JP6613571B2 - 記録装置 - Google Patents

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本発明は、排紙受けを備えた記録装置に関するものである。
プリンターに代表される記録装置において、記録後の媒体は排出ローラー等の排出手段によって装置本体から排出されて排紙受けに積載される。
プリンターには、前記媒体を排出する部分の構造として、記録面を排紙受けの媒体載置面と反対側に向けて、すなわち記録面を上側に向けて排出するフェイスアップ方式と、前記媒体の記録面を前記媒体載置面側に向けて、すなわち、記録面を下側に向けて排出するフェイスダウン方式とがある。
フェイスダウン方式では複数ページの文書を1ページ目から順に記録した場合に、記録順に排紙受けに積層することができるが、媒体反転機構を必要とするため装置が大型化する。このため、小型のプリンターにおいては通常フェイスアップ方式が採用されている。
しかし、フェイスアップ方式の場合、前記複数ページの文書の記録を実行すると記録順と逆に排紙受けに積層されてしまうため、ページ順が逆転してしまう。
プリンタードライバーの設定により、文書の最終ページから記録を行う「逆順記録」を行うことも可能であるが、例えばページ数が多くデータ容量が大きい場合にはデータの読み込みに時間がかかってしまい、記録開始までの時間が長くなる。
ところで、前記プリンターは、一般的に机や棚等の台上に置いて使用されるとともに、記録後の媒体は水平方向に沿う方向に排出されて排紙受けに積層されるが、小型のプリンターにおいては設置スペースをより省スペース化するため、例えば前記媒体の排出方向を水平方向に対して急角度、すなわち、より鉛直方向に近い方向にすることにより、装置奥行方向のサイズを小さくするように構成されたプリンターがある。
特許文献1には、記録後の媒体を下方に排出する壁掛け式のプリンターにおいて、排紙トレイ58の上流側に突起状の係止部72を設け、フェイスアップ方式で排出される用紙40の先端部40aを係止部72に係止させて用紙40を撓ませつつ反転させて、フェイスダウンの状態で排紙トレイ58に載置する構成が開示されている。
特開2009−242031号公報
しかし、特許文献1に記載の排紙トレイ58の構成では、排出される用紙40が係止部72に引っ掛かって座屈する虞がある。また、用紙40を撓ませることによる変形の虞や、反転時に用紙の整列が乱れる虞がある。
上記問題点に鑑み、本発明の目的は、スループットの低下や排出された用紙の不適切な積層を抑制しつつ、記録後に排出される媒体の積層順の自由度を向上させることができる記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る記録装置は、搬送される媒体に記録を行う記録部と、前記記録部により記録の行われた媒体を、鉛直方向下方のベクトル成分を有する姿勢で排出する排出手段と、前記排出手段により排出される媒体を受けて載置する排紙受けと、を備え、前記排紙受けは、その媒体載置面が前記排出される媒体の記録面と対向する第1位置と、前記媒体載置面が前記記録面の反対面と対向する第2位置と、を切り替え可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記排紙受けは、その媒体載置面が前記排出される媒体の記録面と対向する第1位置と、前記媒体載置面が前記記録面の反対面と対向する第2位置と、を切り替え可能に構成されているので、ソフトウェア処理に依存せずに排出される媒体の積層順を制御することができ、また、自然な姿勢で媒体を排出することができる。これによりスループットの低下や排出された媒体の不適切な積層を抑制しつつ、記録後に排出される媒体の積層順の自由度を向上させることができる。
本発明の第2の態様は、搬送される媒体に記録を行う記録部と、前記記録部により記録の行われた媒体を、鉛直方向下方のベクトル成分を有する姿勢で排出する排出手段と、前記排出手段により排出される媒体を受けて載置する排紙受けと、を備え、前記排紙受けは、媒体を載置する第1媒体載置面と、前記第1媒体載置面に対し反対側の面である、媒体を載置する第2媒体載置面と、を備えるとともに姿勢変化可能に設けられ、姿勢変化することにより前記第1媒体載置面が上を向く第1位置と前記第2媒体載置面が上を向く第2位置とを切り替えることを特徴とする。
本態様によれば、前記排紙受けは、第1媒体載置面が上を向く第1位置と第1媒体載置面に対し反対側の面である第2媒体載置面が上を向く第2位置とを切り替え可能に構成されているので、ソフトウェア処理に依存せずに排出される媒体の積層順を制御することができ、また、自然な姿勢で媒体を排出することができる。これによりスループットの低下や排出された媒体の不適切な積層を抑制しつつ、記録後に排出される媒体の積層順の自由度を向上させることができる。
