JP6555010B2 - 給電装置 - Google Patents

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Description

この発明は、給電装置に関し、特に、電力出力信号発信部を備える給電装置に関する。
従来、電力出力信号発信部を備える種々の装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、電子機器を検出するために電力出力信号を発信する電力出力信号発信部と、電力出力信号発信部などを制御する制御部とを備えるアクセスポイント装置が開示されている。このアクセスポイント装置は、電力出力信号発信部から電力出力信号を一定間隔で発信している。また、アクセスポイント装置は、電子機器が検出されていない待機状態において、制御部により、電力出力信号の発信間隔を長くすることが可能に構成されている。これにより、アクセスポイント装置は、待機状態における消費電力を抑制している。なお、電力出力信号発信部では、一定強度で電力出力信号を発信していると考えられる。
また、従来では、電力出力信号発信部を備える給電装置も知られている。
特開2009−302798号公報
しかしながら、従来の電力出力信号発信部を備える給電装置において、上記特許文献1のアクセスポイント装置のように電力出力信号の発信間隔を長くすると、すぐに電子機器が検出されない場合があり、この場合には、ユーザに電子機器が故障しているかもしれないなどの不安感を抱かせてしまうという不都合があると考えられる。すなわち、電力出力信号の発信間隔を長くすることにより消費電力の抑制を図ろうとすると、ユーザの利便性が損なわれるという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ユーザの利便性を損なうことなく待機状態の消費電力を抑制することが可能な給電装置を提供することである。
この発明の一の局面による給電装置は、強度の異なる複数の電力出力信号を発信する電力出力信号発信部と、電子機器を検出した電力出力信号の強度に基づいて、電力出力信号の強度のうちの少なくとも1つを増加または減少させる増減制御を行う制御部と、を備える。
この発明の一の局面による給電装置では、上記のように、電子機器を検出した電力出力信号の強度に基づいて、電力出力信号発信部により発信される強度の異なる複数の電力出力信号の強度のうちの少なくとも1つを増加または減少させる増減制御を行う制御部を設ける。これにより、当初の強度を比較的高めに設定した場合には、従来のように、電力出力信号の発信間隔を長くすることなく、制御部により電力出力信号発信部から発信される複数の電力出力信号の強度のうちの少なくとも1つを減少させることができる。その結果、電力出力信号の発信間隔を長くすることに起因して発生するユーザが故障などと感じる不都合も生じないので、ユーザの利便性を損なうことなく待機状態の消費電力を抑制することができる。なお、強度を減少させすぎてしまった場合には、強度を再び増加させることができるので、減少させすぎた強度を微調整などすることができる。
上記一の局面による給電装置において、好ましくは、電力出力信号の強度ごとの検出結果を記憶する記憶部をさらに備え、制御部は、記憶部に記憶された直近の所定回数分の検出結果に基づいて、増減制御を行う。ここで、使用する電子機器を変更したことに起因して、急に過去の検出結果とは異なる検出結果が得られるようになる場合がある。このような場合を考慮して、本発明では、記憶部に記憶された信頼度(影響度)の高くなる直近の所定回数分の検出結果に基づいて、増減制御を行うことによって、より精度よく増減制御を行うことができる。その結果、ユーザの利便性を損なうことなく待機状態の消費電力をより抑制することができる。
上記一の局面による給電装置において、好ましくは、制御部は、強度の異なる複数の電力出力信号を含むシーケンスパターンを繰り返し発信しながら、電子機器を検出し、電子機器を検出した電力出力信号の強度ごとの検出頻度に基づいて、増減制御を行う。このように構成すれば、制御部により、繰り返されるシーケンスパターンの中での検出頻度に基づいて増減制御が行なわれるので、シーケンスパターンに含まれる電力出力信号の数や強度の初期設定値を変化させることにより、各強度の検出頻度(確率)を変えることができるなど、種々の状況に応じた増減制御を行うことができる。
この場合、好ましくは、複数の強度は、強度が最大の最大出力強度と、最大出力強度よりも強度が小さい低出力強度とを含み、制御部は、取得された電力出力信号の強度ごとの検出頻度に基づいて、低出力強度の強度を増加または減少させる制御を行う。このように構成すれば、最大出力強度の強度を、種々の電子機器により検出可能な強度に設定した場合には、低出力強度の電力出力信号に対する増減制御により、待機状態での消費電力を抑制しながら、最大出力強度により電子機器が検出されなくなることを防止することができる。
上記強度が最大出力強度と低出力強度とを含む構成において、好ましくは、シーケンスパターンは、最大出力強度を1つ含む。このように構成すれば、電子機器が検出されなくなることを防止しながら、シーケンスパターンが最大出力強度を複数含む場合と比べて、待機状態での消費電力を抑制することができる。
上記強度が最大出力強度と低出力強度とを含む構成において、好ましくは、制御部は、直近の複数回数分の検出頻度において、最大出力強度での検出頻度が低出力強度での検出頻度よりも大きい場合には、低出力強度の強度を第1の値だけ増加させ、最大出力強度での検出頻度が低出力強度での検出頻度よりも小さい場合には、低出力強度の強度を第1の値よりも小さい値だけ増加または減少させる制御を行う。このように構成すれば、直近の複数回数分の検出頻度において、最大出力強度での検出頻度が低出力強度での検出頻度よりも大きい場合、すなわち、低出力強度が小さすぎて(減少させすぎて)検出し難い場合には、強度を増加させることができる。これにより、最大出力強度および低出力強度の両方により電力出力信号を検出可能となり、最大出力強度のみが電力出力信号を検出可能な場合よりも、より早く電子機器を検出することができる。その結果、ユーザの利便性をより向上させることができる。
