JP6579677B1 - 資材保持台 - Google Patents

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Abstract

【課題】長尺の資材を保持でき、安定して積み重ねることが可能な資材保持台を提供する。【解決手段】本発明の資材保持台1は、二本を一対として並列に配設される複数対の縦柱と、縦柱のうち向かい合う縦柱間に略水平方向に配設される横梁と、縦柱の下端部に取り付けられるキャップ部と、によって形成され、縦柱の上端にキャップ部を接続することで相互に積み重ねることが可能な資材保持台であって、キャップ部は、下方が開放され縦柱よりも大きな内径を有する筒状部材によって構成されており、横梁は鉛直方向において略同一の高さに配設される第一の横梁群と、第一の横梁群と交差する方向に配設される横梁群であって、第一の横梁より低い位置に配設される第二の横梁群とからなり、第一の横梁群の上端と第二の横梁群の上端との間に第一の所定間隔が設けられており、資材保持台の接地面と第二の横梁群の下端との間に第二の所定間隔が設けられることを特徴とする。【選択図】図3A

Description

本発明は、資材保持台に関し、特に、建設現場等で使用される長尺の資材を保管しておくに好適な資材保持台に関する。
近年、都市部を中心に、建築工事が盛んに行われている。工事を行うには様々な資材が必要であり、それらの資材を建設現場や工場などにおいて保管する必要がある。しかしながら、形状や大きさが様々であり、効率よく保管することができず、大量の資材が地面や床などに載置されていた。
このような長尺物を建設現場や工場などにおいてまとめて保管するための保持具としては、例えば、特許文献1に示されるような技術が提案されている。(特許文献1)。
特公平4−74251号公報
特許文献1によると、支持柱の下端部に、他の支持柱の上端部を受け入れることが可能な被支持部を設けているため、一のパレットの支持柱と、他のパレットの被支持部とを接続することで、複数のパレットを積み重ねることができる。しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、被支持部の構造については不明であり、積み重ねたパレットが滑り落ちる危険性や転倒する危険性については考慮されていない。また、フォークリフトを用いてパレットを持ち上げる際の作業性の良さについても考慮されていない。
本発明は、このような要望に鑑みてなされたものであり、長尺の資材を保持でき、安定して積み重ねることが可能な資材保持台を提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、二本を一対として並列に配設される複数対の縦柱と、縦柱のうち向かい合う縦柱間に略水平方向に配設される横梁と、縦柱の下端部に取り付けられるキャップ部と、によって形成され、縦柱の上端にキャップ部を接続することで相互に積み重ねることが可能な資材保持台であって、キャップ部は、下方が開放され縦柱よりも大きな内径を有する筒状部材によって構成されており、横梁は鉛直方向において略同一の高さに配設される第一の横梁群と、第一の横梁群と交差する方向に配設される横梁群であって、第一の横梁より低い位置に配設される第二の横梁群とからなり、第一の横梁群の上端と第二の横梁群の上端との間に第一の所定間隔が設けられており、資材保持台の接地面と第二の横梁群の下端との間に第二の所定間隔が設けられる、資材保持台を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、第一の横梁群の上端と第二の横梁群の上端との間に第一の所定間隔が設けられているため、フォークリフトを用いて資材を載置するという動作を容易に行うことが可能となる。また、資材保持台の接地面と第二の横梁群の下端との間に第二の所定間隔が設けられているため、資材を載置したのちに資材保持台を持ち上げるという動作を連続的にスムーズに行うことができる。さらに、キャップ部は、下方が開放され縦柱よりも大きな内径を有する筒状部材によって構成されているため、フォークリフトを用いて一の資材保持台の上に他の資材保持台を重ね合わせる際に、精密な位置調整を不要とし、容易に積み重ねが可能な資材保持台を提供することができる。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、縦柱の上面には、縦柱の内部に貫通する上面貫通孔が設けられており、縦柱の下面には、縦柱の内部に貫通する下面貫通孔が設けられており、キャップ部の上面であって、下面貫通孔に対応する位置にキャップ貫通孔が設けられており、一の資材保持台の上面貫通孔と、他の資材保持台の下面貫通孔及びキャップ貫通孔に跨り配設される接続部材をさらに備える、資材保持台を提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、一の資材保持台の上面貫通孔と、他の資材保持台の下面貫通孔及びキャップ貫通孔に跨り配設される接続部材を備えるため、転倒を防止することが可能な資材保持台を提供することが可能となる。
