JP6543007B2 - 非水電解質電池電極用増粘安定剤、並びに、それを含むバインダー組成物、非水電解質電池電極用スラリー組成物、非水電解質電池電極及び非水電解質電池 - Google Patents
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Description
次に、本実施形態の非水電解質電池電極用バインダー組成物について説明する。前記バインダー組成物は、通常、上述した本実施形態の増粘安定剤及び粒子状結着剤を含む。
本実施形態で使用できる粒子状結着剤は、粒子状であり、かつ、後述する活物質及び/又は集電体に対し相互に結着性を有するものであれば特に制限はない。好適な粒子状結着剤としては、分散媒への分散性に優れる分散型結着剤が挙げられる。具体的な分散型結着剤として、例えば、フッ素系重合体、ジエン系重合体、ビニル芳香族・共役ジエンランダムまたはブロック共重合体、アクリル系重合体、ポリイミド、ポリアミド、ポリウレタン系重合体等の高分子化合物が挙げられる。
ジエン系重合体は、共役ジエンの単独重合体もしくはビニル芳香族、共役ジエンを含む単量体混合物を重合して得られるランダムまたはブロック共重合体、またはそれらの水素添加物である。ジエン系重合体の具体例としては、ポリブタジエンやポリイソプレンなどの共役ジエン単独重合体;カルボキシ変性されていてもよいスチレン・ブタジエン共重合体(SBR)などの芳香族ビニル・共役ジエン共重合体;アクリロニトリル・ブタジエン共重合体(NBR)などのシアン化ビニル・共役ジエン共重合体;水素化SBR、水素化NBR等が挙げられる。
アクリル系重合体は、アクリル酸エステルもしくはメタクリル酸エステルの単独重合体またはこれらと共重合可能な単量体との共重合体である。前記共重合可能な単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸などの不飽和カルボン酸類;エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレートなどの2つ以上の炭素−炭素二重結合を有するカルボン酸エステル類;スチレン、クロロスチレン、ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、ビニル安息香酸、ビニル安息香酸メチル、ビニルナフタレン、クロロメチルスチレン、ヒドロキシメチルスチレン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン等のスチレン系単量体;アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸などのアミド系単量体;アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのα,β−不飽和ニトリル化合物;エチレン、プロピレン等のオレフィン類;ブタジエン、イソプレン等のジエン系単量体;塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン原子含有単量体;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル等のビニルエステル類;メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等のビニルエーテル類;メチルビニルケトン、エチルビニルケトン、ブチルビニルケトン、ヘキシルビニルケトン、イソプロペニルビニルケトン等のビニルケトン類;N−ビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール等の複素環含有ビニル化合物;β−ヒドロキシエチルアクリレート、β−ヒドロキシエチルメタクリレート等のヒドロキシアルキル基含有化合物等が挙げられる。
これらのなかでも、アクリル系重合体、SBR、NBR、水素添加SBRを用いることが好ましく、アクリル系重合体、SBR、水素添加SBRを用いることがより好ましい。
なお、本実施形態の結着剤において、「粒子状」とは、主に上述の重合体を構成する単量体を乳化重合して得られるポリマー微粒子、または、重合後に乳化、エマルション化したポリマー微粒子を指す。乳化重合法としては特に限定は無く、従来公知の乳化重合法を採用すればよい。粒子状結着剤の粒子径は0.01〜0.5μmが好ましく、0.01〜0.3μmが更に好ましい。粒子径が0.01μm以下であると、スラリー粘度増加が著しく塗工性の悪化を招く。また、粒子径が0.5μm以上であると、電極内でのバインダー分散性が低下し、接着性が低下する。
