JP6601746B2 - 間欠滅菌による食品滅菌装置、間欠滅菌方法 - Google Patents
間欠滅菌による食品滅菌装置、間欠滅菌方法 Download PDFInfo
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Description
間欠滅菌により食品を滅菌するための間欠滅菌による食品滅菌装置であって、調理食品が入った防水性のある樹脂製食品包装袋からなる複数の食品袋を収納し得る食品籠と、上記食品袋を収納した上記食品籠を水面下に浸漬可能であって、常温から60℃〜100℃まで加熱された加熱水にて上記食品袋を加熱滅菌するための加熱槽と、上記食品籠を20時間〜24時間載置して芽胞細胞を発芽させるための設置台と、上記食品籠を水面下に浸漬可能であって、冷却水で上記食品袋を冷却するための冷却槽とが設けられ、上記加熱槽、上記設置台及び上記冷却槽に沿って設けられた案内レールと、該案内レールに沿って移動し得る横移動部材と、上記横移動部材に対して上下に移動可能な縦移動部材と、上記横移動部材と上記縦移動部材を駆動する駆動手段とが設けられ、上記加熱滅菌のための時間及び上記発芽のための時間を計測するためのタイマ手段、及び、上記加熱槽の温度を検出するための温度センサが設けられ、上記駆動手段により、上記縦移動部材に保持された上記食品籠が、上記加熱槽又は上記冷却槽に選択的に出し入れされると共に、上記食品籠が上記設置台上に載置されるように構成され、かつ上記タイマ手段からの時間を認識し、上記駆動手段を駆動することにより上記食品籠の上記加熱槽への浸漬、浸漬の時間及び浸漬の回数、上記食品籠の上記設置台への載置の時間、及び上記食品籠の上記冷却槽への浸漬及び浸漬の時間、及び、上記温度センサからの温度を検出することにより、自動的に上記食品袋の間欠滅菌動作を行う制御部を具備し、上記食品籠は、線材を格子状に組むことにより構成された箱状の籠であり、上面に上記縦移動部材に保持されるための係合部材を有しており、上記食品籠内は、上記線材で構成された複数の仕切部材にて、上記食品袋を1個ずつ収納し上記食品袋が相互に移動不能な複数の食品袋収納部に仕切られており、かつ、上記食品籠は、その上面に上記加熱槽及び上記冷却槽の各上面開口より広い面積を有する閉鎖蓋が上記係合部材に沿って昇降自在に設けられており、上記閉鎖蓋は上記食品籠が上記加熱槽内又は上記冷却槽内に沈下した状態において、上記加熱槽又は上記冷却槽の上記各上面開口を閉鎖し得るように構成されたものである間欠滅菌による食品滅菌装置により構成される。
上側の食品籠18aは図10に示すように構成されている。この食品籠18aは、細い金属線(鉄線等の線材)を縦横に交差させて互いに溶接し、全体としては上面開口の直方体形状の箱状に構成されている。上面外周を構成する縦線40、横線41の長さは同一であり、平面視においては正方形状に構成されている(図6(a)参照)。尚、図10において、手前方向を「前方」、奥側を「後方」、「前方」から「後方」を向いた場合の左右を「左右方向」又は「横方向」と定義する。
1c 上面開口
2 冷却槽
2c 上面開口
4 加熱水製造タンク
5 冷却水製造装置
10 水平レール(案内レール)
11 横移動板(横移動部材)
14 垂直腕(縦移動部材)
18 食品籠
19 係合枠(係合部材)
20 食品袋
53 タイマ(タイマ手段)
56,57 閉鎖蓋
64 温度ロガー
M1,M2 駆動モータ(駆動手段)
Claims (4)
- 間欠滅菌により食品を滅菌するための間欠滅菌による食品滅菌装置であって、
調理食品が入った防水性のある樹脂製食品包装袋からなる複数の食品袋を収納し得る食品籠と、
