71…筐体
12,82…カメラモジュール(光学モジュール)
13,23,33,43,53,63,83,103…アンテナ装置
14…空間
111…上面部
112…カバーガラス(透光窓)
113,413,713…メタルリング(環状導電性部材)
121…センサ基材
122…イメージセンサ(光学素子)
123…レンズ
125,825…ケース
126…駆動用コイル
131,231,331…コイル基材(絶縁性基材)
132,232,332,432,1032…コイル導体
133,233,333,433,633…保護部材
134,234,334,834…磁性部材
135,235,335a,335b,414,435a,435b…粘着部材
438…端子電極
536…クッション部材
637…電極
941…回路基板
942…コンタクトプローブ
1043…チップインダクタ(結合コイル)
4131…筒状部
4132…鍔
Claims (9)
- 受光素子または発光素子の少なくとも何れかの機能を有する光学素子と、前記光学素子を収納するケースと、を有する光学モジュールと、
前記光学モジュールを収納し、前記光学モジュールと離間して対面する位置に配置され赤外線、紫外線または可視光線の少なくとも何れかを透過する透光窓を有する筐体と、
前記筐体に収納され、絶縁性基材と、前記絶縁性基材に形成されるコイル導体とを有するアンテナ装置と、を備え、
前記筐体と前記ケースとの間には少なくとも前記絶縁性基材が挟持され、
前記筐体は前記透光窓の周囲に環状導電性部材を有し、
前記環状導電性部材の巻回軸方向に平面視した場合に、前記コイル導体と前記環状導電性部材とは重ならない位置に設けられている、電子機器。 - 前記アンテナ装置は磁性部材を有し、
前記筐体と前記ケースとの間には少なくとも前記絶縁性基材および前記磁性部材が挟持される、請求項1に記載の電子機器。 - 前記光学素子はイメージセンサであり、
前記光学モジュールはカメラモジュールであり、
前記カメラモジュールは、前記ケース内に収納されるレンズと、前記ケース内に収納され、前記レンズを稼動させるアクチュエータと、を有し、
前記アンテナ装置は前記レンズの光軸の周囲に配置される、請求項1または2に記載の電子機器。 - 前記アンテナ装置のうち前記筐体と前記ケースとの間に挟持される部分は、前記筐体より低いヤング率を有する、請求項1から3の何れかに記載の電子機器。
- 前記アンテナ装置は前記コイル導体に接続されない、または1箇所のみ接続される電極を有し、
前記環状導電性部材の巻回軸方向に平面視した場合に、前記電極と前記環状導電性部材とは重なる位置に設けられている、請求項1から4の何れかに記載の電子機器。 - 前記環状導電性部材には、前記環状導電性部材の外縁から内縁に達する切れ込みがある、請求項1から5の何れかに記載の電子機器。
- 前記筐体に収納され、前記アンテナ装置と少なくとも磁界を介して結合する結合コイルを備える、請求項1から6の何れかに記載の電子機器。
- 受光素子または発光素子の少なくとも何れかの機能を有する光学素子と、前記光学素子を収納するケースと、を有する光学モジュールと、
前記光学モジュールを収納し、前記光学モジュールと離間して対面する位置に配置され赤外線、紫外線または可視光線の少なくとも何れかを透過する透光窓を有する筐体と、
前記筐体に収納され、絶縁性基材と、前記絶縁性基材に形成されるコイル導体とを有するアンテナ装置と、を備え、
前記筐体と前記ケースとの間には少なくとも前記絶縁性基材が挟持され、
前記筐体は前記透光窓の周囲に環状導電性部材を有し、
前記環状導電性部材には、前記環状導電性部材の外縁から内縁に達する切れ込みがあり、
前記ケースは導電性を有し、
前記環状導電性部材の巻回軸方向に平面視した場合に、前記アンテナ装置は、前記環状導電性部材と重なる位置に設けられた磁性部材を有する、電子機器。 - 受光素子または発光素子の少なくとも何れかの機能を有する光学素子と、前記光学素子を収納するケースと、を有する光学モジュールと、
前記光学モジュールを収納し、前記光学モジュールと離間して対面する位置に配置され赤外線、紫外線または可視光線の少なくとも何れかを透過する透光窓を有する筐体と、
前記筐体に収納され、コイル導体および磁性部材を有するアンテナ装置と、を備え、
前記筐体と前記ケースとの間には少なくとも前記磁性部材が挟持され、
前記筐体は前記透光窓の周囲に環状導電性部材を有し、
前記環状導電性部材には、前記環状導電性部材の外縁から内縁に達する切れ込みがあり、
前記ケースは導電性を有し、
前記環状導電性部材の巻回軸方向に平面視した場合に、前記磁性部材は前記環状導電性部材と重なる位置に設けられている、電子機器。
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JP2016047280A Active JP6677023B2 (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 電子機器 |
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