本発明の第3の態様に係る記録装置は、第1のまたは第2の態様において、前記排紙受けは、支点部を支点として揺動することにより、前記第1位置と前記第2位置とを切り替える構成であることを特徴とするものである。
本態様によれば、前記排紙受けの前記第1位置と前記第2位置の切り替えを容易に行うことができる。
本発明の第4の態様に係る記録装置は、第3の態様において、前記排紙受けを、前記第1位置または前記第2位置で保持するロック部を備えることを特徴とするものである。
本態様によれば、揺動可能に構成された排紙受けを、前記第1位置または前記第2位置において確実に保持させることができる。
本発明の第5の態様に係る記録装置は、第1の態様から第4の態様のいずれかにおいて、前記排紙受けを変位させる駆動源と、前記駆動源を制御する制御部と、を備えることを特徴とするものである。
本態様によれば、前記排紙受けにおける前記第1位置と前記第2位置の切り替えを自動で行うことができる。
本発明の第6の態様に係る記録装置は、第5の態様において、前記制御部は、プリンタードライバーの設定に基づき前記駆動源を制御することを特徴とするものである。
本態様によれば、プリンタードライバーの設定により、前記排紙受けを速やかに所望の位置に移動させることができる。
本発明の第7の態様に係る記録装置は、第1のまたは第2の態様において、前記排紙受けは、前記装置本体側に設けられる被係止部に係止される係止部を備え、前記装置本体は、前記係止部がそれぞれに係止可能な二つの被係止部を備え、一方の被係止部と前記係止部とが係止したときに、前記排紙受けが前記第1位置をとり、他方の被係止部と前記係止部とが係止したときに、前記排紙受けが前記第2位置をとるように構成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、構成簡単にして前記排紙受けの前記第1位置と前記第2位置の切り替えを行うことができる。
本発明の一実施例に係るプリンターの装置本体を表す斜視図。 本発明の一実施例に係るプリンターの媒体搬送経路を示す側断面図。 本発明の一実施例に係るプリンターの要部拡大図。 (A)は、排紙受けが第1位置にある状態を示す図、(B)は、排紙受けが第2位置にある状態を示す図。 (A)は、図4(A)の要部拡大断面図、(B)は、図4(B)の要部拡大断面図。 排紙受けを第1位置と第2位置に変位させる駆動構成を説明する図。 本発明の一実施例に係るプリンターのブロック図。 本発明の他の実施例に係るプリンターにおいて排紙受けを第1位置と第2位置に変位させる構成を説明する図であり、(A)は、排紙受けが第1位置にある状態を示す図、(B)は、排紙受けが第2位置にある状態を示す図。
以下において、本発明の一実施形態に係る記録装置について、添付図面を参照して説明する。尚、本発明はこれらによって制約されるものではない。
[実施例1]
本実施例の記録装置の一例として、インクジェット式プリンターを例に挙げる。
図1は、本発明の一実施例に係るプリンターの装置本体を表す斜視図である。図2は、本発明の一実施例に係るプリンターの媒体搬送経路を示す側断面図である。図3は、本発明の一実施例に係るプリンターの要部拡大図である。図4は、(A)は、排紙受けが第1位置にある状態を示す図、(B)は、排紙受けが第2位置にある状態を示す図である。図5は、(A)は、図4(A)の要部拡大断面図、(B)は、図4(B)の要部拡大断面図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系は、X方向が記録ヘッドの走査方向、Y方向が記録装置の奥行き方向である。Z方向は重力方向である。尚、各図の説明において、+Y方向を装置前面側とし、−Y方向側を装置背面側とする。+X側が装置前面から見て右側であり、−X側が装置前面から見て左側である。また、+Z方向を装置上方側とし、−Z方向側を装置下方側とする。
まず、本発明の一実施例に係るインクジェット式プリンター10(以下、プリンター10と称する)の概略について、図1および図2に基づき説明する。
図1に示すプリンター10は、記録部としての記録ヘッド28と対向するときに用紙Pがほぼ水平方向に搬送される横置き配置と、記録ヘッド28と対向するときに用紙Pがほぼ鉛直方向に搬送される縦置き配置とを選択可能なものである。
以下においては、壁掛け等のような縦置き配置の場合を例にとり説明する。
