JP6619197B2 - 眼科装置 - Google Patents
眼科装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6619197B2 JP6619197B2 JP2015200106A JP2015200106A JP6619197B2 JP 6619197 B2 JP6619197 B2 JP 6619197B2 JP 2015200106 A JP2015200106 A JP 2015200106A JP 2015200106 A JP2015200106 A JP 2015200106A JP 6619197 B2 JP6619197 B2 JP 6619197B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eye
- measurement
- light
- unit
- optical path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
典型的な実施形態の構成例を図1及び図2に示す。眼科装置1000は、被検眼Eの検査を行うための光学系として、Zアライメント系1、XYアライメント系2、ケラト測定系3、視標投影系4、観察系5、レフ測定投影系6、レフ測定受光系7、及び、眼内距離測定系8を含む。また、眼科装置1000は処理部9を備える。
処理部9は、眼科装置1000の各部を制御する。また、処理部9は、各種演算処理を実行可能である。処理部9はプロセッサを含む。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、プログラマブル論理デバイス(例えば、SPLD(Simple Programmable Logic Device)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array))等の回路を意味する。処理部9は、例えば、記憶回路や記憶装置に格納されているプログラムを読み出し実行することで、実施形態に係る機能を実現する。
観察系5は、被検眼Eの前眼部を動画撮影する。被検眼Eの前眼部からの光(赤外光)は、対物レンズ51を通過し、ダイクロイックミラー52及び53を透過し、絞り54の開口を通過し、ハーフミラー55を透過し、リレーレンズ56及び57を通過し、結像レンズ58により撮像素子59(エリアセンサ)の撮像面に結像される。撮像素子59は、所定のレートで撮像及び信号出力を行う。撮像素子59の出力(映像信号)は処理部9に入力される。処理部9は、この映像信号に基づく前眼部像E’を表示部10の表示画面10aに表示させる。前眼部像E’は、例えば赤外動画像である。観察系5は、前眼部を照明するための照明光源を含んでいてもよい。
Zアライメント系1は、観察系5の光軸方向(前後方向、Z方向)におけるアライメントを行うための光(赤外光)を被検眼Eに照射する。Zアライメント光源11から出力された光は、被検眼Eの角膜Kに照射され、角膜Kにより反射され、結像レンズ12によりラインセンサ13に結像される。角膜頂点の位置が前後方向に変化すると、ラインセンサ13に対する光の投影位置が変化する。処理部9は、ラインセンサ13に対する光の投影位置に基づいて被検眼Eの角膜頂点の位置を求め、これに基づきZアライメントを実行する。
XYアライメント系2は、観察系5の光軸に直交する方向(左右方向(X方向)、上下方向(Y方向))のアライメントを行うための光(赤外光)を被検眼Eに照射する。XYアライメント系2は、ハーフミラー55により観察系5から分岐された光路に設けられたXYアライメント光源21を含む。XYアライメント光源21から出力された光は、ハーフミラー55により反射され、観察系5を通じて被検眼Eに照射される。角膜Kに照射された光の反射光は、観察系5を通じて撮像素子59に導かれる。
ケラト測定系3は、角膜Kの形状を測定するためのリング状光束(赤外光)を角膜Kに投影する。ケラト板31は、対物レンズ51と被検眼Eとの間に配置されている。ケラト板31の背面側(対物レンズ51側)にはケラトリング光源32が設けられている。ケラトリング光源32からの光でケラト板31を照明することにより、角膜Kにリング状光束が投影される。角膜Kに投影されたリング状光束の反射光(ケラトリング像)は撮像素子59により前眼部像E’とともに検出される。処理部9は、このケラトリング像に基づき公知の演算を行うことで角膜形状パラメータを算出する。
視標投影系4は、固視標や自覚検査用視標等の各種視標を被検眼Eに呈示する。光源41から出力された光(可視光)は視標チャート42に照射される。視標チャート42は、例えば、各種視標パターンが設けられたターレット板又は透過型液晶パネルを含み、視標を表すパターンを提示する。視標チャート42を透過した光は、合焦レンズ43及びVCCレンズ44を通過し、反射ミラー45により反射され、ダイクロイックミラー53により反射され、ダイクロイックミラー52を透過し、対物レンズ51を通過して眼底Efに投影される。光源41及び視標チャート42は、一体となって光軸方向に移動可能である。
レフ測定投影系6及びレフ測定受光系7は他覚屈折測定(レフ測定)に用いられる。レフ測定投影系6は、他覚測定用のリング状光束(赤外光)を眼底Efに投影する。レフ測定受光系7は、このリング状光束の被検眼Eからの戻り光を受光する。
眼内距離測定系8は眼球情報としての眼内距離測定のための光干渉計測を行う。光干渉計測が行われるとき、クイックリターンミラー67が上記分岐光路から退避される。また、光干渉計測よりも前にレフ測定が実施され、光ファイバ80aの端面が眼底Efと共役となるように合焦レンズ85の位置が調整される。