上記最大出力強度での検出頻度が低出力強度での検出頻度よりも大きい場合に低出力強度の強度を第1の値だけ増加させる構成において、好ましくは、低出力強度は、中出力強度と、中出力強度よりも強度が小さい小出力強度とを有し、制御部は、最大出力強度での検出頻度が低出力強度での検出頻度よりも小さく、かつ、小出力強度での検出頻度が所定検出頻度以上の場合には、中出力強度および小出力強度の強度を第1の値よりも小さい値だけ減少させ、最大出力強度での検出頻度が低出力強度での検出頻度よりも小さく、かつ、小出力強度での検出頻度が所定検出頻度未満の場合には、中出力強度および小出力強度の強度を第1の値よりも小さい値だけ増加させる制御を行う。このように構成すれば、小出力強度による検出が多い場合には、中出力強度および小出力強度のパルス強度が減少されるので、電子機器を検出可能な強度の余裕分だけ消費電力を徐々に減少させることにより、電力消費を抑制することができる。また、最大出力強度に小出力強度よりも近い値である中出力強度による検出が多い場合には、小出力強度による検出が多い場合と比べて、最大出力強度による検出も多くなる。この際、最大出力強度による検出を減らすとともに、小出力強度による検出が増やすために、中出力強度および小出力強度のパルス強度が第1の値よりも小さい値(比較的小さな値)だけ増加される。これに伴い、最大出力強度による検出回数が減るため、中出力強度および小出力強度が第1の値(比較的大きな値)だけ増加すること(消費電力の比較的大きな増加)を抑制することができる。
上記低出力強度が中出力強度と小出力強度とを有する構成において、好ましくは、制御部は、直近の複数回数分の電力出力信号の強度ごとの検出結果において、直近の2以上の所定回数連続して中出力強度により電子機器が検出された場合には、シーケンスパターンにおける中出力強度の数を増加させるとともに、小出力強度の数を減少させ、直近の2以上の所定回数連続して小出力強度により電子機器が検出された場合には、シーケンスパターンにおける中出力強度の数を減少させるとともに、小出力強度の数を増加させる制御を行う。このように構成すれば、直近に中出力強度が連続して検出されるような場合(最大出力強度が検出されやすい場合)には、シーケンスパターンにおいて中出力強度の数を増加させることができるので、中出力強度の数の増加前と比べて、より確実に強度を増加させることができる。また、直近に小出力強度が連続して検出されるような場合(中出力強度および小出力強度と、実際に電子機器を検出可能な最小の強度とが離れている場合)には、シーケンスパターンにおいて小出力強度の数を増加させることができるので、小出力強度の数の増加前と比べて、より低強度のパルス数が増えて、単位時間当たりの平均パルス強度を減少させることができる。
上記低出力強度が中出力強度と小さい小出力強度とを有する構成において、好ましくは、制御部は、直近の複数回数分の電力出力信号の強度ごとの検出結果において、いずれか1つの強度の検出回数が上記複数回数の半数以上の場合には、中出力強度と小出力強度との強度の差を広げ、いずれの強度の検出回数も上記複数回数の半数未満の場合には、中出力強度および小出力強度の強度を所定の初期設定値に設定する制御を行う。ここで、給電毎に給電装置に対する電子機器の位置が安定しないために、電子機器を検出するために必要とされる強度が、中出力強度と小出力強度との差(初期設定値)よりも、大きな変位幅を有する場合がある。そして、この大きな変位幅により、強度が増減制御により安定することなく大きく変動する場合がある。その結果、特に最大出力強度および小出力強度が検出されやすくなる。そこで、上記のように構成することにより、直近の複数回数分の検出結果において、1つの強度(特に小出力強度または最大出力強度)の検出回数が半数以上の場合には、中出力強度による検出を多くするために、第1の値よりも小さい値だけ中出力強度および小出力強度の強度差を広げることにより、増減制御を行った場合に、小出力強度による検出が多い状態から、即座に最大出力強度による検出が多い状態になることなどを抑制することができる。その結果、待機状態の消費電力削減の制御性が改善され、安定した制御を実現することができる。
本発明によれば、上記のように、ユーザの利便性を損なうことなく待機状態の消費電力を抑制することが可能な給電装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態による給電装置および電子機器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による給電装置の初期状態の1つのシーケンスパターンを示す図である。 本発明の第1実施形態による給電装置の初期状態における連続する複数のシーケンスパターンを示す図である。 本発明の第1実施形態による給電装置の増減制御後の連続する複数のシーケンスパターンを示す図である。 本発明の第1実施形態による給電装置の増減制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態による給電装置の増減制御後の連続する複数のシーケンスパターンを示す図である。 本発明の第2実施形態による給電装置の増減制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態による給電装置の増減制御後の連続する複数のシーケンスパターンを示す図である。 本発明の第3実施形態による給電装置の増減制御処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(給電装置の構成)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態による給電装置1の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による給電装置1は、磁界共鳴方式によりコネクタなどの電気的接点無しで給電対象の電子機器2に電力を給電する非接触式の給電装置である。また、給電装置1は、給電中以外の待機状態では、電子機器2を検出するため、所定のシーケンス(発信)パターン(図2または図3参照)で、周期的にパルス信号を発信するように構成されている。この給電装置1では、待機状態の給電装置1上に電子機器2が載置された際に、給電装置1により電子機器2が検出された場合には、磁界共鳴方式により電気的接点無しで電子機器2への給電が開始される。なお、待機状態とは、電子機器2が検出されておらず、未だ給電装置1からの給電が開始されていない状態のことである。また、パルス信号は、本発明の「電力出力信号」の一例である。
給電装置1は、電源部11と、給電部12と、記憶部13と、測定部14と、制御部15とを備えている。なお、給電部12は、本発明の「電力出力信号発信部」の一例である。
