JP6540548B2 - 塩化ニッケル水溶液の銅イオン除去方法、銅イオン除去処理装置 - Google Patents
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Description
本実施の形態に係る銅イオン除去処理装置は、銅イオンを含有する塩化ニッケル水溶液(含銅塩化ニッケル水溶液)、例えばニッケル硫化物を塩素浸出して得られる含銅塩化ニッケル水溶液から銅イオンを除去する方法に用いられる装置である。
先ず、銅イオン除去処理装置のより詳細な説明に先立ち、この銅イオン除去処理装置が用いられる含銅塩化ニッケル水溶液の銅イオン除去方法について説明する。
塩素浸出工程S1では、例えば、ニッケル酸化鉱石の湿式製錬により製造されたニッケル硫化物等の銅を含有する金属硫化物を原料として、塩素でニッケル等の金属を浸出する。具体的には、後述するセメンテーション工程S2後のセメンテーション残渣と共に、電解工程S4で回収された塩素ガスによって、ニッケル硫化物中のニッケルを浸出させ、塩素浸出液としての含銅塩化ニッケル水溶液を生成させる。なお、原料であるニッケル硫化物は、例えば、電解工程S4にて得られる塩化ニッケル水溶液によってレパルプされてスラリー化したものが用いられる。
Cl2+2Cu+→2Cl−+2Cu2+ ・・・(1)
NiS+2Cu2+→Ni2++S0+2Cu+ ・・・(2)
Cu2S+2Cu2+→4Cu++S0 ・・・(3)
セメンテーション工程S2では、塩素浸出工程S1で生成された塩素浸出液である銅イオンを含有する塩化ニッケル水溶液から銅イオンを固定化し除去する。電気ニッケルの製錬プロセスにおいて、ニッケルの電解採取の対象となる塩化ニッケル水溶液中に含まれる銅は不純物となる。したがって、塩化ニッケル水溶液から銅を効果的に除去することによって、良質な電気ニッケルを製造することが可能となる。
まず、還元工程S21では、塩素浸出工程S1にて生成された銅を含む塩化ニッケル水溶液(含銅塩化ニッケル水溶液)中の銅イオンを硫化還元する。このとき、本実施の形態においては、ニッケル硫化物(NiS)を添加して還元する。
4NiS+2Cu2+→Ni2++Ni3S4+2Cu+ ・・・(4)
NiS+2Cu+→Ni2++Cu2S ・・・(5)
次に、銅イオン固定化工程S22では、上述した還元工程S21を経て得られたスラリーにニッケルマットを添加し、還元されて生成した1価の銅イオンを硫化銅として硫化固定する。なお、銅イオン固定化工程S22においては、還元工程S21を経て得られたスラリーに対して直接ニッケルマットを添加する。つまり、還元工程S21にて得られたスラリーを固液分離するなどの処理を行うことなく、スラリー中にニッケル硫化物が残留している状態でニッケルマットを供給する。
Ni+Cu2+→Ni2++Cu+ ・・・(6)
Ni3S2+2Cu2+→Ni2++2NiS+2Cu+ ・・・(7)
Ni3S2+4Cu+→2Ni2++NiS+Cu2S ・・・(8)
そして次に、固液分離工程S23では、上述した銅イオン固定化工程S22を経て得られたスラリーに対して固液分離処理を施す。この固液分離工程S23での固液分離により、銅イオン固定化工程S22において生成した硫化銅等のセメンテーション残渣が分離除去され、銅濃度が0.05g/L以下の低濃度にまで低減された塩化ニッケル水溶液であるセメンテーション終液を得ることができる。
浄液工程S3では、上述したセメンテーション工程S2を経て得られたセメンテーション終液(銅が除去された塩化ニッケル水溶液)からニッケル以外の他の不純物を除去し、電解採取するための塩化ニッケル水溶液を得る。
2M2++Cl2+3NiCO3+3H2O→
2M(OH)3+3Ni2++2Cl−+3CO2 ・・・(9)
(但し、Mは、コバルト又は鉄である)
電解工程S4では、上述した浄液工程S3を経て浄液された塩化ニッケル水溶液から電解採取法により電気ニッケルを得る。
(カソード側)
Ni2++2e−→Ni0 ・・・(10)
(アノード側)
2Cl−→Cl2↑+2e− ・・・(11)
<3−1.処理装置を用いた銅イオン除去処理>
さて、上述した含銅塩化ニッケル水溶液の銅イオン除去方法においては、硫化還元の反応(還元工程)と、硫化固定の反応(銅イオン固定化工程)との2段階の反応で構成されるため、銅イオン除去処理装置を構成する反応槽の数としては、少なくとも2槽を必要とする。ところが、例えば合計2槽の反応槽からなる銅イオン除去処理装置では、その処理量が多くなり反応の規模が大きくなればなるほど、反応槽の容量を大きくする必要があり、商業ベースでは、反応槽と撹拌機とから構成される装置が大きくなることで設備設置費等の設備コストが膨大となる。また、メンテナンス性の観点からもあまり好ましくない。
本発明者らは、上述した要求を満足させるために鋭意検討を重ね、以下のような試験を実施した。以下、それぞれ具体的に説明する。
容量60m3の反応槽が直列に合計8槽連結されて構成される銅イオン除去処理装置を用い、その装置の上流段における硫化還元反応に関する試験を行った。具体的には、試験1として、変動する反応始液の銅負荷量に対してニッケル硫化物の添加量を変化させることで反応液中のCu/Ni比を変化させ、反応温度を90℃で一定としたときの、各Cu/Ni比と硫化還元の反応終液のORP:300mVを満たす反応時間の関係を調べた。