また、本実施形態の結着剤において、上述のポリマー微粒子を安定化させるために、保護コロイドを添加しても良い。本発明において用いる保護コロイドとは、疎水コロイドを電解質に対して安定化する目的で加えられる親水コロイドをいう。この安定化作用は親水コロイド粒子が疎水コロイド粒子を包んで全体として親水コロイドの性質が表れる為と考えられる。保護コロイドとして、例えばポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコール;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどの水溶性セルロース誘導体;(メタ)アクリル酸エステル−不飽和カルボン酸系共重合体の水溶性塩;スチレン−無水マレイン酸共重合体塩、マレイン化ポリブタジエン塩、ナフタレンスルホン酸塩、ポリアクリル酸塩などが挙げられる。これらの保護コロイドは1種、または2種以上を用いることもできる。これらの中でも、本発明においては、保護コロイドとして、(メタ)アクリル酸エステル−不飽和カルボン酸系共重合体の水溶性塩及び/又はポリビニルアルコールを用いるのが好ましく、(メタ)アクリル酸エステル−不飽和カルボン酸系共重合体の水溶性塩を用いることが極めて好ましい。
また、本実施形態の非水電解質電池用バインダー組成物は、通常、上述のバインダー組成物に加えて、さらに活物質と水とを含有する、非水電解質電池電極用スラリー組成物(以下、単にスラリー組成物とも称する)として使用されることが好ましい。すなわち、本実施形態のスラリー組成物は、上述した本実施形態の増粘安定剤及び粒子状結着剤と、活物質と水と、必要に応じ、ポリマー微粒子を安定化させる保護コロイドとを含有する。
また、本実施形態において非水電解質電池電極は、集電体に、少なくとも本実施形態のバインダー組成物および活物質を含む混合層を結着させてなることを特徴とする。この電極は、上述のスラリー組成物を集電体に塗布してから溶媒を乾燥などの方法で除去することにより形成することができる。前記混合層には、必要に応じてさらに導電助剤などを加えることができる。
前記非水電解質電池用スラリー組成物において、活物質100重量部に対する、増粘安定剤の使用量は、通常、0.1〜4重量部であることが好ましく、より好ましくは0.3〜3重量部、さらに好ましくは0.5〜2重量部である。増粘安定剤の量が過度に少ないとスラリーの粘度が低すぎて混合層の厚みが薄くなるおそれがあり、逆に、増粘安定剤が過度に多いと放電容量が低下する可能性がある。
また、上記スラリー組成物における粒子状結着剤の量は、活物質100重量部に対し、通常、0.1〜4重量部であることが好ましく、より好ましくは0.1〜2重量部である。粒子状結着剤の量が過度に多いと電池の内部抵抗の増大の恐れがあり、逆に過度に少ないと結着性の著しい低下を促す。
本実施形態の負極用スラリー組成物における溶媒としては、上記水以外に、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、2−プロパノールなどのアルコール類、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどの環状エーテル類、N,N−ジメチルホルミアミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類、N−メチルピロリドン、N−エチルピロリドンなどの環状アミド類、ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などを使用することもできる。これらの中では、安全性という観点から、水の使用が好ましい。
また、本実施形態の負極用スラリー組成物の溶媒として水以外にも、次に記す有機溶媒を、溶媒全体の好ましくは20重量%以下となる範囲で併用しても良い。そのような有機溶媒としては、常圧における沸点が100℃以上300℃以下のものが好ましく、例えば、n−ドデカンなどの炭化水素類;2−エチル−1−ヘキサノール、1−ノナノールなどのアルコール類;γ−ブチロラクトン、乳酸メチルなどのエステル類;N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミドなどのアミド類;ジメチルスルホキシド、スルホランなどのスルホキシド・スルホン類などの有機分散媒が挙げられる。
本実施形態のスラリー組成物を負極用に用いる場合、該負極用スラリー組成物に添加される負極活物質(活物質と略記する場合がある)としては、例えば、アモルファスカーボン、グラファイト、天然黒鉛、メソカーボンマイクロビーズ(MCMB)、ピッチ系炭素繊維などの炭素質材料;ポリアセン等の導電性高分子;SiOx,SnOx,LiTiOxで表される複合金属酸化物やその他の金属酸化物やリチウム金属、リチウム合金などのリチウム系金属;TiS2、LiTiS2などの金属化合物などが例示される。