プリンター10において用紙Pは、図1の−Z方向、すなわち、鉛直方向下方へ搬送される構成である。尚、以下において、プリンター10において媒体が搬送されていく方向を「下流」といい、これと反対の方向を「上流」という場合がある。
図1に示すプリンター10は、プリンター本体12を備え、プリンター本体12の設置面13を室内の壁等に面するように取り付けることができるように構成されている。
プリンター本体12の上方側(+Z方向側)には、用紙Pをセット可能な給送装置14(ASF)が設けられており(図2)、給送装置14を構成するホッパー16(図2)に用紙Pが積載されて傾斜姿勢に支持される。ホッパー16の用紙搬送方向上流側(+Z側)には、ホッパー16によって支持されていない用紙Pの後端側を支持する支持部材としてのペーパーサポート18を備えている。
図2に示すホッパー16は、用紙Pの載置面16aが給送ローラー20に対して進退するように揺動可能に設けられているとともに、図示しない付勢手段によって給送ローラー20側に付勢されている。ホッパー16に複数枚セットされた用紙Pは、最上位の用紙Pが給送ローラー20と接し、給送ローラー20の回転により単位数ずつピックアップされて搬送方向下流に向けて給送される。
搬送方向上流側から送られる用紙Pは、用紙搬送手段22によって、インクジェット記録ヘッド28(以下、記録ヘッド28)と対向する記録位置に搬送される。用紙搬送手段22は、不図示のモーターによって回転駆動される搬送駆動ローラー24と、搬送駆動ローラー24との間で用紙Pを挟んで従動回転する搬送従動ローラー26とを備えている。
記録ヘッド28はキャリッジ30に設けられている。キャリッジ30は、インクを記録ヘッド28に供給するためのインクカートリッジ32を搭載するとともに、不図示のモーターからの動力を受け、用紙Pの幅方向(X軸方向)に往復動する。
記録ヘッド28(図2)と対向する側(記録ヘッド28の−Y側)には、記録ヘッド28のインク吐出面と用紙Pとの間のギャップを規定するプラテン34が設けられている。記録ヘッド28とプラテン34との間において、用紙P等の媒体に記録ヘッド28からインクを吐出することによって記録が実行される。
記録ヘッド28の搬送方向下流側には、記録後の用紙Pを排出する排出手段36が設けられている。本実施例において排出手段36は、排出駆動ローラー38と、排出駆動ローラー38との間で用紙Pを挟んで従動回転する排出従動ローラー40とによって構成されている。プリンター10を縦置き配置している場合には、用紙Pは排出手段36からほぼ鉛直方向下方(−Z方向)に向けて排出される。
排出手段36の下流側(−Z方向側)には、排出手段36から排出される用紙Pを受けて載置する排紙受け42(図1)が設けられている。排紙受け42の構成については後に詳述する。
以上がプリンター10の概略と、プリンター10を縦置き配置した場合の媒体搬送経路である。尚、プリンター10の設置面13を机上等の水平面に置いて使用する横置き配置の場合も、用紙Pは同様の搬送経路を通って記録が実行されて排出手段36から排出される。
次に、排紙受け42について、図1および図3〜図5を用いて詳述する。
排紙受け42は、図1に示すような板状体であり、装置本体12側に設けられる排紙受け支持部44に取り付けられている。排紙受け42の下流側端部には、排紙受け42に載置された用紙Pの下流側への移動を規制するストッパー50が設けられている。
44は、排紙受け42の揺動軸46と係合する係合部48を備え(図3を参照)、揺動軸46を支点として排紙受け42が揺動するとともに、図4(A)に示す第1位置と、図4(B)に示す第2位置とを切り替え可能に構成されている。
排紙受け42を第1位置にした場合[図4(A)]には、符号58aで示す面が媒体載置面58aとなり[図5(A)]、媒体載置面58aが排出される用紙Pの記録面(各図における+Y側の面)と対向するように載置される。
排紙受け42を第2位置にした場合[図4(B)]には、符号58bで示す面が媒体載置面58bとなり[図5(B)]、媒体載置面58bが排出される用紙Pの記録面の反対側の面(各図における−Y側の面)と対向するように載置される。
言い換えると、姿勢変化可能に設けられた排紙受け42は、用紙Pを載置する第1媒体載置面58aと、第1媒体載置面58aに対し反対側の面である、用紙Pを載置する第2媒体載置面58bと、を備え、姿勢変化することにより第1媒体載置面58aが上を向く第1位置[図4(A)、図5(A)]と第2媒体載置面58bが上を向く第2位置[図4(B)、図5(B)]とを切り替えるように構成されている。
