JP6655231B2 - 送りネジ機構及び直動案内ユニット - Google Patents
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Description
従って、送りネジ軸としては、ネジ軸を材料に製造されたものであって軸端部がネジ部に隣接して段階的に小径となったものが多く使用されており、それゆえ上述のような問題が生じていた。
また、ハンドルを取り付ける場合には市販品の大サイズのハンドルでも使用できる送りネジ機構及び直動案内ユニットを提供することを目的とする。
外周面にネジ溝が形成されたネジ部を有し軸端部がネジ部の外径よりも小径に形成された送りネジ軸と、送りネジ軸の軸端部を軸支する軸受部と、上記軸端部に配設されて送りネジ軸の回転を拘束する挟み込みブレーキ部と、上記軸端部を通じて送りネジ軸に回転入力する動力入力機構とを備え、
上記軸受部から突出する送りネジ軸の軸端部において送りネジ軸と共回り可能に外嵌して取り付けられる円形外周面を有するアタッチメントが設けられ、
上記アタッチメントには、このアタッチメントを通じて送りネジ軸に回転入力する上記動力入力機構と、このアタッチメントを狭圧することで送りネジ軸の回転を拘束する上記挟み込みブレーキ部とが取り付けられるものである。
上記アタッチメントは、上記小径部の端部に外嵌して小径部の外周面の雄ネジと螺合する雌ネジを有する凹部と、上記送りネジ軸の軸方向に貫通するボルト穴とを有し、
上記アタッチメントは、上記小径部の雄ネジが上記凹部内の雌ネジと螺合され、且つ固定ボルトが上記ボルト穴に挿通されて上記小径部の雌ネジ穴と螺合されることにより上記軸端部に固定されている構成とすることができる。
また、アタッチメントを取り付けた軸端部である小径部には軸受部が取り付けられており、アタッチメントの凹部を軸受部に近接させることができる。従って、軸受部のベアリングの横ずれをアタッチメントの凹部により防ぐことができ、従来、ベアリングの横ずれ防止に使用されていた押さえナットを不要とすることができる。
上記アタッチメントは、内側に上記軸端部の第2小径部と外嵌する凹部を設けたホルダー部と、ホルダー部から延設するポスト部と、ポスト部の端面からホルダー部の凹部に貫通するボルト穴とを有し、
上記アタッチメントは、上記凹部が上記軸端部の第2小径部に外嵌された状態で、固定ボルトが上記ボルト穴を挿通されて上記軸端部のネジ穴に締め付けられることにより上記軸端部に固定されている構成とすることができる。
上記送りネジ機構の送りネジ軸と螺合されたナット部を有し送りネジ軸の回転により送りネジ軸の軸方向に移動されるスライダと、
上記スライダが取り付けられてスライダの移動を案内するガイドレールとを備える直動案内ユニットを構成することができ、この場合、上記作用を発揮する直動案内ユニットが提供される。
(実施形態1)
図1、図2に示す直動案内ユニット1は、断面凹型のガイドレール11と、ガイドレール11の左右の側壁上面にスライド自在に取り付けられたスライダ12と、スライダ12をガイドレール11の長手方向に移動させる送りネジ機構2とを備えている。
なお、アタッチメント7は、ホルダー部71が大径でありポスト部72が小径となっているが、ホルダー部71とポスト部72との外径が同径のものやポスト部72の方が大径のものでもよい。また、ホルダー部71、ポスト部72ともに円形外周面となっているが、ポスト部72の外周面は角形など、そこに装着する部品に応じる等して各種の形状とすることができる。
図5に示すように、実施形態2の送りネジ機構2Aでは、実施形態1と比べて、送りネジ軸3の一端側の軸端部32は、第2小径部36を設けず、第1小径部35に相当する小径部39だけで構成し、小径部39にアタッチメント7を取り付けるようにする。この小径部39の端部側における外周面には雄ネジXが設けられ、また、小径部39の端面には送りネジ軸3の軸方向に延びる雌ネジ穴Bが設けられている。アタッチメント7は、ホルダー部71の凹部73の内周面に小径部39の雄ネジXと螺合する雌ネジAが設けられている。アタッチメント7を軸端部32に固定する固定ボルト8Aは、小径部39の端面の雌ネジ穴Bと螺合する雄ネジYが設けられている。そして、アタッチメント7のホルダー部71を軸端部32である小径部39に捻じ込んで凹部73の雌ネジAと小径部39の雄ネジXとを螺合させて固定する。また、固定ボルト8をアタッチメント7のボルト穴74に挿通して小径部39の端面に設ける雌ネジ穴Bに捻じ込んで固定ボルト8の雄ネジYを小径部39の雌ネジ穴Bと螺合させて固定する。