本実施形態では、前記スラリー組成物に、必要に応じて、さらに増粘剤を添加することができる。添加できる増粘剤としては、特に限定されるものではなく、種々のアルコール類、特に、ポリビニルアルコールおよびその変性物、セルロース類、でんぷんなどの多糖類を使用することができる。
スラリー組成物に必要に応じて配合される増粘剤の使用量は、負極活物質100部に対し0.1〜4重量部程度であることが好ましく、より好ましくは0.3〜3重量部、さらに好ましくは0.5〜2重量部である。増粘剤が過度に少ないと二次電池負極用スラリーの粘度が低すぎて混合層の厚みが薄くなる場合があり、逆に、増粘剤が過度に多いと放電容量が低下する場合がある。
また、スラリー組成物に必要に応じて配合される導電助剤としては、例えば、金属粉、導電性ポリマー、アセチレンブラックなどが挙げられる。導電助剤の使用量は、負極活物質100重量部に対し、通常、0.5〜10重量部であることが好ましく、より好ましくは1〜7重量部である。
本実施形態の非水電解質電池電極に使用される集電体は、導電性材料からなるものであれば特に制限されないが、負極の場合、例えば、鉄、銅、アルミニウム、ニッケル、ステンレス鋼、チタン、タンタル、金、白金などの金属材料を使用することができる。これらは、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を任意の比率で組み合わせて用いてもよい。
特に、負極として銅を用いた場合に、本発明の非水電解質電池電極用スラリーの効果が最もよく現れる。集電体の形状は特に制限されないが、通常、厚さ0.001〜0.5mm程度のシート状であることが好ましい。
スラリーを集電体へ塗布する方法は、特に制限されない。例えば、ドクターブレード法、ディップ法、リバースロール法、ダイレクトロール法、グラビア法、エクストルージョン法、浸漬法、ハケ塗り法などの方法が挙げられる。塗布する量も特に制限されないが、溶媒または分散媒を乾燥などの方法によって除去した後に形成される活物質、導電助剤、バインダーおよび増粘剤を含む混合層の厚みが好ましくは0.005〜5mm、より好ましくは0.01〜2mmとなる量が一般的である。
スラリー組成物に含まれる水などの溶媒の乾燥方法は特に制限されず、例えば温風、熱風、低湿風による通気乾燥;真空乾燥;赤外線、遠赤外線、電子線などの照射線乾燥などが挙げられる。乾燥条件は、応力集中によって活物質層に亀裂が入ったり、活物質層が集電体から剥離しない程度の速度範囲となる中で、できるだけ早く溶媒が除去できるように調整するとよい。更に、電極の活物質の密度を高めるために、乾燥後の集電体をプレスすることは有効である。プレス方法としては、金型プレスやロールプレスなどの方法が挙げられる。
さらに、本発明には、上記負極を有する非水電解質電池も包含される。非水電解質電池には、本実施形態の電極を負極すると場合、通常、当該負極と、正極と、電解液が含まれる。
本実施形態では、正極は、リチウムイオン二次電池等の非水電解質電池に通常使用される正極が特に制限なく使用される。例えば、正極活物質としては、TiS2、TiS3、非晶質MoS3、Cu2V2O3、非晶質V2O−P2O5、MoO3、V2O5、V6O13などの遷移金属酸化物やLiCoO2、LiNiO2、LiMnO2、LiMn2O4などのリチウム含有複合金属酸化物などが使用される。また、正極活物質を、上記負極と同様の導電助剤と、SBR、NBR、アクリルゴム、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリフッ化ビニリデンなどのバインダーとを、水や上記の常圧における沸点が100℃以上300℃以下の溶媒などに混合して調製した正極用スラリーを、例えば、アルミニウム等の正極集電体に塗布して溶媒を乾燥させて正極とすることができる。
また、本実施形態の非水電解質電池には、電解質を溶媒に溶解させた電解液を使用することができる。電解液は、通常のリチウムイオン二次電池等の非水電解質電池に用いられるものであれば、液状でもゲル状でもよく、負極活物質、正極活物質の種類に応じて電池としての機能を発揮するものを適宜選択すればよい。具体的な電解質としては、例えば、従来より公知のリチウム塩がいずれも使用でき、LiClO4、LiBF6、LiPF6、LiCF3SO3、LiCF3CO2、LiAsF6、LiSbF6、LiB10Cl10、LiAlCl4、LiCl、LiBr、LiB(C2H5)4、CF3SO3Li、CH3SO3Li、LiCF3SO3、LiC4F9SO3、Li(CF3SO2)2N、低級脂肪族カルボン酸リチウムなどが挙げられる。
