JP6651766B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
図1及び図2は本実施形態に係る照明器具100の外観を示す斜視図である。なお、図1は照明器具100の全体を示し、図2は、図1における一部を拡大して示している。
照明ユニット2は、LED非常灯21及び器具本体22を備える。LED非常灯21は、例えばCOB(chip on board)タイプのLEDパッケージ及びレンズを備える。LED非常灯21は、LEDパッケージが放射する光を、レンズによって収束した上で、LED非常灯21の外部へと投光する。器具本体22は、LED非常灯21を保持する。また器具本体22は、後述する非常用電源ユニットを収容する。
LED群11aは、LEDバー11に備えられた多数のLEDである。LED群11aに含まれる多数のLEDはそれぞれ、常用電源ユニット14から供給される駆動電力によって駆動されて発光する。
コネクタ13は、コネクタ201と結合する。コネクタ13は、いずれも常用電源ユニット14に接続された2つの接点を有する。コネクタ13は、これら2つの接点が、コネクタ201が有し、かつ商用電源200に接続された2つの接点とそれぞれ接触することで、商用電源200から常用電源ユニット14へとAC(alternating current)電力を供給させる。
常用電源ユニット14は、商用電源200から供給されたAC電力により動作し、LED群11aに駆動電力を供給する。つまり常用電源ユニット14は、駆動ユニットとしての機能を有する。
LED群21aは、LED非常灯21に備えられたLEDパッケージに含まれた多数のLEDである。LED群21aに含まれる多数のLEDはそれぞれ、非常用電源ユニット24から供給される駆動電力によって駆動されて発光する。LED群21aに含まれる多数のLEDはそれぞれ、発光デバイスの一例である。
コネクタ23は、コネクタ301と結合する。コネクタ23は、いずれも非常用電源ユニット24に接続された2つの接点を有する、コネクタ23は、これら2つの接点が、コネクタ301が有し、かつ非常電源設備300に接続された2つの接点とそれぞれ接触することで、非常電源設備300から非常用電源ユニット24へと電力を供給させる。
非常用電源ユニット24は、非常電源設備300から供給された電力により動作し、LED群21aに駆動電力を供給する。
通常は、商用電源200から照明器具100に給電されている。このときは、常用電源ユニット14により生成された駆動電力によってLED群11aに含まれる多数のLEDが駆動される。そしてこれによるLEDの発光によって、LEDバー11が点灯する。
非常電源設備300から非常用電源ユニット24へとAC電力が供給された場合、このAC電力はダイオードブリッジ24aでの整流によりDC電力に変換された上で、DC−DCコンバータ24bへと供給される。また、非常電源設備300から非常用電源ユニット24へとDC電力が供給された場合、このDC電力はそのままダイオードブリッジ24aを通過し、DC−DCコンバータ24bへと供給される。かくして、非常電源設備300がAC電力及びDC電力のいずれを供給するタイプであっても、DC−DCコンバータ24bには直流電力が供給される。
図4に示すように照明ユニット2は、予め定められた光度で発光し、この光度は経時的には変化しない。ただし、DC−DCコンバータ24bにおける出力電流値の制御精度の関係から、実際には照明ユニット2の光度には変化が生じる。しかしながら、照明ユニット2の光度は、許容範囲内に維持される。
なお、照明ユニット2の光度が、図4に示すように非常灯として必要とされる光度の基準値よりも大きくなるように、DC−DCコンバータ24bからの出力電流値を定める。
また第1の実施形態における照明器具100によれば、非常電源設備300からAC電力及びDC電力のいずれが供給される場合であっても、ほぼ同じ光度で点灯できる。したがって、非常電源設備300の違いに影響されることなく、様々な施設において同様な非常点灯状態を実現できる。
(第2の実施形態)
図5は第2の実施形態における照明器具100のうちの照明ユニット2の回路構成を示すブロック図である。なお、図5に示される要素のうちで図1〜図3に示されるのと同一の要素については、図1〜図3と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
非常用電源ユニット25は、ダイオードブリッジ24a、DC−DCコンバータ24b及び設定ユニット25aを備える。つまり非常用電源ユニット25は、非常用電源ユニット24に設定ユニット25aを追加して構成されている。
設定ユニット25aは、DC−DCコンバータ24bへの供給電力を監視し、非常電源設備300からの給電開始を判定する。設定ユニット25aはまた、非常電源設備300からの給電開始からの経過時間に応じて、DC−DCコンバータ24bの出力に関する電流値の目標値を予め定められたパターンで変化させる。
第1の実施形態で説明したように非常電源設備300が稼働し、非常電源設備300から非常用電源ユニット25への給電が開始されると、ダイオードブリッジ24aから直流電力が出力されるようになる。設定ユニット25aは、このようなダイオードブリッジ24aからの電力出力の立ち上がりを検出したならば、給電が開始されたと判定する。そして設定ユニット25aは、DC−DCコンバータ24bの目標値を予め定めた初期値とする。
こののちに設定ユニット25aは、DC−DCコンバータ24bの目標値を経時的に低下させる。
さらに第2の実施形態の照明器具100では、光度を経時的に低下させる。したがって、非常事態の発生直後は必要な光度での照明により、周囲に居る人の視界を確保できるととともに、周囲に居る人の不安感を和らげることができる。そして、経時にしたがって光度を低下させることにより、非常電源設備300への負荷を軽減して、非常電源設備300からの給電の継続時間の延長を図ることができる。なお、照明ユニット2の光度は、初期の光度であっても、照明ユニット1の光度よりも小さく、更に経時的に低下することになるが、人間の目は暗さに慣れるので、経時的な光度の低下は問題とはならない。
