JP6577141B2 - フレキシブルディスプレイスクリーン及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブルディスプレイスクリーン分野に関し、特に、フレキシブルディスプレイスクリーン及びフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法に関する。
現在、フレキシブルディスプレイスクリーンは、ますます広く使用されており、その多くが上下2つのフレキシブル基板の間にフレキシブル薄膜トランジスタ層を配置すると同時に、薄膜パッケージ層でフレキシブル薄膜トランジスタ層を被覆し、かつ2つのフレキシブル保護層の周縁を封止することにより、フレキシブル薄膜トランジスタ層のパッケージを実現する。しかしながら、このような構造では、フレキシブルディスプレイスクリーンの側面の防水性及び耐酸化性が低い。その主要因は、フレキシブルディスプレイスクリーンの折り曲げ回数が増えると、フレキシブルディスプレイスクリーンの周縁にクラックが発生しやすく、かつクラックがフレキシブルディスプレイスクリーンの内側に拡大しやすく、水や酸素の侵入経路になり、フレキシブルディスプレイスクリーンを失効させることである。
本発明の目的は、高い水・酸素バリア性を有するフレキシブルディスプレイスクリーン及びフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法を提供することにある。
上記した技術的課題を解決するために、本発明は、フレキシブル基板と、薄膜トランジスタ層と、有機エレクトロルミネッセンス層と、フレキシブルカバープレートとを含むフレキシブルディスプレイスクリーンを提供する。薄膜トランジスタ層は、フレキシブル基板に積層され、駆動部と駆動部の周囲に配置されたパッケージ部とを備える。パッケージ部には、長手方向が駆動部の周縁と平行であり開口がフレキシブル基板から離れた少なくとも1つの細長い凹溝が設けられている。パッケージ部には、凹溝に対応して少なくとも2つの細長い突起がさらに設けられている。隣接する2つの突起は、凹溝の長手方向の両側に位置する。各突起の長手方向は凹溝の長手方向と平行である。有機エレクトロルミネッセンス層は、駆動部に対応して配置されている。フレキシブルカバープレートは、有機エレクトロルミネッセンス層における駆動部から離れた側に積層され、有機エレクトロルミネッセンス層及びパッケージ部を被覆している。
また、本発明は、フレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法を提供する。ここで、フレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法は、
フレキシブル基板を提供する工程と、
フレキシブル基板に薄膜トランジスタ層及び有機エレクトロルミネッセンス層を形成する工程と、
フレキシブルカバープレートを形成して有機エレクトロルミネッセンス層に積層する工程とを含み、
薄膜トランジスタ層が駆動部及び駆動部の周囲に配置されたパッケージ部を有し、パッケージ部に少なくとも1つの凹溝及び少なくとも2つの細長い突起を有し、凹溝の長手方向が駆動部の周縁と平行であり、隣接する2つの突起が凹溝の長手方向の両側に位置し、各突起の長手方向が凹溝の長手方向と平行であり、有機エレクトロルミネッセンス層が駆動部に対応して配置され、
フレキシブルカバープレートがパッケージ部及び有機エレクトロルミネッセンス層を被覆している。
本発明に係るフレキシブルディスプレイスクリーン及びフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法は、薄膜トランジスタ層のパッケージ部に少なくとも2つの細長い突起及び少なくとも1つの細長い凹溝を設けて、隣接する2つの細長い突起が凹溝の両側に位置するため、凹溝及び突起によりパッケージ部の応力を増大させることにより、フレキシブルディスプレイスクリーンが複数回折り曲げられた場合、パッケージ部で応力によるクリックを生じにくくなる。また、凹溝及び突起の横方向における隔離作用により、クラックの拡大を効果的に防止し、フレキシブルディスプレイスクリーンの周縁の密封性を向上させ、さらにフレキシブルディスプレイスクリーンの水・酸素バリア性を向上させる。
以下、本発明の技術的構成をより明確に説明するために、実施形態の説明に必要な図面について簡単に述べる。下記の説明に係る図面は、本発明のいくつかの実施形態に過ぎず、当業者にとって、創造的な努力なしにこれらの図面により他の図面を得ることは明らかである。