電源部11は、商用電源(図示せず)から交流電力が供給されるとともに、供給された交流電力を所定の周波数に変換して給電部12に供給するように構成されている。
給電部12は、給電のためのアンテナコイル(図示せず)を含む。また、給電部12は、電源部11から所定の周波数の交流電力がアンテナコイルに供給されることにより、電子機器2に電気的接点無しで給電を行うための磁界を発生させるように構成されている。また、給電部12は、電源部11から供給される交流電力の所定の周波数と略同一の共振周波数で共振するように構成されている。これにより、給電装置1は、電子機器2に電気的接点無しで電力を給電するように構成されている。また、給電部12は、待機状態では、一定間隔でパルス信号(図1参照)を発信するように構成されている。
記憶部13には、パルス信号のパルス強度ごとの検出結果や、給電装置1を動作させるための各種のプログラムが記憶される。
測定部14は、給電部12のアンテナコイル(図示せず)のインピーダンスを測定するとともに、測定されたインピーダンスを制御部15に出力するように構成されている。また、制御部15は、測定部14から取得された給電部12のインピーダンスの変化量に基づいて、電子機器2が検出されたと判定するように構成されている。たとえば、電子機器2が給電装置1に近付いた場合には、給電部12のインピーダンスが大きくなる。これを利用して、給電装置1は電子機器2を検出することが可能である。
制御部15は、CPUを含み、給電装置1の各構成要素を制御するように構成されている。たとえば、制御部15は、待機状態では、電子機器2を検出するため、所定のシーケンスパターン(図4参照)において、給電部12により発信されるパルス信号の強度を増加または減少させる制御を行う。
ここで、第1実施形態では、制御部15は、待機状態では、電子機器2を検出した際のパルス信号のパルス強度を取得するように構成されている。また、給電装置1は、制御部15により、取得されたパルス強度に基づいて、後述する給電部12により発信されるパルス強度の異なる複数のパルス信号のパルス強度を増加または減少させる増減制御を行う。この増減制御により、制御部15は、給電装置1の電力消費を抑制可能に構成されている。なお、パルス強度は、本発明の「強度」の一例である。
なお、パルス強度には、パルス強度が最大の最大出力強度P1と、最大出力強度P1よりもパルス強度が小さい低出力強度とがある。また、低出力強度には、中出力強度P2と、中出力強度P2よりもパルス強度が小さい小出力強度P3とがある。すなわち、パルス強度には、大きい強度レベルから順に、最大出力強度P1、中出力強度P2および小出力強度P3の3種がある。詳細には、待機状態におけるパルス強度には、100段階(L1〜L100)のレベルが設けられている。また、パルス強度が初期設定値に設定される初期状態(増減制御処理開始時)において、最大出力強度P1は、最大のパルス強度L100に設定され、中出力強度P2は、パルス強度L50に設定され、小出力強度P3は、パルス強度L45に設定される。なお、最大出力強度P1は、パルス強度L100から増減することはない。また、制御部15は、取得されたパルス信号のパルス強度ごとの検出頻度に基づいて、低出力強度(中出力強度P2および小出力強度P3)のパルス強度を増加または減少させる制御を行う。制御部15の詳細な構成については後述する。
(電子機器の構成)
次に、図1を参照して、電子機器2の構成を説明する。
電子機器2は、給電装置1の所定箇所に配置されることにより、給電装置1に検出される。電子機器2の一例としては、スマートフォン、タブレット端末装置またはノートパソコンなどが挙げられる。
電子機器2は、受電部21と、整流部22と、電圧変換部23と、負荷24と、制御部25とを備えている。
受電部21は、受電のためのアンテナコイル(図示せず)を含み、給電部12の共振周波数と略同一の共振周波数で共振するように構成されている。また、受電部21は、磁界共鳴方式によりアンテナコイルが共振されることによって、交流電力を発生(受電)するように構成されている。また、受電部21は、発生した交流電力を整流部22に出力するように構成されている。
整流部22は、受電部21において発生した交流電力を直流電力に整流するように構成されている。また、整流部22は、整流した直流電力を電圧変換部23に出力するように構成されている。
電圧変換部23は、負荷24に給電するため、制御部25の制御に基づいて、整流部22から入力された直流電力を、所定の電圧値に変換するように構成されている。また、電圧変換部23は、所定の電圧値に変換した直流電力により負荷24に給電するように構成されている。
負荷24は、たとえば二次電池により構成されており、電圧変換部23から給電されることにより、充電される。また、負荷24は、二次電池以外にも、電圧変換部23から給電されることにより、動作する回路などにより構成されてもよい。
制御部25は、電子機器2の各構成要素を制御するように構成されている。
(給電装置の制御部の詳細な構成)
次に、図2〜図5を参照して、給電装置1の制御部15の詳細な構成について説明する。すなわち、制御部15による給電装置1の待機状態におけるシーケンスパターン(発信パターン)の増減制御について説明する。
制御部15は、図3および図4に示すように、待機状態では、パルス強度の異なる複数のパルス信号を含むシーケンスパターンでの信号発信を繰り返し行う制御を実行する。そして、制御部15は、電子機器2を検出し、電子機器2を検出した際に取得されたパルス強度ごとの検出頻度に基づいて、増減制御(シーケンスパターン内のパルス信号のパルス強度を増減させる制御)を行うように構成されている。
なお、検出頻度とは、過去5回の電子機器2の検出結果(1日1回の給電を行うならば過去5日過分の検出結果)において、最大出力強度P1、中出力強度P2および小出力強度P3が、それぞれ、どれぐらいの回数だけ検出されたかの頻度である。たとえば、検出頻度とは、直近5回の検出結果において、最大出力強度P1が1回、中出力強度P2が3回、小出力強度P3が1回となった、などの履歴のことである。また、制御部15は、記憶部13に記憶された直近5回分の検出結果に基づいて、増減制御を行う。
1つのシーケンスパターンは、図2に示すように、連続して発信される10個のパルス信号から構成されている。また、この10個のパルス信号は、1つの最大出力強度P1のパルス信号と、5つの中出力強度P2のパルス信号と、4つの小出力強度P3のパルス信号とから構成されている。また、10個のパルス信号が発信される順番は、はじめに中出力強度P2と小出力強度P3とのパルス信号が交互に計9回連続で発信され、最後に最大出力強度P1のパルス信号が1回発信される。