本発明によれば、長尺の資材を保持でき、安定して積み重ねることが可能な資材保持台を提供できる。
図1Aは、本実施形態に係る資材保持台1の斜視図を示す。 図1Bは、本実施形態に係る資材保持台1の正面図を示す。 図1Cは、本実施形態に係る資材保持台1の側面図を示す。 図1Dは、本実施形態に係る資材保持台1の平面図を示す。 図1Eは、本実施形態に係る資材保持台1の底面図を示す。 図2Aは、本実施形態に係る資材保持台1を構成するキャップ部40の斜視図を示す。 図2Bは、本実施形態に係る資材保持台1を構成するキャップ部40を斜め下方から斜め上方に向けて見た図を示す。 図3Aは、本実施形態に係る資材保持台1を複数組み合わせた状態の斜視図を示す。 図3Bは、本実施形態に係る資材保持台1を複数組み合わせた状態の正面図を示す。 図4(a)〜(h)は、フォークリフトを使用して本実施形態に係る資材保持台1を積み重ねる際の動作について手順を説明する模式図である。 図5Aは、資材を載置しフォークリフトに支持される資材保持台1の正面図を示す。 図5Bは、資材を載置しフォークリフトに支持される資材保持台1の側面図を示す。 図5Cは、資材を載置しフォークリフトに支持される資材保持台1の平面図を示す。 図5Dは、資材を載置しフォークリフトに支持される資材保持台1の底面図を示す。
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[資材保持台1の全体構成]
まず、図1A、図1B、図1C、図1D及び図1Eを用いて、本実施形態に係る資材保持台1の全体構成を説明する。図1Aは資材保持台1の斜視図を、図1Bは資材保持台1の正面図を、図1Cは資材保持台1の側面図を、図1Dは資材保持台1の平面図を、図1Eは資材保持台1の底面図を示す。
本実施形態に係る資材保持台1は、二本を一対として並列に配設される4本の縦柱10と、縦柱10のうち向かい合う縦柱間に略水平方向に配設される4本の横梁21、22、31、32と、4本の縦柱10の下端部に取り付けられるキャップ部40によって形成される。四本の縦柱10及び四本の横梁21、22、31、32は、すべて、スチールないしステンレス鋼で形成された中空の角柱によって構成されている。
4本の縦柱10は平面視において矩形の頂点の位置に立設され、縦柱10同士の間に横梁21、22、31、32を通すようにして、資材を保持する部分が形成される。4本の縦柱10は、資材保持台1が平面視において略矩形状を呈するよう配置されている。すなわち、4本の縦柱10を頂点として、平面視において四角形が形成される。
4本の横梁21、22、31、32は、それぞれ、向かい合う二本の縦柱10同士を接続するように、略水平に配設される。4本の横梁21、22、31、32は、鉛直方向において略同一の高さに配設される第一の横梁群20と、第一の横梁群20と交差する方向に配設される横梁群であって、第一の横梁より低い位置に配設される第二の横梁群30とによって構成される。そして、第一の横梁群20の横梁21、22の上端と、第二の横梁群30の横梁31、32の上端の間には、第一の所定間隔αが形成される。
四本の横梁21、22、31、32を、鉛直方向において略同一の高さに配設される第一の横梁群20と、第一の横梁群20と交差する方向に配設される横梁群であって、第一の横梁21、22より低い位置に配設される第二の横梁群30とによって構成し、第一の横梁群20の横梁21、22の上端と、第二の横梁群30の横梁31、32の上端の間に第一の所定間隔αを形成させたことにより、フォークリフトから長尺の資材を直接的に第一の横梁群20の横梁21、22に載置することができる。つまり、資材保持台1に長尺の資材を保持させるためには、二本の横梁の間に渡すように載置する必要があるが、フォークリフトから資材を載置するためには、上方から下方に向けてフォークを下降させる必要がある。本実施形態においては、第一の横梁群20の横梁21、22の上端と、第二の横梁群30の横梁31、32の上端の間に第一の所定間隔αを設けているため、第一の横梁群20の横梁21、22に先に資材が載置され、フォークから資材が離れた状態となる。つまり、フォークに資材を載せた状態から、直接的に資材保持台1に資材を載置させることができる。その状態において、フォークを後退させることで、資材保持台1への資材の載置を完了させることができる。