排紙受け42を第1媒体載置面58aが上を向く第1位置にすると、図5(A)に示すように、用紙Pの記録面(+Y側の面)が第1媒体載置面58a側(下側)を向く、所謂フェイスダウンで用紙Pを載置することができるので、プリンタードライバーの設定による「逆順記録」等のソフトウェア処理を行うことなく、記録順に用紙Pを積載することができる。
また、排紙受け42を第1媒体載置面58bが上を向く第2位置にすることにより、用紙Pの記録面(+Y側の面)が上を向く、すなわちフェイスアップでの用紙Pの載置を行うこともできる。
尚、排紙受け42の変位は、ユーザーが手動によって行うことができる。排紙受け42は、第1位置または第2位置でその姿勢を保持するためのロック部56(図3を参照)を備えている。ロック部56としてはスナップフィット等の係合手段を用いることができる。本実施例では、排紙受け42側に設けられる係合部52と排紙受け支持部44側に設けられる被係合部54が係合することによって、排紙受け42を第1位置または第2位置で保持するように構成されている。
ロック部56によって、揺動可能に構成された排紙受け42を第1位置または第2位置において確実に保持させることができる。
以上説明したように、本実施形態の排紙受け42によれば、排紙受け42の姿勢を変化させるだけで、ソフトウェア処理に依存せずに排出される媒体の積層順を制御することができる。また、自然な姿勢で用紙Pを排出することができる。
以って、スループットの低下や排出された媒体の不適切な積層を抑制しつつ、排出される用紙Pの積層順の自由度を向上させることができる。
[実施例2]
実施例1のように排紙受け42の変位を手動で行う場合の他、排紙受け42の変位を自動で行う場合ことも可能である。
図6は、排紙受けを第1位置と第2位置に変位させる駆動構成を説明する図である。図7は、本発明の一実施例に係るプリンターのブロック図である。
プリンター60は、排紙受け42を変位させる駆動源62と、駆動源62を制御する制御部64とを備えている。制御部64によって排紙受け42を変位させる駆動源62を制御することにより、排紙受け42の変位を自動で行うことができる。
駆動源62による排紙受け42の変位には、例えば、排紙受け42の揺動軸46を、ギア51、ギア53等を介してモーターやソレノイド等の駆動源62の動力により回転させる構成(図6を参照)を採用可能である。
図7に示すように、制御部64を備えるプリンター60は、プリンタードライバー66を介してプリンター60の配置設定(縦置き配置または横置き配置)を把握するとともに、制御部64がその情報に基づいて駆動源62を駆動するように構成することができる。
また、プリンター60に例えば重力センサー68を設け、重力センサー68によりプリンター60が縦置き配置されているか横置き配置されているかを検知し、その検知に基づいて制御部64による制御を行うように構成してもよい。
更に、プリンター60に接続されたコンピューター70側のプリンタードライバー72を介してプリンターの配置設定を把握するように構成することも可能である。
[実施例3]
実施例3では図8に基づき、プリンターの他の実施例について説明する。図8は、本発明の他の実施例に係るプリンターにおいて排紙受けを第1位置と第2位置に変位させる構成を説明する図であり、(A)は、排紙受けが第1位置にある状態を示す図、(B)は、排紙受けが第2位置にある状態を示す図である。
本実施形態において実施例1と同一の構成については同一の符号を付し、その構成の説明は省略する。
本実施形態のプリンター80において、排紙受け82は係止部84を備えている。装置本体12側の90には、排紙受け82の係止部84がそれぞれに係止可能な二つの被係止部92aと被係止部92bを備えている。排紙受け82の下流側端部には、排紙受け82に載置された用紙Pの下流側への移動を規制するストッパー88が設けられている。
そして、図8(A)に示すように、一方の被係止部92aと係止部84とが係止したときに、排紙受け82は、媒体載置面86が排出される用紙Pの記録面(+Y側の面)と対向する第1位置をとる。また、図8(B)に示すように、被係止部92bと係止部84とが係止したときに、排紙受け82は、媒体載置面86が排出される用紙Pの記録面の反対側の面(−Y側の面)と対向する第2位置をとる。
以上の構成によって、構成簡単にして排紙受け82の第1位置と第2位置の切り替えを行うことができる。このことにより、実施例1と同様に、排紙受け42の姿勢を変化させるだけで排出される媒体の積層順を制御することができる。
本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10 プリンター、12 プリンター本体、14 給送装置、
16 ホッパー、16a 載置面、18 ペーパーサポート、