制御部15は、直近5回分の検出結果において、最大出力強度P1での検出頻度が低出力強度(中出力強度P2および小出力強度P3)での検出頻度よりも大きい場合には、低出力強度(中出力強度P2および小出力強度P3)のパルス強度をL30だけ増加させる制御を行う(図5のステップS3およびS4参照)。たとえば、制御部15は、直近5回分の検出結果において、最大出力強度P1での検出頻度(回数)が3回以上である場合には、中出力強度P2をL50からL80に、小出力強度P3をL45からL75に増加させる制御を行う。
一方、制御部15は、直近5回分の検出結果において、最大出力強度P1での検出頻度が低出力強度(中出力強度P2および小出力強度P3)での検出頻度よりも小さい場合(最大出力強度P1での検出頻度(回数)が3回未満である場合)には、低出力強度(中出力強度P2および小出力強度P3)のパルス強度をL5だけ増加または減少させる制御を行う(図5のステップS3およびS5〜S7参照)。
詳細には、制御部15は、直近5回分の検出結果において、最大出力強度P1での検出頻度が低出力強度(中出力強度P2および小出力強度P3)での検出頻度よりも小さく、かつ、小出力強度P3での検出頻度が所定検出頻度以上の場合には、中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度をL5だけ減少させる制御を行う(図5のステップS3、S5およびS6参照)。
一方、制御部15は、直近5回分の検出結果において、最大出力強度P1での検出頻度が低出力強度(中出力強度P2および小出力強度P3)での検出頻度よりも小さく、かつ、小出力強度P3での検出頻度が所定検出頻度未満の場合には、中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度をL5だけ増加させる制御を行う(図5のステップS3、S5およびS7参照)。
具体的には、制御部15は、最大出力強度P1での検出頻度(回数)が2回未満であり、かつ、小出力強度P3での検出頻度(回数)が2回以上の場合には、中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度をL5だけ減少させる制御を行う。
一方、制御部15は、最大出力強度P1での検出頻度(回数)が2回未満であり、かつ、小出力強度P3での検出頻度(回数)が2回未満の場合には、中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度をL5だけ増加させる制御を行う。
(制御部の増減制御処理)
次に、図5を参照して、給電装置1の制御部15による増減制御処理について、フローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS1において、制御部15(図1参照)により、設定されたシーケンスパターン(図2および図3参照)を繰り返すことによって、電子機器2が検出されたか否かが判断される。具体的には、測定部14(図1参照)から取得された給電部12(図1参照)のインピーダンスの変化量に基づいて、電子機器2(図1参照)が検出されたか否かが判断される。電子機器2が検出されないならば、ステップS1の処理が繰り返される。また、電子機器2が検出されたと判断された場合には、ステップS2に進む。
そして、ステップS2において、制御部15により、電子機器2の検出された際のパルス強度が記憶部13に記憶される。具体的には、最大出力強度P1、中出力強度P2または小出力強度P3のいずれによって電子機器2が検出されたのかについての情報が記憶部13に記憶される。
なお、この時点において、過去5回分の検出よるパルス強度が記憶部13に記憶されている必要がある。もし、過去の検出回数か5回未満であるならば、ダミーの検出結果を作成し、過去5回分の検出によるパルス強度が記憶部13に記憶されているとみなす。たとえば、過去の3回の検出結果が、直近の検出結果から順に、小出力強度P3、中出力強度P2、小出力強度P3である場合には、残り2回分の検出結果を、直近2回分の検出結果(小出力強度P3、中出力強度P2)と同じとみなしてもよい。そして、記憶部13に検出結果を記憶した後、ステップS3に進む。
そして、ステップS3において、制御部15により、直近5回の検出結果のうち最大出力強度P1が3回以上であるか否かが判断される。最大出力強度P1が3回以上であるならば、ステップS4に進む。たとえば、直近5回分の検出結果が順に、最大出力強度P1、最大出力強度P1、中出力強度P2、最大出力強度P1、中出力強度P2である場合には、ステップS4に進む。
そして、ステップS4において、制御部15により、中出力強度P2および小出力強度P3が、共に、L30だけ増加される。たとえば、ステップS4に進む前の時点で、中出力強度P2がL50、小出力強度P3がL45である場合には、中出力強度P2がL80に増加され、小出力強度P3がL75に増加される。
ステップS3において、最大出力強度P1が3回未満であるならば、ステップS5に進む。そして、ステップS5において、制御部15により、直近5回の検出結果のうち小出力強度P3が2回以上であるか否かが判断される。小出力強度P3が2回以上であるならば、ステップS6に進む。そして、ステップS6において、制御部15により、中出力強度P2および小出力強度P3が、共に、L5だけ減少される。
ステップS5において、小出力強度P3が2回未満であるならば、ステップS7に進む。そして、ステップS7において、制御部15により、中出力強度P2および小出力強度P3が、共に、L5だけ増加される。
そして、ステップS4、S6またはS7において、中出力強度P2および小出力強度P3が、共に、増加または減少されることにより、制御部15による増減制御処理が終了する。
なお、中出力強度P2および小出力強度P3の初期設定値を、電子機器2を検出することが略確実に可能となる比較的大きい値に設定している場合には、給電装置1に対して電子機器2を所定の位置範囲に置くとともに、同じ電子機器2(同じ種類の電子機器2を含む)を使用している限り、最大出力強度P1が直近5回中で3回以上となることは、ほとんどない。すなわち、ステップS4に進むことは、ほとんどない。また、上記フローが日々給電するたびごとに繰り返される中で、ステップS6が繰り返される場合には、中出力強度P2および小出力強度P3が共に少しずつ(パルス強度L5ずつ)減少していく。そして、中出力強度P2および小出力強度P3が減少しすぎた場合には、ステップS7において、中出力強度P2および小出力強度P3が共に少しだけ(パルス強度L5だけ)増加することが可能となる。以降は、中出力強度P2および小出力強度P3を交互に少しずつ増加または減少させる(微調整する)制御が繰り返されることになる。