〔キャップ部40の構成〕
次に、図2A及び図2Bを用いて、キャップ部40について説明する。図2Aはキャップ部40の斜視図を、図2Bはキャップ部40を斜め下方から斜め上方に向けて見た図を示す。
図2A及び図2Bに示すように、四本の縦柱10の下端部にそれぞれ設けられたキャップ部40は、下方が開放され縦柱10よりも大きな内径を有する筒状部材によって構成されている。
本実施形態において、キャップ部40はキャップ上面41と、四方のキャップ側面42、43、44、45とによって形成されることで筒状に構成されており、キャップ部40のキャップ上面41は、縦柱10の下端と同一平面上に形成されている。
本実施形態においては、縦柱10の下端部とキャップ部40のキャップ上面41が溶接されることによって接続されている。
キャップ上面41と、四方のキャップ側面42、43、44、45とによって囲まれる空間には、縦柱10の幅よりも大きな内径を有するため、他の資材保持台1を構成する縦柱10の上端部が挿入可能となっている。すなわち、一つの資材保持台1の四本の縦柱10の下端に設けられたキャップ部40に、他の資材保持台1の縦柱10の上端部が挿入されることにより、資材保持台1同士を上下方向に接続させることができる。そして、キャップ部40が筒状に設けられていることにより、すなわち、キャップ側面42、43、44、45の存在により、フォークリフトを用いて一の資材保持台の上に他の資材保持台を重ね合わせる際に、精密な位置調整を不要とし、容易に積み重ねが可能であるとともに、上方に設けられた資材保持台1が下方に設けられた資材保持台1に対してずれたとしても、落ちることがなく、安定して資材の保持を継続することができる。
キャップ部40のキャップ上面41は、横梁21、22、31、32のうち下方に設けられた第二の横梁群30のものと、所定の間隔を設けるよう設定されている。これにより、資材を積んだ資材保持台1をフォークリフトによって持ち上げ、他の資材保持台1に重ねることができる。
キャップ部40の高さは、低すぎると、上方の資材保持台1と下方の資材保持台1とがずれた際や、一度に大量の資材が投入されるなどの衝撃により瞬間的に動いた際に外れてしまう恐れがある。一方で、キャップ部40の高さが高すぎると、上の資材保持台1を下の資材保持台1から取り外すために持ち上げる高さが高くなり、労力を要する。キャップ部40の高さは、このような事項を考慮して決定される。
キャップ部40の内径が、縦柱10を形成する角柱の幅よりも大きく形成されるよう、キャップ部40の幅が調整される。そのようにすることで、上方から資材保持台1を下降させて下方の資材保持台1に重ねる際、位置合わせのための労力を必要としない。すなわち、キャップ部40の内径が縦柱10を形成する角柱の幅と同程度の場合、精密に位置を合わせなければ、縦柱10の上端部がキャップ部40にうまく挿入されない。本実施形態においては、キャップ部40の内径は縦柱10を形成する角柱の幅よりも大きく形成されているため、簡単に積み重ねることができる。
一方、キャップ部40の内径の上限値は、上方の資材保持台1が下方の資材保持台1に対して最大までずれた際に転倒しないように、縦柱10同士の間隔及び縦柱10の高さとの関係において決定される。つまり、キャップ部40の内径が大きすぎると、上方の資材保持台1が下方の資材保持台1に対してずれた際に、重心から外れ、倒れてしまう危険性がある。本実施形態においては、そのような場合でも倒れないようにキャップ部40の幅が設定されている。
また、上方に位置する資材保持台1が下方に位置する資材保持台1に対してずれた際、上方に位置する資材保持台1の縦柱10の軸芯が、下方に位置する資材保持台1の縦柱10の側面より内側に入らないように、あるいは、外側に出ないように、縦柱10を形成する角柱の幅とキャップ部40の幅が設定されている。そうでなければ、上方に位置する資材保持台1が下方に位置する資材保持台1に対して最大までずれた際に、上方に位置する資材保持台1が転倒する危険性がある。
〔複数の資材保持台1を重ね合わせるための構成〕
次に、資材保持台1同士を上下方向に重ね合わせるための構成について、図1D、図1E、図3A及び図3Bを用いて説明する。
まず、図1Dに示したように、縦柱10を構成する角柱の上端部と下端部には、それぞれ、断面略円形状の上部貫通穴11及び下部貫通孔12が設けられている。また、図1E及び図2Bに示すように、キャップ部40のキャップ上面41には、縦柱10の下端部に設けられた下部貫通孔12に対応する位置にキャップ孔46が設けられている。