次に、試験2として、さらに変動する銅負荷量に対して、ニッケル硫化物の添加量を調整することによってCu/Niを一定の条件とし、一方で、反応温度を変化させて、各反応温度と硫化還元の反応終液のORP:300mVを満たす反応時間の関係を調べた。
上述した試験1及び試験2の結果を踏まえ、上流側から第5段目の反応槽(No.5)へのニッケルマットの添加のON/OFF制御を行うだけで、そのNo.5の反応槽及びNo.6の反応槽の役割として、硫化還元反応を生じさせる反応槽とするか、硫化固定反応を生じさせる反応槽とするのかを、反応始液の性状(特に銅負荷量等)や、ニッケル硫化物やニッケルマットの原料構成比の変化に応じて、柔軟に切り替えることができる銅イオン除去処理装置を検討した。
原料構成比が57:43の条件で、銅負荷量1.27t/hr、反応温度90℃、硫化還元の反応槽数4槽、硫化固定の反応槽数4槽として、含銅塩化ニッケル水溶液中の銅イオンの除去処理を行った。
原料構成比が82:18の条件で、銅負荷量1.09t/hr、反応温度90℃、硫化還元の反応槽数6槽、硫化固定の反応槽数2槽として、含銅塩化ニッケル水溶液中の銅イオンの除去処理を行った。
原料構成比が80:20の条件で、銅負荷量1.43t/hr、反応温度83℃、硫化還元の反応槽数6槽、硫化固定の反応槽数2槽として、含銅塩化ニッケル水溶液中の銅イオンの除去処理を行った。
原料構成比が59:41の条件で、銅負荷量1.27t/hr、反応温度90℃、硫化還元の反応槽数4槽、硫化固定の反応槽数4槽として、含銅塩化ニッケル水溶液中の銅イオンの除去処理を行った。
Claims (4)
- 銅イオンを含有する塩化ニッケル水溶液(含銅塩化ニッケル水溶液)から銅イオンを除去するための銅イオン除去処理装置であって、
直列に連結された合計n槽(nは4以上の整数)の反応槽を備え、
前記含銅塩化ニッケル水溶液にニッケル硫化物を添加して該含銅塩化ニッケル水溶液に含まれる銅イオンを還元する硫化還元処理と、得られたスラリーにニッケルマットを添加して還元された銅イオンを硫化銅として固定化する硫化固定処理との、それぞれの処理が複数の反応槽で実行されるように構成されており、
当該銅イオン除去処理装置に備えられた前記n槽の反応槽のうち、
最も上流に位置する第1段目の反応槽には、前記硫化還元処理の反応始液である含銅塩化ニッケル水溶液を装入する始液装入口と、前記ニッケル硫化物を装入するニッケル硫化物装入口とが設けられ、
最も下流に位置する最終段目(第n段目)の反応槽には、前記硫化固定処理を経て得られる反応終液を排出する終液排出口と、前記ニッケルマットを装入するニッケルマット装入口とが設けられ、
前記最終段目の反応槽の1段手前に位置する第n−1段目の反応槽には、前記ニッケルマットを装入するニッケルマット装入口が設けられ、
さらに、中央の反応槽(但し、nが偶数の場合には、n/2+1段目の反応槽)には、前記ニッケルマットの装入のON/OFF制御が可能なニッケルマット装入口が設けられている
銅イオン除去処理装置。 - 前記硫化還元処理の反応時間を前記硫化固定処理の反応時間よりも長くする場合には、前記中央の反応槽に設けられた前記ニッケルマットの装入口が閉鎖され、該中央の反応槽にニッケルマットが装入されない状態となり、
前記硫化固定処理の反応時間を前記硫化還元処理の反応時間よりも長くする場合には、前記中央の反応槽に設けられた前記ニッケルマットの装入口が開放され、該中央の反応槽にニッケルマットが装入される状態となる
請求項1に記載の銅イオン除去処理装置。 - 直列に連結された合計8槽(n=8)の反応槽を備えており、
前記中央の反応槽は、第5段目の反応槽である
請求項1又は2に記載の銅イオン除去処理装置。 - 請求項1に記載の銅イオン除去処理装置を用いて、銅イオンを含有する塩化ニッケル水溶液(含銅塩化ニッケル水溶液)から銅イオンを除去する銅イオン除去方法であって、
前記含銅塩化ニッケル水溶液にニッケル硫化物を添加し、該含銅塩化ニッケル水溶液に含まれる銅イオンを硫化還元する還元工程と、
前記還元工程を経て得られたスラリーにニッケルマットを添加し、還元された銅イオンを硫化銅として硫化固定する銅イオン固定化工程と、を有し、
前記第1段目の反応槽に、前記含銅塩化ニッケル水溶液を装入するとともに前記ニッケル硫化物を装入し、
前記最終段目(第n段目)の反応槽及び第n−1段目の反応槽に、前記ニッケルマットを装入し、
前記硫化還元の反応時間を前記硫化固定の反応時間よりも長くする場合には、前記中央の反応槽に設けられた前記ニッケルマットの装入口を閉鎖し、
前記硫化固定の反応時間を前記硫化還元の反応時間よりも長くする場合には、前記中央の反応槽に設けられた前記ニッケルマットの装入口を開放して、該中央の反応槽にニッケルマットを装入する
含銅塩化ニッケル水溶液の銅イオン除去方法。
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