すなわち、上記フローによる増減制御が繰り返されることにより、小出力強度P3が電子機器2を検出可能なパルス強度の下限値近傍に設定される。そして、中出力強度P2が電子機器2を略確実に検出可能な小出力強度P3をわずかに上回るパルス強度に設定されるような、必要最低限のパルス強度設定が維持される。その結果、給電装置1の待機状態における消費電力を抑制した状態を維持することが可能となる。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、電子機器2を検出したパルス信号のパルス強度に基づいて、給電部12により発信されるパルス強度の異なる複数のパルス信号のパルス強度のうちの少なくとも1つを増加または減少させる増減制御を行う制御部15を設ける。これにより、当初のパルス強度を比較的高めに設定した場合には、従来のように、パルス信号の発信間隔を長くすることなく、制御部15により給電部12から発信される複数のパルス信号のパルス強度のうちの少なくとも1つを減少させることができる。その結果、パルス信号の発信間隔を長くすることに起因して発生するユーザが故障などと感じる不都合も生じないので、ユーザの利便性を損なうことなく待機状態の消費電力を抑制することができる。なお、パルス強度を減少させすぎてしまった場合には、パルス強度を再び増加させることができるので、減少させすぎたパルス強度を微調整などすることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、パルス信号のパルス強度ごとの検出結果を記憶する記憶部13を設け、制御部15により、記憶部13に記憶された直近の所定回数分の検出結果に基づいて、増減制御を行う。ここで、使用する電子機器2を変更したことに起因して、急に過去の検出結果とは異なる検出結果が得られるようになる場合がある。このような場合を考慮して、本発明では、記憶部13に記憶された信頼度(影響度)の高くなる直近の所定回数分の検出結果に基づいて、増減制御を行うことによって、より精度よく増減制御を行うことができる。その結果、ユーザの利便性を損なうことなく待機状態の消費電力をより抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部15により、パルス強度の異なる複数のパルス信号を含むシーケンスパターンを繰り返し発信しながら、電子機器2を検出し、電子機器2を検出したパルス強度ごとの検出頻度に基づいて、増減制御を行う。これにより、制御部15により、繰り返されるシーケンスパターンの中での検出頻度に基づいて増減制御が行なわれるので、シーケンスパターンに含まれるパルス信号の数やパルス強度の初期設定値を変化させることにより、各パルス強度(最大出力強度P1、中出力強度P2および小出力強度P3)の検出頻度(確率)を変えることができるなど、種々の状況に応じた増減制御を行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、パルス強度に、パルス強度が最大の最大出力強度P1と、最大出力強度P1よりもパルス強度が小さい低出力強度(中出力強度P2および小出力強度P3)とを設け、制御部15により、取得されたパルス信号のパルス強度ごとの検出頻度に基づいて、低出力強度のパルス強度を増加または減少させる制御を行う。これにより、最大出力強度P1のパルス強度を、種々の電子機器2により検出可能なパルス強度に設定した場合には、低出力強度のパルス信号に対する増減制御により、待機状態での消費電力を抑制しながら、最大出力強度P1により電子機器2が検出されなくなることを防止することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、シーケンスパターンに、最大出力強度P1を1つ含める。これにより、電子機器2が検出されなくなることを防止しながら、シーケンスパターンが最大出力強度P1を複数含む場合と比べて、待機状態での消費電力を抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部15により、直近の複数回数分の検出頻度において、最大出力強度P1での検出頻度が低出力強度(中出力強度P2および小出力強度P3)での検出頻度よりも大きい場合には、低出力強度のパルス強度をL30だけ増加させ、最大出力強度P1での検出頻度が低出力強度での検出頻度よりも小さい場合には、低出力強度のパルス強度をL5だけ増加または減少させる制御を行う。これにより、直近の複数回数分の検出頻度において、最大出力強度P1での検出頻度が低出力強度での検出頻度よりも大きい場合、すなわち、低出力強度が小さすぎて(減少させすぎて)検出し難い場合には、パルス強度を増加させることができる。これにより、最大出力強度P1および低出力強度の両方によりパルス信号を検出可能となり、最大出力強度P1のみがパルス信号を検出可能な場合よりも、より早く電子機器2を検出することができる。その結果、ユーザの利便性をより向上させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部15により、最大出力強度P1での検出頻度が低出力強度(中出力強度P2および小出力強度P3)での検出頻度よりも小さく、かつ、小出力強度P3での検出頻度が所定検出頻度以上の場合には、中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度をL5だけ減少させ、最大出力強度P1での検出頻度が低出力強度での検出頻度よりも小さく、かつ、小出力強度P3での検出頻度が所定検出頻度未満の場合には、中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度をL5だけ増加させる制御を行う。これにより、小出力強度P3による検出が多い場合には、中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度が減少されるので、電子機器2を検出可能なパルス強度の余裕分だけ消費電力を徐々に減少させることにより、電力消費を抑制することができる。また、最大出力強度P1に小出力強度P3よりも近い値である中出力強度P2による検出が多い場合には、小出力強度P3による検出が多い場合と比べて、最大出力強度P1による検出も多くなる。