図7は第3の実施形態における照明器具100のうちの照明ユニット2の回路構成を示すブロック図である。なお、図7に示される要素のうちで図1〜図3に示されるのと同一の要素については、図1〜図3と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
非常用電源ユニット26は、ダイオードブリッジ24a、DC−DCコンバータ24b、判定ユニット26a及び設定ユニット26bを備える。つまり非常用電源ユニット26は、非常用電源ユニット24に判定ユニット26a及び設定ユニット26bを追加して構成されている。
判定ユニット26aは、ダイオードブリッジ24aに入力される電力がAC電力及びDC電力のいずれであるかを判定する。判定ユニット26aは、判定結果を設定ユニット26bに通知する。
設定ユニット26bは、DC−DCコンバータ24bへの供給電力を監視し、非常電源設備300からの給電開始を判定する。設定ユニット26bはまた、非常電源設備300からの給電開始からの経過時間に応じて、DC−DCコンバータ24bの出力の電流値の目標値を予め定められたパターンで変化させる。設定ユニット26bはさらに、判定ユニット26aでの判定結果に応じて、目標値を変化させるパターンを変更する。
第1の実施形態で説明したように非常電源設備300が稼働し、非常電源設備300から非常用電源ユニット26への給電が開始されると、ダイオードブリッジ24aに電力が入力されるようになる。判定ユニット26aは、この電力がAC電力及びDC電力のいずれであるかを判定する。
さらに第3の実施形態の照明器具100では、電力消費量が、DC給電時においてAC給電時よりも低くなる。AC給電タイプの非常電源設備300は、蓄電池を利用するタイプである可能性が高い。そして蓄電池を利用するタイプの非常電源設備300は、他のタイプに比べて供給容量が小さい傾向にある。このため、DC給電時における電力消費量を抑えることは、非常電源設備300が蓄電池を利用するタイプである場合に、給電可能時間の延長に寄与する。
図9は非常時点灯用の照明器具400の一例の外観を示す斜視図である。
照明器具400は、半球状の本体41にフランジ41aを形成している。本体41を天井内に埋め込むとともに、フランジ41aを天井に突き当てる状態で天井に取り付けられる。そして本体41の内部に収容したLEDが発する光を窓42から放出することにより照明を行う。
第3の実施形態においては、目標値を一定としても良い。
第3の実施形態においては、目標値の変化パターン又は変化の度合いを、AC給電時とDC給電時とで互いに異ならせても良い。
LED21aに代えて、蛍光ランプ、ハロゲンランプ又は白熱電球などの別の種類の発光デバイスを用いても良い。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1] 駆動電力の供給を受けて発光する発光デバイスと;
外部から供給される電力で動作し、当該電力が交流及び直流のいずれであっても、予め定めた点灯状態で前記発光デバイスを発光させるための駆動電力を前記発光デバイスに供給する駆動ユニットと;を具備したことを特徴とする照明器具。
[付記2] 前記駆動ユニットは、供給電力が交流及び直流のいずれであるかに拘わらずに、予め定められた許容範囲内の明るさで前記発光デバイスを発光させるように前記駆動電力を前記発光デバイスに供給することを特徴とする付記1に記載の照明器具。
[付記3] 前記駆動ユニットは、供給電力が交流及び直流のいずれであるかに拘わらずに、予め定められた変化パターンで前記発光デバイスの発光の明るさを経時変化させるように前記駆動電力を前記発光デバイスに供給することを特徴とする付記1に記載の照明器具。
[付記4] 供給電力が交流及び直流のいずれであるかを判定する判定ユニットをさらに備え;
前記駆動ユニットは、前記判定ユニットにより交流と判定された場合と直流と判定された場合とで、明るさの経時変化の度合いが共通する互いに異なる変化パターンで前記発光デバイスの発光の明るさを経時変化させるように前記駆動電力を前記発光デバイスに供給することを特徴とする付記1に記載の照明器具。
[付記5] 前記駆動ユニットは、前記判定ユニットにより交流と判定された場合の前記変化パターンよりも、前記判定ユニットにより直流と判定された場合の前記変化パターンでの前記発光デバイスの発光の明るさを低くすることを特徴とする付記4に記載の照明器具。
Claims (1)
- 駆動電力の供給を受けて発光する発光デバイスと;
非常電源から供給される電力により動作するユニットであって、前記非常電源からの交流電力が入力される場合には当該交流電力を整流して直流電流として出力し、かつ前記非常電源からの直流電力が入力される場合には当該直流電力を出力するダイオードブリッジを備え、前記交流電力及び前記直流電力のいずれが前記ダイオードブリッジに入力される場合も、予め定めた同じ明るさで前記発光デバイスを発光させるための駆動電力を前記ダイオードブリッジが出力する直流電力から得て前記発光デバイスに供給する駆動ユニットと;を具備し、
前記駆動ユニットは、前記交流電力及び前記直流電力のいずれが前記ダイオードブリッジに入力されるかに拘わらずに、前記発光デバイスの発光の明るさを経時的に低下させるように前記駆動電力を前記発光デバイスに供給することを特徴とする照明器具。
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- 2015-09-24 JP JP2015187182A patent/JP6651766B2/ja active Active
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