このような電解質を溶解させる溶媒(電解液溶媒)は特に限定されるものではない。具体例としてはプロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネートなどのカーボネート類;γ−ブチルラクトンなどのラクトン類;トリメトキシメタン、1,2−ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、2−エトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフランなどのエーテル類;ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類;1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソランなどのオキソラン類;アセトニトリルやニトロメタンなどの含窒素化合物類;ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチルなどの有機酸エステル類;リン酸トリエチル、炭酸ジメチル、炭酸ジエチルなどの無機酸エステル類;ジグライム類;トリグライム類;スルホラン類;3−メチル−2−オキサゾリジノンなどのオキサゾリジノン類;1,3−プロパンスルトン、1,4−ブタンスルトン、ナフタスルトンなどのスルトン類などが挙げられ、これらは単独もしくは二種以上混合して使用できる。ゲル状の電解液を用いるときは、ゲル化剤としてニトリル系重合体、アクリル系重合体、フッ素系重合体、アルキレンオキサイド系重合体などを加えることができる。
本実施形態の非水電解質電池を製造する方法としては、特に限定はないが、例えば、次の製造方法が例示される。すなわち、負極と正極とを、ポリプロピレン多孔膜などのセパレーターを介して重ね合わせ、電池形状に応じて巻く、折るなどして、電池容器に入れ、電解液を注入して封口する。電池の形状は、公知のコイン型、ボタン型、シート型、円筒型、角型、扁平型など何れであってもよい。
本実施形態の非水電解質電池は、接着性と電池特性の向上を両立させた電池であり、様々な用途に有用である。例えば、小型化、薄型化、軽量化、高性能化の要求される携帯端末に使用される電池としても非常に有用である。
<負極用増粘安定剤>
負極用増粘安定剤として、リチウム変性イソブテン−無水マレイン酸共重合樹脂(平均分子量325,000、中和度0.5、開環率96%)10重量%水溶液とポリエチレンイミン(PEI、和光純薬工業株式会社製、平均分子量10,000)10重量%水溶液とを99:1(固形分として樹脂:PEI=6.387:0.065)の重量比となるように混合した。得られた混合物を90℃に加温し、2時間加熱攪拌した。その後得られた混合液を固形分濃度5.5重量%になるように水を加え、ミキサーミルを用いて、回転数3,600rpmにて2時間均質攪拌し、増粘安定剤を得た。
電極用スラリー作製は負極用活物質としてDMGS(天然黒鉛、BYD製)100重量部に対して、粒子状結着剤としてTRD2001(SBR、JSR製)を固形分として2.08重量部、上述の増粘安定剤を固形分として1.04重量部、さらに、導電助剤(導電付与剤)としてSuper−P(ティムカル社製)を固形分として1.04重量部を専用容器に投入し、遊星攪拌器(ARE−250、シンキー製)を用いて混練した。スラリー粘度調整のため、混練時は水を添加して再度混練することによって電極塗工用スラリーを作製した。スラリー中の活物質とバインダーの組成比は固形分として、黒鉛粉末:導電助剤:バインダー組成物=100:1.04:3.12である。
得られたスラリーを、バーコーター(T101、松尾産業製)を用いて集電体の銅箔(CST8G、福田金属箔粉工業製)上に塗工し、80℃で30分間熱風乾燥機(ヤマト科学製)にて一次乾燥後、ロールプレス(宝泉製)を用いて圧延処理を行なった。その後、電池用電極(φ14mm)として打ち抜き後、120℃で3時間減圧条件の二次乾燥によってコイン電池用電極を作製した。
電極の靭性の評価はJIS K5600−5−1(塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第1節:耐屈曲性(円筒形マンドレル法))のタイプ1の試験装置を用いて行った。電極割れの確認は目視で行い、割れが生じなかった最小のマンドレル径の結果を下記表1に示す。なお、靱性は、マンドレル径が小さいほど高く、5mm以下であると電極として使用するのに好ましい。
集電極である銅箔から電極を剥離したときの強度を測定した。当該剥離強度は、50Nのロードセル(株式会社イマダ製)を用いて180°剥離強度を測定した。上記で得られた電池用塗工電極のスラリー塗布面とステンレス板とを両面テープ(ニチバン製両面テープ)を用いて貼り合わせ、180°剥離強度(剥離幅10mm、剥離速度100mm/min)を測定した。上記結果を下記表1に示す。