そして、縦柱10の内部に、上部貫通孔11及び下部貫通孔12を通して、例えば鉄パイプ等の棒状の線材からなる接続部材50を挿入することにより、一の資材保持台1と他の資材保持台1とをより安定して接続することができる。すなわち、上方に位置する資材保持台1の下部貫通穴12と下方に位置する資材保持台1の上部貫通穴11とを跨るように接続部材50を配設することにより、衝撃などに伴って資材保持台1同士が外れることを確実に防止することができる。
下部貫通孔12の径は、接続部材50を挿入可能な大きさであって、資材保持台1同士を積み重ねたときに、一の縦柱10が他の縦柱10の下部貫通孔12に入ってしまわない程度の大きさに設定される。
また、資材保持台1の縦柱10の内部には、縦柱10を閉塞する閉塞板13が設けられている。これにより、貫通孔の内部に配設した接続部材50が下に落ちることを防止する。
すなわち、縦柱10に挿入される接続部材50は単なる棒状の部材であるため、縦柱10の下部貫通孔12及びキャップ部40のキャップ孔46の存在によって、縦柱10から抜け落ちてしまう。本実施形態の資材保持台1においては、縦柱10内部に閉塞板13を設けているため、接続部材50が縦柱10から抜け落ちることを防止することができる。このような閉塞板13は、特に最下部に位置する資材保持台1に配設することが好適である。
また、図3Bに示すように、最下部の資材保持台1の下端に設けられたキャップ部40にキャスタ部60を設けてもよい。これにより、複数積み重ねられた資材保持台1を、キャスタ部60の車輪の運動に伴って移動することが可能となる。つまり、移動するにあたって、いちいち資材保持台1をフォークリフトで持ち上げる必要がなく、スムーズに移動させることが可能となる。
キャスタ部60は、キャップ部40に接続可能なように、キャップ部40の形状や大きさに合わせた構造とすることができる。このとき、キャスタ部60をキャップ部40に着脱可能に設置するための接続手段を設けることによって、どの資材保持台1にもキャスタ部60を接続することが可能となる。つまり、どの資材保持台1であっても、最下部に位置する資材保持台1として使用することが可能となる。
あるいは、キャップ部40の替わりにキャスタ部60を縦柱10に取付けることにより、最下部としてのみ機能する、最下部専用の資材保持台1を構成することができる。そのような場合、キャスタ部60をいちいち着脱する必要がなくなり、着脱の手間を省略することができる。
〔資材保持台1の重ね合わせ動作〕
図4(a)〜図4(h)を用いて、フォークリフトを使用して資材保持台1を積み重ねる際の動作について、その手順を説明する。図4(a)〜図4(h)は、いずれも、資材保持台1を側面から見た図になっている。図4(a)〜図4(h)において、破線で表される資材は紙面に直交する向きに伸びる長尺体であり、フォークリフトを用いて資材保持台1に運搬される。なお、フォークリフトに関しては、フォークの部分のみを簡略化して図示している。また、便宜上、フォークリフトが資材保持台1に向かう方向を前方、資材保持台1から離れる方向を後方と定義する。
なお、図4(a)〜図4(h)を説明する前提として、資材保持台1の四本の横梁21、22、31、32のうち、高い位置に設けられた第一の横梁群20の横梁21、22の間を渡すように長尺の資材を載置するものとし、低い位置に設けられた第二の横梁群30の横梁31、32を下方からフォークリフトで持ち上げることを想定する。図5A〜図5Dに、高い位置に設けられた第一の横梁群20の横梁21、22の間を渡すように長尺の資材を載置した状態で、低い位置に設けられた第二の横梁群30の横梁31、32の下方をフォークリフトで支持している状態を表す模式図を示す。図5Aは正面図、図5Bは側面図、図5Cは平面図、図5Dは底面図である。
フォークリストを使用して資材保持台1を積み重ねる際の動作について説明すると、まず、図4(a)に示すように、資材保持台1に資材を積み込むにあたり、図示しないフォークリフトを使用して、資材保持台1の上方から、資材を載せたフォークを下降させる。
フォーク上に載置した資材が、資材保持台1が備える横梁21、22、31、32のうち、高い位置に設けられた第一の横梁群20の横梁21、22の上端に当接すると、図4(b)に示すように、資材は第一の横梁群20の横梁21、22に載置され、フォークから離れた状態となる。このとき、低い位置に設けられた第二の横梁群30の横梁31、32の上端と、高い位置に設けられた第一の横梁群20の横梁21、22の上端との間には、第一の所定間隔αが確保されており、第二の横梁群30の横梁31、32にフォークリフトのフォークがぶつかることなく、資材のみを高い位置に設けられた第一の横梁群20の横梁21、22に載置することができる。
その状態で、図4(c)に示すように、フォークリフトを後退させることにより、フォークを資材保持台1から引き抜く。