この際、最大出力強度P1による検出を減らすとともに、小出力強度P3による検出が増やすために、中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度が(L30よりも小さい)L5(比較的小さな値)だけ増加される。これに伴い、最大出力強度P1による検出回数が減るため、中出力強度P2および小出力強度P3がL30(比較的大きな値)だけ増加すること(消費電力の比較的大きな増加)を抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、図1、図6および図7を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、制御部15により中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度を増減させた上記第1実施形態の構成に加えて、制御部215により1つのシーケンスにおける中出力強度P2および小出力強度P3の数を増減させる例について説明する。
(給電装置の構成)
図6に示すように、本発明の第2実施形態による給電装置201(図1参照)では、制御部215は、直近2回分のパルス信号のパルス強度ごとの検出結果に基づいて、シーケンスパターンに含まれる中出力強度P2および小出力強度P3のパルス信号の数を増加または減少させる制御を行う。
具体的には、1つのシーケンスパターンにおいて、最大出力強度P1の数が1つ、中出力強度P2の数が5つ、小出力強度P3の数が4つである状態にある場合を考える。制御部215は、直近で2回連続して中出力強度P2により電子機器2が検出された場合には、10個のパルス信号からなるシーケンスパターンにおける中出力強度P2の数を計6つにするとともに、小出力強度P3の数を計3つにする制御(図6参照)を行う(図7のステップS21およびS22参照)。
また、制御部215は、直近で2回連続して小出力強度P3により電子機器2が検出された場合には、10個のパルス信号からなるシーケンスパターンにおける中出力強度P2の数を計4つにするとともに、小出力強度P3の数を計5つにする制御を行う(図7のステップS23およびS24参照)。
また、制御部215は、直近で2回連続して中出力強度P2または小出力強度P3により電子機器2が検出されなかった場合には、中出力強度P2の数を計5つ、小出力強度P3の数を計4つのまま維持する制御を行う(図7のステップ、S21、S23およびS25参照)。なお、いずれの場合も、最大出力強度P1のパルス信号の数は1つのままで不変である。また、シーケンスパターンに含まれるパルス信号の数には、最大出力強度P1、中出力強度P2、小出力強度P3の各パルス信号が、それぞれ、1つ、5つ、4つとなる場合(初期状態の場合)と、1つ、6つ、3つとなる場合と、1つ、4つ、5つとなる場合との3つの場合がある。
(制御部の増減制御処理)
次に、図7を参照して、給電装置201の制御部215による増減制御処理について、フローチャートに基づいて説明する。なお、ステップS1〜S7は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。説明は、ステップS7に続くステップS21〜S25について行う。
まず、ステップS21において、制御部215(図1参照)により、直近で2回連続して中出力強度P2により電子機器2が検出されたか否かが判断される。2回連続して中出力強度P2により電子機器2が検出されたならば、ステップS22に進む。そして、ステップS22において、制御部215により、シーケンスパターンにおける中出力強度P2の数が計6つに変更されるとともに、小出力強度P3の数が計3つに変更される。
また、ステップS21において、2回連続して中出力強度P2により電子機器2が検出されなかった場合には、ステップS23に進む。そして、ステップS23において、制御部215により、直近で2回連続して小出力強度P3により電子機器2が検出されたか否かが判断される。2回連続して小出力強度P3により電子機器2が検出されたならば、ステップS24に進む。
そして、ステップS24において、制御部215により、シーケンスパターンにおける中出力強度P2の数が計4つに変更されるとともに、小出力強度P3の数が計5つに変更される。
また、ステップS23において、直近で2回連続して小出力強度P3により電子機器2が検出されなかった場合には、ステップS25に進む。そして、ステップS25において、制御部215により中出力強度P2の数が計5つ、小出力強度P3の数が計4つ(初期設定値)に設定(変更)される。
そして、ステップS22、S24またはS25において、中出力強度P2および小出力強度P3の数が、増加または減少などされることにより、制御部215による増減制御処理が終了する。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、電子機器2を検出したパルス信号のパルス強度に基づいて、給電部12により発信されるパルス強度の異なる複数のパルス信号のパルス強度のうちの少なくとも1つを増加または減少させる増減制御を行う制御部215を設ける。これにより、ユーザの利便性を損なうことなく待機状態の消費電力を抑制することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、制御部215により、直近の5回分のパルス信号のパルス強度ごとの検出結果において、直近の2回連続して中出力強度P2により電子機器2が検出された場合には、シーケンスパターンにおける中出力強度P2の数を増加させるとともに、小出力強度P3の数を減少させ、直近の2回連続して小出力強度P3により電子機器2が検出された場合には、シーケンスパターンにおける中出力強度P2の数を減少させるとともに、小出力強度P3の数を増加させる制御を行う。これにより、直近に中出力強度P2が連続して検出されるような場合(最大出力強度P1が検出されやすい場合)には、シーケンスパターンにおいて中出力強度P2の数を増加させることができるので、中出力強度P2の数の増加前と比べて、より確実にパルス強度を増加させることができる。また、直近に小出力強度P3が連続して検出されるような場合(中出力強度P2および小出力強度P3と、実際に電子機器2を検出可能な最小のパルス強度とが離れている場合)には、シーケンスパターンにおいて小出力強度P3の数を増加させることができるので、小出力強度P3の数の増加前と比べて、より低強度のパルス数が増えて、単位時間当たりの平均パルス強度を減少させることができる。