上記で得られた電池用塗工電極をアルゴンガス雰囲気下のグローブボックス(美和製作所製)に移送した。正極には金属リチウム箔(厚さ0.2mm、φ16mm)を用いた。また、セパレーターとしてポリプロフィレン系(セルガード#2400、ポリポア製)を使用して、電解液は六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)のエチレンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)にビニレンカーボネート(VC)を添加した混合溶媒系(1M−LiPF6、EC/EMC=3/7vol%、VC2重量%)を用いて注入し、コイン電池(2032タイプ)を作製した。
作製したコイン電池は、市販充放電試験機(TOSCAT3100、東洋システム製)を用いて充放電試験を実施した。コイン電池を25℃の恒温槽に置き、充電はリチウム電位に対して0Vになるまで活物質量に対して0.1C(約0.5mA/cm2)の定電流充電を行い、更にリチウム電位に対して0.02mAの電流まで0Vの定電圧充電を実施した。このときの容量を充電容量(mAh/g)とした。次いで、リチウム電位に対して0.1C(約0.5mA/cm2)の定電流放電を1.5Vまで行い、このときの容量を放電容量(mAh/g)とした。初期放電容量と充電容量差を不可逆容量、放電容量/充電容量の百分率を充放電効率とした。コイン電池の直流抵抗は、1回の充電を行った後(満充電状態)の抵抗値を採用した。上記結果を下記表1に示す。
負極用活物質としてDMGS(天然黒鉛、BYD製)100重量部に対して、粒子状結着剤としてTRD2001(SBR、JSR製)を固形分として2.08重量部、実施例1と同じ増粘安定剤を固形分として1.56重量部、および導電助剤(導電付与剤)としてSuper−P(ティムカル社製)を固形分として1.04重量部を専用容器に投入し、遊星攪拌器(ARE−250、シンキー製)を用いて混練した。スラリー粘度調整のため、混練時は水を添加して再度混練することによって電極塗工用スラリーを作製した。その後、上記実施例1と同様の方法によって塗工電極を作製し、靱性試験及び剥離強度測定を行った。さらに、該電極を用いたコイン電池を得て、充放電特性試験を行った。これらの評価結果を表1に示す。
負極用活物質としてDMGS(天然黒鉛、BYD製)100重量部に対して、粒子状結着剤としてTRD2001(SBR、JSR製)を固形分として2.08重量部、実施例1の増粘安定剤を固形分として2.08重量部、および導電助剤(導電付与剤)としてSuper−P(ティムカル社製)を固形分として1.04重量部を専用容器に投入し、遊星攪拌器(ARE−250、シンキー製)を用いて混練した。スラリー粘度調整のため、混練時は水を添加して再度混練することによって電極塗工用スラリーを作製した。その後、上記実施例1と同様の方法によって塗工電極を作製し、靱性試験及び剥離強度測定を行った。さらに、該電極を用いたコイン電池を得て、充放電特性試験を行った。これらの評価結果を表1に示す。
負極用増粘安定剤として、リチウム変性メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合樹脂(平均分子量630,000、中和度0.5、開環率98%)10重量%水溶液とポリエチレンイミン(PEI、和光純薬工業株式会社製、平均分子量10,000)10重量%水溶液とを99:1(固形分として樹脂:PEI=6.387:0.065)の重量比となるように混合した。得られた混合物を90℃に加温し、2時間加熱攪拌した。その後、得られた混合液を固形分濃度5.5重量%になるように水を加え、ミキサーミルを用いて、回転数3,600rpmにて2時間均質攪拌した。その後、上記実施例1と同様の方法によってスラリー及び塗工電極を作製し、靱性試験及び剥離強度測定を行った。さらに、該電極を用いたコイン電池を得て、充放電特性試験を行った。これらの評価結果を表1に示す。
負極用増粘安定剤として、リチウム変性エチレン−無水マレイン酸共重合樹脂(平均分子量100,000、中和度0.5、開環率99%)10重量%水溶液とポリエチレンイミン(PEI、和光純薬工業株式会社製、平均分子量10,000)10重量%水溶液とを99:1(固形分として樹脂:PEI=6.387:0.065)の重量比となるように混合した。得られた混合物を90℃に加温し、2時間加熱攪拌した。その後得られた混合液を固形分濃度5.5重量%になるように水を加え、ミキサーミルを用いて、回転数3,600rpmにて2時間均質攪拌した。その後、上記実施例1と同様の方法によってスラリー・塗工電極を作製し、靱性試験及び剥離強度測定を行った。さらに、該電極を用いたコイン電池を得て、充放電特性試験を行った。これらの評価結果を表1に示す。
<粒子状結着剤>