そして、図4(d)に示すように、所定の距離だけフォークを下方に移動させ、図4(e)に示すように、フォークリフトを前進させることにより、第二の横梁群30の横梁31、32の下方にフォークを差し込む。このとき、第二の横梁群30の横梁31、32の下方には、資材保持台1の載置面との間に第二の所定間隔βが確保されているため、地面にフォークがぶつかることなく、第二の横梁群30の横梁31、32の下方にフォークをスムーズに差し込むことができる。
第二の横梁群30の横梁31、32の下方にフォークを差し込むと、図4(f)に示すように、フォークを上昇させることで資材保持台1を資材ごと持ち上げ、図4(g)に示すように、他の資材保持台1の上方から下降させ、当該他の資材保持台1の上に載置する。このとき、縦柱10の下端には、縦柱10を構成する角柱の幅より大きな所定の内径を有する筒状のキャップ部40が設けられているため、精密な位置合わせをすることなく、安定して載置することができる。そして、一の資材保持台1の軸芯が他の資材保持台1の軸芯から最も離れて配置されたとしても、転倒しないようキャップ部40の高さと幅が選定されているため、上方の資材保持台1が転倒することを防止することができる。
また、図4においては図示を省略するが、二つの資材保持台1を跨るように接続部材50を配置することにより、いっそう、上方の資材保持台1の転倒を防止することができる。なお、接続部材50は、下方に位置する資材保持台1の縦柱10の内部に予め挿入しておいてもよいし、資材保持台1同士を重ね合わせた後に挿入してもよい。
そして、図4(h)に示すように、フォークリフトを後退させることにより、フォークを資材保持台1から引き抜き、重ね合わせの動作を終了する。
このように、
なお、本実施形態においては、縦柱10及び横梁21、22、31、32を角柱状としたが、これに限ったものではなく、円柱状であっても構わない。
また、キャップ部40についても、下方が開放された傘状のものであればよく、たとえば、円筒状であっても構わない。
また、縦柱10の本数は四本でなくても構わない。ただし、資材を保持する観点から考慮すると、二本を一対とする縦柱10の対を並列に複数並べたものからなるのが好ましい。
横梁21、22、31、32の本数は、縦柱10の本数に応じて変化する。すなわち、上記のように、縦柱10の対を並列に複数並べた場合、高い位置に設けられた第一の横梁群20の横梁21、22は、一つの対に対して一本配設される。また、低い位置に設けられた第二の横梁群30の横梁31、32は、縦柱のそれぞれの対の間に二本配設される。したがって、当該縦柱の対の数をnとすると、高い位置に設けられた第位置の横梁群20の横梁21、22の数はn本、低い位置に設けられた第二の横梁群30の横梁31、32の数は2(n−1)本として設定される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換しても良い。
1 資材保持台
10 縦柱
11 上部貫通穴
12 下部貫通穴
13 閉塞板
20 第一の横梁群
30 第二の横梁群
40 キャップ部
50 接続部材
60 キャスタ部

Claims (1)

  1. 二本を一対として並列に配設される複数対の縦柱と、
    前記縦柱のうち向かい合う前記縦柱間に略水平方向に配設される横梁と、
    前記縦柱の下端部に取り付けられるキャップ部と、
    によって形成され、
    前記縦柱の上端に前記キャップ部を接続することで相互に積み重ねることが可能な資材保持台であって、
    前記キャップ部は、下方が開放され前記縦柱よりも大きな内径を有する筒状部材によって構成されており、
    前記横梁は鉛直方向において略同一の高さに配設される第一の横梁群と、前記第一の横梁群と交差する方向に配設される横梁群であって、前記第一の横梁群より低い位置に配設される第二の横梁群とからなり、
    前記第一の横梁群の上端と前記第二の横梁群の上端との間に第一の所定間隔が設けられており、
    前記資材保持台の接地面と前記第二の横梁群の下端との間に第二の所定間隔が設けられており、
    前記縦柱の上面には、該縦柱の内部に貫通する上面貫通孔が設けられており、
    前記縦柱の下面には、該縦柱の内部に貫通する下面貫通孔が設けられており、
    前記キャップ部の上面であって、前記下面貫通孔に対応する位置にキャップ貫通孔が設けられており、
    一の前記資材保持台の前記上面貫通孔と、他の前記資材保持台の前記下面貫通孔及び前記キャップ貫通孔に跨り配設される接続部材をさらに備える、
    資材保持台。
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