JP6607602B2 - 装飾方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態にかかる装飾方法を説明するための模式図である。
以上説明したように、本形態では、紫外線硬化型インク5に有機溶剤が含まれている。そのため、本形態では、溶剤除去工程において有機溶剤を蒸発させて除去することで、箔2に塗布された紫外線硬化型インク5の粘度を高めて、箔2に塗布された紫外線硬化型インク5のにじみを防止することが可能になる。したがって、本形態では、紫外線照射工程において、紫外線硬化型インク5が装飾物貼付工程の後に完全硬化するのに必要な量の紫外線が照射されるように、かつ、被装飾体1に箔2を貼り付けられるだけの粘着力が、紫外線が照射された後の紫外線硬化型インク5に残るように紫外線の照射量を設定すれば良く、箔2に塗布された紫外線硬化型インク5のにじみが防止されるように紫外線の照射量を設定する必要がない。その結果、本形態では、紫外線照射工程における紫外線の照射量を比較的容易に設定することが可能になる。
図2は、本発明の他の実施の形態にかかる装飾方法を説明するための模式図である。図2では、上述した形態と同一の構成には同一の符号を付している。
図3は、本発明の他の実施の形態にかかる装飾方法を説明するための模式図である。図3では、上述した形態および変形例1と同一の構成には同一の符号を付している。
上述した形態では、被装飾体1に貼り付けられる装飾物2は箔であるが、装飾物2は、金属粉、セラミック粉、プラスチック粉、無機顔料粉またはフロッキー粉等の粉体であっても良いし、ブロック状に形成されたブロック体であっても良い。また、上述した形態では、インク塗布工程において、インクジェットヘッド11から紫外線硬化型インク5を吐出させているが、インク塗布工程において、ディスペンサから紫外線硬化型インク5を吐出させても良い。なお、インク塗布工程において、インクジェットヘッド方式およびディスペンサ方式以外の方式で、紫外線硬化型インク5を被装飾体1や箔2に塗布することも可能である。また、装飾物2を保護するために、あるいは、装飾物2を着色するために、クリアインク、カラーインクまたは白色インク等のいわゆる特色インクを用いて、インクジェット方式、スプレー方式またはそれ以外の方式によって、オーバーコート層あるいは着色層等の最上位層を装飾物2の上に形成しても良い。
2 箔(装飾物)
5 紫外線硬化型インク
Claims (8)
- 紫外線硬化型カチオン重合性樹脂と光重合開始剤と有機溶剤とが含まれている紫外線硬化型インクを装飾物に塗布するインク塗布工程と、
前記インク塗布工程で前記装飾物に塗布された前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射する紫外線照射工程と、
前記インク塗布工程で前記装飾物に塗布された前記紫外線硬化型インクの前記有機溶剤を蒸発させて除去する溶剤除去工程と、
前記紫外線照射工程および前記溶剤除去工程の後に、前記紫外線硬化型インクの表面を被装飾体に密着させて前記被装飾体に前記装飾物を貼り付ける装飾物貼付工程とを備えることを特徴とする装飾方法。 - 紫外線硬化型カチオン重合性樹脂と光重合開始剤と有機溶剤とが含まれている紫外線硬化型インクを被装飾体に塗布するインク塗布工程と、
前記インク塗布工程で前記被装飾体に塗布された前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射する紫外線照射工程と、
前記インク塗布工程で前記被装飾体に塗布された前記紫外線硬化型インクの前記有機溶剤を蒸発させて除去する溶剤除去工程と、
前記紫外線照射工程および前記溶剤除去工程の後に、前記紫外線硬化型インクの表面に装飾物を密着させて前記被装飾体に前記装飾物を貼り付ける装飾物貼付工程とを備え、
前記紫外線照射工程において前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射する紫外線照射器と、前記溶剤除去工程において前記有機溶剤を蒸発させて除去するヒータとは、別々に設けられるとともに互いに異なる位置に配置され、
前記ヒータは、前記被装飾体の、前記紫外線硬化型インクが塗布される面の反対面側に配置されていることを特徴とする装飾方法。 - 紫外線硬化型カチオン重合性樹脂と光重合開始剤と有機溶剤とが含まれている紫外線硬化型インクを被装飾体に塗布するインク塗布工程と、
前記インク塗布工程で前記被装飾体に塗布された前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射する紫外線照射工程と、
前記インク塗布工程で前記被装飾体に塗布された前記紫外線硬化型インクの前記有機溶剤を蒸発させて除去する溶剤除去工程と、
前記紫外線照射工程および前記溶剤除去工程の後に、前記紫外線硬化型インクの表面に装飾物を密着させて前記被装飾体の一部分に前記装飾物を貼り付ける装飾物貼付工程と、
前記装飾物貼付工程後に行われる未接着部分除去工程とを備え、
前記インク塗布工程では、前記装飾物貼付工程において前記装飾物が貼り付けられる前記被装飾体の一部分のみに前記紫外線硬化型インクを塗布し、
前記装飾物貼付工程では、前記被装飾体の、前記装飾物が貼り付けられない部分も前記装飾物が覆うように前記装飾物を配置し、
前記未接着部分除去工程では、前記装飾物の、前記被装飾体に貼り付らけれていない部分を除去することを特徴とする装飾方法。 - 前記紫外線硬化型インクの25℃における粘度は、3mPa・sec以上18mPa・sec以下であり、
前記有機溶剤を除去したときの前記紫外線硬化型インクの25℃における粘度は、20mPa・sec以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の装飾方法。 - 前記装飾物は、箔であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の装飾方法。
- 前記紫外線照射工程は、前記溶剤除去工程の後に行われることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の装飾方法。
- 前記紫外線照射工程と前記溶剤除去工程とは同時に行われることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の装飾方法。
- 前記紫外線硬化型インクには、紫外線硬化型エポキシ系樹脂が含まれていないことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の装飾方法。
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