なお、小径部39の雄ネジXと固定ボルト8Aの雄ネジYは、タップネジとしてもよく、この場合、ネジ力が強固となり、上述の緩み止め効果をさらに向上することができる。また、外側のネジX,Aと内側のネジY,Bとのネジのピッチを異なるようにしてもよく、この場合も、上述の緩み止め効果をさらに向上することができる。
上述以外の実施形態2の構成及び作用効果は、実施形態1と同様である。
例えば、動力入力機構として、ハンドル6に代えてモータを使用することができる。この場合、アタッチメント7のポスト部72には、軸継手を取り付けてモータ軸を接続するようにしてもよいし、プーリ、ギヤ等を取り付けてモータの回転力を入力するようにしてもよい。
また、アタッチメント7には、スライダ12の位置や移動量等を表示するカウンタを取り付けるようにしてもよく、その他各種の部品を取り付けることができる。この場合、アタッチメント7の大きさ(外径、長さ等)や形状等の異なる複数種類のものを予め取り揃えることで、ユーザの要求に応じて、軸端部に装備する各種部品の多様なバリエーションの提供を短納期で可能とすることができる。
また、送りネジ軸3は、転動体のボールを介在させるボールネジ軸としてもよい。
2 送りネジ機構
3 送りネジ軸
4 軸受部
5 挟み込みブレーキ部
6 ハンドル(動力入力機構)
7 アタッチメント
8 固定ボルト
11 ガイドレール
12 スライダ
31 ネジ部
31a ネジ溝
32 軸端部
35 第1小径部
36 第2小径部
39 小径部
71 ホルダー部
72 ポスト部
73 凹部
74 ボルト穴
A 雌ネジ
B 雌ネジ穴
X 雄ネジ
Y 雄ネジ
Claims (4)
- 外周面にネジ溝が形成されたネジ部を有し軸端部がネジ部の外径よりも小径に形成された送りネジ軸と、送りネジ軸の軸端部を軸支する軸受部と、上記軸端部に配設されて送りネジ軸の回転を拘束する挟み込みブレーキ部と、上記軸端部を通じて送りネジ軸に回転入力する動力入力機構とを備え、
上記軸受部から突出する送りネジ軸の軸端部において送りネジ軸と共回り可能に外嵌して取り付けられる円形外周面を有するアタッチメントが設けられ、
上記アタッチメントには、このアタッチメントを通じて送りネジ軸に回転入力する上記動力入力機構と、このアタッチメントを狭圧することで送りネジ軸の回転を拘束する上記挟み込みブレーキ部とが取り付けられる送りネジ機構。 - 請求項1に記載の送りネジ機構において、
上記送りネジ軸の軸端部は、ネジ部から延設してネジ部よりも小径の小径部であり、この小径部の端部の外周面には雄ネジが設けられ、小径部の端面には軸方向に延びる雌ネジ穴が設けられ、
上記アタッチメントは、上記小径部の端部に外嵌して小径部の外周面の雄ネジと螺合する雌ネジを有する凹部と、上記送りネジ軸の軸方向に貫通するボルト穴とを有し、
上記アタッチメントは、上記小径部の雄ネジが上記凹部内の雌ネジと螺合され、且つ固定ボルトが上記ボルト穴に挿通されて上記小径部の雌ネジ穴と螺合されることにより上記軸端部に固定されている送りネジ機構。 - 請求項1に記載の送りネジ機構において、
上記送りネジ軸の軸端部は、ネジ部から延設してネジ部よりも小径の第1小径部と、第1小径部から延設して第1小径部よりも小径の第2小径部と、第2小径部の端面に送りネジ軸の軸方向に延びるネジ穴とを有し、
上記アタッチメントは、内側に上記軸端部の第2小径部と外嵌する凹部を設けたホルダー部と、ホルダー部から延設するポスト部と、ポスト部の端面からホルダー部の凹部に貫通するボルト穴とを有し、
上記アタッチメントは、上記凹部が上記軸端部の第2小径部に外嵌された状態で、固定ボルトが上記ボルト穴を挿通されて上記軸端部のネジ穴に締め付けられることにより上記軸端部に固定されている送りネジ機構。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の送りネジ機構と、
上記送りネジ機構の送りネジ軸と螺合されたナット部を有し送りネジ軸の回転により送りネジ軸の軸方向に移動されるスライダと、
上記スライダが取り付けられてスライダの移動を案内するガイドレールとを備える直動案内ユニット。
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