[第3実施形態]
次に、図1、図8および図9を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、制御部15により中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度を増減させた上記第1実施形態の構成に加えて、制御部315により1つのシーケンスにおける中出力強度P2に対する小出力強度P3のパルス強度を変化させる例について説明する。
(給電装置の構成)
図6に示すように、本発明の第3実施形態による給電装置301(図1参照)では、制御部315は、直近の5回分のパルス信号のパルス強度ごとの検出結果に基づいて中出力強度P2に対する小出力強度P3のパルス強度を変化させる制御を行う。
具体的には、制御部315は、直近5回の検出結果において、最大出力強度P1、中出力強度P2および小出力強度P3のいずれかの検出回数が3回以上の場合には、小出力強度P3のパルス強度を小さくすることにより、中出力強度P2と小出力強度P3とのパルス強度の差をL5からL10に広げる制御(図8参照)を行う(図9のステップS31およびS32参照)。
また、制御部315は、直近5回の検出結果において、最大出力強度P1、中出力強度P2および小出力強度P3のいずれかの検出回数が3回以上ない場合には、中出力強度P2と小出力強度P3とのパルス強度の差をL5(初期設定値)とする制御を行う(図9のステップS31およびS33参照)。
(制御部の増減制御処理)
次に、図9を参照して、給電装置301の制御部315による増減制御処理について、フローチャートに基づいて説明する。なお、ステップS1〜S7は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。説明は、ステップS7に続くステップS31〜S33について行う。
まず、ステップS31において、制御部315(図1参照)により、直近5回の検出結果のうち1つのパルス強度の検出回数が3回以上であるか否かが判断される。1つのパルス強度の検出回数が3回以上である場合には、ステップS32に進む。
そして、ステップS32において、制御部315により、小出力強度P3のパルス強度が、中出力強度P2−10に設定される。たとえば、中出力強度P2のパルス強度がL50で、小出力強度P3のパルス強度がL45であるならば、ステップS32において、小出力強度P3のパルス強度がL40に設定される。
また、ステップS31において、1つのパルス強度の検出回数が3回以上ない場合には、ステップS33に進む。そして、ステップS33において、制御部315により、中出力強度P2と小出力強度P3とのパルス強度の差がL5(初期設定値)に設定される。
そして、ステップS32またはS33において、中出力強度P2と小出力強度P3とのパルス強度の差が変更などされることにより、制御部315による増減制御処理が終了する。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記第1実施形態と同様に、電子機器2を検出したパルス信号のパルス強度に基づいて、給電部12により発信されるパルス強度の異なる複数のパルス信号のパルス強度のうちの少なくとも1つを増加または減少させる増減制御を行う制御部315を設ける。これにより、ユーザの利便性を損なうことなく待機状態の消費電力を抑制することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、制御部315により、直近の5回分のパルス信号のパルス強度ごとの検出結果において、いずれか1つのパルス強度の検出回数が3回以上の場合には、中出力強度P2と小出力強度P3とのパルス強度の差を広げ、いずれのパルス強度の検出回数も3回未満の場合には、中出力強度P2および小出力強度P3のパルス強度を所定の初期設定値に設定する制御を行う。ここで、給電毎に給電装置301に対する電子機器2の位置が安定しないために、電子機器2を検出するために必要とされるパルス強度が、中出力強度P2と小出力強度P1との差(初期設定値のL5)よりも、大きな変位幅を有する場合がある。そして、この大きな変位幅により、パルス強度が増減制御により安定することなく大きく変動する場合がある。その結果、特に最大出力強度P1および小出力強度P3が検出されやすくなる。そこで、上記のように構成することにより、直近の複数回数分の検出結果において、1つのパルス強度(特に小出力強度P3または最大出力強度P1)の検出回数が半数以上の場合には、中出力強度P2による検出を多くするために、(L30よりも小さい)L5だけ中出力強度P2および小出力強度P3の差を広げることにより、増減制御を行った場合に、小出力強度P3による検出が多い状態から、即座に最大出力強度P1による検出が多い状態になることなどを抑制することができる。その結果、待機状態の消費電力削減の制御性が改善され、安定した制御を実現することができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
また、上記第1〜第3実施形態では、シーケンスパターンが最大出力強度を含んでいる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、シーケンスパターンが最大出力強度を含んでいなくてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、シーケンスパターンが最大出力強度を1つ含んでいる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、シーケンスパターンが最大出力強度を2つ以上含んでいてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、シーケンスパターンが最大出力強度、中出力力強度および小出力強度の3種のパルス強度から構成される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、シーケンスパターンが2種または4種以上のパルス強度から構成されてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、制御部により、直近5回の検出結果に基づいて増減制御処理を行った例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、直近5回ではなく、5回以外の複数回の検出結果に基