眼科装置1000の情報処理系について説明する。眼科装置1000の情報処理系の機能的構成の例を図7及び図8に示す。なお、図8には、本実施形態による後述の動作に関わる構成要素が特に提示されている。処理部9は、制御部110と演算処理部120とを含む。また、他覚屈折測定に用いられるレフ測定投影系6とレフ測定受光系7をまとめてレフ測定系130と呼ぶ。更に、眼科装置1000は、表示部170と、操作部180と、通信部190とを含む。
制御部110は、プロセッサを含み、眼科装置1000の各部を制御する。また、制御部110は記憶回路や記憶装置を含む。
演算処理部120は、例えば、眼屈折力の算出、眼内距離(眼軸長、前房深度、水晶体厚、角膜厚等)の算出、IOL度数の算出、光干渉計測画像(OCT画像)の生成、光干渉計測画像の解析など、各種の演算を実行する。本実施形態の演算処理部120は、図8に示すように、他覚値算出部121及び判定部122を含む。
表示部170は、制御部110による制御を受けて情報を表示する。表示部170は表示部10を含む。操作部180は、眼科装置1000の操作や情報入力に使用される。操作部180は、各種のハードウェアキー(ジョイスティック、ボタン、スイッチなど)、及び/又は、表示部170に提示される各種のソフトウェアキー(ボタン、アイコン、メニューなど)を含む。
通信部190は、外部装置と通信する機能を持つ。通信部190は、外部装置との接続形態に応じた通信インターフェイスを備える。外部装置の例として、レンズの光学特性を測定するための眼鏡レンズ測定装置がある。眼鏡レンズ測定装置は、被検者が装用する眼鏡レンズの度数などを測定し、この測定データを眼科装置1000に入力する。また、外部装置は、任意の眼科装置、記録媒体から情報を読み取る装置(リーダ)や、記録媒体に情報を書き込む装置(ライタ)などでもよい。更に、外部装置は、病院情報システム(HIS)サーバ、DICOMサーバ、医師端末、モバイル端末、個人端末、クラウドサーバなどでもよい。
実施形態に係る眼科装置1000の動作について説明する。眼科装置1000の動作の一例を図10に示す。
まず、レフ測定系130及び他覚値算出部121を用いてレフ測定を行う。他覚値算出部121により求められた被検眼Eの屈折力の値(特に球面度数)は、判定部122の他覚値比較部1221に送られる。
他覚値比較部1221は、ステップS1で取得された球面度数を閾値と比較する。ここでは、被検眼Eの球面度数が閾値以上の遠視に相当するか判定される。
ステップS2において被検眼Eの球面度数が閾値以上の遠視に相当すると判定された場合(S2:Yes)、判定部122は、被検眼Eは無水晶体眼であると判定する。処理はステップS13に移行する。
一方、ステップS2において被検眼Eの球面度数が閾値以上の遠視に相当しないと判定された場合(S2:No)、主制御部111は、干渉計光源81を点灯する。
主制御部111は、ビームスプリッタ92の反射方向の光路に角膜用シャッター95を挿入する。
主制御部111は、測定光LSの光路に補助レンズ(図示省略)を挿入する。なお、ステップS4〜ステップS6における3つの処理を実行するタイミングは任意である。例えば、これらを同時に実行することもできるし、本例と異なる順序で実行することもできる。また、これら以外の動作を付加的に実行することも可能である。
主制御部111は、計測範囲R内の既定位置R0に対象信号が配置されるように、網膜用参照ミラーユニット94の移動制御を行う。それにより、対象信号が既定位置R0又はその近傍に配置される。
主制御部111は、対象信号の強度が最大になるようにフォーカス調整(合焦レンズ85の移動制御)を行う。これにより、既定位置R0又はその近傍に配置された対象信号の強度が最適化される。
強度検出部1222は、既定位置R0又はその近傍に配置され、かつ強度が最適化された対象信号について、その強度を検出する。
強度比較部1223は、ステップS9で検出された対象信号の強度を閾値と比較する。強度が閾値以上である場合(S10:Yes)にはステップS11へ移行し、強度が閾値未満である場合(S10:No)にはステップS12へ移行する。
ステップS10で「Yes」と判定された場合、判定部122は、被検眼EはIOL移植眼であると判定する。処理はステップS13に移行する。
ステップS10で「No」と判定された場合、判定部122は、被検眼Eは有水晶体眼であると判定する。処理はステップS13に移行する。
主制御部111は、ステップS3、S11又はS12で得られた判定結果(被検眼Eの状態)を表す情報を表示部170に表示させる。
眼科装置1000は、ステップS13で設定された動作モードに基づいて測定(眼軸長測定等)や解析(IOL度数計算等)を行う。以上で、本動作例の説明は終了である。
実施形態に係る眼科装置の作用及び効果について説明する。
8 眼内距離測定系
110 制御部
122 判定部
Claims (2)
- 光干渉計測を用いて被検眼のデータを取得するデータ取得部と、
前記被検眼の角膜と網膜との間に位置する物体に対応する信号が取得されるように前記データ取得部を制御する制御部と、
前記制御部による制御によって取得された前記信号の強度に基づいて前記被検眼が有水晶体眼及び眼内レンズ移植眼のいずれであるか判定する判定部と
を備え、
前記データ取得部は、
光源からの光を測定光と参照光とに分割し、前記測定光を前記被検眼に照射し、前記被検眼からの前記測定光の戻り光と前記参照光とを干渉させる干渉光学系と、
前記干渉光学系により生成された干渉光を検出する光検出器と、
前記測定光の光路長及び前記参照光の光路長の少なくとも一方を変更する光路長変更部と、
前記測定光の光路に配置された合焦レンズと、
前記測定光の光路に沿って前記合焦レンズを移動させる駆動機構と
を含み、
前記制御部は、前記データ取得部により取得されるデータに前記信号が含まれるように前記光路長変更部の制御を行った後、前記信号の強度が最大になるように前記駆動機構の制御を行う