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るフレキシブルディスプレイスクリーンの断面概略図である。 図2は、図1のフレキシブルディスプレイスクリーンにおける薄膜トランジスタ層、突起及び凹溝の平面図である。 図3は、本発明の別の実施形態に係るフレキシブルディスプレイスクリーンの断面概略図である。 図4は、本発明の別の実施形態に係るフレキシブルディスプレイスクリーンの薄膜トランジスタ層、突起及び凹溝の平面図である。 図5は、本発明に係るフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法のフローチャートである。 図6は、図5のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法における工程S02のフローチャートである。 図7は、図6のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法のプロセスにおける構造概略図である。 図8は、図6のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法のプロセスにおける構造概略図である。
以下、本発明の実施形態に係る図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る技術的構成を明確かつ完全に説明する。
図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態は、フレキシブルディスプレイスクリーン100を提供する。フレキシブルディスプレイスクリーン100は、フレキシブル基板10、薄膜トランジスタ層20、有機エレクトロルミネッセンス層30、及びフレキシブルカバープレート40を含む。
薄膜トランジスタ層20は、フレキシブル基板10に積層され、駆動部21と駆動部21の周囲に配置されたパッケージ部22とを備える。パッケージ部22には、長手方向が駆動部21の周縁と平行である少なくとも1つの細長い凹溝221が設けられている。具体的には、パッケージ部22は、フレキシブル基板10に接続された下面と当該下面に対向する上面とを有する。凹溝221は、上面に開口221aが形成され、かつ開口221aに対応してフレキシブル基板10に近づく方向に向かって内側に窪んでいる。パッケージ部22は、凹溝221に対応して少なくとも2つの細長い突起222がさらに設けられている。隣接する2つの突起222は、凹溝221の長手方向の両側に位置し、かつ凹溝221の開口221aに接近しており、各突起222の長手方向が凹溝221の長手方向と平行である。有機エレクトロルミネッセンス層30は、駆動部21に対応して設けられている。駆動部21は、有機エレクトロルミネッセンス層30を発光させるように駆動する。フレキシブルカバープレート40は、有機エレクトロルミネッセンス層30に積層され、駆動部21及びパッケージ部22を被覆し、封止剤50によりパッケージ部22に接着されている。ここで、封止剤50は、突起222を完全に覆い、かつ凹溝221内に完全に充填される。また、封止剤50は、フレキシブルカバープレート40全体に塗布され、パッケージ部22及び有機エレクトロルミネッセンス層30を覆ってもよい。
薄膜トランジスタ層20のパッケージ部22に少なくとも2つの細長い突起222及び少なくとも1つの細長い凹溝221が設けられ、隣接する2つの細長い突起222が凹溝221の両側に位置し、パッケージ部22とフレキシブルカバープレート40との間に封止剤50が接着され、封止剤50が突起222を被覆してかつ凹溝221を完全に充填することにより、封止剤50がパッケージ部22とフレキシブルカバープレート40との間に封止されるため、フレキシブルディスプレイスクリーン100が複数回折り曲げられた場合、フレキシブル基板10の周縁及びフレキシブルカバープレート40の周縁におけるクラックの発生及び拡大の現象を効果的に防止すると同時に、フレキシブルカバープレート40及びフレキシブル基板10の接着力を高め、フレキシブルディスプレイスクリーン100の周縁密封性を向上させ、さらにフレキシブルディスプレイスクリーン100の水・酸素バリア性を向上させることがきる。なお、フレキシブルディスプレイスクリーン100は、携帯電話機、タブレットパソコン、ノートパソコンなどの端末に適用されてもよく、スマートホームのようなディスプレイスクリーンを必要とする種々の端末に適用されてもよい。
フレキシブル基板10は、任意に折り曲げ可能であり、互いに対向して配置された第1の外面101及び第1の内面102を含む。第1の内面102には、薄膜トランジスタ層20が固定される。フレキシブル基板10は、材料がポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート、又はポリイミド樹脂などの材料であってもよく、厚さが10μm〜50μmであってもよい。
具体的には、薄膜トランジスタ層20は、有機エレクトロルミネッセンス層30における共通電極と共に有機エレクトロルミネッセンス層30を発光させるように制御する駆動電極を含む。一実施形態において、薄膜トランジスタ層20は、フレキシブル基板10に順次に積層された、緩衝層201、ゲート絶縁層202、及びパッシベーション層203を含む。駆動電極は、薄膜トランジスタ(TFT)におけるゲート電極及びソース・ドレイン電極を含む。ここで、ゲート電極は、緩衝層201とゲート絶縁層202との間に位置し、ソース・ドレイン電極は、ゲート絶縁層202とパッシベーション層203との間に位置する。より具体的には、駆動部21及びパッケージ部22は、同一の材料で一体的に形成されてもよい。パッケージ部22は、駆動部21の周りを囲み、薄膜トランジスタ層の周縁となっている。パッケージ部22は、配線側辺22aと、第1の密封側辺22bと、第2の密封側辺22cと、第3の密封側辺22dとを有する。配線側辺22aは、駆動電極及び共通電極に配線端子を提供するように構成されている。第1の密封側辺22bは、配線側辺22aに対向するように配置されており、第2の密封側辺22c及び第3の密封側辺22dは、第1の密封側辺22bと配線側辺22aとの間に接続されるように対向して配置されている。第1の密封側辺22b、第2の密封側辺22c及び第3の密封側辺22dには、凹溝221と、凹溝221に対応する突起222とが設けられている。他の実施形態において、上記の構成に基づいて配線側辺22aに突起構造をさらに追加してもよい。また、パッケージ部22は、2つの互いに対向して配置された配線側辺と2つの互いに対向して配置された密封側辺とを有してもよい。
好ましい実施形態として、パッケージ部22には、2つの凹溝221(図2における灰色部分)が設けられ、前記2つの凹溝221は、それぞれ第1の密封側辺22b、第2の密封側辺22c及び第3の密封側辺22dの長手方向に沿って延びている。2つの凹溝221の間に間隔が存在する。パッケージ部22には、等間隔に配置された3つの突起222(図2における黒色部分)が固定されている。2つの凹溝221は、それぞれ3つの突起222の間の間隔内に位置している。各突起222によりパッケージ部22が水・酸素から隔絶され、凹溝221によりパッケージ部22の厚さを減少させ、クラックの拡大を防止するため、パッケージ部22の可撓性を増加させる。これにより、フレキシブルディスプレイスクリーン100の周縁密封性を向上させ、さらにフレキシブルディスプレイスクリーン100の周縁の水・酸素バリア性を向上させる。他の実施形態において、パッケージ部22には、3つ又は4つの凹溝221がさらに設けられてもよく、それに応じて4つ又は5つの突起222が設けられてもよい。
有機エレクトロルミネッセンス層30は、マスク層真空プロセスにより駆動部21にコーティングされ得る。具体的には、有機エレクトロルミネッセンス層30は、アレイ状に配置された複数の画素ユニット(図示せず)を含み、各画素ユニットが少なくとも2つの異なる色の画素を有するため、カラー画像を表示することができる。有機エレクトロルミネッセンス層30には、上記駆動部21における薄膜トランジスタのソース・ドレイン電極に接続された陽極と、全面で共通電極である陰極とを含む。陰極と陽極とは連通して、薄膜トランジスタにより有機エレクトロルミネッセンス層30を発光させるように制御する。フレキシブルカバープレート40の周縁は、パッケージ部22に対向して配置されている。フレキシブルカバープレート40は、互いに対向して配置された第2の外面401と第2の内面402とを有し、フレキシブル基板10と同一の材料で構成され得る。同様に、フレキシブルカバープレート40は、任意に折り曲げ可能であり、その第2の内面402が有機エレクトロルミネッセンス層30を被覆し、かつフレキシブル基板10に形成された薄膜トランジスタ層20におけるバックプレートと封止剤50により接着されている。フレキシブルカバープレート40の厚さは10μm〜50μmである。
好ましい実施形態として、フレキシブルカバープレート40がパッケージ部22及び駆動部21における有機エレクトロルミネッセンス層30を覆うため、フレキシブルカバープレート40と突起222との間、及び隣接する2つの突起222の間に隙間が存在するが、さらに封止剤50をその隙間に充填することにより、フレキシブルカバープレート40の周縁とパッケージ部22との間の密封を実現し、ひいては薄膜トランジスタ層20の駆動部21及び有機エレクトロルミネッセンス層30への保護を実現する。封止剤50が突起222を完全に覆ってかつ凹溝221に充填されることにより、封止剤50の接着面積を増加させ、封止剤50の接着力を高め、さらにパッケージ部22からのフレキシブルカバープレート40の周縁の剥離を防止する一方、フレキシブルカバープレート40の周縁とパッケージ部22との密封性を向上させるため、水・酸素バリア性を向上させる。具体的には、封止剤50は、感熱性樹脂接着剤又は感光性樹脂接着剤からなる。封止剤50がディスペンにより凹溝221に充填されてかつ突起222を覆い、さらに配線側辺22aに塗布された後、フレキシブルカバープレート40が薄膜トランジスタ層20を覆うことにより、封止剤50がフレキシブルカバープレート40の周縁とパッケージ部22との接着を実現する。他の実施形態において、封止剤50は、光学接着剤であってもよく、フレキシブルカバープレート40全体における第2の内面402に完全に塗布されてもよい。このように、封止剤50は、フレキシブルカバープレート40とパッケージ部22及び有機エレクトロルミネッセンス層30との接着を実現する。
さらに、フレキシブルディスプレイスクリーン100は、薄膜パッケージ層60(図1における灰色部分)を含む。薄膜パッケージ層60は、フレキシブルカバープレート40と薄膜トランジスタ層20との間に積層され、かつ少なくとも駆動部の有機エレクトロルミネッセンス層30を被覆している。
好ましい実施形態として、薄膜パッケージ層60は、有機エレクトロルミネッセンス層30のみを被覆している。薄膜パッケージ層60は、有機エレクトロルミネッセンス層30及び駆動部22を保護し、防水及び酸化防止の効果を達成する。薄膜パッケージ層60が有機エレクトロルミネッセンス層30のみを被覆するため、封止剤50がパッケージ部22に直接接着され、すなわち、凹溝221の底面及び側面に直接接着される。凹溝221がパッシベーション層203から緩衝層201に向かってエッチングされるため、凹溝221は、緩衝層201、ゲート絶縁層202及びパッシベーション層203の断面と封止剤50とを接着させることができる。このように、封止剤50は、緩衝層201とゲート絶縁層202とパッシベーション層203との間の接着力を有効的に増加させ、緩衝層201とゲート絶縁層202とパッシベーション層203との分離を効果的に防止し、さらに薄膜トランジスタ層20の有効性を向上させることができる。また、封止剤50が薄膜トランジスタ層20とフレキシブルカバープレート40との間に直接接着されることにより、フレキシブルカバープレート40と薄膜トランジスタ層20との間の接着力を増加させる。
別の実施形態として、図3に示すように、薄膜パッケージ層60(図3における灰色部分)は、パッケージ部22と駆動部21に対応して配置された有機エレクトロルミネッセンス層30とを被覆し、突起222及び凹溝221に完全に貼り付けられている。封止剤50は、薄膜パッケージ層60とフレキシブルカバープレート40との間に位置し、パッケージ部22に対向して配置されている。具体的には、薄膜パッケージ層60は、真空プロセスにより薄膜トランジスタ層20にコーティングされ、突起222の頂面及び側面に貼り付けられるとともに、凹溝221の底面及び側面に貼り付けられている。薄膜パッケージ層60は、有機エレクトロルミネッセンス層30、駆動部21及びパッケージ部22を同時に保護し、かつパッケージ部22における突起222及び凹溝221を保護するにより、有機エレクトロルミネッセンス層30、駆動部21の水・酸素バリア性をさらに向上させる。また、薄膜パッケージ層60は、パッケージ部22と駆動部21に対応して配置された有機エレクトロルミネッセンス層30を完全に覆うことにより、構造強度を高め、薄膜トランジスタ層20におけるクラックの拡大を防止してフレキシブルディスプレイスクリーン100の使用性能を向上させる。
さらに、好ましい実施形態として、凹溝222は、パッケージ部22を貫通している。具体的には、凹溝221がパッシベーション層203から緩衝層201までエッチングされ、凹溝222がパッケージ部222を隔離することにより、パッケージ部22におけるクラックの拡大を効果的に防止する。また、パッケージ部22に上面及び下面を貫通した凹溝221がエッチングされることにより、パッケージ部22の内部応力を減少させ、パッケージ部22の柔軟性を高める。他の実施形態において、凹溝221は、パッシベーション層203のみを貫通してもよい。
さらに、好ましい実施形態として、図2に示すように、突起222は、駆動部21の側辺に沿って連続的に延びている。具体的には、突起222は、第1の密封側辺22b、第2の密封側辺22c及び第3の密封側辺22dの長手方向に沿って連続的に延びている。このように、パッケージ部22の密封効果を向上させ、さらにフレキシブルディスプレイスクリーン100の水・酸素バリア性を向上させる。
別の実施形態として、図4に示すように、突起222は、駆動部21の側辺に等間隔に配置された複数のサブ突起(sub-protrusion)222aを備え、隣接する2つのサブ突起222aの間に間隔が設けられている。具体的には、各サブ突起222aの長手方向が駆動部21の側辺の長手方向と平行であり、隣接する2つのサブ突起222aにおける間隔により突起222を隔離させるため、突起222によるフレキシブルディスプレイスクリーン100の折り曲げへの阻害を抑え、フレキシブルディスプレイスクリーン100の柔軟性を向上させ、フレキシブルディスプレイスクリーン100の耐屈曲性を向上させる。
さらに、好ましい実施形態として、突起222は、断面が台形であり、長辺端部がパッケージ部22に固定されている。突起222の数は、例えば、2個〜20個であってもよい。各突起222は、幅が10μm〜25μmであり、高さが1μm〜10μmである。隣接する2つの突起222の間における間隔は10μm〜25μmである。他の実施形態において、突起222の断面は半円形であってもよい。
さらに、好ましい実施形態として、凹溝221の断面が台形であり、開口幅が10μm〜25μmであって、開口幅が底端部の幅よりも大きく。他の実施形態において、凹溝の断面は半円形であってもよい。
図1、図2、図5及び図6を参照すると、本発明はフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法をさらに提供する。フレキシブルディスプレイスクリーン100の製造方法は、下記の工程S01〜S05を含む。
S01:
フレキシブル基板10を提供する。
好ましい実施形態として、フレキシブル基板10は、熱プレスにより成形されてもよく、その材料がポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート又はポリイミド樹脂などの材料であってもよく、厚さが10μm〜50μmであってもよいが、本発明はこれらに限定されない。
S02:
フレキシブル基板10に薄膜トランジスタ層20及び有機エレクトロルミネッセンス層30を形成する。薄膜トランジスタ層20は、駆動部21と駆動部21の周囲に配置されたパッケージ部22とを有する。パッケージ部22には、少なくとも1つの凹溝221と、少なくとも2つの細長い突起222とを有する。凹溝221の長手方向は、駆動部21の周縁と平行である。隣接する2つの突起222は、凹溝221の長手方向の両側に位置し、各突起222の長手方向が凹溝21の長手方向と平行である。有機エレクトロルミネッセンス層30は、駆動部21上に対応して設けられている。
一実施形態として、工程S02は、さらに、工程S021〜S025を含む。
S021:
フレキシブル基板10に駆動部21をコーティングする。
具体的には、フレキシブル基板10の第1の内面102に緩衝層201、ゲート絶縁層202、及びパッシベーション層203を順次に成形し、駆動部21に対応する緩衝層201とゲート絶縁層202領域との間に薄膜トランジスタ(TFT)におけるゲート電極を成形し、ゲート絶縁層202とパッシベーション層203との間に薄膜トランジスタ(TFT)におけるソース・ドレイン電極を成形する。ゲート電極及びソース・ドレイン電極により、有機エレクトロルミネッセンス層30を発光させて表示するように駆動可能な駆動電極を構成する。
S022:
駆動部21の周囲にパッケージ輔助部22’を成形する。
パッケージ部22’が薄膜トランジスタ層20における駆動部21を囲む周囲領域に成形され、当該周囲領域において加工を行うことにより、パッケージ部22を成形する。説明の便宜上、プロセスを区別して表すために、パッケージ部22への加工、成形が行われない(加工、成形が行われる前の)当該領域をパッケージ輔助部22’(図7を参照)として記載する。パッケージ輔助部22’は、上記フレキシブル基板10の第1の内面102に緩衝層201、ゲート絶縁層202、及びパッシベーション層203を順次に成形して駆動部21と一体的に形成されてもよく、駆動部21と別体に形成した積層構造であってもよい。他の実施形態において、工程S022は、工程S021の前に行われてもよく、工程S021と同時に行われてもよい。
S023:
パッケージ輔助部22’に凹溝221をエッチングする。
パッケージ輔助部22’のパッシベーション層203を成形した後、パッシベーション層203から緩衝層201に向かって凹溝221をエッチングする。最終的に凹溝221がパッケージ輔助部22’を貫通している(図8を参照)。このように、パッシベーション層203、ゲート絶縁層202及び緩衝層201の断面を露出させる。他の実施形態において、工程S023は工程022と同時に行われてもよく、工程S022及び工程S021と同期に行われてもよい。
S024:
凹溝221の長手方向の両側に突起222を成形してパッケージ部22を得て、最終的に薄膜トランジスタ層20を得る。
好ましい実施形態として、まず、パッケージ輔助部22’に接着層(図示せず)を塗布した後、接着層に少なくとも2つの突起222を塗布又はインクジェット印刷する。突起222の材料は、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、ポリエチレン、及びポリアクリレートのうちのいずれか1種である。接着層は、感熱性接着剤又は感光性接着剤であってもよい。突起222をパッケージ輔助部22’に配置した後、加熱又は光により接着層を熱硬化又は光硬化させることにより、突起222をパッケージ輔助部22’に安定に固定して、さらに、最終的にパッケージ部22を得て、パッケージ部22の接着強度を高める。パッケージ部22が駆動部21の周りを囲むことにより、薄膜トランジスタ層20を得る。薄膜トランジスタ層20は、a−Si、IGZO又はLTPSのうちのいずれか1つの構造であってもよい。他の実施形態において、工程S024は工程S023の前に行われてもよく、すなわち、パッケージ輔助部22’の予め設定された位置に突起222を成形した後、パッケージ輔助部22’に凹溝221をエッチングすることができる。工程S024はS023と同期に行われてもよく、すなわち、パッケージ輔助部22’に凹溝221をエッチングすると同時に、突起222を接着することができる。工程S024は工程S023及び工程S022と同期に行われてもよく、すなわち、不連続に配置されたパッケージ部22をフレキシブル基板10において予め設定された位置にコーティングすることにより、凹溝221及び突起222を共に形成することができる。また、工程S024は工程S023、工程S022及び工程S021と同期に行われてもよく、すなわち、パッケージ部22及びフレキシブル基板21を同時にフレキシブル基板10にコーティングすることができる。
S025:
駆動部22に有機エレクトロルミネッセンス層30をコーティングする。
好ましい実施形態として、有機エレクトロルミネッセンス層30は、マスク層真空コーティングにより成形されてもよく、駆動部21に対応するサイズを採用してもよい。具体的には、有機エレクトロルミネッセンス層30は、上記駆動部21における薄膜トランジスタのソース・ドレイン電極に接続された陽極と、全面で共通電極である陰極とを含む。陰極と陽極とは連通して、薄膜トランジスタにより有機エレクトロルミネッセンス層30を発光させるように制御する。他の実施形態において、工程S025は工程S023の後、工程S024の前に行われてもよく、工程S022の後、工程所S023の前に行われてもよく、工程S021の後、工程S022の前に行われてもよく、あるいは工程S022、S023又は工程S024のうちのいずれか1つの工程と同期に行われてもよく、工程S022及び工程S023と同期に行われてもよく、あるいは工程S022及びS024と同期に行われてもよい。
S03:
薄膜トランジスタ層20において、少なくとも有機エレクトロルミネッセンス層30を被覆した薄膜パッケージ層60を形成する。
薄膜パッケージ層60は、有機エレクトロルミネッセンス層30を保護する。薄膜パッケージ層60は、同様に、真空コーティングプロセスにより成形される。具体的には、薄膜パッケージ層60は、無機材料層(図示せず)及び有機材料層(図示せず)を交互に真空コーティングすることにより成形される。無機材料層は、窒化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化ケイ素のうちのいずれか1つ又は複数の組み合わせであり、有機材料層は、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、ポリエチレン及びポリアクリレートのうちのいずれか1つ又は複数の組み合わせである。無機材料層は、有機材料層を覆い、薄膜パッケージ層60における有機エレクトロルミネッセンス層30から離れた最外側に配置されている。
別の実施形態として、薄膜パッケージ層60は、パッケージ部22と駆動部21に配置された有機エレクトロルミネッセンス層30とを被覆し、かつ突起222及び凹溝221に完全に貼り付けられている。
S04:
フレキシブルカバープレート40と薄膜トランジスタ層20との間に、少なくともパッケージ部22を覆った封止剤50を接着する。封止剤50は、突起222を完全に覆ってかつ凹溝221を完全に充填するようにパッケージ部22に接着されている。好ましい実施形態として、封止剤50は、パッケージ部22に直接接着され、かつ突起222の頂面及び側面に直接接着されていると同時に、凹溝221の側面及び底面に直接接着されるている。封止剤50は、感光性樹脂材料で構成され、グルーディスペンサによりパッケージ部22に十分に接触するように塗布されている。他の実施形態において、工程S04は工程S02の後、工程S03の前に行われてもよく、封止剤50は、薄膜パッケージ層60に完全に塗布されてもよい。
S05:
フレキシブルカバープレート40を形成して有機エレクトロルミネッセンス層30に積層する。フレキシブルカバープレート40がパッケージ部22及び駆動部30を被覆している。
好ましい実施形態として、フレキシブルカバープレート40は、フレキシブル基板10と同一の材料で構成される。フレキシブルカバープレート40を薄膜パッケージ層60に被覆し、薄膜パッケージ層60とフレキシブルカバープレート40との間で接着剤により接着する。封止剤50は、フレキシブルカバープレート40とパッケージ部22との間に接着されている。また、フレキシブルカバープレート40全体に封止剤50を塗布することによりフレキシブルカバープレート40を薄膜パッケージ層60に被覆することもできる。フレキシブルカバープレート40が封止剤50と十分に接触した後、封止剤50に紫外線を照射して封止剤50を硬化させることにより、フレキシブルカバープレート40とパッケージ部22とを安定に固定し、フレキシブルディスプレイスクリーン100の周縁を密封してフレキシブルディスプレイスクリーン100の水・酸素バリア性を保証する。
本発明に係るフレキシブルディスプレイスクリーン及びフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法は、薄膜トランジスタ層のパッケージ部に少なくとも2つの細長い突起及び少なくとも1つの細長い凹溝を設けて、隣接する2つの細長い突起が凹溝の両側に位置するため、凹溝及び突起によりパッケージ部の応力を増大させることにより、フレキシブルディスプレイスクリーンが複数回折り曲げられた場合、パッケージ部で応力によるクリックを生じにくくなる。また、凹溝及び突起の横方向における隔離作用により、クラックの拡大を効果的に防止し、フレキシブルディスプレイスクリーンの周縁の密封性を向上させ、さらにフレキシブルディスプレイスクリーンの水・酸素バリア性を向上させる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明した。本発明の原理から逸脱しない範囲において、当業者が、複数の改良及び修飾をしても、本発明の保護範囲に属するものと理解されるべきである。


Claims (18)

  1. フレキシブルディスプレイスクリーンであって、
    フレキシブル基板と、薄膜トランジスタ層と、有機エレクトロルミネッセンス層と、フレキシブルカバープレートとを含み、
    前記薄膜トランジスタ層は、前記フレキシブル基板に積層され、駆動部と前記駆動部の周囲に配置されたパッケージ部とを備え、
    前記パッケージ部には、少なくとも1つの細長い凹溝が設けられ、前記凹溝の長手方向が前記駆動部の周縁と平行であって、前記凹溝の開口が前記フレキシブル基板から離れ、前記パッケージ部には、前記凹溝に対応して少なくとも2つの細長い突起がさらに設けられ、
    隣接する2つの前記突起は、前記凹溝の長手方向の両側に位置し、各前記突起の長手方向が前記凹溝の長手方向と平行であり、
    前記有機エレクトロルミネッセンス層は、前記駆動部に対応して配置され、
    前記フレキシブルカバープレートは、前記有機エレクトロルミネッセンス層における前記駆動部から離れた側に積層され、前記フレキシブルカバープレートは、前記有機エレクトロルミネッセンス層及び前記パッケージ部を被覆し
    前記駆動部と前記パッケージ部とはそれぞれ同一材料の積層構造からなり、
    前記突起は、前記パッケージ部における前記積層構造上に設けられ、
    前記凹溝は、前記積層構造を貫通することを特徴とする、フレキシブルディスプレイスクリーン。
  2. 前記フレキシブルカバープレートと前記薄膜トランジスタ層との間に層積され、かつ少なくとも前記有機エレクトロルミネッセンス層を被覆した薄膜パッケージ層をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のフレキシブルディスプレイスクリーン。
  3. 前記薄膜パッケージ層は、前記パッケージ部及び前記有機エレクトロルミネッセンス層を被覆し、前記突起及び前記凹溝に完全に貼り付けられていることを特徴とする、請求項2に記載のフレキシブルディスプレイスクリーン。
  4. 前記凹溝は、前記パッケージ部を貫通していることを特徴とする、請求項1に記載のフレキシブルディスプレイスクリーン。
  5. 前記突起は、前記駆動部の側辺に沿って連続的に延びていることを特徴とする、請求項1に記載のフレキシブルディスプレイスクリーン。
  6. 前記突起は、前記駆動部の側辺に等間隔に配置された複数のサブ突起を含み、
    隣接する2つの前記サブ突起の間に間隔が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のフレキシブルディスプレイスクリーン。
  7. 前記突起の断面が台形であり、前記突起の長辺端部が前記パッケージ部に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載のフレキシブルディスプレイスクリーン。
  8. 前記突起の数が2〜20個であり、各突起の幅が10μm〜25μmであり、高さが1μm〜10μmであり、隣接する2つの突起の間における間隔が10μm〜25μmであることを特徴とする、請求項7に記載のフレキシブルディスプレイスクリーン。
  9. 前記凹溝の断面が台形であり、前記凹溝の底端部の幅が開口幅より小さく、前記開口幅が10μm〜25μmであることを特徴とする、請求項1に記載のフレキシブルディスプレイスクリーン。
  10. フレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法であって、
    フレキシブル基板を提供するする工程と、
    前記フレキシブル基板に薄膜トランジスタ層及び有機エレクトロルミネッセンス層を形成する工程と、
    フレキシブルカバープレートを形成して、且つ前記フレキシブルカバープレートを前記有機エレクトロルミネッセンス層に積層する工程と、を含み、
    前記薄膜トランジスタ層が駆動部及び前記駆動部の周囲に配置されたパッケージ部を有し、前記パッケージ部に少なくとも1つの凹溝及び少なくとも2つの細長い突起を有し、前記凹溝の長手方向が前記駆動部の周縁と平行であり、隣接する2つの前記突起が前記凹溝の長手方向の両側に位置し、各前記突起の長手方向が前記凹溝の長手方向と平行であり、前記有機エレクトロルミネッセンス層が前記駆動部に対応して配置され、
    前記フレキシブルカバープレートが前記パッケージ部及び前記有機エレクトロルミネッセンス層を被覆し
    前記駆動部と前記パッケージ部とはそれぞれ同一材料の積層構造からなり、
    前記突起は、前記パッケージ部における前記積層構造上に設けられ、
    前記凹溝は、前記積層構造を貫通することを特徴とする、フレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法。
  11. 前記フレキシブル基板に薄膜トランジスタ層及び有機エレクトロルミネッセンス層を形成する工程の後、フレキシブルカバープレートを形成する工程の前に、
    前記薄膜トランジスタ層に、少なくとも前記有機エレクトロルミネッセンス層を被覆した薄膜パッケージ層を形成する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法。
  12. 前記薄膜トランジスタ層に薄膜パッケージ層を形成する工程において、前記薄膜パッケージ層が前記パッケージ部及び前記有機エレクトロルミネッセンス層を被覆し、前記薄膜パッケージ層が前記突起及び前記凹溝に完全に貼り付けられていることを特徴とする、請求項11に記載のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法。
  13. 前記薄膜トランジスタ層に薄膜パッケージ層を形成する工程において、前記薄膜パッケージ層が真空コーティングにより成形されることを特徴とする、請求項11項に記載のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法。
  14. 前記薄膜パッケージ層は、窒化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化ケイ素のうちのいずれか1つ又は複数の組み合わせである無機材料層と、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、ポリエチレン及びポリアクリレートのうちのいずれか1種又は複数種の組み合わせである有機材料層とを交互に真空コーティングすることにより成形されていることを特徴とする、請求項13に記載のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法。
  15. 前記フレキシブル基板に薄膜トランジスタ層及び有機エレクトロルミネッセンス層を形成する工程において、前記突起の材料は、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、ポリエチレン及びポリアクリレートのうちのいずれか1種であることを特徴とする、請求項10に記載のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法。
  16. 前記フレキシブル基板に薄膜トランジスタ層を形成する工程は、
    前記フレキシブル基板に前記駆動部をコーティングすることと、
    前記駆動部の周囲にパッケージ輔助部を成形することと、
    前記パッケージ輔助部に前記凹溝をエッチングすることと、
    前記凹溝の長手方向の両側に前記突起を成形して前記パッケージ部を得て、最終的に前記薄膜トランジスタ層を得ることと、
    前記駆動部に前記有機エレクトロルミネッセンス層をコーティングすることと、を含むことを特徴とする、請求項10に記載のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法。
  17. 前記パッケージ部に前記凹溝をエッチングする工程において、前記凹溝は前記パッケージを貫通していることを特徴とする、請求項16に記載のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法。
  18. 前記フレキシブルカバープレート及び前記薄膜トランジスタ層の間に、少なくとも前記パッケージ部を覆った封止剤を接着する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載のフレキシブルディスプレイスクリーンの製造方法。
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