づいて増減制御処理を行ってもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、初期設定値において、中出力強度と小出力強度とのパルス強度の差をL5に設定した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、初期設定値において、中出力強度と小出力強度とのパルス強度の差をL5以外の値に設定してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、初期設定値において、中出力強度のパルス強度(L50)を最大出力強度のパルス強度(L100)の半分に設定した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、中出力強度のパルス強度を最大出力強度のパルス強度(L100)の半分以外の値に設定してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、制御部による増減制御処理において、パルス強度をL30だけ増加、L5だけ増加またはL5だけ減少させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、上記した値以外の値によりパルス強度を増減させてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の電力出力信号の一例として、給電部から一定間隔でパルス信号を発信した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、電力出力信号の一例として、給電部から連続した信号を発信してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、磁界共鳴方式により、給電装置から電子機器に給電を行った例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、磁界共鳴方式以外の方式により、給電装置から電子機器に給電を行ってもよい。たとえば、電界結合方式や、電磁誘導方式、電波方式などの方式により、給電装置から電子機器に給電を行ってもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、説明の便宜上、本発明の給電装置の制御部の処理を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部の処理動作を、イベントごとに処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
1、101、201 給電装置
2 電子機器
12 給電部(電力出力信号発信部)
13 記憶部
15、215、315 制御部
P1 最大出力強度
P2 中出力強度
P3 小出力強度

Claims (9)

  1. 強度の異なる複数の電力出力信号を発信する電力出力信号発信部と、
    子機器を検出した前記電力出力信号の強度に基づいて、前記電力出力信号の強度のうちの少なくとも1つを増加または減少させる増減制御を行う制御部と、を備える、給電装置。
  2. 前記電力出力信号の強度ごとの検出結果を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された直近の所定回数分の前記検出結果に基づいて、前記増減制御を行う、請求項1に記載の給電装置。
  3. 前記制御部は、強度の異なる複数の前記電力出力信号を含むシーケンスパターンを繰り返し発信しながら、前記電子機器を検出し、前記電子機器を検出した強度ごとの検出頻度に基づいて、前記増減制御を行う、請求項1または2に記載の給電装置。
  4. 前記複数の強度は、強度が最大の最大出力強度と、前記最大出力強度よりも強度が小さい低出力強度とを含み、
    前記制御部は、取得された前記電力出力信号の電気出力強度ごとの前記検出頻度に基づいて、前記低出力強度の強度を増加または減少させる制御を行う、請求項3に記載の給電装置。
  5. 前記シーケンスパターンは、前記最大出力強度を1つ含む、請求項4に記載の給電装置。
  6. 前記制御部は、直近の複数回数分の前記検出頻度において、
    前記最大出力強度での前記検出頻度が前記低出力強度での前記検出頻度よりも大きい場合には、前記低出力強度の強度を第1の値だけ増加させ、
    前記最大出力強度での前記検出頻度が前記低出力強度での前記検出頻度よりも小さい場合には、前記低出力強度の強度を前記第1の値よりも小さい値だけ増加または減少させる制御を行う、請求項4または5に記載の給電装置。
  7. 前記低出力強度は、中出力強度と、前記中出力強度よりも強度が小さい小出力強度とを有し、
    前記制御部は、
    前記最大出力強度での前記検出頻度が前記低出力強度での前記検出頻度よりも小さく、かつ、前記小出力強度での前記検出頻度が所定検出頻度以上の場合には、前記中出力強度および前記小出力強度の強度を前記第1の値よりも小さい値だけ減少させ、
    前記最大出力強度での前記検出頻度が前記低出力強度での前記検出頻度よりも小さく、かつ、前記小出力強度での前記検出頻度が所定検出頻度未満の場合には、前記中出力強度および前記小出力強度の強度を前記第1の値よりも小さい値だけ増加させる制御を行う、請求項6に記載の給電装置。
  8. 前記制御部は、直近の複数回数分の前記電力出力信号の強度ごとの検出結果において、
    直近の2以上の所定回数連続して前記中出力強度により前記電子機器が検出された場合には、前記シーケンスパターンにおける前記中出力強度の数を増加させるとともに、前記小出力強度の数を減少させ、
    直近の2以上の所定回数連続して前記小出力強度により前記電子機器が検出された場合には、前記シーケンスパターンにおける前記中出力強度の数を減少させるとともに、前記小出力強度の数を増加させる制御を行う、請求項7に記載の給電装置。
  9. 前記制御部は、直近の複数回数分の前記電力出力信号の強度ごとの検出結果において、
    いずれか1つの強度の検出回数が前記複数回数の半数以上の場合には、前記中出力強度と前記小出力強度との強度の差を広げ、
    いずれの強度の検出回数も前記複数回数の半数未満の場合には、前記中出力強度および前記小出力強度の強度を所定の初期設定値に設定する制御を行う、請求項7または8に記載の給電装置。
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