1L容量のホモミキサー付き攪拌槽にポリビニルアルコール(商品名、株式会社クラレ製、ポバール405(重合度500、ケン化度81.5%))15g、トルエン300gに溶解させた水添ブロック共重合体(セプトン2002(商品名、株式会社クラレ製、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体の水素添加物、スチレン含量 30%)150g、水500gを順次加え、室温にて回転数15,000rpmで10分間攪拌し、さらに加圧式ホモジナイザーに移して、乳化を行った。得られた分散溶液を、ロータリーエバポレーターを用い、減圧−加温(60℃)下にて、トルエン及び水を留去して、平均粒子径0.3μmの水性エマルジョンを得た。
電極用スラリー作製は負極用活物質としてDMGS(天然黒鉛、BYD製)100重量部に対して、上述の粒子状結着剤を固形分として2.08重量部、実施例1と同じ増粘安定剤を固形分として1.04重量部、さらに、導電助剤(導電付与剤)としてSuper−P(ティムカル社製)を固形分として1.04重量部を専用容器に投入し、遊星攪拌器(ARE−250、シンキー製)を用いて混練した。スラリー粘度調整のため、混練時は水を添加して再度混練することによって電極塗工用スラリーを作製した。その後、上記実施例1と同様の方法によって塗工電極を作製し、靱性試験及び剥離強度測定を行った。さらに、該電極を用いたコイン電池を得て、充放電特性試験を行った。これらの評価結果を表1に示す。
負極用増粘安定剤として、リチウム変性イソブテン−無水マレイン酸共重合樹脂(平均分子量325,000、中和度0.5、開環率96%)10重量%水溶液を用い、上記実施例1と同様の方法によってスラリー・塗工電極を作製し、靱性試験及び剥離強度測定を行った。さらに、該電極を用いたコイン電池を得て、充放電特性試験を行った。これらの評価結果を表1に示す。
負極用活物質としてDMGS(天然黒鉛、BYD製)100重量部に対して、粒子状結着剤としてTRD2001(SBR、JSR製)を固形分として2.08重量部、増粘安定剤としてカルボキシメチルセルロースを固形分として1.08重量部、および導電助剤(導電付与剤)としてSuper−P(ティムカル社製)を固形分として1.04重量部を専用容器に投入し、遊星攪拌器(ARE−250、シンキー製)を用いて混練した。スラリー粘度調整のため、混練時は水を添加して再度混練することによって電極塗工用スラリーを作製した。その後、上記実施例1と同様の方法によって塗工電極を作製し、靱性試験及び剥離強度測定を行った。さらに、該電極を用いたコイン電池を得て、充放電特性試験を行った。これらの評価結果を表1に示す。
負極用活物質としてDMGS(天然黒鉛、BYD製)100重量部に対して、粒子状結着剤としてTRD2001(SBR、JSR製)を固形分として2.08重量部、増粘安定剤としてヒドロキシエチルセルロースを固形分として1.08重量部、および導電助剤(導電付与剤)としてSuper−P(ティムカル社製)を固形分として1.04重量部を専用容器に投入し、遊星攪拌器(ARE−250、シンキー製)を用いて混練した。スラリー粘度調整のため、混練時は水を添加して再度混練することによって電極塗工用スラリーを作製した。その後、上記実施例1と同様の方法によって塗工電極を作製し、靱性試験及び剥離強度測定を行った。さらに、該電極を用いたコイン電池を得て、充放電特性試験を行った。これらの評価結果を表1に示す。
実施例1〜6及び比較例1はセルロース誘導体を用いた比較例2〜3に比べ、低抵抗であった。これは、実施例1〜6及び比較例1が、構造中にジカルボン酸ユニットを有することから、カルボン酸基を介したLiイオンのホッピングが生じLiイオン伝導性を発現しているものと考えている。また、結着性については、実施例1〜6が比較例1〜3に比べ高接着であった。これは、ポリアミンによる架橋が成されていること、またセルロース誘導体に比べポリマー単独での結着性に優れていることに起因すると考えられる。以上より、本発明の増粘安定剤を用いることにより、優れた結着性および抵抗低減を実現できることが示された。
Claims (5)
- α−オレフィン類とマレイン酸類とが共重合したα−オレフィン−マレイン酸類共重合体の中和塩及びポリアミン類を含有する、非水電解質電池電極用増粘安定剤。
- 請求項1に記載の増粘安定剤と粒子状結着剤とを含有する、非水電解質電池電極用バインダー組成物。
- 請求項2に記載のバインダー組成物と活物質と水とを含有する、非水電解質電池電極用スラリー組成物。
- 請求項2に記載のバインダー組成物と活物質とを含有する混合層を集電体に結着してなる、非水電解質電池電極。
- 請求項4に記載の非水電解質電池電極を有する、非水電解質電池。
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