20 給送ローラー、22 用紙搬送手段、24 搬送駆動ローラー、
26 搬送従動ローラー、28 記録ヘッド、30 キャリッジ、
32 インクカートリッジ、34 プラテン、36 排出手段、
38 排出駆動ローラー、40 排出従動ローラー、42 排紙受け、
44 排紙受け支持部、46 揺動軸、48 係合部、50 ストッパー、
52 係合部、54 被係合部、56 ロック部、
58a 第1媒体載置面(媒体載置面)、58b 第2媒体載置面(媒体載置面)、
60 プリンター、62 駆動源、64 制御部、66 プリンタードライバー、
68 重力センサー、70 コンピューター、72 プリンタードライバー、
80 プリンター、82 排紙受け、84 係止部、86 媒体載置面、
88 ストッパー、90 排紙受け支持部、92a、92b 被係止部
P 用紙

Claims (7)

  1. 記録装置本体に設けられ、鉛直方向下方のベクトル成分を有する姿勢で搬送される媒体に記録を行う記録部と、
    前記記録部により記録の行われた媒体を、鉛直方向下方のベクトル成分を有する姿勢で排出する排出手段と、
    前記排出手段により排出される媒体を受けて載置する排紙受けと、
    前記記録装置本体に設けられ、前記排出手段よりも搬送方向下流において前記排紙受けを揺動可能に支持する支点部と、
    を備え、
    前記排紙受けは、
    前記排紙受けが上を向く第1位置にある時に、媒体の記録面が対向するように排出される第1媒体載置面と、
    前記第1媒体載置面に対し反対側の面であって、前記排紙受けが上を向く第2位置にある時に、媒体の記録面の反対面が対向するように排出される第2媒体載置面と、を有し、
    前記排紙受けの一部は、前記支点部から搬送方向上流に向けて延出しており、前記排紙受けの位置が第1位置と第2位置とで切り替わることで前記延出された排紙受けの一部が媒体の排出経路を切り替える
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 記録装置本体に設けられ、鉛直方向下方のベクトル成分を有する姿勢で搬送される媒体に記録を行う記録部と、
    前記記録部により記録の行われた媒体を、鉛直方向下方のベクトル成分を有する姿勢で排出する、排出駆動ローラーと排出従動ローラーからなる排出ローラー対と、
    前記排出ローラー対により排出される媒体を受けて載置する排紙受けと、
    を備え、
    前記排紙受けは、
    前記排紙受けが上を向く第1位置にある時に、媒体の記録面が対向するように排出される第1媒体載置面と、
    前記第1媒体載置面に対し反対側の面であって、前記排紙受けが上を向く第2位置にある時に、媒体の記録面の反対面が対向するように排出される第2媒体載置面と、を有し、
    前記排紙受けの搬送方向上流側の端部は、前記排紙受けが前記第1位置または前記第2位置にある時に、前記排出ローラー対のニップ点よりも前記排出駆動ローラー側または前記排出従動ローラー側に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、
    前記排紙受けは、支点部を支点として揺動することにより、前記第1位置と前記第2位置とを切り替える構成であることを特徴とする、記録装置。
  4. 請求項3に記載の記録装置において、
    前記排紙受けを、前記第1位置または前記第2位置で保持するロック部を備えることを特徴とする、記録装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置において、
    前記排紙受けを変位させる駆動源と、
    前記駆動源を制御する制御部と、を備えることを特徴とする、記録装置。
  6. 請求項5に記載の記録装置において、
    前記制御部は、プリンタードライバーの設定に基づき前記駆動源を制御することを特徴とする、記録装置。
  7. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、
    前記排紙受けは、前記記録装置本体に設けられる被係止部に係止される係止部を備え、
    前記記録装置本体は、前記係止部がそれぞれに係止可能な二つの被係止部を備え、
    一方の被係止部と前記係止部とが係止したときに、前記排紙受けが前記第1位置をとり、
    他方の被係止部と前記係止部とが係止したときに、前記排紙受けが前記第2位置をとるように構成されていることを特徴とする、記録装置。
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