ことを特徴とする眼科装置。 - 前記制御部は、前記データ取得部により取得されるデータにおける既定位置又はその近傍に前記信号が配置されるように前記光路長変更部の制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015200106A JP6619197B2 (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 眼科装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015200106A JP6619197B2 (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 眼科装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017070557A JP2017070557A (ja) | 2017-04-13 |
JP6619197B2 true JP6619197B2 (ja) | 2019-12-11 |
Family
ID=58538433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015200106A Active JP6619197B2 (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 眼科装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6619197B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019101409B4 (de) | 2019-01-21 | 2021-12-30 | Oculus Optikgeräte GmbH | Verfahren und Sehprüfsystem zum Überprüfen der Augen |
-
2015
- 2015-10-08 JP JP2015200106A patent/JP6619197B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017070557A (ja) | 2017-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6522390B2 (ja) | 眼科装置 | |
EP3210526B1 (en) | Ophthalmic apparatus | |
JP6613103B2 (ja) | 眼科装置 | |
US10743762B2 (en) | Ophthalmologic apparatus | |
JP6603545B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6654378B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP7420476B2 (ja) | 眼科装置、その制御方法、眼科情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体 | |
JP6513747B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6619197B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6453096B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6825042B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6518733B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6766242B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6795360B2 (ja) | 眼科レンズ測定装置 | |
JP6837107B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP2020185099A (ja) | 眼科装置、その制御方法、眼科情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体 | |
JP7339011B2 (ja) | 眼科装置、眼科情報処理装置、プログラム、及び記録媒体 | |
JP2019058441A (ja) | 眼科装置、及びその制御方法 | |
JP7103813B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6691365B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6600198B2 (ja) | 光干渉計測装置 | |
JP2022075732A (ja) | 眼科装置、及び眼科情報処理プログラム | |
JP2019176970A (ja) | 眼科装置、及び眼科情報処理プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20161226 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181002 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190709 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190904 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6619197 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |