JP6574897B2 - フィラメント3次元結合体製造装置およびフィラメント3次元結合体の製造方法 - Google Patents

フィラメント3次元結合体製造装置およびフィラメント3次元結合体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、オーバーレイマットレスの芯材等に用いられるフィラメント3次元結合体の製造装置およびフィラメント3次元結合体の製造方法に関する。
寝心地を改善するために従来のマットレスや布団等の上に重ねて敷くオーバーレイマットレス(マットレスパッド)の芯材(コア)として、溶融状態にある複数の熱可塑性樹脂繊維(溶融フィラメント)どうしを、立体的な3次元ネット状に結合させたフィラメント3次元結合体〔以下において3DF(3−dimensional filaments−linked structure)と呼ぶことがある〕が注目されている。
このフィラメント3次元結合体は、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等の熱可塑性樹脂材料を、複数のノズルを介して押出機から連続線状(フィラメント状)に押し出し、これらのフィラメントどうしを、3次元ネット状に絡まり合わせて結合(融着)させ、その状態で素早く冷却することにより得られる(特許文献1を参照)。
図8は、前記特許文献1に記載の発明にかかるフィラメント3次元結合体製造装置の要部構成を示す模式図である。
図に示すように、このフィラメント3次元結合体製造装置の3次元結合体形成部30は、溶融フィラメント形成部(ダイ20)の下側に配置された、フィラメント受け板(一対の傾斜状の案内板31,31)と、絡まり合ったフィラメントの集合体(3次元結合体3DF)を挟み込んで搬送する搬送手段(一対の無端コンベア32,32)と、各案内板31の上にそれぞれ配設された水供給用導管39と、を備える。
前記一対の傾斜状の案内板31,31(受け板)は、上側のダイ20から下方に吐出され自重で鉛直下方に垂下(自然落下)する溶融フィラメントMFを一旦受け止め、その上に堆積した溶融フィラメントMFに「3次元的な絡み」〔すなわち不規則(ランダム)な交差〕を発生させて、フィラメント間に大きな空隙が生まれるように成形する。
つぎに、一対の無端コンベア32,32は、前記案内板31,31の下側で、前述の3次元的な絡みの発生した溶融フィラメント(MF)を引き取り、冷却水を蓄える水槽33(図示省略。ただし、その水面を33aで表示。)中に搬送して冷却し、該フィラメントの3次元的な絡み(結合)を固定化する。
そして、前記各案内板31の上に配設された導管39は、それに設けられた穴から水を吐出し、該案内板31上(傾斜面上)に水膜を形成されるようになっている。これにより、前記形成された水膜の上に乗った(堆積した)フィラメントは、案内板31の傾斜に沿って該案内板31(水膜)の上を内側に向かって滑り降り、これら2つの案内板31,31の間(間隙)で左右のフィラメントが合流して、フィラメントが3次元ネット状に絡まった、1本の長尺状フィラメント3次元結合体3DFが形成される。
国際公開第2012/035736号
ところで、上記のようなフィラメント3次元結合体の製造においては、ダイ20から吐出された個々の溶融フィラメントMFは、特に制限なく、ノズルから吐出された順に繋がって自由に落下しているため、その落下中に、周りで発生する風(対流)やコリオリの力等の影響により不規則に回転し始め、先に案内板31(傾斜面)の上に到着(着地)していたフィラメントの上に、ループ状あるいはスパイラル(螺旋)状に降り積もることになる。
しかしながら、このように自然に発生する溶融フィラメントMFの回転は、その回転の方向や周期、あるいはその着地後の前記ループあるいはスパイラルの曲率や形状等がばらばらで、前記ループ等の形状や、フィラメントどうしとの結着点がランダムに発生してしまうため、これに起因する前記3次元結合体3DFのフィラメント密度(または結着点分布)が変動してしまう。すなわち、3次元結合体3DFの一部に直径1cmから3cm程度の空洞部(フィラメント密度が極端に低い部分)が発生したり、同じ大きさ程度の硬質部(フィラメント密度が極端に高い部分)が発生したりすることにより、局所的に反発力(弾性)がばらつく場合があり、その解消が課題となっている。
本発明の目的は、溶融フィラメントの落下中の回転方向や回転周期を安定化させることにより、3次元結合体を構成する各フィラメントの形状のばらつきを抑え、局所的な反発力(弾性)のばらつきが少ないフィラメント3次元結合体を製造することのできる製造装置、および、フィラメント3次元結合体の製造方法を、提供することである。
本発明は、長尺状のフィラメント3次元結合体を製造するフィラメント3次元結合体製造装置であって、溶融した熱可塑性樹脂材料をダイに供給する溶融樹脂供給手段と、前記溶融した熱可塑性樹脂材料を線状のフィラメントとして下方に吐出する複数のノズルを有するダイと、前記ノズルから垂下する各フィラメントをそれぞれ挿通させる貫通孔を複数有するフィラメント挿通部材と、前記フィラメント挿通部材の水平二軸方向のスライド移動を自在に支持する支持手段と、前記フィラメント挿通部材に、水平面に沿った二軸方向に加速度を加えて円状または楕円状に揺動させる駆動手段と、前記フィラメント挿通部材の貫通孔を通った各フィラメントを受け止めて案内する傾斜状の案内板と、前記案内板の傾斜に沿って該案内板の端に到達したフィラメントを冷却用水の中に搬送する搬送手段と、を備えることを特徴とするフィラメント3次元結合体製造装置である。
また本発明のフィラメント3次元結合体製造装置は、前記フィラメント挿通部材の表面のうち、少なくとも前記貫通孔の内周壁に、フッ素系樹脂またはシリコン系樹脂を含む表面滑性被膜が形成されていることを特徴とする。
さらに本発明のフィラメント3次元結合体製造装置は、前記フィラメント挿通部材が、その上面の前記貫通孔以外の領域に設けられた目詰まり防止用水供給穴と、該穴に連通する流路とを有することを特徴とする。
一方、本発明のフィラメント3次元結合体の製造方法は、長尺状のフィラメント3次元結合体を製造するフィラメント3次元結合体の製造方法であって、
溶融した熱可塑性樹脂材料をダイに供給する溶融樹脂供給工程と、
ノズルを有するダイを用いて、該ノズルから複数のフィラメントを下方に向けて吐出させる溶融フィラメント形成工程と、
前記ノズルから吐出され垂下する各フィラメントを、各フィラメントに対応する貫通孔を有するフィラメント挿通部材の該貫通孔に挿通させ、その状態で、前記フィラメント挿通部材を水平面内で円状または楕円状に揺動させ、前記垂下する各フィラメントに、該フィラメント挿通部材の揺動に沿った円周方向または楕円周方向の動きを付与するフィラメント変位工程と、
前記フィラメント挿通部材の下側に配設された傾斜状の案内板の上に、円運動または楕円運動するフィラメントを積み重ね、コイル状の3次元結合体を形成する3次元結合体形成工程と、
前記形成された3次元結合体を冷却用水の中に搬送して冷却し、前記3次元結合体の形態を固定化する冷却工程と、
を含むことを特徴とするフィラメント3次元結合体の製造方法である。
本発明のフィラメント3次元結合体製造装置の構成によれば、前記フィラメント挿通部材を、ノズルから垂下する各フィラメントをそれぞれ貫通孔に挿通した状態で、水平方向に周期的な円運動または楕円運動をするように、揺動させることができる。また、前記貫通孔に挿通されて垂下する各フィラメントに、該フィラメント挿通部材の揺動に沿った円周方向または楕円周方向の動き(円運動または楕円運動)を付与することができる。
したがって、前記フィラメント3次元結合体製造装置は、前記ノズルから吐出され前記フィラメント挿通部材を挿通して垂下(落下)する各フィラメントが、前記案内板上に規則的なループを描いて着地する。これにより、本発明のフィラメント3次元結合体製造装置は、3次元結合体を構成する個々のフィラメントにおいて、螺旋方向の揃った規則的なループあるいはスパイラルを形成させることができるので、3次元結合体の局所的な形状の変化が少なくなる。その結果、局所的なフィラメント密度の変動や結着点分布の変動が少なくなり、局所的な反発力のばらつきが少ないフィラメント3次元結合体を、得ることができる。
また、本発明フィラメント3次元結合体製造装置のなかでも、前記フィラメント挿通部材の表面のうち、少なくとも前記貫通孔の内周壁に、フッ素系樹脂またはシリコン系樹脂を含む表面滑性被膜が形成されているものは、前記フィラメントが前記貫通孔内を通過する際も、溶融状態のフィラメントが該貫通孔内の内壁に付着して目詰まりを起こす等のトラブルの原因となることが少なく、安定して製造を続けることができる。
さらに、本発明フィラメント3次元結合体製造装置のなかでも、前記フィラメント挿通部材が、その上面の前記貫通孔以外の領域に設けられた目詰まり防止用水供給穴と、該穴に連通する流路とを有するものは、前記水供給穴からフィラメント挿通部材の上面に供給された水が、前記垂下するフィラメントとともに前記貫通孔内を通って落下するようになる。したがって、前記貫通孔内に進入した水が、フィラメントと貫通孔内壁の間の潤滑剤のように機能して、溶融状態のフィラメントの該貫通孔内壁への付着を、より効果的に防止することができる。
一方、前記ノズルから吐出され垂下する各フィラメントが、前記フィラメント挿通部材の貫通孔に挿通され、各フィラメントに、該フィラメント挿通部材の揺動に沿った円周方向または楕円周方向の動きが付与されるフィラメント変位工程を備える、本発明のフィラメント3次元結合体の製造方法によれば、前記と同様、該フィラメント挿通部材を挿通して垂下する各フィラメントが、前記案内板上に規則的なループあるいはスパイラルを描いて着地する。これにより、本発明のフィラメント3次元結合体の製造方法は、3次元結合体を構成する個々のフィラメントが規則的なループあるいはスパイラルを形成しやすくなることから、3次元結合体の局所的な形状や密度変化の少ない、マットレス用芯材に適するフィラメント3次元結合体を、効率的に製造することができる。
また、前記フィラメントは、規則的なループを描いて着地することから、これらフィラメントを前記傾斜状の案内板上に積み重ねて、該フィラメント3次元結合体を、中心軸線の傾いたコイル様とすることもできる。このように構成すれば、前記フィラメント3次元結合体の弾性(反発力)が、より安定し、しかもそれを長期にわたり維持することができる。
本発明の目的、特色、および利点は、下記の詳細な説明と図面とから、より明確になるであろう。
本発明の実施形態におけるフィラメント3次元結合体製造装置の全体構成を示す概略図である。 前記フィラメント3次元結合体製造装置における3次元結合体形成手段の構成を示す、図1のX−X’線矢視端面図である。 前記3次元結合体形成手段の要部構成を拡大して示す概略図である。 前記フィラメント3次元結合体製造装置で用いられる溶融フィラメント吐出口(ノズル)の形状例を示す斜視図である。 前記フィラメント3次元結合体製造装置で用いられるフィラメント挿通部材の構成例を示す斜視図である。 前記フィラメント3次元結合体製造装置で用いられるフィラメント挿通部材の形状例を示す部分断面図である。 前記フィラメント3次元結合体製造装置で用いられるフィラメント挿通部材の揺動状態を説明する図である。 従来のフィラメント3次元結合体製造装置の一部構成を説明する図である。
以下、図面を参考にして、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるフィラメント3次元結合体製造装置の全体構成を工程横方向から見た図であり、図2は、前記フィラメント3次元結合体製造装置の3次元結合体形成手段を製品流れ方向から見た、図1のX−X’線矢視図である。また図3は、前記3次元結合体形成手段の要部を工程横方向から見た概略構成図である。
本実施形態のフィラメント3次元結合体製造装置は、図1に示すように、溶融樹脂供給手段(押出機10)と、溶融フィラメント(符号MF)を吐出する溶融フィラメント形成部(ダイ)20と、水槽33内に設置されたフィラメント3次元結合体(符号3DFで記載)の搬送経路を含む3次元結合体形成部30と、フィラメント変位コントローラ40と、これらを統括してフィラメント3次元結合体の出来栄え(仕上がり)を集中的に制御するコンピュータ等の制御手段等と、を備える。
なお、各図においては、フィラメント変位コントローラ40、コンベアコントローラ36(フィラメント密度制御手段)およびコンピュータ等の制御手段と、これらに繋がる信号線等とは、図示を省略している場合がある。
溶融樹脂供給部(押出機10)は、ホッパー11(材料投入部)と、スクリュー12、スクリューモーター13、スクリューヒーター14A,14B,14C、材料排出部15とを備え、前記ホッパー11から供給された熱可塑性樹脂が、押出機10のシリンダー内で溶融し、溶融フィラメント形成部(ダイ20)に向けて、材料排出部15から溶融樹脂として排出される。
ダイ20は、複数のノズル孔21aが形成された口金板21(図4参照)と、ダイヒーター22(図2では22A,22B,22C,22D,22E,22F)および23(図2では23A,23B,23C)とを備え、前記押出機10の材料排出部15(排出口)からダイ導流路20aに供給された溶融樹脂が、前記複数のノズル孔21aから鉛直下方に向けて、溶融フィラメントMFとして排出される。なお、図4にも例示したように、前記口金板21のノズル孔21aは、通常、製品(3次元結合体)の幅方向に沿った列状に設けられ、このノズル孔列が、製品厚み方向に複数列、配列されている。
3次元結合体形成部30は、図1に示すように、冷却水を蓄える水槽33と、前記溶融フィラメントMFが3次元ネット状に絡まり結合したフィラメント3次元結合体3DFを、その3次元(立体)形状と厚みを保ったまま冷却するための無端コンベア32A,32Bとを備える。前記口金板21(複数のノズル孔21a)の直下で、かつ、該無端コンベア32A,32B間の上方にあたる位置には、従来と同様の、溶融フィラメントMFの滞留を促す受け板(傾斜状の案内板31A,31B)が設けられており、この案内板31A,31Bの上面で、該溶融フィラメントMFが一旦(一瞬)滞留して重なり合うことにより、前記溶融フィラメントMFどうしの3次元的な絡まり結合(結着)が生じるようになっている。
なお、図中の符号39は、従来例と同様の、各案内板31A,31Bの上(上面でかつ傾斜面)に水膜を形成するための導管(散水パイプ)であり、形成された水膜の上に乗った(堆積した)溶融フィラメントMFは、前記各案内板31A,31Bの傾斜に沿って案内板(水膜)の上を内側に向かって滑り降り、これら2つの案内板31A,31Bの間(隙間)で、製品厚み方向前後のフィラメントが合流して、フィラメントが3次元ネット状あるいはスパイラル状に絡まった、1本のフィラメント3次元結合体3DF(長尺状)が形成される(図3参照)。
また、形成されたフィラメント3次元結合体3DFは、無端コンベア32A,32Bの間に挟みこんで搬送され、その下端から水槽33内の水中に排出された3次元結合体3DFは、図1に示すように、各搬送ローラー34A〜34Eからなる水槽33内の搬送経路を通るうちに完全に冷却され、駆動力を有する搬送ローラー34F,34Gにより、前記水槽33から取り出される。
上記のような構成の、本実施形態のフィラメント3次元結合体の製造装置および製造方法における構造的特徴は、前記口金板21(ノズル孔21a)の直下で、かつ、前記ノズル孔21aと前記各傾斜状の案内板31A,31Bとの間の、溶融フィラメントMFが自由に垂下する区間に、図5に示すような、該垂下する途中の溶融フィラメントMFをそれぞれ1本ずつ挿通させることのできる多数のフィラメント挿通孔(上下の厚み方向に貫通する貫通孔37a)が設けられたフィラメント挿通部材37が、配設されている点である。
また、前記フィラメント挿通部材37は、図示しない支持手段により、水平二軸方向(水平面内のXY方向)の移動自在に支持されているとともに、図2に示すように、その製品幅方向の両端部(前記水供給用のパイプ37c,37dがある部分)が、駆動手段38A,38Bに接続されており、この駆動手段38A,38Bが、前記フィラメント挿通部材37に、前記水平面に沿った二軸(XY)方向の加速度を加えて、該フィラメント挿通部材37に、図7に示すような、円状または楕円状の運動(揺動)を付与するように構成されている。
上記構成によれば、前記ダイ20の各ノズル孔21aから吐出された溶融フィラメントMFは、図3の要部拡大図に示すように、そのそれぞれが、前記フィラメント挿通部材37の円状または楕円状の揺動に従って、前記案内板31A,31B上もしくはその間に形成された開放水面(冷却用水の水面33a)上に、規則的なループ状に積み重なり、コイル状(またはスパイラル状)のフィラメント3次元結合体3DFを形成する。
これにより、本実施形態のフィラメント3次元結合体の製造装置および製造方法は、フィラメント密度や結着点分布の変動の少ない、コイル状の安定したフィラメント3次元結合体を製造することができる。
前記フィラメント3次元結合体の製造装置を構成する各部材について、より詳しく説明すると、前記フィラメント挿通部材37に形成されるフィラメントの貫通孔37aは、たとえば、内径5mmの直管孔で、隣接する貫通孔37aとの間の距離(ピッチ)は、前記ノズル孔21aのピッチに合わせて、この例では10mmに設定されている。なお、貫通孔37aの内径を大きくすると、フィラメント挿通部材37の回転揺動の振幅に対して、溶融フィラメントMFのループ径(振幅)が小さくなるので、3次元結合体3DFにおいてフィラメントのループ径を大きくしたい箇所には貫通孔37a内径を小さく設計し、フィラメントループ径を小さくしたい箇所には貫通孔37a内径を大きく設計するなど、貫通孔37aの内径を、その位置に応じて変えたり、対応する溶融フィラメントMFの太さ(ノズル孔の内径)に応じて変えたりしてもよい。
たとえば、前記口金板21の中央部付近のノズル孔21aの径を相対的に大きく(口金板21の端部付近のノズル孔径を相対的に小さく)した場合には、フィラメント挿通部材37の中央部付近の貫通孔37aの内径を相対的に小さく(中央部付近の貫通孔37aの内径を相対的に大きく)することによって、相対的に太いフィラメントのループ径を大きくし、相対的に細いフィラメントのループ径を小さくすることもできる。
実施形態においては、フィラメント挿通部材37の貫通孔37aは、各フィラメントと1対1で対応するように(同数)形成されているが、一つの貫通孔37aに対して、2本以上のフィラメントが貫通するようにしてもよい。また、一部(端部)のフィラメントが貫通孔37aを貫通しないようにしてもよく、各貫通孔37aの形状も、円形以外に、楕円形や多角形、星形などの異形形状であってもよい。さらに、貫通孔37aの形状として、1つの貫通孔37a内に複数のフィラメントを挿通させることができる、長穴や長孔、または細長い略長方形やスリット状としてもよい。これらの形状とすることにより、貫通孔37a自身の運動軌跡が円形であっても、その中を貫通する各フィラメントの動きを、直線上を往復する運動に近い動きとすることができる。
そして、駆動手段38A,38Bによる前記フィラメント挿通部材37の駆動は、フィラメント挿通部材37の各貫通孔37aが、運動軌跡として内径5cmの円となるように、かつ、3秒で1回転するように、水平面に沿って一定の速度で2次元的に回転するように行う。なお、本発明において上記駆動手段38A,38Bによる駆動は、各貫通孔37aを鉛直方向上方から眺めた時に、貫通孔の運動軌跡が円形(あるいは楕円形)となるように、2次元的に加速度を加える。前記貫通孔37aの円形あるいは楕円形の運動は、水平面方向の2次元的な運動のみならず、鉛直方向の運動を加えた3次元的な運動であってもよい。また、前記ダイ20の各ノズル孔21aから吐出された溶融フィラメントMFは、貫通孔37aの動きによって、その落下が直線状の落下から螺旋状の落下に変化するため、これにねじれの応力が加わる。そのため、ノズル部21の口金板とフィラメント挿通部材37との距離が近すぎると、各溶融フィラメント内において上記ねじれの応力が十分に緩和されず、応力歪が残留してしまう。このように、応力歪が緩和されずに残ると、いびつな螺旋形状が形成されやすくなるため、上記ノズル部21の口金板とフィラメント挿通部材37との距離は、10cm以上開けるのが好ましい。また、ノズル部21の口金板とフィラメント挿通部材37との距離を大きく空けた場合は、溶融フィラメントが冷えないように、これら口金板とフィラメント挿通部材37との間に、遠赤外線ヒーターなどの加熱手段や風防等を設けるのが好ましい。
つぎに、前記フィラメント挿通部材37の表面(上面)には、図6の拡大図に示すように、前記フィラメント挿通孔(貫通孔37a)以外の領域に、内部に設けられた水流路(図示省略)に連通する水供給穴37bが設けられており、この水供給穴37bを通じて、フィラメント挿通部材37の表面(上面)に、貫通孔37aの目詰まり防止用の水が供給されるようになっている。図5におけるフィラメント挿通部材37の端部の各パイプ37c,37dは、これら水供給穴37bに上記目詰まり防止用の水を供給するためのものである。
この構成により、前記フィラメント挿通部材37の上面に供給された水が、前記貫通孔37aを通過する溶融フィラメントMFとともに該貫通孔37a内を通って落下する。そのため、この落下する水が、フィラメントと孔内壁との間で潤滑剤のように機能し、前記溶融フィラメントMFの貫通孔37a内壁への付着を、効果的に防止することができる。
なお、前記貫通孔37aの内壁を含むフィラメント挿通部材37の上面に、サンドブラスト加工を施して、これらの壁面または上面を粗面化してもよい。これにより、該貫通孔37aの内壁を含むフィラメント挿通部材37の上面の、水に対する濡れ性が向上し、前記水供給穴37bから供給された目詰まり防止用の水を、広くかつ満遍なく行き渡らせることができる。
また、前記貫通孔37aの内壁を含むフィラメント挿通部材37の上面を、保水性を有する被膜(透水性を有する皮膜)で覆ってもよい。この保水性を有する被膜としては、保水効果を有するものであれば特に制限はないが、吸水性繊維からなる布やメッシュ、セルロースファイバーを含むシートなどが使用できる他、耐熱性に優れた親水性シリカ粒子を含む樹脂被膜などを使用することもできる。
さらに、フィラメント貫通部材37に溶融フィラメントが融着することを防止する方法として、離型剤として水を用いる方法の他、前記貫通孔37aの内壁を含むフィラメント挿通部材37の上面に、離型剤として表面エネルギーの低い樹脂からなる被覆層(表面滑性被膜)を設けてもよい。前記表面エネルギーの低い樹脂としては、溶融フィラメントが接着しにくいフッ素系樹脂やシリコーンオイル等のシリコン系樹脂,ワックス等を使用することができる。
前記ワックスは、溶融時には粘度の低い液体であるが、常温で個体となることから、得られるフィラメント3次元結合体表面がべとつかない効果が得られる。ワックスとしては、パラフィンワックス、フィッシャートロプシュワックス、マイクロクリスタリンワックス、カルナウバワックス、低分子量ポリエチレンワックス、低分子量ポリプロピレンワックスなどが使用できる。ワックスの融点が水の沸点より低いと、冷却水中に溶け込んだ後、冷却水を循環させる配管内等でワックスが析出して詰まる可能性があるため、融点が105℃以上150℃以下の低分子量ポリエチレンや低分子量ポリプロピレンワックスが好ましい。
また、前記シリコーンオイルやワックスなどの離型剤をフィラメント貫通部材37に供給する方法としては、水を離型剤として用いる場合と同様の方法で行うことができる他、溶融フィラメントを構成する材料の中に添加する方法がある。熱可塑性樹脂に対する離型剤の添加量が少なすぎると離型効果が得られにくくなり、熱可塑性樹脂に対する離型剤の添加量が多すぎると融着結合時に強固な結合を形成できなくなるため、熱可塑性樹脂に対する離型剤の添加量としては、熱可塑性樹脂100重量部に対して離型剤が0.1重量部〜1重量部の範囲が好ましい。
さらにまた、フィラメント貫通部材37に溶融フィラメントが融着することを防止する方法として、前記フィラメント挿通部材37に超音波振動素子を設けて、溶融フィラメントMFとの接触面近傍を振動させることにより、フィラメントの融着を防止する方法を用いてもよい。
なお、前記サンドブラスト加工や、保水性を有する被膜(皮膜)、シリコーンオイルやワックスなどの表面滑性被膜、超音波振動は、併用してもよい。また、上記表面滑性被膜または超音波振動素子を設けた場合は、水供給穴37bや各パイプ37c,37dを設けず、フィラメント挿通部材37の上面に目詰まり防止用の水を供給しなくてもよい。
前記水供給穴37bを通じて、フィラメント挿通部材37の表面(上面)に供給される目詰まり防止用の水としては、80℃以上95℃以下が好ましい。この目詰まり防止用の水の温度が低すぎると、溶融フィラメントMFの温度が局所的に低下して歪が生じやすくなり、逆に高すぎると、水が大気中に蒸散してしまい貫通孔37aまで届かないおそれがある。
なお、本発明実施形態でフィラメント3次元結合体の材料として用いることのできる熱可塑性樹脂として、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ナイロン(登録商標)66またはポリアミド66などのポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂や、スチレン系エラストマー、塩ビ系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ニトリル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、フッ素系エラストマー等の熱可塑性エラストマーを用いることができる。また、これらの樹脂やエラストマーはブレンドして用いることもできる。
上記樹脂を溶融させて吐出するダイ20(口金板21)の各ノズル孔21aは、たとえば、内径(口径)1mm、隣接するノズル孔と間隔(ピッチ)を10mmとすることができる。なお、ノズル形状、ノズル内径、ノズル間隔、ノズル配置等は、得ようとするフィラメント3次元結合体3DFの反発力の仕様に基づき、適宜調整することができる。
また、前記フィラメント3次元結合体3DFを引き取る無端コンベア32A,32Bは、それぞれ駆動ローラー、従動ローラー、および、駆動ローラーと従動ローラーとによって張架される金属メッシュからなる無端ベルトを含み、図示しないコンベア駆動モーター35により回転駆動されるようになっている。なお、本実施形態においては、網状の金属メッシュからならベルトを用いているが、搬送部材であれば特に制限はなく、スラットコンベアなどを用いてもよい。
無端コンベア32A,32Bは、前記3次元形状を付与され、前記案内板31A,31Bの傾斜に沿って該案内板31A,31Bの端(内縁)に到達したフィラメント3次元結合体3DFを、その間に挟み込み、所定の引っ張り速度で引き取って、3次元結合体3DFの3次元形状と厚みを保ったまま、冷却・固定化する。
なお、前述のフィラメント挿通部材37の駆動手段38A,38Bには、フィラメント挿通部材37の円運動または楕円運動の速度や大きさ(振れ幅)を制御するフィラメント変位コントローラ40が接続されている。また、前記フィラメント変位コントローラ40の上位には、コンベア駆動モーター35の速度等を制御するコンベアコントローラ36(フィラメント密度制御手段:図示省略)と、該フィラメント変位コントローラ40とを統合して制御し、フィラメント3次元結合体3DF全体のループ(コイル)の形状および密度を司る制御手段(コンピュータ等)が配設されている。
以上の構成により、本実施形態のフィラメント3次元結合体の製造装置および製造方法は、3次元結合体を構成する各フィラメントの形状のばらつきを抑え、局所的な反発力(弾性)のばらつきが少ない、マットレス用芯材に適するフィラメント3次元結合体を、連続して、効率的に製造することができる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
10 押出機
11 ホッパー
12 スクリュー
13 スクリューモーター
14A,14B,14C スクリューヒーター
15 材料排出部
20 ダイ
20a ダイ導流路
21 口金板
21a ノズル孔
22A,22B,22C,22D,22E,22F ダイヒーター
23A,23B,23C ダイヒーター
30 3次元結合形成部
31A,31B 案内板
32A,32B 無端コンベア
33 水槽
33a 水面
34A,34B,34C,34D,34E 搬送ローラー
34F,34G 搬送ローラー
35 コンベア駆動モーター
36 モーター回転コントローラ
37 フィラメント挿通部材
37a 貫通孔
37b 水供給穴
37c,37d パイプ
38A,38B 駆動手段
39 導管
40 フィラメント変位コントローラ
MF 溶融フィラメント
3DF フィラメント3次元結合体

Claims (4)

  1. 長尺状のフィラメント3次元結合体を製造するフィラメント3次元結合体製造装置であって、
    溶融した熱可塑性樹脂材料をダイに供給する溶融樹脂供給手段と、
    前記溶融した熱可塑性樹脂材料を線状のフィラメントとして下方に吐出する複数のノズルを有するダイと、
    前記ノズルから垂下する各フィラメントをそれぞれ挿通させる貫通孔を複数有するフィラメント挿通部材と、
    前記フィラメント挿通部材の水平二軸方向のスライド移動を自在に支持する支持手段と、
    前記フィラメント挿通部材に、水平面に沿った二軸方向に加速度を加えて円状または楕円状に揺動させる駆動手段と、
    前記フィラメント挿通部材の貫通孔を通った各フィラメントを受け止めて案内する傾斜状の案内板と、
    前記案内板の傾斜に沿って該案内板の端に到達したフィラメントを冷却用水の中に搬送する搬送手段と、
    を備えることを特徴とするフィラメント3次元結合体製造装置。
  2. 前記フィラメント挿通部材の表面のうち、少なくとも前記貫通孔の内周壁に、フッ素系樹脂またはシリコン系樹脂を含む表面滑性被膜が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフィラメント3次元結合体製造装置。
  3. 前記フィラメント挿通部材が、その上面の前記貫通孔以外の領域に設けられた目詰まり防止用水供給穴と、該穴に連通する流路とを有することを特徴とする請求項1または2に記載のフィラメント3次元結合体製造装置。
  4. 長尺状のフィラメント3次元結合体を製造するフィラメント3次元結合体の製造方法であって、
    溶融した熱可塑性樹脂材料をダイに供給する溶融樹脂供給工程と、
    ノズルを有するダイを用いて、該ノズルから複数のフィラメントを下方に向けて吐出させる溶融フィラメント形成工程と、
    前記ノズルから吐出され垂下する各フィラメントを、各フィラメントに対応する貫通孔を有するフィラメント挿通部材の該貫通孔に挿通させ、その状態で、前記フィラメント挿通部材を水平面内で円状または楕円状に揺動させ、前記垂下する各フィラメントに、該フィラメント挿通部材の揺動に沿った円周方向または楕円周方向の動きを付与するフィラメント変位工程と、
    前記フィラメント挿通部材の下側に配設された傾斜状の案内板の上に、円運動または楕円運動するフィラメントを積み重ね、コイル状の3次元結合体を形成する3次元結合体形成工程と、
    前記形成された3次元結合体を冷却用水の中に搬送して冷却し、前記3次元結合体の形態を固定化する冷却工程と、
    を含むことを特徴とするフィラメント3次元結合体の製造方法。
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