上記食品袋を収納した上記食品籠を水面下に浸漬可能であって、常温から60℃〜100℃まで加熱された加熱水にて上記食品袋を加熱滅菌するための加熱槽と、上記食品籠を20時間〜24時間載置して芽胞細胞を発芽させるための設置台と、上記食品籠を水面下に浸漬可能であって、冷却水で上記食品袋を冷却するための冷却槽とが設けられ、
上記加熱槽、上記設置台及び上記冷却槽に沿って設けられた案内レールと、該案内レールに沿って移動し得る横移動部材と、上記横移動部材に対して上下に移動可能な縦移動部材と、上記横移動部材と上記縦移動部材を駆動する駆動手段とが設けられ、
上記加熱滅菌のための時間及び上記発芽のための時間を計測するためのタイマ手段、及び、上記加熱槽の温度を検出するための温度センサが設けられ、
上記駆動手段により、上記縦移動部材に保持された上記食品籠が、上記加熱槽又は上記冷却槽に選択的に出し入れされると共に、上記食品籠が上記設置台上に載置されるように構成され、
かつ上記タイマ手段からの時間を認識し、上記駆動手段を駆動することにより上記食品籠の上記加熱槽への浸漬、浸漬の時間及び浸漬の回数、上記食品籠の上記設置台への載置の時間、及び上記食品籠の上記冷却槽への浸漬及び浸漬の時間、及び、上記温度センサからの温度を検出することにより、自動的に上記食品袋の間欠滅菌動作を行う制御部を具備し、
上記食品籠は、線材を格子状に組むことにより構成された箱状の籠であり、上面に上記縦移動部材に保持されるための係合部材を有しており、上記食品籠内は、上記線材で構成された複数の仕切部材にて、上記食品袋を1個ずつ収納し上記食品袋が相互に移動不能な複数の食品袋収納部に仕切られており、
かつ、上記食品籠は、その上面に上記加熱槽及び上記冷却槽の各上面開口より広い面積を有する閉鎖蓋が上記係合部材に沿って昇降自在に設けられており、上記閉鎖蓋は上記食品籠が上記加熱槽内又は上記冷却槽内に沈下した状態において、上記加熱槽又は上記冷却槽の上記各上面開口を閉鎖し得るように構成されたものである間欠滅菌による食品滅菌装置。 - 上記加熱槽に加熱水を送るための加熱水製造タンクが設けられ、加熱水は上記加熱水製造タンクと上記加熱槽との間を循環するものであり、
上記冷却槽に冷却水を送るための冷却水製造装置が設けられ、冷却水は上記冷却水製造装置と上記冷却槽との間を循環するものである請求項1に記載の間欠滅菌による食品滅菌装置。 - 少なくとも一の上記食品袋内の中心部には温度検出手段が収納されており、当該温度検出手段により上記食品袋内の食品の中心温度を計測し得るように構成されたものである請求項1又は2に記載の間欠滅菌による食品滅菌装置。
- 請求項1〜3の何れかに記載の間欠滅菌による食品滅菌装置を使用した食品の間欠滅菌方法であり、
上記制御部は、上記横移動部材及び上記縦移動部材を駆動して上記食品袋が収納された上記食品籠を上記加熱槽内の水面下に浸漬し、上記加熱槽内の水を常温から60℃〜100℃まで加熱する昇温工程と、
上記60℃〜100℃の上記加熱槽内で上記食品籠内の食品の加熱を上記タイマ手段に基づいて30分〜60分継続する滅菌工程と、
上記滅菌工程の後、上記横移動部材及び上記縦移動部材を駆動して上記食品籠を上記設置台上に載置して上記タイマ手段に基づいて20時間〜24時間放置する芽胞発芽工程と、
上記芽胞発芽工程の後、再び上記昇温工程及び滅菌工程を行う再昇温滅菌工程と、
上記再昇温滅菌工程の後、上記横移動部材及び上記縦移動部材を駆動して上記食品籠を上記冷却槽内の水面下に浸漬し、上記食品の粗熱を除去する冷却工程と、
上記冷却工程の後、上記横移動部材及び上記縦移動部材を駆動して上記食品籠を上記冷却槽から取り出す取出工程と、
を自動的に行うことを特徴とする食品の間欠滅菌方法。
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